JP2005288021A - 超音波診断装置及びその診断方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】超音波画像診断にて取得される画像のちらつきを低減できると共に、画像のぼやけを低減すること。
【解決手段】被検体の検査部位内に超音波を送信し反射して戻ってくるエコーを受信する超音波探触子32と、この超音波探触子32からの電気信号を受信して受信回路出力信号s1に変換する受信回路33と、この受信回路32からの信号の高周波成分を通過させてフィルタ出力信号s2に変換するフレーム間フィルタ34と、所要合成比率を設定する係数設定手段43と、受信回路出力信号s1とフィルタ出力信号s2とを所要合成比率にて合成して合成出力信号s3に変換する合成手段35と、この合成手段35からの合成出力信号の振幅を検波する検波器36、及び検波器36からの受信信号から画像データを作成する対数圧縮器38を有する画像生成手段39と、画像データから画像を表示する表示ユニット40とを備えた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、被検体の断面を超音波で走査して得られる受信信号に含まれる位相情報と振幅情報に基づいて、超音波画像を生成・表示する超音波診断装置及びその診断方法に関するものである。
特定の超音波画像診断では、胸壁、肋骨及び心筋等の運動又は移動速度が比較的遅い部位を抑制し、心臓壁等の運動又は移動速度が比較的早い部位のみを強調することが望まれていた。
図8は、従来の超音波診断装置の構成を示すブロック図である。
図8は、従来の超音波診断装置1を示し、この超音波診断装置1には、送信回路2と、反射して戻ってくるエコーを受信する超音波探触子(プローブ)3と、この超音波探触子3からの電気信号を受信する受信回路4と、この受信回路4からの電気信号を受信するフレーム間フィルタ回路5と、受信回路4又はフレーム間フィルタ回路5からの電気信号の振幅を検波器6と、Bモード像の画像データを作成する対数圧縮器7と、画像を表示する表示ユニット8とが備えられる。
検波器6は、システムコントローラ11の指令によるSW(スイッチ)の切替えによって、電気信号を、受信回路4から受信したりフレーム間フィルタ回路5から受信したりできるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
フレーム間フィルタ回路5では、二次元断層画像(フレーム)を断続的に生成・表示する際、振幅情報と位相情報の両方を含む受信信号を用いて、HPF(High Pass Filter:高域通過フィルタ)によりフレーム間のフィルタリングを行なう。
フレーム間フィルタ回路5を用いることで、運動又は移動速度が比較的遅い検査部位を抑制して、運動又は移動速度が比較的速い検査部位を強調して表示することができる。また、超音波診断装置1では、フレーム間フィルタ回路5のフィルタ特性が、検査部位の運動又は移動速度に応じて選択可能となる。
また、対数圧縮器7における信号処理後、振幅信号に対してフレーム間のLPF(Low Pass Filter:低域通過フィルタ)によってフィルタリングを行ない、生成画像のスムージングも行なっている。
さらに、関心領域(ROI:Region of Interest)の指定により、ROI内では、運動又は移動速度が比較的速い検査部位が強調され、ROI外では通常のデータを出力することで、運動又は移動速度が比較的遅い検査部位の観察が可能となっている。
特開平8−107896号公報(第3頁−第6頁、図1,図8)
しかしながら、ROI内では、運動又は移動速度が比較的速い検査部位を強調する代わりに、本来有るべきである運動又は移動速度が比較的遅い検査部位も同時に消えてしまう。よって、拍動の時相に応じてフィルタ特性を経時的に変化させた場合でも、画像中の運動又は移動速度が比較的遅い検査部位付近にちらつきが発生してしまう。画像のちらつきは、オペレータにとって負担となる。
また、検波・対数圧縮後のフレーム間スムージングによって、画像中の運動又は移動速度が比較的遅い検査部位付近のちらつきはある程度低減できるが、逆に、運動又は移動速度が比較的速い検査部位の画像がぼやけてしまう。
さらに、運動又は移動速度が比較的速い検査部位、運動又は移動速度が比較的遅い検査部位に応じて、オペレータがROIの位置を設定という操作が必要である。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、画像のちらつきを低減できると共に、画像のぼやけを低減できる超音波診断装置及びその診断方法を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、診断事前に関心領域を設定する必要がなく、操作性を向上することができる超音波診断装置及びその診断方法を提供することにある。
本発明に係る超音波診断装置は、上述した課題を解決するために、超音波の送信信号を出力する送信回路と、前記送信信号を入力して被検体の検査部位内に超音波を送信し反射して戻ってくるエコーを受信する超音波探触子と、前記超音波探触子からの電気信号を受信して受信回路出力信号に変換する受信回路と、前記受信回路からの信号の高周波成分を通過させてフィルタ出力信号に変換するフレーム間フィルタと、所要合成比率を設定する係数設定手段と、前記受信回路出力信号と前記フィルタ出力信号とを前記所要合成比率にて合成して合成出力信号に変換する合成手段と、前記合成手段からの合成出力信号からBモード像の画像データを生成する画像生成手段と、前記画像データからBモード像の画像を表示する表示ユニットとを備えた。
本発明に係る超音波診断方法は、上述した課題を解決するために、超音波探触子からの電気信号を受信して受信回路出力信号に変換する一方、前記受信回路出力信号をフィルタ出力信号に変換し、前記受信回路出力信号又は前記フィルタ出力信号からBモード像の画像データを生成して、Bモード像の画像を表示する超音波診断方法において、診断事前に、診断時における前記受信回路出力信号と前記フィルタ出力信号との合成比率が設定される診断事前合成比率設定工程と、診断事前に、前記合成比率設定工程にて設定された複数の合成比率が保存される診断事前合成比率保存工程と、診断時に、前記受信回路出力信号が受信される受信回路出力信号受信工程と、前記フィルタ出力信号が受信されるフィルタ出力信号受信工程と、前記複数の合成比率から、所要合成比率が選択され設定される所要合成比率設定工程と、前記所要合成比率選択工程にて選択された前記所要合成比率で、前記受信回路出力信号と前記フィルタ出力信号とがそれぞれ重み付けされる重み付け工程と、前記重み付け工程にて重み付けられたそれぞれの出力信号が合成され、合成出力信号に変換される合成工程と、前記合成出力信号を基に画像データが取得され、画像が表示される画像表示工程とを有する。
また、本発明に係る超音波診断方法は、超音波探触子からの電気信号を受信して受信回路出力信号に変換する一方、前記受信回路出力信号をフィルタ出力信号に変換し、前記受信回路出力信号又は前記フィルタ出力信号からBモード像の画像データを生成して、Bモード像の画像を表示する超音波診断方法において、診断時における前記受信回路出力信号と前記フィルタ出力信号との所要合成比率が入力される所要係数入力工程と、前記所要合成比率が設定される所要係数設定工程と、診断時に、前記受信回路出力信号が受信される受信回路出力信号受信工程と、前記フィルタ出力信号が受信されるフィルタ出力信号受信工程と、前記所要係数設定工程にて設定された前記所要合成比率で、前記受信回路出力信号と前記フィルタ出力信号とがそれぞれ重み付けされる重み付け工程と、前記重み付け工程にて重み付けられたそれぞれの出力信号が合成され、合成出力信号に変換される合成工程と、前記合成出力信号を基に画像データが取得され、画像が表示される画像表示工程とを有する。
本発明に係る超音波診断装置及びその診断方法によると、画像のちらつきを低減できると共に、画像のぼやけを低減できる。
また、本発明に係る超音波診断装置及びその診断方法によると、診断事前に関心領域を設定する必要がなく、操作性を向上することができる。
本発明に係る超音波診断装置及びその診断方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る超音波診断装置の実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1は、超音波診断装置20を示し、この超音波診断装置20には、超音波の送信信号を出力する送信回路31と、送信信号を入力して被検体の検査部位内に超音波を送信し反射して戻ってくるエコーを受信する超音波探触子(プローブ)32と、超音波探触子32からの電気信号を受信して受信回路出力信号s1に変換する受信回路33と、この受信回路33からのデジタルの受信回路出力信号s1を時間変化(時間信号)から低周波成分を減衰させ高周波成分を通過させてフィルタ出力信号s2に変換するフレーム間フィルタ34と、受信回路出力信号s1とフィルタ出力信号s2とを所要合成比率で合成して合成出力信号s3に変換する合成手段35と、合成出力信号s3の振幅を検波する検波手段としての検波器36、及びこの検波器36からの受信信号からBモード像の画像データを作成する対数圧縮手段としての対数圧縮器38を有する画像生成手段39と、画像データから組織分布の断層像であるBモード像の画像を表示する表示ユニット40とが備えられる。
送信回路31には、図示しないが、クロックパルスを発生させるクロック発信器と、このクロック発信器にて発生されたクロックパルスを所定の周波数、例えば6kHzのレートパルスに分周する分周器と、レートパルスをチャンネル数分に分配する分配器と、チャンネル毎のレートパルスに異なる遅延時間を与える送信遅延回路と、レートパルスを受けたタイミングで各々対応するチャンネルの圧電素子にパルス電圧を印加するパルサとが設けられる。
超音波探触子32の先端には、機械振動と電気信号とを可逆的に変換する複数の圧電素子(図示しない)が一元的に配置され、装備される。超音波探触子32は、送信時には送信回路31に接続される一方、受信時には受信回路33に接続される。
受信回路33には、図示しないが、電気信号をチャンネル毎に増幅するプリアンプと、増幅された各チャンネルのアナログの電気信号を1本の走査線に対して所要間隔、例えば0.5mm間隔に相当するサンプリング周波数でサンプリングしサンプル点毎にデジタル信号に変換するA/D変換器と、チャンネル毎のデジタル信号に異なる遅延時間を与える受信遅延回路と、各チャンネルのデジタル信号を加算する加算器とが全て線形回路として設けられる。
フレーム間フィルタ34は、高域通過型のデジタルフィルタであるFIR(Finite Impulse Response)型又はIIR(Infinite Impulse Response)型のHPF(High Pass Filter)で構成され、フィルタコントローラを備えている。
図2は、合成手段35の構成を示すブロック図である。
図2に示された合成手段35には、受信回路33から直接受信する受信回路出力信号s1と受信回路33からフレーム間フィルタ34を介して受信するフィルタ出力信号s2とを所要合成比率で重み付けする重み付け手段としての重み付け部35aと、この重み付け手段35aにて重み付けされたそれぞれの出力信号を合成する合成部35bとが設けられる。
また、図1に示された検波器36としては、非線形の2乗検波方式のものが採用される。
対数圧縮器38は、例えば220の受信信号のダイナミックレンジを比較的狭い回路上のダイナミックレンジ、実質的には表示ユニット40が扱える比較的狭いダイナミックレンジに圧縮して、組織分布に反映したBモード像の画像データを作成する。
さらに、超音波診断装置20には、ECG(Electro Cardio Gram)センサ41で計測された被検体に関するECG同期信号s4を入力するシステムコントローラ42と、所要合成比率を設定する係数設定手段43と、オペレータの入力情報をシステムコントローラ42を介してフレーム間フィルタ43及び係数設定手段43に入力するコンソール45とが備えられる。
コンソール45には、フレーム間フィルタ34のフィルタ特性をオペレータが選択するためのフィルタ選択特性スイッチや、所要合成比率を手動的に入力できるようなボタン等の合成比率入力手段45aを設ける。
フレーム間フィルタ34に備えるフィルタコントローラ(図示しない)は、ECG同期信号s4を検出する。フィルタコントローラは、R波の間隔から、検査部位の運動又は移動速度が比較的速い収縮期では高いカットオフ周波数を選択する一方、検査部位の運動又は移動速度が比較的遅い拡張期では低いカットオフ周波数を選択する。
なお、対数圧縮器38と表示ユニット40との間又は検波器36と対数圧縮器38との間に低域通過型フィルタ(LPF:High Pass Filter)を設けてもよい。その場合、低域通過型フィルタにて、非線形処理後の画像データがフレーム間でフィルタ処理される。
次いで、超音波診断装置20を用いた超音波診断方法について、図3に示されたフローチャートを用いて説明する。
診断時には超音波診断装置20の合成手段35にて、受信回路出力信号s1及びフィルタ出力信号s2がそれぞれ受信されて合成されるが、まず、診断事前に、受信回路出力信号s1及びフィルタ出力信号s2の合成比率(重み付け係数C:重み付け係数D)が設定され(ステップS1)、係数設定手段43に、複数の合成比率が保存される(ステップS2)。
例えば、合成比率のうち、受信回路出力信号s1に重み付けられる重み付け係数Cは、二次元断層像の深さ(距離)方向の位置単位の係数c、走査線方向の位置単位の係数c、及び時間単位の係数cの少なくとも1つの所要係数cによって演算されて設定される。一方、例えば、フィルタ出力信号s2に重み付けられる重み付け係数Dは、二次元断層像の深さ方向の位置単位の係数d、走査線方向の位置単位の係数d、及び時間単位の係数dの少なくとも1つの所要係数dによって演算されて設定される。以下、二次元断層像の深さ方向の位置、走査線方向の位置、及び時間全ての合算によって合成比率を演算する方法について説明する。
図4は、二次元断層像の深さ方向の位置における係数c,dの一例を示すグラフである。
図4の上段は、重み付け係数Cを演算するための、二次元断層像の深さ方向の位置に対する係数c(c<1)をグラフとして示す一方、下段は、重み付け係数Dを演算するための、二次元断層像の深さ方向に対する係数d(d=1−c)をグラフとして示すものである。
図4の上下段に示されたグラフでは、二次元断層像の深さが比較的浅い位置では、例えば「c=0.1」及び「d=0.9」と設定される一方、二次元断層像の深さが比較的深い位置では、例えば「c=0.9」及び「d=0.1」と設定される。さらに、二次元断層像の深さが比較的浅い位置から深い位置に挟まれた位置の係数c,dは、例えば、浅い位置の係数c,dと深い位置の係数c,dとをそれぞれ結ぶように設定される。
図5は、走査線方向の位置における係数c,dの一例を示すグラフである。
図5の上段は、重み付け係数Cを演算するための、走査線方向に対する係数c(c<1)をグラフとして示す一方、下段は、重み付け係数Dを演算するための、走査線方向に対する係数d(d=1−c)をグラフとして示すものである。
図5の上下段に示されたグラフでは、走査線中央の位置では、例えば「c=0.1」及び「d=0.9」と設定される一方、走査線両端の位置では、例えば「c=0.9」及び「d=0.1」と設定される。さらに、走査線中央の位置から両端の位置に挟まれた位置の係数c,dは、例えば、走査線中央の位置の係数c,dと走査線両端の位置の係数c,dとをそれぞれ結ぶように設定される。
図6は、時間における係数c,dの一例を示すグラフである。
図6の上段は、重み付け係数Cを演算するための、時間に対する係数c(c<1)をグラフとして示す一方、下段は、重み付け係数Dを演算するための、時系列に対する係数d(d=1−c)をグラフとして示すものである。
図6の上下段に示されたグラフでは、収縮期の一部では、例えば「c=0.1」及び「d=0.9」と設定される一方、拡張期の一分では、例えば「c=0.9」及び「d=0.1」と設定される。さらに、収縮期の一部から拡張期の一分に挟まれた係数c,dは、収縮期の係数c,dと拡張期の係数c,dとをそれぞれ結ぶように設定される。
なお、図4、図5及び図6に示されたグラフでは、深さ方向の位置、走査線方向の位置及び時間に対する係数c〜c,係数d〜dが直線的に設定されているが、曲線的に設定することも可能である。
そして、受信回路出力信号s1に重み付けされる重み付け係数Cが、
[数1]
重み付け係数C=(c+c+c)/(c+c+c+d+d+d
……(1)
によって演算される一方、フィルタ出力信号s2に重み付けされる重み付け係数Dが、
[数2]
重み付け係数D=(d+d+d)/(c+c+c+d+d+d
……(2)
によって演算される。
図4の上下段に示されたグラフのように、比較的低周波の固定エコーが現れる比較的浅い位置が「c=0.1」及び「d=0.9」と設定されることで、式(1)及び(2)から、重み付け係数Dが大きくなり、低周波成分が除去されたフィルタ出力信号s2が強調される。一方、運動又は移動速度が比較的遅い心筋等の検査部位が現れる比較的深い位置が「c=0.1」及び「d=0.9」と設定されることで、重み付け係数Cが大きくなり、低周波成分を含む受信回路出力信号s1が強調される。
図5の上下段に示されたグラフのように、運動又は移動速度が比較的速い心臓壁等の検査部位が現れる走査線中央の位置が「c=0.1」及び「d=0.9」と設定されることで、式(1)及び(2)から、重み付け係数Dが大きくなり、低周波成分が除去されたフィルタ出力信号s2が強調される。一方、運動又は移動速度が比較的遅い心筋等の検査部位が現れる走査線両端の位置が「c=0.1」及び「d=0.9」と設定されることで、重み付け係数Cが大きくなり、低周波成分を含む受信回路出力信号s1が強調される。
図6の上下段に示されたグラフのように、運動又は移動速度が比較的速い収縮期が「c=0.1」及び「d=0.9」と設定されることで、式(1)及び(2)から、重み付け係数Dが大きくなり、低周波成分が除去されたフィルタ出力信号s2が強調される。一方、運動又は移動速度が比較的遅い拡張期が「c=0.1」及び「c=0.9」と設定されることで、重み付け係数Cが大きくなり、低周波成分を含む受信回路出力信号s1が強調される。
ここで、例えば、図4にて深さ方向が浅い「c=0.1」の場合、かつ図5にて走査線方向が左端の「c=0.9」の場合、かつ図6にて収縮期「c=0.1」の場合、受信回路出力信号s1に重み付けされる重み付け係数Cは、式(1)から、
[数3]
重み付け係数C=(0.1+0.9+0.1)/(0.1+0.9+0.1+0.9+0.1+0.9)
=0.55 ……(1A)
と演算される。
また、例えば、図4にて深さ方向が浅い「c=0.9」の場合、かつ図5にて走査線方向が左端の「c=0.1」の場合、かつ図6にて収縮期「c=0.9」の場合、フィルタ出力信号s2に重み付けされる重み付け係数Dは、式(2)から、
[数4]
重み付け係数D=(0.9+0.1+0.9)/(0.1+0.9+0.1+0.9+0.1+0.9)
=0.45 ……(2A)
と演算される。よって、合成比率(重み付け係数C:重み付け係数D=0.55:0.45)が演算される。
なお、重み付け係数C,Dは、式(1)及び(2)にて、その総和が「1」になるように演算されているが、重み付け係数C,Dの総和は、「1」となる場合に限定されるものではない。
続いて、診断時、図1に示された超音波診断装置20の送信回路31は超音波探触子32を走査させ、超音波探触子32から被検体の検査部位内に超音波が送信される。超音波探触子32の圧電素子(図示しない)にて、検査部位内から反射して戻ってくるエコー信号が受信され、電気信号(電圧信号)に変換される。圧電素子の電気信号はチャンネル毎に受信回路33に受信される。
受信回路33では、電気信号がプリアンプ(図示しない)にてチャンネル毎に増幅され、増幅された各チャンネルのアナログの電気信号がA/D変換器(図示しない)にてデジタル変換され、チャンネル毎のデジタル信号が受信遅延回路(図示しない)にてチャンネル毎に異なる遅延時間を与えられ、加算器(図示しない)にて加算される。これにより特定方向からの反射成分が強調された受信信号が得られる。この受信信号には、組織間の音響インピーダンスの差を反映した振幅情報と、検査部位の動き(運動又は移動速度)を反映した位相情報とが含まれる。
振幅情報と位相情報とが含まれる受信信号は受信回路出力信号s1として、受信回路33から合成手段35に受信される(ステップS3)。
一方、受信回路33から出力される、振幅情報と位相情報とが含まれる受信回路出力信号s1は、FIR型又はIIR型の高域通過型のフィルタで構成されるフレーム間フィルタ34に受信される。フレーム間フィルタ34では、複数の二次元断層画像(フレーム)間の同一座標に関する時間変化から低周波部分を減衰させる。
ここで、フレーム間フィルタ34では、ECGセンサ41からのECG同期信号s4をシステムコントローラ42を介して検出する。フレーム間フィルタ34のフィルタコントローラでは、R波の間隔から、検査部位の運動又は移動速度が比較的速い収縮期ではカットオフ周波数を高く、比較的遅い拡張期ではカットオフ周波数が低くなるように、フィルタ係数が選択される。なお、フレーム間フィルタ34のフィルタコントローラでは、検査部位の運動速度に応じてフレーム間フィルタ34のフィルタ係数が選択されてもよい。
振幅情報と位相情報とが含まれる信号はフィルタ出力信号s2として、フレーム間フィルタ34から合成手段35に受信される(ステップS4)。
合成手段35では、ステップS2にて診断事前に予め係数設定手段43に保存された複数の合成比率から、所要合成比率が各サンプル毎に選択され設定される(ステップS5)。ステップS5による所要合成比率の選択は、ハートレート及び検査部位の大きさ等のパラメータによって自動的に行なわれる。
ステップS5にて選択された所要合成比率で、受信回路出力信号s1とフィルタ出力信号s2とがそれぞれ重み付けされる(ステップS6)。
すなわち、図2に示された合成手段35の重み付け部35aにて、受信回路33から直接受信される受信回路出力信号s1が重み付け係数C、例えば式(1A)にて演算された「0.55」で重み付けられる。一方、受信回路33からフレーム間フィルタ34を介して受信されるフィルタ出力信号s2が重み付け係数D、例えば式(2A)にて演算された「0.45」で重み付けられる。なお、ステップS6による重み付けは、各サンプル毎に独立して行なわれる。
このように、合成手段35の重み付け部35aでは、二次元断層像の深さ方向の位置、走査線方向の位置、及び時間全ての合算によって演算された所要合成比率で、受信回路出力信号s1とフィルタ出力信号s2とがそれぞれ重み付けられる。
重み付け部35aにて重み付けられたそれぞれの出力信号は合成部35bにて受信され、この合成部35bにて合成される(ステップS7)。
合成部35bにて合成された信号は合成出力信号s3として、合成部35bから図1に示された検波器36に受信される。この検波器36では、受信信号の振幅が検波され、対数圧縮器38に送られる。
対数圧縮器38では、受信信号のダイナミックレンジが比較的狭い回路上のダイナミックレンジに、実質的には表示ユニット40が扱える比較的狭いダイナミックレンジに圧縮される。そして、組織分布を反映したBモード像の画像データが生成される。この画像データは、表示ユニット40に送られる。
表示ユニット40には、画像データから、Bモード像としてビジュアルに濃淡表示される(ステップS8)。
なお、対数圧縮器38と表示ユニット40との間に低域通過型フィルタを設けた場合、低域通過型フィルタにて、非線形処理後の画像データがフレーム間でフィルタ処理される。よって、フレーム間フィルタ3による比較的低周波の固定エコー成分の減衰と、低域通過型フィルタによる画像のスムージングとを同時に達成することができる。
さらに、検波器36と対数圧縮器38との間に低域通過型フィルタを設けた場合、フレーム間フィルタ34の出力にて発生する振幅情報のノイズが抑えられ、画像のちらつきが抑えられる。
本発明に係る超音波診断装置20及び超音波診断方法によると、予め設定された所要合成比率で受信回路出力信号s1とフィルタ出力信号s2とを合成することによって、目的である運動又は移動速度が比較的速い検査部位を強調できると共に、運動又は移動速度が比較的遅い固定的なノイズデータを抑制できるので、画像のちらつきを低減できると共に、画像のぼやけを低減できる。
また、本発明に係る超音波診断装置20及び超音波診断方法によると、所要合成比率の選択が自動的に行なわれることよって、診断事前に関心領域を設定する必要がなく、操作性を向上することができる。
次いで、超音波診断装置20を用いた超音波診断方法の変形例について、図7に示されたフローチャートを用いて説明する。
なお、本変形例の装置構成は、図1に示された超音波診断装置20と同様とし説明を省略する。
まず、オペレータによって、コンソール45の合成比率入力手段45aに、各サンプル毎の所要合成比率が入力され(ステップS11)、係数設定手段43にて、所要合成比率が設定される(ステップS12)。
例えば、所要合成比率のうち、受信回路出力信号s1に重み付けられる重み付け係数Cを演算するために、ステップS1にて説明した二次元断層像の深さ(距離)方向の位置単位の係数c、走査線方向の位置単位の係数c、及び時間単位の係数cの少なくとも1つの所要係数cが入力される。
一方、例えば、フィルタ出力信号s2に重み付けられる重み付け係数Dを演算するために、二次元断層像の深さ方向の位置単位の係数d、走査線方向の位置単位の係数d、及び時間単位の係数dの少なくとも1つの所要係数cが入力される。以下、二次元断層像の深さ方向の位置、走査線方向の位置、及び時間全てを入力した場合について説明する。
係数設定手段43では、ステップS11にて入力された係数c〜c,d〜dを基にして、式(1)及び(2)から、ほぼリアルタイムに所要合成比率が演算され設定される。
なお、ステップS11による所要係数cの入力、ステップS12による合成比率の設定は、診断事前に行なわれてもよく、また、診断時に行なわれてもよい。
続いて、診断時、図1に示された超音波診断装置20の送信回路31は超音波探触子32を走査させ、超音波探触子32から被検体の検査部位内に超音波が送信される。超音波探触子32の圧電素子(図示しない)にて、検査部位内から反射して戻ってくるエコー信号が受信され、電気信号(電圧信号)に変換される。圧電素子の電気信号はチャンネル毎に受信回路33に受信される。
受信回路33では、電気信号がプリアンプ(図示しない)にてチャンネル毎に増幅され、増幅された各チャンネルのアナログの電気信号がA/D変換器(図示しない)にてデジタル変換され、チャンネル毎のデジタル信号が受信遅延回路(図示しない)にてチャンネル毎に異なる遅延時間を与えられ、加算器(図示しない)にて加算される。これにより特定方向からの反射成分が強調された受信信号が得られる。この受信信号には、組織間の音響インピーダンスの差を反映した振幅情報と、検査部位の動き(運動又は移動速度)を反映した位相情報とが含まれる。
振幅情報と位相情報とが含まれる受信信号は受信回路出力信号s1として、受信回路33から合成手段35に受信される(ステップS3)。
一方、受信回路33から出力される、振幅情報と位相情報とが含まれる受信回路出力信号s1は、FIR型又はIIR型の高域通過型のフィルタで構成されるフレーム間フィルタ34に受信される。フレーム間フィルタ34では、複数の二次元断層画像(フレーム)間の同一座標に関する時間変化から低周波部分を減衰させる。
ここで、フレーム間フィルタ34では、ECGセンサ41からのECG同期信号s4をシステムコントローラ42を介して検出する。フレーム間フィルタ34のフィルタコントローラでは、R波の間隔から、検査部位の運動又は移動速度が比較的速い収縮期ではカットオフ周波数を高く、比較的遅い拡張期ではカットオフ周波数が低くなるように、フィルタ係数が選択される。なお、フレーム間フィルタ34のフィルタコントローラでは、検査部位の運動速度に応じてフレーム間フィルタ34のフィルタ係数が選択されてもよい。
振幅情報と位相情報とが含まれる信号はフィルタ出力信号s2として、フレーム間フィルタ34から合成手段35に受信される(ステップS4)。
ステップS12にて設定された所要合成比率で、受信回路出力信号s1とフィルタ出力信号s2とがそれぞれ重み付けされる(ステップS6)。
すなわち、図2に示された合成手段35の重み付け部35aにて、受信回路33から直接受信される受信回路出力信号s1が重み付け係数C、例えば式(1A)にて演算された「0.55」で重み付けられる。一方、受信回路33からフレーム間フィルタ34を介して受信されるフィルタ出力信号s2が重み付け係数D、例えば式(2A)にて演算された「0.45」で重み付けられる。なお、ステップS6による重み付けは、各サンプル毎に独立して行なわれる。
このように、合成手段35の重み付け部35aでは、二次元断層像の深さ方向の位置、走査線方向の位置、及び時間の合算によって演算された所要合成比率で、受信回路出力信号s1とフィルタ出力信号s2とがそれぞれ重み付けられる。
重み付け部35aにて重み付けられたそれぞれの出力信号は合成部35bにて受信され、この合成部35bにて合成される(ステップS7)。
合成部35bにて合成された信号は合成出力信号s3として、合成部35bから図1に示された検波器36に受信される。この検波器36では、受信信号の振幅が検波され、対数圧縮器38に送られる。
対数圧縮器38では、受信信号のダイナミックレンジが比較的狭い回路上のダイナミックレンジに、実質的には表示ユニット40が扱える比較的狭いダイナミックレンジに圧縮される。そして、組織分布を反映したBモード像の画像データが生成される。この画像データは、表示ユニット40に送られる。
表示ユニット40には、画像データから、Bモード像としてビジュアルに濃淡表示される(ステップS8)。
なお、対数圧縮器38と表示ユニット40との間に低域通過型フィルタを設けた場合、低域通過型フィルタにて、非線形処理後の画像データがフレーム間でフィルタ処理される。よって、フレーム間フィルタ34による比較的低周波の固定エコー成分の減衰と、低域通過型フィルタによる画像のスムージングとを同時に達成することができる。
さらに、検波器36と対数圧縮器38との間に低域通過型フィルタを設けた場合、フレーム間フィルタ34の出力にて発生する振幅情報のノイズが抑えられ、画像のちらつきが抑えられる。
本発明に係る超音波診断装置20及び超音波診断方法の変形例によると、入力された所要係数によってほぼリアルタイムに演算・設定された所要合成比率で受信回路出力信号s1とフィルタ出力信号s2とを合成することによって、目的である運動又は移動速度が比較的速い検査部位を強調できると共に、運動又は移動速度が比較的遅い固定的なノイズデータを抑制できるので、画像のちらつきを低減できると共に、画像のぼやけを低減できる。
また、本発明に係る超音波診断装置20及び超音波診断方法の変形例によると、所要合成比率の入力・変更が比較的簡易な操作にて行なわれ、診断事前に関心領域を設定する必要がなく、操作性を向上することができる。
本発明に係る超音波診断装置の実施の形態の構成を示すブロック図。 合成手段の構成を示すブロック図。 本発明に係る超音波診断方法を示すフローチャート。 二次元断層像の深さ方向の位置における係数の一例を示すグラフ。 走査線方向の位置における係数の一例を示すグラフ。 時間における係数の一例を示すグラフ。 本発明に係る超音波診断方法の変形例を示すフローチャート。 従来の超音波診断装置の構成を示すブロック図。
符号の説明
20 超音波診断装置
31 送信回路
32 超音波探触子
33 送信回路
34 フレーム間フィルタ
35 合成手段
35a 重み付け部
35b 合成部
36 検波器
38 対数圧縮器
39 画像生成手段
40 表示ユニット
43 係数設定手段
45 コンソール
45a 合成比率入力手段

Claims (9)

  1. 超音波の送信信号を出力する送信回路と、
    前記送信信号を入力して被検体の検査部位内に超音波を送信し反射して戻ってくるエコーを受信する超音波探触子と、
    前記超音波探触子からの電気信号を受信して受信回路出力信号に変換する受信回路と、
    前記受信回路からの信号の高周波成分を通過させてフィルタ出力信号に変換するフレーム間フィルタと、
    所要合成比率を設定する係数設定手段と、
    前記受信回路出力信号と前記フィルタ出力信号とを前記所要合成比率にて合成して合成出力信号に変換する合成手段と、
    前記合成手段からの合成出力信号からBモード像の画像データを生成する画像生成手段と、
    前記画像データからBモード像の画像を表示する表示ユニットとを備えたことを特徴とする超音波診断装置。
  2. 前記合成手段は、前記受信回路出力信号と前記フィルタ出力信号とを前記所要合成比率にてそれぞれ重み付けする重み付け手段を備え、この重み付け手段からの出力信号を合成して合成出力信号に変換することを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  3. 前記画像生成手段は、前記合成手段からの合成出力信号の振幅を検波する検波手段、及び前記検波手段からの受信信号からBモード像の画像データを作成する対数圧縮手段を備え、前記検波手段と前記対数圧縮手段との間、又は前記対数圧縮手段と前記表示ユニットの間に低域通過型フィルタを設けたことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  4. オペレータの入力情報を前記係数設定手段に入力するコンソールに、前記所要合成比率を入力する合成比率入力手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の超音波診断装置。
  5. 超音波探触子からの電気信号を受信して受信回路出力信号に変換する一方、前記受信回路出力信号をフィルタ出力信号に変換し、前記受信回路出力信号又は前記フィルタ出力信号からBモード像の画像データを生成して、Bモード像の画像を表示する超音波診断方法において、
    診断事前に、診断時における前記受信回路出力信号と前記フィルタ出力信号との合成比率が設定される診断事前合成比率設定工程と、
    診断事前に、前記合成比率設定工程にて設定された複数の合成比率が保存される診断事前合成比率保存工程と、
    診断時に、前記受信回路出力信号が受信される受信回路出力信号受信工程と、
    前記フィルタ出力信号が受信されるフィルタ出力信号受信工程と、
    前記複数の合成比率から、所要合成比率が選択され設定される所要合成比率設定工程と、
    前記所要合成比率選択工程にて選択された前記所要合成比率で、前記受信回路出力信号と前記フィルタ出力信号とがそれぞれ重み付けされる重み付け工程と、
    前記重み付け工程にて重み付けられたそれぞれの出力信号が合成され、合成出力信号に変換される合成工程と、
    前記合成出力信号を基に画像データが取得され、画像が表示される画像表示工程とを有することを特徴とする超音波診断方法。
  6. 前記合成比率は、二次元断層像の深さ方向の位置単位の係数、走査線方向の位置単位の係数、及び時間単位の係数のうち少なくとも1つの所要係数に応じて設定されることを特徴とする請求項5に記載の超音波診断方法。
  7. 前記所要合成比率設定工程による所要合成比率の選択は、ハートレート及び検査部位の大きさ等のパラメータによって自動的に行なわれることを特徴とする請求項5に記載の超音波診断方法。
  8. 超音波探触子からの電気信号を受信して受信回路出力信号に変換する一方、前記受信回路出力信号をフィルタ出力信号に変換し、前記受信回路出力信号又は前記フィルタ出力信号からBモード像の画像データを生成して、Bモード像の画像を表示する超音波診断方法において、
    診断時における前記受信回路出力信号と前記フィルタ出力信号との所要合成比率が入力される所要係数入力工程と、
    前記所要合成比率が設定される所要係数設定工程と、
    診断時に、前記受信回路出力信号が受信される受信回路出力信号受信工程と、
    前記フィルタ出力信号が受信されるフィルタ出力信号受信工程と、
    前記所要係数設定工程にて設定された前記所要合成比率で、前記受信回路出力信号と前記フィルタ出力信号とがそれぞれ重み付けされる重み付け工程と、
    前記重み付け工程にて重み付けられたそれぞれの出力信号が合成され、合成出力信号に変換される合成工程と、
    前記合成出力信号を基に画像データが取得され、画像が表示される画像表示工程とを有することを特徴とする超音波診断方法。
  9. 前記所要合成比率は、二次元断層像の深さ方向の位置単位の係数、走査線方向の位置単位の係数、及び時間単位の係数のうち少なくとも1つの所要係数に応じて設定されることを特徴とする請求項8に記載の超音波診断方法。
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