JP2006277194A - 通信端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】 音声情報を添付した電子メールを作成する際に、背景音や効果音等を容易に編集できるようにする。
【解決手段】 マイク18から集音された音声信号を音声データに変換するとともに、操作キー部8内のテンキーが操作されると、操作されたキーに対応するシーケンスデータ(演奏情報)を生成する。ここで、シーケンスデータには音声データと同期するようにタイミング情報が記録される。そして、これら音声データとシーケンスデータとがRAM4内の一のファイル内に格納され、電子メールに添付され送受信される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、いわゆる音声メールの作成に用いて好適な通信端末に関する。
電子メールに音声ファイルを添付することによりユーザの音声を記録した音声メールを送受信する技術が知られている。特に、特許文献1においては、送信側ユーザ端末からサーバに対してテキスト形式のメッセージがアップロードされると、サーバにおいて該テキスト形式のメッセージが声色情報に基づいて音声情報に変換され、さらに該音声情報に背景音(BGM)や効果音が付加された後に受信側ユーザ端末に送信される技術が開示されている。
特開2002−99486号公報
しかし、上述した技術においては、サーバ側にテキスト形式のメッセージを音声情報に変換する機能等が必要になり、サーバの負荷が増大するという問題がある。また、最終的に生成された音声信号において、例えば背景音や効果音が所望のタイミングよりずれて音声情報に付加されていた等、送信側ユーザにとって不本意なものであった場合に、送信側ユーザが人声部分を残しつつ背景音や効果音のみを編集することも不可能であった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、サーバにおける負荷を軽減できるとともに背景音や効果音を自由に編集しつつ音声情報を添付した電子メールを送受信できる通信端末を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載の通信端末にあっては、音声信号を集音するマイク(18)と、データを記憶する記憶手段(4)と、前記マイク(18)により集音された音声信号を音声データに変換する変換手段(16)と、ユーザからの操作を受け付ける操作手段(8)と、前記操作手段(8)に対する操作に応じて、楽音の再生開始を指示するイベントデータを含むシーケンスデータを生成するシーケンスデータ生成手段(2,SP6,SP36)と、前記音声データと前記シーケンスデータとを同期させつつ同一ファイル(100)内に包含させ、前記記憶手段(4)に記憶させるファイル生成手段(SP16,SP48)と、前記ファイルを添付した電子メールを送信または受信する通信手段(14)と、前記ファイルから前記音声データを読み出し、前記音声信号を再生する音声信号再生手段(28)と、前記ファイルから前記シーケンスデータを読み出し、前記音声信号に同期させつつ楽音信号を再生する楽音信号再生手段(20,22,24,26)とを有することを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載の通信端末において、前記操作手段(8)は複数のボタンを有し、これら各ボタンに対して異なるイベントデータが割り当てられていることを特徴とする。
さらに、請求項3記載の構成にあっては、請求項1記載の通信端末において、前記シーケンスデータ生成手段(2,SP6,SP36)は、前記変換手段(16)によって前記音声データが作成されている途中のタイミングである記録タイミングに前記操作手段(8)が操作された場合には、該音声データの当該記録タイミングに係る音声信号と、前記操作手段(8)の操作内容に係る楽音信号とが同時に再生されるように前記ファイルを生成することを特徴とする。
さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項3記載の通信端末において、前記シーケンスデータ生成手段(2,SP6,SP36)は、前記音声信号再生手段(28)によって音声信号が再生されている途中のタイミングである再生タイミングに前記操作手段(8)が操作された場合には、該音声データの当該再生タイミングに係る音声信号と、前記操作手段(8)の操作内容に係る楽音信号とが同時に再生されるように前記ファイルを更新することを特徴とする。
このように本発明の通信端末によれば、音声データに対してシーケンスデータを同期させつつ追加できるから、背景音や効果音を自由に編集しつつ音声情報を添付した電子メールを送受信することができる。さらに、通信端末は完成された状態で音声メールを送受信するから、サーバはデータ転送を行う機能を有していれば充分であり、サーバの負荷も軽減することができる。
1.実施例のハードウエア構成
次に、本発明の一実施例の携帯電話器の構成を図1を参照し説明する。
図において2はCPUであり、ROM6に格納された制御プログラムに基づいて、バス12を介して携帯電話器内の各部を制御する。4はRAMであり、CPU2のワークメモリとして使用される。8は操作キー部であり、テンキーおよびファンクションキー等から構成されている。10は表示部であり、ユーザに対して各種情報を表示する。
14は通信部であり、図示せぬ基地局との間でRF信号を送受信する。すなわち、基地局から受信したRF信号を復調することによって受信ベースバンド信号を生成するとともに、供給された送信ベースバンド信号を変調することによって送信RF信号を生成し基地局に対して送信する。16は音声処理部であり、マイク18から入力された音声信号を符号化して送信ベースバンド信号を生成し通信部14に供給するとともに、受信ベースバンド信号を復調することによって相手側等からのデジタル音声信号を再生し、ミキシング部17に音声信号を供給する。ミキシング部17は、スイッチ34からの音声信号と音声処理部16からの音声信号をミキシングして受話用スピーカ19に供給する。また、音声処理部16は、マイク18から入力されたアナログ音声信号をPCM音声データにも変換することができる。変換されたPCM音声データは、バス12を介してCPU2に供給される。
次に、20はシーケンスデータ・インタフェースであり、バス12を介してシーケンスデータ(MIDI等の演奏情報)を受信する。このシーケンスデータは複数のイベントデータから成るものであり、各イベントデータは発生すべき楽音の内容(音高、音色、音長、音量など)と、当該イベントを発生すべき再生時刻とから構成されている。そして、シーケンスデータ・インタフェース20においては、これらイベントデータが発生時刻順にFIFOバッファ22に供給される。24はシーケンサであり、FIFOバッファ22の先頭に位置するイベントデータの再生時刻と現在時刻とが一致すると、該先頭のイベントデータを読み出し、当該イベントデータを音源26に供給する。これにより、音源26においては、イベントデータに基づいてデジタル楽音信号の生成/消音等の処理が実行される。なお、シーケンサ24によって読み出されたイベントデータはFIFOバッファ22内では消去され、2番目以降のイベントデータの順位が「1」づつ繰り上がることになる。
次に、28はオーディオ・インタフェースであり、バス12を介してPCM音声データを受信し、オーディオデコーダ29に供給する。オーディオデコーダ29は所定のサンプリング周期毎に該PCM音声データを読み出し、デジタル音声信号を生成する。ミキシング部30においては、音源26とオーディオデコーダ29から供給されたデジタル音声信号がミキシングされる。32はDAコンバータであり、このミキシングされたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換する。変換されたアナログ音声信号は、スイッチ34を介して着信音用スピーカ36、イヤホンジャック38から出力され、またはミキシング部17を介して受話用スピーカ19から出力される。なお、スイッチ34はイヤホンジャック38にイヤホンのプラグが挿入されたときに自動的にイヤホンジャック38側を選択し、それ以外の場合は着信音用スピーカ36または受話用スピーカ19を選択するように構成されている。そして、イヤホンジャック38にプラグが挿入されているか否かの情報はバス12を介してCPU2に供給される。また、スイッチ34における着信音用スピーカ36と受話用スピーカ19の選択は、操作キー部8の操作によってなされる。なお、シーケンスデータ・インタフェース20、FIFOバッファ22、シーケンサ24、音源26、オーディオ・インタフェース28、オーディオデコーダ29、ミキシング部30およびDAコンバータ32は、音源LSI50として1チップで構成される。
2.実施例のデータ構成
次に、本実施例に採用されるSMAF(商標)ファイル100のデータフォーマットを図2を参照し説明する。図2において102はコンテンツ・インフォ・チャンクであり、コンテンツのタイプ(着信メロディ、カラオケ系、CM系)、文字情報の言語・文字コード体系、ステータス等の各種管理情報が格納される。104はオプショナル・データ・チャンクであり、楽曲のジャンル名、曲名、アーティスト名等が必要に応じて格納される。また、110はスコア・トラック・チャンクであり、楽曲のシーケンスデータ(MIDI)が格納される。該スコア・トラック・チャンク110には、一のシーケンスデータ・チャンク112と、セットアップデータ・チャンク114とが含まれる。ここで、シーケンスデータ・チャンク112には背景音や効果音のシーケンスデータが格納される。
また、セットアップデータ・チャンク114には、該シーケンスデータによって使用される音色データやエフェクトの設定状態等が記憶される。また、120はオーディオ・データ・トラック・チャンクであり、PCMの音声データが格納される。本実施例においては、音声処理部16を介して出力される話者の音声データはオーディオ・データ・トラック・チャンク120に格納されることになる。なお、スコア・トラック・チャンク110およびオーディオ・データ・トラック・チャンク120は一のSMAFファイル100内に必要に応じて複数設けることができる。従って、前述の背景音や効果音は、他の音声データとして、別のオーディオ・データ・トラック・チャンク120に格納することができる。
次に、SMAFファイル100の再生タイミングチャートの一例を図3を参照し説明する。まず、オーディオ・データ・トラック・チャンク120は二系統設けられている。一方のチャンク120(オーディオトラックA)には、基準タイミングt0から開始する話者の音声データが記録される。そして、他方のチャンク120(オーディオトラックB)には、効果音等の音声データが記録される。また、図示の例においてはスコア・トラック・チャンク110も二系統設けられている。一方のスコア・トラック・チャンク110に属するシーケンスデータ・チャンク112(シーケンストラックA)には、効果音に係るシーケンスデータのイベントデータE1〜E4が記録され、一つのシーケンスデータになっている。他方のスコア・トラック・チャンク110に属するシーケンスデータ・チャンク112(シーケンストラックB)には、背景音に係るシーケンスデータBGM1,BGM2が記録され、一つのシーケンスデータになっている。各シーケンスデータには、基準タイミングt0からの経過時間によって再生開始タイミングが記録されている。これにより、各シーケンスデータはオーディオトラックAの音声データに対して同期してSMAFファイル100内に記録されることになる。なお、イベントデータは、オーディオ・データ・トラック・チャンク120に格納されている何れかの効果音等の音声データを指定するデータであってもよい。その場合、シーケンサ24は、そのイベントの再生時刻に達すると、CPU2に対して該当する音声データをオーディオ・インタフェース28に供給するための信号を送ることにより、その効果音等の音声データは適切なタイミングで再生される。
3.実施例の動作
3.1.録音処理
新たにメッセージを録音してSMAFファイル100を作成する場合には、ユーザにより、操作キー部8において所定の録音スタート操作が行われる。この録音スタート操作が行われると、図4に示す録音処理ルーチンが起動される。図4において処理がステップSP2に進むと、マイク18および音声処理部16を介して供給されたPCM音声データが所定時間だけ蓄積されるまで処理が待機し、該所定時間だけデータが蓄積されると、蓄積された音声データがオーディオ・データ・トラック・チャンク120の形式に変換され、RAM4内の所定領域に書き込まれる。次に、処理がステップSP4に進むと、サウンド・エフェクトボタンが押下されたか否かが判定される。ここで、「サウンド・エフェクトボタン」とは、操作キー部8に含まれるテンキーである。これらテンキーには、例えば、1:拍手、2:歓声、3:動物の鳴き声、4:ファンファーレ....等の比較的短い効果音、あるいは比較的長い楽曲(背景音)のシーケンスデータあるいは効果音等の音声データがアサインされている。
ステップSP4において「YES」と判定されると、処理はステップSP6に進み、該サウンド・エフェクトボタンに対応するシーケンスデータまたは音声データがRAM4内の所定領域に記憶され、新たなシーケンスデータが作成される。ここで、押下されたサウンド・エフェクトボタンが効果音等のシーケンスデータに対応するものであった場合は、新たに作成されるシーケンスデータは、該効果音等のシーケンスデータ内のイベントデータを利用して作成される。すなわち、該サウンド・エフェクトボタンの押下タイミングにおいて該効果音等のシーケンスデータに係る楽音の再生が開始されるように、新たなシーケンスデータの各イベントデータが作成されることになる。一方、押下されたサウンド・エフェクトボタンが効果音等の音声データである場合は、新たなシーケンスデータは、このサウンド・エフェクトボタンの押下タイミングに該音声データの再生を開始させるイベントデータになる。
次に、処理がステップSP8に進むと、イヤホンジャック38にイヤホンプラグが挿入されているか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP10に進み、該サウンド・エフェクトボタンに対応する効果音等の再生が開始される。具体的には、上記シーケンスデータを構成する各イベントデータがシーケンスデータ・インタフェース20に順次供給される。従って、これらイベントデータがFIFOバッファ22、シーケンサ24を介して音源26に供給されると、ここでイベントデータに応じた効果音等の楽音信号が合成され、該効果音等はDAコンバータ32、イヤホンジャック38を介してイヤホンから放音されることになる。
一方、ステップSP8において「NO」と判定されると、処理はステップSP9に進み、スイッチ34において受話用スピーカ19が選択されているか否か(効果音等の供給先として、操作キー部8において受話用スピーカ19が選択されたか否か)が判定される。ここで「YES」と判定されると、処理は上記ステップSP10に進む。但し、ステップSP9経由でステップSP10が実行された場合には、効果音等はDAコンバータ32、ミキシング部17を介して受話用スピーカ19から放音されることになる。また、イヤホンが挿入されておらず、スイッチ34において着信音用スピーカ36が選択されていた場合には、上記ステップSP10はスキップされる。これは、携帯電話器においてはマイク18と着信音用スピーカ36とが近接しており、着信音用スピーカ36の音量は受話用スピーカ19よりも大きいため、マイク18を介して収録中に着信音用スピーカ36から音声信号を放音すると回り込みが起きる可能性があるためである。但し、比較的音量が小さいイヤホンあるいは受話用スピーカ19を介して音声信号を放音する場合にはかかる不具合は生じにくいため、これらの場合にのみ効果音等を放音することとしたものである。特に、受話用スピーカ19を介して効果音等を放音する場合は、ユーザは電話をかけているようなスタイルで効果音等を聞きながらメッセージを録音することができる。なお、受話用スピーカ19から効果音等を放音した場合においても前述の回り込みの問題が生じる場合には、エコーキャンセラ機能を追加して回り込んだ信号を消去するようにしてもよい。次に、処理がステップSP12に進むと、該サウンド・エフェクトボタンに係る効果音等の内容を表す文字または図形が表示部10に表示される。例えば、効果音として「1:拍手」が選択された場合には、「“拍手”再生中」の文字列とともに手を叩いている画像が表示部10に表示される。これにより、実際に効果音等が放音されていない状態においても、ユーザは何れの効果音あるいは背景音が記録されているのかを認識することが可能になる。
次に、処理がステップSP14に進むと、終了操作が実行されたか否か、すなわち操作キー部8における所定のボタンであるストップボタンが押下されたか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると処理はステップSP2に戻り、ステップSP2〜SP12の処理が繰り返されることになる。一方、ストップボタンが押下されるとステップSP14において「YES」と判定され、処理はステップSP16に進む。ここでは、上記ステップSP2〜SP12において作成された音声データおよびシーケンスデータに基づいてSMAFファイル100が構築される。その際、音声データはオーディオ・データ・トラック・チャンク120、シーケンスデータはスコア・トラック・チャンク110内に記録されることになる。さらに、コンテンツ・インフォ・チャンク102あるいはオプショナル・データ・チャンク104の内容も必要に応じて追加される。
次に、処理がステップSP18に進むと、該SMAFファイル100を電子メールに添付するか否かの問合せメッセージが表示部10に表示され、ユーザの操作があるまで処理が待機する。ここで、電子メールに添付する旨の操作が行われた場合は「YES」と判定され処理はステップSP22に進み、指定された電子メールに当該SMAFファイル100が添付される。一方、ステップSP20において「NO」と判定されると、処理はそのまま終了する。
3.2.効果音等修正処理
また、既存のSMAFファイル100の効果音等を修正する場合には、ユーザにより、操作キー部8において所定の効果音等修正開始操作が行われる。かかる操作が行われると、図5に示す効果音修正ルーチンが起動される。図において処理がステップSP30に進むと、SMAFファイル100から音声データおよびシーケンスデータが所定区間だけ読み出される。次に、処理がステップSP32に進むと、音声データとシーケンスデータとが各々オーディオ・インタフェース28およびシーケンスデータ・インタフェース20に送信される。次に、処理がステップSP34に進むと、何れかのサウンド・エフェクトボタンが押下されたか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP36に進み、該サウンド・エフェクトボタンに対応する効果音を指定するイベントデータがシーケンスデータ・チャンク112内に挿入される。その際、効果音等修正開始操作が行われたタイミングからの経過時間がタイミング情報として各イベントデータに付与される。次に、処理がステップSP38に進むと、該効果音の内容を表す文字または図形が表示部10に表示される。
一方、サウンド・エフェクトボタンが押下されなかった場合は処理はステップSP40に進み、所定のサウンド・エフェクト・キャンセルボタンが押下されたか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP42に進み、現在のタイミングで再生中の効果音のイベントデータがシーケンスデータ・チャンク112から削除される。次に、処理がステップSP44に進むと、該効果音の内容を表す文字または図形とともに、該効果音がキャンセルされた旨を示す内容が表示部10に表示される。また、サウンド・エフェクトボタンおよびサウンド・エフェクト・キャンセルボタンの何れも押下されなかった場合は、上記ステップSP36,SP38,SP42,SP44の処理はスキップされる。
次に、処理がステップSP46に進むと、操作キー部8において所定の終了操作が実行され(ストップボタンが押下され)、またはSMAFファイル100の再生が終了したか否かが判定される。終了操作が実行されておらず、SMAFファイル100の再生も終了していない場合は処理はステップSP30に戻る。以下、かかる条件が充足されるまでステップSP30〜SP44の処理が繰り返されることになる。そして、終了操作が実行され、あるいはSMAFファイル100の再生が終了すると、処理はステップSP48に進む。ここでは、必要に応じてSMAFファイル100が修正される。次に、ステップSP50〜SP54においては、上述したステップSP18〜SP22と同様の処理が実行される。すなわち、作成されたSMAFファイル100が必要に応じて指定された電子メールに添付され、本ルーチンの処理が終了する。
3.3.再生処理
次に、本実施例の携帯電話器において作成したSMAFファイルまたは他の端末において作成され本実施例の携帯電話器に電子メールとともに送信されたSMAFファイルを再生する処理について説明する。このSMAFファイル100を再生する場合は、音声データおよびシーケンスデータの双方を同期させつつ再生する動作モード、または何れか一方のみを再生する動作モードがユーザによって選択される。そして、再生対象のSMAFファイルが選択され、所定の再生開始操作が該ユーザによって実行されると、図6に示す再生ルーチンが起動される。
図において処理がステップSP60に進むと、SMAFファイル100から音声データおよびシーケンスデータが所定区間だけ読み出される。次に、処理がステップSP62に進むと、音声データおよびシーケンスデータ、あるいは両者のうち一方のデータが、動作モードに応じて再生される。すなわち、選択された動作モードに応じて再生すべきデータは、オーディオ・インタフェース28またはシーケンスデータ・インタフェース20のうち対応する側に各々送信される。次に、処理がステップSP64に進むと、上記終了操作が実行され、またはSMAFファイル100の再生が終了したか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると、ステップSP60,SP62の処理が繰り返され、「YES」と判定されると、本ルーチンが終了する。
4.実施例の効果
以上のように本実施例によれば、各種効果音あるいは背景音をシーケンスデータの形式でSMAFファイル100に記録するため、背景音や効果音を自由に編集しつつ音声メールを作成することができる。さらに、効果音等をシーケンスデータの形式で記録することにより、SMAFファイル100のデータ量を小さくすることができる。また、効果音等の発生には携帯電話器等の端末に元々備えられている音源を使用できるため、新たに必要となるリソースが少なく、コストアップも抑制することができる。
5.変形例
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施例のステップSP38においては、効果音等の内容を表す文字または図形が表示部10に表示されたが、これと同時に該効果音等に係るシーケンスデータをシーケンスデータ・インタフェース20に供給し、該効果音等を実際に発音させてもよい。
(2)また、電子メールには、SMAFファイル100以外に、例えば撮像した動画などのようなMPEG4形式等のファイルも添付することができる。この場合、電子メールを受信した側の端末においては、SMAFファイル100と動画ファイルとを同期させて再生するとよい。
(3)また、音声データは、MP3形式やAAC形式等の圧縮符号化されたデータであってもよい。その場合には、オーディオデコーダ29において復号処理を行うとよい。
(4)また、SMAFファイル100に記録される楽曲はモノラルに限られず、ステレオまたは多チャンネルであってもよい。その場合は着信音用スピーカ36を複数設けるとよい。
本発明の一実施例の携帯電話器のブロック図である。 SMAFファイル100のファイル構成図である。 SMAFファイルの再生タイミングチャートである。 録音処理ルーチンのフローチャートである。 効果音修正ルーチンのフローチャートである。 再生ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
2:CPU(シーケンスデータ生成手段)、4:RAM(記憶手段)、6:ROM、8:操作キー部(操作手段)、10:表示部、12:バス、14:通信部(通信手段)、16:音声処理部(変換手段)、18:マイク、20:シーケンスデータ・インタフェース(楽音信号再生手段)、22:FIFOバッファ(楽音信号再生手段)、24:シーケンサ(楽音信号再生手段)、26:音源(楽音信号再生手段)、28:オーディオ・インタフェース(音声信号再生手段)、30:ミキシング部、32:DAコンバータ、34:スイッチ、36:スピーカ、38:イヤホンジャック、100:SMAFファイル、102:コンテンツ・インフォ・チャンク、104:オプショナル・データ・チャンク、110:スコア・トラック・チャンク、112:シーケンスデータ・チャンク、114:セットアップデータ・チャンク、120:オーディオ・データ・トラック・チャンク。

Claims (4)

  1. 音声信号を集音するマイクと、
    データを記憶する記憶手段と、
    前記マイクにより集音された音声信号を音声データに変換する変換手段と、
    ユーザからの操作を受け付ける操作手段と、
    前記操作手段に対する操作に応じて、楽音の再生開始を指示するイベントデータを含むシーケンスデータを生成するシーケンスデータ生成手段と、
    前記音声データと前記シーケンスデータとを同期させつつ同一ファイル内に包含させ、前記記憶手段に記憶させるファイル生成手段と、
    前記ファイルを添付した電子メールを送信または受信する通信手段と、
    前記ファイルから前記音声データを読み出し、前記音声信号を再生する音声信号再生手段と、
    前記ファイルから前記シーケンスデータを読み出し、前記音声信号に同期させつつ楽音信号を再生する楽音信号再生手段と
    を有することを特徴とする通信端末。
  2. 前記操作手段は複数のボタンを有し、これら各ボタンに対して異なるイベントデータが割り当てられていることを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  3. 前記シーケンスデータ生成手段は、前記変換手段によって前記音声データが作成されている途中のタイミングである記録タイミングに前記操作手段が操作された場合には、該音声データの当該記録タイミングに係る音声信号と、前記操作手段の操作内容に係る楽音信号とが同時に再生されるように前記ファイルを生成することを特徴とする請求項1記載の通信端末。
  4. 前記シーケンスデータ生成手段は、前記音声信号再生手段によって音声信号が再生されている途中のタイミングである再生タイミングに前記操作手段が操作された場合には、該音声データの当該再生タイミングに係る音声信号と、前記操作手段の操作内容に係る楽音信号とが同時に再生されるように前記ファイルを更新することを特徴とする請求項3記載の通信端末。
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