JP2006155372A - 電子機器および電源制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノートPCなどの電子機器のバッテリ電源による駆動時の動作可能時間を、通信にかかる処理を維持した上で延長する。
【解決手段】電源スイッチ6が押下されると、PCシステム電源回路23は、駆動電力を各デバイスへ供給する。PCシステム電源回路23がAC電源からの電力を得ており、かつ、PoE電源回路30が、外部からの電力を得ている場合には、制御回路22がPoE電源回路30との接続を行なうことで、LANチップ回路21に供給する駆動電力を、PCシステム電源回路23からの駆動電力から、PoE電源回路30からの駆動電力に切り換える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えばノート型パーソナルコンピュータなどの、バッテリ駆動による動作が可能な電子機器および電源制御方法に関する。
現在の、バッテリ駆動により動作可能な電子機器のうち、例えばノート型パーソナルコンピュータ(ノートPC)などの、駆動電力を多く消費する機器における、バッテリ駆動時の動作可能時間は必要十分であるとはいえない。特に、外部との間で通信を行なう場合には、通信用の制御回路の継続的な動作が必要になるので、電力の消費量が多くなってしまう。
バッテリ電源や外部電源の他の駆動電力を得る手法としては、電力供給可能な外部機器の間と接続した通信用ケーブルを介して駆動電力を得るものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2004−133737号公報
前述した特許文献1に開示されたような手法では、通信用ケーブルを介して外部機器から電力を得ているが、これは、通常の電力供給に不具合が生じた場合に、機器の動作の保護を目的として電力を得るものであり、バッテリ駆動時の動作可能時間を多くするものではなかった。
そこで、本発明の目的は、通信にかかる処理を維持した上でバッテリ電源による駆動時の動作可能時間を延長することが可能になる電子機器および電源制御方法を提供することにある。
すなわち、本発明に係わる電子機器は、駆動電力が供給されることにより動作するデバイスを有する本体と、外部機器と接続する接続手段と、接続手段を介して外部との間で通信を行なう通信制御手段と、通信制御手段及びデバイスに外部電源またはバッテリ電源から得た電力を供給する第1の電源回路と、接続手段を介して外部との間で通信を行なう通信制御手段と、通信制御手段に外部機器から接続手段を介して供給された電力を供給する第2の電源回路と、第1の電源回路が外部電源からの電力を得ている場合には、この第1の電源回路が通信制御手段に駆動電力を供給するようにし、第1の電源回路が外部電源からの電力を得ていない場合には、第2の電源回路が通信制御手段に駆動電力を供給するようにすることを特徴とする。
本発明に係わる電子機器では、駆動電力が供給されることにより動作するデバイスを有する本体と、外部機器と接続する接続手段と、接続手段を介して外部との間で通信を行なう通信制御手段と、通信制御手段及びデバイスに外部電源またはバッテリ電源から得た電力を供給する第1の電源回路と、接続手段を介して外部との間で通信を行なう通信制御手段と、通信制御手段に外部機器から接続手段を介して供給された電力を供給する第2の電源回路とを備え、第1の電源回路が外部電源からの電力を得ている場合には、この第1の電源回路が通信制御手段に駆動電力を供給するようにし、第1の電源回路が外部電源からの電力を得ていない場合には、第2の電源回路が通信制御手段に駆動電力を供給するようにするので、通信にかかる処理を維持した上でバッテリ電源による駆動時の動作可能時間を延長することができる。
以下、本発明をノート型パーソナルコンピュータ(以下、ノートPCと称する)に適用した場合の実施形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCの外観の一例を示す図である。
図1に示したように、本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCは、本体ケース1、表示部ケース2およびヒンジ部3を有する。本体ケース1の上面1aには、ユーザが入力操作を行なうためのキーボード4が設けられる。
表示部ケース2は、表示デバイスであるLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)5の周辺部を内側から可視可能に支持しており、このことによりLCD5はその表示面が可視可能に設けられている。
ヒンジ部3は、本体ケース1と表示部ケース2を接続する。ヒンジ部3は、表示部ケース2を、回動軸(図示せず)を中心に、閉状態と開状態との間で回動可能に支持する。閉状態とは、表示部ケース2がキーボード4を覆う状態である。開状態とは、キーボード4が、ユーザにより使用可能な状態に露出する状態である。
また、本体ケース1の側面1bには電源スイッチ6が設けられる。電源スイッチ6は、ノートPCのシステム状態(動作状態)を、OS(オペレーティングシステム)が起動している状態(以下、起動状態と称する)、およびOSが終了した状態(以下、シャットダウン状態と称する)の間で切り換える指示を行なうデバイスである。
図2は、本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCの内部回路の構成例を示すブロック図である。
図2では、ノートPCの内部回路において、本発明に関連する部分の構成のみについて図示する。ノートPCには、該ノートPC全体の制御を司るCPU11が設けられる。CPU11はチップセット12と接続される。
チップセット12は、CPU11との間のデータ及びアドレス変換などの処理を実行する機能や、デバイス間でデータの入出力処理などを実行する機能を有する。また、チップセット12は、CPU11が動作した時のワークエリアとなるメインメモリ13と接続され、また、LCD5、キーボード4、電源スイッチ6、BIOS−ROM14およびHDD(ハードディスクドライブ)15と接続される。
BIOS−ROM14には、ノートPCの基本入出力制御および電源状態の管理を行なうためのプログラムが記憶される。また、BIOS−ROM14には、電源スイッチ6が押下され、かつ所定の条件を満たしたときにノートPCの各デバイス、例えばCPU11、LCD5、メインメモリ13、HDD15などへの各デバイスへの駆動電力の供給を行なう処理(以下、電源制御処理と称す)に係る制御処理用プログラムが記憶される。
また、HDD15は不揮発性の記憶媒体であり、ノートPCの電源が投入されていない状態でもデータを記憶可能なデバイスである。このHDD15には、OSおよびアプリケーションプログラムなどが記憶され、これらのプログラムを実行する際は、当該プログラムは適宜メインメモリ13に展開される。
チップセット12は、電源スイッチ6が押下された場合に、これを検出する。チップセット12は、電源スイッチ6の押下を検出すると、ノートPCの現在のシステム状態を判別して、該システム状態を起動状態、およびシャットダウン状態の間で遷移させる。例えば、電源スイッチ6の押下を検出したときのシステム状態がシャットダウン状態である場合には、チップセット12はノートPCのシステム状態を起動状態に遷移させる、つまり、ノートPCの各デバイスに駆動電力が供給されるよう制御する。
また、チップセット12は、LAN(ローカルエリアネットワーク)チップ回路21および制御回路22と接続される。制御回路22は、LANチップ回路21およびPCシステム電源回路23と接続される。PCシステム電源回路23は、電源コード24を介して電源プラグ25と接続される。PCシステム電源回路23は、電源プラグ25および電源コード24を介して外部電源(AC電源)からの電力を得られている場合には、電圧変換を経て、CPU11やLANチップ回路21などの各デバイスへ必要な駆動電力を供給する。
また、PCシステム電源回路23はバッテリ26と接続される。PCシステム電源回路23は、外部電源(AC電源)からの電力が得られない場合には、バッテリ26から電力を得た上で、電圧変換を経て、各デバイスが必要な駆動電力を制御回路22に供給する。
LANチップ回路21は、トランス27を介してLANコネクタ28と接続される。LANコネクタ28はLANケーブル29を接続可能なコネクタである。LANチップ回路21は、LANコネクタ28にLANケーブル29が接続された状態では、外部との間で、トランス27、LANコネクタ28、および、LANケーブル29を介したデータの送受信を行なうことができる。
LANコネクタ28はPoE電源回路30と接続される。PoE電源回路30は、電力線31,制御信号線32をそれぞれ介して制御回路22と接続される。LANケーブル29を介してLANコネクタ28と接続された外部機器が、LANケーブル29経由によるノートPCに対する電力供給を行なえる機器、つまり、PoE(Power over Ethernet(登録商標))に対応した機器(PoE電源供給機器)である場合には、この機器から、LANケーブル29およびLANコネクタ28を介してPoE電源回路30に電力が供給される。
PoE電源回路30は、前述した外部機器からの電力を得た場合には、電圧変換を経て、電力線31を介して、LANチップ回路21が必要な駆動電力を制御回路22に供給する。
制御回路22は、電力線31を介したPoE電源回路30との接続のスイッチング機能を有する。制御回路22は、電力線31を介したPoE電源回路30との接続を行なっていない場合には、PCシステム電源回路23から供給された駆動電力を、LANチップ回路21を含む、駆動電力を必要とする各デバイスに供給する。
制御回路22が、電力線31を介したPoE電源回路30との接続を行なっている状態で、かつ、PoE電源回路30が外部機器からの電力を得ている状態にある場合には、LANチップ回路21に対して供給される電力はPoE電源回路30からの駆動電力となり、PCシステム電源回路23からの駆動電力は、LANチップ回路21以外の各デバイスへは供給されるが、LANチップ回路21に対しては供給されない。
また、制御回路22が、電力線31を介したPoE電源回路30との接続を行なっている状態にあって、かつ、PoE電源回路30が外部機器からの電力を得ていない状態にある場合には、LANチップ回路21に対して駆動電力は供給されない。
次に、図1に示した構成のノートPCの電源制御処理について説明する。
図3は、本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCが実行する電源制御処理の内容の一例を示すフローチャートである。
図4は、本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCが電源制御処理を行なった際の制御回路22とPoE電源回路30との電力線31を介した接続の有無、および、LANチップ回路21への電力供給の有無を表にして示す図である。
図4で示したLANチップ回路への電力供給の説明における、「あり(AC)」は、AC電源からの電力がLANチップ回路21に供給されることを示し、「あり(外部機器)」とは、LANケーブル29を介してLANコネクタ28と接続された外部機器からの電力がLANチップ回路21に供給されることを示し、「あり(バッテリ)」とは、バッテリ26からの電力がLANチップ回路21に供給されることを示す。
電源制御処理を実行するにあたり、ノートPCのシステム状態はシャットダウン状態にあり、PCシステム電源回路23は、AC電源からの電力を得ることが出来ない場合に、バッテリ26からの電力を得ることができると仮定する。
まず、電源スイッチ6が押下されると、これをチップセット12が検出する。すると、チップセット12は、制御回路22を介して、PCシステム電源回路23に対し、当該PCシステム電源回路23による、LANチップ回路21を含む各デバイスへの駆動電力の供給を指示する。これによりOSおよび各種アプリケーションプログラムが起動する(ステップA1)。
そして、PCシステム電源回路23は、AC電源からの電力の供給の有無を示す信号である切換信号を制御回路22に出力する。具体的には、PCシステム電源回路23は、電源プラグ25および電源コード24を介してAC電源からの電力を得ている場合には、切換信号“AC”を制御回路22に出力する。また、PCシステム電源回路23は、AC電源からの電力を得ておらず、かつ、バッテリ26からの電力を得ている場合には、切換信号“BAT(battery)”を制御回路22に出力する。
また、PoE電源回路30は、外部機器からLANケーブル29およびLANコネクタ28を介して電力を得ている場合、これを示す信号であるPoE−ON信号を、制御信号線32を介して制御回路22に出力する。また、PoE電源回路30は、外部機器からの電力を得ていない場合にはPoE−ON信号を出力しない。
制御回路22は、PCシステム電源回路23からの切換信号の種別を判別することで、PCシステム電源回路23がAC電源からの電力を得ているか否かを判別する(ステップA2)。
制御回路22は、PCシステム電源回路23から入力した切換信号が切換信号“BAT”であると判別した(ステップA2のNO)場合、PoE電源回路30からのPoE−ON信号を入力しているか否かを判別する(ステップA3)。
制御回路22は、ステップA3の処理の結果、PoE電源回路30からPoE−ON信号を入力していると判別した場合(ステップA3のYES)には、電力線31を介したPoE電源回路30との接続を行なうことで、LANチップ回路21に供給する駆動電力を、PCシステム電源回路23からの駆動電力から、PoE電源回路30からの駆動電力に切り換える(ステップA4)。
このような処理を行なうことで、バッテリ駆動時には、LANチップ回路21に供給される駆動電力はPoE電源回路30から供給される駆動電力となり、バッテリ26から得た電力はLANチップ回路21に供給されなくなるので、ノートPCの動作を保持した上で、バッテリ駆動時の動作可能時間を延長することができる。
ここでは、制御回路22は、電源が投入された際に、LANチップ回路21に対し、PCシステム電源回路23からの駆動電力を一旦供給した上で、PCシステム電源回路23から切換信号“BAT”を入力した状態で、かつ、PoE電源回路30からPoE−ON信号を入力した場合に、LANチップ回路21に供給する駆動電力を、PCシステム電源回路23からの駆動電力から、PoE電源回路30からの駆動電力に切り換える形態としたが、電源投入当初から制御回路22がPCシステム電源回路23から切換信号“BAT”を入力しており、かつ、PoE電源回路30からPoE−ON信号を入力している場合には、LANチップ回路21に対し、PCシステム電源回路23からの駆動電力の供給を行なうことなく、PoE電源回路30からの駆動電力を供給する形態としてもよい。
LANチップ回路21は、LANケーブル29を介してLANコネクタ28と接続された外部機器との間でデータ通信が確立されているか否かを判別し、この結果、データ通信が確立されていると判別した場合には、これを示すLINK信号を制御回路22に出力する。
前述したデータ通信の対象の機器は、ノートPCに対する電力を供給する機能を有するものであってもよいし、データ通信の対象の機器、および、ノートPCに対する電力を供給する機能を有する機器は別の機器であってもよい。
具体的には、まず制御回路22は、PCシステム電源回路23からの切換信号“BAT”を入力している(ステップA2のNO)が、PoE電源回路30からのPoE−ON信号を入力していない場合(ステップA3のNO)には、LANチップ回路21からのLINK信号を入力しているか否かを判別する(ステップA5)。
そして、ステップA5の処理の結果、「YES」と判別された場合には、PoE電源回路30が外部機器からの電力を得ていない一方で、LANチップ回路21と外部機器との間のデータ通信が確立されていることを意味するので、制御回路22は、電力線31を介したPoE電源回路30との接続を行なわない。この結果、LANチップ回路21には、PCシステム電源回路23からの駆動電力が引き続き供給される(ステップA5→A2)。
一方、ステップA5の処理の結果、「NO」と判別された、つまり、PoE電源回路30が外部機器からの電力を得ていない状態で、かつ、前述したデータ通信が確立されていない状態にある場合には、制御回路22は、電力線31を介したPoE電源回路30との接続を行なう(ステップA5→A4)。この結果、PoE電源回路30が外部からの電力を得ていない状態で、かつ、PCシステム電源回路23から得た駆動電力がLANチップ回路21に供給されない状態となるので、当該LANチップ回路21には駆動電力は供給されなくなる。
ステップA4の処理後、制御回路22は、PCシステム電源回路23からの切換信号の種別を再度判別する(ステップA6)。このステップA6の処理の結果、切換信号“AC”を入力した、つまり、PCシステム電源回路23がAC電源からの電力を得ていると判別された場合(ステップA6のYES)には、制御回路22は、電力線31を介したPoE電源回路30との接続を中止する(ステップA6→A7)。この結果、LANチップ回路21には、PCシステム電源回路23がAC電源経由で得た駆動電力が再び供給されるようになる。
ステップA6の処理の結果、PCシステム電源回路23から切換信号“BAT”を入力した場合(ステップA6のNO)には、制御回路22は、PoE電源回路30との電力線31を介した接続を保つ。
ここで、ステップA4の処理が、ステップA5の処理を介さずになされた処理である場合、つまり、LANケーブル29と接続される外部機器がPoEに対応している場合には、このステップA4の処理後に、LANコネクタ28からLANケーブル29を取り外すと、PoE電源回路30への電力供給が停止するので、LANチップ回路21への駆動電力の供給も停止する。
この取り外したLANケーブル29をLANコネクタ28に再び接続した場合には、PoE電源回路30に電力が再び供給される。この状態では、前述したステップA4の処理により制御回路22とPoE電源回路30との電力線31を介した接続がなされているので、PoE電源回路30経由によるLANチップ回路21への駆動電力の供給が再開する。
しかし、ステップA4の処理が、ステップA5の処理を介してなされた処理である場合、つまり、LANケーブル29と接続される外部機器がPoEに対応していない場合には、このステップA4の処理後に、LANケーブル29がLANコネクタ28と接続されていない状態から接続された状態に遷移しても、PoE電源回路30に駆動電力は供給されない。つまり、前述したステップA4の処理により制御回路22とPoE電源回路30との電力線31を介した接続が保たれている結果、LANチップ回路21への駆動電力の供給が必要であるにも関わらず、この供給が実行されない。
図5は、本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCが電源制御処理を行なった際の設定用画面の一例を示す図である。
そこで、外部機器がPoEに対応していないことが明らかであり、かつ、この外部機器と接続されたLANケーブル29をLANコネクタ28と接続した場合に、キーボード4に対する予め定められた操作を行なうことで、設定用画面G1(図5参照)をLCD5に表示させ、この画面G1上のOKアイコン41を選択する。すると、チップセット12は、制御回路22に対し強制切換信号を出力する。
制御回路22は、強制切換信号を入力すると(ステップA8のYES)、電力線31を介したPoE電源回路30との接続を中止する(ステップA7)。この結果、LANチップ回路21には、PCシステム電源回路23がバッテリ26から得た電力をもとにした駆動電力が供給されるようになる。このような処理を行なうことにより、外部機器がPoEに対応していない場合で、かつ、LANコネクタ28に対するLANケーブル29の抜き差しがあった場合でも、LANチップ回路21への駆動電力の供給を維持することができる。
前述したLANチップ回路21への駆動電力の供給が中止されると、当該LANチップ回路21を再び正常に動作させるためには、LANチップ回路21に駆動電力を再び供給した上で、当該LANチップ回路21のリセット(初期化)処理を行なう必要がある。
図6は、本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCによるリセット処理の内容を示すフローチャートである。
電源スイッチ6を押下してステップA1の処理がなされた場合には、PCシステム電源回路23は、制御回路22にBUS−RESET信号を出力する。制御回路22は、BUS−RESET信号を入力する、つまりBUS−RESET信号がアサート状態となると(ステップB1のYES)、LAN−RESET信号をLANチップ回路21に出力する(ステップB2)。
LANチップ回路21にLAN−RESET信号が入力されると、当該LANチップ回路21のリセット処理がなされる。これによりLANチップ回路21が動作する。
ここで、外部機器と接続されたLANケーブル29をLANコネクタ28から取り外して再び接続した場合には、LANチップ回路21のリセット処理を行なう必要が生じるが、この場合にはPCシステム電源回路23からのBUS−RESET信号、つまり、LAN−RESET信号の出力のトリガとなる信号が制御回路22に入力されないため、前述したリセット処理が行なえない。
そこで、制御回路22は、BUS−RESET信号を入力していない場合、つまり、BUS−RESET信号がディアサート状態である場合(ステップB1のNO)で、PCシステム電源回路23からの切換信号“BAT”を入力し(ステップB3のNO)、かつ、PoE電源回路30からのPoE−ON信号を入力していない状態(ステップB4のNO)から、PoE−ON信号を入力した状態に遷移した場合(ステップB5のYES)には、外部機器と接続されたLANケーブル29がLANコネクタ28と接続された、つまり、LANチップ回路21に外部からの駆動電力が再び供給され、このLANチップ回路21を動作させる必要が生じたとみなし、LAN−RESET信号をLANチップ回路21に出力する(ステップB5→B7)。これにより、電源投入後にLANコネクタ28に対するLANケーブル29の抜き差しがあった場合でも、LANチップ回路21のリセット処理を行なうことができる。
ところで、LANケーブル29を介してLANコネクタ28と接続された外部機器がPoEに対応している場合には、この外部機器を、LANケーブル29を介してLANコネクタ28と接続した際にPoE−ON信号が制御回路22に入力されるが、外部機器がPoEに対応していない場合には、LANコネクタ28に対するLANケーブル29の抜き差しがあっても、PoE−ON信号は制御回路22に入力されない。
そこで、制御回路22は、ステップB4の処理で「NO」と判別された後に、PoE−ON信号を入力していない状態(ステップB5のNO)で、かつ、切換信号“AC”を入力した場合(ステップB6のYES)には、前述したステップB7の処理を行なう。つまり、切換信号の種別の変化をLAN−RESET信号の出力のトリガとする。これにより、LANコネクタ28に対してLANケーブル29を抜き差ししたが、外部機器がPoEに非対応であった場合でも、LANチップ回路21のリセット処理を行なうことができる。
しかしながら、PCシステム電源回路23からの切換信号の種別の変化は、LANコネクタ28に対するLANケーブル29の抜き差しと関連したものではないので、この抜き差しがあったとしても制御回路22への切換信号の種別が変化するとは限らない。そこで、制御回路22は、ステップB5の処理で「NO」と判別されて、かつ、切換信号“BAT”を入力している場合(ステップB6のNO)に前述した強制切換信号を入力すると、LAN−RESET信号をLANチップ回路21に出力する。これにより、LANケーブル29をLANコネクタ28と接続したが、LANケーブル29と接続された外部機器がPoE非対応であって、かつ、切換信号の種別が“BAT”から変化しない場合でも、LANチップ回路21のリセット処理を行なうことができる。
以上説明したように、本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCでは、電源投入後に、AC電源からの電力が供給されてなく、バッテリ26からの電力が供給されている場合で、かつ、PoE電源回路30に電力が供給されている場合には、このPoE電源回路30が得た電力をもとに、LANチップ回路21への駆動電力を供給するので、通信機能を維持した状態で、バッテリ駆動時における動作可能時間を延長することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るノートPCの外観および内部回路の構成は、図1および図2に示したものと基本的にほぼ同様であるので、同一部分の説明は省略する。
前述した第1の実施形態にしたがったノートPCでは、制御回路22とPoE電源回路30との電力線31を介した接続を行なった後で、LANケーブル29をLANコネクタ28から抜いて再び接続した場合、または、制御回路22とPoE電源回路30との電力線31を介した接続を行なった際に、LANケーブル29がLANコネクタ28から抜いた状態から接続した状態に遷移した場合には、LANチップ回路21を再び動作させるために、AC電源からの電力をPCシステム電源回路23に供給するか、強制切換信号を制御回路22に入力することで、LAN−RESET信号をLANチップ回路21に出力していた。
これに対し、第2の実施形態にしたがったノートPCでは、LANケーブル29経由で接続される外部機器がPoEに対応していない場合で、LANコネクタ28にLANケーブル29が挿された場合に、前述した、PCシステム電源回路23に供給される電力の種別にしたがった、LANチップ回路21への供給電力の種別の切り換え処理の有無を設定する機能を有する。
図7は、本発明の第2の実施形態にしたがったノートPCが電源制御処理を行なった際の設定用画面の一例を示す図である。
具体的には、LANケーブル29と接続される外部機器がPoEに対応していないことが明らかである場合に、キーボード4に対する予め定められた操作を行なうことで、設定用画面G2(図7参照)をLCD5に表示させ、この画面G2上のOKアイコン42を選択することで、PCシステム電源回路23に供給される電力の種別にしたがった、LANチップ回路21への供給電力の種別の切り換え処理が無効に設定される。
この設定がなされた場合は、供給電力の切り換えの無効を指示する制御信号がチップセット12から制御信号22に出力される。
制御回路22は、前述した制御信号を入力した場合には、PCシステム電源回路23に供給される電力が、AC電源から供給された電力であるか、バッテリ26から供給された電力であるかに関わらず、LANチップ回路21に供給する電力は、PCシステム電源回路23に供給された電力とする。
このような処理を行なうことで、外部機器がPoEに対応しておらず、LANケーブルの抜き差しがあった場合で、かつ、AC電源からの電力がPCシステム電源回路23に供給されない場合において、前述した強制切換信号の出力のための操作を行なわずとも、LANチップ回路21への電力供給を正常に行なうことができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、本実施形態にしたがったノートPCの外観の構成は図1に示したものと基本的にほぼ同様であるので、同一部分の説明は省略する。
この第3の実施形態にしたがったノートPCは、Wake on LAN機能を有する。Wake on LAN機能は、ノートPCのシステム状態が起動状態以外の予め定められた状態、例えばサスペンド状態にある場合に、LANコネクタ28に挿されたLANケーブル29と接続された外部機器からの制御信号の入力にしたがってノートPCのシステム状態を起動状態に遷移させる機能である。Wake on LAN機能を有効とするか否かは、キーボード4に対する予め定められた操作を行なうことで任意に選択することができる。
図8は、本発明の第3の実施形態にしたがったノートPCによる、Wake on LAN機能の設定用画面の一例を示す図である。
Wake on LAN機能を有効とする場合には、キーボード4に対する予め定められた操作を行なうことで、設定用画面G3(図8参照)をLCD5に表示させ、この画面G3上の「有効」アイコン43を選択する。また、Wake on LAN機能を無効とする場合には、画面G3上の「無効」アイコン44を選択する。
この第3の実施形態にしたがったノートPCでは、Wake on LAN機能にかかる動作を行なったことによるバッテリ駆動時の動作可能時間の残り時間の大幅な減少を防ぐことができる。
図9は、本発明の第3の実施形態にしたがったノートPCの内部回路の構成例を示すブロック図である。なお、本実施形態に係るノートPCの内部回路の構成は、図2に示したものと基本的にほぼ同様であるので、同一部分の説明は省略する。
本発明の第3の実施形態にしたがったノートPCは、第1の実施形態にしたがったノートPCと異なり、PCシステム電源回路23はステート信号、および、LAN電源制御信号を制御回路22に出力する。また、PoE電源回路30と制御回路22の間には、PoE−ON信号を出力するための制御信号線32を設けない。
LAN電源制御信号は、Wake on LAN機能が有効となっている場合に、PCシステム電源回路23から制御回路22に出力される信号である。また、ステート信号は、ノートPCのシステム状態を示す情報を含む信号である。具体的には、ステート信号が“S0”である場合には、システム状態が起動状態であることを示し、ステート信号が“S3”である場合には、システム状態がサスペンド状態であることを示し、ステート信号が“S4”である場合には、システム状態がハイバネーション状態であることを示し、ステート信号が“S5”である場合には、システム状態がシャットダウン状態であることを示す。
サスペンド状態では、ノートPCの起動中の制御にかかる情報がメインメモリ13に保存された上で、メインメモリ13以外の各デバイスが休止状態となる。また、ハイバネーション状態では、ノートPCの起動中の制御にかかる情報がHDD15に保存された上で、メインメモリ13やHDD15を含む各デバイスが休止状態となる。
また、Wake on LAN機能が有効になっている場合には、ノートPCのシステム状態がサスペンド状態、ハイバネーション状態、および、シャットダウン状態にある場合でも、LANチップ回路21には、PCシステム電源回路23が得た駆動電力、またはPoE電源回路30が得た駆動電力が供給される。
本発明の第3の実施形態では、Wake on LAN機能は、ノートPCのシステム状態がサスペンド状態、ハイバネーション状態、および、シャットダウン状態のいずれかにある場合に、外部からの指示にしたがってシステム状態を起動状態に遷移させる機能であるとする。
図10は、本発明の第3の実施形態にしたがったノートPCが実行する電源制御処理の内容を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施形態にしたがったノートPCが電源制御処理を実行するにあたり、当該ノートPCのシステム状態はシャットダウン状態にあり、PCシステム電源回路23は、AC電源またはバッテリ26からの電力を得ることができる状態であると仮定する。
まず、電源スイッチ6が押下されると、これをチップセット12が検出する。すると、チップセット12は、制御回路22を介して、PCシステム電源回路23に対し、当該PCシステム電源回路23が得た駆動電力の各デバイスへの供給を指示する。これによりOSおよび各種アプリケーションプログラムが起動する(ステップC1)。
そして、PCシステム電源回路23は、AC電源からの電力の供給の有無を示す信号である切換信号を制御回路22に出力する。具体的には、PCシステム電源回路23は、電源プラグ25および電源コード24を介してAC電源からの電力を得ている場合には、切換信号“AC”を制御回路22に出力する。また、PCシステム電源回路23は、AC電源からの電力を得られずにバッテリ26からの電力を得ている場合には、切換信号“BAT”を制御回路22に出力する。
制御回路22は、PCシステム電源回路23からの切換信号の種別を判別することで、PCシステム電源回路23がAC電源からの電力を得ているか否かを判別する(ステップC2)。
制御回路22は、PCシステム電源回路23から切換信号“BAT”を入力した場合(ステップC2のNO)には、制御回路22はPCシステム電源回路23からのステート信号の種別を判別する(ステップC3)。
ステップC3の処理の結果、PCシステム電源回路23から入力したステート信号が“S3”,“S4”,または“S5”である場合には、制御回路22は、Wake on LAN機能によるシステム状態の制御を実行できる状態になったとみなし、PCシステム電源回路23からLAN電源制御信号を入力しているか否かを判別する(ステップC4)。
ステップC4の処理の結果「YES」と判別された場合には、制御回路22は、Wake on LAN機能が有効であるとみなし、電力線31を介したPoE電源回路30との接続を行なう(ステップC5)。
PoE電源回路30には、LANコネクタ28およびLANケーブル29を介して接続された外部機器からの電力が常に供給されているものとする。この結果、LANチップ回路21には、PoE電源回路30が外部機器から得た電力をもとにした駆動電力が供給されるようになる。
そして、ステップC5の処理後、制御回路22は、PCシステム電源回路23からのステート信号の種別を再度判別する(ステップC6)。ステップC6の処理の結果、PCシステム電源回路23から入力したステート信号が“S0”である場合には、制御回路22は、Wake on LAN機能によるシステム状態の制御を実行しない状態になったとみなし、電力線31を介したPoE電源回路30との接続を中止する(ステップC6→C1)。この結果、LANチップ回路21には、PCシステム電源回路23がバッテリ26からで得た電力をもとにした駆動電力が供給されるようになる。
このような処理を行なうことで、ノートPCがバッテリ駆動時で、Wake on LAN機能が有効であり、かつ、当該ノートPCのシステム状態が、サスペンド状態、ハイバネーション状態、および、シャットダウン状態のいずれかにあって、LANチップ回路21に供給される駆動電力はPoE電源回路30から供給される駆動電力となり、バッテリ26から得た駆動電力はLANチップ回路21に供給されなくなるので、Wake on LAN機能にかかる動作を行なったことによるバッテリ駆動時の動作可能時間の残り時間の大幅な減少を防ぐことができる。
なお、ステップC2からC4までの処理順序は、ノートPCがバッテリ駆動であって、制御回路22に入力されるステート信号の種別が“S3”,“S4”,“S5”のいずれかであって、かつ、PCシステム電源回路23からLAN電源制御信号が入力されている場合においてステップC5の処理に進むのであれば特に限定されるものではない。
本発明の第3の実施形態にしたがったノートPCでは、バッテリ駆動時であって、かつ、Wake on LAN機能が有効となっている場合に、LANチップ回路21に供給する電力を、PCシステム電源回路23から供給された駆動電力から、PoE電源回路30から供給された駆動電力に切り換えたが、これに限らず、ノートPCのシステム状態が起動状態以外の状態である際にLANチップ回路21に駆動電力を供給することで当該LANチップ回路21を動作させる必要がある機能であれば、例えばネットワークマネジメント機能、つまり、ノートPCのシステム状態の種別に関わらず、LANチップ回路21が外部との間で通信を行なう機能が有効となっている場合に、LANチップ回路21に供給する電力を、PCシステム電源回路23から供給された駆動電力から、PoE電源回路30から供給された駆動電力に切り換えるようにしても、前述した省電力の効果を得ることができる。
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を省略してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCの外観の一例を示す図。 本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCの内部回路の構成例を示すブロック図。 本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCが実行する電源制御処理の内容を示すフローチャート。 本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCが電源制御処理を行なった際の制御回路とPoE電源回路との接続の有無、および、LANチップ回路への電力供給の有無を表にして示す図。 本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCが電源制御処理を行なった際の設定用画面の一例を示す図。 本発明の第1の実施形態にしたがったノートPCによるリセット処理の内容を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態にしたがったノートPCが電源制御処理を行なった際の設定用画面の一例を示す図。 本発明の第3の実施形態にしたがったノートPCによる、Wake on LAN機能の設定用画面の一例を示す図。 本発明の第3の実施形態にしたがったノートPCの内部回路の構成例を示すブロック図。 本発明の第3の実施形態にしたがったノートPCが実行する電源制御処理の内容を示すフローチャート。
符号の説明
1…本体ケース、2…表示部ケース、3…ヒンジ部、4…キーボード、5…LCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)、6…電源スイッチ、11…CPU、12…チップセット、13…メインメモリ、14…BIOS−ROM、15…HDD(ハードディスクドライブ)、21…LANチップ回路、22…制御回路、23…PCシステム電源回路、24…電源コード、25…電源プラグ、26…バッテリ、27…トランス、28…LANコネクタ、29…LANケーブル、30…PoE電源回路、31…電力線、32…制御信号線。

Claims (10)

  1. 駆動電力が供給されることにより動作するデバイスを有する本体と、
    外部機器と接続する接続手段と、
    この接続手段を介して外部との間で通信を行なう通信制御手段と、
    前記通信制御手段及び前記デバイスに外部電源またはバッテリ電源から得た電力を供給する第1の電源回路と、
    前記通信制御手段に前記外部機器から前記接続手段を介して供給された電力を供給する第2の電源回路と、
    前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ている場合には、前記第1の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにし、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ていない場合には、前記第2の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにする電力供給切換手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記通信制御手段に供給する駆動電力種別の切換を停止するモードを設定するモード設定手段をさらに備え、
    前記電力供給切換手段は、
    前記モード設定手段による設定がなされた場合には、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ているか否かに関わらず、前記第1の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにする
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 駆動電力が供給されることにより動作するデバイスを有する本体と、
    外部と接続する接続手段と、
    この接続手段を介して外部との間で通信を行なう通信制御手段と、
    前記通信制御手段および前記デバイスに外部電源またはバッテリ電源から得た電力を供給する第1の電源回路と、
    前記通信制御手段に外部から前記接続手段を介して供給された電力を供給する第2の電源回路と、
    前記通信制御手段が、前記本体の動作状態が起動状態でない予め定められた状態にある場合において動作する機能を有効とするか否かを設定する設定手段と、
    前記設定手段により有効の設定がなされていない場合、または、前記設定手段により有効の設定がなされており、かつ、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ている場合には、第1の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにし、前記設定手段により有効の設定がなされており、かつ、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ていない場合には、前記第2の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにする電力供給切換手段と
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  4. 前記設定手段により有効とするか否かを設定する機能は、前記本体の動作状態が起動状態でない予め定められた状態にある場合に、前記接続手段を介した外部からの指示にしたがって、前記本体の動作状態を起動状態に遷移させる機能であることを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  5. 前記本体の動作状態を判別する判別手段をさらに備え、
    前記電力供給切換手段は、
    前記設定手段により有効の設定がなされており、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ておらず、かつ、前記判別手段により判別された動作状態が起動状態でない予め定められた状態でない場合には、前記第1の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにし、前記設定手段により有効の設定がなされており、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ておらず、かつ、前記判別手段により判別された動作状態が前記予め定められた状態である場合には、前記第2の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにする
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
  6. 駆動電力が供給されることにより動作するデバイスを有する本体と、外部機器と接続する接続手段と、この接続手段を介して外部との間で通信を行なう通信制御手段と、前記通信制御手段及び前記デバイスに外部電源またはバッテリ電源から得た電力を供給する第1の電源回路と、前記通信制御手段に前記外部機器から前記接続手段を介して供給された電力を供給する第2の電源回路とを備えた電子機器の電源制御を行なう電源制御方法において、
    前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ている場合には、前記第1の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにし、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ていない場合には、前記第2の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにする電力供給切換ステップを有することを特徴とする電源制御方法。
  7. 前記通信制御手段に供給する駆動電力種別の切換を停止するモードを設定するモード設定ステップをさらに有し、
    前記電力供給切換ステップは、
    前記モード設定ステップによる設定がなされた場合には、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ているか否かに関わらず、前記第1の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにする
    ことを特徴とする請求項6に記載の電源制御方法。
  8. 駆動電力が供給されることにより動作するデバイスを有する本体と、外部と接続する接続手段と、この接続手段を介して外部との間で通信を行なう通信制御手段と、前記通信制御手段および前記デバイスに外部電源またはバッテリ電源から得た電力を供給する第1の電源回路と、前記通信制御手段に外部から前記接続手段を介して供給された電力を供給する第2の電源回路とを備えた電子機器の電源制御を行なう電源制御方法において、
    前記通信制御手段が、前記本体の動作状態が起動状態でない予め定められた状態にある場合において動作する機能を有効とするか否かを設定する設定ステップと、
    前記設定ステップにより有効の設定がなされていない場合、または、前記設定ステップにより有効の設定がなされており、かつ、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ている場合には、第1の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにし、前記設定ステップにより有効の設定がなされており、かつ、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ていない場合には、前記第2の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにする電力供給切換ステップと
    を有することを特徴とする電源制御方法。
  9. 前記設定ステップにより有効とするか否かを設定する機能は、前記本体の動作状態が起動状態でない予め定められた状態にある場合に、前記接続手段を介した外部からの指示にしたがって、前記本体の動作状態を起動状態に遷移させる機能であることを特徴とする請求項8に記載の電源制御方法。
  10. 前記本体の動作状態を判別する判別ステップをさらに有し、
    前記電力供給切換ステップは、
    前記設定ステップにより有効の設定がなされており、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ておらず、かつ、前記判別ステップにより判別された動作状態が起動状態でない予め定められた状態でない場合には、前記第1の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにし、前記設定ステップにより有効の設定がなされており、前記第1の電源回路が前記外部電源からの電力を得ておらず、かつ、前記判別ステップにより判別された動作状態が前記予め定められた状態である場合には、前記第2の電源回路が前記通信制御手段に駆動電力を供給するようにする
    ことを特徴とする請求項8に記載の電源制御方法。
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