JP2004284428A - レッカー車 - Google Patents

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JP2004284428A
JP2004284428A JP2003076821A JP2003076821A JP2004284428A JP 2004284428 A JP2004284428 A JP 2004284428A JP 2003076821 A JP2003076821 A JP 2003076821A JP 2003076821 A JP2003076821 A JP 2003076821A JP 2004284428 A JP2004284428 A JP 2004284428A
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vehicle
outer cylinder
wrecking
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JP2003076821A
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Masanori Oshima
正則 大島
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Tadano Ltd
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Tadano Ltd
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Abstract

【課題】従来のレッカー車に比べさらにレッキング能力を向上することができるレッカー車を提供する。
【解決手段】車両12の後端部のアウトリガ装置14の外筒18をその中央部14aが車両前方に向かって屈曲した平面視くの字状に構成し、その先端部にジャッキ19を備えた左右一対の内筒20を互いに車両の反対側の側方に伸縮可能なよう前記外筒18の両端からそれぞれ嵌挿すると共に、後端部のアウトリガ装置14の前記外筒18の中央部後側にレッキングアーム取付け装置15を配置した
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、クレーンを旋回自在に取付けた車両の前方部および後端部に、車両の左右に張出して設置されるアウトリガ装置をそれぞれ取付けると共に、車両の後端部にレッキングアーム取付け装置を備えてなるレッカー車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のレッカー車として図3および図4に示されたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
図3および図4に示す如く、レッカー車は、クレーン1を旋回自在に取付けた車両2の前方部および後端部に、車輌の左右に張出して接地されるアウトリガ装置3、4をそれぞれ取付けると共に、車両2の後端部にレッキングアーム取付け装置5を備えており、レッキング時には、前記レッキングアーム取付け装置5にレッキングアーム6を取付け、このレッキングアーム6の先端部に牽引すべき車両の前部あるいは後部を載置するものである。また、クレーン作業する時には、前記各アウトリガ装置3、4を接地させ、クレーン1を使用するものである。
【0004】
ところでこの種のレッカー車は、レッキング時に生じる車両2前輪2aの負荷減少を可及的に小さく押さえるため、所定の長さを有するレッキングアーム6先端部の被牽引車の支持力点が車両2の後車輪2bに出来るだけ近づくよう、車両2の後端部のレッキングアーム取付け装置5を、車両2の後輪2bに出来るだけ近づけて配置する必要がある。
【0005】
そのため、図4に示すように車両2の後端部のアウトリガ装置4の外箱4a、4aを、車両2の後端部に上下併設状態で横設した上下一対に構成し、互いに車両2の反対側の側方に伸縮可能なよう内箱4c、4cを伸縮可能なよう前記一対の外箱4a、4aに嵌挿し、その外箱4a、4aの後側にレッキングアーム取付け装置5を配置したものが知られていた。
【0006】
あるいは、図示しないが車両2の後端部のアウトリガ装置4の外箱を1個の箱とし、その左右の端部から左右一対の内箱4c、4cをそれぞれ嵌挿するようにしたものも知られている。
【0007】
このように、車両2の後端部に前後に併設状態で一対の外箱を横設したものに比べ、レッキングアーム取付け装置5を車両2の後車輪2bに近づけて配置することによりレッキング能力を増大するようにしていた。
【0008】
【特許文献1】
実用新案登録第2581210号公報(第2頁、第1−2図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、近年、より大型の車両を牽引できるようにしたい、あるいはレッカー車の車両を小型化しても同等のレッキング能力を確保したい等の理由からさらなるレッキング能力の向上が望まれている。
【0010】
そこで、本発明は、上述した従来のレッカー車に比べさらにレッキング能力を向上することができるレッカー車を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願の請求項1に記載されたレッカー車は、クレーンを旋回自在に取付けた車両の前方部および後端部に、車両の左右に張出して設置されるアウトリガ装置をそれぞれ取付けるとともに、車両の後端部にレッキングアーム取付け装置を備えてなるレッカー車において、車両の後端部のアウトリガ装置の外筒をその中央部が車両前方に向かって屈曲した平面視くの字状に構成し、その先端部にジャッキを備えた左右一対の内筒を互いに車両の反対側の側方に伸縮可能なよう前記外筒の両端からそれぞれ嵌挿すると共に、後端部のアウトリガ装置の前記外筒の中央部後側に前記レッキングアーム取付け装置を配置したことを特徴とする。
【0012】
この構成により従来のレッカー車に比べ、さらにレッキングアーム取付け装置を車両の後車輪に近づけて配置できるので、レッキング能力を増大することができるのである。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1に、本願発明の実施の形態に係るレッカー車の側面図を示す。レッカー車は、クレーン11を旋回自在に取付けた車両12の前方部および後端部に、車両の左右に張出して接地されるアウトリガ装置13、14をそれぞれ取付けている。車両12の後端部にレッキングアーム取付け装置15を備えており、レッキング時には、レッキングアーム取付け装置15にレッキングアーム16を取付け、このレッキングアーム16の先端部に牽引すべき車両17の前部あるいは後部を載置するようになっている。また、クレーン作業をする時には、前記各アウトリガ装置13、14を接地させ、クレーン11を使用するようになっている。
【0014】
図2は図1のA矢視図であって、レッカー車の後端部を上方から見た図である。車両12の後端部のアウトリガ装置14の外筒18をその中央部14aが車両前方に向かって屈曲した平面視くの字状に構成している。本実施の形態では、前記外筒18の左側外筒18aと右側外筒18bとを同一の高さに構成し、左右の外筒端面同士を車両中央部でつなぎ合わせる構造を採用している。
【0015】
なお、後端部アウトリガ14の外筒の構成としては、右側外筒18aと左側外筒18bを高さ違いにして、上下に併設するようにしてもよいことは勿論である。この場合は、右側外筒18aと左側外筒18bの長さをより長く構成できるため、それに内挿する内筒の長さもより長いものとでき、その結果後端部アウトリガ14の張出幅をより大きなものとできるという利点を有する。
【0016】
前記外筒18の先端部にはジャッキ19、19を備えた左右一対の内筒20、20を互いに車両12の反対側の側方に伸縮可能なよう前記外筒18の両端からそれぞれ嵌挿している。
【0017】
レッキングアーム取付け装置15は、後端部アウトリガ装置14の前記外筒18が車両前方に向かって屈曲した平面視くの字状に構成した中央部後側に配置している。16は、レッキングアーム取付け装置15に取付けたレッキングアームである。
【0018】
図2に示したL1は車両12の後車輪12bから前記レッキングアーム取付け装置15までの距離である。本願発明の上述した構成により、内筒20を外筒18に格納した時のジャッキ19の後車輪12bに対する前後位置を従来と同じとしても、前記距離L1を従来のレッカー車よりも短くすることができる。したがって、レッキングアーム16の長さL2は従来と同じでありながらも、後車輪12bからレッキングアーム16の支持力点21までの距離Lを従来のレッカー車よりも短くすることができる。
【0019】
すなわち、レッキング時に生ずる車両12の前車輪12aの負荷減少を可及的に小さく押さえることができるので、前記支持力点21に負荷できる許容荷重であるレッキング能力を高めることができる。
【0020】
【発明の効果】
本願発明のレッカー車は、車両の後端部のアウトリガ装置の外筒をその中央部が車両前方に向かって屈曲した平面視くの字状に構成し、前記外筒の中央部後側に前記レッキングアーム取付け装置を配置したので、従来のレッカー車に比べ、レッキングアーム取付け装置を車両の後車輪に近づけて配置できることとなり、レッキングアーム支持力点におけるレッキング能力を増大することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るレッカー車の側面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】従来のレッカー車の側面図である。
【図4】従来のレッカー車の後端部説明図である。
【符号の説明】
11はクレーン、12は車両、12aは前車輪、12bは後車輪、13と14はアウトリガ装置、15はレッキングアーム取付け装置、16はレッキングアーム、17は被牽引車、18は外筒、18aは右側外筒、18bは左側外筒、19はジャッキ、20は内筒、

Claims (1)

  1. クレーンを旋回自在に取付けた車両の前方部および後端部に、車両の左右に張出して設置されるアウトリガ装置をそれぞれ取付けるとともに、車両の後端部にレッキングアーム取付け装置を備えてなるレッカー車において、
    車両の後端部のアウトリガ装置の外筒をその中央部が車両前方に向かって屈曲した平面視くの字状に構成し、その先端部にジャッキを備えた左右一対の内筒を互いに車両の反対側の側方に伸縮可能なよう前記外筒の両端からそれぞれ嵌挿すると共に、後端部のアウトリガ装置の前記外筒の中央部後側に前記レッキングアーム取付け装置を配置したことを特徴とするレッカー車。
JP2003076821A 2003-03-20 2003-03-20 レッカー車 Pending JP2004284428A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009051443A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Tadano Ltd レッカー車

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