JP2005186854A - 洗車機 - Google Patents

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昇 市川
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Abstract

【課題】本発明は洗車機に関し、洗車ブラシの交換時期を洗車の実情に沿って自動的に確実かつ確実に検知して適正な交換が行え、以て洗車対象車を傷付けることなく、洗車を行うものである。
【解決手段】一定軌条2,2に移動可能に設けられる門形フレーム1と、門形フレームに囲まれる空間部K内に乗り入れられる洗車対象車3と、洗車対象車に接離可能に門形フレームに取付けられる洗車ブラシ(トップブラシ5、サイドブラシ7,8)と、該洗車ブラシを回転、駆動する各モータM2,M3,M4とを備え、門形フレームの移動により洗車対象車を洗車する洗車機において、モータの回転数を検知する第1検知手段9および/またはモータにかかる洗車対象車に対する洗車ブラシの摩耗による接触圧負荷を電気的に検出する第2検知手段11と、洗車ブラシが予定回転数に達した時および/または接触圧負荷が設定範囲外に達した時に表示等の手段で交換時期を告知する告知手段Dとを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗車機のブラシ交換時期を自動的に感知するシステムを備えた洗車機に係り、洗車対象車に接触して洗浄するトップブラシ、サイドブラシ等の洗車ブラシの交換時期を自動的に検知することにより摩耗した洗車ブラシの交換を適正時期に確実に行うことができるようにし、以て摩耗した洗車ブラシにより洗車対象車を傷付けるのを防止するようにした洗車機に関するものである。
従来、門形洗車機としては、洗車機自体を移動する本体移動型のものと、洗車機本体が固定で、洗車対象車を乗入れ搭載した台車を移動させる台車移動型のものとがあるが、何れの形式においても、門形フレームに、洗車対象車の外形に沿って洗車ブラシを近接可能にかつ離間可能に設けるとともにこの洗車ブラシを回転自在に設けることにより洗車が行われていた。この場合、洗車ブラシが長期使用により摩耗すると、そのブラシ芯が洗車対象車に強く接触することになって車を損傷するおそれがある。そこで、洗車ブラシの洗車対象車の表面に対する位置を制御して接触圧力を一定に保つために、洗車ブラシを回転させるモータの負荷等の電気的作用を検知、測定し、この測定にもとづいて洗車ブラシを移動制御するものが提案されている(例えば、特許文献1)。
特開昭47−28769号公報
しかしながら、上記従来の洗車機では、機械的抵抗、経年の負荷変化等により洗車対象車に対する洗車ブラシの接触圧が、一定の限界を超えてモータに負荷がかかる場合に、洗車ブラシを洗車対象車に近接したり、離脱することにより洗車ブラシの洗車対象車の表面に対する位置を制御して接触圧力を一定に維持して洗車を行うものであるのに過ぎなかった。
ところが、洗車ブラシは通常、モータに連動されるシャフトの周囲に多数の合成樹脂繊維群や天然繊維群を装着することにより形成されるものであり、長期使用により洗車対象車に対する接触により摩耗を生ずる。そして、この洗車ブラシの摩耗度は使用回数、モータの回転数、洗剤を使用して洗車を行うとか、ワックスがけを行う等の洗車コースの選択の相違、また洗車を行おうとする洗車対象車の洗車面積の多少、外形や車種の相違、さらにはメーカの相違による商品の相違等に起因して摩耗度が異なる。
従って、上記従来の洗車機は、モータの負荷による電流変化を正確に捉えて洗車ブラシの交換時期とするものではなく、洗車対象車に対する洗車ブラシの接触圧力を一定に維持して洗車を行うものであるので、洗車ブラシの摩耗が進んで可撓性によるしなやかな弾性が失われたり、合成樹脂繊維群や天然繊維群の先端が解れを生じて疲労したままで使用すると、洗車対象車の表面を傷付けるという欠点があった。
また、従来、洗車ブラシを新たなものと交換するには、一定期間経過後に交換を行ったり、所定台数の洗車後に交換を行うという経験則に頼って行われていた。通常は洗車台数にして2万台を洗車すると、洗浄ブラシの機械的疲労が激しいので、洗車ブラシを交換していた。このため、高価な洗車ブラシの交換時期が適正に行えずに未だ充分に使用することができるのに、時期が速い段階で交換したり、反対に洗車ブラシの使用時期が遅過ぎた段階で交換することになっていた。
本発明は上記従来の問題を解決し、洗車ブラシの交換時期を洗車の実情に沿って自動的に確実かつ確実に検知することにより適正な洗車ブラシの交換が行え、以て洗車対象車を傷付けることなく、洗車を行うことができる洗車機を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、請求項1に記載の発明は、一定軌条に移動可能に設けられる門形フレームと、該門形フレームに囲まれる空間部内に乗り入れられる洗車対象車に対して接離可能に前記門形フレームに取付けられる洗車ブラシと、該洗車ブラシを回転駆動する各モータとを備え、前記門形フレームの移動により洗車対象車を洗車する洗車機において、前記モータの回転数を検知する第1検知手段および/または前記モータにかかる前記洗車対象車に対する洗車ブラシの接触圧負荷を電気的に検出する第2検知手段と、前記洗車ブラシが予定回転数に達した時、および/または前記接触圧負荷が設定範囲外に達した時に、これを表示等の手段で告知する告知手段を設け、前記洗車ブラシの交換時期を告知するようにしたことを特徴とする手段を採用した。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記第1検知手段により検知されるモータの予定回転数と前記第2検知手段により検知されるモータにかかる負荷による電流値変化とが検知された時に洗車ブラシの交換時期を告知することを特徴としたという手段を採用した。
また、本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記第1検知手段により検知されるモータの予定回転数と前記第2検知手段により検知されるモータにかかる負荷による電流値変化との何れかが検知された時に洗車ブラシの交換時期を告知することを特徴としたという手段を採用した。
また、本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1,または請求項2,請求項3において、モータの予定回転数標準値が予め記憶されるコンピュータの記憶手段と、モータの回転数を検知する前記第1検知手段と、該第1検知手段により検知されるモータの回転数と前記予定回転標準値とを比較する比較器と、前記第1検知手段により検知されるモータの回転数が前記予定回転標準値を越えた時に告知する告知手段とを備えたことを特徴とするという手段を採用した。
また、本発明の請求項5に記載の発明は、請求項1,または請求項2,請求項3,請求項4において、洗車ブラシが洗車対象車の側面を洗浄するサイドブラシと、天面を洗浄するトップブラシとからなり、モータにかかる洗車対象車に対する摩擦の負荷による電流値変化は、コンピュータの制御部における記憶手段に予め記憶されているトップブラシ回転用モータ、サイドブラシ回転用モータの、前記トップブラシ、サイドブラシの洗車対象車に対する無負荷値と比較器にて比較されることにより、トップブラシ、サイドブラシが摩耗して無負荷値が一定値以下になると、告知手段により洗車ブラシの交換時期を告知することを特徴とするという手段を採用した。
また、本発明の請求項6に記載の発明は、請求項1,または請求項2,請求項3,請求項4,請求項5において、洗車対象車に対する洗車ブラシの摩擦による負荷の電流値変化が、前記高接触値標準値と前記低接触値標準値との間においてモータは制御されて回転されることを特徴としたという手段を採用した。
また、本発明の請求項7に記載の発明は、請求項1,または請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6において、前記トップブラシは、前記門形フレームの上部に正転方向および/または逆転方向に回転自在且つ昇降自在に設けられ、前記サイドブラシは、門形フレームの左右の内側面に正転方向および/または逆転方向に回転可能に取付けられるとともに洗車対象車の前面または後面の何れか一面に進退可能に設けられていることを特徴とするという手段を採用した。
また、本発明の請求項8に記載の発明は、請求項1,または請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7において、前記第1検知手段および第2検知手段は、交流発電気式センサ、交流誘導式センサ、回転磁石式センサ、周波数式センサ、デジタル計数式センサ、トルクセンサの何れかであることを特徴とするという手段を採用した。
本発明の洗車機のブラシ交換時期を自動的に感知するシステムを備えた洗車機に係り、洗車対象車に接触して洗浄するトップブラシ、サイドブシ等の洗車ブラシの交換時期を自動的に検知することにより摩耗した洗車ブラシの交換を洗車の実情に沿って自動的にかつ確実に検知して適正な交換が行え、以て洗車対象車を傷付けることなく、洗車を行うことができる。
以下図面に従い、本発明を実施するための最良の形態につき詳細を説明する。
図1は本発明の洗車機の実施形態1を示す幅方向の断面図、図2は同じく水平断面図、図3は図1のA−A断面図、図4はトップブラシの昇降手段を示す拡大断面図、図5は本実施形態1を構成する制御盤の拡大正面図、図6は同じく制御盤に装着された各種スイッチを押圧操作することにより実施される洗車時のフローチャート図、図7は同じく洗車ブラシの摩耗による接触圧負荷に伴う電流値変化により洗車ブラシの交換時期を検知するための結線図、図8は同じく洗車ブラシの交換時を知り得る無負荷電流と洗車台数との関係を示す特性図である。
以下、本実施形態1を詳細に説明すると、1は一定の軌条2,2に移動可能に設けられる門形フレームであり、この門形フレーム1に囲まれる空間部K内には洗車対象車3が乗り入れられる。
そして、本実施形態の洗車機には、門形フレーム1の上部には正転方向および/または逆転方向に回転自在に取付けられ且つ昇降手段4を介して昇降自在に設けられ、洗車対象車3の天面に接離可能になって洗浄を行うための洗車ブラシとしてのトップブラシ5と、前記門形フレーム1の左右の内面に正転方向および/または逆転方向に回転可能に取付けられるとともに洗車対象車3の前面または後面の何れか一面に進退手段6,6′を介して進退可能に設けられて洗車対象車3の前面または後面の何れか一面の洗浄を行い、しかも洗車対象車3の左右の側面に接離可能になって洗車対象車3の左右の側面を洗浄するための洗車ブラシとしてのサイドブラシ7,8とを備えている。
また、前記門形フレーム1には、該門形フレーム1に近接して設けた図には示さない貯水タンク内に貯水される洗浄液、また洗剤タンク内に貯留される洗剤、ワックス液貯留タンク内に貯留されるワックスが、必要時にそれぞれ図には示さないポンプを駆動して噴出するための多数のノズルが門形フレーム1の内側面に配した複数本の供給管に設けられている。例えば、この供給管は3本が用意され、洗剤を用いて洗車する場合には、このうち門形フレーム1の進行方向に先行する1本から洗剤が供給され、後行する2本から水が供給されることにより洗車が行われる。また、ワックスがけを行う場合には、進行方向に先行する1本からワックスが供給され、後行する2本から水が供給される。
そして、洗車対象車3の洗浄時には、前記門形フレーム1と前記洗車対象車3とは相対移動されるが、本実施形態1では、門形フレーム1に囲まれる空間部K内に配置される洗車対象車3に対して門形フレーム1が走行モータM1により軌条2,2を往復移動することにより洗浄が行われる。
このうち、本実施形態1では、図1において左側の前記サイドブラシ7は、洗車対象車3の前面に前記進退手段6により進退自在になることにより洗車対象車3の前面を洗浄する。また、図1において右側の前記サイドブラシ8は、洗車対象車3の後面に前記進退手段6′により進退自在になることにより洗車対象車3の後面を洗浄する。
また、前記トップブラシ5は、連動されるトップブラシ回転用のモータM2により該モータM2のモータシャフトに設けるウォームホイール24′と、該ウォームホイール24′に噛合自在にトップブラシ外装シャフト5Aに設けるウォーム23′を介して回転自在に設けられる。また、前記サイドブラシ7,8は、それぞれ連動されるサイドブラシ回転用のモータM3,M4により回転自在に設けられる。M5はトップブラシ5を昇降自在になすための前記昇降手段4の昇降モータである。また、前記走行モータM1、トップブラシ回転用モータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4、昇降モータM5は本実施形態1では交流モータが使用され、後記コンピュータの制御部Cに接続され、回転方向が正転方向または逆転方向へと切換可能であり、しかもインバータ制御によりその回転数を制御可能である。
また、図7において9は前記トップブラシ回転用モータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4に設けられた第1検知手段であり、この第1検知手段9によりトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の回転数が検知される。
そして、前記トップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の回転数が第1検知手段9により検知されると、この回転数は、コンピュータの制御部Cにおける記憶手段に予め記憶されているトップブラシ5を回転駆動するモータM2、サイドブラシを回転駆動するモータM3,M4の予定回転数標準値と比較器10により比較され、これらの洗車ブラシの回転数が予定回転数標準値を超えた時に、後記告知手段Dにより告知されるようになっている。
また、前記第1検知手段としては、例えば交流発電気式センサ、交流誘導式センサ、回転磁石式センサ、周波数式センサ、デジタル計数式センサ、トルクセンサの何れかが用いられる。また、告知手段Dとしては、本実施形態1は図5に示すようにブラシ交換予告ランプLが点灯表示されることによりトップブラシ5、サイドブラシ7,8等の交換時期を告知するようにしているが、これに限らず例えばデジタル表示、音声等を発生することにより交換時期を告知するようにすることもできる。
11は前記トップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4に設けられた第2検知手段であり、この第2検知手段11は前記トップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4にかかる洗車対象車3に対するトップブラシ5、サイドブラシ7,8の摩耗による接触圧負荷を電流値変化として検知することによりトップブラシ5、サイドブラシ7,8の交換時期を検知するためのものである。
また、この第2検知手段11により、前記トップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4にかかる前記洗車対象車3に対する洗車ブラシの摩耗による電流値変化を検知する。そして、この第2検知手段11により検知される前記トップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4にかかる前記洗車対象車3に対するブラシの摩耗による電流値変化は、コンピュータの制御部Cにおける記憶手段に予め記憶されているトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の、前記トップブラシ5、サイドブラシ7,8の洗車対象車3に対する無負荷値と比較器10′にて比較されることにより、トップブラシ5、サイドブラシ7,8が摩耗して無負荷値が一定値以下になると、告知手段Dにより洗車ブラシの交換時期を告知するようになっている。
また、第2検知手段11により検知される前記トップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4にかかる前記洗車対象車3に対する洗車ブラシの摩耗による電流値変化は、予めコンピュータCの記憶手段に記憶される前記トップブラシ5、サイドブラシ7,8が洗車対象車3に強い摩擦力にて接触する高接触値標準値、並びに前記トップブラシ5、サイドブラシ7,8が洗車対象車3に弱い摩擦力にて接触する低接触値標準値とに対して比較器10′により比較されることにより、前記高接触値標準値と、前記低接触値標準値との間において前記トップブラシ回転用モータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4とを制御するようになっている。
また、この第2検知手段11は、例えば交流発電気式センサ、交流誘導式センサ、回転磁石式センサ、周波数式センサ、デジタル計数式センサ、トルクセンサの何れかが用いられる。
また、コンピュータCの記憶手段に記憶される前記トップブラシ回転用モータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4にかかる前記洗車対象車3に対するブラシの摩耗による電流値変化には、前記高接触値標準値と、低接触値標準値とのほか、異常時にトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の回転を停止するための異常停止標準値や、前記トップブラシ5、サイドブラシ7,8が洗車対象車3に接触していない無負荷標準値等が挙げられる。
図5、図7において12は門形フレーム1の側面に設けられる制御盤であり、この制御盤12には条件指定スイッチ群13と、コース指定スイッチ群14等が設けられ、これらの条件指定スイッチ群13と、コース指定スイッチ群14等はコンピュータの制御部Cに接続されている。
このうち、条件指定スイッチ群13には、2t、4t、10tの重量別の車種選択スイッチS1、S2、S3と、平ボデイ等の外形別の車種選択スイッチS4と、トラック等の運転席の上部がフード付の車種選択スイッチS5と、何も運転席に搭載していない車種選択スイッチS6と、運転席の上部に荷台を搭載している車種選択スイッチS7とが設けられている。
また、コース指定スイッチ群14は、洗車対象車3の洗車個所として前面洗車用指定スイッチS8と、上面洗車用指定スイッチS9と、側面洗車用指定スイッチS10と、後面洗車用指定スイッチS11と、往復洗車用指定スイッチS12と、片道洗車用指定スイッチ13と、洗剤使用指定スイッチS14と、洗剤不使用指定スイッチS15と、ワックス使用指定スイッチS16と、ワックス不使用指定スイッチS17と、取り消し指定スイッチS18と、洗車確認指定スイッチS19と、リセットスイッチS20と、非常停止スイッチS21と、操作切り換え指定スイッチS22と、ブラシ交換予告ランプLとが設けられている。
前記昇降手段4は、図4に示すように、駆動源としての昇降モータM5と、該昇降モータM5のモータシャフトに装着されるウォ−ムホイ−ル部23と、該ウォ−ムホイ−ル部23が噛合自在にトップブラシ5のトップブラシ外装シャフト5Aに回転自在に内挿したトップブラシ内装シャフト5Bの端部付近に設けられたウォ−ム部24と、門形フレーム1の左右の内側面に縦に対向して設けられ、内部の前面または後面にラック部26が設けられた横断面略コ字形のガイド枠25,25と、トップブラシ内装シャフト5Bの端部に装設され、前記ガイド枠25,25内の前記ラック部26に噛合自在に設けられた駆動ピニオン27と、前記ガイド枠25,25の奥壁面および左右の内側面に回転可能に接触するガイドローラ28a,28b;28a,28bとから形成される。
また、サイドブラシ7,8を洗車対象車3に対して進退可能になす進退手段6,6′は、門形フレーム1の進退方向Xに交叉するように前記門形フレーム1の上部に設けられた案内軌条29,29と、該案内軌条29,29に案内走行される4つの車輪30,30;30,30を有する台車31と、該台車31内に設けられた駆動源としての走行台車モータM6と、該走行台車モータM6のモータシャフトに装着される駆動プーリ32と、該駆動プーリ32に動力伝達ベルト33を介して回転可能になる前記車輪30,30;30,30と同軸に設けられた受動プーリ34と、前記台車31に搭載される前記サイドブラシ回転用のモータM3、M4とから形成される。なお、前記駆動プーリ32および受動プーリ34に代えて図には示さないがスプロケットを、また動力伝達ベルトに代えてチェンを使用することもできる。
なお、35はサイドブラシ7,8の下面を回転自在に支持するためのサイドブラシサポートシャフトであり、このサイドブラシサポートシャフト35は、洗車対象車3を洗浄するのに、例えばサイドブラシ7,8が進退手段6,6′により進退方向Xに交叉する方向に伸縮するのに追従して伸縮することによりサイドブラシ7,8が振れ動いたり、振動することなく支持するようにしている。そして、このサイドブラシサポートシャフト35は、例えば油圧の多段シリンダが用いられる。
本発明の実施形態1は以上の構成からなり、洗浄対象車3を洗浄するには先ず門形フレーム1の空間部K内に洗浄すべき洗浄対象車3を乗り入れる。
次いで、門形フレーム1の側面に装備された図5および図7の制御盤12の条件指定スイッチ群13のうち、例えば2t、4t、10t等の車種選択スイッチS1、S2、S3の何れかか、または外形が平ボディである場合の車種選択スイッチS4の何れかを選択して押す。
その後、洗浄対象車3の外形が、例えばトラック等の運転席の上部がフード付の場合には、車種選択スイッチS5を、また何も運転席に搭載していない場合には、車種選択スイッチS6を、さらに運転席の上部に荷台を搭載している場合には、車種選択スイッチS7の何れかを選択して押圧する。
それから、コース指定スイッチ群14のうち何れかを選択して押圧することにより、洗車対象車3の洗浄コースを設定する。
すなわち、洗車対象車3の前面を洗浄する場合には、前面洗車用指定スイッチS8を、また洗車対象車3の天面を洗浄する場合には、上面洗車用指定スイッチS9を、また側面を洗浄する場合には、側面洗車用指定スイッチS10を、また後面を洗浄する場合には、後面洗車用指定スイッチS11を、また洗車対象車3を往復洗浄する場合には、往復洗車用指定スイッチS12を、また洗車対象車3を片道洗浄する場合には、片道洗車用指定スイッチ13を、また、洗剤を使用して洗浄する場合には洗剤使用指定スイッチS14を、また、洗剤が不使用の場合には洗剤不使用指定スイッチS15を、また、ワックスがけを必要とする場合には、ワックス使用スイッチS16を、またワックスがけを不要とする場合には、ワックス不使用指定スイッチS17をそれぞれ選択して押圧する。
そして、最後に洗車確認指定スイッチS19を押すことにより、設定される車種の洗車対象車3毎に、設定される手順に従って洗車が行われる。
また、誤って各種スイッチの押圧操作をなした時は、取り消し指定スイッチS18を押して取消しを行う。また、不用意な事態を生ずる場合には、非常停止スイッチS21を押圧して非常停止を行うようにする。
例えば、洗車対象車3の前面、天面、左右の側面、後面を洗浄し、しかも洗剤を用いて往復移動して洗浄を行う場合には、前面洗車用指定スイッチS8、上面洗車用指定スイッチS9、側面洗車用指定スイッチS10、後面洗車用指定スイッチS11、往復洗車用指定スイッチS12、洗剤使用指定スイッチS14を選択して押圧し、最後に洗車確認指定スイッチS19を押すと、先ず門形フレーム1は走行モータM1が駆動することにより洗車対象車3に対して洗浄開始初期位置まで移動する。
それから左側のサイドブラシ回転用のモータM3が駆動して左側のサイドブラシ7が時計方向に回転する。そして進退手段6の走行台車モータM6が駆動することにより車輪30が走行台車モータM6の駆動力を受けて回転するので、台車31が案内軌条29,29を前進するため、サイドブラシ7は洗車対象車3の前面に回転しながら前進して行く。この際、門形フレーム1には、該門形フレーム1に近接して設けた図には示さない貯水タンク内に貯水される洗浄液、また洗剤タンク内に貯留される洗剤がノズルから噴出することにより洗車対象車3の前面を洗浄する。
そして、サイドブラシ7により洗車対象車3の前面が洗浄されると、走行台車モータM6が駆動して反時計方向に回転するので、走行台車モータM6の駆動力を受けて車輪30が反転するため、台車31は案内軌条29,29を後退する。
このように、進退手段6によりサイドブラシ7の往復動作がプログラムに沿って複数回繰返され、洗車対象車3の前面が洗浄される。そして、洗車対象車3の前面が洗浄された後は旧位に復する。
次いで、トップブラシ回転用のモータM2が駆動すると、トップブラシ5は時計方向に回転する。そして、昇降手段4の昇降モータM5が駆動すると、駆動ピニオン27がガイド枠25の内側の前面または後面の一面に設けたラック部26に回転しながら噛合していくので、トップブラシ5は洗車対象車3の車種毎の天面の外形状に合わせてガイド枠25,25に案内されながら上昇または降下することにより近接したり、離間される。同時に門形フレーム1の走行モータM1が駆動し、門形フレーム1が洗車対象車3に対して軌条2,2を後退して行くので、トップブラシ5により洗車対象車3の天面は前方から後方にわたり、洗浄されて行く。
同時に、サイドブラシ回転用のモータM3、M4が回転駆動し、サイドブラシ7,8は時計方向に回転駆動されるとともに走行モータM1が駆動して門形フレーム1が軌条2,2を後退して行くことにより洗車対象車3の左右の側面をサイドブラシ7,8により前方から後方へと往路の洗浄を行う。
そして、門形フレーム1が洗車対象車3の後端に位置すると、トップブラシ5の回転は停止され、今度は右側のサイドブラシ回転用モータM4が駆動して右側のサイドブラシ8が時計方向に回転する。そして進退手段6′の走行台車モータM6が駆動することにより車輪30が走行台車モータM6の駆動力を受けて回転して台車31が案内軌条29,29を前進するため、サイドブラシ8は洗車対象車3の後面に回転しながら前進して行くことにより洗車対象車3の後面を洗浄する。
このように、進退手段6′によりサイドブラシ8の往復動作がプログラムに沿って複数回繰返され、洗車対象車3の後面が複数回洗浄される。そして、洗車対象車3の後面が洗浄された後は旧位に復する。
そして、サイドブラシ8により洗車対象車3の後面が洗浄されると、走行台車モータM6が駆動して反時計方向に回転するので、走行台車モータM6の駆動力を受けて車輪30が反転するため、台車31は案内軌条29,29を後退し、旧位に復する。
その後、図4に示すように、昇降手段4の駆動源としての昇降モータM5が回転駆動すると、トップブラシ外装シャフト5Aに内装したトップブラシ内装シャフト5Bの端部に装設された駆動ピニオン27が、ガイド枠25,25内の内側面に設けるラック部26に噛合しながら回転するので、トップブラシ用モータM2の駆動により該モータのモータシャフトに設けるウォームホイール24′とトップブラシ外装シャフト5Aに設けたウォーム23′とを介して回転されるトップブラシ5は、ガイドローラ28a,28b;28a,28bがガイド枠25,25の奥壁面および左右の内側面に回転可能に接触しながらガイド枠25,25を上下方向に案内移動され、昇降動作が円滑かつ確実に行われるので、洗車対象車3の後面は前述のサイドブラシ8による洗浄に重ねて洗浄操作が行われる。
そして、昇降モータM5の駆動によりトップブラシ5は上昇して旧位に復する。
そして、洗車対象車3の左右の側面の往路の洗浄が後部にまで至ると、図には示さないリミットスイッチの切換えにより今度はサイドブラシ回転用のモータM3,M4が反転して左右のサイドブラシ7,8が反時計方向に回転するとともに走行モータM1が逆転して門形フレーム1が軌条2,2を後方から前方へと前進して行くので、左右のサイドブラシ7,8により洗車対象車3の左右の側面を後方から前方へと復路の洗浄が行われ、旧位に復される。
このようにして洗車対象車3の洗車が行われるが、本実施形態1では、トップブラシ5を回転するためのトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ7を回転するためのサイドブラシ回転用のモータM3、またサイドブラシ8を回転させるためのサイドブラシ回転用のモータM4は、交流発電気式センサ、交流誘導式センサ、回転磁石式センサ、周波数式センサ、デジタル計数式センサ、トルクセンサ等により形成される第1検知手段9によりトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の回転数が検知される。
そして、前記トップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の回転数が例えば交流発電気式センサ、交流誘導式センサ、回転磁石式センサ、周波数式センサ、デジタル計数式センサ、トルクセンサの何れかがにより形成される第1検知手段9により検知されると、この回転数は、コンピュータの制御部Cにおける記憶手段に予め記憶されているトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の予定回転数標準値と比較器10により比較され、回転数が予定回転数標準値を超えた時に、後記告知手段Dにより告知されるようになっている。
この告知手段Dは、本実施形態1は図5に示すようにブラシ交換予告ランプLが点灯表示されることによりトップブラシ5、サイドブラシ7,8等 の交換時期を洗車中においても容易かつ確実に告知することができる。ところで、告知手段Dは、ブラシ交換予告ランプLに限らず例えばデジタル表示、音声等を発生することによりトップブラシ5、サイドブラシ7,8等の交換時期を告知することもできる。
また、トップブラシ5を回転するためのトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ7を回転するためのサイドブラシ回転用のモータM3、またサイドブラシ8を回転させるためのサイドブラシ回転用のモータM4は、交流発電気式センサ、交流誘導式センサ、回転磁石式センサ、周波数式センサ、デジタル計数式センサ、トルクセンサ等により形成される第1検知手段9により回転数が検知される。
そして、前記トップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の回転数が例えば交流発電気式センサ、交流誘導式センサ、回転磁石式センサ、周波数式センサ、デジタル計数式センサ、トルクセンサの何れかがにより形成される第1検知手段9により検知されると、この回転数は、コンピュータの制御部Cにおける記憶手段に予め記憶されているトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の予定回転数標準値と比較器10により比較され、回転数が予定回転数標準値を超えた時に、後記告知手段Dによりトップブラシ5、サイドブラシ7,8等 の交換時期として告知されるようになっている。
この告知手段Dは、本実施形態1は図5に示すようにブラシ交換予告ランプLが点灯表示されることによりトップブラシ5、サイドブラシ7,8等 の予告時期を洗車中においても容易かつ確実に告知することができる。ところで、告知手段Dは、ブラシ交換予告ランプLに限らず例えば遠くからでも視認され、ブラシ交換時期が告知されるブラシ交換予告ランプL′、またデジタル表示、音声等を発生することによりトップブラシ5、サイドブラシ7,8等の交換時期を告知するようにすることもできる。
また洗車対象車3に対するトップブラシ5、またサイドブラシ7,8の各ブラシが洗車時に洗車対象車3との接触により摩耗すると、この摩耗によるトップブラシ5、またサイドブラシ7,8の各洗車ブラシの摩耗が進んで可撓性によるしなやかな弾性が失われたり、合成樹脂繊維群や天然繊維群の先端が解れを生じて疲労したままで使用に供すると、トップブラシ5を回転するためのトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ7を回転するためのサイドブラシ回転用のモータM3、またサイドブラシ8を回転させるためのサイドブラシ回転用のモータM4の負荷が増大するが、この洗車ブラシの摩耗による接触圧負荷は交流発電気式センサ、交流誘導式センサ、回転磁石式センサ、周波数式センサ、デジタル計数式センサ、トルクセンサ等により形成される第2検知手段11により電流値の変化として検知される。
そして、この電流値変化は、コンピュータの制御部Cにおける記憶手段に予め記憶されている前記トップブラシ5、サイドブラシ7,8の洗車対象車3に対するトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の無負荷値と比較器10′により比較され、トップブラシ5、サイドブラシ7,8が摩耗によって交換時期になって無負荷値が一定値以下になると、ブラシ交換予告ランプLが点灯表示されることによりトップブラシ5、サイドブラシ7,8等の交換時期を洗車中においても容易かつ確実に告知することができる。ところで、告知手段Dは、ブラシ交換予告ランプLに限らず例えばデジタル表示、音声等を発生することによりトップブラシ5、サイドブラシ7,8等の交換時期を告知するようにすることもできる。
こうして、告知手段Dによりブラシの交換時期が告知されると、直ちにブラシを新しいものと交換することができるので、洗車対象車3を傷付けることなく、洗車が行える。
しかも、本実施形態1では、第2検知手段により検知されるトップブラシ回転用モータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の負荷による電流値変化は、コンピュータの制御部Cにおける記憶手段に予め記憶されているトップブラシ5、サイドブラシ7,8の洗車対象車3に強い摩擦力にて接触する高接触値標準値、並びに前記トップブラシ5、サイドブラシ7,8が洗車対象車3に弱い摩擦力にて接触する低接触値標準値に対して比較器10により比較され、トップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の電流値変化が前記高接触値標準値と前記低接触値標準値との間にある下においてトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の回転制御を行うことができる。こうして、トップブラシ5、サイドブラシ7,8の摩耗を少なくモータの回転を制御することによりトップブラシ5、サイドブラシ7,8の摩耗度を管理することができる。
上記実施形態1では、洗車対象車3に対するトップブラシ5、サイドブラシ7,8の摩耗によるトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の接触圧負荷を第1検知手段9により回転数を検知することによりブラシの交換時期とし、また第2検知手段11によりトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の接触圧負荷を電流値変化として検知するようにしたことにより洗車ブラシの交換時期を告知手段Dにて告知して知ることができるようにしているけれども、第1検知手段9により回転数を検知するか、または第2検知手段11によりトップブラシ回転用のモータM2、サイドブラシ回転用のモータM3,M4の負荷を電流値変化として検知することにより洗車ブラシの交換時期を知ることによりブラシを交換するようにしたことも本発明の適用範囲である。
本発明は、洗車機の洗車ブラシの交換時期を自動的に感知する洗車機に関し、洗車ブラシの交換時期を洗車の実情に沿って自動的に確実かつ確実に検知して適正な洗車ブラシの交換が行え、以て洗車対象車を傷付けることなく、洗車を行える分野、用途に適する。
図1は本発明の洗車機の実施形態1を示す幅方向の断面図である。 図2は同じく水平断面図である。 図3は同じく図1のA−A断面図である。 図4は同じくトップブラシの昇降手段を示す拡大断面図である。 図5は本実施形態1を構成する制御盤の拡大正面図である。 図6は同じく同じく制御盤に装着された各種スイッチを押圧操作することにより実施される洗車時のフローチャート図である。 図7は同じく洗車ブラシの摩耗による接触圧負荷に伴う電流値変化により洗車ブラシの交換時期を検知するための結線図である。 図8は同じく洗車ブラシの交換時期を知り得る無負荷電流と洗車台数との関係を示す特性図である。
符号の説明
1 門形フレーム
2 軌条
3 洗車対象車
4 昇降手段
5 トップブラシ
6 進退手段
6′ 進退手段
7 サイドブラシ
8 サイドブラシ
9 第1検知手段
10 比較器
10′ 比較器
12 制御板
11 第2検知手段
13 条件指定スイッチ群
14 コース選択スイッチ群
C コンピュータ
L ブラシ交換予告ランプ
L′ ブラシ交換予告ランプ
M1 走行モータ
M2 トップブラシ回転用のモータ
M3 サイドブラシ回転用のモータ
M4 サイドブラシ回転用のモータ
M5 昇降モータ
M6 走行台車モータ
X 進行方向

Claims (8)

  1. 一定軌条に移動可能に設けられる門形フレームと、該門形フレームに囲まれる空間部内に乗り入れられる洗車対象車に対して接離可能に前記門形フレームに取付けられる洗車ブラシと、該洗車ブラシを回転駆動する各モータとを備え、前記門形フレームの移動により洗車対象車を洗車する洗車機において、前記モータの回転数を検知する第1検知手段および/または前記モータにかかる前記洗車対象車に対する洗車ブラシの接触圧負荷を電気的に検出する第2検知手段と、前記洗車ブラシが予定回転数に達した時、および/または前記接触圧負荷が設定範囲外に達した時に、これを表示等の手段で告知する告知手段を設け、前記洗車ブラシの交換時期を告知するようにしたことを特徴とする洗車機。
  2. 前記第1検知手段により検知されるモータの予定回転数と前記第2検知手段により検知されるモータにかかる負荷による電流値変化とが検知された時に洗車ブラシの交換時期を告知することを特徴とした請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記第1検知手段により検知されるモータの予定回転数と前記第2検知手段により検知されるモータにかかる負荷による電流値変化との何れかが検知された時に洗車ブラシの交換時期を告知することを特徴とした請求項1に記載の洗車機。
  4. モータの予定回転数標準値が予め記憶されるコンピュータの記憶手段と、モータの回転数を検知する前記第1検知手段と、該第1検知手段により検知されるモータの回転数と前記予定回転標準値とを比較する比較器と、前記第1検知手段により検知されるモータの回転数が前記予定回転標準値を越えた時に告知する告知手段とを備えたことを特徴とする請求項1,または請求項2,請求項3に記載の洗車機。
  5. 洗車ブラシが洗車対象車の側面を洗浄するサイドブラシと、天面を洗浄するトップブラシとからなり、モータにかかる洗車対象車に対する摩擦の負荷による電流値変化は、コンピュータの制御部における記憶手段に予め記憶されているトップブラシ回転用のモータ、サイドブラシ回転用のモータの、前記トップブラシ、サイドブラシの洗車対象車に対する無負荷値と比較器にて比較されることにより、トップブラシ、サイドブラシが摩耗して無負荷値が一定値以下になると、告知手段により洗車ブラシの交換時期を告知することを特徴とする請求項1,または請求項2,請求項3,請求項4に記載の洗車機。
  6. 洗車対象車に対するブラシの摩擦による負荷の電流値変化が、前記高接触値標準値と前記低接触値標準値との間においてモータは制御されて回転されることを特徴とした請求項1,または請求項2,請求項3,請求項4,請求項5に記載の洗車機。
  7. 前記トップブラシは、前記門形フレームの上部に正転方向および/または逆転方向に回転自在且つ昇降自在に設けられ、前記サイドブラシは、門形フレームの左右の内側面に正転方向および/または逆転方向に回転可能に取付けられるとともに洗車対象車の前面または後面の何れか一面に進退可能に設けられていることを特徴とする請求項1,または請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6に記載の洗車機。
  8. 前記第1検知手段および第2検知手段は、交流発電気式センサ、交流誘導式センサ、回転磁石式センサ、周波数式センサ、デジタル計数式センサ、トルクセンサの何れかであることを特徴とする請求項1,または請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7に記載の洗車機。
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