JP2009077075A - 電話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】電話帳機能の使い勝手を良くした電話システムを提供すること。
【解決手段】システムサーバ3に全てのユーザの電話帳データが格納されていることに着目し、内線番号を指定して、その内線番号に対応する電話帳データを他のIP電話機から取得できるようにした。すなわち、「他者電話帳ボタン」の押下によりその機能が起動されると参照したい相手先の内線番号が入力され、この内線番号を含む要求メッセージがシステムサーバ3に送られる。システムサーバ3はこの内線番号に対応する電話帳データを、要求元のIP電話機に返送する。その際、要求者(ユーザ)の暗証番号をIP電話機から入力し、システムサーバ3はそれを認証することで電話帳データの送信の可否を判定する。
【選択図】 図8

Description

この発明は、オフィス内における内線電話システムなどに用いられる電話システムに関する。
IP(Internet Protocol)ネットワークを介して音声通話を実現するシステムが知られている。この種のシステムはIP電話システム、あるいはVoIP(Voice over IP)と称される。IPはコンピュータ間通信における汎用の通信プロトコルであるので、IP電話システムを用いればコンピュータとの連携機能を柔軟に構築することができる。近年ではオフィス内LAN(Local Area Network)上にIP電話機とコンピュータとを接続し、連携して動作させることが行われている。
この種の電話システムでよく使われる機能に、電話帳機能(例えば特許文献1を参照)がある。これは、各電話機の使用者が予め作成した電話帳を端末操作により呼び出し、ワンプッシュで登録先に自動発信できる機能である。電話帳は個人専用データベースとして各電話機ごとに対応付けられるデータであり、普通、システムサーバ3にまとめて保管される。
ところで、電話機が各人ごとに専用に割り当てられ、各自が自分の電話機を使用するかぎりにおいては自分専用の電話帳を使えるので特に不具合は無い。しかし一時的に別の(他者の)電話機を使用するとき、あるいは会議室などの共用スペースに設置される電話機を使用するときなどには、自分専用の電話帳を参照することができない。そのため相手先電話番号を記憶していないと自席に戻るなどの必要があり、不便である。
特開平5−260176号公報
以上述べたように既存の電話システムには、電話帳機能の使い勝手に改良の余地があり、そのための技術提供が待たれている。
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、電話帳機能の使い勝手を良くした電話システムを提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一態様によれば、内線番号により区別されるユーザごとの電話帳データを記憶するサーバ装置と、ログイン操作により各ユーザに個別に対応付けられる複数の電話端末とを具備する電話システムにおいて、前記電話端末は、前記内線番号を指定した電話帳データの参照を要求するための要求操作を受け付けるユーザインタフェース部と、前記要求操作において指定された内線番号を含む要求メッセージを前記サーバ装置に送出する要求部とを備え、前記サーバ装置は、前記要求メッセージに含まれる内線番号に対応する電話帳データを要求元の電話端末に送信する送信部を備えることを特徴とする電話システムが提供される。
このような手段を講じることにより、要求操作に伴って、電話帳を参照したい内線番号が入力されると、その内線番号に対応する電話帳データが返送される。すなわちどの電話端末からでも、参照したい内線番号を入力すれば対応する電話帳データが返送される。つまり、例えば内線番号が3333のユーザが、自分専用でない電話機(内線番号が3333でない)から自分専用の電話帳にアクセスすることができるようになる。その際、パスワード入力などの認証操作を併せて行っても良い。このように上記構成によれば、自分が作成した電話帳を電話システム内の任意の電話機から参照することが可能となるので、使い勝手を向上させることが可能になる。
この発明によれば、電話帳機能の使い勝手を良くした電話システムを提供することができる。
図1はこの発明に係わる電話システムを示すシステム図である。このシステムは、複数のIP電話機11〜1nと、複数のパーソナルコンピュータ(PC)端末21〜2nと、システムサーバ3とを、LAN/IPネットワークを介して接続したシステムである。システムサーバ3はIP電話機11〜1n相互間、あるいは図示しない公衆網からの外線電話からの呼接続要求に応じて呼制御を行う。
図1のようなシステムでは、電話機に係わる機能をSIP(Session Initiation Protocol)を用いて制御するのが一般的である。例えばIP電話機11〜1nをシステムに認識させるためのログイン/ログアウト機能は、SIPのREGISTERメッセージを用いて実施される。ユーザはログイン処理にあたり、自分の内線番号、ID(Identification)およびパスワードをIP電話機から入力する。これが正常に完了すると、ユーザはログイン操作したIP電話機を自分専用の端末として使えるようになる。システムサーバ3はログイン元のIP電話機のIPアドレスと電話番号、および内線番号を対応付けてデータベース部DBに管理する。
さらに図1のシステムは、各IP電話機11〜1nにそれぞれ関連付けられる、パーソナルコンピュータ(PC)端末21〜2nを備える。例えばIP電話機11はPC端末21に関連付けられ、両者は同じユーザの机に置かれて互いに連動して動作する。IP電話機とPC端末とを連動させることでPC端末の大きなディスプレイ上に電話帳データを表示したり、ディスプレイに表示される電話番号をクリックすることでIP電話機から所望の相手先に発呼する、クリック・トゥ・ダイヤル(click to dial)などを実現できる。IP電話機とPC端末とを関連付けるためにも、SIPが利用される。
図2は、IP電話機11〜1nの外観を示す模式図である。IP電話機11〜1nはLCD(Liquid Crystal Display)などの表示部4を備え、自己の状態を表示することが可能である。表示部4には、例えばIP電話機が着信中・通話中などの状態にあるときに、相手の電話番号や名称などが表示される。これらの表示を行うための情報は、着信を通知するメッセージや相手の応答を通知するメッセージ内に含まれる。この各種の情報を通知するにもSIPメッセージが利用され、例えばリクエストメッセージ、およびこれに応じたレスポンスメッセージなどがある。このほかIP電話機11〜1nは、機能ボタン部5およびダイヤルボタン部6を備える。
図3は、図1のIP電話機11の実施の形態を示す機能ブロック図である。IP電話機12〜1nも同じ構成である。IP電話機11は、インタフェース(I/F)部41と、表示部4と、制御部42と、キーパッド部43と、メモリ44とを備える。I/F部41はLANケーブル60を介してLANに接続され、システムサーバ3と自端末(IP電話機11)とのデータの授受を仲介する。
表示部4は種々のメッセージを視覚的に表示する。キーパッド部43は図2の機能ボタン部5やダイヤルボタン部6を備え、ユーザの入力操作を受け付けるためのユーザインタフェースとして機能する。特に、キーパッド部43は機能ボタン部5(図2)に、この実施形態に係わる電話帳参照機能を実施するための機能ボタン(ファンクションキー)を備える。以下、この用途に用いられるボタンを「他者電話帳ボタン」と称することにする。
制御部42はこの発明に関わる処理機能として、要求処理部42aを備える。その機能を実現するためのプログラムはメモリ44に記憶される。要求処理部42aは、「他者電話帳ボタン」の押下がなされると、他の電話機の電話帳データの参照を要求するための要求操作を受け付ける。そして、この要求操作において指定された参照先IP電話機の内線番号を含む要求メッセージを生成してシステムサーバ3に送出する。
図4は、図1のシステムサーバ3の機能ブロック図である。図4においてシステムサーバ3は、図1のLAN/IPネットワークに接続されるインタフェース部(I/F)31と、表示部32と、入出力部33と、制御部34と、データベース部DBとを備える。このうちデータベース部DBは、電話帳データベース35aを専用の記憶領域に記憶する。
制御部34はこの実施形態に係わる処理機能として、送信処理部34a、および認証処理部34bを備える。このうち送信処理部34aは、電話帳データの送信を要求する要求メッセージに応じて、要求された電話帳データを電話帳データベースDBから読み出して、要求元のIP電話機に送信する。その際、電話帳データを盲目的に送出するのではなく、種々の条件がある。
認証処理部34bは、電話帳データの送信を要求したユーザ(IP電話機)を認証する。この認証処理はログイン/ログアウトの際の認証とは別のもので、電話帳データの送信を要求したユーザに対し、データ送信の可否を決定するためのものである。すなわちこの実施形態では、電話帳データの取得をIP電話機から要求するにあたり、ユーザの内線番号および認証コード(パスワード)の入力を要求される。認証処理部34bはこの入力された内線番号およびパスワードによりユーザを認証する。送信処理部34aは、認証の成功した(認証OK)ユーザに対してのみ、電話帳データを送信する。
図5は、図4の電話帳データベース35aの詳細を示す図である。電話帳データベース35aは、各IP電話機11〜1nのユーザに割り当てられる電話帳データを一元管理するためのデータベースである。以下、詳しく説明する。
まず、内線番号の欄(51)において各ユーザの内線番号が一元管理される。電話帳データは、内線番号(51)に対応して各種のデータを持つ構造を有する。すなわち各ユーザは内線番号(51)により区別され、それぞれのユーザごとの電話帳データ(56)が対応付けられる。また、このデータベースには、内線番号に対応付けて、この内線番号を使用するユーザの暗証番号(52)が登録される。さらに、電話帳データ(56)のそれぞれごとに、3種類の属性情報が個別に付与される。符号53〜55はそれらの属性情報を示す。
まず、符号53として「他者電話帳機能の許可/禁止」を示す属性がある。この情報は、他のユーザの電話帳の参照を許可するか、禁止するかを識別するためのものである。この情報に応じて、電話帳データの送信を要求したIP電話機への電話帳データの送信の許可、または禁止のいずれかが決定される。例えば、内線番号1111は「禁止」となっているので、1111のIP電話機からは他者の電話帳を参照することはできない。一方、内線番号2222,3333,9999は「許可」となっているので、これらのIP電話機から他者の電話帳を参照することが可能である。
次に、符号54として「参照先番号の指定」を示す属性がある。これは、或るIP電話機から参照できる、他のIP電話機の電話帳データを指定するものである。つまり、それぞれの電話帳データのユーザが参照可能な電話帳データを指定するための情報である。送信処理部34aは、この参照先番号において指定されるIP電話機にのみ、要求された電話帳データを送信する。
例えば、内線番号1111は「NONE」となっているので、1111のIP電話機から他のIP電話機の電話帳を参照することはできない。内線番号2222では「ALL」となっているので、2222のIP電話機からはどのIP電話機の電話帳データも参照可能である。さらに内線番号3333では「4444」を指定しているので、内線番号4444の電話帳データのみ、参照することが可能である。なお図5では参照先として「4444」の一つだけが許可されるが、複数の参照先内線番号を設定することも可能である。
次に、符号55として、「参照元番号の指定」を示す属性がある。これは、或るIP電話機の電話帳データがどのIP電話機から参照可能とするか、を指定するものである。つまり、各電話帳データの参照を許可するIP電話機を内線番号で指定するための属性である。送信処理部34aは、この参照元番号において指定される内線番号のIP電話機にのみ、要求された電話帳データを送信する。
例えば、図5において内線番号1111は「NONE」であるので、どのIP電話機からも1111の電話帳データを参照することはできない。一方、内線番号2222は「ALL」であるので、全てのIP電話機から2222の電話帳を参照することが可能である。内線番号3333については参照元として2222が指定されているので、2222のIP電話機からのみ3333の電話帳データを参照することが可能である。この属性も、複数の電話番号を設定することにより、特定の電話機からのみ参照可能とすることができる。
以上の53〜55の欄は、システムオプションとして設けることもできる。なおこれらの複数の条件を組み合わせて適用する場合には、矛盾が発生しないように各条件間に適用の優先順位を設けるようにすれば良い。
電話帳データの本体は符号56に示される。内線番号(51)ごとに、相手先名称(562)と登録番号(563)とが対として登録される。相手先が複数あればこの対も複数になる。また、個々のデータごとに、他の電話機からの参照を許可するか禁止するかを区別するための属性として、「外部参照許可/禁止」(561)を持たせることもできる。この欄を設けることで、(53)〜(55)の条件には合致するが、一部のデータについては参照を許可しないなどといった、きめ細かな動作の指定が可能となる。次に、上記構成における作用を説明する。
まず、ユーザ専用の内線番号を取得するための処理手順につき説明する。図6はそのシーケンスを示すフローチャートである。例えば、内線番号1111のIP電話機の電源が投入されると、このIP電話機の起動に伴って、内線番号1111に対応する電話帳データがシステムサーバ3に要求される(ステップS1)。この要求を受けたシステムサーバ3は、電話帳データベース35aから内線番号1111に対応する電話帳データを読み出し、要求元のIP電話機に送る。電話帳データを受信したIP電話機は、そのデータをメモリ44に保存する(ステップS2)。このシーケンスではIP電話機が自己の内線番号に対応する電話帳データを取得するといった手順が示され、既知の技術と変わらない。
図7は、電話帳機能を利用した発信動作を示すフローチャートである。例えば機能ボタン部5に設けられる「電話帳発信ボタン」を押下すると、電話帳機能が起動される(ステップS3)。そうするとIP電話機は、メモリ44に保存された電話帳データを読み出して表示部4に一覧表示する(ステップS4)。電話帳データから一つの相手先が選択されると、IP電話機は電話帳に登録された番号を用いて発信動作を開始し、相手先電話番号を含む発信メッセージ(INVITEメッセージ)をシステムサーバ3に向け送出する(ステップS5)。次に、この実施形態に特有の処理手順につき説明する。
図8は、この発明に係わる電話システムにおいて実施される処理手順を示すフローチャートである。図8において、機能ボタン部5の中の、別番号の電話帳表示ボタン、すなわち「他者電話帳ボタン」が押下されると(ステップS6)、他者の電話帳を参照するための機能が起動される。引き続きユーザは、参照したい電話帳の「内線番号」と、自分の「暗証番号」とを入力する(ステップS7)。この段階では、ユーザの要求する電話帳データはIP電話機のメモリ44に記憶されていない。
次に操作元のIP電話機は、ステップS7で入力された「内線番号」と「暗証番号」とを含む要求メッセージをシステムサーバ3に送信する。これを受けてシステムサーバは、まず、暗証番号により要求者を認証する(ステップS8)。認証OKであれば、システムサーバ3は要求された内線番号に対応する電話帳データを電話帳データベース35aから読み出し(ステップS9)、要求元のIP電話機に送信する。なお認証NGであれば、IP電話機の表示部4に「認証NGです」といったメッセージを表示するなどの、エラー処理が行われる(ステップS12)。
続いて、IP電話機は受信した電話帳データをメモリ44に新たに記憶するとともに、電話番号の一覧を表示部4に表示する(ステップS10)。これ以降は図7と同様にして、選択された相手先へのINVITEメッセージがシステムサーバ3に向け送出される(ステップS11)。
図6および図7に示す既存の技術では、各IP電話機において参照することのできる電話帳データは、その電話帳専用に予め登録されたものだけでしかない。つまり、例えば内線番号1111のIP電話機は、図5の内線番号1111の電話帳データしか、取得することができない。
これに対しこの実施形態によれば、システムサーバ3に全てのユーザの電話帳データが格納されていることに着目し、内線番号を指定して、その内線番号に対応する電話帳データを他のIP電話機から取得できるようにしている。すなわち、「他者電話帳ボタン」の押下によりその機能が起動されると参照したい相手先の内線番号が入力され、この内線番号を含む要求メッセージがシステムサーバ3に送られる。システムサーバ3はこの内線番号に対応する電話帳データを、要求元のIP電話機に返送する。その際、要求者(ユーザ)の暗証番号をIP電話機から入力し、システムサーバ3はそれを認証することで電話帳データの送信の可否を判定するようにしている。
このようにしたので、個人的な電話帳データが不特定多数のユーザから参照されることを防止できるとともに、オフィス内内線電話などのように厳重なセキュリティ管理を要するシステムにあっても、個人情報の漏洩を確実に防止できるようになる。
また、電話帳データベースに、データの送付の許可/不許可を示す属性を付加するようにして、電話帳データを参照できるユーザそのものを限定することもできる。これは、個別のIP電話機ごとに電話帳参照機能の許可/禁止を設定できることも意味する。さらには、電話帳の参照方向を限定するための「参照先番号」、「参照元番号」を指定できるようにして、よりきめ細かなサービスの提供を実現することもできる。
このように本実施形態によれば、内線番号の指定により、操作中のIP電話機とは異なるIP電話機の電話帳データを取得することができるようになる。また暗証番号の登録により、暗証番号を知らないユーザが電話帳データを参照することを防止することもできる。これらのことから、電話帳機能の使い勝手を良くした電話システムを提供することが可能となる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば暗証番号は必須ではなく、セキュリティを緩やかにしてもかまわなければ、暗証番号の入力無しに電話帳データの参照を可能としてもよい。また、端末に電話帳データを表示するにあたり登録名称と登録番号との両方を表示することが一般的であるが、他電話機からの参照表示時には、名称のみを表示して番号は表示しないようにしてもよい。そして名称を指定することだけで発信操作できるようにすれば、電話番号そのものをユーザから隠蔽することができる。
さらに、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
この発明に係わる電話システムを示すシステム図。 IP電話機11〜1nの外観を示す模式図。 図1のIP電話機11〜1nの実施の形態を示す機能ブロック図。 図1のシステムサーバ3を示す機能ブロック図 図3の電話帳データベース35aを示す図。 ユーザ専用の内線番号を取得するための処理手順を示すフローチャート。 電話帳機能を利用した発信動作を示すフローチャート。 この発明に係わる電話システムにおいて実施される処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
11〜1n…IP電話機、21〜2n…パーソナルコンピュータ(PC)端末、3…システムサーバ、4…表示部、5…機能ボタン部、6…ダイヤルボタン部、41…インタフェース部(I/F)、42…制御部、42a…要求処理部、43…キーパッド部、44…メモリ、60…LANケーブル、31…インタフェース部(I/F)、32…表示部、33…入出力部、34…制御部、34a…送信処理部、34b…認証処理部、DB…データベース部、35a…電話帳データベース

Claims (6)

  1. 内線番号により区別されるユーザごとの電話帳データを記憶するサーバ装置と、ログイン操作により各ユーザに個別に対応付けられる複数の電話端末とを具備する電話システムにおいて、
    前記電話端末は、
    前記内線番号を指定した電話帳データの参照を要求するための要求操作を受け付けるユーザインタフェース部と、
    前記要求操作において指定された内線番号を含む要求メッセージを前記サーバ装置に送出する要求部とを備え、
    前記サーバ装置は、
    前記要求メッセージに含まれる内線番号に対応する電話帳データを要求元の電話端末に送信する送信部を備えることを特徴とする電話システム。
  2. 前記ユーザインタフェース部は、前記要求操作のため専用に設けられる機能ボタンを備えることを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
  3. 前記ユーザインタフェース部は、前記要求操作に伴い要求者の認証コードの入力を要求し、
    前記要求部は、当該入力された認証コードを前記要求メッセージに含ませ、
    前記サーバ装置は、さらに、前記要求メッセージに含まれる前記認証コードに基づいて前記要求者を認証する認証部を備え、
    前記送信部は、前記認証部による認証が成功すれば前記電話帳データを送信することを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
  4. 前記電話帳データは、前記要求元の電話端末への送信の許可または禁止のいずれかを指定するための属性情報を個別に与えられ、
    前記送信部は、前記属性情報が許可である電話帳データを送信することを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
  5. 前記電話帳データは、それぞれその電話帳データのユーザが参照可能な電話帳データを指定するための参照先属性を個別に与えられ、
    前記送信部は、要求元の電話端末が前記参照先属性において指定される場合にのみ、要求された電話帳データを送信することを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
  6. 前記電話帳データは、それぞれその電話帳データの参照を許可する内線番号を指定するための参照元属性を個別に与えられ、
    前記送信部は、前記参照元属性において指定される内線番号の電話端末にのみ、要求された電話帳データを送信することを特徴とする請求項1に記載の電話システム。
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