JP2007185594A - 廃液処理装置および廃液処理方法 - Google Patents

廃液処理装置および廃液処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複雑な設備や薬剤の添加を必要とせず、浄化処理時間の短縮を図ることのできる廃水処理技術を提供する。
【解決手段】廃水処理装置10は畜産糞尿を固液分離処理したときに発生する畜産廃液を清浄化処理する際に用いる装置であり、廃液L1,L2をそれぞれ貯留可能な第一貯留槽1および第二貯留槽2と、第一貯留槽1内に収容された廃液L1中に浸漬された多数の微生物担体3と、第二貯留槽2内に貯留された廃液L2中に浸漬された複数の微細気泡発生器4と、第一貯留槽1内に貯留された廃液L1を吸引して微細気泡発生器4へ送給するポンプ5と、微細気泡発生器4へ空気を供給する気体経路6と、第二貯留槽2内の廃液L2を第一貯留槽1内へ送り込む略L字形状の送液経路7と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、家畜が***する糞尿を固液分離処理したときに発生する畜産廃液の浄化処理技術に関する。
畜産場で飼育されている家畜が***する糞尿は、高濃度の肥料成分と有機物を含んでいるため、古くは、農産物などの肥料あるいは土壌改良資材として活用されてきた。しかしながら、近年、畜産場の経営形態は大規模化しており、規模の大きい畜産場からは多量の糞尿が集中的に発生するため、これらの糞尿を固液分離処理すると、大量の畜産廃液が発生する。このような畜産廃液の処理技術に関しては、従来、様々な提案が行われている。
従来の畜産廃液処理技術としては、処理対象である畜産廃液に酸性溶液を添加して有機物を凝集沈殿させて除去した後、アルカリ性溶液を添加してアンモニウムイオンやリン酸イオンなどを沈殿除去するもの(例えば、特許文献1参照)、あるいは、畜産廃液中に気泡を供給し、廃液中の酸素濃度を高めて微生物を活性化させることにより、有機物などを分解させるもの(例えば、特許文献2,3参照。)などがある。
特開2003−334567号公報 特開2002−301493号公報 特開平10−43797号公報
特許文献1に記載の「排水処理方法および排水処理装置」の場合、酸溶液タンク、アルカリ溶液タンクに加え、少なくとも2つの沈殿タンクを必要とするため、配管などを含めた処理設備全体が複雑化、大型化しがちであり、敷地に余裕のない畜産場などは簡単に採用できないことがある。また、廃液処理量が増加すると、それに伴って酸性溶液およびアルカリ性溶液の使用量も増加するので、大規模畜産場などにおいては、大量の酸性溶液およびアルカリ性溶液を消費することとなる。さらに、沈殿タンクから回収される、薬剤混じりの沈殿物の処分にも別の手間がかかる。
特許文献2に記載の「汚水処理法」および特許文献3に記載の「畜産糞尿の曝気・撹拌装置」の場合、畜産廃液中に送り込まれる気泡によって廃液全体が撹拌されるため、廃液中に存在する固形成分が粉砕され、固形成分の浮上が2〜3日連続し、処理時間の遅延を生ずることがある。
本発明が解決しようとする課題は、複雑な設備や薬剤の添加を必要とせず、浄化処理時間の短縮を図ることのできる廃液処理技術を提供することにある。
本発明の廃液処理装置は、廃液を収容可能な第一貯留槽および第二貯留槽と、前記第一貯留槽内の廃液中に浸漬された微生物担体と、前記第二貯留槽内の廃液中に浸漬された微細気泡発生器と、前記第一貯留槽内内の廃液を前記微細気泡発生器へ送給するポンプと、前記微細気泡発生器へ空気を供給する気体経路と、前記第二貯留槽内の廃液を前記第一貯留槽内へ送り込む送液経路と、を備えたことを特徴とする。
このような構成において、第一貯留槽内の廃液をポンプで吸引して、第二貯留槽内の廃液中に浸漬された微細気泡発生器へ送給するとともに、気体経路を経由して微細気泡発生器へ空気を供給すると、微細気泡発生器から第二貯留槽内の廃液中へ微細気泡混じりの廃液が供給されるため、第二貯留槽内の廃液の溶存酸素量が増加する。第二貯留槽内で溶存酸素量が増加した廃液は送液経路を経由して第一貯留槽内の廃液中へ送り込まれるため、第一貯留槽内の廃液の溶存酸素量も高まる。これにより、第一貯留槽内の廃液中に浸漬された微生物担体に生息する微生物は充分な酸素を得て活性化され、有機物分解作用が高まるため、廃液中に含まれる有機物が速やかに分解され、廃液を浄化することができる。この工程は、第一貯留槽と第二貯留槽との間で廃液を循環させながら行われるので、第一貯留槽に貯留されている廃液は、時間の経過とともに速やかに浄化される。なお、微生物担体に生息する微生物については、処理対象である廃液中に存在しているものが処理開始とともに自然に住み着いていくので、外部から添加する必要はない。
微生物担体が収容された第一貯留槽と、気体経路を有する微細気泡発生器が収容された第二貯留槽と、ポンプと、送液経路とからなる簡素な構造であるため、複雑な設備を必要としない。また、微生物担体に自然生息している微生物の作用によって廃液中の有機物を分解するため、薬剤の添加を必要としない。有機物などを沈殿除去するための沈殿槽を設ける必要がないので、浄化処理時間の短縮を図ることができる。
ここで、前記微細気泡発生器として、気液が旋回可能な筒状の気液旋回室と、前記気体経路から前記気液旋回室内へ空気を導入するための空気導入口と、前記ポンプから送給される廃液を前記気液旋回室内へ流入させて前記気液旋回室内に気液旋回流を発生させるための液体導入口と、前記気液旋回室内に発生した微細気泡混じりの液体を吐出するため前記気液旋回室の中心軸方向の端部に開設された吐出口と、を備えたものが望ましい。
第一貯留槽に貯留された廃液をポンプで吸引して、第二貯留槽内の廃液中に浸漬された微細気泡発生器の液体導入口へ送給しながら、気体経路を経由して微細気泡発生器の空気導入口へ空気を供給すると、気液旋回室内に気液旋回流が発生するとともに、その中心軸付近に負圧の空洞部分が形成される。この負圧空洞部は渦キャビテーションとも呼ばれ、その先端部において気体は液体に瞬時に溶解し、未溶解の気体は、前記気液旋回流によって引き千切られて大量の微細気泡が発生し、これらの微細気泡が混じった廃液が、吐出口から第二貯留槽内の廃液中へ吐出される。このようにして供給された微細気泡には、第二貯留槽内の廃液中のアンモニアなどの気体が、気液平衡の法則により、濃度の高い液体中から気体中へ移動することとなるため、液体中のアンモニアを捕集した微細気泡となる。
また、前記第二貯留槽内と連通する前記送液経路の廃液導入口を前記第二貯留槽の底面より高い位置に配置することが望ましい。このような構成とすれば、第一貯留槽からポンプを介して微細気泡発生器へ供給され、第二貯留槽内に貯留される廃液の液面高さは一定に保たれるため、微細気泡発生器の微細気泡供給機能を一定に保つことができる。また、前述した、アンモニアを捕集した微細気泡は廃液導入口を越流落下する際に破泡して内部の気体が液体外へ放出されるため、廃液中のアンモニアなどの気体を除去しながら、第一貯留槽内へ送り込むことが可能となる。
この場合、前記第一貯留槽内と連通する前記送液経路の廃液排出口を前記微生物担体の収容領域内に配置することが望ましい。このような構成とすれば、第二貯留槽内において溶存酸素量が高められた廃液を、微生物担体に近接した領域に送り込むことが可能となるため、微生物担体に生息する有機物分解能を有する微生物に豊富な酸素を供給することができ、有機物分解作用をさらに高めることができる。
次に、本発明の廃液処理方法は、液体を貯留可能な第一貯留槽および第二貯留槽に廃液を収容し、前記第一貯留槽内に収容された廃液と前記第二貯留槽内に収容された廃液とを循環させる工程と、前記第二貯留槽内の廃液中へ微細気泡を供給する工程と、前記第一貯留槽内に収容された微生物担体に生息する微生物で前記廃液中の有機物を分解する工程と、を備えたことを特徴とする。このような工程を備えたことにより、複雑な設備や薬剤の添加を必要とせず、廃液を浄化することが可能となり、浄化処理時間の短縮を図ることができる。
本発明により、畜産糞尿を固液分離処理したときに発生する畜産廃液を、複雑な設備や薬剤の添加を必要とせず、比較的短時間で浄化処理することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態である廃液処理装置について説明する。図1は本発明の実施の形態である廃液処理装置を示す垂直断面図、図2は図1に示す廃液処理装置の一部拡大図である。
図1に示すように、本実施形態の廃液処理装置10は畜産糞尿を固液分離処理したときに発生する畜産廃液を清浄化処理する際に用いる装置であり、廃液L1,L2をそれぞれ収容可能な第一貯留槽1および第二貯留槽2と、第一貯留槽1内に収容された廃液L1中に浸漬された多数の微生物担体3と、第二貯留槽2内に収容された廃液L2中に浸漬された複数の微細気泡発生器4と、第一貯留槽1内に収容された廃液L1を吸引して微細気泡発生器4へ送給するポンプ5と、微細気泡発生器4へ空気を供給する気体経路6と、第二貯留槽2内の廃液L2を第一貯留槽1内へ送り込む略L字形状の送液経路7と、を備えている。
第二貯留槽2は第一貯留槽1の上縁部の一部に載置され、第一貯留槽1の周壁内面の一部の底部1bより高い位置に突設された有底箱体形状の集液部8内にポンプ5が配置されている。ポンプ5は、電源コード5bを介して供給される商用電源によって作動する電動式であり、スイッチ5aによりON/OFFすることができ、ポンプ5と微細気泡発生器4との間には、主送液管11と、切替弁12と、切替弁12から分岐した複数の副送液管13とが配管されている。第一貯留槽1内の底部1b直上には、送液経路7の水平部7hが配置され、水平部7hの先端部は蓋体7cで閉塞され、基端側には起立した垂直部7vが形成され、この垂直部7vの上端が第二貯留槽2の底部2bを貫通して第二貯留槽2内に連通している。
第一貯留槽1内に配置された送液経路7の水平部7hの上面側には、複数の貫通孔7bが、水平部7hの上面全体に均等分布するように開設され、この水平部7hを埋設するように微生物担体3が収容されている。本実施形態において、第一貯留槽1内に収容されている微生物担体3は外径10mm〜20mm程度の単粒度砕石であり、岩石の種類は特に限定しない。これらの微生物担体3は集液部8の下半分が埋没する程度の深さまで収容されている。また、第一貯留槽1内の廃液L1を排出したり、清掃の際に利用したりするため、第一貯留槽1の周壁1aの下部に、開閉弁9a付きの排液管9が配管されている。
図2に示すように、第二貯留槽2内と連通する送液経路7の垂直部7vは、底部2bを貫通して立設され、その上端開口を廃液導入口7aとすることにより、廃液導入口7aは第二貯留槽2の底部2bより高い位置に配置している。第二貯留槽2内に配置された複数の微細気泡発生器4は、底部2bと廃液導入口7aとの間の領域内において、送液経路7の垂直部7vを挟んで対称をなすように配置され、第二貯留槽2の底部2bに向かって微細気泡NB混じりの廃液L2を吐出する姿勢で係止されている。複数の微細気泡発生器4からそれぞれほぼ垂直に立設された気体経路6上端の開口部6aは、第二貯留槽2の上縁部2aより高い位置に配置されている。
また、ポンプ5で吸引した第一貯留槽1内の廃液L1を送給するための主送液管11は、切替弁12において、複数の副送液管13に分岐され、それぞれの副送液管13が各微細気泡発生器4に接続されている。切替弁12を切り替えることにより、複数の微細気泡発生器4の全てに廃液L1を送給したり、いずれかの微細気泡発生器4に選択的に廃液L1を送給したりすることができる。
次に、図3〜図7を参照し、微細気泡発生器4の構造、機能などについて説明する。図3は図1に示す廃液処理装置を構成する微細気泡発生器を示す斜視図、図4は図3におけるA−A線断面図、図5は図3におけるB−B線断面図、図6は図3に示す微細気泡発生器の中心軸方向の断面図、図7は図6に示す微細気泡発生器内において発生する気液旋回流を示す図である。
図3〜図6に示すように、微細気泡発生器4は、気液が旋回可能な略円筒状の気液旋回室14と、気体経路6から気液旋回室14内へ空気を導入するために気液旋回室14の中心軸C方向の一方の隔壁14aに開設された空気導入口15と、ポンプ5から送給される廃液L1を気液旋回室14内へ流入させて気液旋回室14内に気液旋回流R(図7参照)を発生させるため気液旋回室14の周壁14cに形成された液体導入口16と、気液旋回室14内に発生した微細気泡NB混じりの液体を吐出するため気液旋回室14の中心軸C方向の他方の隔壁14bに開設された吐出口17と、を備えている。液体導入口16は気液旋回室14の接線方向に形成され、気液旋回室14内に向かって、その中心軸Cとねじれの位置をなす方向に沿って液体を送り込むことができる。
図1に示す状態にセッティングした後、スイッチ5aをONしてポンプ5を作動させると、第一貯留槽1内に設けられた集液部8内の廃液L1が吸引され、主送液管11、切替弁12および各副送液管13を経由してそれぞれ微細気泡発生器4へ送給される。微細気泡発生器4へ送給された廃液L1は液体導入口16から気液旋回室14内へ流入し、これによって、図4,図5,図7に示すように、気液旋回室14内に中心軸Cを中心とする気液旋回流Rが発生すると同時に、ほぼ中心軸Cに沿って筒状の負圧空洞部Vが出現する。この負圧空洞部Vの一方の端部は気液旋回室14の空気導入口15付近に位置するとともに、他端部は気液旋回室14の吐出口17付近に位置し、吐出口17付近においては、負圧空洞部Vの端部が括れた状態となる。
気液旋回室14内に気液旋回流Rとともに出現する負圧空洞部Vの負圧によって空気導入口15付近にも負圧が生じるため、この負圧に起因する吸引力により、気体経路6の開口部6aを経由して大気中の空気が気体経路6へ吸い込まれ、この空気が空気導入口15気液旋回室14内の負圧空洞部V内へ連続的に流入し、気液旋回室14内へ流入する液体(廃液L1)とともに気液旋回流Rを形成する。
一方、空気導入口15から負圧空洞部V内へ流入した空気は、気液旋回室14内に発生している気液旋回流Rに連行されながら吐出口17から廃液L1とともに放出されるが、このとき、負圧空洞部Vの吐出口17側の端部において、気液旋回流Rによってねじ切られて微細気泡NBとなり、気液旋回流Rを形成する廃液L1に混入し、微細気泡NB混じりの流体となって吐出口17から第二貯留槽2内の廃液L2中へ吐出される。廃液L2中へ吐出された微細気泡NB混じりの廃液L1は、その中を拡散していくが、微細気泡NBによって持ち込まれた空気により、第二貯留槽2内の廃液L2の溶存酸素量が増加する。
第二貯留槽2内で溶存酸素量が増加した廃液L2は、送液経路7の上端周縁部を越流して廃液導入口7a内へ流れ込み、その垂直部7v内を流下した後、水平部7hに到達し、複数の貫通孔7bから第一貯留槽1内の廃液L1中へ送り込まれる。このように、第二貯留槽2内において溶存酸素量が高められた廃液L2が、第一貯留槽1内の廃液L1に供給されることにより、第一貯留槽1内の廃液L1の溶存酸素量も高められる。また、廃液導入口7a内へ流れ込み、垂直部7v内を流下する廃液L2は、流下中に大気と触れることによって大気中の酸素が廃液L2へ溶け込むため、これによっても溶存酸素が高まる。
第一貯留槽1内の廃液L1の溶存酸素量が増加することにより、第一貯留槽1内の廃液L1中に浸漬された微生物担体3に生息する微生物は充分な酸素を得ることができ、これによって活性化され、有機物分解作用が高まるため、廃液L1中に含まれる有機物が速やかに分解され、廃液L1を浄化することができる。この工程を継続すると、第一貯留槽1と第二貯留槽2との間を廃液L1,L2が循環しながら浄化されていくこととなるため、第一貯留槽1に収容されている廃液L1は、時間の経過に伴い速やかに浄化される。そして、第一貯留槽1内の廃液L1が所定レベルまで浄化されたことが確認されたら、スイッチ5aを操作してポンプ5を止めた後、開閉弁9aを開いて、排液管9から処理液を排出することができる。
廃液処理装置10は、微生物担体3が収容された第一貯留槽1と、気体経路6を有する微細気泡発生器4が収容された第二貯留槽2と、ポンプ5と、送液経路7とからなる簡素な構造であるため、複雑な設備を必要としない。また、微生物担体3に生息する微生物の作用によって廃液L1中の有機物を分解するため、薬剤の添加を必要としない。さらに、有機物などを沈殿除去するための沈殿槽を設ける必要がないので、浄化処理時間の短縮を図ることができる。なお、微生物担体3に生息する、有機物分解機能を有する微生物は、畜産糞尿を固液分離処理したときに発生する畜産廃液(廃液L1)中に存在するものが、廃液L1に伴って第一貯留槽1内へ持ち込まれ、そのまま微生物担体3に住み着くため、外部から添加する必要はない。
前述したように、第一貯留槽1に収容された廃液L1をポンプ5で吸引して、第二貯留槽2内の廃液L2中に浸漬された微細気泡発生器4の液体導入口16へ送給しながら、気体経路6を経由して微細気泡発生器4の空気導入口15へ空気を供給すると、気液旋回室14内に気液旋回流Rが発生するとともに、その中心軸C付近に負圧空洞部Vが形成される。この負圧空洞部Vは渦キャビテーションとも呼ばれ、その先端部が気液旋回流Rによって引き千切られて大量の微細気泡NBが発生し、これらの微細気泡NBが混じった廃液L2が、吐出口17から第二貯留槽2内の廃液L2中へ吐出される。このようにして供給され続ける微細気泡NBは第二貯留槽2内の廃液L2中で上昇することなく、長時間に渡って滞留し続けるため、第二貯留槽2内の廃液L2の溶存酸素量を大幅に高めることができる。
また、廃液処理装置10においては、図2に示すように、第二貯留槽2内と連通する送液経路7の廃液導入口7aを第二貯留槽2の底部2bより高い位置に配置している。このような構成とすれば、第二貯留槽2内に貯留される廃液L2の液面高さが一定に保たれるため、微細気泡発生器4の微細気泡供給機能を一定に保つことができる。このため、第二貯留槽2内において溶存酸素量が高められた廃液L2を安定的に第一貯留槽1内の廃液L1中へ送り込むことができる。
また、第一貯留槽1内と連通する送液経路7の廃液排出口として、その水平部7hの上面に多数の貫通孔7bが開設されており、これらの貫通孔7bは全て微生物担体3の収容領域内に配置されている。従って、第二貯留槽2内において溶存酸素量が高められた廃液L2を、微生物担体3に近接した領域に送り込むことが可能であり、微生物担体3に生息する有機物分解能を有する微生物に豊富な酸素を供給することができ、これによって、優れた有機物分解作用を得ることができる。
また、貫通孔7bが開設された部分は多数の微生物担体3によって埋設された状態にあるため、貫通孔7bから噴き出す廃液L2によって第一貯留槽1内の廃液L1が撹拌されたり、波立ったりすることがない。このため、処理作業の開始直後に、第一貯留槽1内の廃液L1中に比較的多く存在する固形物が、廃液L1中で舞い上がったり、廃液L1を濁らせたりすることがない。従って、微生物担体3による有機物分解処理が速やかに進行する。
さらに、図1に示すように、ポンプ5は、第一貯留槽1内に設けられた集液部8内に配置され、第一貯留槽1内に収容された廃液L1のうち、その液面付近に在って、集液部8の上縁部8aを越流して集液部8内へ流入した廃液L1を汲み上げて微細気泡発生器4に向かって送給するようにしている。このような配置とすれば、微生物担体3上部付近に存在する固形物などが廃液L1とともに集液部8内へ流入するのを防止することができる。このため、比較的清澄な上澄み部分の廃液L1のみが循環することとなり、処理開始後1日程度で約90%のSS(懸濁物質)を除去することができる。
一方、図7で示したように、微細気泡発生器4内においては、気液旋回室14内に出現する負圧空洞部Vの一方の端部から空気を導入しながら、他方の端部の延長方向に向かって微細気泡NBを混じりの廃液L2を吐出する。このため、負圧空洞部Vは、気液旋回室14の中心軸C付近に安定的に存在し続け、その両端部もそれぞれ空気導入口15付近、吐出口17付近に安定的に位置する。従って、負圧空洞部Vが気液旋回室14の内面に接触することがなく、キャビテーション・エロージョンの発生を回避することができる。また、微細気泡発生器4自体も、気液旋回室14に、空気導入口15、液体導入口16および吐出口17を設けた簡素な構造であるため、取り扱いは容易であり、廃液L1や空気に伴って流入した異物が詰まり易い狭隘な流路がないので、定期的なメンテナンスも不要である。
また、図6に示すように、気液旋回室14の隔壁14aに開設された空気導入口15を、気液旋回室14の中心軸Cに沿って内側へ突出させて配置するとともに、気液旋回室14の内周面14dと空気導入口15との間に、滑らかに連続した凹曲面14eを設けている。このような形状とすることにより、負圧空洞部Vの空気導入口15側の端部が不規則に移動するのを防止することができるため、負圧空洞部Vは中心軸C付近に安定的に存在し続けることができる。
さらに、図6に示すように、気液旋回室14の隔壁14b寄りの領域には、他の領域より内径の大きな予備旋回部18を設けているため、液体導入口16から流入する廃液L1を予備旋回部18において一旦整流した後、気液旋回室14全体へ流入させることができる。これにより、液体導入口16から流入する廃液L1の圧力変動が緩和されるため、圧力変動に起因する負圧空洞部Vの移動を防止することができ、キャビテーション・エロージョンの防止に有効である。
図6,図7に示すように、微細気泡発生器4においては、液体導入口16の開口面積を吐出口17の開口面積より大としているため、ポンプ5によって気液旋回室14内へ送給される廃液L1の圧力により気液旋回室14内の圧力が高まり、吐出口17から吐出される微細気泡NB混じりの流体(廃液L1)の吐出速度も高まる。このため、第二貯留槽2内の廃液L2に対する撹拌作用も得ることができる。また、図2に示すように、複数の微細気泡発生器4は、それぞれの吐出口17を第二貯留槽2の底部2bに向けて配置し、微細気泡NB混じりの流体を底部2bに向けて吐出しているため、これによる撹拌作用も得ることができる。
一方、前述とは逆に、吐出口17の開口面積を液体導入口16の開口面積より大とすれば、液体導入口16を経由して気液旋回室14内へ入った固形物などは吐出口17から速やかに排出されるようになるため、気液旋回室14内の異物貯留を防ぐことができる。また、吐出口17の開口面積を液体導入口16の開口面積より大とした場合、気液旋回室14内に入った異物などの清掃除去も容易となる。
本発明に係る廃液処理技術は、家畜が***する糞尿を固液分離処理したときに発生する畜産廃液の浄化処理を行う産業分野において広く利用することができる。
本発明の実施の形態である廃液処理装置を示す垂直断面図である。 図1に示す廃液処理装置の一部拡大図である。 図1に示す廃液処理装置を構成する微細気泡発生器を示す斜視図である。 図3におけるA−A線断面図である。 図3におけるB−B線断面図である。 図3に示す微細気泡発生器の中心軸方向の断面図である。 図6に示す微細気泡発生器内において発生する気液旋回流を示す図である。
符号の説明
1 第一貯留槽
1a 周壁
1b,2b 底部
2 第二貯留槽
2a,8a 上縁部
3 微生物担体
4 微細気泡発生器
5 ポンプ
5a スイッチ
5b 電源コード
6 気体経路
6a 開口部
7 送液経路
7a 廃液導入口
7b 貫通孔
7c 蓋体
7h 水平部
7v 垂直部
8 集液部
9 排液管
9a 開閉弁
10 廃液処理装置
11 主送液管
12 切替弁
13 副送液管
14 気液旋回室
14a,14b 隔壁
14c 周壁
14d 内周面
14e 凹曲面
15 空気導入口
16 液体導入口
17 吐出口
18 予備旋回部
C 中心軸
L1,L2 廃液
NB 微細気泡
R 気液旋回流

Claims (5)

  1. 廃液を収容可能な第一貯留槽および第二貯留槽と、前記第一貯留槽内に収容された廃液中に浸漬された微生物担体と、前記第二貯留槽内の廃液中に浸漬された微細気泡発生器と、前記第一貯留槽内の廃液を前記微細気泡発生器へ送給するポンプと、前記微細気泡発生器へ空気を供給する気体経路と、前記第二貯留槽内の廃液を前記第一貯留槽内へ送り込む送液経路と、を備えたことを特徴とする廃液処理装置。
  2. 前記微細気泡発生器が、気液が旋回可能な筒状の気液旋回室と、前記気体経路から前記気液旋回室内へ空気を導入するための空気導入口と、前記ポンプから送給される廃液を前記気液旋回室内へ流入させて前記気液旋回室内に気液旋回流を発生させるための液体導入口と、前記気液旋回室内に発生した微細気泡混じりの液体を吐出するため前記気液旋回室の中心軸方向の端部に開設された吐出口と、を備えたものである請求項1記載の廃液処理装置。
  3. 前記第二貯留槽内と連通する前記送液経路の廃液導入口を前記第二貯留槽の底面より高い位置に配置した請求項1または2記載の廃液処理装置。
  4. 前記第一貯留槽内と連通する前記送液経路の廃液排出口を前記微生物担体の収容領域内に配置した請求項1〜3のいずれかに記載の廃液処理装置。
  5. 液体を貯留可能な第一貯留槽および第二貯留槽に廃液を収容し、前記第一貯留槽内に収容された廃液と前記第二貯留槽内に収容された廃液とを循環させる工程と、前記第二貯留槽内の廃液中へ微細気泡を供給する工程と、前記第一貯留槽内に収容された微生物担体に生息する微生物で前記廃液中の有機物を分解する工程と、を備えたことを特徴とする廃液処理方法。
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