JP2006011660A - 携帯端末及び情報入力方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 キー操作回数を低減する構成の従来の携帯端末は、複数のキーの組み合わせからなる構成であるため、操作が複雑で覚えにくく、部品コストや製造コストが上昇するなどの問題がある。また、キーの追加により小型化が難しい。
【解決手段】 操作キー6は押下されたときに、筐体2内部の記憶部に保持された電話帳から電話番号及び/又は名前のリストとカーソルを表示部3に表示する。このとき表示されるカーソル位置のある電話番号及び/又は名前は、予め設定された複数の検出方向のうち、操作キー6を押下した指の方向を、フォトセンサ群7で検出して得た方向に対応して記憶されている電話番号及び/又は名前である。従って、複数の検出方向に対応して、よく発呼する複数の相手の電話番号を登録しておくことにより、操作キー6を連続して2回押下するだけで、操作キー6の押下方向により登録した相手を選択して発呼できる。
【選択図】 図1


Description

本発明は携帯端末及び情報入力方法に係り、特に入力部を構成する各種のキーを操作して、文字、記号、数値等の所望の情報が入力されて動作する、携帯電話機等の携帯端末及びその携帯端末の情報入力方法に関する。
携帯端末は可搬性のために、小型・軽量化が要求され、その結果、端末の表面上の情報入力のためのキーの設置面積が益々狭くなると共に、キーの設置数に制限がある。このため、携帯端末の使用者が、端末本体内に記憶された電話帳からあて先を選択して呼を発する場合などでは、多数回にわたり複数のキーを押下しなければならず、操作が煩雑になる場合がある。
そこで、キー入力回数を減少して操作性を向上するため、十字移動キーとボール部とからなるファンクションキーを設けた携帯端末が従来より知られている(例えば、特許文献1参照)。この従来の携帯端末は、項目選択画面を表示させた状態で十字移動キーを押下すると、その押下移動方向に応じて選択候補項目を変更し、ボール部を押下することでその選択候補項目を選択項目として確定する構成である。また、ボール部を回転することで、画像の貼り付け位置の座標位置を指定、変更することもできる。ここで、上記の十字移動キーとボール部は、同一箇所に設置されているので、使用者が操作するときの指の移動距離が最小で済み、操作性を向上しようとするものである。
また、指紋センサ機能を有し、押下された位置に応じて異なる指示を入力するキーを含む携帯端末も従来より知られている(例えば、特許文献2参照)。この従来の携帯端末は、セキュリティ確保のために指紋センサを搭載している携帯端末が、その小型化により搭載しているキーの面積が小さくなっても、指紋は精度良く認証できるようにするため、指紋センサを、複数の指示を入力できるキーと兼用することにより、複数のキーと同じ大きさの面積で指紋センサを構成できるようにしたものである。
特開2002−229732号公報(請求項1、2、図1〜図3、段落0015、0030〜0033、0038〜0059) 特開2002−335324号公報(請求項1、2、図1〜図5、段落0012〜0034)
しかるに、上記の特許文献1記載の従来の携帯端末は、十字移動キーとボール部との組み合わせからなるキーであるため、操作が複雑で覚えにくいという問題があり、また、部品コストや製造コストが上昇するなどの問題がある。また、上記の特許文献2記載の従来の携帯端末は、単に指紋センサの大きさを確保するために、複数のキーと共用できるようにしたものであり、キー入力回数を減少できるものではなく、複数の相手先に良好な操作性を提供することがしにくいという問題がある。
更に、複数の専用キーを設けたり、複数用途のキーにて例えばワンタッチ発信機能を行うキーを付加した携帯端末も従来より知られているが、キーの追加により小型化が難しくなったり、部品コストや製造コストが上昇するなどの問題がある。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、安価な構成で、しかも簡単な操作で情報入力し得る携帯端末及び情報入力方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の携帯端末は、特定のキーを使用者が指で押下したとき、その特定のキーに予め割り当てられた情報を表示部に表示する携帯端末であって、特定のキーを押下した時の指の方向を、予め設定した複数の方向のうちのどの方向かを検出する方向検出手段と、複数の方向の各々に対応して予め複数の情報を記憶しておく記憶手段と、記憶手段に記憶された複数の情報の中から、方向検出手段により検出された方向に応じた一の情報を選択して表示部に表示する選択表示手段とを有する構成としたものである。
この発明では、特定のキーを押下した指の方向が、予め設定した複数の方向のうちのどの方向かを検出すると共に、複数の方向の各々に対応して予め複数の情報を記憶しておき、複数の情報の中から上記の検出された方向に応じた一の情報を選択して表示部に表示するようにしたため、上記の複数の情報としてよく使用する情報を設定しておくことにより、よく使用する情報を特定のキーの指の押下方向で表示させることができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、上記の方向検出手段として、特定のキーを中心とする円周上に配置されたn個(nは2以上の整数)のフォトセンサと、n個のフォトセンサを各々m個(mはnより小なる2以上の整数)のフォトセンサからなる検出範囲にk分割(ただし、n≦k×m)したとき、各分割範囲におけるm個のフォトセンサがオン又はオフである個数を各分割範囲毎に比較して最も大又は小なる個数が得られた分割範囲を指の方向として検出する算出手段とからなることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、上記の方向検出手段として、特定のキーの押下を検出する接触感知センサと、接触感知センサにより特定のキーへの指の接触を感知した際の指紋を入力する指紋入力手段と、指紋入力手段により入力された指紋のパターンと予め登録されている複数の検出角度に対応した複数の指紋のパターンとの距離計算を行い、登録されている複数の指紋のパターンの中から入力された指紋のパターンに最も近似したパターンに対応した検出角度を指の方向として検出する計算手段とからなることを特徴とする。この発明では、指紋入力手段が元々セキュリティ確保のために、使用者を特定するために用いられている携帯端末では、その指紋入力手段を利用して指の方向検出ができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明は、特定のキーを2回連続して押下した時、特定のキーの最初の押下により表示部に表示されている情報の決定動作を行うことを特徴とする。従って、本発明では、2回の特定キーを操作するだけで、所望の情報の決定ができる。ここで、上記の複数の情報は、最初にカーソルで選択される電話帳データ、又は複数のグループ毎の電話帳データ、又は複数の機能選択メニューであることを特徴とする。例えば、最初にカーソルで選択される電話帳データを複数の情報として設定した場合は、特定キーを2回連続して押下するだけで、カーソル位置の電話番号に発呼することができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明の情報入力方法は、特定のキーを使用者が指で押下したとき、その特定のキーに予め割り当てられた情報を表示部に表示するための入力を行う携帯端末の情報入力方法であって、特定のキーを押下した時の指の方向を、予め設定した複数の方向のうちのどの方向かを検出する第1のステップと、複数の方向の各々に対応して予め記憶されている複数の情報の中から、第1のステップにより検出された方向に応じた一の情報を選択して表示部に表示する第2のステップとを含むことを特徴とする。
この発明では、特定のキーを押下した指の方向が、予め設定した複数の方向のうちのどの方向かを検出すると共に、複数の方向の各々に対応して予め複数の情報を記憶しておき、複数の情報の中から上記の検出された方向に応じた一の情報を選択して表示部に表示するようにしたため、上記の複数の情報としてよく使用する情報を設定しておくことにより、よく使用する情報を特定のキーの指の押下方向で表示させることができる。
また、上記の目的を達成するため、本発明の情報入力方法は、上記の第1のステップが、特定のキーを中心とする円周上に配置されたn個(nは2以上の整数)のフォトセンサを各々m個(mはnより小なる2以上の整数)のフォトセンサからなる検出範囲にk分割(ただし、n≦k×m)したとき、各分割範囲におけるm個のフォトセンサがオン又はオフである個数を各分割範囲毎に比較して最も大又は小なる個数が得られた分割範囲を指の方向として検出することを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の情報入力方法は、上記の第1のステップが、特定のキーの押下時の指紋を入力する第3のステップと、予め登録されている複数の検出角度に対応した複数の指紋のパターンと第3のステップにより入力した指紋のパターンとの距離計算を行い、登録されている複数の指紋のパターンの中から入力された指紋のパターンに最も近似したパターンに対応した検出角度を指の方向として検出する第4のステップとからなることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、本発明の情報入力方法は、特定のキーを2回連続して押下した時、特定のキーの最初の押下により表示部に表示されている情報の決定動作を行う第5のステップを更に含むことを特徴とする。ここで、上記の複数の情報は、最初にカーソルで選択される電話帳データ、又は複数のグループ毎の電話帳データ、又は複数の機能選択メニューであることを特徴とする。
本発明によれば、特定のキーを押下した指の方向が、予め設定した複数の方向のうちのどの方向かを検出すると共に、上記の複数の方向の各々に対応して予め複数の情報を記憶しておき、複数の情報の中から上記の検出された方向に応じた一の情報を選択して表示部に表示することにより、上記の複数の情報としてよく使用する情報を設定しておくことにより、よく使用する情報を特定のキーの指の押下方向で表示させることができ、従来よりも必要なキー操作回数を減少させることができる。
また、本発明によれば、上記の複数の情報として、予め設定した頻繁に発呼する複数の相手の電話番号にそれぞれ設定した場合、発呼までのキー操作回数を低減できるために、使用者に簡単で快適な操作性を提供することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、図面と共に説明する。図1は本発明になる携帯端末の一実施の形態の外観正面図を示す。同図において、携帯端末の一例としての携帯電話機1は、筐体2の上部側には各種の情報を表示する表示部3が配置され、筐体2の下部側には数字入力キー4が配置され、表示部3と数字入力キー4との間には、カーソル下移動キー5a、カーソル上移動キー5b及び操作キー6が設けられている。操作キー6は筐体2のほぼ中央部に設けられており、更に操作キー6を中心とする円周上に、16個のフォトセンサからなるフォトセンサ群7が配置されている。
また、筐体2の表示部3の上側にはスピーカ8が設けられ、数字入力キー4の下側にはマイク9が設けられている。また、筐体2の上端面にはアンテナ10が突設されている。なお、数字入力キー4は、数字だけでなく、文字や記号も入力できるように予め割り当てられているのは従来と同様である。
更に、上記のフォトセンサ群7は、図2に示すように、筐体2のほぼ中央部に設けられた操作キー6を中心とする円周上に、等角度間隔で配置された16個のフォトセンサ7−1〜7−16からなる。これらのフォトセンサ7−1〜7−16は、指を近付けない場合で、かつ、通常使用する明るさの環境では遮光なしを意味するオン状態となり、指を十分近付けた場合は、遮光物ありを意味するオフ状態となるよう調整されている。
操作キー6は押下されたときに、筐体2内部の記憶部に保持された電話帳から電話番号及び/又は名前のリストとカーソルを表示部3に表示する。ここで、本実施の形態は、この表示状態で携帯電話機1の使用者が、再度操作キー6を押下することで、カーソルで選択した発呼先電話番号に発呼することができることを特徴とする。また、カーソル下移動キー5a又はカーソル上移動キー5bを操作してカーソルを下方向又は上方向に移動してリスト中の任意の発呼先電話番号を選択することもできる。
図3は本発明になる携帯端末の一実施の形態のブロック図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図3に示す携帯電話機1は、前述した表示部3、数字入力キー4、カーソル下移動キー5a、カーソル上移動キー5b、操作キー6、フォトセンサ群7、スピーカ8、マイク9及びアンテナ10に加えて、携帯電話機全体を統括的に制御する制御部13と、アンテナ10を介して最寄りの基地局(図示せず)との間で無線通信する無線部14と、送信信号及び受信信号の信号処理を行う信号処理部15と、受話音声信号や各種の音声信号を処理してスピーカ8に供給したり、マイク9からの送話音声信号を処理して信号処理部15に供給する音声処理部16と、制御部13からの表示信号を表示に適した信号形態に変換して表示部3に供給して画像表示させる表示駆動部17と、プログラムや電話帳データなどが記憶されている記憶部18とを、図1の筐体2の内部に有する構成とされている。
この携帯電話機1は、発呼時は、後述するように、カーソル下移動キー5a、カーソル上移動キー5b、操作キー6、フォトセンサ群7を用いて指定された発呼先の電話番号への発呼信号又は着信応答操作信号が制御部13により生成され、これより信号処理部15を介して無線部14に供給され、ここで所定の信号形態の送信信号に変換された後、アンテナ10を介して最寄りの基地局(図示せず)へ無線送信される。更に、送信信号は基地局から公衆網などを介して相手端末へ供給されて所定のシーケンスで通話路が確立される。
その後、相手端末からの通話信号は、公衆網及び基地局を介してアンテナ10で受信され、更に無線部14で受信処理された後、信号処理部15で受話音声信号に変換され、更に音声処理部16を介してスピーカ8に供給され、ここで電気−音響変換されて受話音声として発音される。一方、送話音声はマイク9により音響−電気変換されて送話音声信号となり、音声処理部16及び信号処理部15を経由して無線部14に供給され、ここで所定周波数帯の送信信号とされた後、アンテナ10を介して基地局へ無線送信され、更に基地局から公衆網などを介して相手端末へ送信される。以上の音声通信の動作は公知である。
次に、上記の音声通信を行う図1乃至図3の実施の形態の携帯電話機の情報入力動作について、図4のフローチャートを併せ参照して詳細に説明する。図3の制御部13は操作キー6が押下されたことを検出すると(図4のステップS1)、そのときのフォトセンサ7−1〜7−16のそれぞれについてオンかオフかの状態を検知して、押下方向を検出する(図4のステップS2)。
このステップS2での押下方向検出には、図2に示したフォトセンサ7−3からフォトセンサ7−7までの第1の範囲内の5つのフォトセンサと、フォトセンサ7−7からフォトセンサ7−11までの第2の範囲内の5つのフォトセンサと、フォトセンサ7−11からフォトセンサ7−15までの第3の範囲内の5つのフォトセンサと、フォトセンサ7−15からフォトセンサ7−3までの第4の範囲内の5つのフォトセンサとについて、各範囲毎にオフとなったフォトセンサ数の数を計数し、最も計数値が多い範囲を操作キー6を押下した使用者の指の方向(押下方向)として検出する。
すなわち、計数値が最も多い範囲が上記の第1の範囲であるときには右、上記の第2の範囲であるときは下、上記の第3の範囲であるときには左、上記の第4の範囲であるときは上の方向から指で操作キー6が押下されたものと検出する。
例えば、図5に示す場合は、操作キー6を押下するときの指11により、上記の4つの範囲のうち、第1の範囲にあるフォトセンサ7−3からフォトセンサ7−7までの殆どが遮光されることから、この第1の範囲にある5つのフォトセンサがオフである数が、他の第2〜第4の範囲にある各5つのフォトセンサがオフである数よりも多いため、制御部13は操作キー6が右側から押下されたものとして、押下方向を右として検出する。
ここで、制御部13には、記憶部18に記憶されている電話帳データのうち、操作キー6の検出押下方向が、右、下、左、上であるかに応じて、最初にカーソルが選択される電話帳のデータR、D、L、Uが登録されており、操作キー6の検出押下方向に応じて、登録されている最初にカーソルが選択される電話帳データを表示する(図4のステップS3)。従って、図5に示した場合は、制御部13は操作キー6が右側から押下されたものとして検出するので、表示部3に表示された電話帳データRがカーソルで選択された状態として表示し、使用者から次の操作を待つ状態に移ることができる。
続いて、制御部13は操作キー6が押下されたかどうか判定し(図4のステップS4)、操作キー6が押下されないときは、替わりにカーソル下移動キー5a又はカーソル上移動キー5bが操作されたかどうか判定し(図4のステップS5)、操作されたときにはその操作に従って、表示部3に電話帳のリストと共に表示されているカーソル位置を最初の位置から移動する(図4のステップS6)。
上記のステップS6のカーソル位置の移動後は再び操作キー6が押下されたかどうか監視する(図4のステップS4)。また、カーソル下移動キー5a及びカーソル上移動キー5bが操作されないときも、操作キー6が押下されたかどうか監視する(図4のステップS4)。そして、制御部13はステップS4で操作キー6が押下されたことを検出すると、その時点で表示部3に表示されているカーソル位置が示す電話番号又は名前の登録電話番号に発呼する(図4のステップS7)。
ステップS7では、制御部13は、カーソル位置により指示された発呼先電話番号への発呼信号を生成して図3の信号処理部15を経由して無線部14に供給し、ここで所定の信号形態の送信信号に変換させた後、アンテナ10を介して最寄りの基地局を介して公衆網などに供給して、これより相手端末との間での所定のシーケンスを行わせて通話路を確立する。
従って、本実施の形態によれば、頻繁に発呼する相手に電話をかけるような場合、最初にカーソルが選択される電話帳のデータR、D、L、Uとして、それぞれ頻繁に発呼する電話番号に予め設定しておくことにより、操作キー6を2回連続して押下することで直ちに発呼先電話番号へ発呼することができるため、従来に比べて必要なキー操作回数を減少させ、使用者に簡単で、かつ、快適な操作性を提供することができる。
また、操作キー6を1回押下した後、カーソル下移動キー5a又はカーソル上移動キー5bを操作することで、上記の予め最初にカーソルが選択された電話番号以外の電話番号にカーソルを合わせた後、操作キー6を押下することで、従来と同様に電話帳に登録されている電話番号の中から任意の電話番号に発呼することができる。
次に、本発明の他の実施の形態について説明する。図6は本発明になる携帯端末の他の実施の形態の外観正面図を示す。同図中、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。図6に示す実施の形態は、図1に示した実施の形態の操作キー6、操作キー6の周囲に配置されたフォトセンサ群7に替え、接触感知センサ21、指紋入力手段22を付加した点に特徴がある。指紋入力手段22には、予め利用者の下方向から指で操作キーに触れられた場合の指の指紋情報が登録されている。接触感知センサ21は操作キーを兼ねている。なお、指紋入力手段22は、セキュリティ確保のため、使用者本人を特定するために本来用いられるものであり、本実施の形態では、この指紋入力手段22を元々有する携帯端末の指紋入力手段22をキー操作方向検出に利用するものである。
携帯端末内の制御部には、予め登録された指紋情報のパターンに対し、指紋入力手段22で検出した入力指紋パターンが同じ(回転なし)か、右90度回転しているか、左90度回転しているか、180度回転しているかの、計4つの場合のそれぞれについて、最初にカーソルが選択される電話帳のデータD、R、L、Uを登録している。
これにより、本実施の形態によれば、指による操作キーの押下が接触感知センサ21により感知されると、そのとき操作キーを押下している指の指紋が指紋入力手段22により検出されて、上記の予め登録されている指紋情報との距離計算を行い、その計算結果に応じて、上記の4つのパターンのどれに相当するかを判定し、その判定した一つのパターンにおける登録された電話帳のデータD、R、L又はUを表示部に表示させる。
従って、本実施の形態によれば、前記図1乃至図5と共に説明した実施の形態と同様の動作にて、例えば右側から指で操作キーに触れた場合、その指紋情報の期待パターンとの距離計算結果に応じて、表示部3に電話帳のデータの一覧を表示し、かつ、最初にカーソルを登録された電話帳データRに合わせた状態で表示することができる。従って、本実施の形態も、接触感知センサ21を2回連続して押下することで直ちに発呼先電話番号へ発呼することができるため、従来に比べて必要なキー操作回数を減少させ、使用者に簡単で、かつ、快適な操作性を提供することができる。
なお、本発明は以上の実施の形態に限定されるものではなく、例えば携帯端末では制御部13のプログラミングを変更することにより、操作キーを押下する指の方向別に異なったグループ、すなわち会社、友人、家族などのリストを表示したり、異なった機能選択メニューを表示したりする応用も容易に実現可能なことはいうまでもない。また、表示するのは電話帳のデータに限定されるものではなく、電子メールでよく使用する定型文などでもよい。
また、図1及び図2に示した実施の形態では、16個あるフォトセンサを検出範囲に4分割したが、各分割検出範囲は一部のフォトセンサの重複を許して5個ずつのフォトセンサとしたが、重複しないように4個ずつのフォトセンサで各分割検出範囲を構成してもよいし、6個ずつのフォトセンサで各分割検出範囲を構成してもよい。更に、最初のカーソルが位置するように予め登録されているデータは、分割検出範囲に応じて4つとしたが、これに限定されるものではない。また、本発明は携帯電話機以外の例えばPDA等の他の携帯端末にも適用できることはもちろんである。
本発明は携帯端末全般に操作性の改善を提供することが可能であり、特にキーの数を最低限に抑えることが必要な小型の携帯端末に利用が可能である。
本発明の携帯端末の一実施の形態の外観正面図である。 図1中の要部の拡大平面図である。 本発明の携帯端末の一実施の形態のブロック図である。 本発明の一実施の形態の動作説明用フローチャートである。 図1の実施の形態の携帯端末の操作キーを右方向から指で押下したときの説明図である。 本発明の携帯端末の他の実施の形態の外観正面図である。
符号の説明
1 携帯電話機
2 筐体
3 表示部
4 数字入力キー
5a カーソル下移動キー
5b カーソル上移動キー
6 操作キー
7 フォトセンサ群
7−1〜7−16 フォトセンサ
11 指
13 制御部
14 無線部
18 記憶部
21 接触感知センサ
22 指紋入力手段





Claims (10)

  1. 特定のキーを使用者が指で押下したとき、その特定のキーに予め割り当てられた情報を表示部に表示する携帯端末であって、
    前記特定のキーを押下した時の前記指の方向を、予め設定した複数の方向のうちのどの方向かを検出する方向検出手段と、
    前記複数の方向の各々に対応して予め複数の情報を記憶しておく記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記複数の情報の中から、前記方向検出手段により検出された方向に応じた一の情報を選択して前記表示部に表示する選択表示手段と
    を有することを特徴とする携帯端末。
  2. 前記方向検出手段は、前記特定のキーを中心とする円周上に配置されたn個(nは2以上の整数)のフォトセンサと、前記n個のフォトセンサを各々m個(mはnより小なる2以上の整数)のフォトセンサからなる検出範囲にk分割(ただし、n≦k×m)したとき、各分割範囲におけるm個のフォトセンサがオン又はオフである個数を各分割範囲毎に比較して最も大又は小なる個数が得られた分割範囲を前記指の方向として検出する算出手段とからなることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  3. 前記方向検出手段は、前記特定のキーの押下を検出する接触感知センサと、前記接触感知センサにより前記特定のキーへの指の接触を感知した際の指紋を入力する指紋入力手段と、前記指紋入力手段により入力された指紋のパターンと予め登録されている複数の検出角度に対応した複数の指紋のパターンとの距離計算を行い、登録されている前記複数の指紋のパターンの中から前記入力された指紋のパターンに最も近似したパターンに対応した検出角度を前記指の方向として検出する計算手段とからなることを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  4. 前記特定のキーを2回連続して押下した時、前記特定のキーの最初の押下により前記表示部に表示されている情報の決定動作を行うことを特徴とする請求項1記載の携帯端末。
  5. 前記複数の情報は、最初にカーソルで選択される電話帳データ、又は複数のグループ毎の電話帳データ、又は複数の機能選択メニューであることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の携帯端末。
  6. 特定のキーを使用者が指で押下したとき、その特定のキーに予め割り当てられた情報を表示部に表示するための入力を行う携帯端末の情報入力方法であって、
    前記特定のキーを押下した時の前記指の方向を、予め設定した複数の方向のうちのどの方向かを検出する第1のステップと、
    前記複数の方向の各々に対応して予め記憶されている複数の情報の中から、前記第1のステップにより検出された方向に応じた一の情報を選択して前記表示部に表示する第2のステップと
    を含むことを特徴とする情報入力方法。
  7. 前記第1のステップは、前記特定のキーを中心とする円周上に配置されたn個(nは2以上の整数)のフォトセンサを各々m個(mはnより小なる2以上の整数)のフォトセンサからなる検出範囲にk分割(ただし、n≦k×m)したとき、各分割範囲におけるm個のフォトセンサがオン又はオフである個数を各分割範囲毎に比較して最も大又は小なる個数が得られた分割範囲を前記指の方向として検出することを特徴とする請求項6記載の情報入力方法。
  8. 前記第1のステップは、前記特定のキーの押下時の指紋を入力する第3のステップと、予め登録されている複数の検出角度に対応した複数の指紋のパターンと前記第3のステップにより入力した指紋のパターンとの距離計算を行い、登録されている前記複数の指紋のパターンの中から前記入力された指紋のパターンに最も近似したパターンに対応した検出角度を前記指の方向として検出する第4のステップとからなることを特徴とする請求項6記載の情報入力方法。
  9. 前記特定のキーを2回連続して押下した時、前記特定のキーの最初の押下により前記表示部に表示されている情報の決定動作を行う第5のステップを更に含むことを特徴とする請求項6記載の情報入力方法。
  10. 前記複数の情報は、最初にカーソルで選択される電話帳データ、又は複数のグループ毎の電話帳データ、又は複数の機能選択メニューであることを特徴とする請求項6乃至9のうちいずれか一項記載の情報入力方法。

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KR101207451B1 (ko) 2006-11-14 2012-12-03 엘지전자 주식회사 비접촉 센서를 구비하는 이동 단말기 및 이를 이용한아이템 목록 탐색 방법
JP2015153231A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、コンピュータプログラム、及び記録媒体

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