JP2005347839A - 携帯機器及び該携帯機器を利用した電気製品の使用電力量測定方法 - Google Patents

携帯機器及び該携帯機器を利用した電気製品の使用電力量測定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】簡易的に概略の電気使用量を測定することができる赤外線リモコン機能付き携帯機器及び該携帯機器を利用した電気使用量の測定方法の提供。
【解決手段】携帯機器に、電源ON/OFF制御信号を赤外線信号に変換して電気製品に送出する赤外線リモコン手段と、電源ON/OFFの時刻や入力された定格電力、待機電力、単位電力量あたりの電気料金などの情報を記憶する記憶手段と、キー操作に応じた電源ON/OFF制御信号を赤外線リモコン手段に送信する共に、記憶手段に電源ON/OFFの時刻を記憶させ、記憶された電源ON/OFFの時刻に基づいて電源ON又は電源OFFの累積時間を算出し、記録された定格電力や待機電力、単位電力量あたりの電気料金などに基づいて電気製品毎の使用電力量や電気料金を算出し、電気製品の電源状態や算出した情報を表示手段に表示させる制御手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、赤外線リモートコントロール機能を備えた携帯機器及び該携帯機器を利用した電気製品の使用電力量測定方法に関する。
家庭では様々な電気製品が利用されており、テレビやビデオ、エアコンなどの電気製品は赤外線リモートコントロール(以下、リモコンと略す。)機能を備えており、赤外線リモコンを用いて離れた位置からでも電源のON/OFFなどの制御を行うことができる。
一方、最近では赤外線リモコン機能を搭載した携帯電話機が登場しており、この携帯電話機には各メーカーの電気製品に使用されている赤外線リモコンのデータが予め搭載され、電気製品をリモコン制御可能となっている。さらに、インターネットのサイトなどから新たなメーカーのリモコンデータをダウンロードすることによって、複数の電気製品を1台の携帯電話機で切り替えながらリモコン制御できるようになっている(例えば、下記特許文献1)。
特開2003−264612号公報(第3−5頁、第1図)
一般家庭では、通常一ヶ月単位での電力使用量と電気料金を電力会社から通知されるが、個々の電気製品がどれ位の電気を使用したか、また、電気料金がいくらかかったかなどを把握するのは困難であり、家庭内のそれぞれの電気製品が使用する電力量を測定するためには、電気製品毎に個別に電力量計などを設置する必要があり、簡単に電気製品ごとの電力使用量や電気料金を把握することは困難であった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、簡易的に概略の電気使用量を測定することができる赤外線リモコン機能付き携帯機器及び該携帯機器を利用した電気使用量の測定方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の携帯機器は、赤外線リモートコントロール機能を備えた携帯機器において、該携帯機器で制御可能な1又は複数の電気製品に対して、前記電気製品毎に、該電気製品の電源をON/OFF制御するための電源制御信号を送出した時刻を記憶手段に記憶させ、前記時刻に基づいて、該電気製品の電源ON状態の時間及び電源OFF状態の時間を算出し、算出した前記電源ON状態の時間及び前記電源OFF状態の時間と、予め前記記憶手段に記憶された前記電気製品の定格電力及び待機電力とに基づいて、前記電気製品の消費電力を算出する制御手段を有するものである。
また、本発明の携帯機器は、赤外線リモートコントロール機能を備えた携帯機器において、該携帯機器で制御可能な1又は複数の電気製品に対して、前記電気製品毎に、該電気製品の電源をON/OFF制御するための電源制御信号を送出した時刻を記憶手段に記憶させ、前記時刻に基づいて、該電気製品の電源ON状態の時間及び電源OFF状態の時間を算出し、算出した前記電源ON状態の時間及び前記電源OFF状態の時間と、予め前記記憶手段に記憶された前記電気製品の消費電力及び待機電力とに基づいて、前記電気製品の消費電力を算出し、算出した前記消費電力と予め前記記憶手段に記憶された単位消費電力あたりの電気料金とに基づいて、前記電気製品に対する電気料金を算出する制御手段を有するものである。
本発明においては、制御手段では、前記電源制御信号を送出した後、予め定められた時間が経過する前に次の電源制御信号が送出された場合に、後の前記電源制御信号を送出した時刻のみを前記記憶手段に記憶させる制御を行う構成とすることができる。
また、本発明においては、制御手段では、予め定められたキーが操作された場合に、前記携帯機器で認識している前記電気製品の電源状態を、電源ON状態から電源OFF状態、又は、電源OFF状態から電源ON状態に変更する制御を行う構成とすることもできる。
また、本発明においては、前記制御手段は、前記携帯機器で認識している前記電気製品の電源状態、前記電源ON状態の時間、前記電源OFF状態の時間、前記消費電力、前記電気料金の少なくとも1つを表示手段に表示させる制御を行うことが好ましい。
また、本発明においては、前記制御手段は、前記電源制御信号を送出した時刻、前記電源ON状態の時間、前記電源OFF状態の時間、前記消費電力、前記電気料金の少なくとも1つを、通信手段を用いて、通信ネットワークを介して接続されているコンピュータ機器に送信する制御を行う構成とすることもできる。
また、本発明の方法は、赤外線リモートコントロール機能を備えた携帯機器を用いた電気製品の消費電力測定方法であって、該携帯機器で制御可能な1又は複数の電気製品に対して、前記電気製品毎に、該電気製品の電源をON/OFF制御するための電源制御信号を送出した時刻を記憶手段に記憶させる第1のステップと、前記時刻に基づいて、該電気製品の電源ON状態の時間及び電源OFF状態の時間を算出する第2のステップと、算出した前記電源ON状態の時間及び前記電源OFF状態の時間と、予め前記記憶手段に記憶された前記電気製品の定格電力及び待機電力とに基づいて、前記電気製品の消費電力を算出する第3のステップと、を少なくとも有するものである。
また、本発明の方法は、赤外線リモートコントロール機能を備えた携帯機器を用いた電気製品の消費電力測定方法であって、該携帯機器で制御可能な1又は複数の電気製品に対して、前記電気製品毎に、該電気製品の電源をON/OFF制御するための電源制御信号を送出した時刻を記憶手段に記憶させる第1のステップと、前記時刻に基づいて、該電気製品の電源ON状態の時間及び電源OFF状態の時間を算出する第2のステップと、算出した前記電源ON状態の時間及び前記電源OFF状態の時間と、予め前記記憶手段に記憶された前記電気製品の定格電力及び待機電力とに基づいて、前記電気製品の消費電力を算出する第3のステップと、算出した前記消費電力と予め前記記憶手段に記憶された単位消費電力あたりの電気料金とに基づいて、前記電気製品に対する電気料金を算出する第4のステップと、を少なくとも有するものである。
このように、本発明の構成によれば、テレビやエアコンなどの電気製品の電源ON/OFF制御等が可能な赤外線リモコン機能付きの携帯機器では、電気製品の電源をON又はOFF制御した時刻が記憶されるため、この時刻に基づいて、ある一定期間(たとえば、一週間とか一ヶ月)の累計の使用時間を算出することができる。また、電気製品ごとの定格電力や待機電力、単位電力量あたりの電気料金を予め設定しておくことによって、リモコンで制御した電気製品ごとの一定期間内の概算の使用電力量や電気料金を算出することができる。
本発明によれば、専用の電力量計などを使わなくても、電気製品ごとの概略の使用電力量や電気料金を簡単に把握することができる。
その理由は、テレビやエアコンなどの電気製品の電源ON/OFF制御等が可能な赤外線リモコン機能を備えた携帯機器に、電気製品の電源のON/OFF制御の時刻を記憶し、記憶した時刻に基づいて電気製品の電源ON時間又は待機時間を算出し、予め記憶された定格電力や待機電力、単位電力量あたりの電気料金に基づいて使用電力量や使用電気料金を算出する制御手段を備え、該制御手段により算出した使用電力量や使用電気料金を表示手段に表示させるからである。
本発明の赤外線リモコン付き携帯機器は、その好ましい一実施の形態において、携帯機器としての一般的な手段(無線通信手段、計時手段、操作手段、表示手段など)に加えて、電源ON/OFF制御信号を赤外線信号に変換して電気製品に送出する赤外線リモコン手段と、電源ON/OFFの時刻や入力された定格電力、待機電力、単位電力量あたりの電気料金などの情報を記憶する記憶手段と、キー操作に応じた電源ON/OFF制御信号を赤外線リモコン手段に送信する共に、記憶手段に電源ON/OFFの時刻を記憶させ、記憶された電源ON/OFFの時刻に基づいて電源ON/OFF制御信号が送出されてから次に電源ON/OFF制御信号が送出されるまでの電源ON又は電源OFFの累積時間を算出し、記録された定格電力や待機電力、単位電力量あたりの電気料金などに基づいて電気製品毎の使用電力量や電気料金を算出し、電気製品の電源状態や算出した累積時間、使用電力量、電気料金等の情報を表示手段に表示させる制御手段とを備えるものであり、赤外線リモコン付き携帯機器で電源のON/OFFが制御される電気製品に関して、簡単に使用時間や利用電力量、電気料金などを知ることができる。
上記した本発明の実施の形態についてさらに詳細に説明すべく、本発明の第1の実施例に係る赤外線リモコン機能付き携帯機器及び該携帯機器を利用した電気製品の使用電力量の測定方法について、図1乃至図6を参照して説明する。図1は、第1の実施例に係る赤外線リモコン機能付き携帯機器の構成を示すブロック図であり、図2は、該携帯機器を用いた電気製品の使用電力量の測定手順を示すフローチャート図、図3及び図4は、電源ON/OFF制御信号の送出と電源ON時間及び待機時間を計測する方法を説明する図である。また、図5及び図6は携帯機器の表示部に表示される画面構成例を示す図である。
まず、本実施例の赤外線リモコン機能付き携帯機器の構成について、携帯電話機を例にして図1を参照して説明する。制御部104は、キー操作部105からの入力に応じたリモコン制御データをメモリ106から呼び出して赤外線リモコン回路101に送出し、赤外線リモコン回路101は、制御データに応じた制御信号(電源ON/OFF制御信号)を赤外線信号として送出する。さらに制御部104では、計時部108を参照して、電気製品毎の電源ON/OFF制御信号の送出時刻をメモリ106に記憶させるとともに、記憶された電源ON/OFF制御信号の送出時刻をもとに、各電気製品の電源ON時間及び待機時間(電源OFF時間)を算出する。また、この時、制御している電気製品に対して電源ONの制御をしているか電源OFF(待機状態)の制御をしているかの状態を表示部102に表示させる。さらに、電源ON時間及び待機時間の累積結果やキー操作部105から入力された定格電力や待機電力、単位電力量あたりの電気料金などの各種情報やそれらの情報から計算された使用電力量や電気使用料金をメモリ106に記憶させ、算出された電気使用料金等の情報を表示部102に表示させる。また、外部電池107は、携帯機器100に電源を供給するものであり、無線部103は、携帯電話機の音声情報やメールなどの非音声情報を無線信号に変換し基地局との通信を行う。
次に、図2のフローチャート図及び図3のタイミングチャート図を参照して、本実施例の携帯機器100の動作について説明する。なお、一般に電気製品のリモコンでは電源をONさせる信号とOFFさせる信号とは共通になっているため、リモコンモードに設定して最初の電源ON/OFF制御信号が送出された時刻を電源ON時刻とし、次に電源ON/OFF制御信号が送出された時刻を電源OFF時刻と判定し、それ以降に電源ON/OFF制御信号が送出された場合は、順次電源ON、電源OFFに判定していくものとする。
まず、ステップS201で、携帯機器100で制御する電気製品の電源がOFFになっていることを確認し、携帯機器100をリモコンモードに設定する。なお、ここでは初期状態を電源OFFの状態としているため、電気製品の電源がOFFになっていることを確認しているが、初期状態を電源ONの状態としてもよい。
次に、ステップS202で、使用者が携帯機器100のキー操作部105を操作して電源ON/OFF制御に割り当てられたキーを押すと、制御部104は、メモリ106からリモコン制御データを呼び出して赤外線リモコン回路101に送出し、赤外線リモコン回路101は、制御データに応じた電源ON/OFF制御信号(図4の電源ON/OFF制御信号1)を赤外線信号として送出する。また、ステップS203で、制御部104は、計時部108から現在の時刻を取得し、電源ON/OFF制御信号を送出した時刻を電源ON時刻としてメモリ106に記憶させる。
この時、表示部102に現在制御中の電気製品が電源ON状態なのか電源OFF状態(待機状態)なのか、携帯機器100側で判定している状態を表示するようにしてもよい。図5は携帯機器100の表示部102に表示される画面の一例であり、図の下側に各々のキーのリモコン機能を表示しており、右上に制御中の電気製品の電源状態(図では電源ONの状態)を表示している。もし、実際の電気製品の状態と表示部102に表示されている状態とが異なっている場合には、使用者がキー操作部105から正しい状態に修正することが出来るように修正ボタンを設けることもできる。これにより電源ON時間と電源OFF時間の集計精度を向上させることが出来る。
次に、所定の時間経過後、電気製品の電源をOFFにする場合、ステップS204で、使用者がキー操作部105の所定のキーを押すと、制御部104は、メモリ106からリモコン制御データを呼び出して赤外線リモコン回路101に送出し、赤外線リモコン回路101は、制御データに応じた電源ON/OFF制御信号(図4の電源ON/OFF制御信号2)を赤外線信号として送出する。また、ステップS205で、制御部104は、計時部108から現在の時刻を取得し、電源ON/OFF制御信号を送出した時刻を電源OFF時刻としてメモリ106に記憶させる。
次に、ステップS206で、制御部104は、ステップS203で記憶した電源ON時刻とステップS205で記憶した電源OFF時刻とをメモリ106から呼び出し、電源OFF時刻から電源ON時刻を減算して、電源ON時間(図4の電源ON時間1)を算出する。
次に、所定の時間経過後、電気製品の電源をONにする場合、ステップS207で、使用者がキー操作部105の所定のキーを押すと、制御部104は、メモリ106からリモコン制御データを呼び出して赤外線リモコン回路101に送出し、赤外線リモコン回路101は、制御データに応じた電源ON/OFF制御信号(図4の電源ON/OFF制御信号3)を赤外線信号として送出する。また、ステップS208で、制御部104は、計時部108から現在の時刻を取得し、電源ON/OFF制御信号を送出した時刻を電源ON時刻としてメモリ106に記憶させる。
次に、ステップS209で、制御部104は、ステップS205で記憶した電源OFF時刻とステップS208で記憶した電源ON時刻とをメモリ106から呼び出し、電源ON時刻から電源OFF時刻を減算して電源OFF時間(図4の待機時間1)を算出する。
以下同様に、所定の時間経過後、電気製品の電源をOFFにする場合は、ステップS204以降の処理を行う。そして、上記の手順で判定した電源ON時間および電源OFF時間(待機時間)は予め設定された期間(たとえば1ヶ月)に渡って積算され、メモリ106に記憶される。
また、制御部104では、ステップS210で、予め定められた時間毎、又は使用者に指示されて時に、電源ON時間と定格電力の積と、待機時間と待機電力の積を合計することによって消費電力量を求めてメモリ106に記憶させると共に、必要に応じてステップS211で表示部102に電源ON時間や電源OFF時間、消費電力量などを表示する。この時、単位電力量あたりの電気料金を予め入力しておくことによって、その電気製品の一定期間内における概略の使用電気料金を求めることができ、図6に示すような画面を表示部102に表示することが可能となる。なお、定格電力や待機電力、単位電力量あたりの電気料金は、予め各電気製品の製品カタログやメーカーのホ−ムページなどから確認して、キー操作部105を用いて入力し、メモリ106に記憶させておけばよい。
上記フローでは、携帯機器100から送信された赤外線信号が正しく電気製品側に認識されるものとして説明したが、赤外線信号が正しく電気製品側に認識されなかった場合などには図4に示すように、再度電源ON/OFF制御信号を送出する場合があるため、制御部104では、最初の電源ON/OFF制御信号から次の電源ON/OFF制御信号の送出までの時間Tが予め定められた時間T1(たとえば3秒など)以下であった場合には、最後に入力された電源ON/OFF制御信号を電源ON、電源OFF状態変化の判定として有効とするように制御することもできる。このような制御を行うことによって、さらに電源ON時間、待機時間の測定精度を向上させることができる。
また、上記手順は、電気製品が本実施例の携帯機器100のみによって制御される場合であるが、例えば、電気製品が他の携帯機器や赤外線リモコンによって電源がON/OFFされたり、電気製品に備えるタイマーなどによって電源がON/OFFされた場合には、本実施例の携帯機器100では電気製品の電源ON/OFF状態を間違って認識してしまう場合も考えられる。そのような場合には、携帯機器100のキー操作部105に修正ボタンを設けておき、電源ON/OFF状態を修正できるようにすることもできる。例えば、ステップS205で電源OFF時刻を記憶した後、電気製品のタイマーによって電源がONになった場合、修正ボタンを押すと、制御部104はステップS208で現在の時刻を電源ON時刻としてメモリ106に記憶して以降の処理を実行するように制御することもできる。
以上により、携帯機器100の赤外線リモコン機能を使用して電気製品の電源ON/OFFやその他の制御を行うことによって、容易にその電気製品の概略の電源ON/OFF時間や消費電力量、電気料金などを知ることが出来る。また、複数の電気製品を制御可能な場合には、それらの電気製品ごとに電源ON時間や待機時間の集計を行い、定格電力や待機電力を設定することによって、概略の消費電力量や使用電気料金を知ることが可能となる。
なお、上記説明では、赤外線リモコンの電源ON信号と電源OFF信号とを同じ信号としたが、これらが異なる信号の場合も同様に適用することができる。また、上記フローでは、電源ON時刻又は電源OFF時刻の記憶後に個別に電源ON時間又は電源OFF時間を算出したが、電源ON時間又は電源OFF時間の算出をその都度行わずに、使用電力量や電気料金の算出時に行うようにしてもよい。また、上記フローでは、使用電力量を正確に算出するために電源OFF状態の消費電力量も算出したが、待機電力が小さい場合には電源OFF状態の消費電力量の算出を省略してもよい。
次に、本発明の第2の実施例に係る赤外線リモコン機能付き携帯機器及び該携帯機器を利用した電気製品の使用電力量測定方法について、図7を参照して説明する。図7は、本発明の赤外線リモコン機能付き携帯機器100を用いたシステムの構成を模式的に示す図である。
図7に示すように、本実施例のシステムは、前記した第1の実施例に示した携帯機器100と、携帯機器100から送信される情報を受信する基地局109と、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ機器111と、基地局109とコンピュータ機器111とを繋ぐインターネットなどの通信ネットワーク110とで構成される。
電源ON時間の積算や消費電力量の計算等の処理については携帯機器100内で処理することも可能であるが、携帯機器100の大きさやコストを考慮して、本実施例に記載された処理の一部を外部のコンピュータ機器111で実行することもできる。携帯機器100が携帯電話機である場合には、電気製品を識別する情報と電源ON/OFF制御信号が送出された時刻、電源ON状態か電源OFF状態(待機状態)かを示す情報などの消費電力量や電気料金を算出するために必要な情報が携帯機器100の無線部103から基地局109を介して、通信ネットワーク110に接続されたコンピュータ機器111に送信される。コンピュータ機器111では、携帯機器100から送信された情報と予め記憶された電気製品ごとの定格電力および待機電力、単位電力あたりの電気料金などの情報をもとに、一定期間内の概算の使用電力量と電気料金を算出して表示手段に表示する。
このようなシステムを用いることにより、携帯機器100の処理量や情報記憶量を減らすことができるため、携帯機器100の負荷を軽減することができる。また、算出した使用電力量や電気料金などに加えて、コンピュータ機器111にネットワーク接続されている他の電気製品の情報などを加味して合計の使用電力量や電気料金などを算出したり、これらの情報を整理して表示することができるため、本発明の赤外線リモコン機能付き携帯機器及び該携帯機器を利用した電気製品の使用電力量測定方法を更に有効に活用することができる。
なお、上記各実施例では、本発明の携帯機器100を携帯電話機として説明したが、携帯機器1の種類は限定されず、PDAなどの携帯端末機器などとすることもできる。また、上記実施例では、電気製品を制御する信号を赤外線信号として送信する場合について示したが、電気製品に無線通信機能を備える場合は、無線を用いて通信を行ってもよいし、電気製品側から電源ON/OFFの状態を示す信号を送信し、携帯機器100で受信するようにしてもよい。
本発明の第1の実施例に係る携帯機器の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯機器を利用した使用電力量の測定手順を示すフローチャート図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯機器を利用した電源ON/OFF制御信号の送出と電源ON時間及び待機時間を計測する方法を説明する図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯機器を利用した電源ON/OFF制御信号の送出と電源ON時間及び待機時間を計測する他の方法を説明する図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯機器の表示部の画面構成例を示す図である。 本発明の第1の実施例に係る携帯機器の表示部の他の画面構成例を示す図である。 本発明の第2の実施例に係る携帯機器を含むシステムの構成を模式的に示す図である。
符号の説明
100 携帯機器
101 赤外線リモコン回路
102 表示部
103 無線部
104 制御部
105 キー操作部
106 メモリ
107 外部電池
108 計時部
109 基地局
110 通信ネットワーク
111 コンピュータ機器

Claims (12)

  1. 赤外線リモートコントロール機能を備えた携帯機器において、
    該携帯機器で制御可能な1又は複数の電気製品に対して、
    前記電気製品毎に、該電気製品の電源をON/OFF制御するための電源制御信号を送出した時刻を記憶手段に記憶させ、前記時刻に基づいて、該電気製品の電源ON状態の時間及び電源OFF状態の時間を算出し、算出した前記電源ON状態の時間及び前記電源OFF状態の時間と、予め前記記憶手段に記憶された前記電気製品の定格電力及び待機電力とに基づいて、前記電気製品の消費電力を算出する制御手段を有することを特徴とする携帯機器。
  2. 赤外線リモートコントロール機能を備えた携帯機器において、
    該携帯機器で制御可能な1又は複数の電気製品に対して、
    前記電気製品毎に、該電気製品の電源をON/OFF制御するための電源制御信号を送出した時刻を記憶手段に記憶させ、前記時刻に基づいて、該電気製品の電源ON状態の時間及び電源OFF状態の時間を算出し、算出した前記電源ON状態の時間及び前記電源OFF状態の時間と、予め前記記憶手段に記憶された前記電気製品の消費電力及び待機電力とに基づいて、前記電気製品の消費電力を算出し、算出した前記消費電力と予め前記記憶手段に記憶された単位消費電力あたりの電気料金とに基づいて、前記電気製品に対する電気料金を算出する制御手段を有することを特徴とする携帯機器。
  3. 制御手段では、前記電源制御信号を送出した後、予め定められた時間が経過する前に次の電源制御信号が送出された場合に、後の前記電源制御信号を送出した時刻のみを前記記憶手段に記憶させる制御を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯機器。
  4. 制御手段では、予め定められたキーが操作された場合に、前記携帯機器で認識している前記電気製品の電源状態を、電源ON状態から電源OFF状態、又は、電源OFF状態から電源ON状態に変更する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載の携帯機器。
  5. 前記制御手段は、前記携帯機器で認識している前記電気製品の電源状態、前記電源ON状態の時間、前記電源OFF状態の時間、前記消費電力、前記電気料金の少なくとも1つを表示手段に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載の携帯機器。
  6. 前記制御手段は、前記電源制御信号を送出した時刻、前記電源ON状態の時間、前記電源OFF状態の時間、前記消費電力、前記電気料金の少なくとも1つを、通信手段を用いて、通信ネットワークを介して接続されているコンピュータ機器に送信する制御を行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載の携帯機器。
  7. 赤外線リモートコントロール機能を備えた携帯機器を用いた電気製品の消費電力測定方法であって、
    該携帯機器で制御可能な1又は複数の電気製品に対して、
    前記電気製品毎に、該電気製品の電源をON/OFF制御するための電源制御信号を送出した時刻を記憶手段に記憶させる第1のステップと、
    前記時刻に基づいて、該電気製品の電源ON状態の時間及び電源OFF状態の時間を算出する第2のステップと、
    算出した前記電源ON状態の時間及び前記電源OFF状態の時間と、予め前記記憶手段に記憶された前記電気製品の定格電力及び待機電力とに基づいて、前記電気製品の消費電力を算出する第3のステップと、を少なくとも有することを特徴とする携帯機器を用いた電気製品の消費電力測定方法。
  8. 赤外線リモートコントロール機能を備えた携帯機器を用いた電気製品の消費電力測定方法であって、
    該携帯機器で制御可能な1又は複数の電気製品に対して、
    前記電気製品毎に、該電気製品の電源をON/OFF制御するための電源制御信号を送出した時刻を記憶手段に記憶させる第1のステップと、
    前記時刻に基づいて、該電気製品の電源ON状態の時間及び電源OFF状態の時間を算出する第2のステップと、
    算出した前記電源ON状態の時間及び前記電源OFF状態の時間と、予め前記記憶手段に記憶された前記電気製品の定格電力及び待機電力とに基づいて、前記電気製品の消費電力を算出する第3のステップと、
    算出した前記消費電力と予め前記記憶手段に記憶された単位消費電力あたりの電気料金とに基づいて、前記電気製品に対する電気料金を算出する第4のステップと、を少なくとも有することを特徴とする携帯機器を用いた電気製品の消費電力測定方法。
  9. 前記第1のステップでは、前記電源制御信号を送出した後、予め定められた時間が経過する前に次の電源制御信号が送出された場合には、後の前記電源制御信号を送出した時刻のみを記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項7又は8に記載の携帯機器を用いた電気製品の消費電力測定方法。
  10. 予め定められたキーが操作された場合に、前記携帯機器で認識している前記電気製品の電源状態を、電源ON状態から電源OFF状態、又は、電源OFF状態から電源ON状態に変更するステップを有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一に記載の携帯機器を用いた電気製品の消費電力測定方法。
  11. 前記携帯機器で認識している前記電気製品の電源状態、前記電源ON状態の時間、前記電源OFF状態の時間、前記消費電力、前記電気料金の少なくとも1つを表示手段に表示させるステップを有することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一に記載の携帯機器を用いた電気製品の消費電力測定方法。
  12. 前記電源制御信号を送出した時刻、前記電源ON状態の時間、前記電源OFF状態の時間、前記消費電力、前記電気料金の少なくとも1つを、通信手段を用いて、通信ネットワークを介して接続されているコンピュータ機器に送信するステップを有することを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一に記載の携帯機器を用いた電気製品の消費電力測定方法。
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