JP2004154331A - 超音波処置装置 - Google Patents

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Toshihiko Hashiguchi
敏彦 橋口
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Abstract

【課題】操作部に対して超音波プローブ及び振動伝達部材を回動自在な構成において、簡易に高周波電流の導通路を確保可能な超音波処置装置を実現する。
【解決手段】超音波処置装置は、操作部本体17の振動子接続部18に電極ピン24の導電部材24aに当接する操作部側連結部材51が設けられている。振動子ユニット13は、基端側のホーン16がユニット連結部14bの外装に嵌合固定されている。また、振動子ユニット13は、ユニット連結部14bに係合リング19が装着されて操作部本体17の操作部側連結部材51に回動自在に係合する振動子側連結部材52が設けられている。この振動子側連結部材52は、後端側にホーン16に当接する板ばね52aがねじ止め固定されている。この板ばね52aは、超音波振動子15から発生される超音波振動の節の位置であるホーン16の基端部16b付近に当接するようになっている。
【選択図】図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体組織を把持して超音波処置を施す超音波処置装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、超音波処置装置は、生体組織の凝固切開等の処置を行うものである。
このような超音波処置装置は、挿入部外套管の基端部に手元側の操作部が連結され、この操作部に超音波振動を発生する超音波振動子が配設されると共に、挿入部外套管の先端部に生体組織を処置するための超音波プローブが配設されている。
【0003】
また、超音波処置装置は、挿入部外套管の内部に超音波振動子からの超音波振動を超音波プローブに伝達する振動伝達部材が挿通されている。この振動伝達部材の基端部は、超音波振動子に接続されている。更に、超音波処置装置は、超音波プローブに対峙して回動自在に支持されるジョーが配設されている。
また、超音波処置装置は、超音波プローブに対してジョーを開閉操作する可動ハンドルが操作部に配設されている。更に、挿入部外套管の内部は、ジョーに可動ハンドルからの操作力を伝達するための操作ロッドが軸方向に進退可能に挿入されている。
【0004】
そして、超音波処置装置は、可動ハンドルの操作に伴い、操作ロッドが軸方向に進退され、この操作ロッドの進退動作に連動してジョーを超音波プローブに対して閉操作するのに伴い超音波プローブとジョーとの間で生体組織を把持するようになっている。
続いて、この状態で、超音波処置装置は、超音波振動子からの超音波振動を振動伝達部材を介して超音波プローブに伝達することにより、超音波を利用して生体組織の凝固切開処置を行うようになっている。
【0005】
このような超音波処置装置は、例えば特開2000−254135号公報に記載されているように高周波電源を接続してこの高周波電源から供給される高周波電流を超音波プローブに伝達して超音波処置と共に高周波処置を行うものが提案されている。
【0006】
上記公報に記載の超音波処置装置は、振動子ユニットの後端部外装に高周波電源と電気的に接続する高周波電極端子を設けている。上記公報に記載の超音波処置装置は、高周波電極端子から供給される高周波電流を超音波振動子に伝達するように構成されており、この超音波振動子から振動伝達部材を介して超音波プローブに伝達され、生体組織に高周波処置を施すようになっている。
しかしながら、上記公報に記載の超音波処置装置は、高周波電極端子から供給される高周波電流を直接、超音波振動子に伝達するため、この超音波振動子に余計な負荷が掛かり、耐久性等の問題が生じる。
【0007】
一方、これに対して、超音波処置装置は、例えば特開2001−8943号公報に記載されているように操作部外装に高周波電極端子を傾倒して設けたものが提案されている。
上記公報に記載の超音波処置装置は、高周波電極端子から供給される高周波電流が操作部外装を伝達し、最終的に導電ゴムを介して振動伝達部材に伝達される。そして、上記超音波処置装置は、振動伝達部材から高周波電流が超音波プローブに伝達され、生体組織に高周波処置を施すようになっている。
【0008】
このため、上記公報に記載の超音波処置装置は、高周波電極端子から供給される高周波電流が超音波振動子に伝達されることがないので、この超音波振動子に余計な負荷を掛けることがなく、耐久性が向上している。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−254135号公報
【0010】
【特許文献2】
特開2001−8943号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開2001−8943号公報に記載の超音波処置装置は、上記導電ゴムが上記振動伝達部材に広い範囲で密着しなければ供給される高周波電流を安定的に伝達することができない。
【0012】
一般に、振動伝達部材は、超音波振動子から伝達される超音波振動の振幅を拡大して超音波プローブで処置に必要な振幅が得られるように、その途中にある振動の節の位置で、軸直角の断面積を減少させる略円錐状のホーンが形成されている。また、振動伝達部材の長さは、超音波プローブが振動の腹になるように、超音波振動子から発せられる超音波の半波長(1/2λ)の整数倍に設定されている。
このため、上記公報に記載の超音波処置装置は、複雑な形状に形成されている振動伝達部材に広い範囲で密着するように、上記導電ゴムが強固に設けられており、操作部内部で振動伝達部材が位置決め固定されている。
【0013】
しかしながら、超音波処置装置は、生体組織を把持するために、被検部位によっては、上記操作部に対して上記挿入部外套管を回動自在に回転させて、上記ジョーの回転方向を所定角度、変える必要が生じる。
この場合、超音波処置装置は、上記ジョーの回転に対して超音波プローブの形状が同一であれば、操作部に対して挿入部外套管を回動自在に回転させてジョー及びこのジョーに連結する操作ロッドを操作部に対して所定角度、変えるだけで良い。
【0014】
しかしながら、近年、超音波処置装置は、被検部位の形状や医療処置の多様性に応じて、様々な形状のジョーを備えたものがある。このため、超音波処置装置は、ジョーの形状に応じて生体組織を把持し易いように超音波プローブの形状が決定される。
【0015】
従って、この場合、超音波処置装置は、ジョー及び操作ロッドの回転に応じて、超音波プローブ及びこの超音波プローブに連結する振動伝達部材を操作部に対して回動自在に回転させる必要が生じる。
このため、上記従来の超音波処置装置は、高周波電極端子から供給される高周波電流の導通路を確保することが困難である。
【0016】
本発明は、これらの事情に鑑みてなされたものであり、操作部に対して超音波プローブ及び振動伝達部材を回動自在な構成において、簡易に高周波電流の導通路を確保可能な超音波処置装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の超音波処置装置は、超音波振動子を有し、この超音波振動子で発生した超音波振動を先端側の超音波プローブへ伝達する振動子ユニットと、高周波電源と電気的に接続する高周波電極端子を外装に取り付け可能で、前記振動子ユニットを回動自在に挿通配設する操作部と、を具備し、前記振動子ユニットに対して、前記高周波電極端子から供給される高周波電流を伝達するための導電性部材を基端側のホーン部材に連結して設けたことを特徴としている。
この構成により、操作部に対して超音波プローブ及び振動伝達部材を回動自在な構成において、簡易に高周波電流の導通路を確保可能な超音波処置装置を実現する。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1ないし図4は、本発明の第1の実施の形態に係り、図1は本発明の第1の実施の形態の超音波処置装置を示す全体構成図、図2は図1の超音波処置具の分解状態を示す側面図、図3は図1の装置本体の回路構成を示す回路ブロック図、図4は図1の超音波処置具の要部断面図である。
【0019】
図1に示すように本発明の第1の実施の形態の超音波処置装置1は、被検部位の生体組織を把持してこの把持した生体組織に超音波処置を施す超音波処置具2と、この超音波処置具2を制御するための装置本体3とから主に構成される。
装置本体3は、超音波処置具2に駆動信号を供給するハンドピースコード4のハンドピースプラグ4a及び、駆動信号のオン・オフ操作を行う制御スイッチである例えばフットスイッチ5が接続される。
【0020】
図2に示すように超音波処置具2は、3つのユニットに分解可能な3つの組み立てユニット、即ち、ハンドルユニット11と、プローブユニット12と、振動子ユニット13とから構成される。これらの3つのユニット11〜13は、図1で示す状態に組み立てられるようになっている。
【0021】
振動子ユニット13は、ハンドルユニット11に着脱可能に連結されるハンドピース14が設けられている。このハンドピース14は、円筒状カバー14a内に超音波振動を発生するための超音波振動子15(図4参照)が内蔵されている。
超音波振動子15は、この先端部に第1段階の振幅拡大を行なうホーン16の基端部が連結される。このホーン16の先端側は、略棒状のプローブ取付部16aが形成されている。このプローブ取付部16aの先端部は、プローブ取付け用の雌ねじ部が形成されている。
【0022】
そして、振動子ユニット13は、プローブ取付部16aの雌ねじ部にプローブユニット12を構成する後述の振動伝達部材21の雄ねじ部が螺合されて取り付けられている。
また、円筒状カバー14aは、この先端部にハンドルユニット11の後述する振動子接続部18に着脱可能に連結されるユニット連結部14bが設けられている。このユニット連結部14bの外周面は、リングの一部を切り離したC字型の形状をしている係合リング19(所謂Cリング)が装着されている。尚、係合リング19は、この断面形状が外周を円弧とする略半月状の断面形状に形成されている(図4参照)。
【0023】
尚、本実施の形態では、この係合リング19により、振動伝達部材21(及び後述の超音波プローブ21f)が操作部本体17に対して回動自在に回転するように構成されている。
また、円筒状カバー14aの後端部は、端部にハンドピースプラグ4aを設けたハンドピースコード4が接続されている。
【0024】
また、プローブユニット12は、振動子ユニット13におけるホーン16の先端側のプローブ取付部16aに着脱可能に連結される細長い略棒状の振動伝達部材21が設けられている。
この振動伝達部材21の基端部は、ホーン16のプローブ取付部16aに連結される取付けねじ21aが形成されている。そして、この取付けねじ21aが振動子ユニット13におけるプローブ取付部16aのねじ穴部にねじ込み固定されている。これにより、プローブユニット12と、振動子ユニット13との間が一体的に組み付けられている。
【0025】
更に、振動伝達部材21は、振動子ユニット13側から伝達される超音波振動の節の位置(複数個所)にフランジ状の支持体21bが設けられている。この支持体21bは、弾性部材でリング状に形成されている。
また、本実施の形態の振動伝達部材21は、基端部側から2つ目の節の前方に第2段階の振幅拡大を行なう基端側ホーン21cが配設されている。更に、この基端側ホーン21cの先端部側は、超音波振動の伝達を行う中間部21d、最終的な振幅拡大を行う先端側ホーン21e、超音波プローブ21fが順次配設されている。
【0026】
また、ハンドルユニット11は、細長い挿入シース部11aと、この挿入シース部11aの先端部に配設された先端作用部11bと、挿入シース部11aの基端部に配設された操作部11cとから構成される。ここで、ハンドルユニット11の操作部11cは、略円筒状の操作部本体17が設けられている。そして、ハンドルユニット11は、この操作部本体17の基端部に、振動子ユニット13のユニット連結部14bが着脱自在に接続される振動子接続部18が形成されている。
【0027】
また、操作部本体17の外周面は、固定ハンドル22と、操作手段を構成する回動可能な可動ハンドル23とが設けられている。更に、操作部本体17の基端部上方は、高周波電源と電気的に接続する高周波電極端子として電極ピン24が後傾させて取り付けられている。尚、本実施の形態では、後述するように電極ピン24から供給される高周波電流を振動子ユニット13の基端側ホーンに伝達するように構成されている。
【0028】
また、固定ハンドル22の上側部分は、円筒状の操作部本体17と一体成形されている。更に、固定ハンドル22の操作端部は、親指以外の指の複数のものを選択的に差し込める指掛け孔22aが形成され、可動ハンドル23の操作端部は、同じ手の親指を掛ける指掛け孔23aが形成されている。
また、可動ハンドル23の上端部側は、二股状の連結部23bが形成されている。これらの二股状の連結部23bは、操作部本体17の両側に配置されている。
【0029】
更に、各連結部23bの上端部は、ハンドル枢支軸25が内方向に向けて突設されている。これらのハンドル枢支軸25は、後述する挿入部外套管26の軸線より上側位置の支点で操作部本体17に連結されている。これにより、可動ハンドル23は、ハンドル枢支軸25によって回動可能に枢支されている。
【0030】
ここで、左右の各ハンドル枢支軸25は、左右別々に操作部本体17内に突出しないように取り付けられている。尚、各ハンドル枢支軸25は、図示しない高周波絶縁用の絶縁キャップが取り付けられている。
更に、可動ハンドル23の各連結部23bは、ハンドル枢支軸25の下側に作動軸27が設けられている。この作動軸27は、操作力伝達部材である図示しない操作ロッドに進退力を伝達するためのものである。
【0031】
そして、操作ロッドは、軸方向に進退させる動作に伴い、超音波プローブ21fに対して後述のジョー31の開閉操作が行われるようになっている。即ち、可動ハンドル23と作動軸27とは、操作手段を構成している。尚、作動軸27の外端部は、高周波絶縁用の図示しない絶縁キャップが取り付けられている。
【0032】
また、挿入シース部11aは、挿入部外套管26が設けられている。この挿入部外套管26の基端部は、回転ノブ28と共に、操作部本体17の先端部にこの操作部本体17の中心線の軸回り方向に回動可能に取り付けられている。
ここで、挿入部外套管26は、図示しない金属管の外周面に絶縁チューブ29が装着されて形成されている。この絶縁チューブ29は、挿入部外套管26の外周面全体を基端部までの大部分被覆する状態に設けられている。
【0033】
また、ハンドルユニット11は、先端作用部11bに生体組織を把持するための片開き型のジョー31が回動自在に取り付けられている。ハンドルユニット11の電極ピン24に図示しない高周波電源装置が接続され、振動伝達部材21に高周波電力を供給されるようになっている。
【0034】
挿入部外套管26は、この先端部にジョー31を保持するジョー保持部32が設けられている。このジョー保持部32は、略管状の保持部材本体32aの先端部が絶縁カバー33で被覆され、高周波電流に対する絶縁が行われている。更に、ジョー31は、生体組織(臓器)を把持する把持部材34が取り付けられている。
【0035】
この把持部材34は、略鋸歯状の歯部35が形成されている。尚、把持部材34は、例えばPTFE(テフロン:デュポン杜商標名)等の低摩擦材料で形成されている。また、把持部材34は、単体では、剛性に乏しいので、図示しない金属製の強度部材を取り付けて剛性を確保しても良い。
【0036】
また、ジョー31は、把持部材34の図示しない支持用の支持ピンがそれぞれ内向きに突設されている。更に、このジョー31は、操作ロッドが係合するようになっている。
また、把持部材34と超音波プローブ21fとは、広い面積で接触し、間に挟んだ生体組織を広く緩やかに温度上昇させることが可能であり、効果的な凝固を実現できる。
【0037】
また、挿入部外套管26の内部は、プローブユニット12の振動伝達部材21が挿通されている。また、この挿入部外套管26の内部は、振動伝達部材21に併設されて、ジョー31を開閉する操作力を伝達する操作ロッドが進退自在に挿通されている。
【0038】
そして、操作ロッドは、軸方向に進退させる動作に伴い、ジョー31の開閉操作が行われるようになっている。ここで、操作ロッドは、先端側に押すことによりジョー31が閉じるようになっている。このジョー31の閉操作時は、プローブユニット12の超音波プローブ21fに対してジョー31の把持部材34を押し付けることにより、超音波プローブ21fとジョー31の把持部材34との間で生体組織を把持するようになっている。そして、把持された生体組織は、高速で振動するプローブとの摩擦及び摩擦熱によって凝固或いは切開等の超音波処置を施される。尚、ジョー31は、生体組織の剥離にも使用されるようになっている。
【0039】
次に、図3を参照して装置本体3の回路構成を説明する。
図3に示すように装置本体3は、超音波周波数の交流信号を発生する発振回路41と、超音波出力の大きさを指示する信号を生成するDAコンバータ42と、このDAコンバータ42からの信号に基づいて発振回路41の交流信号の大きさを制御するVCA回路43と、このVCA回路43の出力を増幅して振動子ユニット13内の超音波振動子を駆動するための電力を生成するパワーアンプ44と、装置本体の出力ラインを入切する入切リレー45と、装置本体の動作を制御する制御回路46と、フットスイッチ5からの操作信号を制御回路46及び入切リレー45に伝達するインターフェース(I/F)回路47とが設けられている。
【0040】
ここで、術者は、超音波処置具2を操作して超音波プローブ21fとジョー31の把持部材34との間で把持した生体組織に対して超音波処置を施すとする。
術者は、フットスイッチ5を踏み込みオン操作する。すると、装置本体3は、フットスイッチ5がオン操作されたら、I/F回路47を介して制御回路46にフットスイッチ5の操作状態が伝達されると同時に、このフットスイッチ5がオンされている間だけ入切リレー45がオン操作するようになっている。
【0041】
そして、制御回路46は、発振回路41に駆動信号を出力し、この発振回路41を駆動する。
【0042】
このとき、制御回路46は、操作パネル3aの図示しない設定スイッチで設定された出力の大きさに対応したレベルのデータをDAコンバータ42に送信する。このデータに基づいて、DAコンバータ42は、VCA回路43の動作を制御し、発振回路41で発生した超音波周波数の交流信号をVCA回路43に入力した際、このVCA回路43で所望の大きさの超音波周波数の信号が生成される。そして、この超音波信号は、パワーアンプ44に送信される。
【0043】
パワーアンプ44は、送信された超音波信号を増幅した後、この電力を入切リレー45を介してプローブ内の超音波振動子に供給する。そして、超音波振動子は、駆動されて超音波振動を発生する。この超音波振動は、振動伝達部材21を介して先端側の超音波プローブ21fに伝達される。
そして、超音波プローブ21fとジョー31の把持部材34との間で把持された生体組織は、高速で振動するプローブとの摩擦及び摩擦熱によって凝固或いは切開等の超音波処置を施される。
【0044】
また、超音波処置装置1は、高周波電源に接続されてこの高周波電源から供給される高周波電流を超音波プローブ21fに伝達されることで、超音波プローブ21fの光端から生体組織に高周波処置を施すようになっている。
ここで、超音波処置装置1は、生体組織を把持するために、被検部位によっては、操作部本体17に対して挿入部外套管26を回動自在に回転させ、ジョー31及び操作ロッドと、超音波プローブ21f及び振動伝達部材21との回転方向を所定角度、変える場合がある。
【0045】
このため、従来の超音波処置装置は、電極ピン24から供給される高周波電流の導通路を確保することが困難であった。
本実施の形態では、超音波処置装置1は、図4に示すように振動子ユニット13に対して、電極ピン24から供給される高周波電流を伝達するための導電性部材を基端側のホーン16に連結して設けるように構成される。
【0046】
図4は、操作部本体17の要部断面図である。
図4に示すように操作部本体17は、この外装に電極ピン24が後傾されて螺合されている。電極ピン24は、導電部材24aの外周を操作部本体17の外装から突設する基端側部分から絶縁部材24bに覆われている。
【0047】
操作部本体17は、振動子接続部18に電極ピン24の導電部材24aに接触導通する操作部側連結部材51が略コの字型に形成されて設けられている。
振動子ユニット13は、基端側のホーン16がユニット連結部14bの外装に嵌合固定されている。また、振動子ユニット13は、ユニット連結部14bに上述した係合リング19が装着されて操作部本体17の操作部側連結部材51に回動自在に係合する振動子側連結部材52が設けられている。
【0048】
この振動子側連結部材52は、後端側にホーン16に当接する導通部材として板ばね52aがねじ止め固定されている。この板ばね52aは、超音波振動子15から発生される超音波振動の節の位置であるホーン16の基端部16b付近に当接するようになっている。尚、振動子側連結部材52は、板ばね52aを用いることなく、例えば、リード線を半田付けしてホーン16の基端部16b付近に接続固定されるように一体的に設けても良い。
【0049】
このことにより、超音波処置装置1は、操作部本体17に対して挿入部外套管26を回動自在に回転させ、超音波プローブ21f及び振動伝達部材21を回動自在に所定角度、回転しても高周波電流の導通路を確保可能となっている。
尚、ここで、ホーン16は、振動伝達部材21のホーン部分より径が大きい(断面積が広い)ので、応力が低い。また、超音波振動子15は、圧電素子を複数重ねているのでそれぞれが小さい振幅で振動していてもエネルギは大きい。
【0050】
このため、振動子ユニット13は、超音波振動子15の基端側のホーン16に接触又は固着によって高周波電流を伝達されても、超音波振動子15で発生する超音波振動に対して干渉することがなく、スムーズに超音波振動を伝達することが可能である。
尚、本実施の形態では、操作部本体17の操作部側連結部材51は、摩擦抵抗を少なくして振動子側連結部材52が回転し易いようにするために、振動子側連結部材52の先端側が当接する部分に滑り部材53を設けて構成している。
【0051】
このように構成される超音波処置装置1は、生体組織の凝固切開等の処置を行う。
術者は、ハンドルユニット11の固定ハンドル22を握り、可動ハンドル23を操作する。すると、この可動ハンドル23の操作により、挿入シース部11b内で操作ロッドが進退し、先端作用部11aのジョー31を開閉する。そして、ジョー31は、プローブユニット12の超音波プローブ21fに対し、把持部材34を押し付けることで、超音波プローブ21fとの間で生体組織を把持する。
【0052】
この状態で術者は、フットスイッチ5の超音波ペダルを踏み込みオン操作し、装置本体3からの電力を超音波処置具2に供給し、把持した生体組織に超音波処置を施す。
すると、超音波処置具2は、超音波振動子が駆動されて超音波振動を発生する。この超音波振動は、振動伝達部材21を介して先端側の超音波プローブ21fに伝達される。そして、超音波プローブ21fとジョー31の把持部材34との間で把持された生体組織は、高速で振動するプローブとの摩擦及び摩擦熱によって凝固或いは切開等の超音波処置を施される。
【0053】
そして、超音波処置が終了すると、術者は、フットスイッチ5の超音波ペダルから足を外す。
フットスイッチ5の高周波ペダルを踏み込みオン操作し、高周波電源からの高周波電流を超音波処置具2に供給し、生体組織に高周波処置を施すことも可能である。
【0054】
すると、超音波処置具2は、高周波電源から電極ピン24に高周波電流を供給される。電極ピン24に供給された高周波電流は、操作部本体17の操作部側連結部材51から振動子ユニット13の振動子側連結部材52に伝達される。
そして、振動子ユニット13の振動子側連結部材52に伝達された高周波電流は、板ばね52aからホーン16に伝達され、振動伝達部材21を介して先端側の超音波プローブ21fに伝達される。そして、超音波プローブ21fの先端近傍に位置する生体組織は、高周波電流によって凝固等の高周波処置を施される。
【0055】
ここで、生体組織を把持するために、被検部位によっては、術者は、操作部本体17に対して挿入部外套管26を回動自在に回転させ、ジョー31及び操作ロッドと、超音波プローブ21f及び振動伝達部材21との回転方向を所定角度、変える必要が生じる
術者は、操作部本体17に対して、回転ノブ28を所定角度、回動操作して挿入部外套管26を回動自在に回転させる。すると、超音波処置具2は、挿入部外套管26の回転に伴い、操作部本体17に対して超音波プローブ21f及び振動伝達部材21が所定角度、回転すると共にこれらと一体的に連結した振動子ユニット13が係合リング19で回動自在に回転する。
すると、超音波処置具2は、操作部本体17の操作部側連結部材51に対して振動子ユニット13の振動子側連結部材52が回転する。
【0056】
このとき、超音波処置具2は、操作部本体17の操作部側連結部材51と振動子ユニット13の振動子側連結部材52との連結が外れることなく、且つ板ばね52aがホーン16の基端部16b付近から外れることがない。
この結果、本実施の形態の超音波処置装置1は、超音波プローブ21f及び振動伝達部材21を回動自在に所定角度、回転しても高周波電流の導通路を確保可能である。
【0057】
(第2の実施の形態)
図5及び図6は、本発明の第2の実施の形態に係り、図5は本発明の第2の実施の形態の超音波処置装置を構成する超音波処置具の要部断面図、図6は図5に対して非高周波型の超音波処置具の要部断面図である。
【0058】
上記第1の実施の形態は、ホーン16の基端側付近に高周波電流を伝達するように構成しているが、本第2の実施の形態は、ホーン16の基端部16bに直接、高周波電流を伝達するように構成する。それ以外の構成は、上記第1の実施の形態とほぼ同様なので説明を省略し、同じ構成は、同じ符号を付して説明する。
【0059】
即ち、図5に示すように本第2の実施の形態の超音波処置装置は、ホーン16の基端部16b、即ち、超音波振動の節の位置に直接 、高周波電流を伝達するように超音波処置具2Bが構成される。
更に具体的に説明すると、超音波処置具2Bは、操作部本体17の振動子接続部18に、操作部側連結部材51としてスリップリング54が電極ピン24の導電部材24aに当接するように略L字型に形成されて設けられている。
【0060】
また、振動子ユニット13Bは、操作部本体17のスリップリング54に回動自在に係合する振動子側連結部材52Bがユニット連結部14bの外装に内設されて設けられている。
振動子側連結部材52Bは、後端側へ延設されており、この延設部に導電ゴム52cを設けている。ホーン16は、導電ゴム52cに形成された嵌合溝に嵌合固定され、超音波振動の節の位置に直接 、高周波電流が伝達されるように構成されている。それ以外は、上記第1の実施の形態で説明したのと同様な構成である。
【0061】
このように構成される超音波処置装置は、上記第1の実施の形態で説明したのと同様に生体組織の凝固切開等の超音波処置が行われる。
そして、超音波処置装置は、必要に応じて生体組織に高周波処置を行う。
【0062】
超音波処置具2Bは、高周波電源から電極ピン24に高周波電流を供給される。電極ピン24に供給された高周波電流は、操作部本体17のスリップリング54から振動子ユニット13の振動子側連結部材52Bに伝達される。
そして、振動子ユニット13の振動子側連結部材52Bに伝達された高周波電流は、導電ゴム52cからホーン16に伝達され、振動伝達部材21を介して先端側の超音波プローブ21fに伝達される。そして、超音波プローブ21fの先端側近傍に位置する生体組織は、高周波電流によって凝固等の高周波処置を施される。
【0063】
ここで、生体組織を把持するために、或いは高周波処置のために被検部位によっては、術者は、操作部本体17に対して挿入部外套管26を回動自在に回転させ、ジョー31及び操作ロッドと、超音波プローブ21f及び振動伝達部材21との回転方向を所定角度、変える必要が生じる。
【0064】
術者は、操作部本体17に対して、回転ノブ28を所定角度、回動操作して挿入部外套管26を回動自在に回転させる。すると、超音波処置具2Bは、挿入部外套管26の回転に伴い、操作部本体17に対して超音波プローブ21f及び振動伝達部材21が所定角度、回転すると共にこれらと一体的に連結した振動子ユニット13が係合リング19で回動自在に回転する。
【0065】
すると、超音波処置具2Bは、操作部本体17のスリップリング54に対して振動子ユニット13の振動子側連結部材52が回転する。
このとき、超音波処置具2Bは、操作部本体17の操作部側連結部材51と振動子ユニット13の振動子側連結部材52との連結が外れることなく、且つ導電ゴム52cからホーン16が外れることがない。
【0066】
この結果、本実施の形態の超音波処置装置は、上記第1の実施の形態と同様な効果を得る上に、超音波振動の節の位置に直接 、高周波電流を伝達することができるのでより、超音波振動子15で発生する超音波振動に対して干渉することがなく、スムーズに超音波振動を伝達することが可能である。
【0067】
尚、超音波処置装置は、図6に示すように高周波処置を施さない非高周波型のハンドルユニット2Cに付け替え(交換)可能なように振動子ユニット13を共通化して超音波処置具2Cを構成可能である。この場合、超音波処置具2Cは、ハンドルユニット11(操作部本体17B)の外装に電極ピン24を設けないで構成する。
また、本発明は、以上述べた実施形態のみに限定されるものでは、なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施可能である。
【0068】
[付記]
(付記項1) 超音波振動子を有し、この超音波振動子で発生した超音波振動を先端側の超音波プローブへ伝達する振動子ユニットと、
高周波電源と電気的に接続する高周波電極端子を外装に取り付け可能で、前記振動子ユニットを回動自在に挿通配設する操作部と、
を具備し、
前記振動子ユニットに対して、前記高周波電極端子から供給される高周波電流を伝達するための導電性部材を基端側のホーン部材に連結して設けたことを特徴とする超音波処置装置。
【0069】
(付記項2) 前記導電性部材は、前記操作部の外装に設け、前記高周波電極端子と接触導通する操作部側連結部材と、前記振動子ユニットの外装に設け、前記操作部側連結部材に回動自在に係合する振動子側連結部材とから構成されることを特徴とする付記項1に記載の超音波処置装置。
【0070】
(付記項3) 前記導電性部材は、前記ホーン部材の基端部付近に連結することを特徴とする付記項1に記載の超音波処置装置。
【0071】
(付記項4) 前記導電性部材は、前記ホーン部材の基端部に連結することを特徴とする付記項1に記載の超音波処置装置。
【0072】
(付記項5) 前記振動子ユニットは、前記高周波電極端子を取り外した非高周波型のハンドルユニットに取り付け可能に構成されることを特徴とする付記項1に記載の超音波処置装置。
【0073】
(付記項6) 前記振動子側連結部材は、前記ホーン部材の基端部付近に連結することを特徴とする付記項2に記載の超音波処置装置。
【0074】
(付記項7) 前記振動子側連結部材は、前記ホーン部材の基端部に連結することを特徴とする付記項2に記載の超音波処置装置。
【0075】
(付記項8) 前記振動子側連結部材は、前記ホーン部材に一体的に連結されることを特徴とする付記項2に記載の超音波処置装置。
【0076】
(付記項9) 前記振動子側連結部材は、前記ホーン部材に連結する板ばねを設けて構成されることを特徴とする付記項2に記載の超音波処置装置。
【0077】
(付記項10) 前記振動子側連結部材は、前記ホーン部材に連結する導電ゴムを設けて構成されることを特徴とする付記項2に記載の超音波処置装置。
【0078】
(付記項11) 前記操作部側連結部材は、スリップリングであることを特徴とする付記項2に記載の超音波処置装置。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、操作部に対して超音波プローブ及び振動伝達部材を回動自在な構成において、簡易に高周波電流の導通路を確保可能な超音波処置装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の超音波処置装置を示す全体構成図
【図2】図1の超音波処置具の分解状態を示す側面図
【図3】図1の装置本体の回路構成を示す回路ブロック図
【図4】図1の超音波処置具の要部断面図
【図5】本発明の第2の実施の形態の超音波処置装置を構成する超音波処置具の要部断面図
【図6】図5に対して非高周波型の超音波処置具の要部断面図
【符号の説明】
1…超音波処置装置
2…超音波処置具
3…装置本体
5…フットスイッチ
11…ハンドルユニット
11a…挿入シース部
11b…先端作用部
11c…操作部
12…プローブユニット
13…振動子ユニット
14…ハンドピース
15…超音波振動子
17…操作部本体
21…振動伝達部材
21f…超音波プローブ
22…固定ハンドル
23…可動ハンドル
23b…連結部
25…ハンドル枢支軸
26…挿入部外套管
27…作動軸
31…ジョー
34…把持部材
51…操作部側連結部材
52…振動子側連結部材

Claims (1)

  1. 超音波振動子を有し、この超音波振動子で発生した超音波振動を先端側の超音波プローブへ伝達する振動子ユニットと、
    高周波電源と電気的に接続する高周波電極端子を外装に取り付け可能で、前記振動子ユニットを回動自在に挿通配設する操作部と、
    を具備し、
    前記振動子ユニットに対して、前記高周波電極端子から供給される高周波電流を伝達するための導電性部材を基端側のホーン部材に連結して設けたことを特徴とする超音波処置装置。
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