JP2005096486A - 自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト - Google Patents

自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト Download PDF

Info

Publication number
JP2005096486A
JP2005096486A JP2003329411A JP2003329411A JP2005096486A JP 2005096486 A JP2005096486 A JP 2005096486A JP 2003329411 A JP2003329411 A JP 2003329411A JP 2003329411 A JP2003329411 A JP 2003329411A JP 2005096486 A JP2005096486 A JP 2005096486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headrest
stay
seat back
supported
pedestal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003329411A
Other languages
English (en)
Inventor
Shozo Muraishi
正三 村石
Shigeru Kanai
茂 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tachi S Co Ltd
Original Assignee
Tachi S Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tachi S Co Ltd filed Critical Tachi S Co Ltd
Priority to JP2003329411A priority Critical patent/JP2005096486A/ja
Publication of JP2005096486A publication Critical patent/JP2005096486A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

【課題】自動車の衝突事故の際、ヘッドレストが乗員の頭部から押圧を受けて後方に傾き、そして、その乗員の頭部の後方移動量が瞬間的に大きくなり過ぎることを未然に防止できてその乗員のけい部傷害を防止でき、あるいは軽減する。
【解決手段】シート・バック・フレーム33のフレーム・トップ34から上方に突き出される左右のブラケット35、36間に渡されてそのフレーム・トップ34の上方に適宜の間隔で横方向に伸びて置かれ、そして、そのフレーム・トップ34に前後方向に揺動可能に支持されるヘッドレスト・ペデスタル11と、そのヘッドレスト・ペデスタル11の中央部分に固定的に支持される1個のステイ・ホルダー12と、そのシート・バック・フレーム33において上下方向に伸び、そして、根元26でそのステイ・ホルダー12に一体的に結合されて先端27で衝撃荷重を受け可能にする細長い受圧板13と、その1個のステイ・ホルダー12に1個のステイ18を差し込んでそのヘッドレスト・ペデスタル11に支持されるヘッドレスト14とを含む。
【選択図】図2

Description

この発明は、自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレストに関する。
自動車の衝突事故の際、例えば、自動車が追突された場合、乗員は慣性でシート・バックに深く座り込む方向に押さえ付けられる。その際、そのシート・バックは当然に少量たわみ、そして、リクライニング・デバイスもロック状態で少量たわむ。そうすると、ヘッドレストはその乗員の頭部から離れて距離が大きくなるので、そのヘッドレストは本来の機能を十分に果たせなくなる恐れがある。また、その自動車が追突した場合、その乗員はシート・ベルトやエア・バックによるリバウンドでそのシート・バックに押さえ付けられてその自動車が追突された場合のようになる。
そこでは、その乗員は先ず、背中をそのシート・バックに押さえ付けられ、次に、その乗員の頭部がそのヘッドレストに振り子のように押さえ付けられる。その現象を利用してそのヘッドレストを前方に移動させてそのシート・バックのたわんだ量を補うアクティブ・ヘッドレストがある。そのアクティブ・ヘッドレストでは、ヘッドレストが2本のステイをビーム・タイプ・ヘッドレスト・ホルダーの2本のステイ・ホルダーに差し込んでシート・バック・フレームのフレーム・トップに干渉を避けてそのシート・バック・フレームの両フレーム・サイドのトップにそのヘッドレスト・ホルダーをヒンジ結合し、そして、そのヘッドレスト・ホルダーでそのシート・バック・フレームに前後方向に揺動可能に支持され、そして、受圧板がそのヘッドレスト・ホルダーに一体的に連結されるので、そのシート・バック・フレームのそのフレーム・トップが構造的に複雑になり、そして、フレーム・トップ・メンバーおよび両フレーム・サイド・メンバーはそれぞれに作られてねじ結合あるいは溶接で互いに一体化される構造が採られる。その結果、製作および組み立てが厄介でコストが嵩む。
特開2001−58531公報 特開2002−137670公報
この発明の課題は、自動車の衝突事故の際、ヘッドレストが乗員の頭部から押圧を受けて後方に傾き、そして、その乗員の頭部の後方移動量が瞬間的に大きくなり過ぎることを未然に防止できてその乗員のけい部傷害を防止でき、あるいは軽減するところの自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレストの提供にある。
この発明は、シート・バック・フレームのフレーム・トップから上方に突き出される左右のブラケット間に渡されてそのフレーム・トップの上方に適宜の間隔で横方向に伸びて置かれ、そして、そのフレーム・トップに前後方向に揺動可能に支持されるヘッドレスト・ペデスタルと、そのヘッドレスト・ペデスタルの中央部分に固定的に支持される1個のステイ・ホルダーと、そのシート・バック・フレームにおいて上下方向に伸び、そして、根元でそのステイ・ホルダーに一体的に結合されて先端で衝撃荷重を受け可能にする細長い受圧板と、その1個のステイ・ホルダーに1個のステイを差し込んでそのヘッドレスト・ペデスタルに支持されるヘッドレストとを含む。
この発明では、自動車の衝突事故の際、ヘッドレストが乗員の頭部から押圧を受けて後方に傾き、そして、その乗員の頭部の後方移動量が瞬間的に大きくなり過ぎることが未然に防止され、その乗員のけい部傷害が防止され、または軽減される。
ヘッドレスト・ペデスタルがシート・バック・フレームのフレーム・トップに前後方向に揺動可能に支持され、1個のステイ・ホルダーおよび1個のステイが断面長円形に作られて用いられ、そして、細長い受圧板がそのシート・バック・フレームにおいて上下方向に伸び、そして、根元でそのステイ・ホルダーに一体的に結合されて先端で衝撃荷重を受け可能にする。
以下、特定されて図示された具体例に基づいて、この発明の自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレストを説明するに、図1および図2は、乗用車のドライバー・シート30に活用されるところのこの発明の自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレストの具体例10を示し、そして、そのドライバー・シート30はシート・トラック38を組み込むシート・クッション31、左右のリクライニング・デバイス(図示せず)でそのシート・クッション31に前倒し角度調整可能に支持されるシート・バック32、およびそのシート・バック32に組み付けられるアクティブ・ヘッドレスト10で組み立てられ、そして、そのシート・トラック38でその乗用車のフロア40に前後調整可能に据え付けられる。
そのアクティブ・ヘッドレスト10では、ヘッドレスト・ペデスタル11が、そのシート・バック32においてシート・バック・フレーム33にフレーム・トップ34から上方に突き出される左右のブラケット35、36間に渡されてそのフレーム・トップ34の上方に適宜の間隔で横方向に伸びて置かれ、そして、そのフレーム・トップ34に前後方向に揺動可能に支持され、また、1個のステイ・ホルダー12が、そのヘッドレスト・ペデスタル11の中央部分に溶接されて固定的に支持され、さらに、細長い受圧板13が、そのシート・バック・フレーム33において上下方向に伸び、根元26でそのステイ・ホルダー12に溶接されて一体的に結合され、そして、先端で衝撃荷重を受け、またさらに、ヘッドレスト14が、その1個のステイ・ホルダー12に1個のステイ18を差し込んでそのヘッドレスト・ペデスタル11に支持される。
そのヘッドレスト・ペデスタル11は、鋼板からウェブ19および上下フランジ20、21に折り曲げられ、そして、その上下フランジ20、21のようにそのウェブ19の両端にブラケット22、23を折り曲げるところの断面溝形ビームが用いられ、そして、そのブラケット22、23が、ボルト・ピン24でそのシート・バック・フレーム33のその左右のブラケット35、36に回転可能に結合されてそのシート・バック・フレーム33のそのフレーム・トップ34に前後方向に揺動可能に支持される。
そのステイ・ホルダー12は一端にフランジ25を成形する断面長円形スリーブに成形され、また、そのステイ18は、パイプから潰される 断面長円形中空ロッドに成形され、そして、そのステイ・ホルダー12に摺動的に差し込まれて保持される。
その細長い受圧板13は、プレス機で鋼板から細長い板片に切断され、一端でそのステイ・ホルダー12の下端に溶接されて下方に伸長され、そして、他端で衝撃荷重を受け可能にする。そして、この細長い受圧板13は、先端27に一対の切起し28、28を突き起こしてその一対の切起し28、28でS字スプリング37に止められる。その細長い受圧板13は、一端でそのステイ・ホルダー12の下端に溶接されて下方に伸長される荷重伝達レバー・ロッドと、所定の厚さの鋼板から適宜の寸法の方形、円形あるいは長円形に切断されてその荷重伝達レバー・ロッドの他端に溶接される受圧板とで組み立てられてもかまわない。
そのヘッドレスト14は、ヘッドレスト・フレーム15がそのステイ18に溶接され、パッド16がそのヘッドレスト・フレーム15に組み付けられ、そして、表皮17がそのパッド16に固定的に被せられるところの構造を組み立てられる。
したがって、この自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト10では、その乗用車が追突されると、先ずドライバーは慣性でそのシート・バック32に深く座り込む方向に背中をそのシート・バック32に押さえ付けられ、そして、そのシート・バック32もそのロックされたリクライニング・デバイスもたわむ。同時にそのドライバーはその背中でその細長い受圧板13を後側に押圧する。そのヘッドレスト・ペデスタル11は、その細長い受圧板13がそのように押圧されて揺動され、そして、後側に先端を移動させるので、そのシート・バック・フレーム33のそのフレーム・トップ34にそのステイ・ホルダー12の下端側を当てるまでその左右のブラケット35、36間で前側に回転されてそのヘッドレスト14を前方に移動させ、そのシート・バック32およびリクライニング・デバイスのたわんだ量を補い、そして、そのドライバーの頭部後傾を抑止し、そのドライバーの頭部後方移動を制限してそのドライバーのけい部の傷害を防止し、または軽減する。
先に図面を参照して説明されたところのこの発明の特定された具体例から明らかであるように、この発明の属する技術分野における通常の知識を有する者にとって、この発明の内容は、その発明の性質(nature)および本質(substance)に由来し、そして、それらを内在させると客観的に認められる別の態様に容易に具体化される。勿論、この発明の内容は、その発明の課題に相応し(be commensurate with)、そして、その発明の成立に必須である。
上述から理解されるように、この発明の自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレストは、シート・バック・フレームのフレーム・トップから上方に突き出される左右のブラケット間に渡されてそのフレーム・トップの上方に適宜の間隔で横方向に伸びて置かれ、そして、そのフレーム・トップに前後方向に揺動可能に支持されるヘッドレスト・ペデスタルと、そのヘッドレスト・ペデスタルの中央部分に固定的に支持される1個のステイ・ホルダーと、そのシート・バック・フレームにおいて上下方向に伸び、そして、根元でそのステイ・ホルダーに一体的に結合されて先端で衝撃荷重を受け可能にする細長い受圧板と、その1個のステイ・ホルダーに1個のステイを差し込んでそのヘッドレスト・ペデスタルに支持されるヘッドレストとを含むので、この発明の自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレストでは、自動車の衝突事故の際、ヘッドレストが乗員の頭部から押圧を受けて後方に傾き、そして、その乗員の頭部の後方移動量が瞬間的に大きくなり過ぎることが未然に防止され、または軽減され、その結果、自動車シートにとって非常に有用で実用的である。
この発明の自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレストの具体例を活用するところの乗用車のドライバー・シートを示した側面図である。 そのアクティブ・ヘッドレストを示した斜視図である。
符号の説明
11 ヘッドレスト・ペデスタル
12 ステイ・ホルダー
13 細長い受圧板
14 ヘッドレスト
15 ヘッドレスト・フレーム
18 ステイ
19 ウェブ
20 上のフランジ
21 下のフランジ
22 ブラケット
23 ブラケット
24 ボルト・ピン
25 フランジ
26 根元
27 先端
28 切起し
30 ドライバー・シート
31 シート・クッション
32 シート・バック
33 シート・バック・フレーム
34 フレーム・トップ
35 左のブラケット
36 右のブラケット

Claims (2)

  1. シート・バック・フレームのフレーム・トップから上方に突き出される左右のブラケット間に渡されてそのフレーム・トップの上方に適宜の間隔で横方向に伸びて置かれ、そして、そのフレーム・トップに前後方向に揺動可能に支持されるヘッドレスト・ペデスタルと、そのヘッドレスト・ペデスタルの中央部分に固定的に支持される1個のステイ・ホルダーと、そのシート・バック・フレームにおいて上下方向に伸び、そして、根元でそのステイ・ホルダーに一体的に結合されて先端で衝撃荷重を受け可能にする細長い受圧板と、その1個のステイ・ホルダーに1個のステイを差し込んでそのヘッドレスト・ペデスタルに支持されるヘッドレストとを含む自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト。
  2. そのステイ・ホルダーが、断面長円形に、そのステイが、断面長円形にそれぞれ形成される請求項1に記載の自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト。
JP2003329411A 2003-09-22 2003-09-22 自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト Pending JP2005096486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003329411A JP2005096486A (ja) 2003-09-22 2003-09-22 自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003329411A JP2005096486A (ja) 2003-09-22 2003-09-22 自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005096486A true JP2005096486A (ja) 2005-04-14

Family

ID=34458655

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003329411A Pending JP2005096486A (ja) 2003-09-22 2003-09-22 自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005096486A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110576779A (zh) * 2019-09-03 2019-12-17 浙江嘉丰汽车座椅有限公司 一种主动式四向调节汽车头枕

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110576779A (zh) * 2019-09-03 2019-12-17 浙江嘉丰汽车座椅有限公司 一种主动式四向调节汽车头枕

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5308010B2 (ja) 車両用シート
EP1078811B1 (en) Seatback for automobile
JPH0646364Y2 (ja) シートバックフレーム
US20110057492A1 (en) Vehicle seat
WO2010024395A1 (ja) シートフレーム及び車両用シート
US10093202B2 (en) Seatback frame
JP2010018140A (ja) 自動車シートに用いるシート・バック
JP2697998B2 (ja) 車両用安全シート
JPH10181402A (ja) 車両用シート
JP2007290437A (ja) ヘッドレスト・フレームおよびヘッドレスト
JP2005096486A (ja) 自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト
JP2000201770A (ja) 自動車用シ―トバック
JP3114557U (ja) 自動車用ヘッドレスト
KR20070054282A (ko) 차량용 시트의 액티브 헤드레스트
JP2001039194A (ja) 自動車用シートバック
JP2004330941A (ja) 自動車シートに用いるシート・バック
JPS6212687Y2 (ja)
JP3415004B2 (ja) 自動車のシート支持装置
JP4488854B2 (ja) 車両用シート
JP2011051532A (ja) 車両用シート
JP2012136058A (ja) 乗物用シート
JP3563685B2 (ja) 自動車用シートバック
JP2008230397A (ja) 車両のシート構造
JP3775146B2 (ja) 自動車用シートのヘッドレスト構造
JP2005095202A (ja) 自動車シートに用いるアクティブ・ヘッドレスト