JP2005200012A - フック掛止装置付きアクチュエータを持つボンネット持ち上げ機構 - Google Patents

フック掛止装置付きアクチュエータを持つボンネット持ち上げ機構 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、自動車が歩行者に衝突した場合に作動でき、ボンネットに下向きに単に手動で押し付けることにより元通りに回復できる安全装置を提供することである。
【解決手段】 本発明の技術分野は、歩行者に自動車の正面が衝突した場合に歩行者を保護するための自動車安全装置の領域で使用される装置の分野である。本発明は、前記ボンネット29、129の持ち上げ機構3、103と、火薬ガス発生器を備えたアクチュエータ16、116と、持ち上げ機構3、103を掛止する部材を有する、衝突時に自動車のボンネット29、129を持ち上げる安全装置1、100に関する。本装置の主な特徴は、掛止部材が、回動自在に装着され自動車に固定されたフック4、104から成り、アクチュエータ16、116がフック4、104に作用して持ち上げ機構3、103の掛止を解放することである。
【選択図】 図1

Description

本発明の技術分野は、歩行者に自動車の正面が衝突した場合に歩行者を保護するための自動車安全装置の分野である。
歩行者が自動車の前部で打撃を受けたとき、歩行者の頭部は通常車両のボンネットに当接する。頭部がボンネットに衝突すると、ボンネットに変形を生ずる。これらの変形が起きると、しばしばボンネットがエンジンブロック及び、ショックアブソーバ軸や窓ふきワイパ装置などの剛性装置に当接するに至る。そのとき、歩行者の頭部の動きは、エンジンブロックに当接したボンネットにより急激に停止されて急激な減速を受け、そのため歩行者が重大な損傷を受けることがある。
従来技術において、歩行者と自動車の衝突が生じたとき、歩行者の上下肢及び特に頭部が、ボンネットに衝突した瞬間、ボンネットの直ぐ下に位置するエンジンブロックにより停止されるのを防止する目的で、車両ボンネットをある高さまで持ち上げる装置が知られている。従来技術の装置において、ボンネットは、通常の操作で開閉される端部とは反対側にある後端、即ち窓に最も近い端部で持ち上げられ、ボンネットは自動車の前部に取り付けられたままになっている。
英国特許出願第2373218号は、衝突時に自動車のボンネットを持ち上げるために使用する装置を記載している。この装置は、ガス発生器の作用により膨張可能な構造体を有している。この構造体は変形可能な塑性材料からできている。この装置では、ガス発生器は、以前の装置と同様に、非常に早期の段階で、即ち車両が歩行者に衝突したときに、ボンネットを持ち上げるために使用される衝突検出器に結合されている。このケースにおいては、例えば歩行者の頭部がボンネットに当たった時にはボンネットは既に持ち上がっている。このような装置では、膨張構造体の急速かつ瞬間的な膨張が可能なように、ガス発生器はその構造体の直ぐ下に配置しなければならない。従って、かかる装置の装着は自動車のボンネットの下に相当の空間を必要とする。車両における空きスペースは、特に主に多くの電気的装置が原因で少なくなりつつある。更にこの装置は一旦使用すると、全体を取り換えなければならない。
米国特許第6439330号明細書は、自動車のボンネットを持ち上げる装置を記載している。この装置は、ボンネットに固定されたブラケットを持つ第一端部で回転可能に支持されたアームを備えた持ち上げ運動装置を有している。そのアームの第二端部は、レールに装着されて前記レールに沿って摺動することができる回転軸に固定されている。火薬式アクチュエータは、前記回転軸に回転自在に装着された端部を持つロッドを持っている。従って、アクチュエータで発生したガスの作用により生ずるロッドの引き出しは、レールに沿う軸の並進運動を起こし、これがボンネットを上昇させる。その記載装置は、持ち上げ装置が休止状態にあるときにこれをロックする、ボンネットの上昇を防止する役目を持つ掛止装置を持っている。
後者の米国特許に記載された装置は、ボンネットを上昇させるために、持ち上げ装置の並進運動と回転運動を組み合わせている。従って、このような運動力学は、アーム端部の並進運動を実現するために特定部材の使用、この場合にはレールの使用を必要とする。
文書DE19957872は更に、自動車のボンネットを持ち上げる装置を開示している。第1の構成によれば、この装置は両端で、即ち一方において第1端部で自動車のボンネットに、及び他方において第2端部で車両に固定された変形可能な要素に、回転自在に取り付けられたプッシュロッドを有する。火薬式アクチュエータは、プッシュロッドのほぼ中央部にある点に回動自在に取り付けられた端部を持つロッドを有する。この火薬式アクチュエータはプッシュロッドの直ぐ下に配置され、そのため作動するとそのロッドが鉛直方向に引き出されてプッシュロッドを回動させる。それ故、歩行者との衝突時、ロッドが引き出されて、これが第2端部に位置する軸を中心にしてプッシュロッドを回動させる。プッシュロッドが回動すると、歩行者がボンネットに衝突して発生した衝撃は、その中心点の回りでプッシュロッドを上下運動させるが、このプッシュロッドの上下運動は変形可能要素の変形により可能となる。
この装置の第2の構成によれば、プッシュロッドは第2端部で、車両に直接取り付けられている。ボンネットに歩行者が衝突した時、プッシュロッドは、ロッドが取り付けられている中心点の回りで回動しているときは上下運動をしないが、その中心点と第1端部との間に在る部分を捩る。
米国特許第6439330号明細書に記載された装置とは逆であるかかる装置は、ボンネットの上昇を可能にするレールを不要にする。更に、持ち上げがプッシュロッドの回転のみで実現されるから、かかる装置は単純な作動原理を使用している。しかし、ボンネットの開放の防止を可能とする掛止装置を一切使用しない。更に、かかる装置において、ボンネットは、アクチュエータロッドにより直接的に完全に持ち上げられる。結果的に、ボンネットを持ち上げるために発生させなければならない力は非常に大きくなり、このため相当な量の火薬の使用を必要とする。従ってかかる装置の使用は大形となってかさ張ることとなる。
従って、本発明の目的は、自動車が歩行者に衝突した場合に作動でき、ボンネットに下向きに単に手動で押し付けることにより元通りに回復できる安全装置を提供することである。この回復機能は、その幾何学的形状と位置設定により装置を「再掛止する」ことを可能とする回動自在掛止フックによりもたらされる。従って、装置が一旦始動したとき、車両を再び運転して修理することができるようにボンネットを自動車の通常位置に戻すことができる。装置が作動したときに、シリンダのホットガスがボンネットの再下降を防止するように構成すべきである。ガスが冷却したとき、即ち数分経ったときにのみ、単なる「手動」でボンネットを閉じることができる。
以下の説明において、「回転軸」という表現は、仮想回転軸中心線、又はその部材を回転中心として回転可能な機械部材のどちらかを表現していると理解すべきである。
本発明の対象は、自動車のボンネットを持ち上げる機構と、火薬ガス発生器を備えたアクチュエータと、前記持ち上げ機構を掛止する部材とを有し、その掛止部材が回動自在に装着されてかつ自動車に固定されているフックからなり、前記アクチュエータが前記フックに作用して持ち上げ機構を掛止から解放することを特徴とする、衝突時に自動車のボンネットを持ち上げる安全装置に関する。
このように、アクチュエータは、安全装置の掛止を解放するために直接的に又は機械部材を介してフックの回動を行う。
フックは、装置が作動した後で、フック自身の位置を元に戻す戻し装置を持つのが好都合である。
戻し装置はコイルばねからなるのが好ましい。この方式で、戻し装置により、安全装置の非作動時には、フックが持ち上げ機構に当接した状態を保持しフックの作動を防止でき、一方、前記装置の作動後には、前記持ち上げ機構の再掛止が可能な位置へ前記フックを戻すことが可能となる。
アクチュエータはその発生器により生成されたガスの作用で動くことができ、フックを動かして持ち上げ機構を解放するピストンを有することが好ましい。
持ち上げ機構は、フックにより保持され、一端には、ボンネットの通常開放のための回転軸に一致する回転軸を持ち、他端には、前記装置の作動中にアームが回転するための二つの回転軸を持つ回転アームを有するのが好都合である。
3本の軸が互いに平行であるのが好ましい。
アームは、U字形断面を持ちかつ火薬式アクチュエータを内部に収容している長い主部材を持ち、これらの二つの要素の各々が前記アームの同じ端部に位置する二つの回転軸の内の一つの回転軸を持っているのが好都合である。
主部材は、ボンネットと一体の持ち上げブラケットが関節結合された摺動部材を支持し、前記関節結合は、前記ボンネットの通常開放のために使用される回転軸を中心にしてなされ、前記軸は、初めはフックにより保持されるのが好ましい。
ピストンは肩部を持つロッドを有し、並びに回転アームの主部材は平坦部を持つ突出部を有する結果、肩部が前記突出部の平坦部に当接するとピストンの運動が停止するのが好都合である。
好ましくは、主部材の回転軸は、アームが車両に装着される面に関し、アクチュエータの回転軸の上方にある。
アクチュエータが点火されるとシリンダが動き始め、シリンダは最初にフックを押して持ち上げ機構の掛止を解放し、次にロッドにある肩部で回転アーム主部材の突出部の平坦部を押す。前記部材の回転軸は火薬式アクチュエータの回転軸よりも上方にあるから、アームはアームが上昇するにつれて回動し、アームの主部材内にある摺動部材に回動自在に装着されたブラケットによりボンネットを持ち上げる。アームが上昇すると、前記摺動部材が動いて前記主部材を長くする。このようにボンネットに与えられた運動は純粋な回転運動であり、ボンネットの前部回転中心に掛かる力を減少させることを可能とする。
本発明の第2の好適な実施例によれば、持ち上げ機構はプッシュシリンダを有する火薬式アクチュエータと掛止フックとの間に位置し、前記機構は、装置が始動されると、回転運動が後に続く並進運動を行う。
火薬式アクチュエータとフックは車両に固定され、持ち上げ機構はU字形断面を持つ細長いプッシュロッドを持つのが好都合である。
プッシュロッドは、その長さ方向に延びる互いに平行な二つの側縁部を持ち、前記縁部の各々が二つの長穴と一つの突出部を持つのが好都合である。
プッシュロッドはフックの近くにある前部とアクチュエータの近くにある後部とからなり、各側縁部は一つの長穴と突出部を後部に持ち、そして他の長穴を前部に持つのが好ましい。
プッシュロッドは前部に障害物を持ち、そして装置が始動したときに、前記障害物が前記ノッチに当接して前記フックを回動させるようにフックはノッチを持つのが好ましい。
プッシュロッドの後部の長穴は、アクチュエータが車両に装着される面に対して、突出部の上方に位置するのが好都合である。
プッシュロッドの各側縁部の後部の長穴には、車両に固定された回転軸が挿入され、そして装置が始動したときアクチュエータが突出部においてプッシュロッドを押すように前記アクチュエータが配置されるのが好都合である。
プッシュロッドの各側縁部の後部の長穴には、フックに保持された回転軸が挿入され、前記軸がボンネットの通常の開放のための回転軸に一致するのが好ましい。
プッシュロッドの各側縁部の前部にある長穴を通過している回転軸は、更に、ボンネットに固定されている持ち上げブラケットを通過する結果、前記ブラケットが前記軸により前記プッシュロッドの前部に関節結合されることが好ましい。
プッシュロッドの各側縁部の二つの長穴は、互いに平行な長軸を有して前記長軸に平行な方向に前記プッシュロッドを並進運動させることを可能にすることを助長することが好都合である。
フックは、自動車に固定されたストッパにより戻り行程でロックされるのが好都合である。
好ましくは、フックは丸みを帯びた外形を備え、これが、前記フックがストッパでロックされたときに安全装置の再掛止を容易にし、再掛止操作は、ボンネットを手で単に押すことにより回転軸をフック内に再掛止することから成っている。このボンネットの閉塞は2、3分後にのみ可能である。充填火薬から放出されたガスがその時間で十分に冷却する。
アクチュエータの点火によりシリンダが動き始め、シリンダは並進運動を行ってプッシュロッドを押し、プッシュロッド前部の障害物はフックのノッチに当接する。プッシュロッドの行程は、プッシュロッドの後部の長穴の一端からその際ストッパとして機能する他端までの回転軸の行程に対応している。フックの回動は持ち上げ機構を解放し、持ち上げ機構はそれからプッシュロッドの長穴内にある回転軸を中心にして回転し、前記軸は前記長穴の一つに当接する。プッシュロッドは前部で上昇し、持ち上げブラケットを持ち上げ、ボンネットを上昇させる。
本発明による安全装置は、ボンネットに純粋な回転運動を与え、従ってボンネットの前部回転中心へ力が掛かることを防止する利点がある。このように、ボンネットの通常の閉塞装置は、本発明による安全装置を始動させることにより損傷を受けない。
安全装置は更に、ボンネットが通常閉じられるときの中心となる既存の回転軸に関節結合して構成部材の数を減らすことにより、前記装置の作動機構の単純化を可能とする利点がある。最後に本発明による安全装置は、前記部材のコンパクトな配置によりかさ張らなくなるという利点がある。
図1、図2及び図3に関し、本発明による安全装置1の第1の好適実施例は、車両に取り付けられた支持部材2、この支持部材2に関節結合された持ち上げ機構3及び前記支持部材2に固定された掛止フック4を有する。
細長い支持部材2は、その平面が互いに平行になっている二つの立上がり縁部を備えてU字形断面を持つ後部5と、その平面が互いに平行になっている二つの立上がり縁部を備えてU字形断面を同様に持つ前部6とから構成されている。後部5の二つの立上がり縁部は各々、一方の縁部から他方の縁部へ通じる二つの孔を有し、全く同じ縁部の二つの孔の各々は、小円筒体の形をした回転軸7、8を受け入れるようになっており、2本の軸の各々は二つの縁部を結合しかつ互いに平行になっている。この縁部について、支持部材2が車両に装着される面に対して、二つの孔の一方は上部孔と呼ばれて、下部孔と呼ばれる他方の孔より上方に位置し、前記上部孔は下部孔よりも支持部材2の端部に対してより近くに位置している。支持部材2の前部6の二つの立上がり縁部の各々は互いに対向して位置する孔を有し、前記孔は、小円筒体の形をした回転軸9を受け入れるようになっている。支持部材2を通過している3本の回転軸7、8、9は互いに平行である。支持部材2の前部6の二つの立上がり縁部はその上縁にノッチ10を持っていて、前記ノッチ10の各々は互いに対向して配置され、円筒体の形をした回転軸11を受け入れるようになっており、前記軸11は、支持部材2を通過している別の3本の回転軸7、8、9と平行になっている。
図2及び図3に関し、フック4は、支持部材2が車両に装着される平面に対して下部及び上部並びにその最大長さに沿って下部及び上部を通過している仮想線に関する二つの横断面を有し、その下部は前記平面に最も近く、そして、二つの横断面の一方は前面と呼ばれて支持部材2の後部5に面し、二つの横断面の他方は後面と呼ばれてフック4の背後に位置している。下部は、支持部材2の前部6を通過している回転軸9を受け入れるようになっている孔を有し、丸みを帯びた外形12を持つ上部は、フック4の前方横断面に切り取り形成されて、支持部材2の前部6のノッチ10により支持される回転軸11を受け入れるように形成された丸い横断ノッチ13を持っている。その下部を通過している回転軸9を中心にして回転運動を行うことのできるフック4は、支持部材2に取り付けられた板ばね形の戻し装置14により所定の方向に押し戻され、かつばね14の後方横断面を押している。図面では見えないが支持部材2の中に設けられたストッパは、前記フック4の戻り行程を制限している。持ち上げ機構3は、U字形断面を持ち火薬式アクチュエータを内部に収容する細長い主部材15からなる回転アームを有し、その火薬式アクチュエータは充填火薬17、燃焼室18及びプッシュシリンダ19が連続して配置されているV字形の円筒体を有している。前記部材15の内部が見えるように回転アームの主部材15の立上がり縁部が除かれている図2及び図3に関し、前記円筒体の一方は前記充填火薬17を含み、他方は前記燃焼室18と前記シリンダ19を収容している。シリンダ19は、その外径を本体内径よりも小さくしてアクチュエータ16の本体内部を気密状態で摺動可能になった拡大部20、シリンダ19の拡大部20を伸ばす第1部分を区別可能にする肩部22を持つロッド21、及び拡大径を又持つヘッド23を端部に備えた小径の第2部分を有する。回転アームの主部材15は、支持部材2の後部の上部孔を通過している回転軸8を受け入れる、互いに向かい合う孔が開いている二つの立上がり縁部を持つ後部を有する。火薬式アクチュエータ16は更に、充填火薬17の位置に対応した後部を有し、この後部は、支持部材2の後部の下部孔を通過している回転軸を受け入れる孔が開いている。回転アームの主部材15は、シリンダ19のロッド21の肩部22により形成される平面と平行な面を持つ平坦部25を備えた横断突出体24を持つ前部を有する。回転アームの主部材15の前部は、互いに平行な平面を持つ二つの立上がり縁部を有する結果、U字形断面を持つ細長い摺動部材26を有する。摺動部材26の立上がり縁部の各々は、内部に孔を持つ拡大丸形端部27で終結しており、その孔は各々、互いに向かい合うと共に、支持部材2の前部6の二つのノッチ10により支持された回転軸11を受け入れる通路を形成している。摺動部材26の立上がり縁部の各々の拡大端部27が、回転アームの主部材15の中に前記摺動部材26が完全に再挿入するのを防止するストッパを形成している。互いに直角な二つの平面を持つ部材からなる持ち上げブラケット28は、摺動部材26とそれが固定されている車両ボンネット29との間の連接部材となっている。持ち上げブラケット28の一方の面は、摺動部材26の丸みを帯びた拡大端部27を通過している回転軸11が横断可能なように孔が開いていて、そして前記ブラケット28の他方の面は、図示されていない複数のボルトにより車両のボンネット29に取り付けられている。
第1の好適実施例の作動方法は以下の通りである。
図2に関し、充填火薬17に点火して先ず第1に燃焼室18内にガスを発生させ、そして第2にシリンダ19を動かす。時系列で言うと、前記シリンダ19のヘッド23がフック4の下部を押してこれを回動させ、前記フック4の上部により当初保持されていた回転軸11を解放し、それからシリンダ19のロッド21の肩部22が突出部24の平坦部25に当接し、可動アームの主部材15を押す。図1及び図3に関し、前記主部材15とこれに固定されたアクチュエータ16は、支持部材2の後部5を通過しているその回転軸7、8の回りを反時計方向に回転する。それから可動アームは、その前部を上昇させる。後で伸縮自在特性を述べるが、アームが上昇するにつれて、摺動部材26が主部材15から徐々に出てくる。それからボンネット29は、摺動部材26について関節結合された持ち上げブラケット28により上昇させられ、その位置は、持ち上げ段階において主部材15の外見上の長さを増大することにより調節される。この装置1に含まれる種々の関節により、車両の前部に位置している通常のボンネット29閉塞装置の仮想回転軸回りの純粋回転運動をボンネット29に与える。フック4の特定の幾何学的形状と戻し装置14による位置設定とストッパとにより、ボンネット29を単に押しつけることにより前記ボンネット29を再下降させて、摺動部材26の回転軸11を前記フック4に再掛止することが可能となる。このようにして、装置1は容易に再掛止することができる。この手動による閉塞はガスが冷却されたとき、換言すれば装置の作動後数分経ったときにのみ可能である。
図4から図6に関し、本発明による安全装置100の第2の好適実施例は、火薬式アクチュエータ116と掛止フック104の間にある持ち上げ機構103を有し、前記アクチュエータ116と前記フック104は、車両に取り付けられた支持部材102に固定されている。細長い支持部材102は、U字形断面を持つようにその平面が互いに平行になっている二つの立上がり縁部を備えている後部105と、U字形断面を持つようにその平面が互いに平行になっている二つの立上がり縁部を同様に備えている前部106とを有する。後部105の二つの立上がり縁部の各々は、小円筒体の形をしている回転軸108を受け入れることを目的とした通路を形成するように一方の縁部から他方の縁部へ通じている孔を持っている。前記孔は、支持部材102の車両への装着面に対して支持部材102の後部105の上部に位置している。
火薬式アクチュエータ116は、内部に充填火薬117、燃焼室118及びプッシュシリンダ119が連なって配置されているL字形円筒体を有している。図5及び図6に関し、前記円筒体の一方は充填火薬117を含み、他方は前記燃焼室118と前記シリンダ119を収容している。シリンダ119は、その外径がアクチュエータ116の円筒体の内径よりも小さいために前記円筒体内でシール状態にて摺動可能な拡大部120と、内部に孔を備えた拡大ヘッド123を端部とするロッド121とを有している。支持部材102の前部106の二つの立上がり縁部の各々は、互いに向かいあって位置する孔を有し、前記孔は、小円筒体形状の回転軸109を受け入れるようになっている。支持部材102の前部106の二つの立上がり縁部は又、その上縁にノッチ110を持ち、前記ノッチ110は各々互いに向かい合って配置され、円筒体形状の回転軸111を受け入れるようになっている。図5及び図6に関し、フック104は、支持部材102の車両への装着面に対して下部と上部とを有し、下部は前記装着面に対して最も近く、その最大長さに沿って上部と下部とを通る仮想線に関する二つの横断面の一方は前面と呼ばれて支持部材102の後部105に面し、他方は後面と呼ばれてフック104の背後に位置している。下部は、支持部材102の前部106を通過する回転軸109を受け入れる孔を有し、丸みを帯びた外形112を持つ上部は、フック104の前面を切り欠いてできて、支持部材102の前部106のノッチ110により支持された回転軸111を受け入れるように形成された丸い横断ノッチ113を持っている。その下部を通過している回転軸109を中心にして回転運動ができるフック104は、支持部材102に固定されたコイルばね形の戻し装置114により所定の方向に押し戻され、その曲がり部が前記ばね114の後方横断面を押している。ばね114は、フック104の下部を通過している回転軸109の回りに部分的に巻かれている。フック104の前記下部は、前記フック104の回転軸109に平行で、フック104の上部と前記回転軸109の間に位置している停止ピン140を有する。支持部材102の内部に配置された図示されていないストッパは、前記フック104の戻り行程を制限している。
持ち上げ機構103は、二つの細長い側縁部からなる細長いプッシュロッド115を有するが、その側縁部は同一で互いに平行であり、前記側縁部の平面に直交する平面を有する接続縁部により互いに連結されている。図5及び図6に示すように、プッシュロッド115の二つの側縁部は前部と長穴150を持つ後部とを有し、後部の長穴150の各々は互いに向かい合っていて、支持部材102の後部105の孔を通過している回転軸108を受け入れるようになっている通路を形成している。プッシュロッド115後部の長穴150と支持部材102の後部の孔は位置が合わされている。プッシュロッド115の後部は、支持部材102が装着されている面に対して上部領域と下部領域とに分けられ、下部領域は前記プッシュロッド115の上部と前記装着面との間に位置している。長穴150は、プッシュロッド115の後部の前記上部領域に位置している。
下部領域は、プッシュロッド115の後部の長穴150を通過している回転軸108に平行な軸線を持つ取り付けピン160を有する。アクチュエータ116は、シリンダ119のロッド121の拡大頭部123を通過している前記取り付けピン160によりプッシュロッド115に固定されている。図7に関し、プッシュロッド115の各側縁部はその前部に長穴170を有し、その長軸が前記プッシュロッド115の後部の長穴150の長軸に平行であり、前部の前記長穴170の各々は互いに向かい合っていて、支持部材102の前部106の二つのノッチ110を通過している回転軸111を受け入れるようになっている通路を形成し、前記軸111は更にフック104の丸みを帯びた横断ノッチ113を通過している。プッシュロッド115の二つの側縁部の各々の前部は、丸みを帯びた端部180と前記端部180の後方に位置する障害物を備え、前記障害物は、フック104の下部の停止ピン140に当接する荷重受面となっている。
互いに直交する二つの平面を持つ部材からなる持ち上げブラケット128により、プッシュロッド115の前部と、車両に固定されているボンネット129と、が連結される。持ち上げブラケット128の一方の面は、プッシュロッド115の前部の長穴を通過している回転軸111が通れるように孔明けされており、前記ブラケット128の他方の面は図示されていない複数のボルトにより車両のボンネット129に取り付けられている。
本発明の第2の好適実施例の作動方法は以下の通りである。
図5に関連し、充填火薬117の点火は、先ず燃焼室118内にガスを発生し、次にシリンダ119の並進運動を生ずる。前記シリンダ119はプッシュロッド115に固定されているから、前記プッシュロッド115も又、前部と後部にある長穴150、170の作用により並進運動を行う。図7に関連し、プッシュロッド115の前部は、障害物により形成された荷重受面190によりフック104の停止ピン14に当接し、フック104を回動させ、前記フック104により保持されていた回転軸111を解放する。プッシュロッド115の並進運動は、前記プッシュロッド115の後部にある長穴150が、それを通過しかつ支持部材102の後部105に固定された回転軸108に当接するまで続く。その後、プッシュロッド115は、前記回転軸108を中心にして回動し、今や解放されている前部が上昇する。それからボンネット129は、プッシュロッド115の前部に関節結合された持ち上げブラケット128により上昇する。前記上昇は、プッシュロッド115の前記前部の長穴170により可能となり、長穴170により長穴を通過している回転軸111が前記長穴170の中で動くことが可能となり、ボンネット129を持ち上げる段階において前記ブラケット128の位置を再調整することが可能となる。
フック104の特定の幾何学的形状と戻し装置104及びストッパによる位置設定により、ボンネット129を単に押すことにより前記ボンネット129を再下降させて、前記フック104内のプッシュロッド115の前部の回転軸111に再掛止することが可能となる。このようにして装置100は容易に再掛止できる。ボンネットは、発生器により生成されたガスが冷却する時間を見込んで、装置が作動完了してから数分経過するまで閉じることができない。
本発明による安全装置の第1実施例の、作動終了点における、斜視図である。 図1の安全装置の、作動前における、長手軸方向の断面図である。 図1の安全装置の、作動中における、長手軸方向の断面図である。 本発明による安全装置の第2実施例の、作動中における、斜視図である。 図4の安全装置の、作動前における、長手軸方向の断面図である。 図4の安全装置の、作動中における、長手軸方向の断面図である。 図4の安全装置の一部分の長手軸方向の断面図である。

Claims (10)

  1. ボンネット(29)の持ち上げ機構(3)と、火薬ガス発生器を備えたアクチュエータ(16)と、前記持ち上げ機構(3)を掛止する部材とを有し、前記アクチュエータはフック(4)を動かして前記持ち上げ機構(3)を解放するために前記発生器で生成されたガスの作用により動くことができるピストン(19)を装備し、前記掛止部材は回動自在に装着されかつ自動車に固定された前記フック(4)から成り、前記アクチュエータ(16)は前記フック(4)と協働して前記持ち上げ機構(3)の掛止を解放する、衝突時に自動車のボンネット(29)を持ち上げる安全装置(1)であって、
    前記持ち上げ機構(3)は、一端には、前記フック(4)により保持されかつ前記ボンネット(29)の通常開放用の回転軸と一致する回転軸(11)を持ち、他端には、前記装置の作動中にアームを回転するための二つの回転軸(7、8)を持つ回転アームを有することを特徴とする安全装置。
  2. 請求項1に記載の安全装置であって、
    前記安全装置が一旦作動をしたときに前記フックが元の位置に戻ることを可能とする戻し装置(14)を前記フック(4)が持つことを特徴とする安全装置。
  3. 請求項2に記載の安全装置であって、
    前記戻し装置(14)がコイルばねからなることを特徴とする安全装置。
  4. 請求項1に記載の安全装置であって、
    前記3本の軸(7、8、11)が互いに平行であることを特徴とする安全装置。
  5. 請求項1に記載の安全装置であって、
    前記アームは、U字形断面を持ち内部に火薬式アクチュエータ(16)を収容する細長い主部材(15)からなり、これらの二つの要素は各々、前記アームの同じ端部にある二つの回転軸の内の一つの回転軸(7、8)を持つことを特徴とする安全装置。
  6. 請求項5に記載の安全装置であって、
    前記主部材(15)は、前記ボンネット(29)と一体の持ち上げブラケット(28)が関節結合している摺動部材(26)を支持し、前記関節結合が前記ボンネット(29)の通常開放用に使用される前記回転軸(11)を中心にしてなされ、初めは前記軸(11)が前記フック(4)により保持されていることを特徴とする安全装置。
  7. 請求項6に記載の安全装置であって、
    前記ピストン(19)は肩部(22)を持つロッド(21)を有し、前記回転アームの前記主部材(15)は、平坦部(25)を備えた突出部(24)を有する結果、前記突出部(24)の前記平坦部(25)に前記肩部(22)が当接したときに前記ピストン(19)の運動が停止されることを特徴とする安全装置。
  8. 請求項5に記載の安全装置であって、
    前記主部材(15)の前記回転軸(8)が、前記アームが自動車に装着される面に対して、前記アクチュエータ(16)の前記回転軸(7)の上方にあることを特徴とする安全装置。
  9. 請求項2に記載の安全装置であって、
    前記フック(4)は、自動車に固定されたストッパにより、戻り行程でロックされることを特徴とする安全装置。
  10. 請求項9に記載の安全装置であって、
    前記フックは丸みを帯びた外形(12)を有し、前記フック(4)が前記ストッパでロックされるとき、前記外形が前記装置の再掛止を容易にし、その再掛止操作は前記ボンネット(29)を単に押すことにより前記フック(4)内に前記回転軸(11)を再掛止することから成ることを特徴とする安全装置。
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