JP2004184051A - 空気調和機の室内機および空気調和機の室内機の製造方法 - Google Patents

空気調和機の室内機および空気調和機の室内機の製造方法 Download PDF

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幹夫 伊東
Takuji Tokui
卓司 得居
Yuichi Murai
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Abstract

【課題】意匠層の外面が劣化し難い空気調和機の室内機を提供する。
【解決手段】空気調和機の室内機2は、室内機ケーシング23aと塗料層27a(意匠層)とを備える。室内機ケーシング23aは、フロントパネル26aが透明の材料によって形成される。塗料層27aは、色彩又は模様が表され、フロントパネル26aの裏側の被塗装部261に設けられる。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機の室内機および空気調和機の室内機の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和機の室内機は、熱交換器や送風ファン等の構成部品を備えると共に、室内機の外観を構成するケーシングを備えている(特許文献1)。室内機は居住者等がいる室内に配置されるため、ケーシングは居住者等の視野に入る。このため、ケーシングには色彩や模様等の意匠が施されることが多い。これによって、空気調和機の室内機の美観を向上させることができる。従来、これらの意匠は、塗装加工や印刷加工をケーシングの外表面に行い意匠層をケーシングの外表面に形成することによって、施されることが多い。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−89892号公報(第4図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のように、ケーシングの外表面に塗装加工や印刷加工が行われる場合、意匠層の表面の塗装面や印刷面が劣化し易いという不具合がある。すなわち、ケーシングの外表面は、外部からこすれ等の刺激を受けることが多く、このため塗装面や印刷面が傷ついたり剥がれたりして劣化し易い。
【0005】
本発明の課題は、意匠層の外面が劣化し難い空気調和機の室内機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の空気調和機の室内機は、ケーシングと意匠層とを備える。ケーシングは、少なくとも特定部が透明の材料によって形成される。意匠層は、色彩又は模様が表され、特定部の裏側の少なくとも第1部に設けられる。
この空気調和機の室内機では、透明な材料で形成された特定部の裏側の少なくとも第1部に、色彩または模様が表された意匠層が設けられる。このため、この空気調和機の室内機では、色彩や模様等の意匠が外観上に表れて美観が向上する。また、ケーシングが外部から刺激を受けた場合でも、意匠層は特定部の裏側に設けられているため、ケーシングに施された色彩や模様等の意匠が劣化する恐れが少ない。このため、この空気調和機の室内機では、意匠層の外面が劣化し難くなっている。
【0007】
請求項2に記載の空気調和機の室内機は、請求項1に記載の空気調和機の室内機であって、特定部は、前面に配置される。
この空気調和機の室内機では、特定部が前面に配置されるため、ケーシングの前面に施される意匠層の外面が劣化し難くなっている。空気調和機の室内機の前面は、居住者等の視野に入り易い部分である。このため、意匠層の外面が劣化し難くなる本発明がより有効である。
【0008】
請求項3に記載の空気調和機の室内機は、請求項2に記載の空気調和機の室内機であって、特定部の表側は概ね平らに形成されている。
この空気調和機の室内機では、特定部の表側が平らに形成されているため、拭き取り等の掃除が行い易い。また、この空気調和機の室内機では、意匠層が特定部の裏側に設けられているため、特定部の表側に意匠層による細かい凹凸が生じる恐れが少ない。このため、この空気調和機の室内機では、掃除の行い易さをより向上させることができる。
【0009】
請求項4に記載の空気調和機の室内機は、請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、光触媒部をさらに備える。光触媒部は、ケーシングの内部に設けられ、環境汚染物質を光によって分解する光触媒を有する。そして、光触媒部に外部からの光が到達するように特定部の裏側の第2部には意匠層が設けられていない。
【0010】
光触媒が環境汚染物質を分解するためには光が必要であるが、光触媒部は、通常、空気調和機の室内機の内部に設けられることが多く、光触媒部に光を届かせることは難しい。このため、空気調和機の室内機に特別の光源が設けられることが従来から行われている。
しかし、この空気調和機の室内機では、透明な特定部の第2部に意匠層が設けられていないため、外部の光が第2部を透過して空気調和機の室内機の内部に到達し易くなっている。従って、第2部を透過した光によって、光触媒を活性化させ、環境汚染物質をより効果的に分解させることができる。このように、この空気調和機の室内機では、特別の光源を設けなくても、光触媒によって環境汚染物質をより効果的に分解させることができる。
【0011】
なお、特別の光源を設ければ、第2部を透過した外部の光との相乗効果も期待できる。
請求項5に記載の空気調和機の室内機は、請求項4に記載の空気調和機の室内機であって、室内の壁面に装着される空気調和機の室内機である。そして、第2部はケーシングの天面に配置される。
【0012】
この空気調和機の室内機では、第2部はケーシングの天面に設けられる。室内の壁面に装着される空気調和機の室内機では、ケーシングの天面が居住者等の視野に入る恐れは少ない。従って、第2部を通してケーシングの内部が居住者等の視野に入る恐れが少ない。このため、この空気調和機の室内機では、第2部によって美観を損なう恐れを低減することができる。
【0013】
請求項6に記載の空気調和機の室内機は、請求項4または5に記載の空気調和機の室内機であって、光触媒部が有する光触媒は、可視光によって光触媒性を発揮する可視光触媒である。
従来からよく用いられている光触媒は紫外線によって光触媒性を発揮するものが多いが、太陽光や室内灯の光に含まれる紫外線は微小であり、太陽光や室内灯の光によっては十分に光触媒性を発揮させることは難しい。このため、紫外線ランプなどによって光触媒に紫外線を照射することが従来から行われている。
【0014】
しかし、この空気調和機の室内機では、光触媒部は、可視光によって光触媒性を発揮することができる可視光触媒を有する。このため、第2部を透過してケーシングの内部に到達する太陽光や室内灯の光によっても十分に光触媒性を発揮させることができる。
請求項7に記載の空気調和機の室内機は、請求項4から6のいずれかに記載の空気調和機の室内機であって、ケーシングは、空気が通る開口部を有している。そして、開口部からケーシングの内部へと入る外部の光が光触媒部へ到達するように開口部は配置される。
【0015】
この空気調和機の室内機では、開口部からも光を取り入れて光触媒性を発揮させることができる。このため、ケーシングの特定部を形成する透明な材料を十分に透過できない波長の光がある場合でも、開口部から直接取り入れられた光によって十分に光触媒性を発揮させることができる。
請求項8に記載の空気調和機の室内機は、請求項4に記載の空気調和機の室内機であって、特定部は、概ね平らに形成された平面部を有する。第2部は、平面部の裏側に位置する。そして、光触媒部は、平面部の内側に配置される。
【0016】
この空気調和機の室内機では、意匠層が設けられていない第2部が概ね平らに形成された平面部の裏側に設けられ、光触媒部がその内側に配置される。このため、第2部からは十分に外部の光が透過するとともに、透過した光が光触媒部に届き易い。従って、この空気調和機の室内機では、外部の光によって十分に光触媒性を発揮させることができる。
【0017】
請求項9に記載の空気調和機の室内機の製造方法は、第1工程と第2工程とを備える。第1工程では、ケーシングの少なくとも特定部が透明の材料から形成される。第2工程では、色彩又は模様が表された意匠層が、特定部の裏側の少なくとも第1部に施される。
この空気調和機の室内機の製造方法では、色彩または模様が表された意匠層がケーシングの特定部の裏側に施されることにより、色彩等が外観に表れた空気調和機の室内機が製造される。例えば、従来、ケーシングの表側に施していた色彩の塗装をケーシングの特定部の裏側に行うことによって、色彩が外観上に表れた空気調和機の室内機を製造することができる。従って、この空気調和機の室内機の製造方法では、特別の塗料等でコーティングするなどの外観の劣化を抑えるための特別の加工を行わなくても、室内機の外観の劣化が抑えることができる。このように、この空気調和機の室内機の製造方法では、外観の劣化しにくい空気調和機の室内機を容易に製造することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
〔空気調和機の全体構成〕
本発明の第1実施形態が採用された空気調和機1の外観を図1に示す。
この空気調和機1は、室内の壁面に取り付けられる壁掛け型の室内機2と、室外に設置される室外機3とを備えている。
【0019】
室内機2内には室内熱交換器が収納され、室外機3内には室外熱交換器が収納されており、各熱交換器が冷媒配管4により接続されることにより冷媒回路を構成している。
〔空気調和機の冷媒回路の構成概略〕
空気調和機1の冷媒回路の構成を図2に示す。この冷媒回路は、主として室内熱交換器20、アキュムレータ31、圧縮機32、四路切換弁33、室外熱交換器30及び電動膨張弁34で構成される。
【0020】
室内機2に設けられている室内熱交換器20は、接触する空気との間で熱交換を行う。また、室内機2には、室内空気を吸い込んで室内熱交換器20に通し熱交換が行われた後の空気を室内に排出するためのクロスフローファン21が設けられている。クロスフローファン21は、円筒形状に構成され、周面には回転軸方向に羽根が設けられているものであり、回転軸と交わる方向に空気流を生成する。このクロスフローファン21は、室内機2内に設けられる室内ファンモータ22によって回転駆動される。室内機2の詳細な構成については後に説明する。
【0021】
室外機3には、圧縮機32と、圧縮機32の吐出側に接続される四路切換弁33と、圧縮機32の吸入側に接続されるアキュムレータ31と、四路切換弁33に接続された室外熱交換器30と、室外熱交換器30に接続された電動膨張弁34とが設けられている。電動膨張弁34は、フィルタ35および液閉鎖弁36を介して配管41に接続されており、この配管41を介して室内熱交換器20の一端と接続される。また、四路切換弁33は、ガス閉鎖弁37を介して配管42に接続されており、この配管42を介して室内熱交換器20の他端と接続されている。この配管41,42は、図1の冷媒配管4に相当する。また、室外機3には、室外熱交換器30での熱交換後の空気を外部に排出するためのプロペラファン38が設けられている。このプロペラファン38は、ファンモータ39によって回転駆動される。
【0022】
〔室内機の構成〕
図3に室内機2の側面断面図を示す。
室内機2は、上述したクロスフローファン21や室内熱交換器20等と、これらを収容する室内機ケーシング23aとを備えている。
クロスフローファン21は、室内ファンモータ22によって中心軸周りに回転駆動されることにより、吸込み口251から取り込まれ室内熱交換器20を通り吹出し口252から室内へと吹き出す空気流を生成する。クロスフローファン21は、側面視において室内機2の概ね中央に位置している。
【0023】
室内熱交換器20は、クロスフローファン21の前方、上方および後部上方を取り囲むように取り付けられている。室内熱交換器20は、クロスフローファン21の駆動により吸込み口251から吸い込まれた空気をクロスフローファン21側に通過させ、伝熱管の内部を通過する冷媒との間で熱交換を行わせる。室内熱交換器20は、側面視において概ね逆V字型の断面形状を有している。
【0024】
(室内機ケーシング23aの構成)
室内機ケーシング23aは、主として、底フレーム24、前面グリル25aおよびフロントパネル26aにより構成されている。
底フレーム24は、室内機2の背面を構成しており、室内熱交換器20およびクロスフローファン21の後方を覆っている。
【0025】
前面グリル25aは、室内機2の天面、側面、下面を覆うように形成されており、前面グリル25aの前面にはフロントパネル26aが取り付けられる(図4参照)。前面グリル25aの天面には、複数のスリット状の開口からなる吸込み口251が設けられている。吸込み口251は、前面グリル25aの天面の略全体に亘って設けられている。前面グリル25aの下面の前側には、室内機2の長手方向に沿う開口からなる吹出し口252が設けられている。また、吹出し口252には、室内へと吹出す空気が案内される水平フラップ253が設けられている。この水平フラップ253は、室内機2の長手方向に平行な軸を中心に回動自在に設けられている。水平フラップ253は、フラップモータ(図示せず)によって回動することにより、吹出し口252の開閉を行うことができる。
【0026】
フロントパネル26aは、室内機2の前面に配置されている。フロントパネル26aは、前面グリル25aとは別体に形成されており、前面グリル25aの前面を覆うように取り付けられている。フロントパネル26aの表側は、中央に水平に設けられた段差によって上下に分かれた2つの面によって構成されているが、各面は概ね平坦に形成されており、凹凸および穴やスリットなどの開口部のない滑らかな表面となっている。また、段差部分は平面的な開口となっており、この開口からも室内の空気が吸い込まれる(図3の白抜き矢印A1参照)。このフロントパネル26aは、透明の樹脂により形成されており、その裏側の全体を占める被塗装部261には色彩や模様等が表された塗料層27aが設けられている。この塗料層27aは、フロントパネル26aの裏側からフロントパネル26aの全体に塗装を施すことによって形成される。
【0027】
前面グリル25aの前面には、開口254が設けられている。前面グリル25aの前面とフロントパネル26aとの間に各種のフィルタ50,51,52が取り付けられることにより、この開口254がフィルタ50,51,52に覆われる。このフィルタ50,51,52には、エアフィルタ50、空気清浄フィルタ51および光触媒フィルタ52がある。
【0028】
エアフィルタ50は、塵や埃を通過する空気から除去することができる。エアフィルタ50は、前面グリル25aの前面から天面までを覆うように設けられている。エアフィルタ50のうち前面グリル25aの天面に位置する部分は、天面の吸込み口251のすぐ内側に位置している。
空気清浄フィルタ51は、前面グリル25aの前面上部であって、エアフィルタ50の内側に設けられる。空気清浄フィルタ51は、エアフィルタ50よりも細かい埃やタバコの煙、花粉等を通過する空気から除去することができる。
【0029】
光触媒フィルタ52は、前面グリル25aの前面下部に設けられており、通過する空気から臭気成分や有害ガス等を除去することが出来る。臭気成分とは、例えば、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、アンモニア、硫化水素等であり、タバコ、生ゴミ、建築材等から生じるの悪臭の原因となる成分である。有害ガスとは、NOxやSOx等、車の排気ガス等に含まれている有害な成分である。光触媒フィルタ52は、ハニカム構造を有するシート状に形成されており、主として酸化チタンにより構成される光触媒を含有している。光触媒は、光によって強力な酸化力を発揮し、臭気成分や有害ガスを分解して無害化することができる。
【0030】
〔室内機の製造方法〕
次に上記の室内機2を製造するための製造方法を説明する。
この空気調和機1の室内機2の製造方法は、図5に示すように、主として、室内機ケーシング23aの製造工程S1、他の構成部品の製造工程S2および組立工程S3から形成される。
【0031】
室内機ケーシング23aの製造工程S1は、図6に示すように、前面グリル25aの製造工程S10、底フレーム24の製造工程S11、およびフロントパネル26aの製造工程S12とによって構成されている。
前面グリル25aの製造工程S10と底フレーム24の製造工程S11とでは、それぞれ前面グリル25aと底フレーム24とが、樹脂材料から一体成形されて、あるいは、樹脂材料から成形された部品から組み立てられて製造される。
【0032】
フロントパネル26aの製造工程S12は、フロントパネル26aの成形工程S13と塗装加工工程S14とから構成されている。フロントパネル26aの成形工程S13では、透明の樹脂材料からフロントパネル26aが成形され、透明なフロントパネル26aが製造される。ここでいう透明な樹脂材料としては、例えば透明なABSやポリスチレンなどが使用される。塗装加工工程S14では、フロントパネル26aの裏側から塗装が施され、塗料がフロントパネル26aの裏側の全体に塗布される。この塗装加工工程S14によって、色彩や模様が表された塗料層27aがフロントパネル26aの裏側の被塗装部261に密着して設けられる。なお、塗装加工に代えて、フロントパネル26aの裏側に印刷を行う印刷加工が行われてもよい。
【0033】
他の構成部品の製造工程S2では、上記の室内熱交換器20、クロスフローファン21、各種のフィルタ50,51,52などがそれぞれ製造される。
組立工程S3では、上記の構成部品が組み立てられて、室内機2が完成する。
〔特徴〕
(1)
この空気調和機1の室内機2では、透明な樹脂材料で形成されたフロントパネル26aの裏側の全体を占める被塗装部261に色彩や模様が表された塗料層27aが設けられる。このため、この空気調和機1の室内機2では、色彩や模様等の意匠が、透明なフロントパネル26aを通して外観上に表れる。このため、室内機2の美観が向上している。また、塗料層27aは、フロントパネル26aの裏側に設けられているため、こすれ等の外部からの刺激によって塗料層が傷ついたり剥がれたりする恐れがない。
【0034】
このように、この空気調和機1の室内機2では、美観が向上していると共に、外観が劣化し難くなっている。
(2)
この空気調和機1の室内機2では、上述したようにフロントパネル26aの外観が劣化し難くなっている。室内機ケーシング23aは室内空間に露出しており、さらにフロントパネル26aは、室内機2の前面を覆うように取り付けられる。従って、フロントパネル26aは、室内機2が配置される室内の居住者の目に触れやすい。このため、外観が劣化し難くなる本発明がより有効となっている。
【0035】
(3)
この空気調和機1の室内機2では、フロントパネル26aの表側が概ね平らに形成されており、ふき取り等の掃除が行いやすくなっている。そして、この空気調和機1の室内機2では、塗料層27aがフロントパネル26aの裏側に設けられている。従って、フロントパネル26aの表側には、塗料層27による細かい凹凸ができておらず、樹脂による平滑な面が形成されている。もし、塗料層27aによる細かい凹凸がフロントパネル26aの表側にある場合には、この凹凸に汚れが入り込み、拭き取りによって汚れを落とすことが困難になる。しかし、この空気調和機1の室内機2では、フロントパネル26aの表側には樹脂による平滑な面が形成されているため、汚れが拭き取り易くなっている。このように、この空気調和機1の室内機2では、美観を向上させると共に、手入れが行い易くなっている。
【0036】
(4)
上記の様な空気調和機1の室内機2の製造方法によれば、フロントパネル26aの裏側に塗装を施すだけで、意匠の劣化しにくい室内機2を製造することができる。従って、この空気調和機1の室内機2の製造方法では、劣化を防止するためにコーティングを施すなどの特別の加工は不要である。このように、この空気調和機1の室内機2の製造方法では、外観の劣化しにくい空気調和機1の室内機2を容易に製造することができる。
【0037】
(5)
この空気調和機1の室内機2では、透明な樹脂材料から成形されたフロントパネル26aの裏側に塗料層27aが設けられている。このため、フロントパネル26aの表面は樹脂材料による光沢が表れる。また、透明樹脂を通して裏側の色彩等が表側に表れるため、室内機2の外観が、深みのある高級感を感じさせるものとなる。
【0038】
<第2実施形態>
〔構成〕
本発明の第2実施形態が採用された空気調和機の室内機の室内機ケーシング23bを図7および図8に示す。
この室内機ケーシング23bでは、第1実施形態と同様にフロントパネル26bは透明な樹脂材料から形成されている。フロントパネル26bは、裏側に塗料層27bが設けられているが、塗料層27bはフロントパネル26bの裏側の全体に設けられているのではなく、フロントパネル26bの裏側のうち光触媒フィルタ52に対向する透過部266には、塗料層27bが設けられていない。そして、この透過部266は、フロントパネル26bの平坦な面の裏側に位置している。このため、太陽光や室内灯の光とうの外部の光が、塗料層27bに遮られることなく、透過部266を通して光触媒フィルタ52に到達するようになっている。なお、フロントパネル26bの裏側の透過部266を除く被塗装部262には、塗料層27bが設けられており、塗料層27bの色彩等が外観に表れるようになっている。
【0039】
また、前面グリル25bの天面に設けられる吸込み口251は、前面グリル25bの天面の前側まで設けられており、外部の光が、吸込み口251から室内機ケーシング23bの内部まで入り、光触媒フィルタ52に到達するようになっている。
さらに、光触媒フィルタ52含有する光触媒は、可視光によっても十分にその光触媒性を発揮することができる可視光触媒となっている。この可視光触媒としては、例えば、人が視認できる400nm程度の波長の光でも活性化することができる光触媒などが利用される。
【0040】
なお、他の構成については、第1実施形態に係る空気調和機1と同様である。
〔特徴〕
(1)
この空気調和機の室内機では、透過部266を通して外部の光を光触媒フィルタ52に到達させることができるため、光触媒を光によって活性化させて。臭気成分や有害ガスを分解させることができる。このため、紫外線ランプ等の特別の光源を用いずに、光触媒による空気の浄化を行うことができる。
【0041】
(2)
上記のようなフロントパネル26bの構成は、第1実施形態におけるフロントパネルの塗装加工工程S14において、フロントパネル26bの裏側のうち光を透過させたい部分だけ塗装しないようにすることで容易に形成することができる。また、透過部266の位置も容易に変更することができる。
【0042】
(3)
この空気調和機の室内機では、透過部266からだけではなく、吸込み口251からも外部の光が室内機ケーシング23bの内部に入る。従って、吸込み口251から直接に入ってくる外部の光によって、光触媒を活性化させて光触媒性を発揮させることができる。このため、フロントパネル26bを構成する透明な樹脂が、特定の波長の光を透過させにくいものであっても、直接に入ってくる光によって十分に光触媒性を発揮させることできる。
【0043】
(4)
従来からよく用いられている光触媒は、紫外線によってその光触媒性を発揮するものが多い。しかし、紫外線は、室内灯や太陽光には微量に含まれているだけであり、光触媒性を発揮させるのに十分ではない場合がある。
しかし、この空気調和機の室内機では、光触媒フィルタ52は可視光触媒を有している。そして、可視光は室内灯や太陽光に多量に含まれている。例えば、紫外線は太陽光のうち約3%にすぎないのに対して、可視光は太陽光の約半分を占めている。このため、この空気調和機の室内機では、室内灯や太陽光によっても十分に光触媒性を発揮させて空気の浄化を行うことができる。
【0044】
(5)
この空気調和機の室内機では、第1実施形態にかかる空気調和機1の室内機2と同様に、フロントパネル26bが透明になっており、その裏側に塗料層27bが設けられている。このため、美観が向上していると共に外観が劣化しにくくなっているなど、第1実施形態にかかる空気調和機1の室内機2と同様の効果を奏することができる。
【0045】
<第3実施形態>
〔構成〕
本発明の第3実施形態が採用された空気調和機の室内機を図9および図10に示す。
この空気調和機の室内機では、フロントパネル26cだけではなく前面グリル25cが透明な樹脂から成形されており透明になっている。そして、前面グリル25cの裏側には、色彩や模様が表された塗料層27cが設けられている。この塗料層27cは、前面グリル25cの裏側に塗装加工を行い、塗料を塗布することにより形成されている。また、前面グリル25cの裏側のうち天面に位置する透過部267には、塗料層27cが設けられておらず、外部の光が天面から前面グリル25cの内部に透過することができる(図9のハッチングが施された部分参照)。このため、太陽光や室内灯の光などの外部の光が、塗料層27cに遮られることなく、透過部267を通して光触媒フィルタ52に到達するようになっている。なお、透過部267を除く前面グリル25cの他の部分、すなわち、前面グリル25cの裏側の下面および側面に位置する前面グリル25cの被塗装部263とフロントパネル26cの裏側の全体を占める被塗装部264には、塗料層27cが設けられている。
【0046】
また、第1実施形態にかかる空気調和機1の室内機2とは異なり、光触媒フィルタ52が、前面グリル25cの前面上部であって、エアフィルタ50の内側に設けられ、空気清浄フィルタ51が前面グリル25cの前面下部に設けられている。このため、天面に位置する透過部267や天面に設けられた吸込み口251から前面グリル25cの内部に入った光が、光触媒フィルタ52にさらに到達し易くなっている。
【0047】
他の構成については第1実施形態や第2実施形態にかかる空気調和機の室内機と同様である。
〔特徴〕
この空気調和機の室内機では、塗料層27cが設けられていない透明な天面から外部の光を取り入れて光触媒フィルタ52に届かせることができる。このため、紫外線ランプ等の特別の光源を設けなくても、光触媒による空気の清浄化を行うことができる。
【0048】
また、光を取り入れるために塗料層27cが設けられていない透過部267が室内機の天面に設けられているため、居住者等の視野に透過部267が入り難くなっている。このように、居住者等の視野に入り難い部分に透過部267を設けることによって、透過部267を通して室内機の内部が居住者等の目に触れる恐れが少なくなっている。このため、この空気調和機の室内機では、光透過部を通して室内機2の内部が外部から見えることが防止されており美観を損ねる恐れがない。
【0049】
<他の実施形態>
(1)
上記の実施形態では、空気調和機1の室内機2は室内の壁面に取り付けられる壁掛け型の室内機であるが、床面に配置される床置型の空気調和機に、本発明が採用されてもよい。例えば、床置型の空気清浄機のフロントパネルが透明樹脂から成形されており、その内側から塗装が施されていてもよい。
【0050】
(2)
上記の実施形態では、前面グリル25a,25b,25cの天面に設けられた吸込み口251から外部の光が取り入れられているが、他の開口から光が取り入れられてもよい。例えば、フロントパネル26a,26b,26cと前面グリル25a,25b,25cの間に別の吸込み口が設けられて、ここから光が取り入れられてもよい。
【0051】
(3)
第1実施形態では、フロントパネル26aのみが透明樹脂から形成されているが、フロントパネル26aと前面グリル25aとの両方が透明樹脂から形成され、その裏側全部に塗料層27aが設けられてもよい。また、前面グリル25aとフロントパネ26aルとが別体に形成されている場合に限らず、一体的に形成された室内機ケーシングの前面部分等が透明樹脂で形成されてもよい。
【0052】
(4)
上記第2実施形態および第3実施形態にかかる室内機でも十分な光触媒性が得られるが、上記の構成に加えて、紫外線や可視光を照射するランプなどの光源が室内機の内部に備えられてもよい。これにより、外部からの光と光源からの光との相乗効果により、光触媒性がさらに効果的に発揮される。
【0053】
(5)
上記の実施形態では、空気清浄フィルタ51と光触媒フィルタ52とが別体のフィルタとして前面グリル25a,25b,25cに設けられているが、空気清浄フィルタ51と光触媒フィルタ52とが一体となったフィルタが設けられてもよい。例えば、1つのフィルタのフィルタ面に、部分的に空気清浄フィルタ51の機能を持つ部分と光触媒部分とが交互に形成されたものが設けられてもよい。
【0054】
【発明の効果】
請求項1に記載の空気調和機の室内機では、透明な材料で形成された特定部の裏側の少なくとも第1部に、色彩または模様が表された意匠層が設けられる。このため、この空気調和機の室内機では、色彩や模様等の意匠が外観上に表れて美観が向上する。また、ケーシングが外部から刺激を受けた場合でも、意匠層は特定部の裏側に設けられているため、ケーシングに施された色彩や模様等の意匠が劣化する恐れが少ない。このため、この空気調和機の室内機では、意匠層の外面が劣化し難くなっている。
【0055】
請求項2に記載の空気調和機の室内機では、特定部が前面に配置されるため、ケーシングの前面に施される意匠層の外面が劣化し難くなっている。空気調和機の室内機の前面は、居住者等の視野に入り易い部分である。このため、意匠層の外面が劣化し難くなる本発明がより有効である。
請求項3に記載の空気調和機の室内機では、特定部の表側が平らに形成されているため、拭き取り等の掃除が行い易い。また、この空気調和機の室内機では、意匠層が特定部の裏側に設けられているため、特定部の表側に意匠層による細かい凹凸が生じる恐れが少ない。このため、この空気調和機の室内機では、掃除の行い易さをより向上させることができる。
【0056】
請求項4に記載の空気調和機の室内機では、透明な特定部の第2部に意匠層が設けられていないため、外部の光が第2部を透過して空気調和機の室内機の内部に到達し易くなっている。従って、第2部を透過した光によって、光触媒を活性化させ、環境汚染物質をより効果的に分解させることができる。このように、この空気調和機の室内機では、特別の光源を設けなくても、光触媒によって環境汚染物質をより効果的に分解させることができる。
【0057】
請求項5に記載の空気調和機の室内機では、第2部はケーシングの天面に設けられる。室内の壁面に装着される空気調和機の室内機では、ケーシングの天面が居住者等の視野に入る恐れは少ない。従って、第2部を通してケーシングの内部が居住者等の視野に入る恐れが少ない。このため、この空気調和機の室内機では、第2部によって美観を損なう恐れを低減することができる。
【0058】
請求項6に記載の空気調和機の室内機では、光触媒部は、可視光によって光触媒性を発揮することができる可視光触媒を有する。このため、第2部を透過してケーシングの内部に到達する太陽光や室内灯の光によっても十分に光触媒性を発揮させることができる。
請求項7に記載の空気調和機の室内機では、開口部からも光を取り入れて光触媒性を発揮させることができる。このため、ケーシングの特定部を形成する透明な材料を十分に透過できない波長の光がある場合でも、開口部から直接取り入れられた光によって十分に光触媒性を発揮させることができる。
【0059】
請求項8に記載の空気調和機の室内機では、意匠層が設けられていない第2部が概ね平らに形成された平面部の裏側に設けられ、光触媒部がその内側に配置される。このため、第2部からは十分に外部の光が透過するとともに、透過した光が光触媒部に届き易い。従って、この空気調和機の室内機では、外部の光によって十分に光触媒性を発揮させることができる。
【0060】
請求項9に記載の空気調和機の室内機の製造方法では、色彩または模様が表された意匠層がケーシングの特定部の裏側に施されることにより、色彩等が外観に表れた空気調和機の室内機が製造される。例えば、従来、ケーシングの表側に施していた色彩の塗装をケーシングの特定部の裏側に行うことによって、色彩が外観上に表れた空気調和機の室内機を製造することができる。従って、この空気調和機の室内機の製造方法では、特別の塗料等でコーティングするなどの外観の劣化を抑えるための特別の加工を行わなくても、室内機の外観の劣化が抑えることができる。このように、この空気調和機の室内機の製造方法では、外観の劣化しにくい空気調和機の室内機を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機の全体図。
【図2】空気調和機の冷媒系統図。
【図3】第1実施形態にかかる室内機の側面断面図。
【図4】第1実施形態にかかる室内機ケーシングの構成の一部を表す斜視図。
【図5】空気調和機の室内機の製造方法を表すフローチャート。
【図6】室内機ケーシングの製造工程を表すフローチャート。
【図7】第2実施形態にかかる室内機ケーシングの構成の一部を表す斜視図。
【図8】第2実施形態にかかる室内機の側面断面図。
【図9】第3実施形態にかかる室内機ケーシングの構成の一部を表す斜視図。
【図10】第3実施形態にかかる室内機の側面断面図。
【符号の説明】
23a−23c 室内機ケーシング(ケーシング)
25c 前面グリル(特定部)
26a−26c フロントパネル(特定部)
27a−27c 塗料層(意匠層)
52 光触媒フィルタ(光触媒部)
251 吸込み口(開口部)
261−264 被塗装部(第1部)
266,267 透過部(第2部)
S13 フロントパネルの成形工程(第1工程)
S14 塗装加工工程(第2工程)

Claims (9)

  1. 少なくとも特定部(26a−26c,25c)が透明の材料によって形成されるケーシング(23a−23c)と、
    色彩又は模様が表され、前記特定部(26a−26c,25c)の裏側の少なくとも第1部(261−264)に設けられる意匠層(27a−27c)と、
    を備える空気調和機の室内機。
  2. 前記特定部(26a−26c)は、前面に配置される、
    請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記特定部(26a−26c)の表側は概ね平らに形成されている、
    請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記ケーシング(23b,23c)の内部に設けられ、環境汚染物質を光によって分解する光触媒を有する光触媒部(52)をさらに備え、
    前記光触媒部(52)に外部からの光が到達するように前記特定部(26b,25c)の裏側の第2部(266,267)には前記意匠層(27b、27c)が設けられていない、
    請求項1から3のいずれかに記載の空気調和機の室内機。
  5. 室内の壁面に装着される空気調和機の室内機であって、
    前記第2部(267)は前記ケーシング(23c)の天面に配置される、
    請求項4に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記光触媒部(52)が有する光触媒は、可視光によって光触媒性を発揮する可視光触媒である、
    請求項4または5に記載の空気調和機の室内機。
  7. 前記ケーシング(23b,23c)は、空気が通る開口部(251)をさらに有しており、
    前記開口部(251)から前記ケーシング(23b,23c)の内部へと入る外部の光が前記光触媒部(52)へ到達するように前記開口部(251)は配置される、
    請求項4から6のいずれかに記載の空気調和機の室内機。
  8. 前記特定部(26b)は、概ね平らに形成された平面部を有し、
    前記第2部(266)は、前記平面部の裏側に位置し、
    前記光触媒部(52)は、前記平面部の内側に配置される
    請求項4に記載の空気調和機の室内機。
  9. ケーシング(23a−23c)の少なくとも特定部(26a−26c,25c)が透明の材料から形成される第1工程(S13)と、
    色彩又は模様が表された意匠層(27a−27c)が、前記特定部(26a−26c,25c)の裏側の少なくとも第1部(261−264)に施される第2工程(S14)と、
    を備える空気調和機の室内機の製造方法。
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