JP2008051528A - 時刻修正装置、時刻修正装置付き計時装置及び時刻修正方法 - Google Patents

時刻修正装置、時刻修正装置付き計時装置及び時刻修正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】超低電力が要求されるときでも、消費電力が大きくならず、且つ、高精度な時刻修正が可能な時刻修正装置等を提供すること。
【解決手段】基地局15aからの信号を受信する受信部24と、電源部27と、表示時刻情報12、25を修正する表示時刻情報修正部37と、を有し、受信部が受信した信号には時刻情報が含まれ、この時刻情報は、受信部が受信する時刻である受信時刻情報から所定時間経過後の未来時刻情報となり、未来時刻情報と受信時刻情報との差分時間情報41aを格納する差分時間情報格納部と、受信部が受信した未来時刻情報と差分時間情報に基づいて受信部の受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成部35と、受信時刻情報と処理時間情報43aに基づき表示時刻情報修正部の修正用の修正時刻情報を生成する修正時刻情報生成部37と、を有する時刻修正装置10。
【選択図】図9

Description

本発明は、例えばCDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多重接続)方式の携帯電話通信網で基地局から発信される信号に含まれる時刻情報に基づいて時刻修正を行う時刻修正装置、時刻修正装置付き計時装置及び時刻修正方法に関するものである。
現在、CDMA方式の携帯電話通信網で基地局から携帯電話機に対して発信される信号には、時刻情報が含まれ、この時刻情報は、GPS(Global Positioning System)衛星の原子時計に基づくGPS時刻に合致した極めて精度の高い時刻情報となっている。
したがって、このCDMA方式の携帯電話通信網で基地局から送信されるGPS時刻データを端末が取得し、このGPS時刻データを用いて内蔵時計の時刻データを補正しようとする提案がなされている(例えば、特許文献1)。
特開2000−321383号公報(要約等)
しかし、CDMA方式の携帯電話通信網で基地局から送信される時刻データは、送信時の時刻データではなく、送信時から一定に時間経過後の時刻データとなっている。
これは、時刻データを受信した携帯電話機がそのデータを処理した後、時刻同期を行うことを考慮したものである。すなわち、基地局から時刻データを取得した携帯電話機は、その内部で基地局からの信号と同期を取るための準備をし、その準備が終了した後、当該時刻データに基づき、当該基地局の信号と時刻同期を行う構成となっている。
つまり、基地局から送信されてくる時刻データを受信時の時刻としてしまうと、内部処理をして時刻同期をするには間に合わす、同期が取れず、その結果通信ができないという問題がある。
このため、CDMA方式の携帯電話通信網で基地局から送信される時刻データは、一定時間経過後の時刻データであり、携帯電話機は、このような未来時間を受信する構成となっている。
このような未来時間を受信して、時刻修正を行おうとすると、時刻自体が受信時の時刻でないため、その未来時間になるまで待って、時刻修正を行わなければならず、これは、受信機側が、その未来時間になるまで基地局と通信を行い続けることを意味し、消費電力が大となるという問題があった。
そして、このように消費電力が大きい受信機は、時計等のような超低電力が要求される機器には搭載できないという問題があり、現実には、時計等で高精度な時刻修正を行うことはできないという問題もあった。
そこで、本発明は、超低電力が要求されるときでも、消費電力が大きくならず、且つ、高精度な時刻修正が可能な時刻修正装置、時刻修正装置付き計時装置及び時刻修正方法を提供することを目的とする。
前記課題は、本発明によれば、基地局からの信号を受信する受信部と、前記受信部が通信を行うための電力を供給する電源部と、時刻情報表示部の表示時刻情報を修正する表示時刻情報修正部と、を有する時刻修正装置であって、前記受信部が受信した前記信号には時刻情報が含まれ、この時刻情報は、前記受信部が受信する時刻である受信時刻情報から所定時間経過後の未来時刻情報となっており、前記未来時刻情報と前記受信時刻情報との差分時間情報を格納する差分時間情報格納部と、少なくとも、前記受信部が受信した前記未来時刻情報と前記差分時間情報に基づいて前記受信部の受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成部と、前記受信時刻情生成部で生成された前記受信時刻情報と、少なくとも、時刻修正装置の処理時間情報に基づき、前記表示時刻情報修正部の修正用の修正時刻情報を生成する修正時刻情報生成部と、を有することを特徴とする時刻修正装置により達成される。
前記構成によれば、時刻修正装置の受信部が受信する時刻情報は、受信部が受信する時刻である受信時刻情報から所定時間経過後の未来時刻情報となっている。また、時刻修正装置は、この受信時刻情報と未来時刻情報との差分時間情報を有している。
また、時刻修正装置は、この未来時刻情報と差分時間情報に基づき受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成部を有している。このため、この受信時刻情報生成部によって、時刻修正装置が受信した受信時刻情報を正確に取得することができる。
したがって、前記構成では、従来のように基地局から受信した未来時間について、当該未来時刻となるまで、受信部が信号を受信し続けなくても、正確な時刻情報を取得できる。このため、時刻修正装置の受信部は、未来時刻情報を取得した後、信号を受信し続ける必要がなく、受信部が信号を受信しない状態とすることができる。
以上から、従来と比べ、信号を受信する時間を大幅に減らすことができ、消費電力を大幅に少なくすることができる。つまり、前記構成では、超低電力が求められる機器等にも対応可能な時刻修正装置となる。
ところで、上述の受信時刻情報で時刻修正装置の表示時刻情報修正部が時刻情報表示部を修正すると、この受信時刻情報を算出等するために同装置が動作等した時間だけ時刻が相違することになる。
時刻修正装置は、修正時刻情報生成部が、少なくとも、上述の受信時刻情報と処理時間情報に基づいて、修正時刻情報を生成する構成を有している。
すなわち、前記構成の時刻修正装置は、同装置内で、かかる受信時刻情報生成部が動作等する時間である処理時間情報を有し、この処理時間情報に基づき、最終的に時刻情報表示部を修正することで、極めて精度の高い時刻修正を可能としている。
好ましくは、前記受信部が受信する前記時刻情報は、少なくとも、GPS衛星のGPS時刻情報、前記基地局から発信される信号の基地局誤差時間情報、前記GPS時刻情報を世界協定時(UTC)に換算するUTC換算情報及び地域時間に換算する地域時間換算情報を有し、前記受信時刻情報生成部は、少なくとも、前記GPS時刻情報、前記UTC換算情報、前記地域時間換算情報、前記基地局誤差時間情報及び前記差分情報に基づいて前記受信時刻情報を生成する構成となっていることを特徴とする時刻修正装置である。
前記構成によれば、時刻情報は、GPS時刻情報を有している。これは地球の上空を周回するGPS衛星内の原子時計のデータであり、極めて正確な時間情報である。また、時刻情報は、基地局誤差時間情報を有している。この基地局誤差時間情報は、信号の受信側がどの基地局からの信号を受信したかを識別するため、時刻を違えて信号を送信している情報であり、例えば、64チップ(0.052ms)単位ずつ時刻を違えて送信している。受信側はこの時刻誤差を把握することで、基地局を特定することができることなる。
したがって、時刻修正装置は、GPS時刻情報と、基地局誤差時間情報で、誤差がないより正確な実際の受信時刻情報等を取得することが可能な構成となっている。
また、時刻情報は、GPS時刻情報を世界協定時に換算するUTC換算情報や地域時間に換算する地域時間換算情報を有し、受信時刻情報生成部は、少なくとも、GPS時刻情報、UTC換算情報、地域時間換算情報、基地局誤差時間情報及び差分情報に基づいて前記受信時刻情報を生成する構成となっている。
このため、GPS時刻を世界協定時に直し、さらに地域時間(例えば、日本時間)に直すことができるので、時刻修正装置が修正しようとする時刻情報表示部が所在する国や地域等における時差を考慮した当該国及び地域の時間を正確に取得することができる。
好ましくは、前記時刻情報には、季節時間に換算する季節時間情報が含まれることを特徴とする時刻修正装置である。
前記構成によれば、時刻情報には、季節時間に換算する季節時間情報が含まれているので、地域によってサマータイム等の季節時間が変更する場合でも、この変更する季節時間に合った時刻を正確に取得することができる。
好ましくは、前記時刻情報の前記地域時間換算情報と前記季節時間情報は、利用者が操作可能な外部入力部を介して入力可能な構成となっていることを特徴とする時刻修正装置である。
前記構成によれば、時刻情報の地域時間換算情報と季節時間情報は、利用者が操作可能な外部入力部を介して入力可能な構成となっているので、利用者の設定したい地域時間や季節時間とすることができる。
好ましくは、前記時刻修正装置の処理時間情報が固定値として格納されていることを特徴とする時刻修正装置である。
前記構成によれば、時刻修正装置の処理時間情報が固定値として格納されているので、処置時間情報を外部から取得することなく迅速に時刻修正をすることができる。
好ましくは、前記基地局から発信される信号が、CDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多重接続)方式の携帯電話通信網で基地局から発信される信号であることを特徴とする時刻修正装置である。
前記構成によれば、基地局から発信される信号が、CDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多重接続)方式の携帯電話通信網で基地局から発信される信号であるので、CDMA方式の携帯電話通信網を利用することで、精度の高い時刻修正をすることができる。
前記課題は、本発明によれば、基地局からの信号を受信する受信部と、前記受信部が通信を行うための電力を供給する電源部と、表示時刻情報を表示する時刻情報表示部と、
前記時刻情報表示部の前記表示時刻情報を修正する表示時刻情報修正部と、を有する時刻修正装置付き計時装置であって、前記受信部が受信した前記信号には時刻情報が含まれ、この時刻情報は、前記受信部が受信する時刻である受信時刻情報から所定時間経後の未来時刻情報となっており、前記未来時刻情報と前記受信時刻情報との差分時間情報を格納する差分時間情報格納部と、少なくとも、前記受信部が受信した前記未来時刻情報と前記差分時間情報に基づいて前記受信部の受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成部と、前記受信時刻情生成部で生成された前記受信時刻情報と、少なくとも、時刻修正装置の処理時間情報に基づき、前記表示時刻情報修正部の修正用の修正時刻情報を生成する修正時刻情報生成部と、を有することを特徴とする時刻修正装置付き計時装置により達成される。
前記課題は、本発明によれば、基地局からの信号を受信する受信部と、前記受信部が通信を行うための電力を供給する電源部と、時刻情報表示部の表示時刻情報を修正する表示時刻情報修正部と、を有する時刻修正方法であって、前記受信部が受信した前記信号には時刻情報が含まれ、この時刻情報は、前記受信部が受信する時刻である受信時刻情報から所定時間経過後の未来時刻情報となっており、受信時刻情報生成部が、少なくとも、前記受信部が受信した前記未来時刻情報と、前記未来時刻情報と前記受信時刻情報との差分時間情報に基づいて、前記受信部の受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成工程と、修正時刻情報生成部が、前記受信時刻情生成部で生成された前記受信時刻情報と、少なくとも、時刻修正装置の処理時間情報に基づき、前記表示時刻情報修正部の修正用の修正時刻情報を生成する修正時刻情報生成工程と、を有することを特徴とする時刻修正方法により達成される。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明に係る時刻修正装置付き計時装置である例えば、時刻修正装置付き腕時計10(以下「腕時計」という)を示す概略図であり、図2は、図1の腕時計10の内部の主なハードウエア構成等を示す概略図である。
図1に示すように、腕時計10は、その表面に文字板12、長針、短針等の針13等が配置されると共に、各種メッセージが表示されるLED等からなるディスプレイ14が形成されている。なお、ディスプレイ14は、LEDの他、LCD、アナログ表示等でも構わない。
また、図1に示すように、腕時計10は、アンテナ11を有しており、このアンテナ11は、CDMA基地局15a、15b等からの信号を受信する構成となっている。つまり、CDMA基地局15a等は、CDMA方式の携帯電話通信網の基地局となっている。
しかし、本実施の形態の腕時計10は携帯電話機能を有していないためのCDMA基地局15a等と電話通信をするものではなく、CDMA基地局15a等から送信される信号から時刻情報等を受信し、その信号に基づいて時刻修正をしようとするものである。CDMA基地局15a等から送信される信号も内容については後述する。
また、図1に示すように、腕時計10には、その利用者が操作可能なりゅうず28が形成されている。
このりゅうず28は、腕時計10の利用者が操作可能な外部入力部の一例となっている。
先ず、図1の腕時計10のハードウエア構成等について説明する。図2に示すように、腕時計10はバス20を備え、バス20には、CPU(Central Processing Unit)21、RAM(Random Access Memory)22、ROM(Read Only Memory)23等が接続されている。
また、バス20には、CDMA基地局15a等からの信号を受信する受信部である例えば、CDMA基地局電波受信機24が接続されている。このCDMA基地局電波受信機24は、図1のアンテナ11を有している。
また、バス20には、時計機構であるIC(半導体集積回路)等からなるリアルタイムクロック(RTC)25や温度補償回路付き水晶発振回路(TCXO)26等も接続されている。
このように、図1の文字板12、針13、RTC25及びTCXO26等は、表示時刻情報を表示する時刻情報表示部の一例となっている。
また、バス20には、電池27が接続され、この電池27は、受信部(例えば、CDMA基地局電波受信機24)が通信を行うための電力を供給する電源部の一例となっている。
また、バス20には、図1のディスプレイ14やりゅうず28が接続されている。このように、バス20は、すべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部バスである。RAM22は、所定のプログラムの処理を行う他、バス20に接続されたROM23等を制御している。ROM23は、各種プログラムや各種情報等を格納している。
図3乃至図6は、腕時計10の主なソフトウエア構成等を示す概略図であり、図3は全体図である。
図3に示すように、腕時計10は、制御部29を有し、制御部29は、図3に示す各種プログラム格納部30内の各種プログラム、第1の各種データ記憶部40内の各種データ及び第2の各種データ記憶部50内の各種データを処理する構成となっている。
また、図3には、各種プログラム格納部30、第1の各種データ記憶部40及び第2の各種データ記憶部50と分けて示してあるが、実際に、このようにデータが分けて格納されているわけではなく、説明上の便宜のために分けて記載したものである。
なお、図3の第1の各種データ記憶部40には、主に予め格納されているデータをまとめて示した。また、第2の各種データ記憶部50には、第1の各種データ記憶部40内のデータ等を各種プログラム格納部30内のプログラムで処理した後のデータ等を主に示した。
図4は、図3の各種プログラム格納部30内のデータを示す概略図であり、図5は、図3の第1の各種データ記憶部40内のデータを示す概略図である。また、図6は、図3の第2の各種データ記憶部50内のデータを示す概略図である。
図7及び図8は、本実施の形態にかかる腕時計10の主な動作等を示す概略フローチャートである。
以下、図7及び図8のフローチャートにしたがって本実施の形態に係る腕時計10の動作等を説明しつつ、その関連で図4乃至図6の各種プログラムや各種データを説明する。
フローチャートの説明に入る前にCDMA方式の携帯電話システムのうち、本実施の形態と関連ある部分を説明する。
CDMA方式の携帯電話システムは米国クアルコム社が開発した方式が1993年に米国の標準方式の一つ「IS95」に採用したことから本格的な運用が開始されており、これ以降、IS95A、IS95B、CDMA2000という改訂を経て現在に至っている。また、日本国ではARIB STD−T53に準じて携帯電話システムが運用されている。
このようなCDMA方式は下り(CDMA基地局15a等から移動局、本実施の形態では腕時計10)は同期通信であるため、腕時計10がCDMA基地局15a等の時刻データと同期する必要がある。CDMA基地局15a等から送信される信号は、具体的には、パイロットチャネル信号と、シンクチャネル信号を有している。パイロットチャネル信号は、CDMA基地局15a等ごとに、異なったタイミングで発信されている信号であり、例えば、パイロットPN信号である。
図9は、CDMA基地局15a、15bから送信される信号の同期タイミング等を示す概略図である。
これらのCDMA基地局15a、15bから送信される信号は、同じであるため、この信号がどのCDMA基地局15a等から発信したかを識別するため、各CDMA基地局15a等は、それぞれ他のCDMA基地局15a等と異なるタイミングで信号を発信している。
具体的には、このタイミングの相違は、CDMA基地局15a等が発信するパイロットPN信号の相違として表れる。すなわち、例えば、図9のCDMA基地局15bは、CDMA基地局15aより僅かに遅れたタイミングで信号を発信している。具体的には、64chip(0.052ms(ミリ秒))分だけ、パイロットPNオフセットを設けている。
このように多数のCDMA基地局15a等が存在しても、各CDMA基地局15a等が64chipの整数倍だけ、それぞれ異なるパイロットPNオフセットを設けることで、受信する腕時計10は、どのCDMA基地局15a等からの信号を受信したかを容易に把握することができる構成となっている。
また、CDMA基地局15a等から発信される信号には、シンクチャネル信号があり、これが図10のシンクチャネルメッセージである。図10は、シンクチャネルメッセージの内容を示す概略図である。
図10に示すように、シンクチャネルメッセージには、上述したパイロットPN信号のデータ、例えば、パイロットPNオフセットデータが64chip(0.052ms)×N(0〜512)であることを示すデータが含まれている。このデータは、図10では「PILOT_PN」で表されている。
また、シンクチャネルメッセージには、GPS時刻データであるシステム時間のデータも含まれている。
GPS時刻は毎週日曜日の0時からの経過時間が秒で表示され、翌週の日曜日の0時に0に戻るようになっている。そして、この1週間についてはGPSの週番号が付されているので、週番号と経過時間(秒)のデータを取得することで、受信側はGPS時刻を取得できる構成となっている。このデータは、図10では「SYS_TIME」で表されている。
また、シンクチャネルメッセージには、世界協定時(UTC)に換算するための「うるう秒」のデータも含まれている。このデータは、図10では、「LP_SEC」で表されている。
また、シンクチャネルメッセージには、時計10が所在する国又は地域のUTCに対する時差データである、ローカルオフセット時間が含まれている。すなわち、例えば、日本の場合は、UTCに9時間プラスされた時間である旨のデータ等が格納されている。
このデータは、図10では、「LTM_OFF」で表される。
また、シンクチャネルメッセージには、時計10が所在する国や地域がサマータイム等を採用しているか否かのサマータイムデータも含まれている。日本の場合は、サマータイム制を採用していないため、そのデータは「0」となる。このデータは、図10では、「DAYLT」で表される。
このように、図10のパイロットPN信号データが、基地局(例えば、CDMA基地局15a等)から発信される信号の基地局誤差時間情報の一例であり、ローカルオフセット情報が、地域時間に換算する地域時間換算情報の一例となっている。また、サマータイムデータは、季節時間に換算する季節時間情報の一例となっている。
図10のシンクチャネルメッセージには、以上のような内容のデータが含まれるが、具体的には、各データは時系列に順番に送信される、送信される信号は、図9に示す、80ms単位からなるスーパーフレーム単位で送信され、シンクチャネルメッセージの最後のデータが含まれるのが、図9のラストスーパーフレームとなる。すなわち、図9のラストスーパーフレームの最後のタイミング(図9の「E」「EE」で示す部分)が、シンクチャネルメッセージの受信完了のタイミングとなっている。
また、CDMA方式では、図10のシンクチャネルメッセージの上述のGPS時刻は、図9の「E」における時刻とはなっておらず、その後、4スーパーフレーム(320ms)後における時刻、すなわち、図9の「F」における時刻となっている。
具体的には、上述したパイロットPNオフセットデータが、0chip(0ms)の場合の時刻を基準とした、ラストスーパーフレームの最後のタイミングから4スーパーフレーム後の時刻となる。
これは、CDMAがそもそも携帯電話で通信するためのシステムであることに基づく。つまり、携帯電話機は、CDMA基地局15a等から図10に示す、シンクチャネルメッセージを受信した後、CDMA基地局15a等との同期通信をするための準備を携帯電話機内で行う必要がある。
具体的には、次のステージである「待ち受け状態」へ遷移するための準備をした後、CDMA基地局15a等と同期をとり通信することになる。
そこで、この準備時間を考慮して、CDMA基地局15a等は、予め未来の時刻である320ms後の時間を、事前に送信し、この時間を受信した携帯電話機が内部で処理を行い、準備が終わった後、この時刻でCDMA基地局15a等と同期を取りに行くと同期を取りやすくなるという構成となっている。換言すれば、この4スーパーフレーム(320ms)が携帯電話機側の準備時間となっている。
以上が、本実施の形態におけるCDMA方式の携帯電話システムの概略であり、以上の前提で、以下、本実施の形態を説明する。
腕時計10の時刻修正をする場合は、先ず、腕時計10は、図7のST1に示すように、CDMA基地局15a等から送信される電波のうち、パイロットチャネルの信号電波を受信するためのパイロットチャネルスキャンを行う。
そして、ST2では、腕時計10と、一番近いCDMA基地局15a等からのパイロットチャネル信号と同期を取る。
具体的には、図4のパイロットPN同期プログラム31が、図9に示すような、80ms毎のスーパーフレームと同期を取る。つまり、信号電波をダウンコンバートし、図示しないベースバンド部が、パイロットチャネル(walsh特定関数)の信号にパイロットPNコードをミキシングして同期を取る。
次にST3で、パイロットPN同期プログラム31が、CDMA基地局15a等のパイロットチャネル信号と同期が完了したか否かを判断し、同期が完了しない場合は、ST4で、腕時計10が有するサービルエリアテーブルを全て参照したか(一巡したか)判断し、全て参照していない場合は、ST5に進む。
ST5では、日本、アメリカ、中国、カナダ等におけるCDMA基地局15a等のデータを参照し、そのデータに基づきST1のパイロットチャネルスキャンを行う。
つまり、例えば、腕時計10は、日本のCDMA基地局15a等を探しているが、実際はアメリカに所在していたという場合は、ST3でパイロットチャネル信号と同期を取ることができない。そこで、ST5でアメリカのCDMA基地局15a等のデータを取得し、そのデータに基づき、ST1のパイロットチャネルスキャンを行う。
一方、ST4で、腕時計10が持っているサービルエリアテーブルを全て参照したにもかかわらずパイロットチャネル信号との同期を取ることができないときは、ST6に進む。ST6では、ユーザに時刻修正が行われていないことを示すため、例えば、図1の秒針を3秒動かすことで、その旨をユーザに知らせる。そして、時刻修正をユーザ判断に任せ、終了する。
一方、ST3で、パイロットチャネル信号との同期が完了したときは、ST7へ進み、シンクチャネルに切り替え、シンクチャネルメッセージの受信を開始する。具体的には、シンクチャネルメッセージ受信プログラム32が図10に示すような、シンクメッセージの受信を開始する。
次に、ST8でシンクチャネルメッセージの受信が完了したか否かを判断し、シンクチャネルメッセージの受信が完了していないときは、ST9でタイムアウトか否かを判断し、タイムアウトの場合は、再び、ST7でシンクチャネルメッセージを受信し直す。
一方、ST8でシンクチャネルメッセージの受信が完了すると、ST10へ進み、図3のCDMA基地局電波受信機24が信号の受信を停止する。具体的には、受信機制御プログラム33が動作して、CDMA基地局電波受信機24のCDMA基地局15a等からの電波受信を停止する。つまり、図9のラストスーパーフレームの終了のタイミングである「E」や「EE」で示すタイミングで電波受信を終了する。
これで、腕時計10は、図10に示す全てのシンクチャネルメッセージを受信したことになり、このシンクチャネルメッセージは図6のシンクチャネルメッセージデータ格納部51に、シンクチャネルメッセージデータ51aとして格納される。
次に、ST11に進む。ST11以降は、既にCDMA基地局15a等から取得したシンクチャネルメッセージの情報に基づいて、時刻修正のためのデータを作成し、実際に時刻修正を行う工程となる。
先ず、ST11では、腕時計10は、例えば日本に所在するため、図6のシンクチャネルメッセージデータ51aから、GPS時刻、うるう秒、ローカルオフセット時間(日本の場合はUTCに9時間加える)、サマータイム時間(日本の場合は、サマータイムがないので0時間加える)を抽出し、図4の第1次ローカル時刻算出プログラム34が動作して、第1次ローカル時刻である例えば、第1次日本時刻を算出する。
具体的には、GPS時刻を基本にうるう秒データ等に基づいてUTC時刻を算出し、このUTC時刻に基づき、ローカルオフセット時間で、例えば、9時間を加え、日本時刻とする。また、日本ではサマータイムを採用していないため、サマータイム時間の補正は実質的行わない。なお、アメリカのようにサマータイム制を採用する国にあっては、サマータイム時間の補正は、極めて、精度の高い時刻修正となる。
本実施の形態では、第1次日本時刻が算出され、この時刻はGPS時刻に基づいた基本的な時刻データとなる。
このように、算出された第1次日本時刻は、図6の第1次ローカル時刻データ格納部52に第1次ローカル時刻データ52aとして格納される。
ここで算出された第1次ローカル時刻データ52aについて説明する。この第1次ローカル時刻データ52aは、図9で説明すると以下のようになる。つまり、腕時計10が図9のCDMA基地局15bの信号を受信し、そのシンクチャネルメッセージを取得したとすると、受信した時刻(GPS時刻)は、上述したパイロットPNオフセットデータが、0chip(0ms)の場合の時刻を基準とした、ラストスーパーフレームの最後のタイミングから4スーパーフレーム(320ms)後の時刻情報(図9の例では「F」における時刻)となる。
しかし、図9のCDMA基地局15bは、そのパイロットPNオフセットが例えば、64chip(0.052ms)があるため、その分、実際の受信タイミングとしては、正確なGPS時刻とは相違している。つまり、図9の基地局15bが実際にラストスーパーフレームの最後を受信したタイミングである「EE」は、腕時計10が取得したGPS時刻にパイロットPNオフセット分を加算した時刻となる。
このため、本実施の形態で以下の処理を行う。すなわち、ST12で、図6の第1次ローカル時刻データ52aに対して以下のような補正をかける。つまり、第1次ローカル時刻データ52aから320ms(4スーパーフレーム)を減算することで、図9の「F」における時刻を「E」における時刻情報とする。さらに、CDMA基地局15bの信号はパイロットPNオフセットが0.052msあるため、その分を加算する。
すると、ラストスーパーフレーム受信完了時(EE)の正しいGPS時刻に基づく例えば、日本時刻が生成されることになる。
このような計算は、図4の第2次ローカル時刻算出プログラム35が、図6の第1次ローカル時刻データ52a、図5の差分時間データ41a及びパイロットPNオフセット時間データ42a等に基づいて行い、その結果は、図6の第2次ローカル時刻データ53aとして第2次ローカル時刻データ格納部53に格納される。
図5における差分時間データ41aの一例が、上述の320ms(4スーパーフレーム)というデータであり、差分時間データ格納部41に格納される。また、パイロットPNオフセット時間データ42aの一例が、上述の64chip(0.052ms)というデータであり、パイロットPNオフセット時間データ格納部42に格納される。
また、ST11でシンクチャネルメッセージから取得したGPS時刻等は、受信部(例えば、CDMA基地局電波受信機24等)が受信する時刻である受信時刻情報(例えば、図9の「E」における時刻情報等)から所定時間経過後(例えば、320ms経過後等)の未来時間情報の一例となっている。また、図5の差分時間データ41aが、差分時間情報の一例となっている。
また、第1次ローカル時刻算出プログラム34及び第2次ローカル時刻算出プログラム35が、受信部(例えば、CDMA基地局電波受信機24等)が受信した未来時刻情報(例えば、図9の「F」における時刻情報等)と差分時間情報(例えば、差分時間データ41a等)に基づいて受信部の受信時刻情報(例えば、第2次ローカル時刻データ53a等)を生成する受信時刻情報生成部の一例となっている。また、ST12は、受信時刻情報生成工程の一例ともなっている。
ところで、このように、ST12で算出された第2次ローカル時刻データ53aは、GPS時刻に合致した精度の高い時間であるが、ST11やST12の計算に要する時間等があり、この時間を考慮しないと、その計算時間等の分だけ時刻が相違する(狂う)ことになる。
そこで、ST13の工程が行われる。すなわち、図6の第2次ローカル時刻データ53aに、処理遅延時間を加算して、最終ローカル時刻を算出する。つまり、この処理遅延時間が当該腕時計10の上述の計算に要する時間等に該当するが、この時間は、当該腕時計10によって時間は定まっている。
このため、本実施の形態では、図5に示すように、処理遅延時間データ43aを予め固定値として、処理遅延時間データ格納部43に格納しておく。そして、図4の最終ローカル時間算出プログラム36は、図6の第2次ローカル時刻データ53aに、処理遅延時間データ43aを加算して、より精度の高い時刻情報である最終ローカル時刻データ54aとして、最終ローカル時刻データ格納部54に格納する。
このように生成された、最終ローカル時刻データ54aはGPS時刻に合致した極めて精度の高い時刻情報となる。なお、処理遅延時間は、処理時間情報の一例であり、ST13は、修正時刻情報生成工程の一例となっている。
次に、ST14に進む。ST14では、図4のRTC及び時刻修正プログラム37が、図6の最終ローカル時刻データ54aに基づき、図3のRTC25や図1の針13等を修正し、時刻修正が完了する。
このように、RTC及び時刻修正プログラム37が、時刻情報表示部の表示時刻情報(例えば、RTC25や針13等)を修正する表示時刻情報修正部の一例である。また、最終ローカル時刻算出プログラム36は、RTC及び時刻修正プログラム37が修正する修正用の修正時刻情報(例えば、最終ローカル時刻データ54a等)を生成する修正時刻情報生成部の一例となっている。
このように本実施の形態によれば、ST10でCDMA基地局電波受信機24がCDMA基地局15a等の電波の受信を停止するので、電池27の消費電力を小さくすることができる。
図9を用いて具体的に説明する。図9の(C)はCDMA基地局15bからシンクチャネルメッセージを受信し、その後、時刻同期を行う、従来の場合の電源シーケンスである。図9に示すように、図9の「FF」の部分まで信号を受信しているため電源はON状態となっている。
これに対して、本実施の形態の電源シーケンスは図9の(D)である。(D)に示すように、信号の受信は、図9の「EE」の部分で終了し、その後、通信を行っていない。
このため、本実施の形態の腕時計10は、消費電力を小さくすることができるので、超低電力が要求される時計等の機器にも搭載可能であり、且つ、極めて高精度な時刻修正も可能となっている。
ところで、次に、ST15に進む。ST15では時刻修正間隔タイマが動作する。すなわち、図4の時刻修正開始判断プログラム38が動作し、図5の時刻修正間隔データ44aを参照する。この時刻修正間隔データ44aは、例えば24時間となっている。また、このような時刻修正間隔データ44aは、時刻修正間隔データ格納部44に格納されている。
このため、ST16で、前回の時刻修正から24時間経過後に次の時刻修正が開始され、ST1以下の工程が実行される。
また、図8及び図9は、図10のローカルオフセット時間及びサマータイムデータは、CDMA基地局15a等から受信したシンクチャネルメッセージに基づいて自動的に修正される工程としたが、これらを腕時計10のユーザが設定可能としてもよい。
この場合は、図3のりゅうず28等を用いて入力されたローカルオフセット時間は、図6の入力ローカルオフセット時間データ55aとして入力ローカルオフセット時間データ格納部55に格納される。また、同様に入力されたサマータイム時刻データとして入力サマータイムデータ56aとして入力サマータイムデータ格納部56に格納される。
この場合は、上述のST11では、この入力されたデータに基づいて第1次ローカル時刻が算出されるので、ユーザの希望通りの時刻修正が可能となる。
本発明は、上述の実施の形態に限定されない。
本発明に係る時刻修正装置付き計時装置である例えば、時刻修正装置付き腕時計を示す概略図である。 図1の腕時計の内部の主なハードウエア構成等を示す概略図である。 腕時計の主なソフトウエア構成等を示す概略全体図である。 図3の各種プログラム格納部内のデータを示す概略図である。 図3の第1の各種データ記憶部内のデータを示す概略図である。 図3の第2の各種データ記憶部内のデータを示す概略図である。 本実施の形態にかかる腕時計の主な動作等を示す概略フローチャートである。 本実施の形態にかかる腕時計の主な動作等を示す他の概略フローチャートである。 CDMA基地局から送信される信号の同期タイミング等を示す概略図である。 シンクチャネルメッセージの内容を示す概略図である。
符号の説明
10・・・時刻修正装置付き腕時計、12・・・文字板、15a及び15b・・・CDMA基地局、24・・・CDMA基地局電波受信機、25・・・リアルタイムクロック(RTC)、27・・・電池、31・・・パイロットPN同期プログラム、32・・・シンクチャネルメッセージ受信プログラム、33・・・受信機制御プログラム、34・・・第1次ローカル時刻算出プログラム、35・・・第2次ローカル時刻プログラム、36・・・最終ローカル時間算出プログラム、37・・・RTC及び時刻修正プログラム、38・・・時刻修正開始判断プログラム、41a・・・差分時間データ、42a・・・パイロットPNオフセット時間データ、43a・・・処理遅延時間データ、44a・・・時刻修正間隔データ、51a・・・シンクチャネルメッセージデータ、52a・・・第1次ローカル時刻データ、53a・・・第2次ローカル時刻データ、54a・・・最終ローカル時刻データ

Claims (8)

  1. 基地局からの信号を受信する受信部と、
    前記受信部が通信を行うための電力を供給する電源部と、
    時刻情報表示部の表示時刻情報を修正する表示時刻情報修正部と、を有する時刻修正装置であって、
    前記受信部が受信した前記信号には時刻情報が含まれ、この時刻情報は、前記受信部が受信する時刻である受信時刻情報から所定時間経過後の未来時刻情報となっており、
    前記未来時刻情報と前記受信時刻情報との差分時間情報を格納する差分時間情報格納部と、
    少なくとも、前記受信部が受信した前記未来時刻情報と前記差分時間情報に基づいて前記受信部の受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成部と、
    前記受信時刻情生成部で生成された前記受信時刻情報と、少なくとも、時刻修正装置の処理時間情報に基づき、前記表示時刻情報修正部の修正用の修正時刻情報を生成する修正時刻情報生成部と、を有することを特徴とする時刻修正装置。
  2. 前記受信部が受信する前記時刻情報は、少なくとも、GPS衛星のGPS時刻情報、前記基地局から発信される信号の基地局誤差時間情報、前記GPS時刻情報を世界協定時(UTC)に換算するUTC換算情報及び地域時間に換算する地域時間換算情報を有し、
    前記受信時刻情報生成部は、少なくとも、前記GPS時刻情報、前記UTC換算情報、前記地域時間換算情報、前記基地局誤差時間情報及び前記差分情報に基づいて前記受信時刻情報を生成する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の時刻修正装置。
  3. 前記時刻情報には、季節時間に換算する季節時間情報が含まれることを特徴とする請求項2に記載の時刻修正装置。
  4. 前記時刻情報の前記地域時間換算情報と前記季節時間情報は、利用者が操作可能な外部入力部を介して入力可能な構成となっていることを特徴とする請求項3に記載の時刻修正装置。
  5. 前記時刻修正装置の処理時間情報が固定値として格納されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の時刻修正装置。
  6. 前記基地局から発信される信号が、CDMA(Code Division Multiple Access、符号分割多重接続)方式の携帯電話通信網で基地局から発信される信号であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の時刻修正装置。
  7. 基地局からの信号を受信する受信部と、
    前記受信部が通信を行うための電力を供給する電源部と、
    表示時刻情報を表示する時刻情報表示部と、
    前記時刻情報表示部の前記表示時刻情報を修正する表示時刻情報修正部と、を有する時刻修正装置付き計時装置であって、
    前記受信部が受信した前記信号には時刻情報が含まれ、この時刻情報は、前記受信部が受信する時刻である受信時刻情報から所定時間経後の未来時刻情報となっており、
    前記未来時刻情報と前記受信時刻情報との差分時間情報を格納する差分時間情報格納部と、
    少なくとも、前記受信部が受信した前記未来時刻情報と前記差分時間情報に基づいて前記受信部の受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成部と、
    前記受信時刻情生成部で生成された前記受信時刻情報と、少なくとも、時刻修正装置の処理時間情報に基づき、前記表示時刻情報修正部の修正用の修正時刻情報を生成する修正時刻情報生成部と、を有することを特徴とする時刻修正装置付き計時装置。
  8. 基地局からの信号を受信する受信部と、
    前記受信部が通信を行うための電力を供給する電源部と、
    時刻情報表示部の表示時刻情報を修正する表示時刻情報修正部と、を有する時刻修正方法であって、
    前記受信部が受信した前記信号には時刻情報が含まれ、この時刻情報は、前記受信部が受信する時刻である受信時刻情報から所定時間経過後の未来時刻情報となっており、
    受信時刻情報生成部が、少なくとも、前記受信部が受信した前記未来時刻情報と、前記未来時刻情報と前記受信時刻情報との差分時間情報に基づいて、前記受信部の受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成工程と、
    修正時刻情報生成部が、前記受信時刻情生成部で生成された前記受信時刻情報と、少なくとも、時刻修正装置の処理時間情報に基づき、前記表示時刻情報修正部の修正用の修正時刻情報を生成する修正時刻情報生成工程と、を有することを特徴とする時刻修正方法。
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