JP2006182458A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像形成部に紙紛が入り込むのを防止して、画像ディフェクトの発生を防ぐことができる。
【解決手段】 用紙カセット48の用紙搬送方向下流側に設置されたエアー吹付装置64によって、用紙Pのシート搬送方向下流側の端部にエアーが吹き付けられ、シート搬送方向上流側に設置された排気装置76によって、シート搬送方向上流側からエアーが吸引されて排気される。これにより、用紙Pに付着した紙紛等の粉塵は、エアー吹付装置64から吹き出されたエアーによって、用紙搬送方向下流側から用紙搬送方向上流側に向かって流れる。すなわち、画像形成部12と反対方向に向かって流れるので、紙紛等の粉塵が画像形成部12に入り込むことがない。したがって、中間転写ベルト32や感光体ドラム14に付着したり、現像装置20内に入り込んだりすることがないので、画像ディフェクトの発生を引き起こす恐れがない。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真方式を用いた複写機、プリンタ、ファクシミリ及びこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
画像形成装置において、記録シートとして使用される用紙には、裁断時等に発生する紙紛等の粉塵が、用紙の端部に付着していることがある。この紙紛等の粉塵が舞い上がり、画像形成部内に入り込み、中間転写ベルト等の転写部や感光体ドラムに付着したり、現像装置内に入り込んでトナーに混入することがある。これにより、用紙に形成された画像に白抜けや白筋などの画像ディフェクトが発生する。
そこで、この画像ディフェクトを防ぐため、用紙搬送路に紙紛除去装置としてのブラシを設け、ブラシを用紙に圧接することで紙紛を除去するものがある(特許文献1参照)。
また、用紙を画像形成部へ給紙する搬送ロールの近辺にブラシローラを配置し、ブラシローラを回転させながらバイアス電圧を印加することで、用紙の除電を行うと同時に、用紙上の紙紛を除去する装置もある(特許文献2参照)。
しかし、特許文献1では、用紙にブラシを圧接させることで、用紙上から紙紛除去しているだけなので、用紙上から除去した紙紛が飛散して、画像形成装置内部に浮遊してしまう。その結果、浮遊した紙紛が用紙上に落下したり、画像形成部に入り込むことで画像ディフェクトが発生してしまう。
また、特許文献2では、ブラシローラを回転させるための回転装置や、ブラシローラに電圧を印加するための電圧印加装置が必要になり、コストアップに繋がると共に、これらを配置するスペースが必要となり、画像形成装置が大型化してしまう。また、ブラシローラによって用紙の先端に傷がつく恐れがある。
特開平3−61982号公報 特開平3−147648号公報
本発明は、画像形成部に紙紛が入り込むのを防止して、画像ディフェクトの発生を防ぐことを目的とする。
請求項1に記載の本発明は、シートを収容するシート収容部と、前記シート収容部から供給されたシートに画像を形成する画像形成部と、前記シート収容部と前記画像形成部の間に設置され、前記シートのシート搬送方向下流側の端部にエアーを吹き付けるエアー吹付装置と、前記シート収容部のシート搬送方向上流側に設置され、前記エアー吹付装置から吹き付けられたエアーをシート搬送方向上流側から吸引して排気する排気装置と、を有することを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、シート収容部と画像形成部の間に設置されたエアー吹付装置によって、シートのシート搬送方向下流側の端部にエアーが吹き付けられる。このエアーは、シート搬送方向上流側に設置された排気装置によって、シート搬送方向上流側から吸引されて排気される。
これにより、シートに付着した紙紛等の粉塵は、エアー吹付装置から吹き付けられたエアーによって、シート搬送方向下流側からシート搬送方向上流側に向かって流れる。すなわち、紙紛等の粉塵は、画像形成部と反対方向に向かって流れるので、画像形成部に入り込むことがない。したがって、転写部や感光体ドラムに付着したり、現像装置内に入り込んだりすることがないので、画像ディフェクトの発生を引き起こす恐れがない。
請求項2に記載の本発明は、前記シート収容部が複数設けられており、前記シート収容部と前記画像形成部の間にエアー吹付装置がそれぞれ設置され、前記シート収容部のシート搬送方向上流側に前記エアー吹付装置から吹き付けられたエアーをシート搬送方向上流側から吸引して排気する排気装置がそれぞれ設置されていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、シート収容部が複数設けられている場合、それぞれのシート収容部に対して、シート搬送方向下流側にエアー吹付装置が設置され、シート搬送方向上流側に排気装置が設置されている。これにより、それぞれのシート収容部に対して、シート搬送方向下流側からシート搬送方向上流側に向かって直線状にエアーが流れるので、紙紛等の粉塵を含んだエアーは、確実に画像形成部と反対方向に向かって流れ、排気装置に吸引されて排気される。
請求項3に記載の本発明は、前記排気装置には、エアフィルターが設けられていることを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、排気装置にエアフィルターを設けることで、吸引したエアーに含まれる紙紛等の粉塵がエアフィルターで除去され、エアーだけが排気される。これにより、排気装置で吸引したエアーを画像形成装置の外部へ排気しても、画像形成装置の外部が紙紛等の粉塵で汚れることがない。
請求項4に記載の本発明は、前記排気装置は、前記シート収容部に取り付けられていることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、シート収容部に排気装置を取り付けることで、シート収容部を画像形成装置から引き出したとき、排気装置も同時に画像形成装置から引き出される。これにより、排気装置のメンテナンスを行う際、画像形成装置からシート収容部を引き出せば良いので、メンテナンス性の向上が図れる。
請求項5に記載の本発明は、前記排気装置から排気されたエアーを、前記エアー吹付装置の吸気ダクトへ案内するダクトを設けたことを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、排気装置とエアー吹付装置の間に設けられたダクトによって、排気装置から排気されたエアーが、エアー吹付装置の吸気ダクトへ案内されて、シート収容部に収容されたシートに吹き付けられる。このような構成とすることで、エアーが画像形成装置内を循環するので、騒音が発生しない。
請求項6に記載の本発明は、シートが収容されたシート収容部が配設されるシート供給部と、前記シート収容部から供給されたシートに画像を形成する画像形成部と、前記シート供給部と前記画像形成部とを区画する壁部と、前記壁部と前記シート収容部の間に形成された吸気口と、前記吸気口からエアーを吸引して排気する排気装置と、を有することを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、壁部によって、シートが収容されたシート収容部が配設されたシート供給部と、シート収容部から供給されたシートに画像を形成する画像形成部が区画されている。そして、壁部とシート収容部の間に形成された吸気口でエアーが吸引され、排気装置で排気される。
これにより、シート供給部内でエアーが循環するので、紙紛等の粉塵が画像形成部内に入り込む恐れがない。
本発明は上記構成としたので、画像形成部に紙紛が入り込むのを防止でき、画像ディフェクトの発生を防ぐことができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1には、本実施の形態に係る画像形成装置10が示されている。
画像形成装置10は、画像形成部12と用紙供給部46とで構成されている。まず、画像形成部12について説明する。
画像形成部12は、矢印A方向に定速回転するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)に対応する感光体ドラム14Y、14M、14C、14Kを備えている。なお、YMCKを区別する必要がある場合は、符号の後にY、M、C、Kの何れかを付して説明し、YMCKを区別する必要が無い場合は、Y、M、C、Kを省略する。
感光体ドラム14の周囲には、感光体ドラム14または後述する中間転写ベルト32の回転方向に沿って、帯電器16、感光体ドラム14の表面にレーザー光を照射する画像書込装置18、現像装置20、転写ローラ22、クリーナー24が順に配設されている。
感光体ドラム14は、帯電器16によって表面が一様に帯電された後、画像書込装置18によってレーザー光が照射されて、感光体ドラム14の回転により副走査がなされて、感光体ドラム14に潜像が形成される。
感光体ドラム14に形成された潜像は、現像装置20からトナーが供給されて現像化される。これにより、感光体ドラム14にトナー像が形成される。
一方、画像形成装置10内には、ローラ26、28、30に巻き掛けられた無端状のベルトからなる中間転写ベルト32が設けられており、感光体ドラム14のトナー像はこの中間転写ベルト32に転写される。そして、後述する用紙供給部46に設けられた用紙カセット48から用紙Pが搬送され、中間転写ベルト32上に転写された各色のトナー像が用紙Pに転写される。
トナー像が転写された用紙Pは、一対のローラ34、36に巻き掛けられた搬送ベルト38によって定着装置40へ搬送される。そして、定着装置40の加圧ローラ40Aと加熱ローラ40Bで定着処理が施され、トナー像が用紙Pに定着される。画像が形成された用紙Pは画像形成装置10の外部に設けられた排紙トレイ42へ排出される。
トナー像を用紙Pに転写した後、感光体ドラム14に残留しているトナーはクリーナー24によって除去される。そして、感光体ドラム14の表面は、図示しないイレーズランプによって除電され、再び帯電器16によって帯電されて、同様の処理を繰り返す。また、中間転写ベルト32から用紙Pに転写されずに残留したトナーは、クリーニング部材44によって除去される。
次に、用紙供給部46について説明する。
用紙供給部46には、複数の用紙カセット48(本実施形態では2つ)が配設されている。用紙カセット48の用紙搬送方向下流側の上部には、ロールユニット54が設けられている。ロールユニット54は、図示しない支持アームを介して揺動自在とされ、用紙カセット48に収容された用紙Pの最上面に接触して、用紙Pを送り出すナジャーロール56と、このナジャーロール56の用紙搬送方向下流側に設置され、ナジャーロール56から送り出された用紙Pを捌いて下流側へ搬送するフィードロール58と、フィードロール58の下方に配設され、フィードロール58を押圧して用紙Pを分離して画像形成部12へ搬送するリタードロール60を備えている。
図2(A)に示すように、用紙カセット48の用紙搬送方向下流側及び用紙搬送方向上流側の側壁48A、48Bには、ガイド部材50が設けられている。ガイド部材50は、用紙供給部46から用紙搬送方向と直交する方向に延びる引き出しレール52に係合するようになっている。これにより、用紙カセット48は、用紙供給部46から用紙搬送方向と直交する方向に引き出されるようになっている。
また、用紙カセット48の側壁48Aには、切欠62が形成されている。図2(B)に示すように、用紙カセット48を用紙供給部46に収容したとき、この切欠62には、エアー吹付装置64の吹出口66Aが位置するようになっている。この吹出口66Aから、用紙カセット48に収容された用紙Pの端部にエアーが吹き付けられるようになっている。
吹出口66Aは、切欠62の面積とほぼ同じ面積を有する矩形状とされ、ダクト66の一端に形成されている。ダクト66は、吹出口66Aから湾曲して下方に延設しており、さらに、用紙搬送方向と直交する方向に(用紙供給部46の図1の奥側(紙面の裏側)に向かって)略直角に屈曲され、メインダクト68に連結されている。
図1に示すように、メインダクト68は、用紙供給部46の底面46Aから立設されている。メインダクト68の一端は、底面46Aに形成された吸引口70に接続されており、メインダクト68で用紙供給部46の外部からエアーが吸引される構成となっている。
図2(B)に示すように、ダクト66には、ファン72が設置されている。ファン72を回転させるとメインダクト68に負圧が発生する。これにより、吸引口70(図1参照)に接続されたメインダクト68の一端から、用紙供給部46の外部のエアーがメインダクト68に吸引される。そして、このエアーは、ダクト66を介して吹出口66Aから用紙カセット48に収容された用紙Pの端部に向かって吹き出される構成となっている。
また、用紙カセット48の、用紙搬送方向上流側の側壁48Bには、切欠74が形成されている。これにより、切欠62に位置したエアー吹付装置64の吹出口66Aから吹き出されたエアーは、用紙Pの上側、あるいは、用紙Pの間を通過して、切欠74を通り抜けるようになっている。そして、用紙カセット48の用紙搬送方向上流側に設けられた排気装置76(図1参照)で吸引される。
図3に示すように、排気装置76は、用紙供給部46の側壁46Bに固定されている。この排気装置76は、ハウジング78を有しており、側壁46Bに形成された開口部82をハウジング78で覆うようにして固定されている。
また、ハウジング78の中にはファン84が設けられている。このファン84を回転させることで、ハウジング78の吸気口78Bから、用紙供給部46内のエアーが吸引される。吸気口78Bには、エアフィルター86が設けられており、吸気口78Bから吸引されたエアーに含まれている紙紛等の粉塵が、このエアフィルター86によってトラップされる。そして、開口部82から、紙紛等の粉塵が除去されたエアーが用紙供給部46の外部へ排気される。なお、ハウジング78の排気口78Aには、エアーの流れを阻害しないスリットが複数形成されたカバー79が取り付けられている。
図1及び図3に示すように、本実施形態では、用紙供給部46には2つの用紙カセット48が設置されており、下方の用紙カセット48の付近にも、上方と同様にエアー吹付装置65が設けられている。そして、エアー吹付装置65のダクト67はメインダクト68へ横側から接続されている。つまり、1本のメインダクト68から、2本のダクト66、67が分岐された状態となっている。
次に、本発明の第1の実施形態の作用について説明する。
用紙Pに付着した紙紛等の粉塵は、エアー吹付装置64から吹き出されたエアーによって、用紙搬送方向下流側から用紙搬送方向上流側に向かって流れる。すなわち、画像形成部12と反対方向に向かって流れるので、紙紛等の粉塵が画像形成部12に入り込むことがない。したがって、中間転写ベルト32や感光体ドラム14に付着したり、現像装置20内に入り込んだりすることがないので、画像ディフェクトの発生を引き起こす恐れがない。
また、用紙カセット48が複数設けられている場合、それぞれの用紙カセット48に対して、用紙搬送方向下流側にエアー吹付装置64、65が設置され、用紙搬送方向上流側に排気装置76が設置されている。これにより、それぞれの用紙カセット48に対して、用紙搬送方向下流側から用紙搬送方向上流側に向かって直線状にエアーが流れるので、紙紛等の粉塵を含んだエアーは、確実に画像形成部12と反対方向に向かって流れ、排気装置76に吸引されて排気される。
さらに、排気装置76にエアフィルター86を設けることで、吸引したエアーに含まれる紙紛等の粉塵がエアフィルター86で除去されて、エアーだけが排気される。これにより、排気装置76で吸引したエアーを用紙供給部46の外部へ排気しても、用紙供給部46の外側が紙紛等の粉塵で汚れることがない。
次に、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置150について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図4及び図5に示すように、用紙カセット48の用紙搬送方向上流側の側壁48Bに、排気装置152が取り付けられている。排気装置152のハウジング154の排気口154Aには、ブラケット156が形成されている。このブラケット156は、用紙カセット48の側壁48Bに、図示しないネジを用いて取り付けられている。これにより、排気装置152は用紙カセット48に固定されている。したがって、図5(A)に示すように、用紙カセット48を用紙供給部46から引き出すと、排気装置152も用紙カセット48と一緒に、レール52に沿って用紙供給部46から引き出されるようになっている。
また、図5(B)に示すように、用紙カセット48を用紙供給部46に収容すると、用紙カセット48の側壁48Aに形成された切欠62に、エアー吹付装置64の吹出口66Aが位置すると共に、用紙供給部46の側壁46Bに形成された開口部82に、用紙カセット48に取り付けられた排気装置152のハウジング154の排気口154Aが位置する構成となっている。なお、排気口154Aには、エアーの流れを阻害しないスリットが複数形成されたカバー155が取り付けられている。
これにより、排気装置152のメンテナンスを行う際、図5(A)に示すように、用紙カセット48を用紙供給部46から引き出せば良いので、メンテナンス性の向上が図れる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置160について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図6に示すように、用紙カセット48の用紙搬送方向下流側には、エアー吹付装置64が設けられており、エアー吹付装置64のダクト66は、用紙供給部46の底面46Aに対して垂直方向に設けられたメインダクト88に接続されている。このメインダクト88は、用紙供給部46の底面46Aで略直角に屈曲されて底面46Aに沿って用紙搬送方向上流側に延設されている。そして、メインダクト88は、用紙供給部46の側壁46Bで略直角に屈曲されて、側壁46Bに沿って上方向に延設されている。
一方、用紙カセット48の用紙搬送方向上流側には、排気装置76が設置されている。この排気装置76の排気口78Aは、メインダクト88に接続されている。
これにより、排気装置76で吸引した用紙供給部46内のエアーはメインダクト88へ送られて、エアー吹付装置64のダクト66を介して吹出口66Aから用紙カセット48に収容された用紙Pの端部に吹き出される。すなわち排気装置76から排気されるエアーをエアー吹付装置64で利用することで、内部循環が行われる構成となっている。
したがって、排気装置76から用紙供給部46の外部へエアーが吐き出されないので騒音が発生しない。また、エアー吹付装置64から用紙供給部46の外部のエアーを吸引しないことによっても、騒音の発生を抑えることができる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置170について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分についての説明は割愛する。
図7に示すように、画像形成装置170は、用紙供給部46と画像形成部12が壁部13によって区画されている。用紙供給部46の底面46Aには、用紙カセット48と壁部13の間に、開口部172が形成されている。開口部172には、エアフィルター173が取り付けられている。また、用紙カセット48の用紙搬送方向上流側には排気装置76が設置されている。
排気装置76のファン84を回転させると、用紙供給部46内に負圧が発生する。これにより、開口部172から用紙供給部46の外部の空気が、用紙供給部46内に入り込み、用紙搬送方向下流側から用紙搬送方向上流側に向けてエアーが流れる。したがって、紙紛等の粉塵を含んだエアーは、画像形成部12と反対方向に向かって流れるので、画像形成部12に入り込むことがない。
なお、本実施形態では、図1に示すように、複数の用紙カセット48に対して、それぞれ排気装置76を設置する構成としたが、図8に示すように、用紙供給部46の側壁46Bに、一台の排気装置174を設置して、この排気装置174に二又のダクト176を接続して、ダクト176の吸気口178Aを、それぞれの用紙カセット48の用紙搬送方向上流側に設置する構成としてもよい。このような構成とすることで、排気装置を複数使用する場合と比較して、電力消費を抑えることができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 (A)本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の用紙カセットを画像形成装置本体から引き出した状態を示す斜視図であり、(B)用紙カセットを画像形成装置本体に収容した状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の用紙カセットと、エアー吹付装置、排気装置の位置関係を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 (A)本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の用紙カセットを画像形成装置本体から引き出した状態を示す斜視図であり、(B)用紙カセットを画像形成装置本体に収容した状態を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明の第4の実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。 本発明のその他の実施形態に係る画像形成装置を示す概略構成図である。
符号の説明
10 画像形成装置
12 画像形成部
13 壁部
46 用紙供給部(シート供給部)
48 用紙カセット(シート収容部)
64 エアー吹付装置
66 ダクト(吸気ダクト)
76 排気装置
86 エアフィルター
152 排気装置
172 開口部

Claims (6)

  1. シートを収容するシート収容部と、
    前記シート収容部から供給されたシートに画像を形成する画像形成部と、
    前記シート収容部と前記画像形成部の間に設置され、前記シートのシート搬送方向下流側の端部にエアーを吹き付けるエアー吹付装置と、
    前記シート収容部のシート搬送方向上流側に設置され、前記エアー吹付装置から吹き付けられたエアーをシート搬送方向上流側から吸引して排気する排気装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記シート収容部が複数設けられており、前記シート収容部と前記画像形成部の間にエアー吹付装置がそれぞれ設置され、前記シート収容部のシート搬送方向上流側に前記エアー吹付装置から吹き付けられたエアーをシート搬送方向上流側から吸引して排気する排気装置がそれぞれ設置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記排気装置には、エアフィルターが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記排気装置は、前記シート収容部に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記排気装置から排気されたエアーを、前記エアー吹付装置の吸気ダクトへ案内するダクトを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. シートが収容されたシート収容部が配設されるシート供給部と、
    前記シート収容部から供給されたシートに画像を形成する画像形成部と、
    前記シート供給部と前記画像形成部とを区画する壁部と、
    前記壁部と前記シート収容部の間に形成された吸気口と、
    前記吸気口からエアーを吸引して排気する排気装置と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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