JP2008099895A - 化粧料皿 - Google Patents

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Tsugio Yoshida
繼雄 吉田
Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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Yoshida Industry Co Ltd
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【課題】細片に破砕されても、固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧具に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができる化粧料皿の提供を目的とする。
【解決手段】細片に破砕され得る固形化粧料Pが充填され、かつ当該固形化粧料を化粧具で擦り取るための開口部2が形成された化粧料皿本体3と、化粧料皿本体の外回りに装着される環状枠体4と、環状枠体の内方に張り渡されるメッシュ状のカバー5とを備え、カバーは、化粧料皿本体の内方へ向かって伸展される伸縮性を有し、開口部を覆う覆い部5aおよび覆い部から一連に開口部外方の化粧料皿本体の外回りへ展張されて伸展量を増大させるスカート部5bを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、細片に破砕されても、固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧具に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができる化粧料皿に関する。
粉末化粧料を収納した化粧料容器に、粉末化粧料のパフへの付着操作を良好にする目的で、伸縮性のネットを展張させて設けた「粉末化粧料容器の伸縮性ネットシフタ」が知られている(特許文献1参照)。
実開昭63−177406号公報
ファンデーションやブラッシャー等の固形化粧料の場合には、粉末化粧料の場合とは異なり、スポンジやパフ、筆などの化粧具を直接擦り付けることで適度な量の化粧料を取り出すことができるため、化粧料を覆うネットを設ける必要性はなかった。
他方、固形化粧料は、粉末化粧料とは異なり、化粧料容器の落下などで衝撃が加わると、化粧料に割れが生じて細片化するため、その後の使用に不都合が生じるという課題があった。具体的には、細片化した化粧料をそのままにして使用しようとすると、うまくスポンジ等に化粧料を付着させることができず、また細片を取り除くのでは、化粧料として使用可能であるにもかかわらず、使わないまま捨てることとなり、不経済であるという課題があった。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、細片に破砕されても、固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧具に適切に付着させることが可能で、使用性を改善することができる化粧料皿を提供することを目的とする。
本発明にかかる化粧料皿は、細片に破砕され得る固形化粧料が充填され、かつ当該固形化粧料を化粧具で擦り取るための開口部が形成された化粧料皿本体と、該化粧料皿本体の外回りに装着される環状枠体と、該環状枠体の内方に張り渡されるメッシュ状のカバーとを備え、該カバーは、上記化粧料皿本体の内方へ向かって伸展される伸縮性を有し、上記開口部を覆う覆い部および該覆い部から一連に該開口部外方の該化粧料皿本体の外回りへ展張されて伸展量を増大させるスカート部を備えることを特徴とする。
本発明にかかる化粧料皿にあっては、細片に破砕されても、固形化粧料をスポンジやパフなどの化粧具に適切に付着させることができ、使用性を改善することができる。
以下に、本発明にかかる化粧料皿の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。本実施形態にかかる化粧料皿1は基本的には、図1〜図3に示すように、細片に破砕され得る固形化粧料Pが充填され、かつ当該固形化粧料Pを化粧具で擦り取るための開口部2が形成された化粧料皿本体3と、化粧料皿本体3の外回りに装着される環状枠体4と、環状枠体4の内方に張り渡されるメッシュ状のカバー5とを備え、カバー5は、化粧料皿本体3の内方へ向かって伸展される伸縮性を有し、開口部2を覆う覆い部5aおよび覆い部5aから一連に開口部2外方の化粧料皿本体3の外回りへ展張されて伸展量を増大させるスカート部5bを備えて構成される。
化粧料皿本体3は、底部3aと、この底部3aの周縁から立ち上げて環状に形成された周壁部3bとから、上部に開口部2を有する浅底の中空筒体状に形成される。この化粧料皿本体3内部には、開口部2から化粧料が充填される。化粧料としては、粉末化粧料とは異なり、衝撃等が加わると細片に破砕され得る、硬く脆い性質を有する固形化粧料Pを対象とする。化粧料皿本体3内に充填された固形化粧料Pは、化粧料皿本体3の開口部2を介してこれに擦り付けられるスポンジやパフ、筆などの化粧具に付着される。また、化粧料皿本体3の周壁部3b外周面には、その周方向に沿って上方部分を窪ませることによって化粧料皿本体3の高さ方向中間部に、環状の段部3cが形成される。
環状枠体4は合成樹脂材で形成される。この環状枠体4は、化粧料皿本体3の周壁部3b外周面を囲繞するリング部4aと、リング部4aの上端に径方向内方へ張り出して形成され、周壁部3bの段差部3cに係止される環状フランジ部4bとから、側断面L字状に形成される。環状枠体4は、上方から化粧料皿本体3に挿入されることで、環状フランジ部4bが段差部3cに係止され、これにより化粧料皿本体3の外回りに、その高さ方向中間部に位置させて装着され、例えば環状フランジ部4bが段差部3cに超音波接着あるいは接着剤で接着されて固定される。
環状枠体4には、その内方に張り渡してカバー5が設けられる。このカバー5は環状枠体4に、インサート成形により一体的に、あるいは接着剤などによって取り付けられる。カバー5は、伸展自在な伸縮性を有する合成樹脂材等でメッシュ状に形成される。具体的には例えば、極細繊維を伸び縮みするように網目状に編んだ布状材が用いられる。女性用ストッキングに用いられる薄手の合成繊維素材などが好ましい。この種の材料は、引き延ばして伸展させた状態から解放すると、縮んで元の状態に復原する弾性的性質を有する。また、メッシュの寸法は、細片の通過を妨げるように、ミクロンオーダーからミリメートルオーダーとされる。カバー5は、それを形成する布状材等を二重折りするなどして、形成されるメッシュの形状が不規則になり、またメッシュ寸法がさらに細かくなるようにしても良い。また、カバー5は、多孔性ゴムシートであっても良い。
カバー5は、ほとんどテンションが加わらないか、あるいは緩いテンションが加えられた状態で、環状枠体4内に張り渡して設けられる。そしてカバー5は、環状枠体4が化粧料皿本体3の外回りにその高さ方向中間部に位置させて装着されることで、開口部2全面を覆う領域が覆い部5aとなり、また覆い部5aから一連に開口部2外方の化粧料皿本体3の外回りへ展張される領域がスカート部5bとなって、全体として化粧料皿本体3の内方へ向かって伸展可能とされる。特に、スカート部5bは、その伸展性により、開口部2の面積に相当する覆い部5aの領域のみによって得られる伸展量を補って増大させる機能を有し、すなわち伸び代を確保して、カバー5全体によって十分な伸展量が得られるようになっている。
化粧料皿本体3は例えば、蓋体6がヒンジ連結された容器本体7の化粧料皿収納部8内に、ペト等の接着剤や超音波接着などにより、あるいは嵌脱自在な嵌合構造を介して収納固定されることで、容器本体7内に装着される。
次に、本実施形態にかかる化粧料皿1の作用について説明する。製造にあたっては、あらかじめカバー5を環状枠体4に一体的に取り付けておく。他方、化粧料皿本体3内に固形化粧料Pを充填する。その後、カバー5付きの環状枠体4を、化粧料皿本体3の上方から挿入して、環状フランジ部4bを段差部3cに係止し、さらに環状枠体4を化粧料皿本体3の周壁部3bに固定する。これにより、製品もしくはパーツとしての化粧料皿1が完成する。この化粧料皿1は、容器本体7の化粧料皿収納部8などに収納固定され、これにより化粧料容器が完成される。使用に際しては、蓋体6を開放し、化粧具をカバー5の上、具体的には覆い部5aの上から擦り付けるようにする。これにより、化粧料皿本体3内の固形化粧料Pを化粧具に付着させることができる。
特に本実施形態にあっては、カバー5で化粧料皿本体3の開口部2全面を覆っているので、化粧料容器の落下で衝撃が加わるなどして固形化粧料Pが破砕され、細片化したとしても、これら細片が飛び散ることを防止することができる。また、破砕された細片をそのまま化粧料皿本体3内に保持することができる。さらに、カバー5をメッシュ状としたので、固形化粧料Pが破砕により細片化しても、カバー5の上から化粧具を擦り付けることで適切に付着させることができ、継続して無駄なく固形化粧料Pを使用することができる。
また、カバー5を、化粧料皿本体3内方へ伸展される伸縮性を有するメッシュ状としたので、化粧具を押し付ければカバー5が伸びて、化粧料皿本体3の内部隅々まで化粧具を擦り付けることができ、固形化粧料Pが残り少なくなっても、不都合なく容易に固形化粧料Pを化粧具に付着させることができる。そして殊に、カバー5を、開口部2全面を覆う覆い部5aだけでなく、覆い部5aから一連に開口部2外方の化粧料皿本体3の外回りへと展張されるスカート部5bを備えて構成していて、これにより図3に示すように、化粧具の押し付けでスカート部5bをも開口部2内方へと引きずり込むことができて(図中、矢印T参照)、カバー5全体としての伸び代を十分に確保することができ、さらにスムーズにカバー5を伸展させて円滑に固形化粧料Pを付着させることができる。
押し付けていた化粧具をカバー5から離せば、カバー5は縮んで元に戻り、化粧料皿本体3の開口部2周りの外観を美麗に維持することができる。また、カバー5を環状枠体4に設けて、当該環状枠体4を介して化粧料皿本体3に取り付けるようにしたので、化粧料皿本体3に固形化粧料Pを充填する作業とは別に、カバー5付きの環状枠体4を準備しておくことができ、固形化粧料を充填した後にカバーを直接化粧料皿本体に取り付ける場合にカバーの張り具合の調整が難しかったり、カバーで固形化粧料表面を傷付けてしまうおそれがあることに比べて、カバー5の化粧料皿本体3への組み付け作業性を改善でき、生産工程を合理化することができる。
図4には、上記実施形態の変形例が示されている。この変形例では、上記実施形態における環状枠体がカバー5とは別体の保持部材9として用いられ、環状枠体4はプレート状のリング材で形成されている。環状枠体4は、段差部3c上に設けられる。保持部材9は、そのリング部9aが環状枠体4を取り囲みつつ化粧料皿本体3の周壁部3b外周面を囲繞し、環状フランジ部9bが環状枠体4を上方から押さえ込むようになっている。保持部材9は、その上端が周壁部3b上端と面一となるように寸法設定される。また、スカート部5bは、周壁部3bと当該周壁部3bの上端まで達する環状フランジ部9bとの間の環状隙間Sに挟み込まれて隠蔽されつつ、伸展自在に設けられる。
環状枠体4を上方から化粧料皿本体3に挿入し、さらにその上から保持部材9を挿入することで、環状枠体4が化粧料皿本体3の外回りにその高さ方向中間部に位置させて装着され、この際、段差部3cと環状枠体4、そしてまた環状枠体4と環状フランジ部9bとをそれぞれ超音波接着あるいは接着剤で接着することで、環状枠体4は化粧料皿本体3に取付固定される。このような変形例にあっても、上記実施形態と同様の作用・効果を奏することはもちろんである。特にこの変形例にあっては、化粧料皿本体3の周壁部3bにメッシュ状のスカート部5bが露出される上記実施形態とは異なり、当該スカート部5bを保持部材9で隠蔽することができ、化粧料皿1の外観を美麗にすることができる。
本発明にかかる化粧料皿の好適な一実施形態を示す側断面図である。 図1に示した化粧料皿の組み立て状態を示す側断面図である。 図1に示した化粧料皿におけるカバーの伸展状態を示す要部拡大側断面図である。 本発明にかかる化粧料皿の変形例を示す要部拡大側断面図である。
符号の説明
1 化粧料皿
2 開口部
3 化粧料皿本体
4 環状枠体
5 カバー
5a 覆い部
5b スカート部
P 固形化粧料

Claims (1)

  1. 細片に破砕され得る固形化粧料が充填され、かつ当該固形化粧料を化粧具で擦り取るための開口部が形成された化粧料皿本体と、該化粧料皿本体の外回りに装着される環状枠体と、該環状枠体の内方に張り渡されるメッシュ状のカバーとを備え、該カバーは、上記化粧料皿本体の内方へ向かって伸展される伸縮性を有し、上記開口部を覆う覆い部および該覆い部から一連に該開口部外方の該化粧料皿本体の外回りへ展張されて伸展量を増大させるスカート部を備えることを特徴とする化粧料皿。
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