JP2005326466A - 光走査装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 共振駆動される光偏向器においては、走査角が正弦的に走査されるため、被走査面上で等速度に変換するのが難しい。
【解決手段】 光路偏向素子が、正の曲率の反射面と、正の曲率の反射面を有する光走査装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光走査装置に関するものである。より詳しくは、電子写真方式のレーザープリンターや複写機に好適な光走査装置に関するものである。
従来、ミラーが共振駆動される光偏向器が色々と提案されている。共振型光偏向器は、ポリゴンミラー等の回転多面鏡を使用した光走査光学系に比べて、光偏向器を大幅に小型化することが可能であること、消費電力が少ないこと、面倒れが理論的に存在しないこと、特に半導体プロセスによって製造されるSi単結晶からなる光偏向器は理論上金属疲労が無く耐久性にも優れていること等の特徴がある(特許文献1)。
一方、共振型偏向器においては、原理的にミラーの走査角が正弦的に変化するため、角速度が一定でないという問題点がある。この特性を補正するために、いくつかの手法が提案されている。
例えば、特許文献2ないし5においては、結像光学系(結像レンズ)としてarcsinレンズを用いることで、被走査面上で等速走査を実現している。
また、特許文献6においては、2枚の偏向反射面を互いに異なる振動周期の正弦振動で駆動することで、正弦波を合成し走査範囲内で略等角速度駆動を実現している。
また、特許文献7においては、基本周波数とその3倍の周波数の振動モードを有する共振型偏向器を用いることで、略三角波駆動を実現している。
特開昭57−8520号公報 特開平9−230276号公報 特開平9−230277号公報 特開平9−230278号公報 特開平9−230279号公報 特開2003−279879号公報 米国特許4,859,846号公報
共振駆動される光偏向器においては、走査角が正弦的に走査されるため、被走査面上で等速度に変換するのが難しいという問題点があった。
また、共振駆動される光偏向器においては、光が往路と復路で同じ速度で走査されるため、片方向走査を行なう際に帰線区間の時間が長いという問題点があった。
また、共振駆動される光偏向器においては、鏡を利用して偏向を行なうため、偏向角に制限があるという問題点があった。
上記問題点を解決するための本発明は、共振駆動される光偏向器を使用して、等角速度走査を実現し、帰線時間を短縮し、大きな偏向角を得るものである。
上記問題点を解決するための本発明は、
2つの軸回りに光を偏向可能な光偏向手段と、光路偏向素子を有する光走査装置において、前記光路偏向素子が、正の曲率の反射面と、負の曲率の反射面を有することを特徴とする光走査装置である。
また、前記正の曲率の反射面が略円錐面の外周面であり、前記負の曲率の反射面が略円錐面の内周面であることを特徴とする光走査装置である。
また、前記2つの軸回りに光を偏向可能な光偏向手段が、共振型光偏向器であることを特徴とする光走査装置である。
また、上記の光走査装置において、結像光学系を有することを特徴とする光走査装置である。
また、光源および上記の光走査装置を有することを特徴とする画像形成装置である。
また、光源および受光素子および上記の光走査装置を有することを特徴とするレーザレーダである。
本発明によれば、小型で安価で信頼性の高い共振型の光偏向器を電子写真装置やレーザレーダに適用することができる。それにより、小型で安価で信頼性の高いレーザービームプリンタや複写機やレーザレーダを提供することが可能になる。
以下、実施例を使用して本発明の作用と効果について説明を行なう。
図1は、実施例1を説明するための図である。図1(a)は、本発明の光走査装置を電子写真式の画像形成装置に適用した際の上面図、図1(b)は、側面図である。1001は2軸方向に偏向可能な2軸光偏向器、1002は、レーザダイオード等の光源、1011は円錐形状の内周面に反射処理が施された第1の光路偏向素子、1012は円錐形状の外周面に反射処理が施された第2の光路偏向素子、1021、1022は結像光学系であり、1030は画像形成装置の感光ドラムである。
光源1002から出射したレーザ光1090は、2軸光偏向器1001で偏向される。2軸光偏向器1001は、直交する2つの軸回りに、同じ周波数でかつ位相が90度ずれた共振駆動を行なっている。これによりレーザ光1090は、第1の光路偏向素子1011上の軌跡1091および第2の光路偏向素子1012上の軌跡1092に沿って円状に走査される。レーザ光1090は、第1の光路偏向素子1011で反射された時には結像光学系1021で感光ドラム1030上に集光され、第2の光路偏向素子1012で反射された時には結像光学系1022で感光ドラム1030上に集光される。
図2は、2軸光偏向器1001を詳細に説明するための図である。光学反射面1101は、支柱1102で支持バネ1103に連結されている。また、支持バネ1103には永久磁石1104が結合されている。永久磁石1104に対抗する位置には磁界発生ユニット1110が配置されており、支持バネ1103と磁界発生ユニット1110は筐体1120に固定されている。磁界発生ユニット1110は、2個の鉄心1111、1112および、4つのコイル1113〜1116(1116は図2においては不図示)からなっている。
図3は、支持バネ1103の上面図である。支持バネ1103は、板状の部材から作成されており、ねじり軸1151、1152の回りに等しいねじり剛性を持つように作成されている。
図4は、磁界発生ユニット1110を説明するための図である。2つのU字形状の鉄心1111、1112は直交するように組み合わされ、鉄心1111、1112のそれぞれには、コイル1113、1115および1114、1116が周回されている。
図5は、2軸光偏向器1001の動作を説明するための図である。2軸光偏向器1001はコイル1113〜1116に電流を流すことで光の偏向を行なう。図5(a)に示すように鉄心1112の図中右側がNに左側がSになるようにコイル1114と1116に電流を流すと永久磁石1104にトルクが図中で左回りに作用して光反射面1101が図中で左向きに傾く。また、図5(b)に示すように電流の向きを逆にすると、光反射面1101が右向きに傾く。まったく同様にしてコイル1113、1115に電流を流すことで、光反射面1101を直行する方向に傾けることができる。また、それぞれの軸回りの共振周波数付近で駆動を行なうことで消費電力を大幅に小さくすることができる。
また、本発明の光走査装置において使用可能な2軸光偏向器は、他の形式でもかまわないことは、言うまでもない。
さて、この光偏向器の光反射面1101を、直交する2軸の回りに90度位相を変えて正弦波駆動すると、光反射面1101で反射されたレーザ光1090は、円状に走査される。図6(a)において、θは2軸光偏向器1001から出射する光の角度を示している。−90度<θ<90度の範囲において、レーザ光1090は第1の光路偏向素子1011に入射し、軌跡1091に沿って移動する。そしてレーザ光1090は、第1の光路偏向素子1011で向きを変えられる。光路偏向素子1011は、正の曲率の反射面を有している。そして、レーザ光1090は、結像光学系1021で感光ドラム1030上に結像される。結像光学系1021にfθ特性をもたせておくと、感光ドラム1030上に結像されたスポット光は等速運動をすることになる。また、90度<θ<270度の範囲において、レーザ光1090は第2の光路偏向素子1012に入射し、軌跡1092に沿って移動する。そしてレーザ光1090は、第2の光路偏向素子1012で向きを変えられる。光路偏向素子1012は、負の曲率の反射面を有している。そして、レーザ光1090は、結像光学系1022で感光ドラム1030上に結像される。結像光学系1021と同様に結像光学系1022にfθ特性をもたせておくと、感光ドラム1030上に結像されたスポット光は等速運動をすることになる。
感光ドラム1030上のスポット位置をyで表したときのθとの関係を図7に図示する。図7に示すように、本発明の光走査装置においては、θが等速で変化すれば、yも等速で変化する。ゆえに、本発明によれば、共振型の光偏向器を使用して等速走査を行なうことができる。また、帰線時間を大幅に短くできるので、片道走査に好適である。
図8は、実施例2を説明するための図である。図8(a)は、本発明の光走査装置をレーザレーダに適用した際の上面図、図8(b)は、側面図である。2001は2軸方向に偏向可能な2軸光偏向器、2002はレーザダイオード等の光源、2003はハーフミラー、2004は受光素子、2011は円錐形状の内周面に反射処理が施された第1の光路偏向素子、2012は円錐形状の外周面に反射処理が施された第2の光路偏向素子である。2001は、実施例1の1001と同様のものである。
光源2002から出射したレーザ光2090は、2軸光偏向器2001で偏向される。2軸光偏向器2001は、直交する2つの軸回りに、同じ周波数でかつ位相が90度ずれた共振駆動を行なっている。これによりレーザ光2090は、第1の光路偏向素子2011上の軌跡2091および第2の光路偏向素子2012上の軌跡2092に沿って円状に走査される。レーザ光2090は、第1の光路偏向素子2011または第2の光路偏向素子2012で反射され外部に出射される。被検出物体2100に当たったレーザ光は、同じ光路を通って帰ってきた後、ハーフミラー2003で光路を曲げられ、受光素子2004で検出される。このときの往復の時間を測定することで、被検出物体2100までの距離を検出することができる。本実施例のレーザレーダの走査角度は2093で示される。本実施例においては、走査角度2093は180度であり、帰線時間は0である。
以上説明したように、本発明によれば、安価で信頼性の高い共振型光偏向器を使用して、走査角度の大きなレーザレーダを提供することができる。
図9は、実施例3の光走査装置を説明するための図である。3001〜3092は、実施例1における1001〜1092に対応している。本実施例と実施例1は、ほぼ同様の動作をするが、差異は、第1の光路偏向素子3011と第2の光路偏向素子3012が上面図で見たときに楕円形状をしており、2軸光偏向器3001が円走査ではなく、楕円走査を行なうことにある。このような構成にすることで、実施例1に比べてコンパクトな光走査装置とすることができる。また、楕円走査の短径方向は偏向角が少なくて済むため、2軸光偏向器3001は、実施例1と比べて消費電力を少なくすることができる。
実施例1の電子写真装置を説明する図である。 実施例1に使用する光偏向素子を説明する図である。 図2の光偏向器に使用する支持バネを説明する図である。 図2の光偏向器に使用する磁界発生ユニットを説明する図である。 図2の光偏向器の動作を説明する図である。 本発明の実施例1の動作を説明する図である。 実施例1のレーザスポットの動きを説明するグラフである。 実施例2のレーザレーダを説明する図である。 実施例3の光走査装置を説明するための図である。
符号の説明
1001、2001 2軸光偏向器
1002、2002 光源
1011、2011 第1の光路偏向素子
1012、2012 第2の光路偏向素子
1021、1022 結像光学系
1030 感光ドラム
1090、2090 レーザ光
1091、1092、2091 軌跡
1101 光学反射面
1102 支柱
1103 支持バネ
1104 永久磁石
1110 磁界発生ユニット
1120 筐体
1111、1112 鉄心
1113〜1116 コイル
1151、1152 ねじり軸
2003 ハーフミラー
2004 受光素子
2093 走査角度
2100 被検出物体

Claims (6)

  1. 2つの軸回りに光を偏向可能な光偏向手段と、光路偏向素子を有する光走査装置において、前記光路偏向素子が、正の曲率の反射面と、負の曲率の反射面を有することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記正の曲率の反射面が略円錐面の外周面であり、前記負の曲率の反射面が略円錐面の内周面であることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記2つの軸回りに光を偏向可能な光偏向手段が、共振型光偏向器であることを特徴とする請求項1乃至2に記載の光走査装置。
  4. 請求項1乃至3に記載の光走査装置において、結像光学系を有することを特徴とする光走査装置。
  5. 光源および請求項1乃至4の光走査装置を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 光源および受光素子および請求項1乃至4の光走査装置を有することを特徴とするレーザレーダ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010217648A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Seiko Epson Corp 光学デバイス、光スキャナー及び画像形成装置
CN115951491A (zh) * 2022-12-30 2023-04-11 苏州璇光半导体科技有限公司 一种用于激光雷达的电磁式驱动大直径mems微镜

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