JP2004115178A - リール - Google Patents

リール Download PDF

Info

Publication number
JP2004115178A
JP2004115178A JP2002279322A JP2002279322A JP2004115178A JP 2004115178 A JP2004115178 A JP 2004115178A JP 2002279322 A JP2002279322 A JP 2002279322A JP 2002279322 A JP2002279322 A JP 2002279322A JP 2004115178 A JP2004115178 A JP 2004115178A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reel
innermost
layer
pin
bodies
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002279322A
Other languages
English (en)
Inventor
Shusuke Matsushima
松島 秀典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2002279322A priority Critical patent/JP2004115178A/ja
Publication of JP2004115178A publication Critical patent/JP2004115178A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)

Abstract

【課題】シートを挿入しなくても線条体を互いに接触させずに重ね巻きすることができるリールを提供する。
【解決手段】積層配置した複数のリール体2a〜2hでリール2を構成し、外層側のリール体2b〜2hをノックピン等で係止することにより最内層のリール体2aと一体回転可能とする。また、外層側のリール体2b〜2hには内層側に巻き取る際に線条体Wを通すスリット16b〜16hを設ける。そして、まず外層側のリール体2b〜2hの係止を解除して最内層のリール体2aから切り離しスリット16b〜16hが並ぶよう外部から固定した状態で、最内層のリール体2aを回転させて、スリット16b〜16hを通し線条体Wを最内層のリール体2aに巻き取り、次いで、外層側のリール体2b〜2hを内側から1個ずつ係止し一体回転させて、順次外層側の巻き取りを行う。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、線条体を巻き取るためのリールに関し、特に、多層に重ねて長尺巻き取る場合の内層側への悪影響を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えばタイヤ補強材として使用するスパイラル線、異形断面線、あるいは未加硫ゴムを被覆したスチールワイヤ等、互いに接触すると不都合が生ずる線条体をリールに長尺巻き取る場合に、従来は、リールに一層巻き取る毎に自動あるいは手動でシートを挿入して、線条体が層間で互いに接触しないようにしていた(例えば、特許文献1、2参照)。そして、特にスパイラル線を多層に重ねて巻く場合は、相当強いシートを挿入しないと最下層の品質に悪影響を及ぶため、現実には重ね巻きをやめて1重巻きにすることが多く、重ね巻きするにしても、シートを挿入して2〜3重に巻くにとどめていた(文献公知発明に係るものではない)。
【0003】
【特許文献1】
特開平5−39168号公報
【特許文献2】
特開昭62−12580号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このように、互いに接触すると不都合が生ずる線条体をリールに巻き取る場合に、従来の方法では、一層毎にシートを挿入する作業が必要で、作業性等が悪化し、特に、スパイラル線の場合、多層に重ねて巻くには最内層のスパイラル線の品質に悪影響が及ばないよう層間に相当強いシートを挿入しなければならず、作業性が一層悪化し、コストも増大する。
【0005】
本発明は、こうした従来の問題点を解消するためになされたもので、シートを挿入しなくても線条体を互いに接触させずに重ね巻きすることができるリールを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するため、巻胴の両端にフランジを有する複数のリール体を径方向に重なるよう積層配置し、連続する線条体を最内層のリール体から順次外層側のリール体に巻き取るよう構成したことを特徴とするリールを提供するものである。このようにリール体を積層配置して線条体を最内層から順次巻き取るよう構成することにより、線条体を互いに接触させずに重ね巻きすることができて、重ね巻きによる内層への悪影響を防止でき、また、シートを挿入する必要がないため作業性が良くなる。
【0007】
上記リールは、例えば、最内層以外の各リール体を他のリール体に対し相対回転自在とするとともに、最内層のリール体と一体回転するよう係止可能とし、かつ、最内層以外の各リール体には内層側のリール体に巻き取る際の線条体を通すスリットを設けたものとすることができる。このリールは、線条体をまず最内層のリール体に巻き取る。そのため、最内層のリール体を回転させ、外層側の他のリール体は最内層のリール体に対する係止を解除し、それら外層側のリール体のスリットを通して線条体を横断移動(以下、トラバースという)させ、最内層のリール体に1重に巻く。この時、外層側の各リール体は、スリット位置が一致した状態で外部から固定するのがよい。こうして最内層のリール体だけが回転し、外層側のスリットを通して線条体が巻き取られる。そして、最内層の巻き取りが完了すると、内側から2層目のリール体を最内層のリール体に対し係止して一体回転させ、外層側の他のリール体は係止を解除したままとして、それら外層側のリール体のスリットを通して線条体をトラバースさせ、最内層のリール体に連続して線条体を2層目のリール体に1重に巻く。この時、3層目以上の外層側の各リール体は、スリット位置が一致した状態で外部から固定したままとするのがよい。こうして最内層のリール体と2層目のリール体だけが回転し、外層側のリール体のスリットを通して2層目のリール体に線条体が巻き取られる。以下、同様にして順次外層側の巻き取りを行う。
【0008】
上記リールは、また、最内層以外のリール体をリール軸方向に着脱自在とするとともに、積層配置した状態で最内層のリール体と一体回転するよう係止可能とし、かつ、最内層以外の各リール体には内層側のリール体との間に線条体を通すスリットを設けたものとすることもできる。この場合のリールは、まず最内層のリール体に線条体を巻き取るが、その際、外層側の他のリール体は外しておき、最内層のリール体を回転させて線条体を1重に巻く。こうして最内層のリール体に線条体が巻き取られる。そして、最内層の巻き取りが完了すると、内側から2層目のリール体を装着し、最内層のリール体から延びる線条体をスリットに通し、最内層のリール体に対し係止して一体回転させ、最内層のリール体に連続して線条体を2層目のリール体に1重に巻く。こうして2層目のリール体に線条体が巻き取られる。以下、同様にして順次外層側の巻き取りを行う。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
【0010】
図1〜図5は本発明の実施の形態の一例を示している。図1は巻取り装置の一部断面で示す平面図、図2はリールの軸方向から見た断面図、図3は巻取り装置の一部断面で示す平面視部分拡大図、図4はノックピン部分の正面視断面図、図5は実施の形態の巻取り装置の使用例のライン構成を示す図である。
【0011】
図1に全体を符号1で示すこの実施の形態の巻取り装置は、例えばタイヤ補強材とするスパイラル状のスチールワイヤ(以下、スパイラル線という)をリール2に巻き取るのに使用するもので、リール2は、径方向に重なるよう積層配置された複数(図示の例では8個、但し、これに限らない)のリール体2a〜2hで構成されている。
【0012】
リール2を構成する上記複数のリール体2a〜2hは、それぞれが巻胴の両端にフランジを有する断面円形の筒体で、径寸法が異なり、順次径方向に重なって積層配置となるよう形成されている。
【0013】
リール2は、ベース(図示せず)上のブラケット3に保持された軸受4を貫通するリール駆動軸5の一端側に装着されて、リール駆動軸5と一体回転するリール駆動板6と、リール駆動軸5に対し回転自在で外部から固定可能としたリール固定板7とで軸方向の両側から挟まれ、固定金具8により軸方向に抜け止めされる。
【0014】
そして、リール2は、最内層のリール体2aが図3に示すようにリール駆動板6にピン9で連結され、リール駆動軸5と一体回転するよう構成されている。
【0015】
また、最内層以外のリール体2b〜2hは、図3に示すように、それぞれブラケット3側のフランジにピン溝11が設けられている。そして、これらピン溝11が設けられた各リール体2b〜2hのフランジに接するリール駆動板6の所定位置には外側部分が段差状に拡径したピン穴12が設けられて、各ピン穴12にそれぞれ出し入れ自在に外方からノックピン13が挿入され、各リール体2b〜2hのフランジに設けられたピン溝11にそれぞれ係合可能とされている。
【0016】
そして、リール駆動板6の外面には、各ノックピン13を出し入れ方向に移動自在なよう保持するとともに、それらノックピン13の鍔を押してノックピン13をリール体2b〜2hのピン溝11に係合させる方向へ付勢するよう圧縮バネ14を各ノックピン13の周囲に保持するノックピンケース15が取り付けられている。
【0017】
また、最内層以外のリール体2b〜2hには、反ブラケット3側のフランジにも、ブラケット3側のフランジのピン溝11と同様のピン溝(図示せず)が設けられる。そして、これら反ブラケット3側のフランジのピン溝に対し、リール固定板7にピン穴(図示せず)が設けられる。
【0018】
最内層以外のリール体2b〜2hは、常時は互いに相対回転自在で、リール固定板7のピン穴(図示せず)から手動あるいは自動でピン(図示せず)を挿入して、反ブラケット3側のフランジのピン溝(図示せず)に係合させることにより、リール固定板7にピン結合してリール固定板7を介し外部から回転方向に固定でき、また、リール固定板7とのピン結合を解除し、ノックピン12を突き出してブラケット3側のフランジのピン溝11に係合させると、リール駆動板6とピン結合し、リール駆動板6を介して最内層のリール体2aと一体回転するよう回転方向に係止される。
【0019】
また、これら最内層以外のリール体2b〜2hの巻胴には、図2に示すように、内層側となる各リール体2a〜2gに線条体Wを巻き取る際のトラバースされる線条体Wを通すよう、それら内層側の各リール体2a〜2gに対し接線方向となる線条体Wの傾斜角度に応じて外層側ほど円周方向に大きく開いたいスリット16b〜16hが、各リール体2b〜2hの巻胴の幅一杯に形成されている。
【0020】
最内層以外のリール体2b〜2hは、リール固定板7のピン穴(図示せず)からピン(図示せず)を挿入して反ブラケット3側のフランジのピン溝(図示せず)に係合させ、リール体2b〜2hをリール固定板7にピン結合することにより、図2に示すように内層側の各リール体2a〜2gに巻き取られる線条体Wを進行方向に沿って通す位置にスリット16b〜16hが並ぶよう外部から固定することができる。
【0021】
リール駆動板6の各ピン穴12に挿入されたノックピン13の後端部は、ノックピンケース15の外に突出し、その突出部分には、下方へ押し倒すことによりノックピン13を圧縮バネ14の作用でピン溝11内に突出させ、水平に引き上げることによりノックピン13を圧縮バネ14に抗して引き出してピン溝11から退出させるよう、ノックピン出入れレバー17が連結されている。これらノックピン出入れレバー17は、例えばエアーシリンダー18を駆動して摺動ピン19を押し出すことにより下方へ押し倒す。
【0022】
リール駆動軸5は、軸受4を挟んでリール2とは反対側の端部にプーリー20が固定され、図示しないベルトを介してモータ駆動される。
【0023】
このリール2は、線条体Wをまず最内層のリール体2aに巻き取る。その際、2層目以上の外層側の各リール体2b〜2hは、それぞれノックピン出入れレバー17を水平に引き上げた位置に保持することにより、ノックピン13をピン溝11から退出させて最内層のリール体2aに対する係止を解除した状態で、リール固定板7のピン穴(図示せず)からピン(図示せず)を挿入して反ブラケット3側のフランジのピン溝(図示せず)に係合させることにより、リール固定板7にピン結合し、図2に示すようにスリット16b〜16hが並ぶ位置で外部から固定する。そして、リール駆動軸5を駆動して最内層のリール体2aを回転させ、外層側のリール体2b〜2hのスリット16b〜16hを通して線条体Wをトラバースさせ、最内層のリール体2aに1重に巻く。
【0024】
そして、最内層のリール体2aへの巻き取りが完了すると、内側から2層目のリール体2bの反ブラケット3側のフランジのピン溝(図示せず)にリール固定板7のピン穴(図示せず)から挿入して係合させていたピン(図示せず)を抜き、2層目のリール体2bの固定を解除した状態で、2層目に対応するエアーシリンダー18を駆動しピン19を押し出して、ノックピン出入れレバー17を下方へ押し倒すことにより、ノックピン13を2層目のリール体2aのピン溝11内に突出させ、2層目のリール体2bを最内層のリール体2aと一体回転するよう係止する。そして、リール駆動軸5を駆動して最内層のリール体2aと一体に2層目のリール体2bを回転させることにより、それより外層側のリール体2c〜2hのスリット16c〜16hを通して線条体Wをトラバースさせ、最内層のリール体2aに連続して2層目のリール体2bに1重に巻く。以下、同様の動作により順次外層側の巻き取りを行う。
【0025】
こうして線条体Wを互いに接触させずに重ね巻きすることができる。そのため、スパイラル線、異形断面線、未加硫ゴムを被覆したスチールワイヤ等、互いに接触すると不都合が生ずる線条体を長尺巻き取る場合に、重ね巻きによる内層への悪影響を防止でき、また、従来のようにシートを挿入する必要がないため、作業性が良くなる。
【0026】
図5はこの巻取り装置1を、タイヤ補強用の扁平スパイラル線製造ラインにインラインで配置した例を示している。図5において、30は、タイヤコード製造において従来から使用されているラッピング機を利用したコイル巻き機であり、40はダイスである。これらコイル巻き機30とダイス40とで円形コイル状のスパイラル線を製造する装置が構成されている。また、50は扁平スパイラル線製造装置である。
【0027】
コイル巻き機30は、水平な支持軸31に、プーリ32を介し図示しないモータにより回転駆動されるようリール33が回転自在に装着され、リール33の前方に、摩擦板34を挟んでフライヤー35が回転自在に装着されている。そして、支持軸31の先端中央には、先端に向かい径が小さくなるようテーパがついた固定芯36が設けられ、その固定芯36の側方に、固定芯36に当接して芯軸方向に回転するウレタン又はゴム材料のローラ37が送出手段として設けられている。そして、ローラ37による送り出し方向(固定芯36の芯軸方向)の前方に、上記ダイス40が配置されている。
【0028】
扁平スパイラル線製造装置50は、断面が梯形でロール軸線に対し斜めに傾斜し一定のピッチで多数形成された溝をロール面に有する一対の圧延用ロール51、52が上下に近接して配置され、各圧延用ロール51、52を固定した回転軸53、54がそれぞれ回転自在に支持されて、上下一対の圧延用ロール51、52が同じ速度で逆方向に回転するよう構成されたものである。
【0029】
コイル巻き機30のリール33にはスチールワイヤ等の素材としての線材S が巻かれる。そして、周知のラッピング機と同様に、リール33が回転駆動されると、リール33に巻かれた線材S が、摩擦板34を介して連動するフライヤー35により繰り出されて、固定芯36の周りに密着コイル状に巻き付けられる。そして、その密着コイル状に巻き付けられた線材S は、回転駆動されるローラ37に押されて強制的に固定芯36の先端から送り出され、ダイス40の穴41を通して引き抜かれる。ダイス40の穴41は、固定芯36から送り出された密着状態に近いコイル状の線材S のコイル径より径が小さく、この穴径の小さいダイスに通して引き抜くことにより、密着状態に近いコイル状の線材S はコイルが伸びてダイス40の穴41を通る径まで縮径し、当初ピッチにバラツキがあっても、均一なピッチの円形コイル状スパイラル線S に仕上がる。
【0030】
こうして出来た円形コイル状スパイラル線S は、インラインで扁平スパイラル線製造装置50に供給される。そして、扁平スパイラル線製造装置50において上下の圧延用ロール51、52の間に通し、上下の圧延用ロール51、52の溝に沿って引き抜くと、一対の圧延用ロール51、52は、溝が互い違いにずれて、円形コイル状スパイラル線Sに両側より圧縮力を加えつつ互いに反対方向に回転し、円形コイル状スパイラル線Sを扁平コイル状に塑性変形させて、扁平スパイラル線Sとする。
【0031】
こうして製造された扁平スパイラル線S(線条体W)を、ローラ61、62、63、64を介してインラインで巻取り装置1のリール2に供給し、多層に巻き取る。
【0032】
なお、上記説明では、リール固定板7のピン穴(図示せず)からピン(図示せず)を挿入して反ブラケット3側のフランジのピン溝(図示せず)に係合させ、リール体2b〜2hをリール固定板7にピン結合することによって、内層側の各リール体2a〜2gに巻き取られる線条体Wを進行方向に沿って通す位置にスリット16b〜16hが並ぶよう外部から固定可能としているが、線条体の種類によっては、そうした固定方法を採らずに、巻き取っているリール体より外層側のリール体は回転フリーのままで、巻き取られる線条体の張力によって回転が止まるようにすることもできる。また、その場合、巻き解きに際しては各層のリール体を回転フリーとしておくことで、外層側のリール体の巻き解きが完了すると自動的にそのリール体は回転が止まり、スリットを通して内層側の線条体が巻き解かれていくようにできる。
【0033】
また、実施の形態の他の例として、リールを、最内層以外のリール体をリール軸方向に着脱自在とするとともに、積層配置した状態で最内層のリール体と一体回転するよう係止可能とし、かつ、最内層以外の各リール体には内層側のリール体との間に線条体を通すスリットを設けたものとすることもできる。この場合のリールは、最内層のリール体に線条体を巻き取る際に、外層側の他のリール体は外しておき、最内層のリール体を回転させて線条体を1重に巻く。そして、最内層の巻き取りが完了すると、内側から2層目のリール体を装着し、最内層のリール体から延びる線条体をスリットに通して、最内層のリール体と一体に2層目のリール体を回転させ、最内層のリール体に連続して線条体を2層目のリール体に1重に巻く。以下、同様にして順次外層側の巻き取りを行う。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、リール体を積層配置して線条体を最内層から順次巻き取るよう構成することにより、線条体を互いに接触させずに重ね巻きすることができて、重ね巻きによる内層への悪影響を防止でき、また、シート挿入する必要がないため作業性が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の巻取り装置の一部断面で示す平面図である。
【図2】本発明の実施の形態の巻取り装置のリールの軸方向から見た断面図である。
【図3】本発明の実施の形態の巻取り装置の一部断面で示す平面視部分拡大図である。
【図4】本発明の実施の形態の巻取り装置のノックピン部分の正面視断面図である。
【図5】本発明の実施の形態の巻取り装置の使用例のライン構成を示す図である。
【符号の説明】
1 巻取り装置
2 リール
2a〜2h リール体
5 リール駆動軸
6 リール駆動板
9 ピン
11 ピン溝
12 ピン穴
13 ノックピン
14 圧縮バネ
15 ノックピンケース
16b〜16h スリット
17 ノックピン出入れレバー

Claims (3)

  1. 巻胴の両端にフランジを有する複数のリール体を径方向に重なるよう積層配置し、連続する線条体を最内層のリール体から順次外層側のリール体に巻き取るよう構成したことを特徴とするリール。
  2. 最内層以外の各リール体を他のリール体に対し相対回転自在とするとともに、最内層のリール体と一体回転するよう係止可能とし、かつ、最内層以外の各リール体には内層側のリール体に巻き取る際の線条体を通すスリットを設けたことを特徴とする請求項1記載のリール。
  3. 最内層以外のリール体をリール軸方向に着脱自在とするとともに、積層配置した状態で最内層のリール体と一体回転するよう係止可能とし、かつ、最内層以外の各リール体には内層側のリール体との間に線条体を通すスリットを設けたことを特徴とする請求項1記載のリール。
JP2002279322A 2002-09-25 2002-09-25 リール Pending JP2004115178A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002279322A JP2004115178A (ja) 2002-09-25 2002-09-25 リール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002279322A JP2004115178A (ja) 2002-09-25 2002-09-25 リール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004115178A true JP2004115178A (ja) 2004-04-15

Family

ID=32274368

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002279322A Pending JP2004115178A (ja) 2002-09-25 2002-09-25 リール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004115178A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5548209B2 (ja) ビードの製造方法及び製造装置
CN102024559A (zh) 角线的绕线装置以及扁立线圈的绕线方法
US2343747A (en) Machine for making tubular structures
JP2683461B2 (ja) 光ファイバケーブルの製造方法
JPS5835464B2 (ja) 閉ト−ラス,タイヤの製造方法およびその装置
JPH0737064B2 (ja) 製管機
JPH03166153A (ja) 長尺材の貯蔵及び分配装置
BRPI0520772B1 (pt) método para fabricar um pneu e método e aparelho para fabricar uma estrutura de ancoragem anular de um pneu para rodas de veículo
JP2004115178A (ja) リール
JP2011025445A (ja) 帯状部材の製造装置
CN101219739A (zh) 胶带供应装置及使用其的带缠绕设备
JPS61111261A (ja) ゴム様長尺物の貯蔵装置
JP5154426B2 (ja) 巻管の製造方法および製造装置
JP2001270004A (ja) 繊維強化樹脂管の製造方法並びに製造装置
JP4619773B2 (ja) ケーブルビードの製造方法および装置
JP2008308294A (ja) 帯状部材結束体の施工装置
JP5320409B2 (ja) テープをそれ自体巻くことにより補強材を製造する方法及び装置
US20110271730A1 (en) Apparatus for and method of manufacturing a helically wound tubular structure
JP3119843B2 (ja) 管路内周面のライニング装置
JP4349611B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP4311719B2 (ja) 空気入りタイヤ
JP3591999B2 (ja) 高伸度ワイヤーのゴム圧延方法及びその装置
JP2007314259A (ja) 線条体繰り出し用リールのブレーキ装置およびケーブルビード製造装置
GB2618117A (en) Apparatus for forming a Pipeline
JPH10212069A (ja) ラージパッケージおよびそれを製造するワインダー