JP2007065269A - 画像形成方法及び画像形成装置 - Google Patents

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裕紀 赤司
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Abstract

【課題】 基準パターンのトナー像を形成し、その濃度を検知して、検知結果を画像形成条件にフィードバックして画像形成を行う画質制御においては、主走査方向の濃度の不均一がある場合に画質の低下が避けられないという問題を解決する。
【解決手段】 像担持体上の主走査方向の複数位置に基準パターンのトナー像を形成し、その濃度を検知し、得られた濃度情報に基づいて画像形成条件を制御する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、基準パターンのトナー像を形成し、形成した基準パターンのトナー像の濃度を検知し、検知した濃度に基づいて画像形成条件を設定し、記録画像を形成する画像形成技術に関する。
前記に説明した画像形成技術は、電子写真方式の画像形成装置において広く用いられており、例えば、特許文献1においては、像担持体上に基準画像を形成し、形成した基準画像の濃度を検知し、検知した濃度に基づいて記録画像を形成する画像形成方法が記載されている。
また、特許文献2には、印字パターンの読取により得られた位置情報と濃度情報とに基づいて補正データを予め用意し、用意された補正データに基づいて補正を行い記録画像を形成することが開示されている。
特開平5−323746号公報 特開2004−188665号公報
特許文献1の画質制御方法では、像担持体上に形成したトナー像の濃度情報をフィードバックし画像形成条件を設定するので、様々な画質変動要因が補正されて常に一定した画像が得られる。しかしながら、特許文献1の方法では、基準パターンのトナー像の濃度検知を主走査方向の1カ所のみで行うので、主走査方向に画質の変動があった場合に、該変動を補正することができないという問題がある。
例えば、図1に示すように主走査方向に濃度傾斜が出るような画質の変動があった場合に特許文献1の方法ではこの変動に対して有効な補正をすることができない。
なお図1においては、3段階の濃度変化として模式的に示されているが、実際には、主走査方向に連続した濃度変化のある画像が形成される。
画像形成装置は、製造工程において均質な画像を形成するように調整されて出荷されるが、工場出荷後に、露光手段の露光量分布、現像装置における現像剤の偏り、像担持体の変形等により、図1に示すように濃度傾斜が発生する場合があり、このような濃度傾斜に対する有効な対策がないのが現状である。
特許文献2では、印字パターンを読み取って得られた情報から補正データを生成し、該補正データにより、露光手段を構成する発光素子の補正する画像形成装置が開示されている。特許文献2に記載の技術では、画像形成装置の製造段階において、補正データが予め作成され、稼働時には、該補正データに基づいた補正で画像が形成される。従って、工場出荷後の画像形成装置の特性変化、特に、主走査方向に濃度傾斜が出るような特性変化を是正することができない。
本発明は工場出荷後に画像形成装置の特性が変化して主走査方向の濃度が不均一になり、画質低下を起こすという問題を解決することを目的とする。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.
像担持体上に基準パターンのトナー像を形成し、該基準パターンのトナー像の濃度を検知し、検知により得た濃度情報に基づいて、画像形成条件を設定する画質制御工程と、記録画像を形成する画像形成工程とが繰り返し実行される画像形成方法において、前記像担持体上に、主走査方向に複数の前記基準パターンのトナー像を形成し、複数の前記基準パターンのトナー像の濃度を検知し、検知した濃度に基づいて、前記画像形成条件を設定することを特徴とする画像形成方法。
2.
前記画像形成条件の設定は、露光条件の設定であることを特徴とする前記1に記載の画像形成方法。
3.
前記画像形成条件の設定は、現像条件の設定であることを特徴とする前記1に記載の画像形成方法。
4.
複数の前記基準パターンのトナー像の検知濃度の平均値又は中心値を求め、該平均値又は中心値に基づいて、前記画像形成条件を設定することを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の画像形成方法。
5.
前記主走査方向に配列された発光素子アレイを用いて、前記記録画像を形成し、前記複数の前記基準パターンのトナー像の検知濃度に基づいて、前記発光素子アレイを構成する発光素子個々の発光条件を制御して前記記録画像を形成することを特徴とする前記1又は前記2に記載の画像形成方法。
6.
前記主走査方向に偏向走査する露光において、前記主走査方向の各位置における前記露光条件を制御して前記記録画像を形成することを特徴とする前記2に記載の画像形成方法。
7.
像担持体、
該像担持体上に画像を形成する画像形成手段、
前記像担持体上に形成された基準パターンのトナー像の濃度を検知する濃度センサ及び、
前記画像形成手段により前記像担持体上に形成された基準パターンのトナー像の濃度を検知した前記濃度センサの出力に基づいて、前記画像形成手段を制御する画質制御工程を繰り返し実行する制御手段を有する画像形成装置において、
前記画像形成手段は、前記像担持体上に主走査方向に複数の前記基準パターンのトナー像を形成し、
前記濃度センサは、複数の前記基準パターンのトナー像の濃度を検知して複数の出力を生成し、
前記制御手段は、前記画質制御工程において、前記複数の出力に基づいて前記画像形成手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
8.
前記画像形成手段は露光手段を有し、前記制御手段は、前記濃度センサの出力に基づいて、前記露光手段を制御することを特徴とする前記7に記載の画像形成装置。
9.
前記画像形成手段は現像手段を有し、前記制御手段は、前記濃度センサの出力に基づいて、前記現像手段を制御することを特徴とする前記7に記載の画像形成装置。
10.
前記制御手段は、前記濃度センサの前記複数の出力の平均値又は中心値を求め、該平均濃度又は中心値に基づいて、前記画像形成手段を制御することを特徴とする前記7〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
11.
前記露光手段は、前記主走査方向に配列された発光素子を有し、前記制御手段は、前記複数の前記基準パターンのトナー像の検知濃度に基づいて、前記発光素子の個々の発光条件を制御することを特徴とする前記8に記載の画像形成装置。
12.
前記露光手段は、前記主走査方向に偏向走査するものであり、前記制御手段は、前記主走査方向の各位置における前記露光条件を制御することを特徴とする前記8に記載の画像形成装置。
13.
前記濃度センサは、複数の基準パターンのトナー像に対応した複数の濃度センサ素子を有し、前記制御手段は、前記濃度センサ素子のいずれかに異常があった場合に、異常があった前記濃度センサ素子の出力を除外し、正常な前記濃度センサ素子の出力に基づいて前記画質制御工程を実行することを特徴とする前記6〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
請求項1〜13の発明により、メインスイッチ投入毎に、あるいは、コピー釦操作毎に実行されるなど、繰り返し実行される画質制御工程において、主走査方向の濃度変化に対応した画質制御が行われるので、画像形成装置の稼働段階における主走査方向の濃度変化による画質低下が補正されて、常に高画質の画像を形成する画像形成装置が実現される。
請求項5。6、11又は12の発明により、主走査方向の不規則な濃度変化も補正されるなど、精度の高い補正が行われ、特に、高画質の画像を形成することが可能となる。
請求項13の発明により、濃度センサ素子に異常が発生した場合にも、濃度センサ素子の異常による装置の停止を回避することができる。
以下に、図示の実施の形態により本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。図2は本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。
並列に配置された画像形成手段としてのイメージングユニットY、M、C、Kに対向して、像担持体としての中間転写ベルト10が配置される。イメージングユニットYはイエロートナー像を形成し、イメージングユニットMはマゼンタトナー像を形成し、イメージングユニットCはシアントナー像を形成し、イメージングユニットKは黒トナー像を形成する。
イメージングユニットYはドラム状の感光体1Y、スコロトロン帯電器からなる帯電装置2Y、露光手段としての露光装置3Y、現像手段としての現像装置4Y、クリーニング装置5Y及び転写装置6Yを有する。
イメージングユニットMはドラム状の感光体1M、スコロトロン帯電器からなる帯電装置2M、露光手段としての露光装置3M、現像手段としての現像装置4M、クリーニング装置5M及び転写装置6Mを有する。
イメージングユニットCはドラム状の感光体1C、スコロトロン帯電器からなる帯電装置2C、露光手段としての露光装置3C、現像手段としての現像装置4C、クリーニング装置5C及び転写装置6Cを有する。
イメージングユニットKはドラム状の感光体1K、スコロトロン帯電器からなる帯電装置2K、露光手段としての露光装置3K、現像手段としての現像装置4K、クリーニング装置5K及び転写装置6Kを有する。
露光装置3Y、3M、3C、3Kはそれぞれ、レーザの偏向により主走査方向の走査を行い、矢印で示す感光体の回転により副走査方向の走査を行って、感光体1Y、1M、1C、1Kを走査露光する。
6Aは転写ロ−ラを有する転写装置であり、転写装置6Y〜6Kは転写ローラを有し、トナー像を中間転写体10に転写し、転写装置6Aは転写ローラを有し、トナ−像を記録材Pに転写する。
111は中間転写ベルト10を駆動する駆動ローラ、112は従動ローラ、13は中間転写ベルト10をクリーニングするクリーニング装置、14はトナー像を記録材Pに定着する定着装置である。
感光体1Y〜1Kが矢印のように回転し、中間転写ベルト10が矢印のように循環移動して画像形成が行われ、中間転写体10上には、イメージングユニットY〜Kにおいて形成されたトナー像が転写装置6Y〜6Kにより転写され、重ねられて多色トナー像が形成される。中間転写体10上に形成された多色トナー像は転写装置6Aにより記録材Pに転写され、転写された多色トナー像は定着装置14により記録材Pに転写される。
転写後の感光体1Y〜1K、中間転写ベルト10はそれぞれクリーニング装置5Y〜5M、13によりクリーニングされる。
図2の画像形成装置は感光体上に形成したトナー像を像担持体としての中間転写ベルトに転写し、中間転写ベルトから記録材に転写して、記録材上に画像を形成する例であるが、像担持体として感光体を用い、該感光体上にトナー像を形成し、前記感光体上のトナー像を記録材に転写する画像形成装置も本発明の実施の形態として可能である。
図3は図2に示す画像形成装置の制御系のブロック図である。
前記に説明した画像形成工程において、制御手段20は帯電装置2Y〜2K、露光装置3Y〜3K、現像装置4Y〜4K、転写装置6Y〜6K、13をタイミング制御して、中間転写ベルト10上に多色トナー像を形成する。
画像濃度や階調性を安定して維持するために、次に説明する画質制御工程が実行される。該画質制御工程は、メインスイッチ21のON時、コピー釦22が押され、画像形成工程を開始するのに先立って、通信部23において外部機器から画像形成指令を受けて画像形成工程を開始するのに先立って又は連続画像形成工程において所定枚数毎に実行される。このことから分かるように、画質制御工程は繰り返し実行され、その都度、画像形成条件が最適なものに設定されるので、常に一定した画質が維持される。
なお、画質制御工程をこれらの全ての場合に実行することは必ずしも必要でなく、装置の種類によりあるいは設定によって、画質制御工程を実行する場合が適宜選択される。
画質制御工程においては、制御手段20は露光装置3Y〜3Kの発光を制御する制御データである画像データを生成する画像処理24を制御して、感光体1Y〜1K上に基準パターンの潜像を形成し、該潜像は現像装置4Y〜4Kで現像されて基準パターンのトナー像が形成される。感光体1Y〜1K上に形成された基準パターンのトナー像は転写装置6Y〜6Kにより中間転写ベルト10に転写される。
中間転写ベルト10上に形成された基準パターンのトナー像の濃度が濃度センサ11により検知され、制御手段20は濃度センサ11が検知した基準パターンのトナー像の濃度に基づいて画像形成条件を制御する。画像形成条件の制御としては、図示の実施の形態においては、露光装置3Y〜3Kを制御している。
即ち、画像処理部24を制御して、最高濃度、階調特性等の画像特性を制御する。このような制御は、画像処理部24が生成する画像データを補正することにより行われるか又は露光装置3Y〜3Kを駆動するパルスのパルス幅変調(PWM)を補正することにより行われる。画像形成条件の制御としては、露光装置3Y〜3Kの制御の他に、帯電装置2Y〜2Kの制御、現像装置4Y〜4Kにおける現像バイアスの制御、現像装置4Y〜4Kにおける現像剤担持体の回転速度制御、現像装置4Y〜4Kにトナーを補給するトナー補給装置の制御等があり、これらを組み合わせて画像形成条件の制御に用いることもできる。
濃度センサ11には、発光素子と受光素子とを有する反射型センサが用いられる。
前記の制御は画像の階調性、最高濃度、カブリ等を制御するものであり、濃度センサ11の検知濃度を用いたフィードバック制御により、高画質の画像が安定して形成される。
図4は基準パターンのトナー像及び濃度センサの配置を示す。図示のように、中間転写体10上に形成された基準パターンのトナー像TAY、TAM、TAC、TAKの濃度を濃度センサ素子11Aが、トナー像TBY、TBM、TBC、TBKの濃度を濃度センサ素子11Bが、トナー像TCY、TCM、TCC、TCKの濃度を濃度センサ素子11Cがそれぞれ検知するように配置される。図から明らかなように、基準パターンのトナー像はTAY〜TCKは主走査方向Xに複数形成され、濃度センサ11A〜11Cは主走査方向の複数点における濃度を検知する。ここに、主走査方向Xとは、露光装置3Y〜3Kの露光における方向である。基準パターンのトナー像TAY〜TCKは、基準値の濃度データに基づいた露光、基準値の現像バイアス下での現像のように、基準の画像形成条件で感光体にトナー像を形成し、中間転写体に転写することにより、中間転写体10上に形成されるが、図示のように、中間転写体10上に、露光における主走査方向に3個並列して形成される。図示の例では3個であるが、複数であればよい。
基準パターンとしては、図5に示すように、単一濃度のパターン又は複数濃度のパターンを用いることができる。
図6、7により、3個の濃度センサを用いた場合の画質制御を説明する。
同一の濃度データに基づいて形成されたトナー像が、濃度傾斜により図6に示すように3個の濃度D1、D2、D3が濃度センサ11A、11B、11Cにより検知される。
濃度傾斜が図6に示すように直線である場合には、画質制御に用いる濃度DとしてD1〜D3の単純平均値、即ち、D=(D1+D2+D3)/3が用いられる。
濃度傾斜が図7に示すように曲線である場合には、D1〜D3の重み付け平均値、即ち、D=(α1D1+α2D2+α3D3)/3が用いられる。α1〜α3は重み係数である。
濃度傾斜が直線であるか又は曲線であるか及び重み係数αは画像形成装置の特性として予め測定されている。
また、濃度傾斜の関数(例えば放物線関数)を予め求めておいて、濃度D1〜D3の中心値を該関数から演算することも可能である。
前記に説明した基準パターンのトナー像の濃度の平均値又は中心値を用いて画像形成条件を設定する画質制御が行われる。これによって、図1に示すような濃度傾斜がある場合にも、濃度の過不足がもっとも少なくなるような画像形成条件が設定され、濃度傾斜による画質の低下を最小限に抑制することができる。
以上説明した濃度傾斜に対する補正は、主走査方向に関して一律の画像形成条件を設定することによる補正であるが、主走査方向に濃度傾斜に応じた画像形成条件を設定する補正を行うことも可能である。
図8は主走査方向に濃度傾斜に応じた画像形成条件を設定する補正の一例であり、露光装置の光源として、LEDアレイ等の発光素子アレイを用いた場合における画質制御を示す。
基準パターンのトナー像の濃度検知から濃度D1〜D3が得られ、図8(a)の例では、これから直線L1が求められる。
発光素子アレイM1〜Mnに対して、基準パターンのトナー像の濃度を直線L1に補正値j1〜jnを加算して基準濃度Dとなるように補正を行う。
図8(b)の例では、濃度D1〜D3から曲線L2が求められ、曲線L2に補正値j1、〜jnを加算して均一な基準濃度Dとなるように補正を行う。補正値jnは、直線L1及び曲線L2が基準濃度Dよりも上方にあるか下方にあるかにより負又は正となる。
図8に示す補正の例でも、濃度傾斜が直線又は曲線であるか、曲線の場合にどのような関数曲線かは画像形成装置の特性として予め求められている。
画像形成においては、基準濃度Dに対する補正値値j1〜jnを基準として、更に階調曲線に従った補正値j1〜jnの変換処理を行って各素素値に対する補正値を決定し、補正が行われる。このような補正値j1〜jnの変換処理は制御手段20内に設けられたガンマ補正(階調補正)用のルックアップテーブルを用いて行われる。
図9はレーザを用いた偏向走査露光において、レーザビームの偏向走査における主走査方向の濃度傾斜に応じた画像形成条件の設定を行う補正の例を示す。
入力画像データG0に対して濃度の傾斜により主走査方向の異なる位置で濃度D1、D2、D3が検出された場合、その階調曲線は図9に示すようになる。
即ち、検知濃度D1は階調曲線CV1上の濃度、検知濃度D2は階調曲線CV2上の濃度、検知濃度D3は階調曲線CV3上の濃度である。
図9における横軸は画像処理部24に入力する画像データを表し、画像処理部24は周知のように入力した画像データに対して、階調変換や変倍処理等の画像処理を行うが、本実施の形態においては、入力画像データに対して図9に示す補正処理を行う補正処理手段を画像処理部24が有する。
図9において、階調曲線CV2が基準の階調曲線であるとする。
画像データG0に対して、濃度D2の画像を形成することにより、理想的な階調特性の画像が形成される。従って、濃度D1が検知された主走査方向の位置においては、階調曲線CV1が濃度D2の線と交差する画像データG1で露光装置を駆動することにより、所望の濃度が得られ、G0を画像データG1に変換する補正が行われる。また、画像データG0に対して濃度D3が検知された主走査方向の位置では、階調曲線CV3が濃度D2の線と交差する画像データG2で露光装置を駆動することにより、所望の濃度が得られ、画像データG0を画像データG2に変換する補正が行われる。
このような補正処理は、制御手段20内のガンマ補正(階調補正)用のルックアップテーブルを用いて行われ、該ルックアップテーブルには、図8に示す直線L1又は曲線L2に対応した画像データの補正係数が納されている。
図9に示す補正を図10に示す露光装置3Y〜3Kの駆動回路を用いて行うことも可能である。図10において、25は画像処理部24が出力する画像信号に基づいて、露光装置3Y〜3Kの半導体レーザを駆動するパルスをパルス幅変調するPWM回路である。
PWM回路25は画像処理部24の出力に対して、図8に示す直線L1又は曲線L2に従ったパルス幅変調を行う。このパルス幅変調用の係数も制御手段20内のルックアップテーブルに格納されている。
以上説明した複数の濃度センサ素子を用いた画質制御において、濃度センサ素子11A〜11Cに汚れや破損による異常が発生した場合、検出値の異常を検知し、異常が検知された濃度センサ素子の出力を除外し、他の検出素子の出力を用いて前記に説明した画質制御工程を実行することにより、装置の停止を回避することができる。なお、このような異常が発生した場合には、異常が表示される。
主走査方向の画像濃度の不均一を示す図である。 本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す図である。 図1に示す画像形成装置の制御系の一例のブロック図である。 基準パターンのトナー像及び濃度センサの配置を示す図である。 基準パターンのトナー像を示す図である。 画質制御の一例を説明するための図である。 画質制御の他の例を説明するための図である。 画質制御の更に他の例を説明するための図である。 レーザを用いた偏向走査露光における補正を説明するための図である。 図1に示す画像形成装置の制御系の他の例のブロック図である。
符号の説明
Y、M、C、K イメージングユニット
10 中間転写体
11 濃度センサ
20 制御手段
TAY、TAM、TAC、TAK、TBY、TBM、TBC、TBK、TCY、TCM、TCC、TCK 基準パターンのトナー像

Claims (13)

  1. 像担持体上に基準パターンのトナー像を形成し、該基準パターンのトナー像の濃度を検知し、検知により得た濃度情報に基づいて、画像形成条件を設定する画質制御工程と、記録画像を形成する画像形成工程とが繰り返し実行される画像形成方法において、前記像担持体上に、主走査方向に複数の前記基準パターンのトナー像を形成し、複数の前記基準パターンのトナー像の濃度を検知し、検知した濃度に基づいて、前記画像形成条件を設定することを特徴とする画像形成方法。
  2. 前記画像形成条件の設定は、露光条件の設定であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  3. 前記画像形成条件の設定は、現像条件の設定であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成方法。
  4. 複数の前記基準パターンのトナー像の検知濃度の平均値又は中心値を求め、該平均値又は中心値に基づいて、前記画像形成条件を設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成方法。
  5. 前記主走査方向に配列された発光素子アレイを用いて、前記記録画像を形成し、前記複数の前記基準パターンのトナー像の検知濃度に基づいて、前記発光素子アレイを構成する発光素子個々の発光条件を制御して前記記録画像を形成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成方法。
  6. 前記主走査方向に偏向走査する露光において、前記主走査方向の各位置における前記露光条件を制御して前記記録画像を形成することを特徴とする請求項2に記載の画像形成方法。
  7. 像担持体、
    該像担持体上に画像を形成する画像形成手段、
    前記像担持体上に形成された基準パターンのトナー像の濃度を検知する濃度センサ及び、
    前記画像形成手段により前記像担持体上に形成された基準パターンのトナー像の濃度を検知した前記濃度センサの出力に基づいて、前記画像形成手段を制御する画質制御工程を繰り返し実行する制御手段を有する画像形成装置において、
    前記画像形成手段は、前記像担持体上に主走査方向に複数の前記基準パターンのトナー像を形成し、
    前記濃度センサは、複数の前記基準パターンのトナー像の濃度を検知して複数の出力を生成し、
    前記制御手段は、前記画質制御工程において、前記複数の出力に基づいて前記画像形成手段を制御することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記画像形成手段は露光手段を有し、前記制御手段は、前記濃度センサの出力に基づいて、前記露光手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記画像形成手段は現像手段を有し、前記制御手段は、前記濃度センサの出力に基づいて、前記現像手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記濃度センサの前記複数の出力の平均値又は中心値を求め、該平均濃度又は中心値に基づいて、前記画像形成手段を制御することを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記露光手段は、前記主走査方向に配列された発光素子を有し、前記制御手段は、前記複数の前記基準パターンのトナー像の検知濃度に基づいて、前記発光素子の個々の発光条件を制御することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  12. 前記露光手段は、前記主走査方向に偏向走査するものであり、前記制御手段は、前記主走査方向の各位置における前記露光条件を制御することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  13. 前記濃度センサは、複数の基準パターンのトナー像に対応した複数の濃度センサ素子を有し、前記制御手段は、前記濃度センサ素子のいずれかに異常があった場合に、異常があった前記濃度センサ素子の出力を除外し、正常な前記濃度センサ素子の出力に基づいて前記画質制御工程を実行することを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013041161A (ja) * 2011-08-17 2013-02-28 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、制御装置及びプログラム
US8676070B2 (en) 2011-01-26 2014-03-18 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus
JP2014215504A (ja) * 2013-04-26 2014-11-17 株式会社リコー 画像形成装置

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