JP2009055301A - ワイヤレス・センサ・ネットワーク・システム - Google Patents

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Abstract

【構成】 ワイヤレス・センサ・ネットワーク・システム10はPC12を含み、PC12はコーディネータ14と接続される。コーディネータ14には、複数のルータ16を介して複数のエンド・デバイス18が接続される。各エンド・デバイス18には、赤外線センサとしての受光モジュール(60)が接続される。エンド・デバイス18は、スリープ機能を有し、電池によって駆動される。エンド・デバイス18は、スリープするとき、次回起動予定時刻を知らせるGTBコマンドをPC12に送信し、また、スリープの状態から起動したとき、起動したことと次回スリープ予定時刻とを知らせるIAAコマンドをPC12に送信する。したがって、PC12はエンド・デバイス18が起動中かどうかを知る。
【効果】 PCはエンド・デバイスの起動中にデータやコマンドを送信すれば良いので、エンド・デバイスの電池消耗を最低限に抑えて、確実に通信できる。
【選択図】 図1

Description

この発明はワイヤレス・センサ・ネットワーク・システムに関し、特にたとえば、ZigBee(登録商標)モジュールを備えるノードを有する、ワイヤレス・センサ・ネットワーク・システムに関する。
従来のこの種のワイヤレス・センサ・ネットワーク・システムの一例が、非特許文献1に開示されている。この非特許文献1に開示されるZigBeeは、アドホックなワイヤレス・センサ・ネットワークの構成を目的として、IEEE 802.15.4をベースとし、ZigBeeアライアンスによって規格化されたシステムである。たとえば、ZigBeeは、1のZigBeeコーディネータが、直接またはZigBeeルータを介して、1または複数のZigBeeエンド・デバイスに接続された、ツリー構造やスター構造のネットワークである。また、ZigBeeコーディネータには、PCがシリアルに接続されている。
実践入門ネットワーク ZigBee開発ハンドブック 鄭立著 リックテレコム
このような非特許文献1に開示されるワイヤレス・センサ・ネットワーク・システムは、或る建物内に設置され、センサ入力に基づいたサービスが提供される。ZigBeeエンド・デバイスは、スリープ機能およびレジューム機能を備え、スリープすることにより、間欠的に動作し、電力の消費をできるだけ少なくしている。しかし、スリープ管理については、ZigBeeの規格で定められておらず、ユーザのアプリケーションに任されている。このため、たとえば、ZigBeeエンド・デバイスのスリープ中に、PCから当該ZigBeeエンド・デバイスにデータやコマンドが送信されると、そのデータやコマンドを受信することができず、消失してしまうこともある。これを防止するために、ZigBeeエンド・デバイスのスリープ期間を短くして、PCからのデータやコマンドを受信する機会を増やすと、消費電力が増大し、電池の寿命を短くしてしまうという問題がある。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、ワイヤレス・センサ・ネットワーク・システムを提供することである。
この発明の他の目的は、消費電力を増加させることなく、確実に通信することができる、ワイヤレス・センサ・ネットワーク・システムを提供することである。
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、本発明の理解を助けるために後述する実施の形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、スリープ機能およびレジューム機能を有する1または複数のエンド・デバイス、エンド・デバイスと直接またはルータを介して接続される1のコーディネータ、およびコーディネータと通信可能に接続されるコンピュータを備える、ワイヤレス・センサ・ネットワーク・システムにおいて、エンド・デバイスは、スリープ機能によってスリープするとき、次回起動予定時刻をコンピュータに通知する起動予定通知手段を備え、コンピュータは、起動予定通知手段によって通知された次回起動予定時刻を受信して記憶する予定時刻記憶手段、エンド・デバイスに送信するデータやコマンドが有るとき、少なくとも次回起動予定時刻に基づいて、当該エンド・デバイスがスリープ中かどうかを判別するスリープ判別手段、およびスリープ判別手段によってスリープ中でないことが判別されたとき、エンド・デバイスにデータやコマンドを送信する送信手段を備えることを特徴とする、ワイヤレス・センサ・ネットワーク・システムである。
第1の発明では、ワイヤレス・センサ・ネットワーク・システム(10)は、1または複数のエンド・デバイス(18)、コーディネータ(14)を含み、エンド・デバイスとコーディネータとは直接、または1または複数のルータ(16)を介して通信可能に接続される。コーディネータにはコンピュータ(12)が接続され、コーディネータはゲートウェイとして機能する。エンド・デバイスは、スリープ機能およびレジューム機能を有し、エンド・デバイスの起動予定通知手段(50a,S17,S51,S97)は、スリープ機能によってスリープするとき、次回起動予定時刻をコンピュータに通知する。一方、コンピュータでは、予定時刻記憶手段(S149,S151)が、エンド・デバイスから通知された次回起動予定時刻を受信して記憶する。したがって、コンピュータでは、スリープ判別手段(S123)は、エンド・デバイスに送信するデータやコマンドが有るとき(S121で“YES”)、少なくとも次回起動予定時刻に基づいて、当該エンド・デバイスがスリープ中であるかどうかを判別する。送信手段(S125)は、エンド・デバイスがスリープ中でないことが判別されたとき(S123で“NO”)、当該エンド・デバイスにデータやコマンドを送信する。
第1の発明によれば、エンド・デバイスは、スリープするとき、次回起動予定時刻をコンピュータに知らせるので、コンピュータはエンド・デバイスが起動しているときにデータやコマンドを送信することができる。つまり、スリープしならが間欠的に起動しても、確実に通信することができる。また、頻繁にエンド・デバイスを起動する必要がないので、消費電力を最低限に抑えることができる。
第2の発明は第1の発明に従属し、エンド・デバイスは、起動したことおよび次回スリープ予定時刻を含む起動中情報をコンピュータに通知する起動中通知手段をさらに備え、コンピュータは、起動中通知手段によって通知された起動中情報を受信する起動中情報受信手段をさらに備え、スリープ判別手段は、次回起動予定時刻と起動中情報とに基づいて、エンド・デバイスがスリープ中かどうかを判断する。
第2の発明では、エンド・デバイスでは、起動中通知手段(50a,S3,S13,S37,S87)が、自身が起動したことおよび次回スリープ予定時刻を含む起動中情報をコンピュータに通知する。ただし、起動中情報は、エンド・デバイスがスリープの状態から起動(復帰)した場合のみならず、エンド・デバイスの電源が投入されることにより起動した場合にも、コンピュータに通知される。一方、コンピュータでは、起動中情報受信手段(S129)が、その起動中情報を受信する。スリープ判別手段は、次回起動予定時刻と起動中情報とに基づいて、エンド・デバイスがスリープ中かどうかを判別する。
第2の発明では、コンピュータはエンド・デバイスが実際に起動しているか否かを知ることができるので、確実にデータやコマンドを送信することができる。
第3の発明は第2の発明に従属し、エンド・デバイスは、センサ入力を検出するセンサ入力検出手段、および当該エンド・デバイスのスリープ中にセンサ入力検出手段によってセンサ入力が検出されたとき当該エンド・デバイスを起動させる起動手段をさらに備え、起動中通知手段は、起動手段によって当該エンド・デバイスが起動されたとき、起動中情報をコンピュータに通知する。
第3の発明では、エンド・デバイスでは、センサ入力検出手段(S41)がセンサ入力を検出する。起動手段(S71,S81,S83)は、エンド・デバイスのスリープ中に、センサ入力が検出されると(S41で“YES”)、当該エンド・デバイスを起動する。つまり、センサ入力をトリガとして、エンド・デバイスは目覚める。このとき、起動中通知手段は、起動中情報をコンピュータに通知する。
第3の発明によれば、エンド・デバイスがスリープ中であってもセンサ入力があると、これを起動するので、このとき、エンド・デバイスからセンサデータを送信することができるし、起動中では、コンピュータからデータやコマンドを送信することもできる。
この発明によれば、エンド・デバイスの次回起動予定時刻をコンピュータに知らせるので、エンド・デバイスがスリープしながら間欠的に駆動する場合であっても、コンピュータはエンド・デバイスの起動中にのみデータやコマンドを送信することができる。つまり、エンド・デバイスの消費電力を増加させることなく、確実に通信することができる。このため、エンド・デバイスをバッテリ駆動しても、比較的長期間の駆動が可能である。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1を参照して、この発明の一実施例であるワイヤレス・センサ・ネットワーク・システム(以下、単に「システム」という。)10は、汎用のコンピュータであるPC12を含み、PC12にはRC232Cを介してシリアルにZigBeeコーディネータ(以下、単に「コーディネータ」という。)14が接続される。コーディネータ14には、複数のZigBeeルータ(以下、単に「ルータ」という。)16が接続され、各ルータ16には、ルータ16または複数のZigBeeエンド・デバイス(以下、単に「エンド・デバイス」という。)18が接続される。ここで、図1の点線枠で示すように、コーディネータ14、ルータ16およびエンド・デバイス18によって構成されるネットワークが、ワイヤレス・センサ・ネットワーク(ZigBee)20である。
なお、この実施例では、コーディネータ14に複数のルータ16を接続するようにしてあるが、ルータ16は1つでも構わない。また、コーディネータ14に直接エンド・デバイス18を接続するようにしても構わない。さらに、ルータ16には、複数のエンド・デバイス18を接続するようにしてあるが、エンド・デバイス18は1つでも構わない。ただし、場合によっては、一部のルータ16にはエンド・デバイス18が接続されていないこともある。さらにまた、図1では、コーディネータ14とエンド・デバイス18との間に1つまたは2つのルータ16を設ける例を示してあるが、ルータ16は3つ以上であっても構わない。
このようなシステム10は、或る建物内に設置され、センサ(この実施例では、後述する受光モジュール60)によって検出された検出信号(センサデータ:この実施例では、送信機ID)をPC12に送信し、図示は省略するが、PC12はこのセンサデータを内部メモリ(ハードディスクやRAMなど)やアクセス可能なデータベースに記憶する。ただし、センサデータを用いて、任意のアプリケーションを実行するようにしてもよい。また、PC12は、バッテリ駆動されるエンド・デバイス18に、電池残量や時刻設定(現在時刻)を問い合わせたり、エンド・デバイス18の時刻設定を行ったり、エンド・デバイス18にデータを送ったりする。
ここで、コーディネータ14やルータ16は比較的数が少ないため、システム10を或る建物内に設置する場合には、既存のコンセントから商用電源を供給するようにすればよいが、エンド・デバイス18は多数存在するため、既存のコンセントからの電源供給は現実的ではない。また、システム10を設置するために、コンセントを増設することも現実的ではない。このため、図2(A)および図2(B)に示すように、コーディネータ14とルータ16とを商用電源により駆動し、図2(C)に示すように、エンド・デバイス18のみをバッテリ(電池)により駆動するようにしてある。
図2(A)は、図1に示したコーディネータ14の電気的な構成を示すブロック図である。図2(A)に示すように、コーディネータ14は、ZigBeeモジュール32を含み、このZigBeeモジュール32には、CPUコア32aが内蔵される。ZigBeeモジュール32には、上述したように、RS232Cのようなインターフェイスを介してPC12が接続される。また、コーディネータ14は、電源回路34を含み、電源回路34は図示しないコンセントプラグを壁ソケットに差し込んで得られる商用電源を降圧および整流して生成された直流電圧を、ZigBeeモジュール32に与える。
なお、ZigBeeモジュール32(後述するZigBeeモジュール52も同じ。)としては、株式会社ルネサス製のZigBeeモジュール「品番:YCSCZB2」を用いることができる。
コーディネータ14は、ワイヤレス・センサ・ネットワーク(以下、単に「ネットワーク」という。)20全体を管理し、PC12とのゲートウェイとなる。コーディネータ14は、ZigBeeモジュール32を用いた無線通信により、ルータ16またはエンド・デバイス18から送信されるデータやコマンドを、インターフェイス(RS232C)を介してPC12に送信する。また、コーディネータ14は、インターフェイスを介してPC12から送信されるデータやコマンドを、直接、またはルータ16を介して、エンド・デバイス18に送信する。
図2(B)はルータ16の電気的な構成を示すブロック図である。図面からも分かるように、ルータ16は、コーディネータ14とほぼ同じであるため、同じコンポーネントには同じ参照番号を付してある。また、重複した説明は省略するルータ16では、ZigBeeモジュール32が無線通信のみを実行する。
ルータ16は、主として、通信の中継を行う。具体的には、ルータ16は、ZigBeeモジュール32を用いた無線通信より、配下に接続されたエンド・デバイス18から送信されるデータやコマンドを上位のルータ16やコーディネータ14を介してPC12に送信する。また、ルータ16は、コーディネータ14や上位のルータ16を介して送信されるPC12からのデータやコマンドを、自身の配下のエンド・デバイス18に送信する。
図2(C)は、エンド・デバイス18の電気的な構成を示すブロック図である。図2(C)に示すように、エンド・デバイス18は、マイコン50を含み、マイコン50にはCPUコア50aおよびタイマ50bなどのコンポーネントが内蔵される。また、マイコン50には、ZigBeeモジュール52が接続される。ZigBeeモジュール52には、CPUコア52などのコンポーネントが内蔵される。また、エンド・デバイス18は電源回路54を含み、電池(バッテリ)56からの直流電圧を、CPUコア50aの指示に従って、マイコン50およびZigBeeモジュール52に付与する。このエンド・デバイス18には、赤外線センサとしての受光モジュール60が接続される。図示は省略するが、受光モジュール60は、マイコン50に接続される。
なお、マイコン50としては、株式会社ルネサス製のマイクロコンピュータ「品番:R8C/25(R5F21258SNFP)」を用いることができる。
また、この実施例では、エンド・デバイス18には、赤外線センサを接続するようにしてあるが、これに代えて、または、これと共に、圧力センサ、照度センサや温度センサなどの他のセンサを設けるようにしてもよい。つまり、センサの種類や数は限定される必要はなく、PC12側で収集(記憶)ないし、アプリケーションの実行に必要なセンサが使用されるのである。
このようなエンド・デバイス18では、受光モジュール60から与えられるセンサデータなどのデータやマイコン50(CPUコア50a)によって発生されたコマンドを、直接またはルータ16を介してコーディネータ14に送信する。すると、上述したように、コーディネータ14がそのデータやコマンドをPC12に送信する。また、エンド・デバイス18は、コーディネータ14や上位のルータ16を介して送信されるPC12からのデータやコマンドを受信し、データを図示しない通信手段を用いて他の機器に送信したり、コマンドに従う処理を実行したりする。場合によっては、エンド・デバイス18は、PC12からのコマンドに従う処理を実行し、その結果(結果データ)をPC12に通知する。
たとえば、図示は省略するが、PC12やコーディネータ14は、システム管理室のような場所に設置される。ルータ16は、たとえば、その或る建物内の各階の任意の場所(たとえば、給湯室やエレベータホール)に設置される。ルータ16は、各階に1つでも良いし、ルータ16からエンド・デバイス18までの距離が遠い場合には、ルータ16を複数設けるようにしてもよい。エンド・デバイス18は、図3に示すように、ゲートに設置される。ただし、図3では分かり易く示すために、ゲートを示してあるが、実際には、エンド・デバイス18は、建物内の各部屋の出入り口、廊下、廊下と廊下との連結部(交差点,T字路など)、エレベータホール、廊下と階段と連結部のような要所に設置されたり、各部屋内の要所に設置されたりする。
図3に示すように、ゲートの上部には、受光モジュール60が配置され、上述したように、受光モジュール60はゲートの上に載置されるエンド・デバイス18に接続される。一方、被験者の頭部(頭髪)には、送信機70が装着される。図示は省略するが、送信機70は、赤外線信号を送信し、これを受光モジュール60が検出する。ここで、送信機70から送信される赤外線信号は、たとえば、8ビットの固定のパターン(送信機ID)である。たとえば、受光モジュール60は、送信機IDを受信すると、受信した送信機IDをマイコン50(CPUコア50a)に与える。CPUコア50aは、送信機IDを受信した受光モジュール60の受光モジュールIDを付加して、図示しないRAMに記憶(一時記憶)し、その後、ZigBeeモジュール52を用いてPC12へ送信する。すると、受光モジュールIDの付加された送信機ID(センサデータ)が、ルータ16およびコーディネータ14を介してPC12に与えられる。
たとえば、センサデータ(受光モジュールIDの付加された送信機ID)に、タイマ50bによって計時された時刻(現在時刻)を付加すると、PC12側では、送信機IDに対応する送信機70を装着した被験者の現在位置または時系列に従った行動パターンを知ることができる。ただし、受光モジュールIDに対応して、当該受光モジュールIDを有する受光モジュール60の設置場所を記述したテーブル(場所テーブル)および送信機IDに対応して、当該送信機IDが示す送信機70を装着した被験者の名称ないし識別情報を記述したテーブル(被験者テーブル)を、図示しない、PC12内部のハードディスクやROMに記憶したり、PC12が接続可能なデータベースに記憶したりする必要がある。
したがって、エンド・デバイス18は、PC12にデータ等を送信する場合やPC12からのデータやコマンドを受信する場合に、起動していれば、その役割を果たすことができる。つまり、常時起動している必要はないため、スリープしながら、間欠的に駆動すればよく、センサ入力があった場合には、割り込み的に起動すればよいと考えられる。しかし、PC12は、エンド・デバイス18の起動しているかどうかを知ることができない。
このため、この実施例では、エンド・デバイス18は、所定のコマンド(後述するIAAコマンド、GTBコマンド)をPC12に送信して、起動しているかどうかをPC12側で把握(判断)できるようにしてある。これにより、エンド・デバイス18がスリープしている間に、PC12から当該エンド・デバイス18にデータやコマンドが送信されてしまうのような不都合を事前に回避でき、したがって、PC12からエンド・デバイス18に送信されるデータやコマンドが消失されるのを防止することができる。
このような構成のシステム10では、PC12は、システム10内のエンド・デバイス18を、図4に示すようなアドレスマップ100を用いて管理する。図示は省略するが、アドレスマップ100は、PC12の内部メモリ(ハードディスクやRAM)に記憶したり、通信可能に接続されるデータベースや外付けの記憶媒体に記憶したりしている。図4に示すように、アドレスマップ100には、IEEE拡張アドレスに対応して、ショートアドレス、次回起動予定時刻および次回スリープ予定時刻が記述される。IEEE拡張アドレスは、IEEE802.3におけるMACアドレスと同様に、エンド・デバイス18固有のアドレスであり、ZigBeeモジュール52に割り当てられる。このIEEE拡張アドレスは、8バイトで構成される。また、ショートアドレスは、ネットワーク20における階層および配置位置を示す2バイトのアドレスであり、ネットワーク20に接続されると一義的に決定される(割り当てられる)。このショートアドレスを用いて、PC12は、データやコマンドを所望のエンド・デバイス18に送信する。
次回起動予定時刻は、対応するエンド・デバイス18がスリープしている状態から起動する(目覚める)予定時刻である。この次回起動予定時刻は、エンド・デバイス18が発行するコマンド(以下、「GTBコマンド」と呼ぶことにする。)に記述され、これを受信したPC12が当該エンド・デバイス18のIEEE拡張アドレスおよびショートアドレスに対応する欄に次回起動予定時刻を記憶(更新)する。次回スリープ予定時刻は、対応するエンド・デバイス18の電源が投入されることにより起動されたり、レジューム機能によりスリープの状態から起動したりした後に、次にスリープする予定時刻である。この次回スリープ予定時刻もまた、エンド・デバイス18が発行するコマンド(以下、「IAAコマンド」と呼ぶことにする。)に記述され、これを受信したPC12が当該エンド・デバイス18のIEEE拡張アドレスおよびショートアドレスに対応する欄に次回スリープ予定時刻を記憶(更新)する。
ただし、エンド・デバイス18が、ネットワーク20に新規に参加したり、電源を投入したりしたときに、上述したIAAコマンドを送信することにより、当該エンド・デバイス18のIEEE拡張アドレスおよびショートアドレスがPC12に通知され、アドレスマップ100に登録される。
なお、図4では、簡単のため、IEEE拡張アドレスを4つのアルファベット大文字で表わし、ショートアドレスを1つのアルファベット小文字で表わしているが、実際には、IEEE拡張アドレスは、8バイト(16個)の英数文字で表わされ、ショートアドレスは2バイト(4個)の英数文字で表わされる。また、簡単のため、次回起動予定時刻を、2文字のアルファベットで表わしているが、実際には、時(HH)分(SS)秒(MM)ミリ秒(mmm)が9つの数値で表わされる。同様に、簡単のため、次回スリープ予定時刻を、2文字のアルファベットで表わしているが、実際には、時(HH)分(SS)秒(MM)ミリ秒(mmm)が9つの数値で表わされる。
ここで、GTBコマンドは、IEEE拡張アドレス、ショートアドレス、現在時刻(HHSSMMmmm)、GTB、次回起動予定時刻(HHSSMMmmm)によって構成される。IEEE拡張アドレスおよびショートアドレスは、上述したとおりである。現在時刻は、GTBコマンドを生成した(スリープに入る)時刻であり、時(HH)分(SS)秒(MM)ミリ秒(mmm)で表わされる。GTBは、当該GTBコマンドを示す識別情報である。次回起動予定時刻は、上述したように、スリープの状態から次に起動する予定時刻であり、現在時刻と同様に、時(HH)分(SS)秒(MM)ミリ秒(mmm)で表わされる。たとえば、GTBコマンドが、「1a3300a2e3334f02 2da6 201644213 GTB 202644213」である場合には、IEEE拡張アドレスが「1a3300a2e3334f02」であり、ショートアドレスが「2da6」である、エンド・デバイス18が、20時16分44秒213ミリ秒にスリープし、10分後(20時26分44秒213ミリ秒)に復帰(起動)する予定であることを示す。
また、エンド・デバイス18は、スリープの状態から起動したときに、起動したことおよび次にスリープに入る時刻(予定時刻)を示すコマンド(以下、「IAAコマンド」と呼ぶことにする。)をPC12に送信する。ただし、上述したように、エンド・デバイス18がネットワーク20に新規に参加したり、電源が投入されたりした場合にも、IAAコマンドがPC12に送信される。IAAコマンドは、GTBコマンドと同様であり、IEEE拡張アドレス、ショートアドレス、現在時刻(HHSSMMmmm)、IAA、次回スリープ予定時刻(HHSSMMmmm)によって構成される。IEEE拡張アドレスおよびショートアドレスは、上述したとおりである。現在時刻は、IAAコマンドを生成した時刻(スリープから起動した時刻)であり、時(HH)分(SS)秒(MM)ミリ秒(mmm)で表わされる。IAAは、当該IAAコマンドを示す識別情報である。次回スリープ予定時刻は、上述したように、起動している状態から次にスリープする予定時刻であり、現在時刻と同様に、時(HH)分(SS)秒(MM)ミリ秒(mmm)で表わされる。たとえば、IAAコマンドが、「1a3300a2e3334f02 2da6 201634213 IAA 201644213」である場合には、IEEE拡張アドレスが「1a3300a2e3334f02」であり、ショートアドレスが「2da6」である、エンド・デバイス18が、20時16分34秒213ミリ秒に目覚めて(起動して)、10秒後(20時16分44秒213ミリ秒)にスリープする予定であることを示す。
ただし、上述したように、エンド・デバイス18の電源が投入(オフからオン)されることより、マイコン50およびZigBeeモジュール52が起動された場合にも、上述と同様のIAAコマンドがPC12に送信される。これは、主として、エンド・デバイス18がネットワーク20に、新規に参加したことを知らせるためである。
また、エンド・デバイス18が、ネットワーク20に参加した当初では、現在時刻が正しく設定されていないため、上記の現在時刻には、「999999999」が記述される。また、この実施例では、通常、スリープの状態から起動して次にスリープするまでの時間は一定時間に設定され、また、後述するように、次回スリープ予定時刻は現在時刻の設定に従って補正されるため、ここでは、当該一定時間に相当する時間が次回スリープ予定時刻として記述される。
たとえば、一定時間が1分であるとすると、スリープ予定時刻には、「000100000」が記述される。その後、PC12からの指示(時刻同期メッセージ)に従って、エンド・デバイス18の現在時刻が設定されると、これに従って次回スリープ予定時刻が補正され、現在時刻および次回スリープ予定時刻の補正されたIAAコマンドがPC12に再度送信(再送信)される。電源が投入されたエンド・デバイス18では、最初にIAAコマンドをPC12に送信してから、PC12からの時刻同期メッセージ(TSETコマンド)を受信するまでの時間(調整時間)をカウントしており、TSETコマンドに従って現在時刻を設定したときに、上述の一定時間から調整時間を引いた時間を現在時刻に加算することにより、次回スリープ予定時刻を補正する。
たとえば、図5に示すように、エンド・デバイス18のマイコン50は、センサ入力が無い状態では、スリープしながら一定の時間間隔T1で起動し、PC12からのデータやコマンドの有無を検出する。PC12からのデータやコマンドが有れば、エンド・デバイス18のZigBeeモジュール52が、それを受信して、マイコン50が所定の処理を実行する。ただし、ZigBeeモジュール52がPC12からのデータやコマンドを受信したときに、マイコン50のみがスリープ中であれば、ZigBeeモジュール52がマイコン50を起動する。
また、起動時には、マイコン50(CPUコア50a)は、上述したようなIAAコマンドを発生(生成)し、これをPC12に送信する。ただし、エンド・デバイス18の電源が投入された当初では、マイコン50(CPUコア50a)が起動し、CPUコア50aの指示に従ってZigBeeモジュール52(CPUコア52a)が起動した後に、IAAコマンドがPC12に送信される。PC12では、IAAコマンドの現在時刻に「999999999」が記述されていることと、IAAコマンドに含まれるIEEE拡張アドレスがアドレスマップ100に記述されていないこと、或いは、予定動作時刻との矛盾により、電源が投入されたり、新規に参加したりしたエンド・デバイス18であることが分かる。したがって、PC12はTSETコマンドを、IAAコマンドを送信してきたエンド・デバイス18に送信する。これによって、上述したように、エンド・デバイス18の現在時刻が設定され、PC12とエンド・デバイス18との時刻同期が計られる。
さらに、次回スリープ予定時刻になると、マイコン50(CPUコア50a)は、上述したようなGTBコマンドを生成し、これをPC12に送信して、スリープする。このとき、ZigBeeモジュール52もスリープする。たとえば、図5に示すGTBコマンド(1)では、現在時刻に時間間隔T1を加算した時刻t1が次回起動予定時刻として記述される。同様に、図5に示すGTBコマンド(2)では、現在時刻に時間間隔T1を加算した時刻t2が次回起動予定時刻として記述される。
ただし、スリープ中であっても、センサ入力があると、これをトリガとして、マイコン50は起動され、マイコン50はZigBeeモジュール52を起動し、そして、センサ入力(センサデータ)をPC12に送信する。この場合、マイコン50(CPUコア50a)は、IAAコマンドを送信した後に、センサデータを送信する。そして、センサデータの送信を完了し、次回スリープ予定時刻になると、GTBコマンドをPC12に送信して、スリープする。図5に示すように、GTBコマンド(3)では、現在時刻に時間間隔T1を加算した時刻t3が次回起動予定時刻として記述される。このため、PC12では、アドレスマップ100において、当該エンド・デバイスの次回起動予定時刻がt2からt3に更新される。
なお、センサ入力によってエンド・デバイス18がスリープから起動されたときに、PC12にセンサデータを送信するようにしてあるが、この後、エンド・デバイス18(マイコン50)がスリープするまでの間に、PC12から当該エンド・デバイス18にデータやコマンドを送信することも可能である。
具体的には、エンド・デバイス18は、図6に示す電源投入時の処理、図7および図8に示すレジューム・スリープ処理、図9に示すマイコン50のみがスリープ中のときのセンサ入力処理、および図10に示すマイコン50およびZigBeeモジュール52がスリープ中のときのセンサ入力処理を実行する。一方、PC12は、図11および図13に示す全体処理を実行する。
図6に示すように、エンド・デバイス18は、電源が投入されると、電源投入時の処理を開始し、ステップS1で、接続待ちかどうかを判断する。ここでは、マイコン50(CPUコア50a)がZigBeeモジュール52の接続を待機しているのである。
ステップS1で“YES”であれば、つまりZigBeeモジュール52の接続を待機している場合には、そのまま同じステップS1に戻る。一方、ステップS1で“NO”であれば、つまりZigBeeモジュール52の接続があれば、ステップS3で、IAAコマンドをPC12に送信する。
続いて、ステップS5では、時刻同期メッセージを受信したかどうかを判断する。つまり、PC12から送信されたTSETコマンドを受信したかどうかを判断する。ステップS5で“NO”であれば、つまり時刻同期メッセージを受信していなければ、同じステップS5に戻って、時刻同期メッセージの受信を待機する。一方、ステップS5で“YES”であれば、つまり時刻同期メッセージを受信すれば、ステップS7で、時刻を設定する。ここでは、CPUコア50aは、タイマ50bの計時する時刻を、時刻同期メッセージが示す時刻に設定する。次いで、ステップS9で、次回スリープ予定時刻を補正する。そして、ステップS11で、ACKをPC12に送信し、ステップS13で、現在時刻および次回スリープ予定時刻の補正されたIAAコマンドを送信(再送信)する。
次のステップS15では、次回スリープ予定時刻になったかどうかを判断する。つまり、CPUコア50aは、タイマ50bが計時する時刻が、ステップS13において再送信したIAAコマンドに記述された次回スリープ予定時刻になったかどうかを判断する。ステップS15で“NO”であれば、つまり次回スリープ予定時刻になっていなければ、そのまま同じステップS15に戻って、次回スリープ予定時刻になるのを待機する。一方、ステップS15で“YES”であれば、つまり次回スリープ予定時刻になれば、ステップS17で、GTBコマンドをPC12に送信し、ステップS17で、マイコン50とZigBeeモジュール52とをスリープして、電源投入時の処理を終了する。
ただし、ステップS19では、マイコン50内のコンポーネントのうち、タイマ50b以外のコンポーネント(CPUコア50aを含む。)がスリープされる。したがって、CPUコア50aは、タイマ50bやセンサ(受光モジュール60)からのトリガに応じて起動し、これによって、マイコン50も起動する。また、ステップS19では、ZigBeeモジュール52内の全てのコンポーネント(CPUコア52aを含む。)がスリープされる。CPUコア52aは、マイコン50のCPUコア50aから起動の指示があったときに起動し、これによって、ZigBeeモジュール52も起動する。以下、マイコン50やZigBeeモジュール52がスリープする場合およびスリープの状態から起動する場合において同じであるため、その都度の詳細な説明は省略する。ただし、マイコン50は、ZigBeeモジュール52によって起動される場合もある。
図7および図8は、エンド・デバイス18のレジューム・スリープ処理のフロー図である。このレジューム・スリープ処理は、主として、マイコン50aによって実行され、マイコン50(CPUコア50a)がスリープし、ZigBeeモジュール52(CPUコア52a)のみが起動している場合の一部の処理についてはCPUコア52aによって実行される。また、このレジューム・スリープ処理は、上述した電源投入時の処理が終了した後に実行される。
図7に示すように、レジューム・スリープ処理が開始されると、ステップS31で、タイマ50bによりマイコン50(CPUコア50a)を起動する。つまり、タイマ50bが計時している時刻が次回起動予定時刻になると、タイマ50bからのトリガにより、CPUコア50aが起動される。続くステップS33では、マイコン50がZigBeeモジュール52を起動する。つまり、CPUコア50aがCPUコア52aに起動を指示する。
続いて、ステップS35では、接続待ちかどうかを判断する。ここでは、マイコン50は、ZigBeeモジュール52の接続を待機しているのである。ステップS35で“YES”であれば、つまりZigBeeモジュール52の接続を待機している場合には、そのまま同じステップS35に戻って、ZigBeeモジュール52の接続を待機する。一方、ステップS35で“NO”であれば、つまりZigBeeモジュール52の接続がある場合には、ステップS37で、IAAコマンドをPC12に送信し、ステップS39で、マイコン50をスリープさせる。
続いて,ステップS41では、センサ入力があるかどうかを判断する。つまり、センサ入力により、マイコン50(CPUコア50a)に起動のトリガが与えられたかどうかを判断する。ステップS41で“NO”であれば、つまりセンサ入力が無ければ、そのまま図8に示すステップS47に進む。一方、ステップS41で“YES”であれば、つまりセンサ入力があれば、後述するスリープ時のセンサ入力処理(図9参照)を実行し、ステップS45で、マイコン50をスリープさせて、ステップS41に戻る。
図8に示すように、ステップS47では、次回スリープ予定時刻であるかどうかを判断する。つまり、タイマ50bが計時する時刻が次回スリープ予定時刻となり、タイマ50bからのトリガにより、マイコン50の起動が指示されたかどうかを判断する。ステップS47で“YES”であれば、つまり次回スリープ予定時刻であれば、ステップS49で、タイマ50bからのトリガにより、マイコン50(CPUコア50a)を起動し、ステップS51で、CPUコア50aはGTBコマンドをPC12に送信し、ステップS53で、マイコン50とZigBeeモジュール52とをスリープさせて、レジューム・スリープ処理を終了する。
また、ステップS47で“NO”であれば、つまり次回スリープ予定時刻でなければ、ステップS55で、ZigBeeモジュール52(CPUコア52a)が、PC12からのデータやコマンドを受信したかどうかを判断する。ステップS55で“NO”であれば、つまりPC12からのデータやコマンドを受信していなければ、そのまま図7に示したステップS41に戻る。一方、ステップS55で“YES”であれば、つまりPC12からのデータやコマンドを受信すれば、ステップS57で、ZigBeeモジュール52(CPUコア52a)がマイコン50を起動する。その後、ステップS59では、マイコン50(CPUコア50a)がPC12からのデータやコマンドに従った処理を実行し、ステップS61で、マイコン50をスリープさせて、ステップS41に戻る。
なお、詳細な説明は省略するが、ステップS59では、PC12からの問い合わせコマンドに応じて、タイマ50bが計時する現在時刻や電池58の残量をPC12に知らせたり、PC12からの時刻設定の指示コマンドに応じて、タイマ50bが計時する時刻をリセットしたり、PC12からのデータやコマンドなどを図示しない通信手段を用いて他の電子機器に送信したりする。
図9は、図7に示したステップS43のスリープ時のセンサ入力処理を示すフロー図である。このセンサ入力処理は、マイコン50のみがスリープし、ZigBeeモジュール52が起動している場合に実行される。図9に示すように、スリープ時のセンサ入力処理が開始されると、ステップS71で、マイコン50を起動する。つまり、センサ入力をトリガとして、マイコン50が起動される。続くステップS73では、マイコン50(CPUコア50a)は、ZigBeeモジュール50(CPUコア52a)を指示して、センサデータをPC12に送信する。そして、ステップS75では、マイコン50(CPUコア50a)は、センサデータの送信を完了したかどうかを判断する。ステップS75で“NO”であれば、つまりセンサデータの送信を完了していなければ、ステップS75に戻って、センサデータの送信を継続する。一方、ステップS75で“YES”であれば、つまりセンサデータの送信を完了すれば、ステップS77で、センサ入力があるかどうかを判断する。ここでは、マイコン50(CPU50a)は、さらにセンサ入力があるかどうかを判断しているのである。ステップS77で“YES”であれば、つまりセンサ入力が有れば、ステップS73に戻って、センサデータを送信する。一方、ステップS77で“NO”であれば、つまりセンサ入力が無ければ、そのままレジューム・スリープ処理にリターンする。
図10は、上述のステップS19またはS53或いは後述するS99の処理によって、マイコン50とZigBeeモジュール52との両方がスリープした場合におけるセンサ入力処理を示すフロー図である。図10に示すように、スリープ時のセンサ入力処理を開始すると、ステップS81で、センサ入力をトリガとして、マイコン50が起動される。続く、ステップS83では、マイコン50がZigBeeモジュール52を起動する。そして、ステップS85では、ZigBeeモジュール52の接続待ちかどうかを判断する。
ステップS85で“YES”であれば、つまりZigBeeモジュール52の接続待ちであれば、そのまま同じステップS85に戻って、ZigBeeモジュール52の接続を待機する。一方、ステップS85で“NO”であれば、つまりZigBeeモジュール52の接続待ちでなければ、次のステップS87で、IAAコマンドをPC12に送信する。次に、マイコン50(CPUコア50a)は、ZigBeeモジュール52に指示して、センサデータをPC12に送信する。そして、ステップS91で、CPUコア50aは、センサデータの送信を完了したかどうかを判断する。
ステップS91で“NO”であれば、つまりセンサデータの送信を完了していなければ、ステップS89に戻って、センサデータの送信を継続する。一方、ステップS91で“YES”であれば、つまりセンサデータの送信を完了すれば、ステップS93で、センサ入力が有るかどうかを判断する。ここで、センサ入力が有れば、ステップS93で“YES”となり、ステップS89に戻って、センサデータをPC12に送信する。しかし、センサ入力が無ければ、ステップS93で“NO”となり、次のステップS95で、次回スリープ予定時刻かどうかを判断する。
ステップS95で“NO”であれば、つまり次回スリープ予定時刻でなければ、ステップS93に戻って、センサ入力の有無を検知する。一方、ステップS95で“YES”であれば、つまり次回スリープ予定時刻であれば、ステップS97で、GTBコマンドを送信し、ステップS99で、マイコン50とZigBeeモジュール52とをスリープさせて、スリープ時のセンサ入力処理を終了する。
図11ないし図13は、PC12の全体処理を示すフロー図である。図11に示すように、PC12は、全体処理を開始すると、ステップS121で、エンド・デバイス18に対して送信するデータやコマンドが有るかどうかを判断する。ここでは、PC12は、バッファ(PC12内のRAM。図示せず。)に、エンド・デバイス18に送信するデータやコマンドが有るかどうかを判断するのである。ステップS121で“NO”であれば、つまりエンド・デバイス18に対して送信するデータやコマンドが無ければ、そのまま図12に示すステップS129に進む。一方、ステップS121で“YES”であれば、つまりエンド・デバイス18に送信するデータやコマンドがバッファに有れば、ステップS123で、送信先のエンド・デバイス18がスリープ中であるかどうかを断判(判別)する。ここでは、PC12は、アドレスマップ100を参照して、送信先のエンド・デバイス18のIEEE拡張アドレスに対応して記載された次回起動予定時刻になったか(または経過しているか)どうかを判断する。また、PC12は、IAAコマンドを先に受信している場合には、アドレスマップ100を参照して、送信先のエンド・デバイス18(IEEE拡張アドレスおよびショートアドレス)に対応して記述された次回スリープ予定時刻を未だ経過していないかどうかを判断するのである。
ステップS123で“NO”であれば、つまり送信先のエンド・デバイス18が起動中であれば、ステップS125で、当該送信先のエンド・デバイス18にデータやコマンドを送信し、ステップS126で、当該送信先のエンド・デバイス18からのACKを受信したかどうかを判断する。ステップS126で“NO”であれば、そのまま同じステップS126に戻って、ACKの受信を待機する。一方、ステップS126で“YES”であれば、つまり当該送信先のエンド・デバイス18からのACKを受信すれば、ステップS129に進む。また、ステップS123で“YES”であれば、つまり送信先のエンド・デバイス18がスリープ中であれば、ステップS127で、データやコマンドをバッファに記憶(一時記憶)して、ステップS129に進む。なお、バッファに一時記憶されたデータやコマンドは、次回送信される。
図12に示すように、ステップS129では、エンド・デバイス18からのIAAコマンドを受信したかどうかを判断する。ステップS129で“NO”であれば、つまりIAAコマンドを受信していなければ、図13に示すステップS145に進む。一方、ステップS129で“YES”であれば、つまりIAAコマンドを受信すれば、ステップS131で、新しいノードまたは電源投入かどうかを判断する。ここでは、PC12は、IAAコマンドに含まれる現在時刻に「999999999」が記述されているかどうか、または、IAAコマンドに含まれるIEEE拡張アドレスがアドレスマップ100に登録されているかどうか、或いは予定動作時刻との矛盾があるかどうかにより、エンド・デバイス18が、ネットワーク20に新規に参加したり、その電源が投入されたりしたかどうかを判断する。
ステップS131で“NO”であれば、つまりIAAコマンドの現在時刻に「999999999」が記述されていなかったり、アドレスマップ100に既に登録されていたりするエンド・デバイス18であれば、新しいノードまたは電源投入でないと判断して、ステップS143で、アドレスマップ100を更新して、図11に示したステップS121に戻る。つまり、ステップS143では、PC12は、アドレスマップ100において、IAAコマンドに記述されたIEEE拡張アドレスおよびショートアドレスに対応して記述される次回スリープ予定時刻を、IAAコマンドに記述された次回スリープ予定時刻に更新する。
一方、ステップS131で“YES”であれば、つまりIAAコマンドの現在時刻に「999999999」が記述されていたり、IEEE拡張アドレスがアドレスマップ100に未だ登録されていなかったりするエンド・デバイス18であれば、新しいノードまたは電源投入であると判断して、ステップS133で、当該エンド・デバイス18をアドレスマップ100に追加する。つまり、PC12は、今回IAAコマンドを送信してきたエンド・デバイス18のIEEE拡張アドレスおよびショートアドレスを、アドレスマップ100に追加するとともに、その拡張アドレスおよびショートアドレスに対応してIAAコマンドが示す次回スリープ予定時刻を記述する。
次いで、ステップS135では、時刻同期メッセージ(TSETコマンド)を、ステップS133でアドレスマップ100に追加されたエンド・デバイス18(のショートアドレス)宛てに送信する。そして、ステップS137では、そのエンド・デバイス18からのACKを受信したかどうかを判断する。次のステップS139では、通信時間をチェックする。図示は省略するが、CPUコア50aは、時刻同期メッセージを送信してからACKを受信するまでの時間をカウントしており、これを通信時間としてチェックする。
そして、ステップS141では、通信時間が規定時間(たとえば、100ms)以内であるかどうかを判断する。ステップS141で“NO”であれば、つまり通信時間が100ms以内でなければ、ステップS135に戻って、時刻同期メッセージの送信を繰り返す。図示は省略するが、時刻同期メッセージの送信は、規定回数(たとえば、5回)まで実行され、規定回数を超えるとエラーとなり、当該エンド・デバイス18はネットワーク20への参加に失敗したものとされる。たとえば、このエンド・デバイス18のIEEE拡張アドレスとショートアドレスとが、アドレスマップ100から削除される。一方、ステップS141で“YES”であれば、つまり通信時間が規定時間内であれば、当該エンド・デバイス18はネットワーク20への参加に成功したものとされ、そのままステップS121に戻る。
図13に示すように、ステップS145では、センサデータを受信したかどうかを判断する。ステップS145で“YES”であれば、つまりセンサデータを受信すれば、ステップS147で、センサデータをたとえば内部メモリやアクセス可能なデータベースに記憶して、図11に示したステップS121に戻る。一方、ステップS145で“NO”であれば、つまりセンサデータを受信していなければ、ステップS149で、GTBコマンドを受信したかどうかを判断する。
ステップS149で“NO”であれば、つまりGTBコマンドを受信していなければ、そのままステップS121に戻る。一方、ステップS149で“YES”であれば、つまりGTBコマンドを受信すれば、ステップS151で、アドレスマップ100において、当該GTBコマンドが示すエンド・デバイス18(IEEE拡張アドレスおよびショートアドレス)に対応する次回起動予定時刻を記憶(更新)して、ステップS121に戻る。
この実施例によれば、エンド・デバイスからPCにIAAコマンドやGTBコマンドを送信するので、PCはエンド・デバイスがスリープ中であるか、起動中であるかを判断することができ、起動中にのみデータやコマンドを送信することできる。つまり、PCはエンド・デバイスのスリープ中にデータやコマンドを送信することがないので、データやコマンドが消失してしまうのを防止することができる。また、PCからエンド・デバイスへの通信は、エンド・デバイスが起動中である場合にのみ実行されるので、エンド・デバイスを頻繁に起動させて、PCからのデータやコマンドの有無をチェックさせる必要がない。つまり、エンド・デバイスでは、頻繁に通信する必要がないため、バッテリの消耗を最低限に抑えることができる。これにより、エンド・デバイスを比較的長時間バッテリ駆動することができる。
なお、この実施例では、一定時間毎にエンド・デバイスを起動するようにスリープ期間(実施例では、時間間隔T1)を決定するようにしてあるが、当該スリープ期間をPCからのコマンドによって可変的に設定できるようにしてもよい。たとえば、会社のような建物内では、夜間において人の出入りはほとんど無く、被験者の現在位置や行動パターンを記録する必要がないと考えられるからである。つまり、時間帯に応じて、適宜スリープ期間を設定変更することが考えられる。
図1はこの発明のワイヤレス・センサ・ネットワーク・システムの一例を示す図解図である。 図2は図1に示すコーディネータ、ルータおよびエンド・デバイスの電気的な構成を示すブロック図である。 図3は図1および図2に示すようなエンド・デバイスの設置状態およびエンド・デバイスに接続されたセンサの検出対象について説明するための図解図である。 図4は図1に示しPCで管理されるエンド・デバイスのアドレスマップを示す図解図である。 図5はエンド・デバイスからPCに送信されるコマンドおよびPCからエンド・デバイスに送信されるコマンドの時間変化の一例を示すタイミングチャートである。 図6はエンド・デバイスの接続処理を示すフロー図である。 図7はエンド・デバイスのレジューム・スリープ処理の一部を示すフロー図である。 図8はエンド・デバイスのレジューム・スリープ処理の他の一部であって、図7に後続するフロー図である。 図9はマイコンのみがスリープしている場合におけるエンド・デバイスのスリープ時のセンサ入力処理を示すフロー図である。 図10はマイコンおよびZigBeeモジュールがスリープしている場合におけるエンド・デバイスのスリープ時のセンサ入力処理を示すフロー図である。 図11はPCの全体処理の一部を示すフロー図である。 図12はPCの全体処理の他の一部であって、図11に後続するフロー図である。 図13はPCの全体処理のその他の一部であって、図11および図12に後続するフロー図である。
符号の説明
10 …ワイヤレス・センサ・ネットワーク・システム
12 …PC
14 …ZigBeeコーディネータ
16 …ZigBeeルータ
18 …ZigBeeエンド・デバイス
20 …ワイヤレス・センサ・ネットワーク
32a,50a,52a …CPUコア
32,52 …ZigBeeモジュール
34,54 …電源回路
50 …マイコン
50b …タイマ
58 …電池

Claims (3)

  1. スリープ機能およびレジューム機能を有する1または複数のエンド・デバイス、
    前記エンド・デバイスと直接またはルータを介して接続される1のコーディネータ、および
    前記コーディネータと通信可能に接続されるコンピュータを備える、ワイヤレス・センサ・ネットワーク・システムにおいて、
    前記エンド・デバイスは、
    前記スリープ機能によってスリープするとき、次回起動予定時刻を前記コンピュータに通知する起動予定通知手段を備え、
    前記コンピュータは、
    前記起動予定通知手段によって通知された次回起動予定時刻を受信して記憶する予定時刻記憶手段、
    前記エンド・デバイスに送信するデータやコマンドが有るとき、少なくとも前記次回起動予定時刻に基づいて、当該エンド・デバイスがスリープ中かどうかを判別するスリープ判別手段、および
    前記スリープ判別手段によってスリープ中でないことが判別されたとき、前記エンド・デバイスにデータやコマンドを送信する送信手段を備えることを特徴とする、ワイヤレス・センサ・ネットワーク・システム。
  2. 前記エンド・デバイスは、起動したことおよび次回スリープ予定時刻を含む起動中情報を前記コンピュータに通知する起動中通知手段をさらに備え、
    前記コンピュータは、前記起動中通知手段によって通知された起動中情報を受信する起動中情報受信手段をさらに備え、
    前記スリープ判別手段は、前記次回起動予定時刻と前記起動中情報とに基づいて、前記エンド・デバイスがスリープ中かどうかを判別する、請求項1記載のワイヤレス・センサ・ネットワーク・システム。
  3. 前記エンド・デバイスは、センサ入力を検出するセンサ入力検出手段、および当該エンド・デバイスのスリープ中に前記センサ入力検出手段によってセンサ入力が検出されたとき当該エンド・デバイスを起動させる起動手段をさらに備え、
    前記起動中通知手段は、前記起動手段によって当該エンド・デバイスが起動されたとき、前記起動中情報を前記コンピュータに通知する、請求項2記載のワイヤレス・センサ・ネットワーク・システム。
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