JP2005064866A - 集合住宅用セキュリティシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 住居者の同居人等とのインタホンによる連絡を簡単にしながら迷惑な来訪者とインタホン連絡を拒否して、集合住宅内の生活を平穏にする。
【解決手段】 共用玄関の外側には、所定の鍵で電気錠装置2を一時的に解錠するための戸外解錠操作装置6、集合インタホン9、生体認証センサ5を配置し、各住戸内には、前記集合インタホン4と通信可能に構成した住戸インタホン9を配置し、生体認証センサ5にて個人生体識別データを記憶装置21に記憶し、予め登録する。制御装置10は、前記生体認証センサの読取データと、前記予め登録された個人生体識別データとを照合し、両データが一致すると判定したとき、集合インタホンのテンキー部13にて入力した該当住戸の住戸インタホン9との通信を許容するように制御し、電気錠装置2は、住戸インタホン9に設けた戸内解錠指示ボタン18からの解錠信号に応じて共用玄関1のドア3を一時的に解錠する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、集合住宅の各住戸に訪れる特定の者のみに対して、住戸内の人との連絡が可能となり、当該集合住宅の共用玄関のドアを開けて出入りを許容する集合住宅用セキュリティシステムの構成に関するものである。
従来から集合住宅用のセキュリティシステムとして、集合住宅等の共用玄関にて居住者等の特定の者のみの出入りを許容する集合住宅用セキュリティシステムにおいて、共用玄関やそのロビー等に設置した集合インタホンにテンキー等の入力部を設け、来訪者が対応する住戸の室番号等を入力すると、当該集合インタホンと対応する住戸内の住戸インタホンと通信可能となり、各住戸の居住者が来訪者と応答して、入館を許容するときには、該住戸インタホンからの解錠信号により前記共用玄関のドアに設けた電気錠装置を一定時間だけ解錠させて、入館可能に構成したものが、前記特許文献1や特許文献2等にて知られている。
さらに高度化したものとして、例えば特許文献3では、前記共用玄関に設置するメインターミナルには、キー入力の際のガイダンスを表示し、その時必要なキーシンボルを表示するLCDタッチパネルと、集合インタホンと、モニタ(テレビ)カメラと、ICカードのデータを非接触式で読み出すICカードリーダと、キー入力時のガイダンス、非常発生を音声によって通知する音声合成装置と、防犯センサ表示灯と、エレベータ非常表示灯等の各種表示灯と、メインターミナルの機能制御、ドア開き信号の発信、パソコンとの通信制御を行う制御回路とを備える。この制御回路にパソコンを接続する。また、各住戸(部屋)に設けるサブターミナルは、メインターミナルの集合インタホンと会話するための住戸用インタホン、マンション等の集合住宅の玄関口(共用玄関)の自動ドアの解錠ボタン、自宅住戸の玄関ドアの解錠ボタン等を設けた操作パネル、前記モニタ(テレビ)カメラの映像信号を受けて放映するモニタテレビを備えている。さらに、メインターミナルに出力して前記表示灯により発報する警報装置やエレベータ内の非常発信装置を有するものが開示されている。
特開平3−91898号公報 特開平8−322038号公報 特開2000−200396号公報
しかしながら、前記特許文献1〜3に記載の構成では、部外者、例えば悪質な訪問販売者や、執拗な勧誘セールスマンが、共用玄関に備えられた集合インタホンにおけるテンキー部で出鱈目に住居番号(室番号)を入力することができるから、各住居の室内にいる住人は一々その呼出しに応答しなければならないという煩わしさがあった。
また、前記集合インタホンに映る映像を前記モニタテレビをみて来訪者と前記の応答をしたくない場合であっても、執拗に前記呼出し音を鳴らされると、はた迷惑であり、平穏な日常生活が脅かされるのであった。
さらに、前記の悪質な訪問販売者や、執拗な勧誘セールスマンは、その訪問の意図を隠す等して言葉巧みに前記一人の居住者に玄関ドアを解錠させるように誘導し、一旦集合住宅の共用部分に入ってしまうと、その集合住宅内を自由に移動できることになり、当該集合住宅内の多数の住居の住人に対して勧誘を行う等の迷惑行為を許すことになるという問題があった。
そこで、本発明は、前記従来の技術の問題点を解決し、防犯の安全性を向上させつつ、プライバシーの保護も確保できるようにした集合住宅用セキュリティシステムを提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、集合住宅の共用玄関にて特定の者の出入りを許容する集合住宅用セキュリティシステムであって、前記共用玄関には、電気錠装置で解錠施錠できるドアを設け、前記共用玄関の外側には、所定の鍵または特定ICカードなどの特定媒体にて前記電気錠装置を一時的に解錠するための戸外解錠操作装置と、集合インタホンの他、生体認証センサもしくは訪問者用ICカード読取装置のいずれか一方もしくは双方を配置し、各住戸内には、前記集合インタホンと通信可能に構成した住戸インタホンを配置し、前記生体認証センサにて予め登録された個人生体識別データまたは、予め発行された訪問者用ICカードに記憶された個人識別データを登録データとして記憶する記憶装置とその登録データに基づいて正否を判別するための制御装置とを備え、該制御装置は、前記生体認証センサまたは訪問者用ICカード読取装置の読取データと、前記予め記憶された個人生体識別データまたは個人識別データとを照合し、両データが一致すると判定したときには、前記集合インタホンと、前記個人情報に対応する住戸の住戸インタホンとの通信を許容するように制御し、前記電気錠装置は、前記住戸インタホンに設けた戸内解錠手段からの解錠信号に応じて前記ドアを一時的に解錠できるように構成されているものである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の集合住宅用セキュリティシステムにおいて、前記集合インタホンには、テンキー部を備え、前記制御装置は、前記生体認証センサまたは訪問者用ICカード読取装置の読取データと、前記予め記憶された個人生体識別データまたは個人識別データとを照合し、両データが一致すると判定したときには、前記テンキー部で入力された該当する住戸の住戸インタホンとの通信を許容するように制御したものである。
以上に詳述したように、請求項1の発明は、集合住宅の共用玄関にて特定の者の出入りを許容する集合住宅用セキュリティシステムであって、前記共用玄関には、電気錠装置で解錠施錠できるドアを設け、前記共用玄関の外側には、所定の鍵または特定ICカードなどの特定媒体にて前記電気錠装置を一時的に解錠するための戸外解錠操作装置と、集合インタホンの他、生体認証センサもしくは訪問者用ICカード読取装置のいずれか一方もしくは双方を配置し、各住戸内には、前記集合インタホンと通信可能に構成した住戸インタホンを配置し、前記生体認証センサにて予め登録された個人生体識別データまたは、予め発行された訪問者用ICカードに記憶された個人識別データを登録データとして記憶する記憶装置とその登録データに基づいて正否を判別するための制御装置とを備え、該制御装置は、前記生体認証センサまたは訪問者用ICカード読取装置の読取データと、前記予め記憶された個人生体識別データまたは個人識別データとを照合し、両データが一致すると判定したときには、前記集合インタホンと、前記個人情報に対応する住戸の住戸インタホンとの通信を許容するように制御し、前記電気錠装置は、前記住戸インタホンに設けた戸内解錠手段からの解錠信号に応じて前記ドアを一時的に解錠できるように構成されているものである。
このように構成すれば、いたずら者や、悪質な訪問販売者、執拗な勧誘セールス等の入館してほしくない人が、集合インタホンのテンキー部を無差別に押して、集合住宅内の居住者とコンタクトを取ろうとしても、いずれの住戸の住戸インタホンとも通信不可であるから、各住戸内の住居者は、迷惑な訪問者とインタホンを使って一々応対する必要がなく、応答をしたくない場合には特に煩わしさが無くなり、平穏な日常生活が保証されるという顕著な効果を奏する。
また、前記の悪質な訪問販売者や、執拗な勧誘セールスマンが、その訪問の意図を隠す等して言葉巧みに前記一人の居住者に共用玄関を解錠させるように誘導することがなくなり、一旦集合住宅の共用部分に入ってしまうと、その集合住宅内を自由に移動できることになり、当該集合住宅内の多数の住居の住人に対して勧誘を行う等の迷惑行為を許すことになるという問題も解消できる。
しかも、予め本人の個人生体識別データや個人識別データが登録されている許容来訪者等のみが、生体認証センサもしくは訪問者用ICカード読取装置のいずれか一方もしくは双方を使用して、確認が取れると特定の居住者とインタホンで通信でき、連絡をとって共用玄関から内部に入ることが簡単にできる。特に、個人生体識別データの登録があれば、ICカードのような物品を所持する必要がないので、子供やお年寄りにとって至極利用し易いセキュリティシステムとなるという効果を奏する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の集合住宅用セキュリティシステムにおいて、前記集合インタホンには、テンキー部を備え、前記制御装置は、前記生体認証センサまたは訪問者用ICカード読取装置の読取データと、前記予め記憶された個人生体識別データまたは個人識別データとを照合し、両データが一致すると判定したときには、前記テンキー部で入力された該当する住戸の住戸インタホンとの通信を許容するように制御したものである。このように構成すれば、請求項1に記載の発明による効果に加えて、集合住宅内の複数の住居者と取引のある商人等を許容来訪者等として登録した場合であっても、その商人等が今回所用のある住居者を特定する必要があるので、前記テンキー部にて特定した所定の住戸番号(室番号)の箇所のみと連絡(通信)が可能となるから、居住者及び商人等手度のとの関係が他の住居者に知られず、プライバシーを保つこともできるという効果も奏する。
次に、本発明を具体化した実施形態を図1に基づいて説明する。図1は本発明に係る集合住宅用セキュリティシステムの一例を示す機能ブロック図である。
この実施形態の集合住宅は、複数の住戸を有し、電気錠装置2により解錠・施錠が可能なドア3付きの共用玄関1を備えたマンションである。
本発明の集合住宅用セキュリティシステムは、居住者にとって必要な来訪者等のみが住戸内の居住者と連絡が取れて共用玄関1から入れるようにし、訪問販売員や勧誘者等のような人物、すなわち居住者にとって好ましくない来訪者等とは連絡が取れないようにするものである。
以下、住居者と頻繁に面会して商品を納品する出入り業者(商店)の配達人や集金人、住居者の住戸に度々訪問する親戚、住居者の友達、住居者の子供の友達、住居者の同居人であって、前記電気錠装置2を解錠するための特定の鍵またはICカード等の特定媒体を所持しないお年寄りや子供等、以下これらを住居者が訪問を許容する来訪者等、または許容来訪者等と称する。
これらの人は頻繁に集合住宅の共用玄関の出入り及び居住者の住戸への出入りの必要があるが、これらの人に前記特定の鍵やまたはICカード等の特定媒体を所持させるには、安全性や防犯性に問題が生じる場合に、本発明の装置を利用すれば、前記許容来訪者等が前記特定媒体を所持していなくても、対応する(来訪や入室を希望する)住居の住居者と連絡が取れる。逆に、住居者が訪問を許容しない来訪者等(拒否来訪者等)に対しては、共用玄関1に集合インタホン4が設置されていて、テンキー部13、呼出しボタン14を押しても、住居内と連絡が取れないようにする(通信を拒否する)ことで、各居住者が平穏に生活できるようにするものである。
実施形態では、前記共用玄関1の外側には、集合インタホン4と、生体認証用センサ5と、戸外解錠操作装置6と、来訪者用ICカード読取装置7とが設けられている。
各住戸内には、前記集合インタホン4と通信可能に構成した住戸インタホン9が配置されており、前記集合インタホン4と各住戸の住戸インタホン9とは、コンピュータなどの制御装置10を介して接続されている。
実施形態では、集合インタホン4には、マイクロホン11と、スピーカ12と、入力手段としてのテンキー部13、呼出しボタン14とを備え、必要に応じて撮像手段としてのCCDカメラ等のモニタカメラ15を備える。テンキー部13は住戸の室ナンバーを直接入力できるものや、液晶タッチパネル方式であっても良い。
各住戸インタホン9には、同様にマイクロホン16及びスピーカ17(電話の送受話器(ハンドセット)であっても良い)と、前記電気錠装置2を一時的に解錠するための戸内解錠手段としての解錠指示ボタン18と、前記集合インタホン4等からの着信信号があったとき点滅し、且つ通話中には連続点灯する表示灯19とが備えられている。前記集合インタホン4にモニタカメラ15が備えられている場合には、住戸インタホン9には液晶パネル等のモニタ表示装置20が備えられている。
住居者が所持する特定の鍵またはICカード等の特定媒体で戸外解錠操作装置6を操作すれば、電気錠駆動回路8を作動させて前記電気錠装置2を一時的に解錠させる。これにより、共用玄関1のドア3をあけて内部に入ることができる。前記戸外解錠操作装置6は、居住者毎に所定の鍵を差し込んで解錠操作するロータリキーロックスイッチであっても良いし、居住者に予め交付されている専用ICカードを挿入または近接させてデータを読み込んで解錠操作する専用ICカード読取装置であっても良い。なお、専用ICカード読取装置と前記来訪者用ICカード読取装置7とを共用するように構成しても良い。
前記生体認証用センサ5は、バイオメトリックスによる本人認証のためのものである。人間の生体的な特徴を個人識別の標識とする。例えば、指紋パターン、指や手の甲の静脈分布パターン(血管パターン)、眼球の虹彩パターン、網膜パターン、掌紋パターン、顔面のパターン、声紋パターンの特徴を個人識別の標識にし、各人毎に前記生体認証用センサ5にて前記パターンを読取り、予め数値化して登録した登録データ(個人生体識別データ)として保存しておく。従って、生体認証用センサ5としては、指紋読取装置、血管パターン読取装置、虹彩パターンや網膜パターンの読取装置、掌紋読取装置、顔面撮像装置、声紋読取装置等がある。
前記登録データ(個人生体識別データ)はコンピュータにおけるハードディスク等の記憶装置21に記憶させておく。そして、コンピュータ等の制御装置10により、前記登録データと、前記生体認証用センサ5による読取データ(検知データ)とを照合することにより、本人認証を行う。
本人認証のための実施形態の1は、前記許容来訪者等を予めリストアップし、集合住宅の管理者の立ち会いの元に、前記許容来訪者等の、例えば指や手の甲の静脈分布パターンを前記生体認証用センサ5にて読み取り、その許容来訪者等の前記個人生体識別データと共に氏名、年齢、性別、住所(居所)、会社名等の所属先の名称、住所電話番号等の個人情報をセットにして、登録データとして前記記憶装置20に記憶させておく。本人認証のための他の実施形態として、来訪者用ICカードを発行する。その場合も前記許容来訪者等を予めリストアップし、集合住宅の管理者に届け出て、その許容来訪者等毎に所定の来訪者用ICカードを発行してもらう。この来訪者用ICカードには、許容来訪者等の氏名、年齢、性別、住所(居所)、会社名等の所属先の名称、住所電話番号等の個人識別データを登録データとして記憶装置20に記憶させておく。
そして、前記許容来訪者等が集合周宅内に入るには、前記生体認証用センサ5にて個人識別の標識を読み取らせる。例えば、血管パターン読取装置の場合には、指や手の甲を血管パターン読取装置に当接させる等にして血管パターンを読み取らせる。制御装置10では、前記予め登録され、記憶されている登録データのうち個人生体識別データと、前記読取データとを照合し、一致していれば、所定の住戸との連絡を許容すべく、集合インタホン4におけるテンキー部13への入力を許容する旨の合成音声によるスピーカ12でのアナウンスもしくは液晶パネル等の表示部に表示する。
来訪者用ICカードを所持している場合には、来訪者用ICカード読取装置7に前記カードを挿入または接近させることにより、読取データと、前記予め登録されている個人識別データとを制御装置10で照合し、一致している時のみ、前記と同様にテンキー部13への入力を許容する旨の合成音声によるアナウンスもしくは液晶パネル等に表示する。
前記許容来訪者等は、所定の住戸番号(室番号)を押し、呼出しボタン14を押すと、該当する住戸の住戸インタホン9が呼び出される(表示灯19が点灯する)ので、ここで初めて所定の住戸の住居者と連絡することができる。
ところで、所定の住戸の住居者と同居しているお年寄りや子供等の同居人であれば、個人情報として、その住居番号(室番号)も登録されているので、テンキー部13の入力無しで呼出しボタン14を押下するだけで、該当する住戸の住戸インタホン9に連絡することができる(通信が許容される)ように制御装置10が制御して良い。
しかし、集合住宅内の複数の住居者と取引のある商人等(許容来訪者等)に対する前記登録データを記憶している場合には、今回所用のある住居者を特定する必要があるので、前記テンキー部13にて所定の住戸番号(室番号)を押下して呼出しボタン14を押下することにより、該当する住戸番号(室番号)の住戸インタホン9に連絡が取れる(通信が許容される)ようにすべきである。これにより、商人等(許容来訪者等)と特定の居住者との関係等が他の住居者に知られず、プライバシーの保護に寄与できる。
前記所定の住戸の住居者が前記許容来訪者等を確認し、解錠指示ボタン19を押下すると、電気錠駆動回路8が作動し、一定時間だけ、電気錠装置2が解錠されるので、ドア3を開くことができて、共用玄関1から内部に入ることができる。
他方、前記来訪者用ICカードを所持していない場合や、前記個人生体識別データが登録されていない者が前記来訪者用ICカード読取装置7や生体認証用センサ5を使用しても、前記制御装置7は読取データと登録データとの照合の結果、「否」の判定を出し、集合インタホン4の表示装置やスピーカ12にて、住居人との連絡を拒否する旨通知できるようにする。
前記来訪者用ICカードの発行及びICカードの登録無効(失効)や、前記生体認証用センサ5による新たな登録及び登録無効(失効)は、管理者側との連絡(合意)により随時可能とすることが望ましい。なお、来訪者用ICカードに、前記生体認証用センサ5で読み取る個人生体識別データを記憶させておき、前記来訪者用ICカード読取装置7及び生体認証用センサ5の両方の使用により、個人識別を実行することで、拾われた来訪者用ICカードの不正使用を防止して、二重の安全を確保することもできる。
なお、前記集合インタホン4にモニタカメラ15が設置され、住戸インタホン9にモニタ表示装置20が設置されている場合、専用回線(インタホンどうしの接続回線)を利用ししも良いし、前記モニタカメラ15からの映像情報を通常のテレビジョン放送等のための共聴ラインを経由して各住戸内のテレビ受像機(図示せず)に伝送するように構成しても良い。それらの場合には、テンキー部13への入力により、コントローラでは、前記モニタカメラ15からの映像データを呼出しに応じた特定の住戸のモニタ表示装置20に映し出すようにすれば、来訪者の確認が一層確実にできる。
本発明のセキュリティシステムの機能ブロック図である。
符号の説明
1 共用玄関
2 電気錠装置
3 ドア
4 集合インタホン
5 生体認証センサ
6 戸外解錠操作装置
7 来訪者用ICカード読取装置
8 電気錠駆動回路
9 住戸インタホン
10 制御装置 13 テンキー部
14 呼出しボタン
18 解錠指示ボタン
19 表示灯
20 モニタ表示装置
21 記憶装置

Claims (2)

  1. 集合住宅の共用玄関にて特定の者の出入りを許容する集合住宅用セキュリティシステムであって、
    前記共用玄関には、電気錠装置で解錠施錠できるドアを設け、
    前記共用玄関の外側には、所定の鍵または特定ICカードなどの特定媒体にて前記電気錠装置を一時的に解錠するための戸外解錠操作装置と、集合インタホンの他、生体認証センサもしくは訪問者用ICカード読取装置のいずれか一方もしくは双方を配置し、各住戸内には、前記集合インタホンと通信可能に構成した住戸インタホンを配置し、
    前記生体認証センサにて予め登録された個人生体識別データまたは、予め発行された訪問者用ICカードに記憶された個人識別データを登録データとして記憶する記憶装置とその登録データに基づいて正否を判別するための制御装置とを備え、
    該制御装置は、前記生体認証センサまたは訪問者用ICカード読取装置の読取データと、前記予め記憶された個人生体識別データまたは個人識別データとを照合し、両データが一致すると判定したときには、前記集合インタホンと、前記個人情報に対応する住戸の住戸インタホンとの通信を許容するように制御し、前記電気錠装置は、前記住戸インタホンに設けた戸内解錠手段からの解錠信号に応じて前記ドアを一時的に解錠できるように構成されていることを特徴とする集合住宅用セキュリティシステム。
  2. 前記集合インタホンには、テンキー部を備え、前記制御装置は、前記生体認証センサまたは訪問者用ICカード読取装置の読取データと、前記予め記憶された個人生体識別データまたは個人識別データとを照合し、両データが一致すると判定したときには、前記テンキー部で入力された該当する住戸の住戸インタホンとの通信を許容するように制御したことを特徴とする請求項1に記載の集合住宅用セキュリティシステム。
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