JP2006235259A - レンズシートの製造装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遮光パターンの撮像あるいは遮光パターンからの反射光量の分布測定などによる遮光パターンの検査工程,検査工程を通過した前記レンズシートに、遮光パターンの不良箇所が検出された場合、該当箇所にマーキングを施す手段を備えるレンズシート製造工程,および遮光パターンの不良箇所に施されたマーキングを検出して、該当箇所については、正規な光拡散基板を供給せずに、同様なサイズのダミー基板を供給してレンズシートに積層する手段を備える貼り合わせ工程,を具備する。
【選択図】図1
Description
リアプロジェクションテレビは、プロジェクタからスクリーン上に拡大投射される映像を視覚する方式のテレビであるが、テレビ映像に限らず、端末や各種案内のディスプレイに使用される本方式に基づく表示機器も、本件の技術範囲に含まれる。
また、本方式のテレビに用いられるスクリーンは、リアプロジェクションスクリーン,背面投射式スクリーン,透過型スクリーンなど各種呼称が存在するが、これらは全て同義語であり、本明細書においても、以後混同して用いることがある。
光拡散層は、レンチキュラーシート,フレネルレンズシート,あるいは保護板として機能する最外面の前面板などの少なくとも何れかに形成され、形成にあたっては、塗布,積層,混入など適宜の手法が採用される。
透明支持体の片面に、凸シリンドリカルレンズが並設されてなるレンズ部が形成されており、前記支持体の他面には、各シリンドリカルレンズの境界部に相当する位置に、ストライプ状の遮光パターンが形成され、前記パターン上に拡散層が形成された構成であるレンチキュラーシートについて提案している。(特許文献1参照)
尚、シリンドリカルレンズ群が並設されたレンチキュラーシートにおける前記遮光パターンは、前記レンズ群による非集光部分に遮光層が形成されてなり、前記レンズ群による集光部分は透光性の開口部分であり、前記パターンは万線状の黒色ストライプパターンであることから、ブラック・ストライプ(BS)と称されている。
前記ラインでは、反レンズ部側の透明支持体に、遮光パターンの形成箇所を規定するための感光材料層を形成した後、レンズ部側より前記感光材料を変性させる光線を照射することにより、レンズ作用により集光した部分の感光材料層を変性させ、変性されない部分の感光材料層(レンズシートによる非集光部分に相当する)に着色処理が施される。
着色処理は、採用する感光材料の種類に応じて、湿式現像,乾式現像など、各種手法が採用される。
BSロールのBS不良箇所にも基板を積層する理由としては、基板を積層しないと断裁部でのトラブルを誘発する可能性があるという点に加え、断裁した後工程での取り扱いに不都合が生じる場合が多いためである。
貼合工程において、BS不良箇所を除外するには、製造装置(ライン)に追加ユニットや追加スペースが要求されることになる、などの理由が挙げられる。
貼合工程では、オペレータがこの警戒紙の貼付箇所によってBSの不良箇所を確認し、該当箇所を含むスクリーンサイズのレンチキュラーシートには、代替基材としてダミー板を手動で挿入しており、不良箇所に正規レンチキュラーシートが用いられることで生産されてしまう無駄製品を回避している。
また、貼合工程のオペレータの警戒紙の確認不足あるいはその他の理由によって、不良BSが正規基材に貼合され、無駄製品が生産されることを防ぐ装置を提供することである。
背面投射型プロジェクションテレビ用スクリーンを構成するレンズシートの製造装置において、
(a)片面にレンズ部が形成され、反レンズ部側には、前記レンズ部による非集光部分に相当する箇所に遮光部が形成されてなり、連続的に供給されるレンズシートを、
遮光パターンの撮像あるいは遮光パターンからの反射光量の分布測定などによる遮光パターンの検査工程を通過させた後、
検査工程を通過した前記レンズシートに、遮光パターンの不良箇所が検出された場合、該当箇所にマーキングを施す手段を備えるレンズシート製造工程(ライン)と、
(b)遮光パターンの形成されたレンズシートに、スクリーンサイズの光拡散基板を貼り合わせる直前に、遮光パターンの不良箇所に施されたマーキングを検出して、該当箇所については、正規な光拡散基板を供給せずに、同様なサイズのダミー基板を供給してレンズシートに積層する手段を備える貼り合わせ工程(ライン)
とを有することを特徴とするレンズシートの製造装置である。
遮光パターンが、前記レンズ群による非集光部分に相当する箇所にストライプ状の遮光部が形成されてなる万線状のストライプパターンであることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズシートの製造装置である。
図1は、本発明のBS工程における、不良箇所とインクジェットの関係の説明図を示すものである。
BSシート(10)は、ここでは矢印方向に生産されるものとする。
生産されたBSシートは、まず検査機(11)を通過する。
BSシートに不良箇所(13)が存在した場合、検査機はNG判定をし、NG信号をインクジェットマーカー(本願発明では、マーキング手段はインキジェットに限定されるものではないが、本実施形態においては、インキジェットによるマーキングについて、代表して説明する。以下、マーカーと称する。)(12)に出す。
マーカーは検査機からのNG信号を受け、図中の位置(BSシートの端)にマーキングを行う(14)。これは左右どちらでも構わないが、どちらか一方に固定する。
もしマークをBS不良箇所そのものにマーキングすると、次工程の貼合工程に設置するセンサはBSシートの幅分必要となり、例えばセンサの誤動作の原因が広がるなど効率的ではないため、マークの位置,大きさは固定する。
基材およびBSシート(10)は、ここでは矢印方向に動くものとする。
正規基材(21)は図中の位置(ローダ部)にセットされ、BSロール(23)から繰り出されたBSシートに貼合される。ただし、BSシートにマークがあった場合、これは不良BSであるので、当該箇所には正規基材の代替板としてダミー板(22)を用いる。
ここで、マークを認識するのが図中の位置にあるセンサ(24)で、センサがマークを認識するとNG信号を出す。
このNG信号を受け、正規基材のローダ部は一時停止し、ダミーローダ部からはダミー板が挿入される。
BS工程において、現行の警戒紙の代替に、検査機のNG信号に従ってインクジェットのマーキングを機械によって自動的に行った。マークは不良箇所のあるBSシートの端にマーキングされる。(図1)
マーキングされたBSロールを、次工程の貼合工程に搬送した。
BSロール巻き出し位置にセンサを設けた。
センサから信号が入ると、BS不良箇所にダミー板が貼り合わされるように正規基材のローディングを停止し、ダミー板が挿入された。(図2)
11 検査機
12 マーカー
13 不良箇所
14 マーク
21 正規基材
22 ダミー板
23 BSロール
24 センサ
Claims (4)
- 背面投射型プロジェクションテレビ用スクリーンを構成するレンズシートの製造装置において、
(a)片面にレンズ部が形成され、反レンズ部側には、前記レンズ部による非集光部分に相当する箇所に遮光部が形成されてなり、連続的に供給されるレンズシートを、
遮光パターンの撮像あるいは遮光パターンからの反射光量の分布測定などによる遮光パターンの検査工程を通過させた後、検査工程を通過した前記レンズシートに、遮光パターンの不良箇所が検出された場合、該当箇所にマーキングを施す手段と、
(b)遮光パターンの形成されたレンズシートに、スクリーンサイズの光拡散基板を貼り合わせる直前に、遮光パターンの不良箇所に施されたマーキングを検出して、該当箇所については、正規な光拡散基板を供給せずに、同様なサイズのダミー基板を供給してレンズシートに積層する手段を備える貼り合わせ手段、
とを有することを特徴とするレンズシートの製造装置。 - マーキングを施す手段が、インクジェットであることを特徴とする請求項1記載のレンズシートの製造装置。
- レンズシートが、搬送方向を長手方向とする半円柱状凸シリンドリカルレンズ群が並設されてなり、連続的に供給されるレンチキュラーシートであり、
遮光パターンが、前記レンズ群による非集光部分に相当する箇所にストライプ状の遮光部が形成されてなる万線状のストライプパターンであることを特徴とする請求項1または2に記載のレンズシートの製造装置。 - 前記マーキングを施す手段(a)と前記貼り合わせ手段(b)とが、断続せずに連続した構成であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のレンズシートの製造装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN110316582A (zh) * | 2018-03-28 | 2019-10-11 | 日本冲信息株式会社 | 片材介质输送装置、图像形成装置和片材介质输送方法 |
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JPH07323515A (ja) * | 1994-06-02 | 1995-12-12 | Toppan Printing Co Ltd | フィルム継ぎ種類判別方法およびラベル貼付システム |
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JPH09120101A (ja) * | 1995-10-25 | 1997-05-06 | Toppan Printing Co Ltd | 透過型スクリーン用レンチキュラーシート |
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JP2003202298A (ja) * | 2002-01-07 | 2003-07-18 | Nitto Denko Corp | シート状成形体の検査結果記録方法及び検査結果記録システム及びロール状成形体及び枚葉物 |
-
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- 2005-02-25 JP JP2005050087A patent/JP4792765B2/ja not_active Expired - Fee Related
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