JP2005329775A - 洗車機 - Google Patents

洗車機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005329775A
JP2005329775A JP2004148355A JP2004148355A JP2005329775A JP 2005329775 A JP2005329775 A JP 2005329775A JP 2004148355 A JP2004148355 A JP 2004148355A JP 2004148355 A JP2004148355 A JP 2004148355A JP 2005329775 A JP2005329775 A JP 2005329775A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
rear surface
side brush
car wash
wash machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004148355A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadaji Tan
貞治 丹
Hiroyoshi Saito
博義 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yasui Corp
Original Assignee
Yasui Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yasui Corp filed Critical Yasui Corp
Priority to JP2004148355A priority Critical patent/JP2005329775A/ja
Publication of JP2005329775A publication Critical patent/JP2005329775A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

【課題】 洗車機において、サイドブラシを車両の後面に存在する装着品に干渉させず、しかも車両の後面における洗い残しを極力なくすこと。
【解決手段】 洗車機10において、サイドブラシ12により車両1の後面を洗浄するに際し、車両1の後面に装着品が無い場合には、サイドブラシ12を高速回転し、該サイドブラシ12を車両1の後面に圧接する作業位置に位置付けつつ、該サイドブラシ12を車両1の後面に沿って横移動させ、車両1の後面に装着品が有る場合には、サイドブラシ12を低速回転し、該サイドブラシ12を車両1の後面に圧接する作業位置に位置付けつつ、該サイドブラシ12を車両1の後面に沿って横移動させる制御手段20を有してなるもの。
【選択図】 図5

Description

本発明は洗車機に関する。
洗車機として、特許文献1に記載の如く、洗車対象車両に対し前後方向に相対移動するフレームと、フレームの左右方向に移動するキャリヤと、キャリヤに対し前後方向に揺動可能に連結されたサイドブラシ支持体と、サイドブラシ支持体に支持されて回転駆動されるサイドブラシとを有してなるものがある。
この従来の洗車機では、サイドブラシにより車両の後面を洗浄するに際し、サイドブラシを回転し、該サイドブラシを車両の後面に圧接させつつ、該サイドブラシを車両の後面に沿って横移動させる。
特開平6-312649
特許文献1の洗車機では、車両の後面を洗浄する際におけるサイドブラシの回転について考慮がない。この洗車機では、車両の後面に沿って横移動するサイドブラシが、車両によってその後面に存在する可能性のある突起物等の装着品に引っかかり、車体や装着品に損傷が生ずることを回避するため、全ての車両に対して一律に、サイドブラシの回転を低速にし、サイドブラシの遠心力に基づく洗浄力を弱くする必要があり、車両の後面に洗い残しを生ずるおそれがある。
本発明の課題は、洗車機において、サイドブラシを車両の後面に存在する装着品に干渉させず、しかも車両の後面における洗い残しを極力なくすことにある。
請求項1の発明は、洗車対象車両に対し前後方向に相対移動するフレームと、フレームの左右方向に移動するキャリヤと、キャリヤに対し前後方向に揺動可能に連結されたサイドブラシ支持体と、サイドブラシ支持体に支持されて回転駆動されるサイドブラシとを有してなる洗車機において、サイドブラシにより車両の後面を洗浄するに際し、車両の後面に装着品が無い場合には、サイドブラシを高速回転し、該サイドブラシを車両の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けつつ、該サイドブラシを車両の後面に沿って横移動させ、車両の後面に装着品が有る場合には、サイドブラシを低速回転し、該サイドブラシを車両の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けつつ、該サイドブラシを車両の後面に沿って横移動させる制御手段を有してなるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記制御手段が、サイドブラシを待機位置から車両の後面に強接触するまで移動させた後、該サイドブラシが車両の後面に強接触を緩和した一定の接触圧で圧接する洗浄作業位置にまで該サイドブラシを戻し移動させることにより、該サイドブラシを洗浄作業位置に位置付けるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において更に、前記制御手段が、洗車中に車両の後面に接触して揺動したサイドブラシの傾斜角状態により、車両の後面に対するサイドブラシの圧接程度を検出する検出手段を付帯して備えるようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において更に、前記制御手段が、洗車中に車両の後面の輪郭形状を検出する検出手段を付帯して備え、この検出手段の検出結果に基づいて車両の後面における装着品の有無を判定するようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれかの発明において更に、前記サイドブラシが左右一対からなり、前記制御手段が、左右のサイドブラシにより車両の後面を洗浄するに際し、それらのサイドブラシを洗車機の中心線上で相接触する閉じ状態から、車両の後面に沿って両側方に離隔するように開いて横移動させるようにしたものである。
(請求項1)
(a)車両の後面に装着品が無い場合、サイドブラシを高速回転状態で車両の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けつつ横移動させる。サイドブラシは高速回転による大きな遠心力により強い洗浄力を得ることができ、しかも車両の後面に圧接して横移動するものであるから、車両の後面における洗い残しを生じない。
他方、車両の後面に装着品がある場合には、サイドブラシを低速回転状態で車両の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けつつ横移動させる。サイドブラシは低速回転して遠心力を減じられるから、車両の後面に圧接しつつ横移動するものでありながら、車両の後面に存在する装着品に損傷を与える如くの干渉を生ずることがない。
(請求項2)
(b)制御手段は、サイドブラシを待機位置から車両の後面に強接触するまで移動させた後、該サイドブラシが車両の後面に強接触を緩和した一定の接触圧で圧接する洗浄作業位置にまで該サイドブラシを戻し移動させることにより、サイドブラシを安定的に上述(a)の洗浄作業位置に位置付けることができる。
(請求項3)
(c)検出手段が、洗車中に車両の後面に接触して揺動したサイドブラシの傾斜角状態により、車両の後面に対するサイドブラシの圧接程度を検出するものであり、サイドブラシと車両の後面との圧接程度を簡易かつ確実に検出し、上述(a)、(b)によるサイドブラシの洗浄作業位置への位置付けの確実を図ることができる。
(請求項4)
(d)検出手段が、洗車中に車両の後面の輪郭形状を検出するものであり、車両の後面における上述(a)の装着品の有無を簡易に判定できる。
(請求項5)
(e)左右一対をなすサイドブラシが、車両の中心線上で相接触する閉じ状態から、車両の後面に沿って両側方に離隔するように開いて横移動するから、車両の後面の全面を洗い残すことなく洗浄できるし、開いた各サイドブラシは互いに離れて干渉し合うことなく円滑に回転して高い洗浄効果を発現する。
図1は洗車機を示し、(A)は側面図、(B)は正面図、図2は洗車機の制御系統を示すブロック図、図3はサイドブラシの駆動部を示す正面図、図4は図3の要部拡大断面図、図5は車両の後面洗浄行程の前半部分を示す模式平面図、図6は車両の後面洗浄行程の後半部分を示す模式平面図、図7は車両の後面洗浄行程の他の例を示す模式平面図である。
洗車機10は、図1、図2に示す如く、左右のレール上を往復走行することにて洗車対象車両1に対し前後方向に相対移動する門型の走行フレーム11を有し、走行フレーム11にサイドブラシ12、トップブラシ13、洗浄液ノズル14、乾燥ノズル15等を備える。
洗車制御装置20は、マイクロコンピュータを備え、操作盤16からの洗車メニュー等の転送データに応じて走行フレーム11の走行モータ11A、サイドブラシ12の回転モータ12Aと横移動装置12B、トップブラシ13の回転モータ13Aと昇降装置13B、洗浄液ノズル14、乾燥ノズル15等をそれぞれ所定のタイミングで制御し、洗車機10の走行フレーム11を車両1に対し相対移動しつつ、車両1を洗浄する。
洗車機10のサイドブラシ12による洗浄機構について説明する。
洗車機10は、図3、図4に示す如く、走行フレーム11の左右方向に延在されて該走行フレーム11に設けられる左右一対のガイドレール21を有し、このガイドレール21に支持されて左右方向に移動する左右一対のキャリヤ22を有する。キャリヤ22はガイドレール21の上下に転接するローラ23を介して、ガイドレール21に吊下げ支持される。ガイドレール21にはサイドブラシ12の横移動装置12Bを構成する左右のエアシリンダ24が設置され、エアシリンダ24のピストンロッド25をエアシリンダ24の片側から突出させ、ピストンロッド25の突出端に連結ロッド26を介してキャリヤ22を連結している。
洗車機10は、各キャリヤ22に前後揺動軸27Aを介してサイドブラシ第1支持体28を前後方向に揺動可能に連結するとともに、サイドブラシ第1支持体28に左右揺動軸27Bを介してサイドブラシ第2支持体29を左右方向に揺動可能に連結し、サイドブラシ第2支持体29に支持されて回転駆動されるサイドブラシ12を有する。サイドブラシ12の回転モータ12Aがサイドブラシ第2支持体29に支持される。
洗車機10は、車両1に対する走行フレーム11の前後方向移動とキャリヤ22の左右方向移動(横移動)により、車両1の前後面及び側面にサイドブラシ12を接触させて洗車する。このとき、洗車機10は、回転モータ12Aによりサイドブラシ12を回転させる状態で、このサイドブラシ12を車両1の前後面と側面に一定の接触圧で接触させて車両1の周囲を移動させるように、走行フレーム11の前後方向移動とキャリヤ22の横移動を制御する。このため、洗車機10は、サイドブラシ12の前後方向傾斜角状態検出装置31と、左右方向傾斜角状態検出装置32を有する。
前後方向傾斜角状態検出装置31は、キャリヤ22の側に取付けられ、サイドブラシ第1支持体28の側に設けられた検出板31A、31Bとの相対位置から、サイドブラシ12が車両1の前面又は後面との接触により中立位置から前後方向に揺動した傾斜角状態にあるか否か、ひいては車両1の前面又は後面に対するサイドブラシ12の圧接程度を検出できる。
左右方向傾斜角状態検出装置32は、サイドブラシ第1支持体28の側に取付けられ、サイドブラシ第2支持体29の側に設けられた検出板32Aとの相対位置から、サイドブラシ12が車両1の側面との接触により中立位置から左右方向に揺動した傾斜角状態にあるか否か、ひいては車両1の側面に対するサイドブラシ12の圧接程度を検出できる。
以下、車両1の後面洗浄行程について説明する。(図5、図6)
(1)洗車制御装置20は、洗車機10の概ね中心線上に導入されて停車した車両1の後面における装着品の有無を判定する。
洗車制御装置20は、走行フレーム11が車両1の前面〜側面の周囲を通過して後面の周囲に到達したとき、洗車機10が備える車形検出装置17と、走行フレーム11の走行位置検出装置18の検出結果を得て、車両1の後面の輪郭形状を検出し、この検出結果に基づいて車両1の後面における装着品の有無を判定する。装着品としては、大型装着品であるリアミラー、小型装着品であるスポイラー等の突起物がある。
車形検出装置17は、走行フレーム11に設けられ、例えば車両1を挟む両側にて相対する投光センサ17Aと受光センサ17Bからなり、投光センサ17Aと受光センサ17Bが上下方向に沿うセンサラインに沿って多数の検出光軸(N,N・・・N)を共有するものにて構成される(図1)。
走行位置検出装置18は、走行フレーム11のレール上での現在位置を検出するものであり、例えば走行フレーム11の走行モータ11Aに付帯させたロータリーエンコーダにて構成される。
洗車制御装置20は、車形検出装置17と走行位置検出装置18の検出結果を得て、走行フレーム11の走行位置毎、換言すれば車両1の前後方向位置毎における車両1の存在高さ範囲を演算し、この演算結果より車両1の輪郭形状を検出する。
(2)洗車制御装置20は、左右のサイドブラシ12のキャリヤ22を横移動装置12Bにより、それらサイドブラシ12が車両1の後面に臨んで洗車機10の中心線上で相接触するように閉じ、かつそれらサイドブラシ12を回転モータ12Aにより図示の回転方向に回転する(図5(A))。このとき、上述(1)の検出結果より、車両1の後面に装着品がなければサイドブラシ12を高速回転し、装着品があればサイドブラシ12を低速回転する。サイドブラシ12のこの回転速度は、後述(9)まで維持される。
(3)洗車制御装置20は、走行フレーム11の走行モータ11Aによりそれらサイドブラシ12を車両1の後面に向けて移動する(図5(A))。洗車制御装置20は、移動中のサイドブラシ12が車両1の後面に強接触して揺動し、前後方向傾斜角状態検出装置31がオンするまでサイドブラシ12を移動させる。
(4)洗車制御装置20は、上述(3)の前後方向傾斜角状態検出装置31のオン後、走行フレーム11の走行モータ11Aによりそれらサイドブラシ12を一定距離(例えば走行モータ11Aのロータリーエンコーダの1パルス分)だけ戻し移動させる(図5(B))。これにより、サイドブラシ12は車両1の後面に上述(3)の強接触を緩和した一定の強すぎることのない適度な接触圧で圧接する洗浄作業位置に位置付けられる。
(5)洗車制御装置20は、上述(4)の左右のサイドブラシ12のキャリヤ22を横移動装置12Bにより横移動し、それらサイドブラシ12を洗車機10の中心線上で相接触している閉じ状態から、車両1の後面に沿って両側方に離隔するように開いて横移動する(図5(C))。これにより、サイドブラシ12は、前述(1)の高速回転又は低速回転で回転し、車両1の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けられつつ、車両1の後面に沿って横移動し、車両1の後面を洗浄するものになる。
(6)洗車制御装置20は、上述(5)の左右のサイドブラシ12がそれぞれ車両1の後面の外側端に到達、又は外側端を通過した、開き限まで開いた後、それらサイドブラシ12のキャリヤ22を横移動装置12Bにより横移動し、それらサイドブラシ12を車両1の後面に沿って洗車機10の中心線に対して偏心する一側、本実施例では左側寄りにて再び相接触する位置に閉じる(図5(D))。この間においても、サイドブラシ12は、前述(1)の高速回転又は低速回転で回転し、車両1の側面に圧接する洗浄作業位置に位置付けられつつ、車両1の後面において横移動し、車両1の後面を洗浄するものになる。
(7)洗車制御装置20は、上述(6)の左右のサイドブラシ12を閉じたまま、それらサイドブラシ12のキャリヤ22を横移動装置12Bにより横移動し、それらサイドブラシ12を車両1の後面に沿って洗車機10の他側端、本実施例では右側端まで横移動する(図6(A))。この間においても、サイドブラシ12は、前述(1)の高速回転又は低速回転で回転し、車両1の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けられつつ、車両1の後面に沿って横移動し、車両1の後面を洗浄するものになる。
(8)洗車制御装置20は、上述(7)の左右のサイドブラシ12を閉じたまま、それらサイドブラシ12のキャリヤ22を横移動装置12Bにより横移動し、それらサイドブラシ12を車両1の後面に沿って洗車機10の中心線上にまで横移動する(図6(B))。この間においても、サイドブラシ12は、前述(1)の高速回転又は低速回転で回転し、車両1の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けられつつ、車両1の後面に沿って横移動し、車両1の後面を洗浄するものになる。
(9)洗車制御装置20は、上述(8)の左右のサイドブラシ12のキャリヤ22を横移動装置12Bにより横移動し、それらサイドブラシ12を洗車機10の中心線上で相接触している閉じ状態から、車両1の後面に沿って両側方に離隔するように開いて横移動する(図6(C))。この間においても、サイドブラシ12は、前述(1)の高速回転又は低速回転で回転し、車両1の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けられつつ、車両1の後面に沿って横移動し、車両1の後面洗浄行程を終了する。
車両1の後面洗浄行程は、上述(1)〜(9)によらず、上述(1)〜(6)で終了しても良い。
尚、洗車制御装置20は、リアミラー等の特定の装着品を備えた車両1の後面については、洗浄しないものと定めることができる。
また、洗車制御装置20は、スポイラー等の特定の装着品を備えた車両1の後面については、サイドブラシ12を車両1の後面に対して横移動させず、下記(1)、(2)の如くに、単に押し付け洗浄するものと定めることができる。
(1)洗車制御装置20は、左右のサイドブラシ12を車両1の後面に臨んで洗車機10の中心線上で相接触するように閉じ、かつそれらサイドブラシ12を図示の回転方向に低速回転する。更に、それらサイドブラシ12を車両1の後面に向けて、前後方向傾斜角状態検出装置31がオンするまで移動し、車両1の後面に強接触させ、結果として車両1の後面を押し付け洗浄する(図7(A))。
(2)洗車制御装置20は、上述(1)の前後方向傾斜角状態検出装置31のオン後、走行フレーム11の走行モータ11Aによりそれらサイドブラシ12を一定距離(例えば走行モータ11Aのロータリーエンコーダの4パルス分)だけ戻し移動させ、その後、それらサイドブラシ12を車両1の後面に沿う開き限まで開く(図7(B))。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)車両1の後面に装着品が無い場合、サイドブラシ12を高速回転状態で車両1の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けつつ横移動させる。サイドブラシ12は高速回転による大きな遠心力により強い洗浄力を得ることができ、しかも車両1の後面に圧接して横移動するものであるから、車両1の後面における洗い残しを生じない。
他方、車両1の後面に装着品がある場合には、サイドブラシ12を低速回転状態で車両1の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けつつ横移動させる。サイドブラシ12は低速回転して遠心力を減じられるから、車両1の後面に圧接しつつ横移動するものでありながら、車両1の後面に存在する装着品に損傷を与える如くの干渉を生ずることがない。
(b)洗車制御装置20は、サイドブラシ12を待機位置から車両1の後面に強接触するまで移動させた後、該サイドブラシ12が車両1の後面に強接触を緩和した一定の接触圧で圧接する洗浄作業位置にまで該サイドブラシ12を戻し移動させることにより、サイドブラシ12を安定的に上述(a)の洗浄作業位置に位置付けることができる。
(c)前後方向傾斜角状態検出装置31が、洗車中に車両1の後面に接触して揺動したサイドブラシ12の傾斜角状態により、車両1の後面に対するサイドブラシ12の圧接程度を検出するものであり、サイドブラシ12と車両1の後面との圧接程度を簡易かつ確実に検出し、上述(a)、(b)によるサイドブラシ12の洗浄作業位置への位置付けの確実を図ることができる。
(d)車形検出装置17及び走行位置検出装置18が、洗車中に車両1の後面の輪郭形状を検出するものであり、車両1の後面における上述(a)の装着品の有無を簡易に判定できる。
(e)左右一対をなすサイドブラシ12が、車両1の中心線上で相接触する閉じ状態から、車両1の後面に沿って両側方に離隔するように開いて横移動するから、車両1の後面の全面を洗い残すことなく洗浄できるし、開いた各サイドブラシ12は互いに離れて干渉し合うことなく円滑に回転して高い洗浄効果を発現する。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。
図1は洗車機を示し、(A)は側面図、(B)は正面図である。 図2は洗車機の制御系統を示すブロック図である。 図3はサイドブラシの駆動部を示す正面図である。 図4は図3の要部拡大断面図である。 図5は車両の後面洗浄行程の前半部分を示す模式平面図である。 図6は車両の後面洗浄行程の後半部分を示す模式平面図である。 図7は車両の後面洗浄行程の他の例を示す模式平面図である。
符号の説明
1 車両
10 洗車機
11 走行フレーム
12 サイドブラシ
17 車形検出装置
18 走行位置検出装置(検出手段)
20 洗車制御装置(制御手段)
22 キャリヤ
28、29 サイドブラシ支持体
31 前後方向傾斜角状態検出装置(検出手段)

Claims (5)

  1. 洗車対象車両に対し前後方向に相対移動するフレームと、フレームの左右方向に移動するキャリヤと、キャリヤに対し前後方向に揺動可能に連結されたサイドブラシ支持体と、サイドブラシ支持体に支持されて回転駆動されるサイドブラシとを有してなる洗車機において、
    サイドブラシにより車両の後面を洗浄するに際し、車両の後面に装着品が無い場合には、サイドブラシを高速回転し、該サイドブラシを車両の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けつつ、該サイドブラシを車両の後面に沿って横移動させ、車両の後面に装着品が有る場合には、サイドブラシを低速回転し、該サイドブラシを車両の後面に圧接する洗浄作業位置に位置付けつつ、該サイドブラシを車両の後面に沿って横移動させる制御手段を有してなることを特徴とする洗車機。
  2. 前記制御手段が、サイドブラシを待機位置から車両の後面に強接触するまで移動させた後、該サイドブラシが車両の後面に強接触を緩和した一定の接触圧で圧接する洗浄作業位置にまで該サイドブラシを戻し移動させることにより、該サイドブラシを洗浄作業位置に位置付ける請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記制御手段が、洗車中に車両の後面に接触して揺動したサイドブラシの傾斜角状態により、車両の後面に対するサイドブラシの圧接程度を検出する検出手段を付帯して備える請求項2に記載の洗車機。
  4. 前記制御手段が、洗車中に車両の後面の輪郭形状を検出する検出手段を付帯して備え、この検出手段の検出結果に基づいて車両の後面における装着品の有無を判定する請求項1〜3のいずれかに記載の洗車機。
  5. 前記サイドブラシが左右一対からなり、前記制御手段が、左右のサイドブラシにより車両の後面を洗浄するに際し、それらのサイドブラシを洗車機の中心線上で相接触する閉じ状態から、車両の後面に沿って両側方に離隔するように開いて横移動させる請求項1〜4のいずれかに記載の洗車機。
JP2004148355A 2004-05-18 2004-05-18 洗車機 Pending JP2005329775A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004148355A JP2005329775A (ja) 2004-05-18 2004-05-18 洗車機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004148355A JP2005329775A (ja) 2004-05-18 2004-05-18 洗車機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005329775A true JP2005329775A (ja) 2005-12-02

Family

ID=35484727

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004148355A Pending JP2005329775A (ja) 2004-05-18 2004-05-18 洗車機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005329775A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105476A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Daifuku Co Ltd 洗車機の洗浄方法
JP2010042758A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Mk Seiko Co Ltd 洗車機
JP2012250599A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Mk Seiko Co Ltd 洗車機における洗車方法
JP2015205554A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 株式会社ダイフク 洗車機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0811683A (ja) * 1994-06-28 1996-01-16 Takeuchi Iron Works Corp 車両の清浄装置
JP2000006774A (ja) * 1998-06-25 2000-01-11 Mk Seiko Co Ltd 洗車機
JP2003312452A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Daifuku Co Ltd 洗車機

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0811683A (ja) * 1994-06-28 1996-01-16 Takeuchi Iron Works Corp 車両の清浄装置
JP2000006774A (ja) * 1998-06-25 2000-01-11 Mk Seiko Co Ltd 洗車機
JP2003312452A (ja) * 2002-04-18 2003-11-06 Daifuku Co Ltd 洗車機

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105476A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Daifuku Co Ltd 洗車機の洗浄方法
JP2010042758A (ja) * 2008-08-12 2010-02-25 Mk Seiko Co Ltd 洗車機
JP2012250599A (ja) * 2011-06-02 2012-12-20 Mk Seiko Co Ltd 洗車機における洗車方法
JP2015205554A (ja) * 2014-04-18 2015-11-19 株式会社ダイフク 洗車機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005329775A (ja) 洗車機
JP2008105476A (ja) 洗車機の洗浄方法
JP5148407B2 (ja) 洗車機
JP4782388B2 (ja) 洗車機
JP2008094250A (ja) 洗車機
JP5190355B2 (ja) 洗車機
JP4244951B2 (ja) 洗車機
JP4569393B2 (ja) 洗車方法
JP4877148B2 (ja) 洗車機の制御方法
JPH01306350A (ja) 洗車機の側面乾燥ノズル装置
JP2007153140A (ja) 洗車機の洗車方法
JP5756680B2 (ja) 洗車機における洗車方法
JP3382584B2 (ja) 洗車機
JP2003011794A (ja) 洗車機
JP2004175286A (ja) 洗車機
JP2012148733A (ja) 洗車機および洗車方法
JP2597905B2 (ja) 洗車機
KR101286276B1 (ko) 미세척구간 발생을 제거하는 세차장치
JP3738707B2 (ja) 洗車機
JPH0220461B2 (ja)
JP3668732B2 (ja) 洗車機
JPH03284452A (ja) 洗車装置
JPH0639249B2 (ja) 洗車機におけるサイドブラシ制御装置
JP2006015858A (ja) 洗車方法及び洗車機
JP2628149B2 (ja) 車両の表面処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070416

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100406