JP2005167619A - アンテナ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フィルム状又はプレート状の導電体パターンから成り、ガラスアンテナとして用いることが可能で、且つ、受信機とのインピーダンス・マッチングが容易なアンテナ装置を提供すること。
【解決手段】 導電体パターンから成るループ状のアンテナ素子を有するアンテナ装置が、該アンテナ素子のループの一部分を構成するアース手段と、該アース手段によって構成された上記アンテナ素子のループの一部分の一端で該アンテナ素子に給電する給電部と、導電体パターンから成り、上記アンテナ素子に類似した形状及びサイズのループ状の無給電素子とを有し、該無給電素子は、上記アンテナ素子の上記給電部が設けられた側に隣り合って設けられると共に、そのループの一部分が上記アース手段によって構成される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、概して、フィルム状又はプレート状の導電体パターンから成り、ガラスアンテナとして用いることが可能なアンテナ装置に係り、特に、受信機とのインピーダンス・マッチングが容易なアンテナ装置に関する。
従来、フィルム状又はプレート状の導電体パターンから成り、ガラスアンテナとして用いることが可能なアンテナ装置としては、例えば、単一のループ状アンテナをウィンドウガラス上に配置するガラスアンテナが知られている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特開平9−130124号公報 特開平6−244615号公報 特開2002−353714号公報
良好な受信性能を得るためにはアンテナ利得が高いことが必要である。但し、どんなに高性能なアンテナ素子を用意しても、アンテナ素子と受信機との間にインピーダンスの不整合があっては受信電力の伝達に支障が生じ、反射損という形で受信電力をロスすることになる。すなわち、良好な受信性能を得るためには、インピーダンス整合(インピーダンス・マッチング)も重要である。
しかしながら、上記特許文献1〜3記載の従来のアンテナ装置では、インピーダンスの調整に関して考慮されていない。具体的には、上記特許文献1〜3記載の従来のアンテナ装置では、アンテナ素子の形状・サイズ、アース(接地)板の大きさ、及び/又は、アンテナ素子/アース板と給電(フィーダ)線とを結ぶリード線の処理、などによってアンテナ・インピーダンスが変動するものと考えられるが、上記特許文献1〜3の各々には、このアンテナ・インピーダンスをどのようにして入力インピーダンス(例えば、テレビチューナでは一般的に75Ω)に合わせるのか、インピーダンス調整のための構造・機構・部位について何ら記載されていない。
本発明はこのような課題を解決するためのものであり、フィルム状又はプレート状の導電体パターンから成り、ガラスアンテナとして用いることが可能で、且つ、受信機とのインピーダンス・マッチングが容易なアンテナ装置を提供することを主たる目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第一の態様は、導電体パターンから成るループ状のアンテナ素子を有するアンテナ装置であって、該アンテナ素子のループの一部分を構成するアース手段と、該アース手段によって構成された上記アンテナ素子のループの一部分の一端で該アンテナ素子に給電する給電部と、導電体パターンから成り、上記アンテナ素子に類似した形状及びサイズのループ状の無給電素子とを有し、該無給電素子は、上記アンテナ素子の上記給電部が設けられた側に隣り合って設けられると共に、そのループの一部分が上記アース手段によって構成される、アンテナ装置である。
この第一の態様において、上記アンテナ素子は、例えば、縦横比を略2:3とする方形状の導電体パターンである。
また、この第一の態様において、上記アンテナ素子、上記アース手段、及び、上記無給電素子が一体の導電体フィルム又はプレートから形成されることが好ましい。
この第一の態様によれば、無給電のループ状素子を給電されたループ状素子に隣接にして配置することによって、インピーダンスの整合を容易に行うことができる。
なお、この第一の態様において、上記アンテナ素子及び上記無給電素子が、各々のループ内に直線状の素子を有し、該直線状の素子の各々が、上記アース手段に略平行であり、該アース手段から略等距離に設けられると、リアクタンスを増加させることができ、低周波数帯域におけるアンテナ特性を向上させることができる。
また、この第一の態様において、上記アンテナ素子及び上記無給電素子が、各々のループ内に、より小さい別のループ状素子を有し、該別のループ状素子の各々が、上記アンテナ素子及び上記無給電素子のループと導電体パターンを共有すると共に、上記アース手段から離れた位置に設けられると、上記別のループ状素子の形状・サイズに応じてインピーダンスを調整することができる。
また、この第一の態様においては、上記無給電素子の横幅を上記アンテナ素子の横幅に対して可変することもできる。したがって、例えば、上記無給電素子の横幅を上記アンテナ素子の横幅よりも短くすることによって、アンテナ装置全体の小型化を図ることができる。
上記目的を達成するための本発明の第二の態様は、導電体パターンから成るループ状のアンテナ素子を有するアンテナ装置であって、該アンテナ素子のループの一部分を構成する第一のアース手段と、該第一のアース手段によって構成された上記アンテナ素子のループの一部分の一端で該アンテナ素子に給電する給電部と、導電体パターンから成り、上記アンテナ素子の外周と略同じ形状及びサイズの第二のアース手段とを有し、該第二のアース手段は、上記アンテナ素子の上記給電部が設けられた側に隣り合って設けられると共に、その一部分が上記第一のアース手段によって構成される、アンテナ装置である。
この第二の態様において、上記アンテナ素子、上記アース手段、及び、上記無給電素子が一体の導電体フィルム又はプレートから形成されることが好ましい。
この第二の態様によれば、本アンテナ装置をガラスアンテナとして搭載する際、窓枠の四隅を第一及び第二のアース手段として用いることができ、ガラスアンテナを搭載したウィンドウの視認性が向上する。
なお、この第二の態様においては、上記第二のアース手段の横幅を上記アンテナ素子の横幅に対して可変することもできる。したがって、例えば、上記第二のアース手段の横幅を上記アンテナ素子の横幅よりも短くすることによって、アンテナ装置全体の小型化を図ることができる。
また、上記第一及び第二の態様に係るアンテナ装置において、上記アンテナ素子が窓ガラスに配設される際、該窓ガラスの窓枠を上記アース手段又は上記第一及び第二のアース手段として用いることができる。
また、上記第一及び第二の態様に係るアンテナ装置が、上記アンテナ素子を導電体面上方で略水平に支持する支持構造を更に有し、上下方向の利得を絞り、低仰角方向への利得を向上させるために、該支持構造が、上記アンテナ素子と上記導電体面との間の距離を調整する高さ調整機構を備えてもよい。この場合、上記支持構造が、車両前後方向からの物理的接触を検出する検出手段を更に備えるようにすれば、上記高さ調整機構が、上記検出手段が車両前後方向からの物理的接触を検出したとき、上記アンテナ素子を、略水平のまま、上記導電体面からの距離が最も低い高さにすることができる。
また、上記第一及び第二の態様に係るアンテナ装置は、平板状に形成された上で、略コの字断面又は略円若しくは略円弧断面を有するように曲げられてもよい。
本発明によれば、フィルム状又はプレート状の導電体パターンから成り、ガラスアンテナとして用いることが可能で、且つ、受信機とのインピーダンス・マッチングが容易なアンテナ装置を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。なお、ガラスアンテナとして利用可能な導電体パターンから成るアンテナ装置の基本な構造や作動原理等については当業者には既知であるため、詳しい説明を省略する。
図1(a)は、導電体パターンから成るアンテナ装置100の一例を示す概略構成図である。図1(a)において、アンテナ装置100は、一枚の金属プレートから形成されたアンテナ素子101及びそのアースとなるアンテナ地板102と、アンテナ素子101に給電する給電点103と、から成る。アンテナ素子101は、略コの字状に配置された3辺から成り、アースとして機能するアンテナ地板102と併せてループを構成している。
このような形状のループアンテナでは、アンテナ素子101の寸法について、縦横比が2:3(a:b=2:3)となるようにすると、インピーダンスの実部が一定になると共に、インピーダンスの虚部(リアクタンス)が零に近くなるため、広帯域特性が得られることが実験により確認された。
これは、図1(b)に示すように、アンテナ地板102の形状・サイズを変えても、アンテナ素子101においてa’:b’=2:3である限り、ほとんど変化がないことも実験により確認された。
しかしながら、この形状ではアンテナのインピーダンスが入力インピーダンスに比して高く、受信機とのインピーダンス・マッチングが取りにくい場合も生じ得る。
そこで、本実施例では、図2(a)に示すように、アンテナ地板102と一体の導電体であり、給電点が設けられない即ち給電されないループ状の素子(以下、無給電素子と呼ぶ)201を追加する。この無給電素子201の追加により、図2(a)に係る形状では、図1(a)に係る形状に比して、アンテナのインピーダンスは約半分に低減することが実験により確認された。
これは、図2(b)に示すように、両ループの並走部分202において、給電されているアンテナ素子101に電流Iが流れると、ほぼ同振幅で逆相の電流Iが無給電素子201に誘起されるためである。
また、図2(a)に示すアンテナ形状において、アンテナ素子101と無給電素子201との間隔を広げるとアンテナ装置100のインピーダンスが増加し、狭めるとインピーダンスが減少することが実験により確認された。
すなわち、図2(a)に示す本実施例に係るアンテナ装置100では、給電ループ101と無給電ループ201との間隔を調整することによって、広帯域特性を維持しつつ、アンテナのインピーダンスを調整できるため、受信機の入力インピーダンスに応じた所望のアンテナ・インピーダンスを容易に実現することができる。
このようなインピーダンス特性は、図3に示すように、無給電素子201の横幅をアンテナ素子101の横幅よりも短くしてもほぼ変化がないことが、b:b’’=3;2及び3:1について実験により確認された。したがって、無給電素子201のサイズを小さくすることによってアンテナ装置100全体のサイズを小型化することができる。
また、本実施例の変形例として、図4に示すように、補助素子401を追加することも可能である。補助素子401は、給電されたアンテナ素子101及び無給電素子201の双方に、アンテナ地板102と平行又は略平行に、対向する辺をつなぐように一体の導電体として設けられる。また、補助素子401は、補助素子401とアンテナ地板102とアンテナ素子101又は無給電素子201とによって両ループ内にそれぞれ形成される小ループがコイルとして機能するように、各ループ内でアンテナ地板102寄りの同じ又は略同じ位置に設けられる。
この補助素子401により、アンテナのリアクタンスが増加し、低域でのアンテナ特性が改善されることが実験により確認された。したがって、このような補助素子401を用いることによって、使用可能な周波数がより低い周波数帯域にまで広がるため、その分アンテナを小型化できることになる。
さらに、図5に示すように、補助素子401に加えて、補助素子501を追加することも可能である。補助素子501は、図5(a)のように、アンテナ素子101及び無給電素子201の各ループ内部の上部中心線側に閉じた方形の小ループを形成するように設けられると、アンテナのインピーダンスが下がり、図5(b)のように、アンテナ素子101及び無給電素子201の各ループ内部の上部外側に閉じた方形の小ループを形成するように設けられると、インピーダンスが上がることが実験により確認された。
なお、図5(a)及び(b)に示した形状におけるインピーダンスは、図5(c)及び(d)にそれぞれ示すように、各ループ内部の上部に内側/外側へ向けて対角線を引くように補助素子501を設けた場合と略等価であることも実験により確認された。
このように、補助素子501を任意の形状・サイズでアンテナ素子101及び無給電素子201のループ内の外側/内側に設けることによって、アンテナ装置100のインピーダンスを調整し、所望のインピーダンスを得ることができるため、接続される受信機の入力インピーダンスとの整合が取り易くなる。
また、本実施例の別の変形例として、図6(a)〜(d)に示すように、アンテナ地板102はワイヤグリッドとしてもよい。アンテナ地板102は、最も単純な外枠のみのループ状としてもアースとして機能し得ることは実験により確認されている。
このように、アンテナ地板102をワイヤグリッドとすると、ガラスアンテナとしてガラス面に貼り付けて使用された際の視認性を向上させることができる。
次いで、図7及び8を用いて、本実施例に係るアンテナ装置100をガラスアンテナとして用いる場合の搭載方法について説明する。ここでは、図2(a)に示した本実施例において最も単純な(すなわち、補助素子無しの)アンテナ装置100を一例として図示している。
図7は、車両のフロントガラスに搭載する場合の一例を示す。この例では、アンテナ装置100がフィルム状に構成され、フロントガラス面に貼られる。ここで、本実施例に係るアンテナ装置100は、アンテナ素子101とアンテナ地板102とが一体となっているため、アンテナ地板102を車両ルーフと内装材との間に差し込み、フロントガラス面に張り出したアンテナ素子101及び無給電素子201のみをガラス面上に貼ることによって、簡単に取り付けることができる。これにより、車両製造工程が簡素化されると共に、既存の車両に取り付けるいわゆる「後付け」も可能となる。
図8は、車両のフロントガラスに搭載する場合の別の一例を示す。この例では、アンテナ装置100をフロントガラス上に直接構成する。この場合、アンテナ地板102を細く変形させ、アンテナ地板102がフロントガラス端部となるように、フロントガラス上に例えばパターン印刷で構成する。そして、このフロントガラスを車体(ボデー)に貼り付ける際に、アンテナ地板102とボデーとが重なり合うようにする。これにより、アンテナ地板102とボデーとの静電的な結合を取ることができる。
次いで、図9を用いて、本実施例に係るアンテナ装置100を単体のアンテナとして用いる場合の搭載方法について説明する。ここでは、図2(a)に示した本実施例において最も単純な(すなわち、補助素子無しの)アンテナ装置100を一例として図示している。
図9は、アンテナを搭載するニーズがある機器の一例としてノート型パソコンに本実施例に係るアンテナ装置100を搭載した場合を示す。
図示するように、アンテナ装置100は、例えば、ディスプレイが設けられたカバー部の上部に設けられる。この際、アンテナ装置100は、1)ヒンジを設けて折り曲げられるか、或いは、2)カバー部内部又は裏側にスライドさせて収納/格納される、などしてパソコン本体に収納可能に一体化されることが好ましい。
図10は、アンテナ装置を支持構造1001を用いて建物などの静止体や車両などの移動体の導電体(金属)ルーフ1002上に搭載した場合の一例を示す。ここで、本搭載例において、アンテナ装置1003は、円盤型に構成される。アンテナ装置1003の上面視を図11(a)に示す。
また、ここで、支持構造1001は、アンテナ装置1003をルーフ1002に水平又は略水平に保持しながら、アンテナ装置1003のルーフ1002からの高さを変えることができるものとする。図10には図示が省略されているが、この水平保持機能は、例えばリンク機構などにより実現可能である。
例えばテレビ放送など地上から送信される電波の到来仰角は低いのが一般的である。本実施例に係るアンテナ装置は上下方向の利得も高いため、低仰角方向からの到来電波に対しての効率を向上させるために、所望受信波長の1/2の高さをルーフ1002から確保することにより、上方向への利得を抑え、コニカル状のビームとすることができる。
この高さは、ラチェット機構を用いてユーザが手動で所望の高さに調整してもよく、或いは、受信機のオン/オフに連動してモータで自動的に動かしてもよい。前者の場合、図11(b)に示すように、支持構造1001のアーム支持部において、アーム角度によってどのチャネル用の高さであるかが視認できるようにすると有用である。
また、このようなアンテナ装置の高さを変えられる支持構造1001が車両などの移動体のルーフ上に設けられる場合、車庫入れ時などに障害物と衝突し、破損するおそれがある。そこで、このような支持構造1001を移動体のルーフ上に設ける場合には、移動体の進行可能方向(車両の場合、図10に示すように、車両前後方向)に可倒可能とすると共に、支持構造1001のアーム部分の前後及びアンテナ装置1003の前後に接触検出センサ1201を設けることが好ましい。この接触検出センサ1201が障害物との接触を検出したときには、直ちに又は徐々に、アームが最低高まで下がり、破損を回避する。
このように、本実施例によれば、ガラスアンテナとして用いることが可能なフィルム状又はプレート状の導電体パターンから成るアンテナ装置の受信機とのインピーダンス・マッチングを容易にすることができる。
また、本実施例によれば、アンテナ装置に同軸ケーブルを直接接続できるため、バランが不要な簡易な構成とすることができる。
次いで、図13を用いて、本発明の別の一実施例に係るアンテナ装置1301について説明する。
上述の実施例1に係るアンテナ装置100は、変形例も含め、いずれも給電されたアンテナ素子101に隣接して無給電素子201を設けるものであった。本実施例では、上記実施例1では無給電素子であったループにも給電してアンテナ素子を2系統設け、2つの受信機でアンテナ装置1301を共用できるようにするものである。
本実施例に係るアンテナ装置1301には、図13に図示するように、ループ状素子201にも給電点103が設けられ、給電される。
したがって、アンテナ装置1301単体を、例えば、アナログTVチューナとディジタルTVチューナとで共用することも可能となる。
なお、この場合、他方の給電点は、終端又は短絡されている必要がある。
次いで、図14を用いて、本発明の更に別の一実施例に係るアンテナ装置1401について説明する。
上述の実施例1に係るアンテナ装置100は、変形例も含め、いずれも給電されたアンテナ素子101に隣接して無給電素子201を設けるものであった。これに対し、本実施例では、上記実施例1では無給電素子であったループをアンテナ地板102と同様の金属板とする。
このように上記実施例1では無給電素子であったループ状素子201をアースとして機能し得る金属板に置き換えてもインピーダンス特性にはほとんど変化が無いことが実験により確認された。
本実施例に係るアンテナ装置1401によれば、図7及び8に例示したようにアンテナ装置をガラスアンテナに搭載する際、L字形の金属板部分(102、201)を窓枠の角に適用することによって、ガラス面上に貼り付ける部分をアンテナ素子101の部分のみとし、視認性を向上させることができる。
次いで、図15を用いて、本発明の更に別の一実施例に係るアンテナ装置1501について説明する。
例えばテレビ放送電波などの水平偏波を受信するには、水平偏波について水平面での指向性が無指向であることが好ましい。水平偏波無指向性を簡易に実現するアンテナとしてはλ/2ダイポールアンテナを円形に丸めたHalo(ヘイロー)アンテナが知られているが、帯域が広く取れないという課題を有する。
そこで、本実施例では、上述の実施例1に係るアンテナ装置100を応用して、水平偏波無指向性を実現すると共に、広帯域なアンテナを提供する。
まず、図15(a)に示すように、図4に示した実施例1に係るアンテナ装置100の変形例を更に変形して、アンテナ素子101及び無給電素子201の各ループ内部の一部を図示するように金属板とする。
次いで、図15(a)に図示した折り線に沿ってアンテナ全体を例えばそれぞれ約90°に折り曲げ、図15(b)に示すような略コの字断面を有する形状とする。これを図示するように立てた状態で使用することによって、Haloアンテナ同様、ほぼ水平偏波無指向性を実現することができる。
以上、本発明の実施例1〜4について説明した。当業者には明らかなように、上記及び図示した実施例(特に、素子形状やサイズ等)は単なる例示に過ぎず、本発明を実現する具体的態様はそれらに限定されるものではない。例えば、実施例4では、断面が略コの字となるように折り曲げる代わりに、断面が略円形となるように丸めてもよい。
本発明は、アンテナ装置に利用できる。車両のガラスアンテナに適用できるようにフィルム状としてもよく、或いは、アンテナ単体として用いてもよい。
また、対応周波数帯域は任意でよく、任意の放送/通信に利用できる。広帯域特性を有することから、UHF帯のテレビ放送(ディジタル/アナログ)の受信などに特に好適であると言える。
(a)導電体パターンから成るアンテナ装置の一例を示す概略構成図である。(b)導電体パターンから成るアンテナ装置の別の一例を示す概略構成図である。 (a)本発明の実施例1に係るアンテナ装置を示す概略構成図である。(b)本発明の実施例1に係るアンテナ装置における誘起電流を説明する図である。 小型化が図られた本発明の実施例1に係るアンテナ装置の一変形例を示す概略構成図である。 リアクタンスの増加が図られた本発明の実施例1に係るアンテナ装置の別の一変形例を示す概略構成図である。 (a)インピーダンスの減少が図られた本発明の実施例1に係るアンテナ装置の別の一変形例を示す概略構成図である。(b)インピーダンスの増加が図られた本発明の実施例1に係るアンテナ装置の別の一変形例を示す概略構成図である。(c)インピーダンスの減少が図られた本発明の実施例1に係るアンテナ装置の別の一変形例を示す概略構成図である。(d)インピーダンスの増加が図られた本発明の実施例1に係るアンテナ装置の別の一変形例を示す概略構成図である。 (a)ガラスアンテナとして使用された際の視認性向上が図られた本発明の実施例1に係るアンテナ装置の別の一変形例を示す概略構成図である。(b)ガラスアンテナとして使用された際の視認性向上が図られた本発明の実施例1に係るアンテナ装置の別の一変形例を示す概略構成図である。(c)ガラスアンテナとして使用された際の視認性向上が図られた本発明の実施例1に係るアンテナ装置の別の一変形例を示す概略構成図である。(d)ガラスアンテナとして使用された際の視認性向上が図られた本発明の実施例1に係るアンテナ装置の別の一変形例を示す概略構成図である。 本発明の実施例1に係るアンテナ装置を車両のフロントガラスに搭載する場合の一搭載方法例を示す図である。 本発明の実施例1に係るアンテナ装置を車両のフロントガラスに搭載する場合の別の一搭載方法例を示す図である。 本発明の実施例1に係るアンテナ装置をノート型パソコンに搭載する場合の一搭載方法例を示す図である。 本発明の実施例1に係るアンテナ装置を支持構造を用いてルーフ上に略水平に搭載する場合の一搭載方法例を示す図である。 (a)図10の場合のアンテナ装置の一構成例を示す上面図である。(b)図10の場合の支持構造のアーム支持部の一構成例を示す図である。 図10の場合の支持構造の変形例を示す図である。 本発明の実施例2に係るアンテナ装置を示す概略構成図である。 本発明の実施例3に係るアンテナ装置を示す概略構成図である。 (a)本発明の実施例4に係るアンテナ装置の折り曲げ前の状態を示す概略構成図である。(b)本発明の実施例4に係るアンテナ装置を示す概略構成図である。
符号の説明
100、1003、 アンテナ装置
101 アンテナ素子
102 アンテナ地板
103 給電点
201 無給電素子
401、501 補助素子
1001 支持構造
1002 ルーフ
1201 接触検出センサ

Claims (11)

  1. 導電体パターンから成るループ状のアンテナ素子を有するアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子のループの一部分を構成するアース手段と、
    前記アース手段によって構成された前記アンテナ素子のループの一部分の一端で該アンテナ素子に給電する給電部と、
    導電体パターンから成り、前記アンテナ素子に類似した形状及びサイズのループ状の無給電素子と、を有し、
    前記無給電素子は、前記アンテナ素子の前記給電部が設けられた側に隣り合って設けられると共に、そのループの一部分が前記アース手段によって構成される、ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子は、縦横比を略2:3とする方形状の導電体パターンである、ことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1又は2記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子及び前記無給電素子は、各々のループ内に直線状の素子を有し、
    前記直線状の素子の各々は、前記アース手段に略平行であり、該アース手段から略等距離に設けられる、ことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子及び前記無給電素子は、各々のループ内に、より小さい別のループ状素子を有し、
    前記別のループ状素子の各々は、前記アンテナ素子及び前記無給電素子のループと導電体パターンを共有すると共に、前記アース手段から離れた位置に設けられる、ことを特徴とするアンテナ装置。
  5. 請求項1又は2記載のアンテナ装置であって、
    前記無給電素子の横幅を前記アンテナ素子の横幅に対して可変する、ことを特徴とするアンテナ装置。
  6. 導電体パターンから成るループ状のアンテナ素子を有するアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子のループの一部分を構成する第一のアース手段と、
    前記アース手段によって構成された前記アンテナ素子のループの一部分の一端で該アンテナ素子に給電する給電部と、
    導電体パターンから成り、前記アンテナ素子の外周と略同じ形状及びサイズの第二のアース手段と、を有し、
    前記第二のアース手段は、前記アンテナ素子の前記給電部が設けられた側に隣り合って設けられると共に、その一部分が前記第一のアース手段によって構成される、ことを特徴とするアンテナ装置。
  7. 請求項6記載のアンテナ装置であって、
    前記第二のアース手段の横幅を前記アンテナ素子の横幅に対して可変する、ことを特徴とするアンテナ装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一項記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子が窓ガラスに配設される際、該窓ガラスの窓枠を前記アース手段又は前記第一及び第二のアース手段として用いる、ことを特徴とするアンテナ装置。
  9. 請求項1乃至7のいずれか一項記載のアンテナ装置であって、
    前記アンテナ素子を導電体面上方で略水平に支持する支持構造を更に有し、
    前記支持構造は、前記アンテナ素子と前記導電体面との間の距離を調整する高さ調整機構を備える、ことを特徴とするアンテナ装置。
  10. 請求項9記載のアンテナ装置であって、
    前記支持構造は、車両前後方向からの物理的接触を検出する検出手段を更に備え、
    前記高さ調整機構は、前記検出手段が車両前後方向からの物理的接触を検出したとき、前記アンテナ素子を、略水平のまま、前記導電体面からの距離が最も低い高さにする、ことを特徴とするアンテナ装置。
  11. 請求項1乃至7のいずれか一項記載のアンテナ装置であって、
    平板状に形成された上で、略コの字断面又は略円若しくは略円弧断面を有するように曲げられた、ことを特徴とするアンテナ装置。
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