JP2005289442A - 車輌積付け方法およびその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フォークリフトと人力のみを用いて、3台の車輌を海上コンテナ内に簡単に積付けることができるようにする。
【解決手段】3台の単位レール機構3aで構成されるレール機構3と、3台のラック機構4とで車輌積付け装置1を構成する。各ラック機構4上に、海上コンテナ2外で車輌5を搭載,固縛し、これをフォークリフトを用いて海上コンテナ2内に搬入する。第1番目および第2番目のラック機構4は、海上コンテナ2内でフォークリフトを用いて傾斜状態とする。そして、人力で所定位置まで移動させて、レール機構3に固定する。第3番目のラック機構4は、水平状態のままでレール機構3に固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、海上コンテナ内に乗用車等の完成車を積付けて輸送する際に用いられる車輌積付け方法およびその装置に係り、特にフォークリフトと人力のみで簡単に積付けることができる車輌積付け方法およびその装置に関する。
従来から、海上コンテナ内に乗用車等の完成車を積付けて輸送できるようにした車輌積付け装置は一般的に知られている。
実公平4−1118号
前記従来の車輌積付け装置においては、車輌を自走させてコンテナ内に積付ける方法が採られているため、車輌を積付ける際に、車輌積付け装置をセットする作業員とは別に、特別に訓練された専用のドライバを要すると云う問題があるとともに、特別に加工された専用のコンテナを要し、使い勝手が悪いと云う問題もある。
本発明は、かかる現況に鑑みなされたもので、コンテナに加工を施すことなく車輌を積付けることができるとともに、車輌積付け時に専用のドライバを手配する必要もなく、また装置構成を簡素化して軽量化およびコストダウンを図ることができる車輌積付け方法およびその装置を提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、既存の殆どすべての乗用車を、無理なく3台積付けることができるようにすることにある。
本発明の他の目的は、コンテナによってラッシングリングの位置が多少ずれていても、各単位レール機構を定位置に容易かつ安定に固定することができるようにすることにある。
本発明の他の目的は、各単位レール機構を、人力のみで簡単にコンテナ内を移動させることができるようにすることにある。
本発明の他の目的は、車輌が搭載されているラック機構を、人力のみで簡単にコンテナ内を移動させることができるようにすることにある。
本発明のさらに他の目的は、フォークリフトを用いてラック機構のラック本体を斜めに傾斜させる際に、フォークの先端がラック本体から外れてしまうおそれがなく、安全にラック本体を傾斜させることができるようにすることにある。
前記目的を達成するため本発明は、長手方向に連続して配置される複数の単位レール機構で構成され、コンテナの底面上に着脱可能に固定されるレール機構と;上面側に固縛された車輌が、斜めになった状態と水平状態との二姿勢を取る機能を有し、前記レール機構に案内されてコンテナ内を移動するとともに、予め設定された固定位置でレール機構に固定される3台のラック機構と;を設け、コンテナ外において、各ラック機構上に水平状態で車輌を固縛するとともに、第1番目のラック機構を、フォークリフトを用いコンテナドア側の端部のレール機構上に載置し、次いでフォークリフトで第1番目のラック機構のコンテナドア側の端部を持ち上げて車輌が斜めになった状態とするとともに、レール機構上を所定位置まで移動させて固定し、その後第2番目のラック機構を、前記第1番目のラック機構と同様の手順でレール機構上に固定し、最後に第3番目のラック機構を、車輌がほぼ水平状態となったままでレール機構上に固定するようにしたことを特徴とする。
本発明はまた、第1番目および第2番目の各ラック機構には、車輌をコンテナドア側に向けて固縛するとともに、第3番目のラック機構には、車輌をコンテナフロント側に向けて固縛するようにしたことを特徴とする請求項1記載の車輌積付け方法。
本発明はまた、各単位レール機構を、コンテナ底部の両側縁に予め設けられている複数のラッシングリングに、楔部材を介して固定するようにしたことを特徴とする。
本発明はまた、長手方向に連続して配置される複数の単位レール機構で構成され、コンテナの底面上に着脱可能に固定されるレール機構と:上面側に車輌が固縛された状態で前記レール機構に案内されてコンテナ内を移動し、予め設定された固定位置でレール機構に固定される3台のラック機構と;を設け、各ラック機構を、上面側に車輌が固縛されるとともに、レール機構側に係止されるコンテナへの搬入先端側を支点として、車輌がほぼ水平の状態から斜めになった状態まで揺動可能なラック本体と;ラック本体両側の長手方向中間部に揺動可能に連結され、ラック本体を斜めに傾斜させた際に下端部がレール機構に着脱可能に連結固定される一対のアームと;各アームの下端部に揺動可能に連結され、ラック本体を斜めに傾斜させた際に揺動先端部がラック本体の揺動先端部に着脱可能に連結固定される一対の孫アームと;で構成するようにしたことを特徴とする。
本発明はまた、3台のラック機構のうち、コンテナフロント側の端部に位置する第1番目のラック機構、およびコンテナ中間部に位置する第2番目のラック機構は、ラック本体を斜めに傾斜させた状態でレール機構に固定するとともに、コンテナドア側の端部に位置する第3番目のラック機構は、ラック本体を水平にしたままの状態でレール機構に固定するようにしたことを特徴とする。
本発明はまた、各単位レール機構における、コンテナへの搬入先端部または後端部のうちの少なくともいずれか一方に、単位レール機構の一端側を持ち上げて斜めに傾斜させた際に接地してコンテナ内を転動する移動用ローラを設けるようにしたことを特徴とする。
本発明はまた、ラック本体におけるコンテナへの搬入先端部および後端部に、ラック本体を水平状態とした際にレール機構上を転動するラック本体ローラをそれぞれ設けるとともに、各アームの、揺動下端部に、各アームを揺動させた際にレール機構上を転動するアームローラをそれぞれ設けるようにしたことを特徴とする。
本発明はさらに、ラック本体に、角筒状をなすフォークポケット部材を設け、フォークポケット部材の揺動先端側の下面端部には、フォークリフトのフォークを用いてラック本体を斜めに傾斜させた際にフォークの先端がフォークポケット部材の下側からフォークポケット部材内に嵌入される開口を設けるようにしたことを特徴とする。
本発明は、長手方向に連続して配置される複数の単位レール機構で構成され、コンテナの底面上に着脱可能に固定されるレール機構と;上面側に固縛された車輌が、斜めになった状態と水平状態との二姿勢を取る機能を有し、前記レール機構に案内されてコンテナ内を移動するとともに、予め設定された固定位置でレール機構に固定される3台のラック機構と;を設け、コンテナ外において、各ラック機構上に水平状態で車輌を固縛するとともに、第1番目のラック機構を、フォークリフトを用いコンテナドア側の端部のレール機構上に載置し、次いでフォークリフトで第1番目のラック機構のコンテナドア側の端部を持ち上げて車輌が斜めになった状態とするとともに、レール機構上を所定位置まで移動させて固定し、その後第2番目のラック機構を、前記第1番目のラック機構と同様の手順でレール機構上に固定し、最後に第3番目のラック機構を、車輌がほぼ水平状態となったままでレール機構上に固定するようにしているので、コンテナに加工を施すことなく車輌を積付けることができるとともに、車輌積付け時に専用のドライバを手配する必要もない。
本発明はまた、第1番目および第2番目の各ラック機構には、車輌をコンテナドア側に向けて固縛するとともに、第3番目のラック機構には、車輌をコンテナフロント側に向けて固縛するようにしているので、既存の殆どすべての乗用車を、無理なく3台積付けることができる。
本発明はまた、各単位レール機構を、コンテナ底部の両側縁に予め設けられている複数のラッシングリングに、楔部材を介して固定するようにしているので、コンテナによってラッシングリングの位置が多少ずれていても、各単位レール機構を定位置に容易かつ安定に固定することができる。
本発明はまた、長手方向に連続して配置される複数の単位レール機構で構成され、コンテナの底面上に着脱可能に固定されるレール機構と:上面側に車輌が固縛された状態で前記レール機構に案内されてコンテナ内を移動し、予め設定された固定位置でレール機構に固定される3台のラック機構と;を設け、各ラック機構を、上面側に車輌が固縛されるとともに、レール機構側に係止されるコンテナへの搬入先端側を支点として、車輌がほぼ水平の状態から斜めになった状態まで揺動可能なラック本体と;ラック本体両側の長手方向中間部に揺動可能に連結され、ラック本体を斜めに傾斜させた際に下端部がレール機構に着脱可能に連結固定される一対のアームと;各アームの下端部に揺動可能に連結され、ラック本体を斜めに傾斜させた際に揺動先端部がラック本体の揺動先端部に着脱可能に連結固定される一対の孫アームと;で構成するようにしているので、装置構成を簡素化して軽量化およびコストダウンを図ることができ、しかも簡単なラック機構でありながら、車輌を安定に支持することができる。
本発明はまた、3台のラック機構のうち、コンテナフロント側の端部に位置する第1番目のラック機構、およびコンテナ中間部に位置する第2番目のラック機構は、ラック本体を斜めに傾斜させた状態でレール機構に固定されるとともに、コンテナドア側の端部に位置する第3番目のラック機構は、ラック本体を水平にしたままの状態でレール機構に固定するようにしているので、コンテナ内の空間を有効に利用して、既存の殆どすべての乗用車を、無理なく3台積付けることができる。
本発明はまた、各単位レール機構におけるコンテナへの搬入先端部または後端部のうちの少なくともいずれか一方に、単位レール機構の一端側を持ち上げて斜めに傾斜させた際に接地してコンテナ内を転動する移動用ローラを設けるようにしているので、各単位レール機構を、人力のみで簡単にコンテナ内を移動させることができる。
本発明はまた、ラック本体におけるコンテナへの搬入先端部および後端部に、ラック本体を水平状態とした際にレール機構上を転動するラック本体ローラをそれぞれ設けるとともに、各アームの揺動下端部に、各アームを揺動させた際にレール機構上を転動するアームローラをそれぞれ設けるようにしているので、レール機構上を、人力のみで簡単にコンテナ内を移動させることができる。
本発明はさらに、ラック本体に、角筒状をなすフォークポケット部材を設け、フォークポケット部材の揺動先端側の下面端部には、フォークリフトのフォークを用いてラック本体を斜めに傾斜させた際にフォークの先端がフォークポケット部材の下側からフォークポケット部材内に嵌入される開口を設けるようにしているので、フォークリフトを用いてラック機構のラック本体を斜めに傾斜させる際に、フォークの先端がラック本体から外れてしまうといった不具合がなく、ラック本体を安全に傾斜させることができる。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る車輌積付け装置を示すもので、この車輌積付け装置1は、40フィートの海上コンテナ2の底面上に着脱可能に固定されるレール機構3と、このレール機構3上を移動して予め設定されている固定位置でレール機構3に固定される3台のラック機構4とを備えており、車輌5としての乗用車は、各ラック機構4上に固縛されるとともに、前記レール機構3は、長手方向に連続して配置される3台の単位レール機構3aで構成されるようになっている。
すなわち、各単位レール機構3aは、図2ないし図4に示すように、両側の溝状をなす一対のレール部材6、両レール部材6の先端間を連結する先端連結部材7、両レール部材6の後端間を連結する後端連結部材8、両レール部材6の先端寄りの位置を相互に連結する2本の先端側補強部材9,10、および両レール部材6の後端寄りの位置を相互に連結する後端側補強部材11で構成されており、前記後端連結部材8の両側位置には、先端連結部材7側を持ち上げて単位レール機構3aを斜めに傾斜させた際に、接地して海上コンテナ2内を転動する移動用ローラ12が設けられている。
また、前記各先端側補強部材9,10の上面には、図2ないし図4に示すように、各先端側補強部材9,10上に倒した状態と直角状に立てた状態との二姿勢を取る係止金具13が6個ずつ,合計12個設けられており、これら各係止金具13には、後に詳述するラック機構4の先端部が係止され、これによりラック機構4のレール機構3に対する位置決めがなされるようになっている。
前記係止金具13は、図2に示すように、2個一組で6ケ所に配置され、したがって、ラック機構4のレール機構3に対する位置決めを、6段階で調節できるようになっている。
また、前記後端側補強部材11の上面には、図2ないし図4に示すように、後端側補強部材11上に倒した状態と直角状に立てた状態との二姿勢を取る角枠状のフォークポケット金具14が2個設けられており、前記後端連結部材8上に配したフォークリフトのフォーク(図示せず)の先端を、フォークポケット金具14内に挿入することにより、単位レール機構3aをフォークリフトで簡単に運搬できるようになっている。
また、前記各レール部材6の上面には、図2に示すように、後端側がラッパ状に開いている2本のガイド棒15がそれぞれ固定されており、後述する各ラック機構4は、これら両ガイド棒15で案内されてレール部材6上を移動するようになっている。
以上の構成を有する各単位レール機構3aは、図5に示すように、前記海上コンテナ2底部の両側縁に予め設けられている例えば8個ずつ,合計16個のラッシングリング16に、楔部材17を介して固定されるようになっている。前記ラッシングリング16は、海上コンテナ2の製造メーカーによって、その設けられる位置が多少異なっているが、楔部材17を用いることにより、各単位レール機構3aを予め定められた定位置に確実に固定できるようになっている。
なお、図1において、符号2aは、海上コンテナ2の後端部に設けられている観音開き状のドアであり、各車輌5は、このドア2aを両側に開いた状態で、海上コンテナ2内に搬入されるようになっている。
一方、前記ラック機構4は、図6ないし図8に示すように、上面側に車輌5が搭載,固縛されるラック本体18と、ラック本体18両側の長手方向中間部に揺動可能に連結された一対のアーム19と、一対のアーム19の下端部に揺動可能に連結された一対の孫アーム20とで構成されている。
前記ラック本体18は、図6に示すように、幅方向両側位置に、車輌5を自走方式で搭載するためのタイヤ走行路21を有しているとともに、その内側に、両側開放の角筒状をなすフォークポケット部材22を有しており、両ポケット部材22の図6における左端部には、図6および図9に示すように、係合バー22aが設けられ、この係合バー22aは、直角状に立てた状態の係止金具13(図2参照)に係止されて、ラック本体18のレール機構3に対する位置決めがなされるようになっている。
また、前記タイヤ走行路21の図6における左端部には、図6および図10に示すように、先端にタイヤ止め23aを有するタイヤ落とし込み部材23が上下に揺動可能に設けられており、このタイヤ落とし込み部材23は、通常は図10に実線で示す位置にピン(図示せず)等を用いて固定され、図1の右端部に示すように、車輌5を水平状態で積込む場合にのみ、図10に破線で示すように揺動させ、タイヤ落とし込み用として使用されるようになっている。
また、前記タイヤ走行路21の図6における右端部には、図6および図11に示すように、車輌5の搭載を容易にするためのスロープ24が設けられており、その先端部には、車輌5の走行を容易にするためのゴムマット25が取付けられている。そして、前記スロープ24は、車輌5を搭載した際のタイヤの落とし込み用としても利用されるようになっている。
また、前記各フォークポケット部材22の図6における右端下面には、図12に示すように、ラック本体18を斜めに傾斜させた際にフォークリフトのフォーク先端がフォークポケット部材22の下面側から嵌入される開口26が設けられている。
すなわち、ラック機構4をフォークリフトで運搬する際には、フォークリフトのフォークは、フォークポケット部材22内に挿入されるが、ラック本体18を斜めに傾斜させる際には、フォークリフトのフォーク先端部のみをフォークポケット部材22の下面側に位置させ、この状態でフォークを上昇させることになる。そして、ラック本体18が傾斜するに従い、フォーク先端はフォークポケット部材22の下側から、前記開口26を通してフォークポケット部材22内に嵌入されるようになっている。
なお、開口26の図12における右端縁は、傾斜面26aとして形成されて、ラック本体18を傾斜させた際にフォークとの接触面積が増大するようになっており、これにより、ラック本体18を傾斜させた際に、ラック本体18をフォークリフト側に引き寄せる力が作用し、フォークの外れ防止効果が得られるようになっている。
前記ラック本体18の前後端四角部には、図7に示すように、ラック本体18を水平状態とした際にレール機構3上を転動するラック本体ローラ27が設けられており、これら各ラック本体ローラ27により、ラック機構4を人力のみにより簡単に移動させることができるようになっている。
一方、前記アーム19は、図13ないし図15に示すように、揺動上端部がラック本体18両側の長手方向中間部に枢着されているとともに、揺動下端部には、レール機構3上を転動するアームローラ28が設けられており、ラック本体18を傾斜させた際には、このアームローラ28と図中左端のラック本体ローラ27とを用いて、レール機構3上を移動させることができるようになっている。
前記アーム19の揺動下端部には、図13ないし図15に示すように、前記孫アーム20の揺動基端部が枢着されており、孫アーム20の揺動先端部は、傾斜させたラック本体18の揺動先端部に、図示しない止めピン等を介して着脱可能に連結固定されるようになっている。そしてこれにより、図1に示すように、ラック機構4の両側部に、2個の三角形が形成された状態となり、簡単な構造であっても、大きな強度が得られるようになっている。
図16ないし図32は、前記車輌積付け装置1における車輌積付け方法を、手順に従って順次示すもので、以下これら各図を参照して、本実施の形態の作用を説明する。
車輌5の積付けに際しては、図16に示すように、まずフォークリフト29を用いて1台目の単位レール機構3aを海上コンテナ2内に搬入し、これを、人力でコンテナフロント側の端部まで移動させる。この際、図17に示すように、屈曲部にローラを有する工具30を用いて単位レール機構3aの先端を浮かせる。すると、移動用ローラ12(図3参照)のみが接地した状態となるので、人力のみで簡単に移動させることができる。
この作業を3回繰返し、図18に示すように、3台の単位レール機構3aをすべて海上コンテナ2内に搬入する。そして、各単位レール機構3aを、図5に示すように、楔部材17を用いて海上コンテナの底部上に強固に固定する。
この作業と並行して、あるいは相前後して、図19(a),(b)に示すように、地面に置かれたラック機構4上に、車輌5を自走方式で搭載する。この際、第1台目と第2台目の車輌5は、後進させてラック機構4上に搭載し、一方第3台目の車輌5は、前進させてラック機構4上に搭載する。その後、搭載した各車輌5を、図20に示すように、ラッシング資材31を用いて、ラック機構4に固縛する。
固縛作業が終了したならば、図21ないし図23に示すように、第1番目の単位レール機構3aの係止金具13(図2参照)を直角状に立てた状態にした後、フォークリフト29を用いて第1番目のラック機構4を海上コンテナ2内のドア2a側の端部位置に搬入する。
次いで、一旦フォークリフト29のフォーク29aをフォークポケット部材22から引き抜き、再度フォークポケット部材22の下側にフォーク29aの先端のみを差し込む。図24は、この状態を示している。
次いで、図25に示すように、フォーク29aを最大揚高位置まで上昇させる。フォークリフト29の最大揚高は3mに設定されているのが一般的であるので、この位置までフォーク29aを上昇させると、ラック本体18は、図25に示すように、22度の傾斜角度で傾斜した状態となる。そこで、図26に示すように、孫アーム20を揺動させ、その揺動先端部を、ラック本体18の揺動先端部に図示しない止めピン等を用して連結固定する。
この作業により、ラック本体18は22度の傾斜角度で固定されることになるが、ラック本体18上に搭載されている車輌5は、前輪がスロープ24(図11参照)上に位置していて前輪側が落とし込まれた状態となっているので、車輌5自体は21度の傾斜角度で固定されることになる。
このようにして、第1番目のラック機構4を傾斜させたならば、図27に示すように、人力を用いて第1番目のラック機構4をフロント側の端部まで移動させ、その後、図28に示すように、アーム19の揺動下端部を、図示しない止めピン等を用いてレール機構3に連結固定するとともに、ラック本体18を、ラッシング資材32を用いて、レール機構3あるいは海上コンテナ2に固縛する。
次いで、第2番目のラック機構4を、第1番目のラック機構4と同様の手順で海上コンテナ2内に搬入固定する。図29は、この状態を示している。
次いで、図30に示すように、第3番目のラック機構4を、フォークリフト29を用いて海上コンテナ2内に搬入し、図31および図32に示すように、このラック機構4を、車輌5がほぼ水平状態のままでレール機構3に連結固定する。なおこの際、タイヤ落とし込み部材23は、図10に破線で示す状態とし、搭載されている第3番目の車輌5の前輪を落とし込んだ状態とする。これにより、第3番目の車輌5のボンネットと第2番目のラック機構4のラック本体18との間の上下間隔が広くなり、安全性を向上させることができる。
しかして、3台の車輌5を、フォークリフト29と人力のみを用いて、容易かつ安全に海上コンテナ2に積付けることができる。
なおここで、第1番目および第2番目のラック機構4を、海上コンテナ2外で傾斜させて海上コンテナ2内に搬入するのではなく、海上コンテナ2内で傾斜させるようにしているのは、以下の理由による。
すなわち、海上コンテナ2は、例えば図25に示すように、ドア2aで閉止される開口部分の上端縁が、内部の天井部分よりも一段低くなっている。このため、海上コンテナ2外でラック機構4を傾斜させて海上コンテナ2内に搬入すると、搭載されている車輌5が開口部の上端縁に衝突するおそれがあるが、海上コンテナ2内で傾斜させると、このような不具合がなく、内部の天井部分までのスペースを有効に使用できるからである。
図33および図34は、本発明の第2の実施の形態を示すもので、車輌5をラック機構4に搭載する際に、3台とも同一の向きで搭載するようにしたものである。
すなわち、車輌5を自走方式でラック機構4に搭載する場合には、図33(a),(b)に示すように、3台とも後進させてラック機構4に搭載し、図示しないラッシング資材を用いて車輌5をラック機構4に固縛する。
一方、このラック機構4を海上コンテナ2内に搬入する際には、図34に示すように、第3番目のラック機構4だけ、前後の向きを逆にして搬入する。そして、止めピン等の固定手段を用いて第3番目のラック機構4をレール機構3に連結固定する。
しかして、この方法で第3番目のラック機構4を積付けると、第3番目の車輌5は、前輪がスロープ24(図11参照)で落とし込まれた状態となるので、図10に示すタイヤ落とし込み部材23を省略し、タイヤ止め23aのみをタイヤ走行路21(図6参照)の端部に設ければよいことになる。このため、ラック本体18の構造を簡素化して、軽量化およびコストダウンを図ることができる。
なお、前記両実施の形態においては、レール機構3が3台の単位レール機構3aで構成される場合について説明したが、レール機構3は、2分割構造でも、あるいは4分割以上の分割構造でもよく、必要に応じて任意に選択できることは云うまでもない。
以上のように、本発明に係る車輌積付け方法およびその装置は、3台の車輌を海上コンテナに積付ける際に用いる車輌積付け方法およびその装置として有用であり、特に3台の乗用車を積付ける際に用いる車輌積付け方法およびその装置として適している。
本発明の第1の実施の形態に係る車輌積付け装置を示す全体構成図である。 単位レール機構の詳細を示す平面図である。 図2の中央横断面図である。 図2の縦断面図である。 単位レール機構のコンテナへの固定方法を示す説明図である。 ラック機構の詳細を示す平面図である。 図6の底面図である。 図6の右側面図である。 図6のA−A拡大断面図である。 図6のB−B拡大断面図である。 図6のC−C拡大断面図である。 図6のD−D拡大断面図である。 ラック本体,アームおよび孫アームの関係を示す説明図である。 ラック本体を斜めに傾斜させた際のラック本体とアームとの関係を示す説明図である。 ラック本体の傾斜状態を孫アームで固定する方法を示す説明図である。 海上コンテナ内に第1番目の単位レール機構を搬入する方法を示す説明図である。 搬入した第1番目の単位レール機構を、人力でフロント側の端部まで移動させる方法を示す説明図である。 3台の単位レール機構を海上コンテナ内に搬入してレール機構を完成させた状態を示す説明図である。 (a)および(b)は、ラック機構に車輌を搭載する方法を示す説明図である。 3台の車輌を各ラック機構に固縛した状態を示す説明図である。 第1番目のラック機構をフォークリフトを用いて海上コンテナの近くまで運搬してきた状態を示す説明図である。 運搬してきた第1番目のラック機構を海上コンテナ内に搬入しようとしている状態を示す説明図である。 第1番目のラック機構を海上コンテナ内に搬入した状態を示す説明図である。 第1番目のラック機構にフォークリフトのフォーク先端を差し込んだ状態を示す説明図である。 フォークを上昇させてラック本体を斜めにさせた状態を示す説明図である。 孫アームを用いて傾斜状態のラック本体を固定した状態を示す説明図である。 第1番目のラック機構を人力でフロント側の端部まで移動させている状態を示す説明図である。 第1番目のラック機構をレール機構に固定した状態を示す説明図である。 第2番目のラック機構をレール機構に固定した状態を示す説明図である。 第3番目のラック機構を海上コンテナ内に搬入しようとしている状態を示す説明図である。 第3番目のラック機構を海上コンテナ内に搬入した状態を示す説明図である。 第3番目のラック機構をレール機構に連結固定した状態を示す説明図である。 (a),(b)は、本発明の第2の実施の形態を示す図19,図20相当図である。 図33と同様の図32相当図である。
符号の説明
1 車輌積付け装置
2 海上コンテナ
2a ドア
3 レール機構
3a 単位レール機構
4 ラック機構
5 車輌
12 移動用ローラ
13 係止金具
14 フォークポケット金具
16 ラッシングリング
17 楔部材
18 ラック本体
19 アーム
20 孫アーム
22 フォークポケット部材
22a 係合バー
23 タイヤ落とし込み部材
23a タイヤ止め
24 スロープ
26 開口
27 ラック本体ローラ
28 アームローラ
29 フォークリフト
29a フォーク

Claims (9)

  1. 長手方向に連続して配置される複数の単位レール機構で構成され、コンテナの底面上に着脱可能に固定されるレール機構と;上面側に固縛された車輌が、斜めになった状態と水平状態との二姿勢を取る機能を有し、前記レール機構に案内されてコンテナ内を移動するとともに、予め設定された固定位置でレール機構に固定される3台のラック機構と;を備え、コンテナ外において、各ラック機構上に水平状態で車輌を固縛するとともに、第1番目のラック機構を、フォークリフトを用いコンテナドア側の端部のレール機構上に載置し、次いでフォークリフトで第1番目のラック機構のコンテナドア側の端部を持ち上げて車輌が斜めになった状態とするとともに、レール機構上を所定位置まで移動させて固定し、その後第2番目のラック機構を、前記第1番目のラック機構と同様の手順でレール機構上に固定し、最後に第3番目のラック機構を、車輌がほぼ水平状態となったままでレール機構上に固定することを特徴とする車輌積付け方法。
  2. 第1番目および第2番目の各ラック機構には、車輌がコンテナドア側に向けて固縛されるとともに、第3番目のラック機構には、車輌がコンテナフロント側に向けて固縛されることを特徴とする請求項1記載の車輌積付け方法。
  3. 各単位レール機構は、コンテナ底部の両側縁に予め設けられている複数のラッシングリングに、楔部材を介して固定されることを特徴とする請求項1または2記載の車輌積付け方法。
  4. 長手方向に連続して配置される複数の単位レール機構で構成され、コンテナの底面上に着脱可能に固定されるレール機構と:上面側に車輌が固縛された状態で前記レール機構に案内されてコンテナ内を移動し、予め設定された固定位置でレール機構に固定される3台のラック機構と;を備え、各ラック機構は、上面側に車輌が固縛されるとともに、レール機構側に係止されるコンテナへの搬入先端側を支点として、車輌がほぼ水平の状態から斜めになった状態まで揺動可能なラック本体と;ラック本体両側の長手方向中間部に揺動可能に連結され、ラック本体を斜めに傾斜させた際に下端部がレール機構に着脱可能に連結固定される一対のアームと;各アームの下端部に揺動可能に連結され、ラック本体を斜めに傾斜させた際に揺動先端部がラック本体の揺動先端部に着脱可能に連結固定される一対の孫アームと;を備えていることを特徴とする車輌積付け装置。
  5. 3台のラック機構のうち、コンテナフロント側の端部に位置する第1番目のラック機構、およびコンテナ中間部に位置する第2番目のラック機構は、ラック本体を斜めに傾斜させた状態でレール機構に固定されるとともに、コンテナドア側の端部に位置する第3番目のラック機構は、ラック本体を水平にしたままの状態でレール機構に固定されることを特徴とする請求項4記載の車輌積付け装置。
  6. 各単位レール機構は、コンテナへの搬入先端部または後端部のうちの少なくともいずれか一方に、単位レール機構の一端側を持ち上げて斜めに傾斜させた際に接地してコンテナ内を転動する移動用ローラを備えていることを特徴とする請求項4または5記載の車輌積付け装置。
  7. 各単位レール機構は、コンテナ底部の両側縁に予め設けられている複数のラッシングリングに、楔部材を介して固定されることを特徴とする請求項4,5または6記載の車輌積付け装置。
  8. ラック本体は、コンテナへの搬入先端部および後端部に、ラック本体を水平状態とした際にレール機構上を転動するラック本体ローラをそれぞれ有するとともに、各アームは、揺動下端部に各アームを揺動させた際にレール機構上を転動するアームローラをそれぞれ有していることを特徴とする請求項4,5,6または7記載の車輌積付け装置。
  9. ラック本体は、角筒状をなすフォークポケット部材を備え、フォークポケット部材の揺動先端側の下面端部には、フォークリフトのフォークを用いてラック本体を斜めに傾斜させた際にフォークの先端がフォークポケット部材の下側からフォークポケット部材内に嵌入される開口が設けられていることを特徴とする請求項4,5,6,7または8記載の車輌積付け装置。
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