JP2006019427A - 半導体チップおよびその製造方法ならびに半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 信頼性の高い半導体チップおよびその製造方法ならびに半導体装置を提供する。
【解決手段】 半導体チップ1は、半導体基板10を備えている。本実施形態において半導体基板10は、SOI基板であり、支持基板12、支持基板12上に積層された絶縁層14、および絶縁層14上に積層されたシリコン層16を有して構成されている。この半導体基板10は、シリコン層16に設けられた回路形成領域A1を有している。半導体基板10には、絶縁領域18が設けられている。この絶縁領域18は、回路形成領域A1の側面全体を包囲するように設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体チップおよびその製造方法ならびに半導体装置に関する。
特許文献1には、従来の半導体基板の一例が記載されている。同文献に記載の半導体基板は、支持基板であるシリコン基板上に絶縁層を介してシリコン層が形成されたSOI(Silicon On Insulator)基板である。かかる構成の半導体基板に所定の回路を形成し、その半導体基板をダイシングすることにより、従来の半導体チップが得られる。
特開平2−1914号公報
しかしながら、上記半導体チップにおいては、チップの側面にシリコン薄膜が露出するため、ダイシング工程等において当該側面に重金属等が付着した場合に、回路形成領域の内部まで重金属等が拡散することがある。このように回路形成領域に重金属等が拡散することは、半導体チップの信頼性を低下させる要因となる。例えば、当該半導体チップがDRAMの場合には、ホールド特性の低下を招くことがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、信頼性の高い半導体チップおよびその製造方法ならびに半導体装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明による半導体チップは、回路形成領域を有する半導体基板を備え、半導体基板は、回路形成領域の側面全体を包囲するように設けられた絶縁領域を有することを特徴とする。
この半導体チップにおいては、回路形成領域の側面全体を包囲する絶縁領域が設けられている。このため、チップの側面に重金属等が付着した場合であっても、当該絶縁領域により、回路形成領域の内部まで重金属等が拡散するのを防ぐことができる。したがって、信頼性の高い半導体チップが実現される。
絶縁領域は、側面全体を包囲する第1絶縁膜と、第1絶縁膜を包囲するように当該第1絶縁膜に接して設けられた第2絶縁膜とを含んで構成されていてもよい。このように絶縁領域が多層に積層された絶縁膜を含んで構成されることにより、重金属等の拡散をより確実に防ぐことができる。また、絶縁領域の機械的強度が向上し、ひいては半導体チップ全体の機械的強度が向上する。
第1絶縁膜は、半導体基板に設けられた溝の内面を覆うように設けられ、第2絶縁膜は、第1絶縁膜によって内面が覆われた溝を埋めるように設けられていてもよい。この構造によれば、機械的強度に優れた絶縁領域を容易に製造することができる。
半導体基板は、絶縁領域を包囲するように当該絶縁領域に接して設けられた金属膜を有していてもよい。これにより、回路形成領域に重金属等が拡散するのをより確実に防ぐことができる。さらに、半導体基板は、金属膜を包囲するように金属膜に接して設けられた第2絶縁領域を有していてもよい。これにより、回路形成領域に重金属等が拡散するのをより一層確実に防ぐことができる。
半導体基板は、回路形成領域に設けられ、金属膜と同一の金属からなる貫通電極を有していてもよい。この半導体基板の製造においては、金属膜と貫通電極とを同一工程にて形成することが可能である。したがって、上記金属膜および貫通電極を共に有しつつも、工程数の増大を抑制することのできる構造の半導体チップを得ることができる。
半導体基板は、絶縁領域と所定の間隔を置いて当該絶縁領域を包囲するように設けられた第3絶縁領域を有していてもよい。これにより、回路形成領域に重金属等が拡散するのをより確実に防ぐことができる。
前記絶縁領域は、SiN膜、SiCN膜もしくはSiON膜の何れか、またはこれらの組み合わせを含んでいてもよい。これらの膜は金属拡散阻止膜として特に大きな効果を発揮するため、一層信頼性の高い半導体チップが実現される。
本発明による半導体装置は、上記半導体チップを備えることを特徴とする。上記半導体チップにおいては、上述の通り、回路形成領域に重金属等が拡散するのを絶縁領域により防ぐことができ、それゆえ信頼性の高い半導体チップが実現される。したがって、この半導体装置においても高い信頼性が得られる。
本発明による半導体チップの製造方法は、回路形成領域を有する半導体ウエハに、回路形成領域の側面全体を包囲する絶縁領域を形成する絶縁領域形成工程と、絶縁領域の回路形成領域側の少なくとも一部が残るように、半導体ウエハをダイシングするダイシング工程と、を含むことを特徴とする。
この製造方法においては、回路形成領域の側面全体を包囲するように絶縁領域が設けられた構造の半導体チップが得られる。かかる構造の半導体チップにおいては、チップの側面に重金属等が付着した場合であっても、上記絶縁領域により、回路形成領域の内部まで重金属等が拡散するのを防ぐことができる。したがって、この製造方法によれば、信頼性の高い半導体チップを得ることができる。
上記製造方法は、回路形成領域に貫通電極を形成する貫通電極形成工程を含み、絶縁領域形成工程においては、絶縁領域を包囲するように当該絶縁領域に接する金属膜を形成し、ダイシング工程においては、金属膜の回路形成領域側の少なくとも一部が残るように、半導体ウエハをダイシングし、貫通電極形成工程と絶縁領域形成工程とは同一工程にて実行されてもよい。これにより、絶縁領域を包囲するように当該絶縁領域上に金属膜が設けられた構造の半導体チップを得ることができる。また、貫通電極形成工程と絶縁領域形成工程とを同一工程にて実行することにより、かかる構造の半導体チップを、工程数の増大を抑制しつつ得ることができる。
絶縁領域形成工程においては、絶縁領域と所定の間隔を置いて当該絶縁領域を包囲するように第3絶縁領域を形成し、ダイシング工程においては、第3絶縁領域の回路形成領域側の少なくとも一部が残るように、半導体ウエハをダイシングしてもよい。これにより、絶縁領域と所定の間隔を置いて当該絶縁領域を包囲するように第3絶縁領域が設けられた構造の半導体チップを得ることができる。
本発明によれば、信頼性の高い半導体チップおよびその製造方法ならびに半導体装置が実現される。
以下、図面を参照しつつ、本発明による半導体チップおよびその製造方法ならびに半導体装置の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による半導体チップの第1実施形態を示す断面図である。図2は、図1の半導体チップが備える半導体基板を示す平面図である。半導体チップ1は、半導体基板10を備えている。本実施形態において半導体基板10は、SOI基板であり、支持基板12、支持基板12上に積層された絶縁層14、および絶縁層14上に積層されたシリコン層16を有して構成されている。支持基板12としては、例えばシリコン基板を用いることができる。また、絶縁層14は、例えばSiO膜により構成される。この半導体基板10は、シリコン層16に設けられた回路形成領域A1を有している。半導体基板10上には、所定の回路が形成された配線層100が設けられている。なお、配線層100には、配線の他にも、電極端子、各種受動素子等の各種回路要素を含んでも良い。ただし、半導体チップ1に配線層100を設けることは必須ではない。
半導体基板10には、絶縁領域18が設けられている。この絶縁領域18は、図2に示すように、回路形成領域A1の側面全体を包囲するように設けられている。ここで、回路形成領域A1とは、回路素子の構成要素が設けられる、半導体基板10中の領域をいう。回路素子の構成要素とは、例えば、トランジスタのソース・ドレイン領域として機能する拡散層などである。また、絶縁領域18は、シリコン層16の表面に端を発し、シリコン層16を貫通して絶縁層14まで達している。絶縁領域18は、例えばSiOにより構成される。
図3および図4を参照しつつ、本発明による半導体チップの製造方法の第1実施形態として、半導体チップ1の製造方法の一例を説明する。まず、支持基板12となる第1のシリコンウエハ上に、SiOを積層する。このSiOの膜厚は、100nm以上800nm以下に設定することが好ましい。この第1のシリコンウエハに、シリコン層16となる第2のシリコンウエハを貼り合わせて真空中でアニールし、支持基板12に絶縁層14およびシリコン層16が積層された半導体基板10を得る(図3)。
次に、シリコン層16のスクライブライン領域A2にドライエッチング等により溝を形成し、この溝にSiO等の絶縁膜を埋め込むことにより、絶縁領域18を形成する(絶縁領域形成工程)。このとき、絶縁領域18が回路形成領域A1の側面全体を包囲するとともに、シリコン層16の表面から絶縁層14まで達するようにする。本実施形態においては、スクライブライン領域A2の全体に絶縁領域18を形成している(図4(a))。図4(a)をシリコン層16側から見た様子を図4(b)に示す。
続いて、回路形成領域A1上に必要な回路を形成した後、スクライブライン領域A2をダイシングする(ダイシング工程)。このとき、絶縁領域18の回路形成領域A1側の少なくとも一部が残るように、絶縁領域18の端部を残してダイシングする。以上により、図1に示す半導体チップ1を得る。
本実施形態の効果を説明する。本実施形態においては、回路形成領域A1の側面全体を包囲する絶縁領域18が設けられている。これにより、この絶縁領域18が金属拡散阻止膜として機能し、半導体チップ1の側面に重金属等が付着した場合であっても、回路形成領域A1の内部まで重金属等が拡散するのを防ぐことができる。したがって、信頼性の高い半導体チップ1が実現されている。
さらに、回路形成領域A1の裏面も絶縁層14によって覆われている。この絶縁層14も半導体チップ1において絶縁領域18と同様の機能を奏するため、当該領域への裏面からの重金属等の拡散も防ぐことができる。したがって、半導体チップ1の信頼性が一層向上している。しかも、本実施形態においては半導体基板10としてSOI基板を用いているため、回路形成領域A1の裏面に絶縁層が設けられた構造の半導体チップ1を容易に製造することができる。
絶縁層14の厚さを100nm以上とした場合、絶縁層14のカバレッジを充分に確保することができる。また、この厚さを800nm以下とした場合、半導体基板10に生じる反りを充分に抑制することができる。
(第2実施形態)
図5は、本発明による半導体チップの第2実施形態を示す断面図である。半導体チップ2は、半導体基板20を備えている。本実施形態において半導体基板20は、SOI基板であり、支持基板22、支持基板22上に積層された絶縁層24、および絶縁層24上に積層されたシリコン層26を有して構成されている。この半導体基板20は、シリコン層26に設けられた回路形成領域A1を有している。
絶縁層24は、シリコン酸化膜242(第1シリコン酸化膜)、シリコン窒化膜244、およびシリコン酸化膜246(第2シリコン酸化膜)を含んでいる。すなわち、絶縁層24は、これらのシリコン酸化膜242、シリコン窒化膜244およびシリコン酸化膜246が支持基板22側から順に積層された多層絶縁膜として構成されている。シリコン酸化膜242およびシリコン酸化膜246は、例えばSiO膜である。シリコン窒化膜244は、例えばSiN膜である。なお、シリコン窒化膜244の代わりにまたはシリコン窒化膜244と共に、SiCN膜もしくはSiON膜またはこれらの組み合わせを用いてもよい。
半導体基板20には、絶縁領域28が設けられている。この絶縁領域28は、回路形成領域A1の側面全体を包囲するように設けられている。また、絶縁領域28は、シリコン層26の表面に端を発し、シリコン層26を貫通して絶縁層24まで達している。具体的には、絶縁領域28の端面28aは、シリコン窒化膜244を貫通し、シリコン酸化膜242まで達したところで止まっている。絶縁領域28は、例えばSiOにより構成される。本実施形態において絶縁領域28は、多層絶縁膜として構成されている。すなわち、絶縁領域28は、シリコン酸化膜282、シリコン窒化膜284およびシリコン酸化膜286を含んでいる。シリコン酸化膜282、シリコン窒化膜284およびシリコン酸化膜286の材料は、例えば、それぞれシリコン酸化膜242、シリコン窒化膜244およびシリコン酸化膜246と同一である。これらのうちシリコン酸化膜282およびシリコン窒化膜284は、半導体基板20に設けられた溝部280の内面を覆う第1絶縁膜である。シリコン酸化膜286は、当該第1絶縁膜によって内面が覆われた溝部280を埋めるように設けられた第2絶縁膜である。また、シリコン酸化膜282およびシリコン窒化膜284により構成される第1絶縁膜は、回路形成領域A1の側面全体を包囲し、シリコン酸化膜286により構成される第2絶縁膜は、第1絶縁膜を包囲するとともに当該第1絶縁膜に接している。なお、絶縁領域28が一部切り欠かれて設けられている場合等のように厳密に上記側面全体を覆っていなくても、実質的に側面全体が覆われていればよい。
図6および図7を参照しつつ、本発明による半導体チップの製造方法の第2実施形態として、半導体チップ2の製造方法の一例を説明する。まず、支持基板22となる第1のシリコンウエハ上に、SiO、SiNおよびSiOを順に積層する。この第1のシリコンウエハに、シリコン層26となる第2のシリコンウエハを貼り合わせて真空中でアニールし、支持基板22上に絶縁層24およびシリコン層26が積層された半導体基板20を得る(図6)。
次に、回路形成領域A1とスクライブライン領域A2との境界に沿って、ドライエッチング等によりシリコン層26表面から絶縁層24まで達する溝部280を形成する。この溝部280に、CVD等により、シリコン酸化膜282、シリコン窒化膜284およびシリコン酸化膜286を順に成膜することにより、絶縁領域28を形成する(絶縁領域形成工程)(図7(a))。図7(a)をシリコン層26側から見た様子を図7(b)に示す。
続いて、スクライブライン領域A2をダイシングする(ダイシング工程)。このとき、絶縁領域28の回路形成領域A1側の少なくとも一部が残るようにダイシングする。本実施形態においては、絶縁領域28の全部が残るようにダイシングしている。以上により、図5に示す半導体チップ2を得る。
本実施形態の効果を説明する。本実施形態においても、回路形成領域A1の側面全体を包囲する絶縁領域28が設けられている。このため、半導体チップ2の側面に重金属等が付着した場合であっても、回路形成領域A1の内部まで重金属等が拡散するのを防ぐことができる。したがって、信頼性の高い半導体チップ2が実現されている。
さらに、絶縁領域28は、上述の通り、第1絶縁膜(シリコン酸化膜282およびシリコン窒化膜284)と第2絶縁膜(シリコン酸化膜286)とを含んでいる。これにより、重金属等の拡散をより確実に防ぐことができる。また、絶縁領域28の機械的強度が向上し、ひいては半導体チップ2の機械的強度が向上している。しかも、第1絶縁膜自体がシリコン酸化膜282とシリコン窒化膜284とを含む多層膜として構成されているため、機械的強度が一層向上している。ただし、第1絶縁膜は、単層膜として構成されていてもよい。
第1絶縁膜は、溝部280の内面を覆うように設けられ、第2絶縁膜は、第1絶縁膜によって内面が覆われた溝部280を埋めるように設けられている。この構造によれば、機械的強度に優れた絶縁領域28を容易に製造することができる。
絶縁領域28は、シリコン窒化膜を含んでいるため、金属拡散阻止膜として特に好適に機能することができる。シリコン窒化膜の中でもSiNは、金属拡散阻止膜として特に優れている。また、回路形成領域A1の裏面を覆う絶縁層24も、シリコン窒化膜244を含んでいる。このため、絶縁層24も金属拡散阻止膜として特に好適に機能する。また、絶縁領域28および絶縁層24は、SiON膜またはSiCNを含む場合にも、金属拡散阻止膜として好適に機能することができる。
(第3実施形態)
図8は、本発明による半導体チップの第3実施形態を示す断面図である。図9は、図8の半導体チップが備える半導体基板を示す平面図である。半導体チップ3は、半導体基板30を備えている。本実施形態において半導体基板30は、SOI基板であり、支持基板32、支持基板32上に積層された絶縁層34、および絶縁層34上に積層されたシリコン層36を有して構成されている。この半導体基板30は、シリコン層36に設けられた回路形成領域A1を有している。絶縁層34は、図5の絶縁層24と同様に、シリコン酸化膜342、シリコン窒化膜344およびシリコン酸化膜346からなる多層膜として構成されている。半導体基板10上には、所定の回路が形成された配線層100が設けられている。
半導体基板30には、絶縁領域38aが設けられている。絶縁領域38aは、例えばSiO膜であり、回路形成領域A1の側面全体を包囲するように設けられている。また、絶縁領域38aは、シリコン層36の表面に端を発し、シリコン層36を貫通して絶縁層34まで達している。本実施形態において半導体基板30には、金属膜39が設けられている。この金属膜39は、絶縁領域38aを包囲するとともに、当該絶縁領域38aに接している。また、金属膜39は、シリコン層36を貫通して絶縁層34まで達している。さらに半導体基板30には、絶縁領域38b(第2絶縁領域)が設けられている。絶縁領域38bは、例えばSiO膜であり、金属膜39を包囲するとともに、当該金属膜39に接している。また、絶縁領域38bは、シリコン層36の表面に端を発し、シリコン層36を貫通して絶縁層34まで達している。これらの絶縁領域38a,38bならびに金属膜39は、図9に示すように、何れも回路形成領域A1の側面全体を包囲するように設けられている。
回路形成領域A1には、貫通電極72が設けられている。この貫通電極72は、シリコン層36から絶縁層34まで達している。具体的には、貫通電極72は、シリコン層36の表面に端を発し、シリコン層36を貫通して絶縁層34の内部まで延びている。ここで、貫通電極72の絶縁層34側の端面72aは、絶縁層34内に止まっている。本実施形態において、端面72aの位置は、シリコン窒化膜344の支持基板32側の面(すなわちシリコン層36と反対側の面)に略一致している。貫通電極72の材料としては、例えばCu、W、Alまたはポリシリコンを用いることができ、金属膜39と同一の金属を用いることが好ましい。貫通電極72の側面は、SiO等の絶縁膜74により覆われている。
また、回路形成領域A1には、ポリシリコンプラグ76が設けられている。ポリシリコンプラグ76は、シリコン層36を貫通するように形成されている。本実施形態においては、ポリシリコンプラグ76が複数設けられている。
図10および図11を参照しつつ、本発明による半導体チップの製造方法の第3実施形態として、半導体チップ3の製造方法の一例を説明する。まず、支持基板32上に絶縁層34およびシリコン層36が積層された半導体基板30を準備する。半導体基板30は、図6の半導体基板20と同様の方法により作製することができる。
次に、半導体基板30の所定位置に、例えばドライエッチングにより、シリコン層36から絶縁層34まで達する溝部380を形成する。本例においては、溝部380と同時に、貫通電極72用の孔71を形成する。このとき、貫通電極72の端面72a(図8参照)が絶縁層34内に止まるように、シリコン酸化膜342とシリコン窒化膜344との境界でエッチングが止まるようなエッチング条件とする。さらに、この状態でシリコン層36を熱酸化することにより、絶縁領域38a,38bならびに絶縁膜74を形成する(図10)。なお、孔71は、溝でもよい。
次に、溝部380に金属を埋め込むことにより、金属膜39を形成する(図11)。本例においては、上記絶縁領域38a,38bの形成から金属膜39の形成までを含めた工程を絶縁領域形成工程と呼ぶ。本工程においては、溝部380と同時に、孔71にも金属を埋め込むことにより、貫通電極72を形成する(貫通電極形成工程)。金属の埋め込みは、例えば、TiN、TaNまたはTa等のバリアメタルを形成後、CuまたはWをメッキまたはCVDにより成膜することで行われる。さらに、溝部380および孔71の内部以外に成膜された金属膜、およびシリコン層36上の絶縁膜を除去する。また、シリコン層36の所定位置にポリシリコンプラグ76を形成する。
続いて、半導体基板30の回路形成領域A1上に必要な回路を形成した後、スクライブライン領域A2をダイシングする(ダイシング工程)。このとき、金属膜39の回路形成領域A1側の少なくとも一部が残るようにダイシングする。本実施形態においては、金属膜39の全部さらに絶縁領域38bの全部も残るようにダイシングしている。以上により、図8に示す半導体チップ3を得る。
さらに、図12〜図15を参照しつつ、半導体チップ3を備える半導体装置の製造方法の一例を説明する。まず、表面に配線層81を有するベースウエハ80を準備し、この上に半導体チップ3を積層する(図12)。このとき、配線層81,100同士が対向するようにする。ベースウエハ80と半導体チップ3との接合には、例えば、表面活性化接合法を用いることができる。この方法は、両者の接合面をCMP法(化学機械研磨法)等により平坦化し、相対する電極および絶縁膜同士をプラズマ照射等により活性化させた状態で接合するものである。なお、一般的なフリップチップ接合工法を用いて電極間の接合および樹脂封止を行ってもよい。本例においては、ベースウエハ80上に、所定の間隔を置いて複数の半導体チップ3を積層する。この間隔は、後の工程でベースウエハ80をダイシングする際に用いられるダイシングブレードの厚さよりも大きく設定される。
続いて、例えばウエットエッチングにより、半導体基板30から支持基板32を除去する(支持基板除去工程)。このとき、貫通電極72の端面72aが露出するように、支持基板32と共にシリコン酸化膜342も除去する(図13)。なお、支持基板除去工程においては、ウエットエッチング以外にも、研削もしくはCMPまたはそれらの組み合わせによって支持基板32を除去してもよい。
さらに、SOI基板91上に配線層93が設けられた第2の半導体チップ90を準備し、これを半導体チップ3上に積層する。このとき、配線層93が半導体チップ3に対向するようにする(図14)。
最後に、ベースウエハ80における半導体チップ3が設けられていない領域をダイシングすることにより、半導体チップ3を備える半導体装置5を得る(図15)。
本実施形態の効果を説明する。本実施形態においても、回路形成領域A1の側面全体を包囲する絶縁領域38aが設けられている。このため、半導体チップ3の側面に重金属等が付着した場合であっても、回路形成領域A1の内部まで重金属等が拡散するのを防ぐことができる。したがって、信頼性の高い半導体チップ3が実現されている。
半導体基板30は、絶縁領域38aを包囲するように当該絶縁領域38aに接して設けられた金属膜39を有している。これにより、回路形成領域A1に重金属等が拡散するのをより確実に防ぐことができる。さらに、半導体基板30は、金属膜39を包囲するように金属膜39に接して設けられた絶縁領域39bを有している。これにより、回路形成領域A1に重金属等が拡散するのをより一層確実に防ぐことができる。
貫通電極72が金属膜39と同一の金属からなる場合、金属膜39と貫通電極72とを同一工程にて形成することができる。実際、上述の製造方法においては、絶縁領域形成工程と貫通電極形成工程とを同一工程にて実行している。したがって、工程数の増大を抑制しつつ、金属膜39および貫通電極72を共に備える半導体チップ3を得ることができる。
また、本実施形態においては、貫通電極72端面72aが絶縁層34内に止まっている。すなわち、端面72aが絶縁層34から突出しない構造となっている。それゆえ、支持基板除去工程において支持基板32を除去する際に、貫通電極72がダメージを受けにくい。したがって、信頼性の高い半導体チップ3およびそれを備える半導体装置5が実現されている。ただし、貫通電極72の端面72aが絶縁層34内に止まることは必須ではなく、端面72aが絶縁層34を貫通して支持基板32側に突出していてもよい。
さらに、絶縁層34はシリコン窒化膜344を含んでいるため、このシリコン窒化膜344をエッチング阻止膜として機能し、貫通電極72の端面72aが絶縁層34内に止まった構造を容易に実現することができる。
絶縁層34はシリコン酸化膜342を含んでいるため、シリコン窒化膜344とシリコン酸化膜342とのエッチング選択比により、貫通電極72の端面72aが絶縁層34内に止まった構造を一層容易に実現することができる。
シリコン層36にポリシリコンプラグ76が設けられている。このため、半導体チップ3においてはこのポリシリコンプラグ76により、不純物のゲッタリングが行われる。
(第4実施形態)
図16は、本発明による半導体チップの第4実施形態を示す断面図である。半導体チップ4は、半導体基板40を備えている。本実施形態において半導体基板40は、SOI基板であり、支持基板42、支持基板42上に積層された絶縁層44、および絶縁層44上に積層されたシリコン層46を有して構成されている。この半導体基板40は、シリコン層46に設けられた回路形成領域A1を有している。
半導体基板40には、絶縁領域48aが設けられている。絶縁領域48aは、例えばSiO膜であり、回路形成領域A1の側面全体を包囲するように設けられている。また、絶縁領域48aは、シリコン層46の表面に端を発し、シリコン層46を貫通して絶縁層44まで達している。本実施形態において半導体基板40には、絶縁領域48b(第3絶縁領域)が設けられている。この絶縁領域48bは、絶縁領域48aと所定の間隔を置いて設けられ、絶縁領域48aを包囲している。また、絶縁領域48bは、シリコン層46を貫通して絶縁層44まで達している。なお、これらの絶縁領域48a,48bは、図17に示すように、絶縁層44を貫通して、支持基板42側に突出していてもよい。
図18を参照しつつ、本発明による半導体チップの製造方法の第4実施形態として、半導体チップ4の製造方法の一例を説明する。まず、支持基板42に絶縁層44およびシリコン層46が積層された半導体基板40を準備する。半導体基板40は、図3の半導体基板10と同様の方法により作製することができる。
次に、シリコン層46のスクライブライン領域A2にドライエッチング等により、絶縁領域48aとなる溝と絶縁領域48bとなる溝とを含む少なくとも2本の溝を形成した後、この溝にSiO等の絶縁膜を埋め込むことにより、絶縁領域48a,48bを形成する(絶縁領域形成工程)。このとき、絶縁領域48a,48bが回路形成領域A1の側面全体を包囲するとともに、シリコン層46の表面から絶縁層44まで達するようにする(図18)。
続いて、スクライブライン領域A2をダイシングする(ダイシング工程)。このとき、絶縁領域48bの回路形成領域A1側の少なくとも一部が残るようにダイシングする。以上により、図16に示す半導体チップ4を得る。
本実施形態の効果を説明する。本実施形態においても、回路形成領域A1の側面全体を包囲する絶縁領域48aが設けられている。このため、半導体チップ4の側面に重金属等が付着した場合であっても、回路形成領域A1の内部まで重金属等が拡散するのを防ぐことができる。したがって、信頼性の高い半導体チップ4が実現されている。
半導体基板40は、絶縁領域48aと所定の間隔を置いて当該絶縁領域48aを包囲するように設けられた絶縁領域48bを有している。これにより、回路形成領域A1に重金属等が拡散するのをより確実に防ぐことができる。なお、本例においては、絶縁領域48a,48bの2つの絶縁領域が設けられた例を示したが、かかる絶縁領域は3つ以上設けてもよい。
本発明による半導体チップの第1実施形態を示す断面図である。 図1の半導体チップが備える半導体基板を示す平面図である。 本発明による半導体チップの製造方法の第1実施形態を示す工程図である。 (a)および(b)は、本発明による半導体チップの製造方法の第1実施形態を示す工程図である。 本発明による半導体チップの第2実施形態を示す断面図である。 本発明による半導体チップの製造方法の第2実施形態を示す工程図である。 (a)および(b)は、本発明による半導体チップの製造方法の第2実施形態を示す工程図である。 本発明による半導体チップの第3実施形態を示す断面図である。 図8の半導体チップが備える半導体基板を示す平面図である。 本発明による半導体チップの製造方法の第3実施形態を示す工程図である。 本発明による半導体チップの製造方法の第3実施形態を示す工程図である。 図8の半導体チップを備える半導体装置の製造方法の一例を示す工程図である。 図8の半導体チップを備える半導体装置の製造方法の一例を示す工程図である。 図8の半導体チップを備える半導体装置の製造方法の一例を示す工程図である。 図8の半導体チップを備える半導体装置の製造方法の一例を示す工程図である。 本発明による半導体チップの第4実施形態を示す断面図である。 図16の半導体チップの変形例を示す断面図である。 本発明による半導体チップの製造方法の第4実施形態を示す工程図である。
符号の説明
1 半導体チップ
2 半導体チップ
3 半導体チップ
4 半導体チップ
5 半導体装置
10 半導体基板
12 支持基板
14 絶縁層
16 シリコン層
18 絶縁領域
20 半導体基板
20 絶縁層
22 支持基板
24 絶縁層
26 シリコン層
28 絶縁領域
30 半導体基板
32 支持基板
34 絶縁層
36 シリコン層
38a,38b 絶縁領域
38a 絶縁領域
39b 絶縁領域
39 金属膜
40 半導体基板
42 支持基板
44 絶縁層
46 シリコン層
48a,48b 絶縁領域
71 孔
72 貫通電極
72a 貫通電極の端面
74 絶縁膜
76 ポリシリコンプラグ
80 ベースウエハ
100 配線層
242 シリコン酸化膜
244 シリコン窒化膜
246 シリコン酸化膜
280 溝部
282 シリコン酸化膜
284 シリコン窒化膜
286 シリコン酸化膜
342 シリコン酸化膜
344 シリコン窒化膜
346 シリコン酸化膜
380 溝部
A1 回路形成領域
A2 スクライブライン領域

Claims (12)

  1. 回路形成領域を有する半導体基板を備え、
    前記半導体基板は、前記回路形成領域の側面全体を包囲するように設けられた絶縁領域を有することを特徴とする半導体チップ。
  2. 請求項1に記載の半導体チップにおいて、
    前記絶縁領域は、前記側面全体を包囲する第1絶縁膜と、前記第1絶縁膜を包囲するように当該第1絶縁膜に接して設けられた第2絶縁膜とを含んで構成されている半導体チップ。
  3. 請求項2に記載の半導体チップにおいて、
    前記第1絶縁膜は、前記半導体基板に設けられた溝の内面を覆うように設けられ、
    前記第2絶縁膜は、前記第1絶縁膜によって前記内面が覆われた前記溝を埋めるように設けられている半導体チップ。
  4. 請求項1乃至3いずれかに記載の半導体チップにおいて、
    前記半導体基板は、前記絶縁領域を包囲するように当該絶縁領域に接して設けられた金属膜を有する半導体チップ。
  5. 請求項4に記載の半導体チップにおいて、
    前記半導体基板は、前記金属膜を包囲するように当該金属膜に接して設けられた第2絶縁領域を有する半導体チップ。
  6. 請求項4または5に記載の半導体チップにおいて、
    前記半導体基板は、前記回路形成領域に設けられ、前記金属膜と同一の金属からなる貫通電極を有する半導体チップ。
  7. 請求項1乃至6いずれかに記載の半導体チップにおいて、
    前記半導体基板は、前記絶縁領域と所定の間隔を置いて当該絶縁領域を包囲するように設けられた第3絶縁領域を有する半導体チップ。
  8. 請求項1乃至7いずれかに記載の半導体チップにおいて、
    前記絶縁領域は、SiN膜を含んでいる半導体チップ。
  9. 請求項1乃至8いずれかに記載の半導体チップを備えることを特徴とする半導体装置。
  10. 回路形成領域を有する半導体ウエハに、前記回路形成領域の側面全体を包囲する絶縁領域を形成する絶縁領域形成工程と、
    前記絶縁領域の前記回路形成領域側の少なくとも一部が残るように、前記半導体ウエハをダイシングするダイシング工程と、
    を含むことを特徴とする半導体チップの製造方法。
  11. 請求項10に記載の半導体チップの製造方法において、
    前記回路形成領域に貫通電極を形成する貫通電極形成工程を含み、
    前記絶縁領域形成工程においては、前記絶縁領域を包囲するように当該絶縁領域に接する金属膜を形成し、
    前記ダイシング工程においては、前記金属膜の前記回路形成領域側の少なくとも一部が残るように、前記半導体ウエハをダイシングし、
    前記貫通電極形成工程と前記絶縁領域形成工程とは同一工程にて実行される半導体チップの製造方法。
  12. 請求項10または11に記載の半導体チップの製造方法において、
    前記絶縁領域形成工程においては、前記絶縁領域と所定の間隔を置いて当該絶縁領域を包囲するように第3絶縁領域を形成し、
    前記ダイシング工程においては、前記第3絶縁領域の前記回路形成領域側の少なくとも一部が残るように、前記半導体ウエハをダイシングする半導体チップの製造方法。
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