JP2006149023A - 電動車両の負荷制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 車載の負荷が作動中に駆動スリップが発生した場合、強電ユニット内の昇圧コンバータへの電流流れ込みによる過電流の発生を抑制することができる電動車両の負荷制御装置を提供すること。
【解決手段】 駆動輪の動力源に装備された少なくとも1つのモータと、該モータに接続された昇圧コンバータ3bを有するパワーコントロールユニット3と、該パワーコントロールユニット3内の昇圧コンバータ3bのバッテリ4側に接続された負荷と、を備えた電動車両において、前記駆動輪のスリップ発生時、スリップ発生時点で作動している前記負荷による電力使用を残す負荷制御手段を設けた手段とした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、ハイブリッド車や電気自動車等の電動車両に適用され、駆動輪の動力源に少なくとも1つのモータが装備された電動車両の負荷制御装置に関する。
動力源にモータが装備されたハイブリッド車では、駆動輪が駆動スリップすると、駆動スリップに合わせてモータが過回転し、モータ駆動回路に過電流が発生するため、モータ駆動回路の部品保護のためには駆動スリップを応答良く収束させる必要がある。この部品保護を目的として駆動スリップを収束させるモータトラクション制御装置は、駆動輪の回転角速度の変化率(角加速度)が所定値以上のときに駆動スリップが発生すると予測し、モータトルクを低下する構成とし、モータトルクの増加に伴って生じる駆動スリップを防止している(例えば、特許文献1参照)。
他の部品保護を目的として駆動スリップを収束させるモータトラクション制御装置は、電動機に印加される電流値が所定値以上で、かつ、電流値の変化量が所定変化量以上であるときに駆動スリップが発生すると予測し、モータトルクを低下する構成とし、モータトルクの増加に伴って生じる駆動スリップを防止している(例えば、特許文献2参照)。
特開平10−304514号公報 特開2004−96824号公報
しかしながら、上記従来装置にあっては、駆動スリップに発生に基づき、モータトラクション制御が実行されると駆動輪により回されるモータ過回転が抑制されるが、車載のエアーコンディショナーが起動中で、かつ、駆動スリップが発生したスリップ開始域において、エアーコンディショナーをカットすると、モータ駆動回路である強電ユニットでの消費電力が減り、駆動輪により回されるモータ過回転に伴う回生電流が、強電ユニット内の昇圧コンバータに流れ込み、過電流が発生する、という問題がある。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、車載の負荷が作動中に駆動スリップが発生した場合、強電ユニット内の昇圧コンバータへの電流流れ込みによる過電流の発生を抑制することができる電動車両の負荷制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明における電動車両の負荷制御装置では、駆動輪の動力源に装備された少なくとも1つのモータと、該モータに接続された昇圧コンバータを有する強電ユニットと、該強電ユニット内の昇圧コンバータのバッテリ側に接続された負荷と、を備えた電動車両において、
前記駆動輪のスリップ発生時、スリップ発生時点で作動している前記負荷による電力使用を残す負荷制御手段を設けたことを特徴とする。
よって、本発明の電動車両の負荷制御装置にあっては、駆動輪のスリップ発生時、負荷制御手段において、スリップ発生時点で作動している負荷による電力使用が残される。すなわち、駆動スリップが発生したときに、負荷の作動を停止すると、モータ駆動回路である強電ユニットでの消費電力が減り、駆動輪により回されるモータ過回転に伴う回生電流が、強電ユニット内の昇圧コンバータに流れ込み、過電流の発生を促進するのに対し、スリップ発生時点で作動している負荷による電力使用が残されることで、前記過電流の発生を抑制する。この結果、車載の負荷が作動中に駆動スリップが発生した場合、強電ユニット内の昇圧コンバータへの電流流れ込みによる過電流の発生を抑制することができる。
以下、本発明の電動車両の負荷制御装置を実現する最良の形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
まず、ハイブリッド車の駆動系構成を説明する。
図1は実施例1のモータトラクション制御装置が適用されたハイブリッド車の駆動系を示す全体システム図である。実施例1におけるハイブリッド車の駆動系は、図1に示すように、エンジンEと、第1モータジェネレータMG1と、第2モータジェネレータMG2(モータ)と、出力スプロケットOS、動力分割機構TMと、を有する。
前記エンジンEは、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンであり、後述するエンジンコントローラ1からの制御指令に基づいて、スロットルバルブのバルブ開度等が制御される。
前記第1モータジェネレータMG1と第2モータジェネレータMG2は、ロータに永久磁石を埋設しステータにステータコイルが巻き付けられた同期型モータジェネレータであり、後述するモータコントローラ2からの制御指令に基づいて、パワーコントロールユニット3により作り出された三相交流を印加することによりそれぞれ独立に制御される。
前記両モータジェネレータMG1,MG2は、バッテリ4からの電力の供給を受けて回転駆動する電動機として動作することもできるし(以下、この状態を「力行」と呼ぶ)、ロータが外力により回転している場合には、ステータコイルの両端に起電力を生じさせる発電機として機能してバッテリ4を充電することもできる(以下、この状態を「回生」と呼ぶ)。
前記動力分割機構TMは、サンギヤSと、ピニオンPと、リングギヤRと、ピニオンキャリアPCと、を有する単純遊星歯車により構成されている。そして、単純遊星歯車の3つの回転要素(サンギヤS、リングギヤR、ピニオンキャリアPC)に対する入出力部材の連結関係について説明する。前記サンギヤSには、第1モータジェネレータMG1が連結されている。前記リングギヤRには、第2モータジェネレータMG2と出力スプロケットOSとが連結されている。前記ピニオンキャリアPCには、エンジンダンパEDを介してエンジンEが連結されている。なお、前記出力スプロケットOSは、チェーンベルトCBや図外のディファレンシャルやドライブシャフトを介して左右前輪に連結されている。
上記連結関係により、図4に示す共線図上において、第1モータジェネレータMG1(サンギヤS)、エンジンE(プラネットキャリアPC)、第2モータジェネレータMG2及び出力スプロケットOS(リングギヤR)の順に配列され、単純遊星歯車の動的な動作を簡易的に表せる剛体レバーモデル(3つの回転数が必ず直線で結ばれる関係)を導入することができる。
ここで、「共線図」とは、差動歯車のギヤ比を考える場合、式により求める方法に代え、より簡単で分かりやすい作図により求める方法で用いられる速度線図であり、縦軸に各回転要素の回転数(回転速度)をとり、横軸に各回転要素をとり、各回転要素の間隔をサンギヤSとリングギヤRの歯数比λに基づき、(S〜PC):(PC〜R)の長さの比を1:λになるように配置したものである。
次に、ハイブリッド車の制御系を説明する。
実施例1におけるハイブリッド車の制御系は、図1に示すように、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、パワーコントロールユニット3(強電ユニット)と、バッテリ4(二次電池)と、ブレーキコントローラ5と、統合コントローラ6と、を有して構成されている。
前記統合コントローラ6には、アクセル開度センサ7と、車速センサ8と、エンジン回転数センサ9と、第1モータジェネレータ回転数センサ10と、第2モータジェネレータ回転数センサ11と、から入力情報がもたらされる。なお、車速センサ8と第2モータジェネレータ回転数センサ11は、同じ動力分割機構TMの出力回転数を検出するもであるため、車速センサ8を省略し、第2モータジェネレータ回転数センサ11からのセンサ信号を車速信号として用いても良い。なお、モータコントローラ2からは、バッテリ4の充電状態をあらわすバッテリS.O.Cの情報がもたらされる。
前記ブレーキコントローラ5には、前左車輪速センサ12と、前右車輪速センサ13と、後左車輪速センサ14と、後右車輪速センサ15と、操舵角センサ16と、マスタシリンダ圧センサ17と、ブレーキストロークセンサ18と、から入力情報がもたらされる。
前記エンジンコントローラ1は、アクセル開度センサ7からのアクセル開度APとエンジン回転数センサ9からのエンジン回転数Neを入力する統合コントローラ6からの目標エンジントルク指令等に応じ、エンジン動作点(Ne,Te)を制御する指令を、例えば、図外のスロットルバルブアクチュエータへ出力する。
前記モータコントローラ2は、レゾルバによる両モータジェネレータ回転数センサ10,11からのモータジェネレータ回転数N1,N2を入力する統合コントローラ6からの目標モータジェネレータトルク指令等に応じ、第1モータジェネレータMG1のモータ動作点(N1,T1)と、第2モータジェネレータMG2のモータ動作点(N2,T2)と、をそれぞれ独立に制御する指令をパワーコントロールユニット3へ出力する。
前記パワーコントロールユニット3は、より少ない電流で両モータジェネレータMG1,MG2への電力供給が可能な電源系高電圧による強電ユニットを構成するもので、図5に示すように、ジョイントボックス3aと、昇圧コンバータ3bと、駆動モータ用インバータ3cと、発電ジェネレータ用インバータ3dと、コンデンサ3eと、を有する。前記第2モータジェネレータMG2のステータコイルには、駆動モータ用インバータ3cが接続される。前記第1モータジェネレータMG1のステータコイルには、発電ジェネレータ用インバータ3dが接続される。また、前記ジョイントボックス3aには、力行時に放電し回生時に充電するバッテリ4が接続される。
前記ブレーキコントローラ5は、低μ路制動時や急制動時等において、4輪のブレーキ液圧を独立に制御するブレーキ液圧ユニット19への制御指令によりABS制御を行い、また、エンジンブレーキやフットブレーキによる制動時、統合コントローラ6への制御指令とブレーキ液圧ユニット19への制御指令を出すことで回生ブレーキ協調制御を行う。さらに、坂道に停止して運転者がブレーキペダルからアクセルペダルに足を踏み替えた際に、ホイールシリンダにおける制動液圧を維持させて車両が後退するのを防止する、いわゆるヒルホールドブレーキ制御を行う。
このブレーキコントローラ5には、各車輪速センサ12,13,14,15からの車輪速情報や、操舵角センサ16からの操舵角情報や、マスタシリンダ圧センサ17やブレーキストロークセンサ18からの制動操作量情報が入力される。そして、これらの入力情報に基づいて、所定の演算処理を実行し、その処理結果による制御指令を統合コントローラ6とブレーキ液圧ユニット19へ出力する。なお、前記ブレーキ液圧ユニット19には、前左車輪ホイールシリンダ20と、前右車輪ホイールシリンダ21と、後左車輪ホイールシリンダ22と、後右車輪ホイールシリンダ23と、が接続されている。
前記統合コントローラ6は、車両全体の消費エネルギを管理し、最高効率で車両を走らせるための機能を担うもので、加速走行時等において、エンジンコントローラ1への制御指令によりエンジン動作点制御を行い、また、停止時や走行時や制動時等において、モータコントローラ2への制御指令によりモータジェネレータ動作点制御を行う。この統合コントローラ6には、各センサ7,8,9,10,11からのアクセル開度APと車速VSPとエンジン回転数Neと第1モータジェネレータ回転数N1と第2モータジェネレータ回転数N2とが入力される。そして、これらの入力情報に基づいて、所定の演算処理を実行し、その処理結果による制御指令をエンジンコントローラ1とモータコントローラ2へ出力する。なお、統合コントローラ6とエンジンコントローラ1、統合コントローラ6とモータコントローラ2、統合コントローラ6とブレーキコントローラ5は、情報交換のためにそれぞれ双方向通信線24,25,26により接続されている。
次に、実施例1でのエアーコンディショナー(負荷)の構成を説明する。
実施例1のエアーコンディショナー27は、図5に示すように、前記パワーコントロールユニット3内のジョイントボックス3aと昇圧コンバータ3bとの間に位置に接続されている。なお、スイッチやヒューズを持つジョイントボックス3aには、バッテリ4が接続されている。
前記エアーコンディショナー27は、電気負荷としてコンプレッサ用モータやラジエータファン用モータ等を有し、これらの電気負荷は、エアコンコントローラ28により駆動制御される。前記エアコンコントローラ28には、エアコンスイッチ29や温度設定スイッチ30等からの制御情報を入力し、エアコンスイッチ29がオンであるときには、温度設定スイッチ30により設定された温度を維持するモータ駆動指令により、コンプレッサ等が作動する。なお、前輪側エアーコンディショナーと後輪側エアーコンディショナーとを備えたツインエアコン場合、前輪側エアーコンディショナーと後輪側エアーコンディショナーのそれぞれにコンプレッサ用モータ等が設置されている。
そして、前記エアコンコントローラ28と前記統合コントローラ6とは、情報交換のために双方向通信線31により接続されている。
次に、駆動力性能について説明する。
実施例1のハイブリッド車の駆動力は、図2(b)に示すように、エンジン直接駆動力(エンジン総駆動力から発電機駆動分を差し引いた駆動力)とモータ駆動力(両モータジェネレータMG1,MG2の総和による駆動力)との合計で示される。その最大駆動力の構成は、図2(a)に示すように、低い車速ほどモータ駆動力が多くを占める。このように、変速機を持たず、エンジンEの直接駆動力と電気変換したモータ駆動力を加えて走行させることから、低速から高速まで、定常運転のパワーの少ない状態からアクセルペダル全開のフルパワーまで、ドライバの要求駆動力に対しシームレスに応答良く駆動力をコントロールすることができる(トルク・オン・デマンド)。
そして、実施例1のハイブリッド車では、動力分割機構TMを介し、エンジンEと両モータジェネレータMG1,MG2と左右前輪(車輪)とがクラッチ無しで繋がっている。また、上記のように、エンジンパワーの大部分を発電機で電気エネルギに変換し、高出力かつ高応答のモータで車両を走らせている。このため、例えば、アイスバーン等の滑りやすい路面での走行時において、車輪のスリップやブレーキ時の車輪のロック等で車両の駆動力が急変する場合、過剰電流からのパワーコントロールユニット3の部品保護、あるいは、動力分割機構TMのピニオン過回転からの部品保護を行う必要がある。これに対し、高出力・高応答のモータ特性を活かし、部品保護の機能から発展させて、車輪の駆動スリップを瞬時に検出し、そのグリップを回復させ、車両を安全に走らせるためのモータトラクション制御を採用している。
次に、制動力性能について説明する。
実施例1のハイブリッド車では、エンジンブレーキやフットブレーキによる制動時には、モータとして作動している第2モータジェネレータMG2を、ジェネレータ(発電機)として作動させることにより、車両の運動エネルギを電気エネルギに変換してバッテリ4に回収し、再利用する回生ブレーキシステムを採用している。
この回生ブレーキシステムでの一般的な回生ブレーキ協調制御は、図3(a)に示すように、ブレーキペダル踏み込み量に対し要求制動力を算出し、要求制動力に大きさにかかわらず、算出された要求制動力を回生分と油圧分とで分担することで行われる。
これに対し、実施例1のハイブリッド車で採用している回生ブレーキ協調制御は、図3(b)に示すように、ブレーキペダル踏み込み量に対し要求制動力を算出し、算出された要求制動力に対し回生ブレーキを優先し、回生分で賄える限りは油圧分を用いることなく、最大限まで回生分の領域を拡大している。これにより、特に加減速を繰り返す走行パターンにおいて、エネルギ回収効率が高く、より低い車速まで回生制動によるエネルギの回収を実現している。
次に、車両モードについて説明する。
実施例1のハイブリッド車での車両モードとしては、図4の共線図に示すように、「停車モード」、「発進モード」、「エンジン始動モード」、「定常走行モード」、「加速モード」を有する。
「停車モード」では、図4(1)に示すように、エンジンEと発電機MG1とモータMG2は止まっている。「発進モード」では、図4(2)に示すように、モータMG2のみの駆動で発進する。「エンジン始動モード」では、図4(3)に示すように、エンジンスタータとしての機能を持つ発電機MG1によって、サンギヤSが回ってエンジンEを始動する。「定常走行モード」では、図4(4)に示すように、主にエンジンEにて走行し、効率を高めるために発電を最小にする。「加速モード」では、図4(5)に示すように、エンジンEの回転数を上げると共に、発電機MG1による発電を開始し、その電力とバッテリ4の電力を使ってモータMG2の駆動力を加え、加速する。
なお、後退走行は、図4(4)に示す「定常走行モード」において、エンジンEの回転数上昇を抑えたままで、発電機MG1の回転数を上げると、モータMG2の回転数が負側に移行し、後退走行を達成することができる。
始動時は、イグニッションキーを回すとエンジンEが始動し、エンジンEを暖機した後、直ぐにエンジンEは停止する。発進時や軽負荷時は、発進時やごく低速で走行する緩やかな坂を下るときなどは、エンジン効率の悪い領域は燃料をカットし、エンジンは停止してモータMG2により走行する。通常走行時は、エンジンEの駆動力は、動力分割機構TMにより一方は車輪を直接駆動し、他方は発電機MG1を駆動し、モータMG2をアシストする。全開加速時は、バッテリ4からパワーが供給され、さらに、駆動力を追加する。減速時や制動時には、車輪がモータMG2を駆動し、発電機として作用することで回生発電を行う。回収した電気エネルギはバッテリ4に蓄えられる。バッテリ4の充電量が少なくなると、発電機MG1をエンジンEにより駆動し、充電を開始する。車両停止時には、エアコン使用時やバッテリ充電時等を除き、エンジンEを自動的に停止する。
次に、作用を説明する。
[負荷制御処理]
図6は実施例1の統合コントローラ6にて実行される負荷制御処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する(負荷制御手段)。
ステップS1では、各車輪速センサ12,13,14,15からのセンサ信号に基づき、前左車輪速、前右車輪速、後左車輪速、後右車輪速を演算し、ステップS2へ移行する。
ステップS2では、ステップS1での車輪速演算に続き、駆動輪スリップの判定を行い、ステップS3へ移行する。
ここで、「駆動輪スリップの判定」としては、例えば、駆動輪である左右前輪の車輪速平均値を時間微分処理し、駆動輪の角加速度を求め、角加速度が設定しきい値を超えた場合に駆動スリップであると判定しても良いし、また、従動輪である左右後輪の車輪速平均値を車体速推定値とし、駆動輪である左右前輪の駆動スリップ量や駆動スリップ率を求め、これらの値が設定しきい値を超えた場合に駆動スリップであると判定しても良い。
ステップS3では、ステップS2でのスリップ判定に続き、ユーザーの要求(エアコンスイッチ29からのスイッチ情報)、車室内温度、日射状態等を加味し、エアーコンディショナー(以下、「AC」と略称する。)の出力指令(コンプレッサを回転させるモータのトルク指令値など)を演算し、ステップS4へ移行する。
ステップS4では、ステップS3でのAC要求判定に続き、ステップS2でのスリップ判定がオン(スリップ判定時)で、かつ、ステップS3でのAC要求判定がオンからオフへの移行時であるか否かが判断され、Yesの場合はステップS5へ移行し、Noの場合はステップS6へ移行する。
ステップS5では、ステップS4でのスリップ判定ON条件と、AC要求ON→OFF条件のうち、何れか一方の条件が成立しない場合には、エアコンコントローラ28に対しては無処理(ACカットの許可/禁止を行わない処理)にてエンドへ移行する。
ステップS6では、ステップS4でのスリップ判定ON条件と、AC要求ON→OFF条件の両条件が共に成立する場合には、スリップ量とACカット要求を加味して、ACカット許可/禁止の判定を行い、ステップS7へ移行する。
ここで、「ACカット許可/禁止の判定」は、例えば、図7に示すような場合分けによりACカット許可/禁止の判定を行う。この図7において、「部品保護要求」とは、ACコンプレッサの保護要求であり、例えば、コンプレッサの過駆動により冷媒が凍るほどになった場合、コンプレッサの駆動を停止する要求をいう。「駆動力要求」とは、ドライバーによる加速要求がある場合、より駆動側に出力を配分するため、一時的にACをカットする要求をいう。「ユーザ要求」とは、ユーザがエアコンスイッチ29をオフにした際のACを停止する要求をいう。「スリップ量」は、駆動輪の角加速度の大きさによりスリップレベル(大・中・小)の判定を行ったり、駆動輪速と推定車体速との偏差、及び、その時の車体速を考慮してスリップレベル(大・中・小)を判定する。
ステップS7では、ステップS6でのACカット許可/禁止の判定結果と、スリップ量に応じてACの出力指令値を可変にする演算をし、演算されたAC出力指令をエアコンコントローラ28に送信し、制御を終了する。
ここで、「AC出力指令値の演算」は、図5に示すように、強電ユニットに対して負荷を接続する構成を採用している場合は、昇圧コンバータ3bの後流部(A部)に過電流が発生し易いので、スリップ量(車輪速情報)から発生する電流値を予測し、AC駆動を許可する際に、どの程度許可するのかを演算する。例えば、以下のような演算を行う。
駆動モータ消費電力=スリップ量(車輪速)×駆動モータトルク指令値
ACモータ消費電力=目標回転数×トルク指令値
ACモータ消費電力補正値=強電ユニット消費電力×昇圧コンバータ保護規定値
ACモータ出力指令値=ACモータ消費電力−ACモータ消費電力補正値
上記ACモータ出力指令値に応じて、設定温度強制固定、ツインエアコン搭載車においては前席のみACカット等を切り分ける。
[トラクション制御の背景技術について]
例えば、特開平10−304514号公報には、スリップ初期にトルクダウン応答性を向上させる技術(角加速度制御)が開示されている。この手法は、主にハイブリッド車や電気自動車や燃料電池車等のように、駆動力を発生させるユニットとしてモータを用いた車両に適用されるケースが多い。この技術の基本は、駆動輪の回転角速度の変化率(角加速度)が所定値以上のときに駆動スリップが発生すると予測し、モータトルクを低下させる構成となっている。この構成とすることにより、モータトルクの増加に伴って生じる駆動スリップを防止することができる。
ここで、駆動力を発生させるユニットとしてモータを用いたハイブリッド車において、駆動スリップの発生初期に高応答性にてスリップを抑制する「角加速度制御」が必要な理由について説明する。
仮にモータトラクション制御装置が無くて駆動スリップした場合には、エンジンの発電が追いつかず、モータはバッテリからどんどん電流を持ち出す。よって、モータ駆動回路に過電流が発生し、回路上の素子等にダメージを与えることになる。例えば、実施例1のパワーコントロールユニット3において、図5の矢印に示すように、コンデンサ3eを介して過電流が流れると、ジョイントボックス3aのヒューズや昇圧コンバータ3bのスイッチング回路がダメージを受けてしまう場合がある。しかも、ハイブリッド車や燃料電池車では、二次電池に対してモータ出力(モータ出力比)が大きければ大きいほど過電流が流れやすい。また、二次電池に対してエンジン、燃料電池の出力(エンジン出力比)が大きければ大きいほど過電圧、過電流が流れやすい。という関係がある。したがって、確実に部品保護を図るためには、滑ったらトルク制限をかけるという「角加速度制御」により駆動スリップを応答良く収束させるモータトラクション制御が必要となる。
しかしながら、駆動スリップに発生に基づき、「角加速度制御」が実行されると駆動輪により回されるモータ過回転が抑制されるが、車載のACが起動中で、かつ、駆動スリップが発生したスリップ開始域において、ACをカットすると、モータ駆動回路であるパワーコントロールユニット3での消費電力が減り、駆動輪により回されるモータ過回転に伴う回生電流が、パワーコントロールユニット3内の昇圧コンバータ3bに流れ込み、過電流が発生する。
[負荷制御作用]
実施例1では、例えば、AC起動中で、かつ、駆動スリップが発生したとき、ACカットを禁止することで、パワーコントロールユニット3内の昇圧コンバータ3bへの電流流れ込みによる過電流の発生を抑制するようにした。
すなわち、スリップ判定ON、かつ、AC要求ON→OFFである場合には、図6のフローチャートにおいて、ステップS1→ステップS2→ステップS3→ステップS4→ステップS6→ステップS7へと進む流れとなり、ステップS6において、ACカット許可/禁止の判定をし、ステップS7において、ACカット許可/禁止の判定結果と、スリップ量に応じてACの出力指令値を可変にする演算をし、演算されたAC出力指令がエアコンコントローラ28に送信される。
ここで、ステップS6でのACカット許可/禁止の判定は、図7に示すように、部品保護要求時には、スリップ量が大であるときにのみACカットを禁止し、スリップ量が中または小であるときはACカットを許可する。つまり、スリップ量が中または小であるときは、過駆動のコンプレッサを停止し、コンプレッサ保護を図る。
また、駆動力要求時には、スリップ量が大または中であるときにはACカットを禁止し、スリップ量が小であるときにのみACカットを許可する。つまり、スリップ量が小であるときにのみ一時的にACをカットしてドライバーの加速要求に応える。
また、ユーザ要求時には、スリップ量が大または中または小のいずれの場合であってもACカットを禁止する。つまり、ユーザーがエアコンスイッチ29をオフにする操作をしても、スリップ量の大小にかかわらず、ACカットを禁止することで、昇圧コンバータ3bへの電流流れ込みによる過電流の発生を確実に抑制するようにしている。
また、ACの出力指令値を可変にする演算は、駆動輪のスリップ発生時、スリップ発生時点で作動しているACによる電力使用を残すものであり、電力使用を残す手法として、下記のパターンがある。
・負荷が複数搭載されている場合、スリップ発生時点で作動している前記複数の負荷のうち、一部の負荷による電力使用を残すパターン。
具体的には、前席側ACと後席側ACによるツインエアコンの搭載車において、スリップ発生時点で作動しているツインエアコンのうち、後席側ACのみのカットを禁止し、前席側ACのカットは許可する。
・スリップ発生時点で作動している負荷による電力使用を減らさないパターン。
具体的には、スリップ発生時にACのカットを禁止する。
・スリップ発生時点で負荷を増大し、負荷による電力使用を増やすパターン。
このパターンには、新たに負荷を追加して作動させる場合と、スリップ発生時点で作動している負荷を増大させる場合とが含まれ、さらに、負荷の増大量を駆動輪のスリップ量に応じて決めるようにしても良い。
具体的には、駆動輪のスリップ量に応じ、ACの設定温度を一時的(約2秒程度)に強制変更した低い値に固定する。
次に、効果を説明する。
実施例1の電動車両の負荷制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 駆動輪の動力源に装備された少なくとも1つのモータと、該モータに接続された昇圧コンバータ3bを有するパワーコントロールユニット3と、該パワーコントロールユニット3内の昇圧コンバータ3bのバッテリ4側に接続された負荷と、を備えた電動車両において、前記駆動輪のスリップ発生時、スリップ発生時点で作動している前記負荷による電力使用を残す負荷制御手段を設けたため、車載の負荷が作動中に駆動スリップが発生した場合、パワーコントロールユニット3内の昇圧コンバータ3bへの電流流れ込みによる過電流の発生を抑制することができる。
(2) 前記負荷制御手段は、前記負荷が複数搭載されている場合、スリップ発生時点で作動している前記複数の負荷のうち、一部の負荷による電力使用を残すため、負荷側のカット要求と、過電流の抑制と、の両立を図ることができる。
(3) 前記複数の負荷は、前席側ACと後席側ACによるツインエアコンであり、前記負荷制御手段は、スリップ発生時点で作動している前記ツインエアコンのうち、後席側ACのみのカットを禁止し、前席側ACのカットは許可するため、AC側のカット要求と、過電流の抑制と、の両立を図ることができる。
(4) 前記負荷制御手段は、スリップ発生時点で作動している前記負荷による電力使用を減らさないため、パワーコントロールユニット3内の昇圧コンバータ3bへの電流流れ込みによる過電流の発生を確実に抑制することができる。
(5) 前記負荷は車載のACであり、前記負荷制御手段は、スリップ発生時に前記ACのカットを禁止するため、ACのカット要求に優先して過電流の発生を確実に抑制することができる。
(6) 前記負荷制御手段は、スリップ発生時点で負荷を増大し、負荷による電力使用を増やすため、パワーコントロールユニット3内の昇圧コンバータ3bへの電流流れ込みによる過電流の発生を低減することができる。
(7) 前記負荷制御手段は、駆動輪のスリップ量に応じて負荷増大による電力使用量を調整するため、過電流の発生度合いに対応し、過不足無く昇圧コンバータ3bへの電流流れ込みを抑制することができる。
(8) 前記負荷は車載のACであり、前記負荷制御手段は、駆動輪のスリップ量に応じ、設定温度を一時的に強制変更した値に固定するため、乗員への設定温度変更影響を最小に抑えながら、昇圧コンバータ3bへの電流流れ込みをスリップ量に応じて適切に抑制することができる。
以上、本発明の電動車両の負荷制御装置を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、モータトラクション制御として「角加速度制御」のみを実行する例を示したが、「角加速度制御」と「スリップ量制御」とを組み合わせたモータトラクション制御を実行するものにも勿論適用できる。
実施例1では、車載の電気負荷として、エアーコンディショナーの例を示したが、モータにより駆動される車載の様々な装備品やバッテリ電力を消費する照明等も含まれる。
実施例1では、1つのエンジンと2つのモータジェネレータと動力分割機構を備えたハイブリッド車への適用例を示したが、本発明の負荷制御装置は、他のパワーユニット構造を備えたハイブリッド車や電気自動車や燃料電池車やモータ4WD車等、要するに、駆動輪の動力源として少なくとも1つのモータが装備された車両であれば適用することができる。
実施例1の負荷制御装置が適用されたハイブリッド車を示す全体システム図である。 実施例1の負荷制御装置が適用されたハイブリッド車における駆動力性能特性図と駆動力概念図である。 実施例1の負荷制御装置が適用されたハイブリッド車における回生協調による制動力性能をあらわす対比特性図である。 実施例1の負荷制御装置が適用されたハイブリッド車における各車両モードを示す共線図である。 実施例1のハイブリッド車の強電ユニット(バッテリ・パワーコントロールユニット・第1モータジェネレータ・第2モータジェネレータ)を示すブロック図である。 実施例1の統合コントローラにて実行される負荷制御処理の流れを示すフローチャートである。 実施例1での負荷制御でのACカット許可/禁止の判定例を示す図である。
符号の説明
E エンジン
MG1 第1モータジェネレータ
MG2 第2モータジェネレータ(モータ)
OS 出力スプロケット
TM 動力分割機構
1 エンジンコントローラ
2 モータコントローラ
3 パワーコントロールユニット
4 バッテリ
5 ブレーキコントローラ
6 統合コントローラ
7 アクセル開度センサ
8 車速センサ
9 エンジン回転数センサ
10 第1モータジェネレータ回転数センサ
11 第2モータジェネレータ回転数センサ
12 前左車輪速センサ
13 前右車輪速センサ
14 後左車輪速センサ
15 後右車輪速センサ
16 操舵角センサ
17 マスタシリンダ圧センサ
18 ブレーキストロークセンサ
19 ブレーキ液圧ユニット
20 前左車輪ホイールシリンダ
21 前右車輪ホイールシリンダ
22 後左車輪ホイールシリンダ
23 後右車輪ホイールシリンダ
27 エアーコンディショナー
28 エアコンコントローラ
29 エアコンスイッチ
30 温度設定スイッチ
31 双方向通信線

Claims (8)

  1. 駆動輪の動力源に装備された少なくとも1つのモータと、該モータに接続された昇圧コンバータを有する強電ユニットと、該強電ユニット内の昇圧コンバータのバッテリ側に接続された負荷と、を備えた電動車両において、
    前記駆動輪のスリップ発生時、スリップ発生時点で作動している前記負荷による電力使用を残す負荷制御手段を設けたことを特徴とする電動車両の負荷制御装置。
  2. 請求項1に記載された電動車両の負荷制御装置において、
    前記負荷制御手段は、前記負荷が複数搭載されている場合、スリップ発生時点で作動している前記複数の負荷のうち、一部の負荷による電力使用を残すことを特徴とする電動車両の負荷制御装置。
  3. 請求項2に記載された電動車両の負荷制御装置において、
    前記複数の負荷は、前席側エアーコンディショナーと後席側エアーコンディショナーによるツインエアコンであり、
    前記負荷制御手段は、スリップ発生時点で作動している前記ツインエアコンのうち、後席側エアーコンディショナーのみのカットを禁止し、前席側エアーコンディショナーのカットは許可することを特徴とする電動車両の負荷制御装置。
  4. 請求項1に記載された電動車両の負荷制御装置において、
    前記負荷制御手段は、スリップ発生時点で作動している前記負荷による電力使用を減らさないことを特徴とする電動車両の負荷制御装置。
  5. 請求項4に記載された電動車両の負荷制御装置において、
    前記負荷は車載のエアーコンディショナーであり、
    前記負荷制御手段は、スリップ発生時に前記エアーコンディショナーのカットを禁止することを特徴とする電動車両の負荷制御装置。
  6. 請求項1に記載された電動車両の負荷制御装置において、
    前記負荷制御手段は、スリップ発生時点で負荷を増大し、負荷による電力使用を増やすことを特徴とする電動車両の負荷制御装置。
  7. 請求項6に記載された電動車両の負荷制御装置において、
    前記負荷制御手段は、駆動輪のスリップ量に応じて負荷増大による電力使用量を調整することを特徴とする電動車両の負荷制御装置。
  8. 請求項7に記載された電動車両の負荷制御装置において、
    前記負荷は車載のエアーコンディショナーであり、
    前記負荷制御手段は、駆動輪のスリップ量に応じ、設定温度を一時的に強制変更した値に固定することを特徴とする電動車両の負荷制御装置。
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