JP2003298178A - 発光素子駆動装置および画像形成装置 - Google Patents

発光素子駆動装置および画像形成装置

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JP2003298178A JP2002094288A JP2002094288A JP2003298178A JP 2003298178 A JP2003298178 A JP 2003298178A JP 2002094288 A JP2002094288 A JP 2002094288A JP 2002094288 A JP2002094288 A JP 2002094288A JP 2003298178 A JP2003298178 A JP 2003298178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザダイオードのバイアス電流が固定だ
と、温度変化や経時変化による光出力−順方向電流特性
の変動に追従できない。 【解決手段】 フォトダイオードPD→コンパレータ1
2−1→サンプルホールド回路13−1→電圧−電流変
換回路14−1→スイッチ回路16→電流加算器17→
駆動回路18→レーザダイオードLDによるAPCルー
プ以外に、フォトダイオードPD→コンパレータ12−
1〜12−n→サンプルホールド回路13−1〜13−
n→電圧−電流変換回路14−1〜14−n→演算回路
15→電流加算器17→駆動回路18→レーザダイオー
ドLDによるバイアス設定用ループを設け、基準電圧V
ref1〜Vrefnに対応した電流I1〜Inを得て
これら電流I1〜Inから演算回路15でしきい値電流
Ithを求め、このしきい値電流Ithを基準にバイア
ス電流Ibiasを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発光素子駆動装置
および画像形成装置に関し、特にレーザダイオード(半
導体レーザ)等の発光素子を駆動する駆動装置およびレ
ーザダイオードを光源として搭載したレーザプリンタや
複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発光素子の一種である例えばレーザダイ
オードは、注入電流を増加させていくと、しきい値電流
(発振開始電流)Ithで光出力が立ち上がる特性を持
っており、活性領域が小さいとしきい値電流Ithは小
さい。また、レーザダイオードの温度が高いほどしきい
値電流Ithは大きくなり、ある温度以上になると光出
力の増加の割合は小さくなる。このレーザダイオードに
は、カソード側から電流を引き込むアノードコモンタイ
プのものと、アノード側へ電流を流し込むカソードコモ
ンタイプのものとがある。
【0003】レーザダイオードは、レーザプリンタや複
写機等の画像形成装置において、その光源として用いら
れている。このレーザゼログラフィーの分野では、近
年、プリント速度のより高速化の要求に応えるために、
複数のレーザビームを出射可能なマルチビームタイプの
レーザダイオード(以下、単に「マルチビームレーザ」
と記す場合もある)が用いられるようになってきてい
る。そして、このマルチビームレーザでは、製造が容易
であるとの理由から、カソードコモンタイプが主流とな
っている。因みに、シングルビームタイプのレーザダイ
オードでは、アノードコモンタイプが主流である。
【0004】ところで、レーザダイオードにステップ状
の電流を流したとすると、レーザ発振はある時間だけ遅
れて立ち上がる。すなわち、発振立ち上がりに時間遅れ
が生ずる。以下、この発振立ち上がりの時間遅れを発振
遅れあるいは発振遅延と呼ぶこととする。この発振遅れ
の時間を短くするために、レーザダイオードの駆動に当
たって、常時バイアス電流を流すようにしているのが一
般的である。従来は、このバイアス電流を一定に設定し
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、バイアス電流
を固定とした場合、レーザダイオードの光出力−順方向
電流特性が温度変化や経時(経年)変化によって変動し
たとしてもそれに追従できないことになる。また、レー
ザダイオードとその駆動装置との組み合わせによって
は、しきい値電流Ithがばらついたり、あるいは駆動
装置内での設定電流がばらついたりすることで、発光し
てはならないバイアス電流の状態でレーザダイオードが
発光してしまうという不具合が発生する。
【0006】このような不具合が発生しないようにする
ために、レーザダイオードのしきい値電流Ithのばら
つきや駆動装置での設定電流のばらつき分を考慮して、
しきい値電流Ithに対してマージンをもってバイアス
電流を設定するようにしていた。この場合、バイアス電
流はレーザダイオード個々のしきい値電流Ithとかけ
離れて設定されることになる。その結果、発振遅れを解
消するためのバイアス電流であるにも拘らず、しきい値
電流Ithとかけ離れて設定されることで発振遅れを十
分に解消できず、発振遅れが残ってしまう。この発振遅
れは、レーザダイオードの動作スピードの高速化を図る
上で妨げとなる。
【0007】また、マルチビームレーザで主流のカソー
ドコモンタイプでは、アノードコモンタイプに比べて、
しきい値電流Ithに対してバイアス電流がどこに設定
されているかによってレーザダイオードの動作スピード
が影響を受け易いことが知られている。したがって、特
にカソードコモンタイプのレーザダイオードを駆動する
に当たっては、動作スピードの高速化を図る上で、最適
なバイアス電流の設定が重要となってくる。
【0008】また、従来技術として、個々のレーザダイ
オードにて固定のオフセット電流とバイアス電流による
光出力とが一定の関係になるようにバイアス電流を調整
し、その調整の終了後に、オフセット電流を除いてバイ
アス電流を流すようにする構成のレーザダイオード駆動
装置が知られている(特開平6−204592号公報参
照)。しかし、この従来技術の場合、個々のレーザダイ
オードのしきい値電流Ithのばらつきについては吸収
できるものの、温度変化や経時変化による光出力−順方
向電流特性の傾き、即ち光出力の順方向電流に対する増
加の割合の変化には追従できない。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、温度変化や経時変化
によって発光素子の光出力−順方向電流特性が変化して
も常に最適なバイアス電流を設定可能な発光素子駆動装
置およびこれを搭載した画像形成装置を提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による発光素子駆
動装置は、発光素子の光出力を第1基準電圧と比較しそ
の差分信号に基づいて前記発光素子の光出力を制御する
第1の制御手段と、前記発光素子の光出力を前記第1基
準電圧よりも低い第2基準電圧と比較しその差分信号に
基づいて前記発光素子の光出力を制御する少なくとも1
つの第2の制御手段と、前記第1,第2の制御手段によ
る制御によって前記発光素子に流れる少なくとも2つの
電流に基づいて前記発光素子に流すバイアス電流を設定
するバイアス設定手段とを備えた構成となっている。こ
の発光素子駆動装置は、レーザダイオードを光源とする
画像形成装置において、そのレーザダイオードの駆動装
置として用いられる。
【0011】上記構成の発光素子駆動装置において、第
1の制御手段は、発光素子の光出力が常に一定となるよ
うに制御する。これがAPC(Automatic Power Contro
l;自動出力制御)である。このAPC動作により、第1
基準電圧に対応して発光素子に流れる電流(一定電流)
が得られる。一方、第2の制御手段では、第1基準電圧
よりも低い第2電圧を基準とすることで、第2基準電圧
に対応した電流が少なくとも1つ得られる。こうして得
られた少なくとも2つの電流から、発光素子の光出力−
電流特性に基づいて発光素子が発光するしきい値電流を
求めることができることから、バイアス設定手段は、少
なくとも2つの電流に基づいて発光素子に流すバイアス
電流を設定する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態に係る発光素
子駆動装置の構成を示すブロック図である。ここでは、
駆動対象の発光素子が例えばレーザダイオードLDの場
合を例に挙げて説明するものとする。
【0014】レーザダイオードLDの光出力−順方向電
流特性には、先述したように、温度変化や経年劣化によ
る変動があるために、レーザダイオードの駆動装置で
は、一般的に、レーザダイオードLDの発振出力を常に
安定にするための制御、即ちAPCが行われている。こ
のAPCは、レーザダイオードLDの光出力をフォトダ
イオードPDで受光し、その受光出力に基づいて行われ
る。
【0015】具体的には、図1において、フォトダイオ
ードPDに対して抵抗Rが電源VCC−グランド間で直
列に接続されており、レーザダイオードLDの光出力が
フォトダイオードPDで光電変換され、その光電変換に
よって得られる電流が抵抗Rで電圧(以下、モニター電
圧と示す)に変換され、本レーザダイオード駆動装置1
0にモニター端子11を介して入力される。
【0016】レーザダイオード駆動装置10は、n個の
コンパレータ12−1〜12−n、n個のサンプルホー
ルド(S/H)回路13−1〜13−n、n個の電圧−
電流(V−I)変換回路14−1〜14−n、演算回路
15、スイッチ回路16、電流加算器17および駆動回
路18を有する構成となっており、例えばドライバーI
CとしてIC化されて用いられる。n個のコンパレータ
12−1〜12−nの各々には、モニター端子11を介
して入力されるフォトダイオードPDのモニター電圧V
monが非反転(+)入力として共通に与えられる。
【0017】コンパレータ12−1は、基準入力端子1
9−1を介して外部から与えられる基準電圧Vref1
を反転(−)入力としてモニター電圧Vmonと比較
し、その差分電圧を出力する。サンプルホールド回路1
3−1は、コンパレータ12−1から出力される差分電
圧をサンプル&ホールドする。電圧−電流変換回路14
−1は、サンプルホールド回路13−1のホールド電圧
を電流I1に変換し、演算回路15およびスイッチ回路
16に供給する。
【0018】スイッチ回路16は、データ入力端子20
を介して入力されるデータに応じてオン/オフ(スイッ
チング)動作し、電圧−電流変換回路14−1から供給
される電流I1に応じたスイッチング電流Iswを、電
流加算器17にその一方の加算入力として与える。電流
加算器17は、後述するバイアス電流Ibiasをその
他方の加算入力とし、その出力電流を駆動回路18に供
給する。駆動回路18は、電流加算器17から供給され
る電流に応じた駆動電流を、出力端子21を介してレー
ザダイオードLDのアノードに流し込むことによって当
該レーザダイオードLDを駆動する。
【0019】ここで、フォトダイオードPD→コンパレ
ータ12−1→サンプルホールド回路13−1→電圧−
電流変換回路14−1→スイッチ回路16→電流加算器
17→駆動回路18→レーザダイオードLDのループ
が、レーザダイオードLDの発振出力を常に安定にする
ための制御を行うAPCループとなる。
【0020】これに対して、フォトダイオードPD→コ
ンパレータ12−1〜12−n→サンプルホールド回路
13−1〜13−n→電圧−電流変換回路14−1〜1
4−n→演算回路15→電流加算器17→駆動回路18
→レーザダイオードLDのループが、レーザダイオード
LDに流すバイアス電流Ibiasを最適値に設定する
ための制御を行うバイアス設定用ループとなる。このバ
イアス設定用ループについて以下に説明する。
【0021】外部から1系統目の基準入力端子19−1
に基準電圧Vref1が印加されるのに対して、2系統
目以降の基準入力端子19−2〜19−nには、基準電
圧Vref1よりも低くかつ当該基準電圧Vref1と
それぞれ所定の比率の関係にある基準電圧Vref2〜
Vrefnが印加される。
【0022】コンパレータ12−2〜12−nは、基準
入力端子19−2〜19−nを介して外部から与えられ
る基準電圧Vref2〜Vrefnを反転入力としてモ
ニター電圧Vmonとそれぞれ比較し、それらの差分電
圧を出力する。サンプルホールド回路13−2〜13−
nは、コンパレータ12−2〜12−nから出力される
各差分電圧をそれぞれサンプル&ホールドする。電圧−
電流変換回路14−2〜14−nは、サンプルホールド
回路13−2〜13−nの各ホールド電圧をそれぞれ電
流I2〜Inに変換して演算回路15に供給する。
【0023】演算回路15は、電圧−電流変換回路14
−1〜14−nから与えられる各電流I1〜Inを用い
てレーザダイオードLDの光出力−順方向電流特性の傾
きを求めるとともに、この傾きからレーザダイオードL
Dのしきい値電流Ithを求め、このしきい値電流It
hの極近傍(理想的には、=Ith)の電流値をレーザ
ダイオードLDのバイアス電流Ibiasの最適値とし
て設定するバイアス設定手段として機能する。ここで設
定されたバイアス電流Ibiasは、電流加算器17お
よび駆動回路18を経由してレーザダイオードLDにそ
のアノード側から駆動電流として流し込まれる。
【0024】すなわち、レーザダイオードLDの光出力
−順方向電流特性において、発振領域の特性が直線でほ
ぼ近似できることに着目し、演算回路15ではこの直線
性を利用して電流I1〜Inから発振領域の特性の傾き
を求め、さらにこの傾きからレーザダイオードLDのし
きい値電流Ithを求めることにより、駆動対象のレー
ザダイオードLDに最適なバイアス電流Ibiasの設
定が行われる。以下、このバイアス電流Ibiasの制
御をオートバイアスコントロールと呼ぶこととする。
【0025】ここで、上記構成のレーザダイオード駆動
装置10において、APC動作時には、APCループ側
のサンプルホールド回路13−1があるタイミングでコ
ンパレータ12−1の差分電圧をサンプリングし、以降
そのサンプリングした値をホールドすることで、そのホ
ールド電圧に対応した電流にて入力データDATAに基
づくレーザダイオードLDの駆動が行われる。また、こ
のAPC動作でのサンプリングタイミングから僅かに遅
れたタイミングでバイアス設定用ループ側でのサンプル
&ホールドが行われることになる。
【0026】上述したように、本実施形態に係るレーザ
ダイオード駆動装置10では、本来のAPCループ以外
にバイアス設定用ループを設け、基準電圧Vref1〜
Vrefnに対応した電流I1〜Inを得てこれら電流
I1〜Inからしきい値電流Ithを求め、このしきい
値電流Ithを基準にバイアス電流Ibiasを設定す
るようにしたことで、レーザダイオード個々のしきい値
電流Ithのばらつきや駆動装置での設定電流のばらつ
き分を考慮することなく、しきい値電流Ithの極近傍
にバイアス電流Ibiasを自動的に設定できる。これ
により、レーザダイオードLDの発振遅れを抑えること
ができるため、レーザダイオードLDの高速動作が可能
となる。
【0027】しかも、しきい値電流Ithは個々のレー
ザダイオードの光出力−順方向電流特性の傾き(光出力
の順方向電流に対する増加の割合)に依存しているの
で、当該特性が温度変化や経年変化によって変動したと
しても、上述したオートバイアスコントロールによって
その変動に対応することができるため、レーザダイオー
ドの光出力−順方向電流特性の傾きの変化に常に追従し
た最適なバイアス電流Ibiasを自動的に設定でき
る。
【0028】なお、上記実施形態では、本来のAPC動
作を行うための制御系以外に、バイアス設定動作を行う
ために(n−1)系統の制御系を設けるとしたが、最低
限1系統の制御系を設け、計2個の基準電圧Vref
1,Vref2にそれぞれ対応した2つの電流I1,I
2を得ることで、レーザダイオードLDの光出力−順方
向電流特性における発振領域の特性の傾きを算出し、こ
の傾きからしきい値電流Ithを求めることができる。
この場合の具体例について以下に説明する。
【0029】また、上記実施形態では、アノード側へ電
流を流し込むカソードコモンタイプのレーザダイオード
を駆動する場合を例に挙げて説明したが、本発明はカソ
ード側から電流を引き込むアノードコモンタイプのレー
ザダイオードの駆動にも適用可能であり、さらには駆動
対象の発光素子としては、レーザダイオードに限られる
ものではなく、特に光出力−順方向電流特性において、
発振領域の特性が直線でほぼ近似できる発光素子全般に
適用可能である。
【0030】[第1具体例]図2は、バイアス設定動作
を行うための制御系を1系統有する本発明の第1具体例
に係るレーザダイオード駆動装置の構成を示すブロック
図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して
示している。
【0031】図2において、基準入力端子19−1は、
APC動作を行うための制御系を構成するコンパレータ
14−1の反転入力端に接続されている。この基準入力
端子19−1には、外部から基準電圧Vref1が与え
られる。一方、基準入力端子19−2は、バイアス設定
動作を行うための制御系を構成するコンパレータ14−
2の反転入力端に接続されている。この基準入力端子1
9−2と基準入力端子19−1との間には抵抗R11
が、基準入力端子19−2とグランドとの間には抵抗R
12がそれぞれ接続されている。
【0032】ここで、抵抗R11,R12の各抵抗値は
例えば等しくなるように設定されている。これにより、
抵抗R11,R12の共通接続点(分圧点)には、基準
電圧Vref1の1/2の電圧が得られる。そして、こ
のVref1/2の電圧が基準電圧Vref2としてコ
ンパレータ14−2の反転入力端に与えられる。すなわ
ち、基準入力端子19−1に基準電圧Vref1を外部
から与えることで、コンパレータ14−2の基準電圧V
ref2が基準電圧Vref1に対して所定の比率(本
例では、1/2)で自動的に設定されることになる。
【0033】なお、本具体例では、基準電圧Vref2
を抵抗R11,R12の分圧比で決まる電圧値に固定と
したが、その分圧比で決まる電圧値以外の電圧値に設定
したい場合には、所望の電圧値の基準電圧Vref2を
外部から基準入力端子19−2に与えるようにすれば良
い。ただし、このときは、抵抗R11,R12による分
圧電圧が外部からの電圧に影響を与えない程度に、抵抗
R11,R12の各抵抗値が大きく設定されていること
が条件となる。
【0034】また、基準電圧Vref2を任意の電圧値
に設定するための他の手法としては、グランド側の抵抗
R12を基準入力端子19−2に対して外付けとし、こ
の外付けの抵抗R12の抵抗値を任意に設定する手法も
考えられる。このように、基準電圧Vref2の電圧値
を外部から任意に設定可能とし、その電圧値を変えるこ
とで、後述する光出力−順方向電流特性における発振領
域の直線特性の傾きを求める際に、その傾きを駆動対象
のレーザダイオード個々の特性に対応して任意に設定す
ることができる。
【0035】スイッチ回路16は、エミッタが共通接続
された差動対トランジスタQ11,Q12を有する差動
回路構成となっている。差動対トランジスタQ11,Q
12は、データ入力端子20A,20Bを介して入力さ
れるデータDATAを各ベース入力とし、そのエミッタ
共通接続点がV−I変換回路12−1の出力端に接続さ
れている。トランジスタQ11のコレクタは端子22に
接続されている。端子22と外部電源VCCとの間に
は、外付け抵抗R13が接続されている。トランジスタ
Q12のコレクタは演算回路15の出力端と接続されて
いる。この接続点Oが電流加算器17に相当する。
【0036】駆動回路18は、ベース・コレクタが共通
接続(ダイオード接続)されたトランジスタQ13と、
このトランジスタQ13とベースが共通接続されたトラ
ンジスタQ14と、これらトランジスタQ13,Q14
の各エミッタと内部電源Vccとの間にそれぞれ接続さ
れた抵抗R14,R15とを有するカレントミラー回路
構成となっている。トランジスタQ13のベース・コレ
クタは、電流加算器17である接続点Oに接続されてい
る。トランジスタQ14のコレクタは、出力端子21に
接続されている。
【0037】このカレントミラー回路構成の駆動回路1
8では、トランジスタQ13のコレクタ電流に対してト
ランジスタQ14のコレクタ電流が所定倍、例えば5倍
となるようにトランジスタQ13,Q14のトランジス
タサイズが設定されている。これにより、電流加算器1
7でスイッチング電流Iswとバイアス電流Ibias
とを加算して得られる電流の5倍の駆動電流が出力端子
21を通してレーザダイオードLDに供給されることに
なる。
【0038】本具体例に係るレーザダイオード駆動装置
ではさらに、バイアス電流Ibiasにオフセット電流
Ioffを設定するためのオフセット電流設定回路23
を有している。このオフセット電流設定回路23は、オ
ペアンプ231、トランジスタQ15、電流源232,
233および外付け抵抗RBを有する構成となってい
る。オペアンプ231の非反転入力端には、外部から端
子24を介してバイアス電圧VBが与えられる。トラン
ジスタQ15は、ベースがオペアンプ231の出力端
に、エミッタがオペアンプ231の反転入力端にそれぞ
れ接続されている。
【0039】トランジスタQ15のエミッタはさらに、
端子25に接続された外付け抵抗RBを介して接地され
ている。電流源232は、トランジスタQ15のコレク
タと内部電源Vccとの間に接続されている。電流源2
33は内部電源Vccと演算回路15の出力端との間に
接続され、電流源232と共にカレントミラー回路を構
成することで、電流源232に流れる電流に比例した電
流をオフセット電流Ioffとして出力する。
【0040】このオフセット電流設定回路23におい
て、オフセット電流Ioffの電流値は、バイアス電圧
VBの電圧値および外付け抵抗RBの抵抗値によって決
まる。したがって、バイアス電圧VBの電圧値を固定と
した場合、外付け抵抗RBの抵抗値によってオフセット
電流Ioffの電流値を任意に変えることができる。こ
のオフセット電流Ioffは、レーザダイオードLDの
しきい値電流Ithに対して設定されるバイアス電流I
biasにオフセットを持たせる作用をする。
【0041】上記構成の第1具体例に係るレーザダイオ
ード駆動装置において、基準電圧Vref2を基準電圧
Vref1と任意の比率、本例では1/2に設定し、本
来のAPC動作を行うための制御系で電流I1を求める
とともに、オートバイアスコントロール動作を行うため
の制御系で電流I2を求める。ここで、先述したよう
に、レーザダイオードLDの光出力−順方向電流特性に
おいて、発振領域の特性が直線でほぼ近似できる。
【0042】図3(A)に、レーザダイオードLDの光
出力−順方向電流特性および電流I1,I2の関係を示
す。また、同図(B)に、フォトダイオードPDの光出
力−出力電流特性を示す。これらの特性図から明らかな
ように、電流I1,I2から発振領域の特性の傾きを求
め、さらにこの傾きからレーザダイオードLDのしきい
値電流Ithを求めることで、駆動対象のレーザダイオ
ードLDに最適なバイアス電流Ibiasを設定でき
る。上記の演算処理は、演算回路15において行われ
る。
【0043】次に、レーザダイオードLDのしきい値電
流Ithを求め、駆動対象のレーザダイオードLDに最
適なバイアス電流Ibiasを設定するための手順につ
き、図4のフローチャートにしたがって説明する。
【0044】先ず、基準電圧Vref1と基準電圧Vr
ef2とを任意の比率N:1(本例では、Vref1:
Vref2=2:1)に設定し(ステップS11)、レ
ーザダイオードLDの光出力の比率P1:P2をN:1
にする(ステップS12)。この光出力の比率P1:P
2の設定により、図3の特性図から明らかなように、フ
ォトダイオードPDの出力電流の比率Ip1:Ip2が
N:1となる(ステップS13)。
【0045】そして、これらの比率が設定されているこ
とを前提として、本来のAPC動作を行うループとオー
トバイアスコントロール動作を行うループとを各ループ
のタイミングで動作させて電流I1,I2を求める(ス
テップS14)。ここで、図3(A)の特性図から明ら
かなように、 I1−Ith:I2−Ith=N:1 ……(1) の関係にある。
【0046】上記(1)式を解くと、 (N−1)Ith=NI2−I1 となり、 Ith=(NI2−I1)/(N−1)……(2) となる。
【0047】すなわち、演算回路15では、ステップS
14で求めた電流I1,I2から、しきい値電流Ith
を算出する(ステップS16)。そして、この算出した
しきい値電流Ithを基準として駆動対象のレーザダイ
オードLDに最適なバイアス電流Ibias、即ちしき
い値電流Ithの極近傍、理想的にはしきい値電流It
hに等しいバイアス電流Ibiasを設定し(ステップ
S17)、この設定したバイアス電流Ibiasをレー
ザダイオードLDに流すようにする。
【0048】このように、本来のAPC動作を行うルー
プの他に、オートバイアスコントロール動作を行うルー
プを設け、基準電圧Vref1と基準電圧Vref2と
を任意の比率に設定して両ループの制御によって電流I
1,I2を求め、この電流I1,I2から駆動対象のレ
ーザダイオードLDのしきい値電流Ithを算出するこ
とにより、当該しきい値電流Ithは個々のレーザダイ
オードの光出力−順方向電流特性の傾きに依存している
ので、温度変化や経時変化によって特性が変わってもそ
の変化に常に追従した、最適なバイアス電流Ibias
を自動的に設定できる。
【0049】これにより、駆動対象のレーザダイオード
LDの発振遅れを理論上は0にすることができるため、
レーザダイオードLDの高速動作が可能となる。特に、
温度変化や経時変化によって光出力−順方向電流特性の
傾き、即ち光出力の順方向電流に対する増加の割合が変
動した場合であっても、電流I1,I2からしきい値電
流Ithを算出することができるため、光出力−順方向
電流特性の傾きの変動にも確実に追従できることにな
る。
【0050】本具体例では、シングルビームタイプのレ
ーザダイオードを駆動対象とした場合を例に挙げて説明
したが、本発明に係る発光素子駆動装置は、複数のレー
ザビームを出射可能なマルチビームタイプのレーザダイ
オードの駆動にも同様に適用可能である。この場合を第
2具体例として以下に説明する。
【0051】[第2具体例]図5は、マルチビームタイ
プのレーザダイオードを駆動対象とした本発明の第2具
体例に係るレーザダイオード駆動装置の構成を示すブロ
ック図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付
して示している。ここでは、駆動対象がA,B2個、即
ちレーザダイオードLD−A,LD−Bの場合を例に挙
げて説明するが、3個以上の場合にも同様に適用可能で
あることは勿論である。
【0052】図5において、2個のレーザダイオードL
D−A,LD−Bに対してフォトダイオードPDが共通
に設けられており、また本来のAPC動作を行う制御系
およびバイアス設定動作を行う制御系として全く同じも
のが2個のレーザダイオードLD−A,LD−Bに対し
て別々に設けられている。なお、レーザダイオードLD
−Aの制御系を構成する各要素の符号には“A”を、レ
ーザダイオードLD−Bの制御系を構成する各要素の符
号には“B”をそれぞれ付して区別している。
【0053】ここで、マルチビームレーザにおいては、
製造が容易であるとの理由から、図5から明らかなよう
に、レーザダイオードLD−A,LD−Bのカソードを
共通に接続し、アノード側へ駆動電流を流し込むカソー
ドコモンタイプが主流となっている。しかしながら、先
述したように、カソードコモンタイプでは、アノードコ
モンタイプに比べて、しきい値電流Ithに対してバイ
アス電流Ibiasがどこに設定されているかによって
動作スピードが大きく影響を受け易いことが知られてい
る。それは次の理由による。
【0054】レーザダイオードは閾注入キャリヤー密度
に達しなければレーザ光が発生しない。このため、レー
ザ光の発生には遅れ時間が生ずる。レーザ発振が生ずれ
ば、共振器長が短いために、極めて瞬時的に光子密度は
定常値に達して早い応答速度が得られる。しかし、注入
キャリヤー密度の変化に対して、レーザ光の変化には遅
れが生ずる。
【0055】アノードコモンタイプとカソードコモンタ
イプではレーザの構造が違う。前者はSDH構造(p−
GaAs基板)で活性層部分が狭くなっており、電流が
狭小領域に集中しやすく、キャリヤー密度は高くなる。
後者はI−SAN構造(n−GaAs基板)で活性層部
分が広くなっており、電流が拡散する方向になり、キャ
リヤー密度としては低くなる。したがって、カソードコ
モンタイプの方が発振遅れ時間が大きくなり、しきい値
電流Ithに対するバイアス電流Ibiasの設定によ
って動作スピードが大きく影響を受け易くなるのであ
る。
【0056】このように、しきい値電流Ithに対して
バイアス電流Ibiasがどこに設定されているかによ
って動作スピードが影響を受け易いカソードコモンタイ
プが主流となるマルチレーザの駆動に、本発明に係る発
光素子駆動装置を用いることで、その効果は極めて大き
いと言える。何故ならば、先述したように、温度変化や
経時変化によって特性が変わってもその変化に常に追従
した、最適なバイアス電流Ibiasを設定できるた
め、発振遅れを理論上は0にすることができ、高速動作
を可能とするからである。
【0057】図6に、バイアス電流Ibiasを固定に
した場合(従来技術)とオートバイアスコントロール可
能とした場合(本発明)との機能を対比して示してい
る。レーザダイオードLDのしきい値電流Ithが温度
変化や経時変化によってシフトしてしまったとき、バイ
アス電流Ibiasを固定にした場合には、カソードコ
モンレーザ特有の発振遅れと、レーザダイオードが光る
までの時間が動作スピードに影響を及ぼす。
【0058】これに対して、バイアス電流Ibiasを
オートコントロール可能とした場合には、温度変化や経
時変化によって駆動対象のレーザダイオードLDのしき
い値電流Ithが変動しても、その変動したしきい値電
流Ithを自動的に求め、その求めたしきい値電流It
hを基準にバイアス電流Ibiasを設定することによ
り、しきい値電流Ithの変化に追従した形で最適なバ
イアス電流Ibiasを自動的に設定できるため、デー
タ入力から光出力までの応答性を向上できる。
【0059】以上説明した本発明に係る発光素子駆動装
置、特に第2具体例に係るマルチレーザ駆動装置は、レ
ーザプリンタや複写機等の画像形成装置において、その
光源として搭載されるマルチビームタイプのレーザダイ
オードの駆動装置として用いて好適なものである。ただ
し、これは一適用例に過ぎない。
【0060】図7は、本発明に係る画像形成装置、例え
ばレーザプリンタの基本構成を示す概斜視図である。図
7において、レーザダイオードLDから出射されるレー
ザビームは、コリメータレンズ31を通過した後、ポリ
ゴンミラー(回転多面鏡)32によって主走査方向に走
査されつつfθレンズ33を通して、帯電器34によっ
てコロナ帯電されている感光ドラム35上に照射される
ことで、原画像を露光し、感光ドラム35上に潜像を形
成する。
【0061】感光ドラム35は回転することによって副
走査を行う。感光ドラム35上に電荷パターンによって
形成された潜像は、現像器36による現像によって可視
像に顕像化される。この顕像化されたトナー像は、転写
器37によって用紙38上に転写される。この転写され
たトナー像は、定着器39によって用紙38の表面に定
着される。
【0062】上記構成のレーザプリンタに代表される画
像形成装置において、レーザダイオードLDとして例え
ばマルチビームタイプのレーザダイオードを用いること
で、コピー速度の高速化を図っている。そして、このマ
ルチビームタイプのレーザダイオードLDの駆動装置4
0として、先述した第2具体例に係るレーザダイオード
駆動装置が用いられる。これによれば、当該レーザダイ
オード駆動装置は、温度変化や経時変化によってレーザ
ダイオードの光出力−順方向電流特性が変わってもその
変化に常に追従した最適なバイアス電流Ibiasを設
定し、高速動作を実現できるため、コピー速度のより高
速化が図れることになる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本来のAPCループ以外にバイアス設定用ループを設
け、各ループによる制御の下に各基準電圧に対応した少
なくとも2つの電流を得てこれら電流に基づいてバイア
ス電流を設定するようにしたことで、レーザダイオード
個々のしきい値電流のばらつきや駆動装置での設定電流
のばらつき分を考慮することなく、しきい値電流の極近
傍にバイアス電流を自動的に設定できるため、レーザダ
イオードの高速動作が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る発光素子駆動装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1具体例に係るレーザダイオード駆
動装置の構成を示すブロック図である。
【図3】レーザダイオードLDの光出力−順方向電流特
性(A)およびフォトダイオードPDの光出力−出力電
流特性(B)を示す特性図である。
【図4】レーザダイオードLDのしきい値電流Ithを
求め、最適なバイアス電流Ibiasを設定するための
手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2具体例に係るレーザダイオード駆
動装置の構成を示すブロック図である。
【図6】バイアス電流Ibiasを固定にした場合とオ
ートバイアスコントロール可能とした場合との機能を対
比して示す図である。
【図7】本発明に係るレーザプリンタの基本構成を示す
概斜視図である。
【符号の説明】
10,40…レーザダイオード駆動装置、12−1〜1
2−n,12−1A,12−1B,12−2A,12−
2B…コンパレータ、13−1〜13−n,13−1
A,13−1B,13−2A,13−2B…サンプルホ
ールド(S/H)回路、14−1〜14−n,14−1
A,14−1B,14−2A,14−2B…電圧−電流
(V−I)変換回路、15,15A,15B…演算回
路、16,16A,16B…スイッチ回路、17,17
A,17B…電流加算器、18,18A,18B…駆動
回路、23…オフセット電流設定回路、LD…レーザダ
イオード、PD…フォトダイオード

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子の光出力を第1基準電圧と比較
    しその差分信号に基づいて前記発光素子の光出力を制御
    する第1の制御手段と、 前記発光素子の光出力を前記第1基準電圧よりも低い第
    2基準電圧と比較しその差分信号に基づいて前記発光素
    子の光出力を制御する少なくとも1つの第2の制御手段
    と、 前記第1,第2の制御手段による制御によって前記発光
    素子に流れる少なくとも2つの電流に基づいて前記発光
    素子に流すバイアス電流を設定するバイアス設定手段と
    を備えたことを特徴とする発光素子駆動装置。
  2. 【請求項2】 前記バイアス設定手段は、前記少なくと
    も2つの電流から前記発光素子が発光を開始するしきい
    値電流を算出し、この算出したしきい値電流を基準に前
    記バイアス電流を設定することを特徴とする請求項1記
    載の発光素子駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記発光素子はレーザダイオードである
    ことを特徴とする請求項1記載の発光素子駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記レーザダイオードは、アノード側へ
    電流を流し込むタイプのレーザダイオードであることを
    特徴とする請求項3記載の発光素子駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記レーザダイオードは、複数のレーザ
    ビームを出射可能なマルチビームタイプのレーザダイオ
    ードであることを特徴とする請求項4記載の発光素子駆
    動装置。
  6. 【請求項6】 光源としてのレーザダイオードと、この
    レーザダイオードを駆動する駆動装置とを具備する画像
    形成装置であって、 前記駆動装置は、 前記レーザダイオードの光出力を第1基準電圧と比較
    し、その差分信号に基づいて前記レーザダイオードの光
    出力を制御する第1の制御手段と、 前記レーザダイオードの光出力を前記第1基準電圧より
    も低い第2基準電圧と比較しその差分信号を得る少なく
    とも1つの第2の制御手段と、 前記第1,第2の制御手段で得られる各差分信号に基づ
    いて前記レーザダイオードに流すバイアス電流を設定す
    るバイアス設定手段とを有することを特徴とする画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 前記バイアス設定手段は、前記少なくと
    も2つの電流から前記レーザダイオードが発振を開始す
    るしきい値電流を算出し、この算出したしきい値電流を
    基準に前記バイアス電流を設定することを特徴とする請
    求項6記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記レーザダイオードは、複数のレーザ
    ビームを出射可能なマルチビームタイプのレーザダイオ
    ードであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装
    置。
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