JP2003511650A - 製氷器 - Google Patents

製氷器

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JP2003511650A
JP2003511650A JP2001529643A JP2001529643A JP2003511650A JP 2003511650 A JP2003511650 A JP 2003511650A JP 2001529643 A JP2001529643 A JP 2001529643A JP 2001529643 A JP2001529643 A JP 2001529643A JP 2003511650 A JP2003511650 A JP 2003511650A
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ティーマン,ジェローム・ジョンソン
シャピロ,アンドリュー・フィリップ
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ホイップル,ウォルター,ザ・サード
シャファー,ティモシー・スコット
ナル,ウィリアム・メリット,ジュニア
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General Electric Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリーザ区画、生鮮食品区画及び夫々フリーザ及び生鮮食品用のドア集成体を持つ冷蔵庫の中に製氷器を配置する。 【解決手段】 製氷器(100)は、フリーザ区画(12)の中に配置されていて、個々にアイス・キューブを作る為の多数の個別のアイス・キューブ成形型(126)を持つ可撓性コンベヤ・ベルト(124)を持つコンベヤ集成体(102)を有する。アイス・キューブ貯蔵ビン(112)がコンベヤ集成体の下方に配置され、アイス・キューブ(128)を貯蔵すると共に、詰まり具合センサ(144)が、アイス・キューブ貯蔵ビン内のアイス・キューブの充填レベルを判断するように配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願】
この出願は、何れも1999年10月4日にティーマン・ヴーアヒーズ及びシ
ャピロによって出願された発明の名称「製氷器」という米国特許出願第60/1
58629号、同第60/158630号、同第60/158631号、同第6
0/158633号、同第60/158634号及び同第60/158636号
に基づく優先権を主張している。
【0002】
【発明の属する技術分野】
本発明は全般的に自動製氷器、更に具体的に言えば、コンベヤ集成体を持つ改
良された製氷器に関する。
【0003】
【発明の背景】
典型的な家庭用冷蔵庫にある普通の自動製氷器は、製氷器、オーガー(auger)
及び砕氷器を持つバケット、及びフリーザ・ドアに挿入されていて、ドアを開け
ずに、コップに氷が送出されるようにするディスペンサという3つの主な部分を
持っている。
【0004】 製氷器は、一度に6個乃至10個のアイス・キューブを作る金属の成形型(モ
ールド)であるのが普通である。この成形型に一端から水を満たすと、水が各部
分を接続するせき(各々のキューブ部分の間を分割する浅い部分)を通してアイ
ス・キューブ部分を均一に満たす。給水配管の弁を予定の時間開くと、水量が制
御されるのが普通である。フリーザ区画内の温度は普通は約−10°F乃至約+
10°Fの間である。成形型がフリーザ空気によって伝導を介して冷やされ、冷
却速度は、特に蒸発器ファンが動作しているとき、フリーザ空気の対流によって
高められる。アイス・キューブ成形型と熱接触している温度感知装置が温度信号
を発生し、温度信号を監視する制御装置が、氷が完成して成形型から取出せるよ
うになるときを表示する。アイス・キューブが完成したとき、製氷器内のモータ
がレーキ(rake)を角度方向に動くように駆動する。レーキがキューブに押し付け
られて、それらを成形型から押し出す。成形型の底にあるヒータをターンオンし
て、氷と金属成形型の間の界面を融かす。界面が十分に融けると、レーキはキュ
ーブを成形型から押し出すことが出来る。レーキは中心軸線の周りに回転するの
で、典型的には、成形型の断面形は、氷を押し出すことが出来るように円弧状で
ある。
【0005】 氷を取込んだ後、普通はレーキと同じモータによって駆動される感触アームを
貯蔵バケットから持ち上げると共にその中に下げる。このアームが予定の低行程
設定点に届かなければ、アイス・バケットが一杯であると想定され、バケットか
ら更に氷を取出すまで、製氷器は氷を作らない。感触アームがその低行程設定点
に戻ると、製氷サイクルが繰返される。
【0006】 氷貯蔵バケットが氷を保持すると共に、破砕したキューブ又は立方形状のまま
のキューブの何れかで、氷をディスペンサに運ぶ。ユーザがディスペンサに氷を
求めると、モータがオーガーを駆動し、このオーガーが、破砕器があるバケット
の前側に氷を押し出す。ソレノイドによって制御されるドアの位置により、キュ
ーブが破砕器の中を通るか、或いはそれを側路して、キューブのま丶で送出され
るかゞ決まる。破砕器は何組からの不動及び回転する羽根を持ち、それらの羽根
が互いに通り過ぎるときに、キューブを破砕する。その後、破砕された又は立方
形状のままのキューブがディスペンサ・シュートに落下する。
【0007】 ディスペンサ・シュートがフリーザの内部をディスペンサと接続し、普通はソ
レノイドによって作動されるドアを持っており、ユーザが氷を求めると、このド
アが開く。ディスペンサがスイッチを持っていて、これらのスイッチはユーザが
破砕された又は立方形状のままのキューブ或いは水を選択して、コップに送出す
ことが出来るようにする。ディスペンサは、コップが存在することを感知して、
オーガー・モータを始動させると共にシュート・ドアを開くスイッチを持ってい
ることがある。
【0008】 場合によって、貯蔵バケットの中に貯えられているアイス・キューブが融けて
キューブの大きな塊になる。このように融けた塊は、砕氷器が破砕するのが一層
困難になり、機構としての破砕の設計条件が高くなると共に、場合によっては損
傷を招く。更に、ごく普通の製氷装置の設計は、フリーザ容積のかなりの部分、
典型的には25%−30%を使う。
【0009】 従って、この分野には、改良された製氷器に対する要求がある。
【0010】
【発明の概要】
製氷器は、フリーザ区画、生鮮食品区画及び夫々フリーザ及び生鮮食品ドア集
成体を持つ冷蔵庫の中に配置されている。製氷器は、フリーザ区画の中に配置さ
れていて、個々のアイス・キューブを作る為の多数の個別のアイス・キューブ成
形型を持つ可撓性コンベヤ・ベルトを持つコンベヤ集成体を有する。アイス・キ
ューブ貯蔵ビンがコンベヤ集成体の下方、例えばフリーザ・ドア内に配置され、
アイス・キューブを貯蔵し、詰まり具合センサが、アイス・キューブ貯蔵ビン内
のアイス・キューブの充填レベルを決定するように配置されている。
【0011】
【発明の実施形態】
図1はフリーザ区画12及び生鮮食品区画14を持つ横並び形冷蔵庫10の前
側斜視図である。フリーザ区画12及び生鮮食品区画14は横に並んで配置され
ている。冷蔵庫10のような横並び形冷蔵庫は、米国ケンタッキー州ルイスビル
、アプライアンス・パーク、40225に所在のゼネラル・エレクトリック・カ
ンパニから商業的に入手し得る。
【0012】 冷蔵庫10が外側ケース16及び内側ライナ18及び20を持っている。ケー
ス16とライナ18及び20の間、並びにライナ18及び20の間の空間は、典
型的にはその場所で発泡させた絶縁物で充填されている。普通、外側ケース16
は、予め塗装した鋼のような適当な材料の薄板を、倒立U字形に曲げて、ケース
16の上壁及び側壁を形成する。普通、ケース16の底壁は別個に形成され、側
壁並びに冷蔵庫10の支持部となる底フレームに取付けられる。典型的には、内
側ライナ18及び20は、夫々フリーザ区画12及び生鮮食品区画14を形成す
るように、適当なプラスチック材料で成形される。この代わりに、ライナ18及
び20は、鋼のような適当な金属のシートを曲げて溶接することによって形成し
てもよい。図示の実施例は、比較的に大容量の装置である為に、2つの別々のラ
イナ18及び20を持っており、別々のライナにすると強度が増すし、製造上の
許容公差の範囲内に保つのも一層容易である。これより小さい冷蔵庫では、1つ
のライナが形成され、縦仕切りがライナの両側の間に張り渡され、フリーザ区画
12及び生鮮食品区画14に分割する。
【0013】 ブレーカ・ストリップ22がケースの前側フランジとライナ18及び20の外
側の前縁の間に伸びている。ブレーカ・ストリップ22は、押し出し成形のアク
リル・ブタジエン・スチレンをベースにした材料(普通ABSと呼ばれている)
のような適当な弾性材料で形成される。
【0014】 ライナ18及び20の間の空間にある絶縁物は、普通縦仕切りと呼ばれている
弾性材料の別のストリップ24によって覆われている。縦仕切り24は押し出し
成形のABS材料で形成されることが好ましい。一体のライナをフリーザ及び生
鮮食品区画に分割する別個の縦仕切りを持つ冷蔵庫では、この縦仕切りの前面部
材が縦仕切り24に対応することが理解されよう。ブレーカ・ストリップ22及
び縦仕切り24が前面を形成し、ケース16の内側周縁全面の周り並びにライナ
18及び20の間を垂直方向に伸びている。縦仕切り24、区画12及び14の
間の絶縁物及び区画12及び14を分離しているライナ18及び20の隔たる壁
は、それらを総括して中央縦仕切り壁と呼ぶことがある。
【0015】 普通は、生鮮食品区画14にはその中に貯蔵する品目を支持する為に棚26及
び引出し28が設けられる。同様に、フリーザ区画12には棚30及びワイヤ・
バスケット32等が設けられる。
【0016】 フリーザ・ドア36及び生鮮食品ドア38が、夫々フリーザ区画及び生鮮食品
区画12及び14の出入り開口を閉じている。各々のドア36及び38は上側蝶
番40及び下側蝶番(特に示していない)によって取付けられ、図1に示すよう
に開いた位置及び関連した貯蔵区画を締切る閉じた位置の間で、その外側の垂直
の縁の周りに回転する。典型的には、フリーザ・ドア36は複数個の貯蔵棚42
を持ち、典型的には生鮮食品ドア38は複数個の貯蔵棚44及びバター貯蔵ビン
46を持っている。
【0017】 本発明の一実施例では、図2に示すように、フリーザ区画12の中に製氷器1
00が配置される。
【0018】 製氷器100が、コンベヤ集成体102、コンベヤ集成体102に駆動結合さ
れた第1のモータ104、砕氷器108及びオーガー機構109に駆動結合され
た第2のモータ106、コンベヤ集成体102に隣接して配置された再充填弁1
10、第1のアイス・キューブ貯蔵ビン112、随意選択の第2のアイス・キュ
ーブ貯蔵ビン114、及び第1のモータ104及び第2のモータ106に電気的
に結合された制御装置116を持っている。
【0019】 コンベヤ集成体102がフリーザ区画12の中に、典型的には、フリーザ・ラ
イナ18、フリーザ・ドア36及びじゃま板117によって区切られたフリーザ
区画10の上部118の中に配置される。コンベヤ集成体102は、少なくとも
前側ローラ120及び後側ローラ122と、前側及び後側ローラ120及び12
2の周りに張力をかけて掛けられた可撓性連続コンベヤ・ベルト124とを有す
る。一実施例では、可撓性コンベヤ・ベルト124は可撓性重合体で作られてい
る。図示例では、可撓性コンベヤ・ベルト124は、熱可塑性エラストマ、ブチ
ル・ゴム、クロロブチル・ゴム、天然ゴム、合成ゴム、ネオプレン・ゴム、ポリ
ウレタン、変性エチレン・プロピレン・ジエン、エチレン・プロピレン・ゴム、
シリコーン・ゴム等で作られる。シリコーン・ゴムが特に好ましい。
【0020】 その中で個々のアイス・キューブ128を作る為に、コンベヤ・ベルト124
の中又はその上に、多数の個別のアイス・キューブ成形型126が配置されてい
る。典型的には、アイス・キューブ成形型126は、可撓性コンベヤ・ベルト1
24の材料の中に直接的に成形されている。別の実施例では、アイス・キューブ
成形型126が堅固な材料で作られ、コンベヤ・ベルト124に固着される。こ
の堅固な材料は、例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ABS等
であってよい。
【0021】 可撓性コンベヤ・ベルト124の寸法は、フリーザ区画12の寸法と、夫々の
フリーザ製氷器100に対する所望のアイス・キューブ128の出力とに応じて
、変わり得る。典型的には、可撓性コンベヤ・ベルト124の公称の直線的な長
さ(l)は約12吋乃至約18吋の範囲内であり、公称の幅(w)は約3吋乃至
約8吋の範囲であり、公称の深さ(d)は約0.5吋乃至約1.5吋の範囲内で
あり、これを図3に示してある。
【0022】 前に述べたように、別々のアイス・キューブ成形型126の数は、所望の製氷
容量に関係するが、個別のアイス・キューブ成形型126の公称の数は、約20
乃至約300の範囲内であって、これが約10乃至約30の範囲内の公称の行の
数(r)及び約2乃至約10の範囲内の公称の列の数(c)に分かれる。個別の
アイス・キューブ成形型126の寸法は、希望するアイス・キューブ128の寸
法によって変わるが、公称の長さ(x)は約0.75吋乃至約2吋であり、公称
の幅(y)は約0.5吋乃至約1.5吋の範囲内である。更に、普通の形の他に
、魚、ペンギン、帆立貝、半球形等のような装飾的な形を含めて、種々のキュー
ブ成形型を使うことが出来る。
【0023】 第1のモータ104(図2)がコンベヤ集成体102に駆動結合される。付勢
されたとき、第1のモータ104が後側ローラ122(又はその代わりに前側ロ
ーラ120)を駆動し、コンベヤ・ベルト124を後側から前側へ回転させる。
アイス・キューブ128を形成する間、一部分のアイス・キューブ成形型126
は全体的に上向きである。コンベヤ・ベルト124が前側ローラ120の上を前
側に回転するとき、一部分のアイス・キューブ成形型126は全体的に下向きに
なり、その中で凍結したアイス・キューブ128が重力によって第1のアイス・
キューブ貯蔵ビン112の中に送込まれる。一実施例では、第1のアイス・キュ
ーブ貯蔵ビン112はフリーザ・ドア36内に配置されている。第1のアイス・
キューブ貯蔵ビン112はフリーザ・ドア集成体36の中に直接的に成形しても
よいし、第1のアイス・キューブ貯蔵ビン112をフリーザ・ドア集成体36に
固着してもよいし、或いはその一部分の中に着脱自在に配置してもよい。取込み
バー129が前側ローラ120に隣接して配置され、(アイス・キューブ成形型
126が前側ローラ120の上を前向きに回転するとき)各々のアイス・キュー
ブ128の一部分と接触し、アイス・キューブ128がアイス・キューブ成形型
126から投出されるのを助ける。
【0024】 図2に一番よく示されているが、前側ローラ120の位置は(フリーザ・ドア
36が閉じた位置にあるとき)第1のアイス・キューブ貯蔵ビン112の上部1
30と整合していて、コンベヤ・ベルト124が前側ローラ120の上を前向き
に回転するとき、コンベヤ・ベルト124内で凍結したアイス・キューブ128
が重力によって第1のアイス・キューブ貯蔵ビン112の中に送込まれるように
する。
【0025】 再充填弁110が、フリーザ区画12の中で、全体的に少なくとも1つ、典型
的には1行132のアイス・キューブ成形型126の上方の位置に配置されてい
る。再充填弁110は、ベルト位置センサ133(光学式、機械的の近接スイッ
チ等)が、ベルト124が再充填する為の正しい位置にあることを示す信号を制
御装置116に対して発生するときに、作動される。一実施例では、ベルト位置
センサ133が、コンベヤ・ベルト124の下側ウエブから夫々のアイス・キュ
ーブ成形型126の側壁を通り越すバンドに穿けられた孔を検出する。バンドに
隣接して、典型的にはその上方に配置されたIR−LED(赤外発光ダイオード
)が光を放出し、その光がバンドの下方に配置されたフォトダイオードに達する
のは、2つの光学装置の間を孔が通過するときだけである。電子回路が、フォト
ダイオードからの信号を処理することにより、孔が存在するかどうかを判断する
。孔がLEDとフォトダイオードの間にあれば、回路が第1のモータ104を停
止し、水量の分与を開始する。
【0026】 典型的には、再充填弁110は機械又は機械的な区画(図に示していない)の
内部に配置されている。再充填弁110からの出口管134がライナ18の後壁
からフリーザ区画12に入る。出口管134に接続された充填管136が、ベル
ト124の或る部分、典型的には後側ローラ122に隣接したところにある夫々
1行132のアイス・キューブ成形型126に水を送出す。
【0027】 一実施例では、再充填弁110は、図4に示すように、回転多重ポート弁15
2及び計量器ハウジング154で構成された計量機構150である。計量器ハウ
ジング154は、可撓膜154によって第1の部分156及び第2の部分158
に分割された約10−50ml(ミリリットル)の封入容積で構成されている。
回転弁152に対する管が計量器ハウジング154の各部分156及び158に
あるポートに接続される。入口に対する管も回転弁152と水フィルタ162の
出口ポート、製氷用充填管164、水ディスペンサ管166及び水源158を接
続する。
【0028】 充填サイクルの間、弁152が水源168からのポート(又はその代わりに、
水フィルタ162を使う場合はその出口)を計量器ハウジング154の第1の部
分156に接続すると同時に、製氷用充填管164を計量器ハウジング154の
第2の部分158に接続する。水源168の圧力が可撓膜160を押し、計量器
ハウジング154の第2の部分158にある水を排除して管164を充填する。
膜160が第2の部分158を完全に横断する為の適当な長さの時間の後、回転
弁152が、水源168(又はその代わりに水フィルタ162の出口)を計量器
ハウジング154の第2の部分158に接続し、それと同時に計量器ハウジング
154の第1の部分156を製氷用充填管164と接続するように移動する。水
源168の圧力が膜160を計量器ハウジング154の中で強制的に押し戻し、
計量器ハウジング154の第1の部分156にある水を充填管164に排除する
。最後に、回転弁152は、水源168を装置から隔離するように移動する。
【0029】 第2のモータ106(図2)がフリーザ・ドア36の中に配置されていて、砕
氷器108に駆動結合される。砕氷器108は、ユーザの選択に応じて、アイス
・キューブ128を破砕するか、又は破砕しないでそのまま送出す。最終ユーザ
は、押しボタン138又は同様な作動装置により、第2のモータ106を選択的
に制御する。
【0030】 第2のアイス・キューブ貯蔵ビン114が典型的にはフリーザ・ドア36の中
に着脱自在に配置される。第2のアイス・キューブ貯蔵ビン114は、第1のア
イス・キューブ貯蔵ビン112が主たるアイス貯蔵ビンであるから、典型的には
随意選択の補助的な貯蔵ビンである。第2のアイス・キューブ貯蔵ビン114は
、第1のアイス・キューブ貯蔵ビン112より下方、そして破砕器108より下
方で、フリーザ・ドア36の下側部分140の中に配置されるのが典型的である
【0031】 第2のアイス・キューブ貯蔵ビン114は典型的には着脱自在であって、その
為、取外したとき、ドア36内のその空間は、他の品物を貯蔵する為に使うこと
が出来る。第2のアイス・キューブ貯蔵ビン114が所定位置にないとき、製氷
器100が第2のアイス・キューブ貯蔵ビン114にアイス・キューブ128を
送るのを防止する為に、検出センサ147が使われている。一実施例では、検出
センサ147は、ピン又は突片のような、第2のアイス・キューブ貯蔵ビン11
4の特殊な幾何学的な特長によって作動されるマイクロスイッチである。この代
わりに、検出センサ147が、第2のアイス・キューブ貯蔵ビン114に挿入さ
れた金属を検出する誘導形近接センサ、又は第2のアイス・キューブ貯蔵ビン1
14に接着した反射面を検出する光学センサ等であってもよい。
【0032】 第1のアイス・キューブ貯蔵ビン112に於けるアイス・キューブ128の詰
まり具合が、予め設定された充填レベルより下がったとき、第1のモータ104
が付勢され、氷完成センサ142が、送出そうとする夫々の行132のアイス・
キューブ128が凍結したという信号を制御装置116に対して発生する。第1
のアイス・キューブ貯蔵ビン112の中又は周りに配置された第1の詰まり具合
センサ144が、第1のアイス・キューブ貯蔵ビン112内のアイス・キューブ
128のレベルが、予め設定された充填レベルより下がったという信号を制御装
置116に対して発生した場合、サイクルが開始され、第1のモータ104がコ
ンベヤ・ベルト124を、完全な1行132のアイス・キューブ成形型126分
だけ前進させ、充填弁110が1行の空の成形型126に水を送出す。
【0033】 一実施例では、氷完成センサ142は、アイス・キューブ128が送出される
前側ローラ120に隣接して、ベルト124と摺動接触するサーミスタ又は熱電
対のような温度センサである。ベルト124の設計並びに冷蔵庫10の空気流量
に応じて、種々のアルゴリズムを使って、温度センサから氷の出来上がりを判断
することが出来る。時間及び温度を積分して、それより先では氷が凍結すること
が判っている度数−分設定点を出すことが出来る。この代わりに、それより下で
は氷が凍結していることが判っている温度カットオフを使うことが出来る。この
温度カットオフは典型的には約15°Fである。
【0034】 別の氷完成センサ142は静電容量に基づいている。静電容量センサが、前側
ローラ120の近くで、ベルト124の下方に配置される。このセンサは静電容
量ブリッジ回路の一部分である。励振周波数がブリッジに印加される。夫々のア
イス・キューブ成形型126が空であるとき、ブリッジの両端の電圧がゼロに近
くなるように、ブリッジが平衡している。夫々のアイス・キューブ成形型126
に水があるとき、氷完成センサ142の静電容量の読みは、水の誘電率が空気の
約80倍である為、大幅に増加し、ブリッジが不平衡になる。この為、制御装置
116によって感知された電圧信号が、水が夫々のアイス・キューブ成形型12
6にあるときに、大幅に増加する。水が凍結するとき、誘電率が空気の約6倍ま
で下がり、ブリッジの不平衡を小さくし、氷完成センサ142から制御装置11
6に送出される信号が減少する。この代わりに、ブリッジは、水が成形型の中に
存在するときに出力がゼロに近くなるように平衡していてもよく、この場合、水
が凍結するとき、ブリッジは更に不平衡になり、大きな出力が、氷が完成したこ
とを示す。
【0035】 第2のアイス・キューブ貯蔵ビン114の中又は周りに配置された第2の詰ま
り具合センサ146が、第2のアイス・キューブ貯蔵ビン114内のアイス・キ
ューブ128のレベルが予め設定された充填レベルより下がったという信号を制
御装置116に対して発生した場合、サイクルが開始され、制御装置116が第
2のモータ106を付勢して、第1のアイス・キューブ貯蔵ビン112内に配置
されたオーガー機構109を回転させる。オーガー機構109がアイス・キュー
ブ128を氷シュート148に前進させる。制御装置が方向転換装置149を切
換える信号を発生して、氷シュートがアイス・キューブ148をディスペンサへ
送出すことを阻止すると共に、アイス・キューブ148が第2のアイス・キュー
ブ貯蔵ビン114へ通過することが出来るようにし、アイス・キューブ148が
第2のアイス・キューブ貯蔵ビン114に送出される。
【0036】 一実施例では、詰まり具合センサ144及び146はマイクロスイッチのよう
な重量を判定する手段である。別の実施例では、詰まり具合センサ144及び1
46は超音波レベル検出器である。
【0037】 好ましい実施例では、詰まり具合センサ144及び146は、図5に示すよう
に、超音波発信器(ピエゾ駆動器)175、超音波受信器(ピエゾ・マイクロフ
ォン)177、及び超音波の短いバースト179(約100マイクロ秒の長さ)
を発信器に発生させることが出来ると共に、短いバースト179と受信器177
が受信した戻りエコー181の間の時間を測定することが出来る電子回路で構成
されている。この時間が、詰まり具合センサ144及び146と、アイス・キュ
ーブ128の一番上の層の間の距離に比例し、従って、アイス・キューブ貯蔵ビ
ン112及び114の詰まり具合の目安になる。
【0038】 別の実施例では、詰まり具合センサ144及び146は、アイス・キューブ貯
蔵分112及び114の詰まり具合を検出する光学式近接スイッチで構成される
。光学式スイッチが光(普通はIR)を送出し、フォトダイオードを用いて反射
光の強度を検出する。反射光の強度が高いことは、氷にごく接近していること又
は満杯であることを示す。IR信号のパルス幅変調を使って、光学スイッチの感
度を高めることが出来る。
【0039】 本発明はソレノイド弁を使わず、アイス・キューブ貯蔵ビン112及び114
(図2)が満杯かどうかを判断するのに「感触子」を持たず、こうしてサービス
・コールが最も頻繁に起こる2つの原因を避けている。更に、アイス・キューブ
128は成形型から離すときに部分的に融けず、霜取り空気から保護されたバケ
ット内に貯蔵されるから、アイス・キューブ128が融けることは起こり難い。
【0040】 動作について説明すると、システム・ユーザが押しボタン138を押すと、信
号が発生され、制御装置116が第2のモータ106を付勢し、アイス・キュー
ブ128がオーガー機構109により、第1のアイス・キューブ貯蔵ビン112
から普通の氷ディスペンサに送出される。従来の大抵の送出し装置と同じく、シ
ステム・ユーザは送出されるのが破砕した氷であるか或いは丸のま丶のキューブ
であるか(又は大抵の装置では水であるか)を選択することが出来る。ユーザが
破砕した氷を選択した場合、アイス・キューブ128が第1のアイス・キューブ
貯蔵ビン112から砕氷器108へ送られる。第2のモータ106が砕氷器10
8を作動し、何組かの回転する及び不動の羽根が、互いに通り過ぎるときに、ア
イス・キューブを破砕し、破砕された氷がシステム・ユーザに送出されてくる。
ユーザが丸のま丶のアイス・キューブを選択した場合、砕氷器108を側路し、
丸のま丶のアイス・キューブ128がシステム・ユーザに送出されてくる。
【0041】 製氷器100に対する一例の制御論理順序200(ブロック201から始まる
)が図6に示されている。この制御論理順序は、用途向け集積回路(ASIC)
のメモリ又はその他のプログラム可能なメモリ・デバイスにプログラムすること
により、制御装置116(図2)に入力される。
【0042】 ブロック202(図6)で、制御装置116が、第1の詰まり具合センサ14
4によって発生された信号を監視する。制御装置116は、第1の詰まり具合セ
ンサ144によって発生された信号を予め設定された詰まり具合の値と比較する
【0043】 第1の詰まり具合センサ144によって発生された信号が予め設定された詰ま
り具合の値より大きいか又はそれに等しい場合、制御順序はブロック204に進
む。しかし、第1の詰まり具合センサ144によって発生された信号が予め設定
された値より小さい場合(これは氷が低いことを示す)、制御順序はブロック2
06に進む。
【0044】 ブロック206で、制御装置116は氷完成センサ142によって発生された
信号を監視する。制御装置116は氷完成センサ142によって発生された信号
を予め設定されたセンサ値と比較する。
【0045】 氷完成センサ142によって発生された信号が予め設定された範囲外である場
合、アイス・キューブ128は凍結していない。制御順序はブロック208に進
み、第1のモータ104はオフのま丶である。或いは前にオンであれば、第1の
モータがターンオフされ、制御順序は開始ブロック201に戻る。
【0046】 しかし、氷完成センサ142によって発生された信号が予め設定された値より
大きいか又はそれに等しければ、アイス・キューブ128は凍結している。制御
順序はブロック208へ進み、第1のモータ204がターンオンされる。第1の
モータ204が付勢されると、コンベヤ・ベルト124は完全な1行132のア
イス・キューブ成形型126分だけ回転し、完全な行秒132のアイス・キュー
ブ128が第1のアイス・キューブ貯蔵ビン112に送出される。その後、制御
順序はブロック201に戻り、この順序が再び開始される。
【0047】 ブロック204で、制御装置116は第2の詰まり具合センサ146によって
発生された信号を監視する。制御装置116は第2の詰まり具合センサ146に
よって発生された信号を予め設定されたセンサ値と比較する。
【0048】 第2の詰まり具合センサ146によって発生された信号が予め設定された値よ
り低い場合(氷が低いことを示す)、制御順序はブロック210に進み、第2の
モータ106がターンオンされる。第2のモータ106が付勢されると、オーガ
ー機構106が回転し、アイス・キューブ128が第1のアイス・キューブ貯蔵
ビン112から送出しシュート148を介して第2のアイス・キューブ貯蔵ビン
114に送出される。その後、制御順序はブロック201に戻り、この順序が再
び開始される。
【0049】 しかし、第2の詰まり具合センサ146によって発生された信号が予め設定さ
れた値より大きいか又はそれに等しい場合、制御順序はブロック210に進み、
第2のモータ106はオフのま丶でいるか、或いは前にオンであれば、第2のモ
ータ106がターンオフされ、制御順序はブロック201に戻る。
【0050】 コンベヤ・ベルト124内に配置されているアイス・キューブ成形型126は
、成形型126が各々のローラ120、122の上を通るとき、或る大きな割合
だけ伸びなければならない。この為、一実施例では、可撓性コンベヤ・ベルト1
24の1行132内にある各々のアイス・キューブ成形型126は、図7及び8
に示すように、深くて狭いせき220により、隣接するアイス・キューブ成形型
に接続されている。せき220は、可撓性コンベヤ・ベルト124が各々のロー
ラ120、122(図2)の上を通るとき、成形型材料を過度に引き伸ばすこと
なく開くことが出来るので、深くて狭いせき220は、可撓性コンベヤ・ベルト
124のコンプライアンスを実質的に増加し、必要な伸びの量を小さくする。深
くて狭いせき220の側面図が図8に示されている。大まかに言って1辺が1吋
のアイス・キューブ128では、せき220は、深さが約0.3吋乃至0.75
吋の範囲内であり、幅が約0.06吋乃至約0.25吋であるのが典型的である
。集中応力の領域を防ぐ為、せき220の底部は半円形であることが好ましい。
【0051】 帳綴じ形の壁230を持つ一実施例のアイス・キューブ成形型126が図9及
び10に示されている。アイス・キューブ成形型126が(シリコーン・ゴムの
ような)弾力の強い材料で作られるとき、成形型126が変形すると、前側ロー
ラ120を通過した後、凍結したアイス・キューブ128を離す為に、成形型1
26は1対の側面で外向きに曲がることに応じて、反対の側面で内向きに曲がる
傾向を持つ。この曲げにより、アイス・キューブ128が離される代わりに、捕
捉される。
【0052】 従って、この実施例では、壁230を構成する材料は、両側から入ってくる交
互のブレード232を持つように流し込み成形して、連続的な材料の通路が、成
形型の壁230が伸びるべき方向に蛇行通路を辿るようにする。希望する伸びの
量に応じて、ブレード232の厚さを変えることが出来る。数を少なくして、幅
の広いブレード232にすると、伸びの方向に対して横方向になる通路の割合が
大きくなり、従って伸びが一層小さくなる。羽根の数を一層多くすると、通路の
大部分は伸びの方向に対して横方向になり、その為、真っ直ぐにすることが出来
る材料が多くなる。コンベヤ・ベルト124の場合、伸びの必要は、ローラ12
0、122の周りを回る必要から生じており、成形型126の上部で必要な伸び
の量は底部で必要な量よりも大きい。これによって、ジグザグ形の深さが上部か
ら底部へ直線的に変化する経済的な設計が出来る。
【0053】 時によって、アイス・キューブ128が成形型にくっつき、成形型126に頑
丈さを持たせ、その結果、アイス・キューブ128(図2)が離れないことがあ
る。本発明の別の実施例では、図11に示すように、アイス・キューブ128が
投出される、アイス・キューブ128の各列302の中心301の下に来るよう
に、前側ローラ120に円周方向の稜部300を形成する。アイス・キューブ成
形型126の中心301が稜部300の上を通るとき、成形型の側面304は稜
部300の間の一層小さい半径で転がるように拘束される。その結果、成形型1
26の中心301が側面304に対して撓み、アイス・キューブ128(図2)
が投出される。
【0054】 アイス・キューブ128は大抵の材料にぴったりくっつく傾向を持ち、硬く凍
った状態では、それが凍結してくっついた任意の成形型にかなりの頑丈さを持た
せる。これは硬く凍った状態にあるアイス・キューブ128を投出するのを困難
にすることがある。自動製氷器のアイス・キューブは、加熱素子によって融かし
て、アイス・キューブと成形型の間に液体の水の薄膜を作るのが普通である。こ
の膜により、アイス・キューブを成形型から外すことが容易になる。
【0055】 この実施例では、アイス・キューブ成形型126の底306が、成形型126
の側面304がベルト124と接触する領域で頑丈であると共に平面状である矩
形領域で、コンベヤ・ベルト124に固定されており、こういう領域は成形型1
26の中心301の領域では幾分可撓性がある。こういう矩形領域の間にあるベ
ルト124の領域は可撓性である。成形型は、底306以外のどこでも、ベルト
124に接続しない。この為、行302の成形型126が前側ローラ120の周
りを通過するとき、成形型の頂部がローラ軸に対して、底よりも一層大きな半径
のところにあることにより、隣り合った行の間で全体的にくさび形領域が開く。
底の側面304がベルト124に取付けられる領域の頑丈さ及び平面性と、これ
らの領域の間のベルト124の可撓性の為、隣り合った行の底領域306は、自
然と、円ではなく、多角形に従おうとし、好ましい実施例では、底が頑丈である
領域で、ローラにこういう形を形成し、ベルトの張力を調節して、ベルトの多角
形とローラのそれとがきつくはまり合うように保証する。
【0056】 この同じ実施例では、ローラの内、成形型の中心領域と接触する領域は、元の
円筒形の形のま丶である。この実施例では、成形型126の中心301の下にあ
る領域では、ローラ120に円周方向の稜部300が設けられている。両方の実
施例で、成形型126の中心301の下にあるローラの領域は、応力が加わって
いない状態で成形型の中心301が通るときの半径よりも、一層大きな半径を持
ち、ローラの周りを通る為には、変形しなければならない。この変形が、アイス
・キューブ128と成形型126の間の結合を破り、アイス・キューブ128を
投出する。
【0057】 アイス・キューブとその成形型の間の結合を破る為には、成形型の側面全体に
互って剪断力が伝搬しなければならないことに注意されたい。成形型の側面が十
分堅固であれば、こういうことが起こるが、可撓性が強すぎると、そこで起こっ
た変形が頂部まで完全に伝搬しないことがある。この場合、成形型の側面の中又
は外面に沿って、補強材を取入れることが出来る。一実施例(図に示していない
)では外側補強材を使っているが、これは(前に述べたように)成形型の底の縁
を補強するのにも役立つ。
【0058】 ローラの別の形の側面図が図12に示されている。この図には、ローラの好ま
しい三角形400が示されている。三角形400の各辺の真ん中に盛上がり40
2が示されていることに注意されたい。これは実際には1行の盛上がりであり、
その位置は行内にあるアイス・キューブ成形型126の中心に対応する。アイス
・キューブ成形型126は、盛上がり402がそれらと接触する場所に対応する
少なくとも可撓性部分404を持ち、この為盛上がり402が成形型126の中
に突入して、アイス・キューブ128をそれから投出することが出来る。1行の
成形型126が前に進むとき、盛上がり402が、この行を底が垂直になる位置
へ前進させるサイクルの間、最初に成形型126と接触する。
【0059】 図12には、右側に円形ローラ(後側ローラ)を一緒に示してある。円形ロー
ラの利点は、ベルトの所望の運動速度を正確に達成する為に、直径を連続的に変
えることが出来ることである。任意の所望の数の辺を持つ正多角形を用いてもよ
く、この何れでも特定の運動速度が得られる。
【0060】 ベルトは1種類より多くの材料で作ることが出来る。例えば、図13に示すよ
うに、非弾性材料を下側ウエブ500として使うことが出来、このウエブが横方
向ウエブ502並びにアイス・キューブの側面を形成する縦方向の垂直ウエブ5
04を形成する弾性材料に結合される。このような複合構造の利点は、非弾性下
側ウエブ500を、ローラとベルトの間の摩擦に対して一層丈夫にすることが出
来ると共に、ベルト124の寿命を一層長くすることが出来ることである。
【0061】 本発明を好ましい実施例について説明したが、当業者であれば、本発明の範囲
を逸脱せずに、種々の変更を加え、その素子を均等物に置き換えてもよいことが
理解されよう。更に、本発明の本質的な範囲を逸脱せずに、特定の場合又は材料
を本発明の考えに合うようにする為に、色々な変更を加えることが出来る。従っ
て、本発明はここで開示した特定の実施例に制限されるのではなく、本発明が特
許請求の範囲に含まれる全ての実施例を含むことを承知されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 出入りドアを開いた状態の横並び形冷蔵庫の前側斜視図。
【図2】 本発明の一実施例を含む冷蔵庫の一部分を略図で示した側面図。
【図3】 本発明の一実施例による可撓性コンベヤ・ベルトの一部分を略図で示した側面
図。
【図4】 本発明の別の一面を示す略図。
【図5】 本発明の更に別の一面を示す略図。
【図6】 本発明の一実施例による1つの制御方式を示すフローチャート。
【図7】 本発明の別の一面を示す略図。
【図8】 本発明の別の一面を示す略図。
【図9】 本発明の別の一面を示す略図。
【図10】 本発明の別の一面を示す略図。
【図11】 本発明の別の一面を示す略図。
【図12】 本発明の別の一面を示す略図。
【図13】 本発明の別の一面を示す略図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/158,630 (32)優先日 平成11年10月8日(1999.10.8) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/158,634 (32)優先日 平成11年10月8日(1999.10.8) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),AU,BR,C N,JP,KR,MX (72)発明者 シャピロ,アンドリュー・フィリップ アメリカ合衆国、12160、ニューヨーク州、 ニスカユナ、モーニング・サイド・アベニ ュー、1086番 (72)発明者 ヴォルヒース,イエイル・ブルース アメリカ合衆国、12160、ニューヨーク州、 スローンスビル、ボックス・56、アールデ ィー・ナンバー1番 (72)発明者 ホイップル,ウォルター,ザ・サード アメリカ合衆国、12010、ニューヨーク州、 アムステルダム、チャーチ・ストリート、 185番 (72)発明者 シャファー,ティモシー・スコット アメリカ合衆国、40031、ケンタッキー州、 ルグランンジ、グランド・ヴィラ・ドライ ブ、1904番 (72)発明者 ナル,ウィリアム・メリット,ジュニア アメリカ合衆国、40220、ケンタッキー州、 ルイビル、ランターン・ライト・パークウ ェイ、8900番

Claims (92)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フリーザ集成体の中に配置される製氷器に於て、 前記フリーザ集成体のフリーザ区画の中に配置されていて、少なくとも前側ロ
    ーラ及び後側ローラ、並びに該前側及び後側ローラの周りに張力をかけて掛けら
    れた可撓性連続コンベヤ・ベルトを持つコンベヤ集成体であって、該コンベヤ・
    ベルトが個々のキューブを作る為の多数の個別のアイス・キューブ成形型を持っ
    ているコンベヤ集成体と、 前記コンベヤ集成体の下方に配置されていて、前記アイス・キューブを貯蔵す
    る少なくとも1つのアイス・キューブ貯蔵ビンと、 を有することを特徴とする製氷器。
  2. 【請求項2】 前記フリーザ集成体がフリーザ区画及び生鮮食品区画を持つ
    冷蔵庫である請求項1記載の製氷器。
  3. 【請求項3】 前記冷蔵庫が横並び形冷蔵庫である請求項1記載の製氷器。
  4. 【請求項4】 前記可撓性連続コンベヤ・ベルトが、熱可塑性エラストマ、
    ブチル・ゴム、クロロブチル・ゴム、天然ゴム、合成ゴム、ネオプレン・ゴム、
    ポリウレタン、変性エチレン・プロピレン・ジエン、エチレン・プロピレン・ゴ
    ム及びシリコーン・ゴムから成る群で作られている請求項1記載の製氷器。
  5. 【請求項5】 前記可撓性連続コンベヤ・ベルトが約12吋乃至約18吋の
    範囲内の長さを持つ請求項1記載の製氷器。
  6. 【請求項6】 前記可撓性連続コンベヤ・ベルトが約3吋乃至約8吋の範囲
    内の幅を持っている請求項1記載の製氷器。
  7. 【請求項7】 前記可撓性連続コンベヤ・ベルトが約20個乃至約300個
    の個別のアイス・キューブ成形型を持っている請求項1記載の製氷器。
  8. 【請求項8】 前記可撓性連続コンベヤ・ベルトが約10個乃至約30個の
    アイス・キューブ成形型の個別の行を持っている請求項1記載の製氷器。
  9. 【請求項9】 前記アイス・キューブ成形型が堅固な材料で作られていて、
    前記可撓性連続コンベヤ・ベルトに取つけられている請求項1記載の製氷器。
  10. 【請求項10】 前記堅固な材料が、ポリプロピレン、ポリエチレン、ナイ
    ロン及びABSから成る群から選ばれる請求項1記載の製氷器。
  11. 【請求項11】 前記可撓性連続コンベヤ・ベルトが約2個乃至約10個の
    アイス・キューブ成形型の個別の列を持っている請求項1記載の製氷器。
  12. 【請求項12】 更に、前記前側又は後側ローラの内の少なくとも一方に駆
    動結合された第1のモータを有し、該第1のモータが前記ローラを駆動して前記
    ベルトを回転させる為に選択的に付勢可能である請求項1記載の製氷器。
  13. 【請求項13】 前記アイス・キューブ貯蔵ビン内の前記アイス・キューブ
    の詰まり具合が詰まり具合センサによって検出される請求項1記載の製氷器。
  14. 【請求項14】 前記詰まり具合センサが重量を決定する手段である請求項
    13記載の製氷器。
  15. 【請求項15】 前記重量を決定する手段がマイクロスイッチである請求項
    14記載の製氷器。
  16. 【請求項16】 前記詰まり具合センサが超音波レベル検出器である請求項
    13記載の製氷器。
  17. 【請求項17】 前記可撓性コンベヤ・ベルトの1行内にある各々のアイス
    ・キューブ成形型が、深くて狭いせきで各々の隣接するアイス・キューブ成形型
    に接続されている請求項1記載の製氷器。
  18. 【請求項18】 前記可撓性コンベヤ・ベルトが交互のブレードを持つ帳綴
    じ形の井戸を持ち、連続材料の通路が、前記アイス・キューブ成形型を引伸ばす
    方向の蛇行通路を辿るようになっている請求項1記載の製氷器。
  19. 【請求項19】 更に、前記前側ローラに隣接して配置された取込みバーを
    持っていて、前記成形型が前側ローラの上を進むとき、前記アイス・キューブ成
    形型からアイス・キューブを取込む請求項1記載の製氷器。
  20. 【請求項20】 更に、前記フリーザ区画内に配置されると共に、少なくと
    も1つの前記アイス・キューブ成形型の上方に配置された再充填弁を有する請求
    項1記載の製氷器。
  21. 【請求項21】 更に、砕氷器に駆動結合された、フリーザ・ドア内に配置
    された第2のモータを有し、該砕氷器は選択的にアイス・キューブを破砕するか
    、又は丸のま丶のアイス・キューブを送出す請求項1記載の製氷器。
  22. 【請求項22】 前記第2のモータが作動装置を介して付勢される請求項1
    記載の製氷器。
  23. 【請求項23】 前記少なくとも1つのアイス・キューブ貯蔵ビンが前記フ
    リーザ区画のフリーザ・ドアの中に配置されている請求項1記載の製氷器。
  24. 【請求項24】 前記貯蔵ビンが前記フリーザ・ドアの中に永久的に配置さ
    れた成形プラスチック・ビンである請求項23記載の製氷器。
  25. 【請求項25】 前記貯蔵ビンが前記フリーザ・ドアの中に着脱自在に配置
    されたパーティ用アイス容器である請求項23記載の製氷器。
  26. 【請求項26】 前記アイス・キューブ・コンベヤ集成体が前記フリーザ区
    画の上部の中に配置されている請求項1記載の製氷器。
  27. 【請求項27】 前記アイス・キューブ・コンベヤ集成体がコンベヤ・ハウ
    ジング内に配置されている請求項26記載の製氷器。
  28. 【請求項28】 フリーザ・ドア集成体を持つフリーザ区画の中に配置され
    る製氷器に於て、 前記フリーザ区画の中に配置されていて、少なくとも前側ローラ及び後側ロー
    ラ、並びに該前側及び後側ローラの周りに張力をかけて掛けられた可撓性連続コ
    ンベヤ・ベルトを持つコンベヤ集成体であって、該ベルトがその中で個々のアイ
    ス・キューブを作る為の多数の個別のアイス・キューブ成形型を持っているコン
    ベヤ集成体と、 前記コンベヤ集成体の前記前側ローラに隣接して前記フリーザ・ドア集成体の
    上側部分の中に配置され、前記コンベヤ集成体からアイス・キューブを受取る為
    に前記コンベヤ集成体と整合し得る第1のアイス・キューブ貯蔵ビンと、 前記コンベヤ・ベルトを前進させる為に前記コンベヤ集成体に駆動結合された
    第1のモータと、 前記第1のモータに電子的に結合された制御装置と、 前記フリーザ・ドア集成体の下側部分の中に着脱自在に配置されていて、前記
    第1のアイス・キューブ貯蔵ビンからアイス・キューブを受取る為に前記第1の
    アイス・キューブ貯蔵ビンと可変に連通する第2のアイス・キューブ貯蔵ビンと
    、 を有することを特徴とする製氷器。
  29. 【請求項29】 更に、夫々の成形型に水を充填する為に前記制御装置に電
    子的に結合された再充填弁を有する請求項28記載の製氷器。
  30. 【請求項30】 更に、フリーザ・ドアの中に配置された第2のモータを有
    し、該第2のモータが砕氷器に駆動結合され、該砕氷器は選択的にアイス・キュ
    ーブを破砕するか又はそのままの状態で送出す請求項28記載の製氷器。
  31. 【請求項31】 前記制御装置は、前記第1のアイス・キューブ貯蔵ビンに
    対して詰まり具合センサが作動されたとき、前記第1のモータを付勢する信号を
    発生する請求項28記載の製氷器。
  32. 【請求項32】 前記可撓性コンベヤ・ベルトが可撓性重合体で作られてい
    る請求項28記載の製氷器。
  33. 【請求項33】 前記可撓性重合体が、熱可塑性エラストマ、ブチル・ゴム
    、クロロブチル・ゴム、天然ゴム、合成ゴム、ネオプレン・ゴム、ポリウレタン
    、変性エチレン・プロピレン・ジエン、エチレン・プロピレン・ゴム及びシリコ
    ーン・ゴムから成る群で作られている請求項32記載の製氷器。
  34. 【請求項34】 前記アイス・キューブ成形型が前記可撓性コンベヤ・ベル
    トの材料の中に直接的に成形されている請求項28記載の製氷器。
  35. 【請求項35】 前記アイス・キューブ成形型が堅固な材料で作られていて
    、前記コンベヤ・ベルトに固着されている請求項28記載の製氷器。
  36. 【請求項36】 前記堅固な材料が、ポロプロピレン、ポリエチレン、ナイ
    ロン及びABSから成る群から選ばれる請求項35記載の製氷器。
  37. 【請求項37】 前記可撓性コンベヤ・ベルトの公称の直線的な長さ(l)
    が約12吋乃至約18吋の範囲内である請求項28記載の製氷器。
  38. 【請求項38】 前記可撓性コンベヤ・ベルトの公称幅(w)が約3吋乃至
    約8吋の範囲内である請求項28記載の製氷器。
  39. 【請求項39】 前記可撓性コンベヤ・ベルトの公称深さ(d)が約0.5
    吋乃至約1.5吋の範囲内である請求項28記載の製氷器。
  40. 【請求項40】 前記アイス・キューブ成形型の公称の数が約20個乃至約
    300個の範囲内である請求項28記載の製氷器。
  41. 【請求項41】 前記アイス・キューブ成形型の行の公称の数が約10個乃
    至約30個の範囲内である請求項28記載の製氷器。
  42. 【請求項42】 前記アイス・キューブ成形型の列の公称の数が約2個乃至
    約10個の範囲内である請求項28記載の製氷器。
  43. 【請求項43】 個別のアイス・キューブ成形型の寸法が、約0.75吋乃
    至約2吋の間の公称の長さ(x)及び約0.5吋乃至約1.5吋の範囲内の公称
    の幅(y)を含む請求項28記載の製氷器。
  44. 【請求項44】 前記アイス・キューブ成形型が種々の装飾キューブの形で
    構成されている請求項28記載の製氷器。
  45. 【請求項45】 前記装飾キューブの形が魚、ペンギン、帆立貝及び半球形
    を含む請求項44記載の製氷器。
  46. 【請求項46】 前記第1のアイス・キューブ貯蔵ビンが前記フリーザ・ド
    ア集成体の中に直接的に成形されている請求項28記載の製氷器。
  47. 【請求項47】 前記第1のアイス・キューブ貯蔵ビンが前記フリーザ・ド
    ア集成体に固着されている請求項28記載の製氷器。
  48. 【請求項48】 前記第1のアイス・キューブ貯蔵ビンが前記フリーザ・ド
    ア集成体の一部分の中に着脱自在に配置されている請求項28記載の製氷器。
  49. 【請求項49】 更に、前記前側ローラに隣接して配置された取込みバーを
    持っていて、前記アイス・キューブ成形型が前記前側ローラの上を前向きに回転
    するときに、各々のアイス・キューブの一部分と接触して、該アイス・キューブ
    が前記アイス・キューブ成形型から投出されるのを助けるようにした請求項28
    記載の製氷器。
  50. 【請求項50】 前記再充填弁が、全体として前記アイス・キューブ成形型
    の少なくとも1行の上方に配置されるように、前記フリーザ区画内に配置される
    請求項29記載の製氷器。
  51. 【請求項51】 ベルト位置センサが、前記コンベヤ・ベルトが再充填用の
    正しい位置にあるときを示す信号を前記制御装置に対して発生したときに、前記
    再充填弁が作動される請求項29記載の製氷器。
  52. 【請求項52】 前記ベルト位置センサが、前記コンベヤ・ベルトの下側ウ
    エブから夫々のアイス・キューブ成形型の側壁を通り越すバンドに穿けられた孔
    を検出する請求項51記載の製氷器。
  53. 【請求項53】 前記バンドに隣接して配置された赤外発光ダイオードが、
    その間を孔が通過したときにだけ、前記バンドの下方にあるフォトダイオードに
    達する光を放出する請求項52記載の製氷器。
  54. 【請求項54】 前記制御装置は、前記フォトダイオードからの信号を処理
    することによって、前記孔が存在するかどうか、並びに該孔が前記発光ダイオー
    ド及び前記フォトダイオードの間にあるかを判断し、該制御装置が前記第1のモ
    ータを停止して、水量の分与を開始する請求項53記載の製氷器。
  55. 【請求項55】 前記再充填弁が、回転形多重ポート弁及び計量器ハウジン
    グで構成された計量機構である請求項29記載の製氷器。
  56. 【請求項56】 前記計量器ハウジングが可撓膜によって第1の部分及び第
    2の部分に分割された約10−50 mlの封入容積で構成されている請求項5
    5記載の製氷器。
  57. 【請求項57】 管が前記回転弁及び製氷用充填管、水分与管及び水源を接
    続している請求項56記載の製氷器。
  58. 【請求項58】 前記弁が、再充填の際、前記水源を前記計量器ハウジング
    の前記第1の部分に接続すると共に前記製氷用充填管を前記計量器ハウジングの
    前記第2の部分に同時に接続し、前記水源の圧力が前記可撓膜を押して、前記計
    量器ハウジングの前記第2の部分にある水を前記充填管に押し出し、前記膜が前
    記第2の部分を完全に横断する為の適当な長さの時間の後、前記回転弁が、前記
    水源を前記計量器ハウジングの前記第2の部分に接続すると同時に、前記計量器
    ハウジングの前記第1の部分を前記製氷用充填管に接続するように移動し、前記
    水源の圧力によって、前記膜が前記計量器ハウジング内で強制的に後向きに移動
    させて、前記計量器ハウジングの前記第1の部分にある水を前記充填管に押し出
    すようにした請求項57記載の製氷器。
  59. 【請求項59】 前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビンが、前記第1のアイ
    ス・キューブ貯蔵ビンより下方の前記フリーザ・ドアの下側部分の中に配置され
    ている請求項28記載の製氷器。
  60. 【請求項60】 更に、検出センサが前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビン
    に結合されて、前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビンが所定位置にないとき、製
    氷器が前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビンにアイス・キューブを送出すことを
    防止する請求項28記載の製氷器。
  61. 【請求項61】 前記検出センサが、前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビン
    の特別の幾何学的な特長によって作動されるマイクロスイッチである請求項60
    記載の製氷器。
  62. 【請求項62】 前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビンの特別の幾何学的な
    特長がピン又は突片である61記載の製氷器。
  63. 【請求項63】 前記検出センサが前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビンに
    挿入された金属を検出する誘導形近接センサである請求項60記載の製氷器。
  64. 【請求項64】 前記検出センサが前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビンに
    接着した反射面を検出する光センサである請求項60記載の製氷器。
  65. 【請求項65】 更に、前記第1のアイス・キューブ貯蔵ビンの中又はその
    周りに配置されていて、前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビン内のアイス・キュ
    ーブのレベルがサイクルを開始する予め設定された充填レベルより下方に下がっ
    たという信号を前記制御信号に対して発生する第1の詰まり具合センサを有し、
    前記制御装置が前記第1のモータを付勢する請求項28記載の製氷器。
  66. 【請求項66】 前記第1のアイス・キューブ貯蔵ビン内のアイス・キュー
    ブの詰まり具合が予め設定した充填レベルより下方に下がるとき、前記第1のモ
    ータが付勢され、氷完成センサが、送出そうとするアイス・キューブの夫々1行
    が凍結したという信号を前記制御装置に対して発生し、サイクルが開始され、前
    記第1のモータが前記アイス・キューブ成形型の完全な1行分だけ前記コンベヤ
    ・ベルトを前進させ、前記再充填弁が1行の空の成形型に対して水を送出す請求
    項65記載の製氷器。
  67. 【請求項67】 前記氷完成センサが前記ベルトと摺動接触している温度セ
    ンサであって、アイス・キューブが送出される前記前側ローラに隣接した位置に
    ある請求項66記載の製氷器。
  68. 【請求項68】 前記温度センサがサーミスタ又は熱電対である請求項67
    記載の製氷器。
  69. 【請求項69】 時間及び温度を積分して、それを超えれば氷が凍結するこ
    とが判っている度数−分設定点を発生する請求項66記載の製氷器。
  70. 【請求項70】 それより下では氷が凍結することが判っている温度カット
    オフを用いる請求項66記載の製氷器。
  71. 【請求項71】 前記温度カットオフが約15°Fである請求項70記載の
    製氷器。
  72. 【請求項72】 前記氷完成センサが、前記前側ローラの近くで前記ベルト
    の下方に配置された静電容量センサであって、静電容量ブリッジ回路の一部分を
    形成する請求項66記載の製氷器。
  73. 【請求項73】 励振周波数を前記静電容量ブリッジに印加し、該ブリッジ
    は夫々のアイス・キューブが空であるとき、前記ブリッジの両端の電圧が殆どゼ
    ロであり、夫々のアイス・キューブ成形型に水があるとき、水の誘電率が空気の
    約80倍である為に、前記氷完成センサの静電容量の読みが急激に増加してブリ
    ッジを不平衡とするように平衡しており、水が凍結するとき、誘電率が空気の約
    6倍まで下がり、ブリッジの不平衡が小さくなり、氷完成センサから前記制御装
    置に対して送られる信号が減少するようになっている請求項72記載の製氷器。
  74. 【請求項74】 前記詰まり具合センサが重量を決定する手段である請求項
    65記載の製氷器。
  75. 【請求項75】 前記重量を決定する手段がマイクロスイッチである請求項
    74記載の製氷器。
  76. 【請求項76】 前記詰まり具合センサが超音波レベル検出器である請求項
    65記載の製氷器。
  77. 【請求項77】 前記超音波レベル検出器が超音波発信器、超音波受信器、
    及び前記発信器に超音波の短いバーストを発生させることが出来ると共に該短い
    バースト及び前記受信器が受信した戻りエコーの間の時間を測定し得る電子回路
    で構成されており、前記時間が、前記詰まり具合センサとアイス・キューブの一
    番上の層の間の距離に比例している請求項76記載の製氷器。
  78. 【請求項78】 前記詰まり具合センサが、前記光スイッチが光を送出すと
    きに前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビンの詰まり具合を検出すると共に、フォ
    トダイオードを用いて反射光強度を検出して、反射光の高い強度がアイスにごく
    接近していること又は満杯を示すような光近接スイッチで構成されている請求項
    65記載の製氷器。
  79. 【請求項79】 更に、前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビンの中又は周り
    に配置されて、第2のアイス・キューブ貯蔵ビン内のアイス・レベルがサイクル
    を開始する予め設定した充填レベルより下がったという信号を前記制御装置に対
    して発生する第2の詰まり具合センサを有し、前記制御装置が前記第2のモータ
    を付勢して、前記第1のアイス・キューブ貯蔵ビン内に配置されたオーガー機構
    を回転させる請求項48記載の製氷器。
  80. 【請求項80】 前記制御装置が、方向転換器を切換える信号を発生して、
    アイス・シュートがディスペンサに対してアイス・キューブを送出すのを阻止す
    ると共に、アイス・キューブが前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビンへ通過する
    ことを許す請求項79記載の製氷器。
  81. 【請求項81】 前記詰まり具合センサが重量を決定する手段である請求項
    79記載の製氷器。
  82. 【請求項82】 前記重量を決定する手段がマイクロスイッチである請求項
    81記載の製氷器。
  83. 【請求項83】 前記詰まり具合センサが超音波レベル検出器である請求項
    79記載の製氷器。
  84. 【請求項84】 前記超音波レベル検出器が、超音波発信器と、超音波受信
    器と、前記発信器に超音波の短いバーストを発生させることが出来ると共に前記
    短いバースト及び前記受信器が受信した戻りエコーの間の時間を測定することが
    出来る電子回路とで構成されており、この時間が前記詰まり具合センサ及びアイ
    ス・キューブの一番上側の層の間の距離に比例している請求項83記載の製氷器
  85. 【請求項85】 前記詰まり具合センサが、前記光スイッチが光を送出すと
    きに、前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビンの詰まり具合を検出すると共に、フ
    ォトダイオードを用いて反射光強度を検出して、反射光の高い強度がアイスにご
    く接近していること又は満杯状態を表すようにする光近接スイッチで構成されて
    いる請求項83記載の製氷器。
  86. 【請求項86】 コンベヤ集成体と、 前記コンベヤ集成体に駆動結合された第1のモータと、 砕氷器及びオーガー機構に駆動結合された第2のモータと、 前記コンベヤ集成体に隣接して配置された再充填弁と、 第1のアイス・キューブ貯蔵ビンと、 着脱自在の第2のアイス・キューブ貯蔵ビンと、 前記第1のモータ及び前記第2のモータに電気的に結合された制御装置と、 を有する製氷器。
  87. 【請求項87】 前記コンベヤ集成体が、少なくとも前側ローラ及び後側ロ
    ーラと、該前側及び後側ローラの周りに張力をかけて掛けられた可撓性連続コン
    ベヤ・ベルトとを有し、該コンベヤ・ベルトはその中で個々のキューブを作る為
    の多数の個別のアイス・キューブ成形型を持っている請求項86記載の製氷器。
  88. 【請求項88】 更に、前記コンベヤ・ベルトが正しい再充填位置にあるこ
    とを示す信号を前記制御装置に対して発生するベルト位置センサを有する請求項
    86記載の製氷器。
  89. 【請求項89】 更に、前記第1のアイス・キューブ貯蔵ビンの中又は周り
    に配置されていて、該第1のアイス・キューブ貯蔵ビン内のアイス・キューブの
    レベルが予め設定したレベルより下がったときに制御装置に対して信号を発生す
    る第1の詰まり具合センサを有する請求項86記載の製氷器。
  90. 【請求項90】 前記第2のアイス・キューブ貯蔵ビンの中又は周りに配置
    されていて、該第2のアイス・キューブ貯蔵ビン内のアイス・キューブのレベル
    が予め設定したレベルより下がったときに前記制御装置に対する信号を発生する
    第2の詰まり具合センサを有する請求項86記載の製氷器。
  91. 【請求項91】 更に、アイス・キューブの夫々の行が凍結したという信号
    を制御装置に対して発生する氷完成センサを有する請求項86記載の製氷器。
  92. 【請求項92】 氷を運ぶ手段と、 前記氷を運ぶ手段に駆動結合された第1のモータ手段と、 砕氷手段及びオーガー手段に駆動結合された第2のモータ手段と、 前記氷を運ぶ手段に隣接して配置された再充填手段と、 氷を貯蔵する第1の手段と、 氷を貯蔵する着脱自在の第2の手段と、 前記第1のモータ手段及び前記第2のモータ手段に結合された制御手段と、 を有する製氷器。
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