JP2003286913A - 液化ガス燃料噴射装置 - Google Patents

液化ガス燃料噴射装置

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JP2003286913A
JP2003286913A JP2002130184A JP2002130184A JP2003286913A JP 2003286913 A JP2003286913 A JP 2003286913A JP 2002130184 A JP2002130184 A JP 2002130184A JP 2002130184 A JP2002130184 A JP 2002130184A JP 2003286913 A JP2003286913 A JP 2003286913A
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Japan
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intake manifold
cooling water
valve
water passage
fuel injection
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JP2002130184A
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English (en)
Inventor
Shigeru Morita
繁 守田
Kazuya Nakada
和哉 中田
Mitsunori Uchida
光宣 内田
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Aisan Industry Co Ltd
Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Aisan Industry Co Ltd
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 噴射燃料が突き当たるインテークマニホール
ドの底部および近接する噴射弁近辺を適温に暖めること
ができるとともに、インテークマニホールドの暖め過ぎ
による高温再始動性の低下を防止できる燃料噴射装置を
提供する。 【解決手段】 ガスケット3の本体3aのインテーク
マニホールド2取付面側に、吸気ポート3cを取り囲む
ように冷却水通路3dを設けるとともに冷却水通路3d
の下流出口にサーモバルブ7および連通路9a、9bを
開閉するための開閉弁8を設け、運転条件により開閉弁
8を作動するようにしたので、インテークマニホールド
2内のアイシング発生を防止することができるので吸気
抵抗の増大を招くことがなく、また、A/F制御性を損
なうことがない。同時に、インジェクタ5近辺の温度上
昇が抑制されるため高温再始動時のエンジン始動不良を
解消できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液化ガス燃料を使用
する自動車の燃料噴射装置に関し、詳しくは、インテー
クマニホールド内に生じるアイシングを防止することが
できる燃料噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液化ガス燃料を使用するエンジンの燃料
噴射弁の噴孔に生じるアイシングを防止するための技術
として、公技番号2001−3009号の発明協会公開
技報により公知である。前記公開技報によれば、LPG
液噴射インジェクタの先端部に設けた円環状のスペーサ
に温度センサを設けるとともに、スペーサ内部にエンジ
ン冷却水を循環する通路を設け、温度センサの出力信号
が入力されているエンジンECUにより、インジェクタ
の噴孔周辺部の温度を所定温度(例えば、90°C)に
維持できるように、通路の入口部に設けた電磁弁をO
N,OFF制御するように構成することにより、燃料噴
射弁の噴孔のアイシング発生を防止することができると
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
公開技報においては、インジェクタ噴孔部のアイシング
発生は防止することができるが、図3に示すように、噴
射した燃料が突き当たるインテークマニホールド22の
底部22aは、循環冷却水部位から離れているため高温
の冷却水温度にもかかわらず温まらずアイシングが発生
(特に0°C付近で発生)し、堆積した氷結部分23が
吸気抵抗となるおそれがあり、また、はがれた氷結部分
23がエンジン4のシリンダ内に流入してA/F制御性
を損なうおそれがある。また、冷却水をインテークマニ
ホールド22周辺に流して加熱しアイシングを防止する
技術もあるが、この場合にはインテークマニホールド2
2の温度が上がりすぎて、高温再始動時にインジェクタ
5のベーパロックにより始動性を損なうおそれがある。
そこで本発明は、噴射燃料が突き当たるインテークマニ
ホールドの底部および近接する噴射弁近辺を適温に暖め
ることができるとともに、インテークマニホールドの暖
め過ぎによる高温再始動性の低下を防止できる燃料噴射
装置を提供することを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題の解決を目的と
してなされた請求項1の発明は、インジェクタが装着さ
れたインテークマニホールドを、断熱部材を介してエン
ジンのシリンダヘッドに固定するよう構成された液化ガ
ス燃料噴射装置において、前記断熱部材の前記インテー
クマニホールド取付面側に、吸気ポートを取り囲むよう
に冷却水通路を設けるとともに前記冷却水通路の下流出
口に感温弁、および連通路を開閉するための開閉弁を設
け、前記エンジンの運転条件により前記開閉弁を作動す
るようにしたことを特徴とする。請求項1によれば、イ
ンテークマニホールドの噴射燃料が突き当たる部位が適
温に暖められアイシングが生じない。また、請求項2の
発明は、アイドル運転時およびエンジン停止時には前記
開閉弁を閉じ、負荷運転時には開くようにしたことを特
徴とする。請求項2によれば、インジェクタ噴孔近辺の
温度上昇が抑制される。なお、吸気ポートを取り囲むよ
うにという表現は、吸気ポートを囲繞、一部囲繞するこ
とを意味する。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の望ましい実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態
に係る燃料噴射装置の縦断面図で、図2は断熱部材を代
表するガスケットの正面図である。図1および図2にお
いて、液化石油ガス(LPG)燃料を使用するエンジン
の液化ガス燃料噴射装置1を構成するインテークマニホ
ールド2はガスケット3を挟んでエンジン4に固定され
ている。インテークマニホールド2には複数のインジェ
クタ5がOリング6を介して固定されている。また、イ
ンテークマニホールド2のフランジ部2aには冷却水出
口2bが設けられ、冷却水出口2bには感温弁を代表す
るサーモバルブ7が気密を保持して固定されている。サ
ーモバルブ7の出口7aはパイプ状に形成され下流に設
けられた電磁開閉弁8に連通路9aを経て連通してい
る。電磁開閉弁8の水路系は連通路9bを経てラジエー
タに連通され、電気系は駆動回路11、ECU12に接
続される。なお、感温弁については、本実施形態におい
てはワックス型のサーモバルブ7を使用し冷却水の温度
を感知してその温度に応じて水量を制御することによ
り、一定の冷却水温度、具体的にはエンジン再始動時イ
ンジェクタ5がベーパロックしない温度、すなわち、3
0〜40°Cに保持するよう設定されている。
【0006】ガスケット3は合成樹脂製の本体3aによ
り形成され、両側の取付面には薄板状のシール材3bが
貼付されている。ガスケット本体3aのインテークマニ
ホールド取付面側には複数の吸気ポート3cを囲繞して
冷却水通路3dが刻設されており、冷却水通路3dの入
口孔3eはエンジン4の冷却水通路に、出口孔3fはイ
ンテークマニホールド2の冷却水出口2bに連通してい
る。なお、冷却水通路3dは噴射燃料が突き当たるイン
テークマニホールド2底部近辺に一部囲繞して設けても
よい。
【0007】次に、本実施形態の作用について説明す
る。エンジン負荷運転時には暖機により温められた冷却
水はガスケット3に設けられた入口孔3eから流入し冷
却水通路3dを通過して出口孔3fからインテークマニ
ホールド2の冷却水出口2bに流出する。この間、冷却
水の熱量は熱伝導作用によりインテークマニホールド2
の吸気ポート3c近辺、すなわち噴射燃料が突き当たる
底部およびインジェクタ5噴孔近辺を暖める。冷却水は
インテークマニホールド2のフランジ部2aに設けられ
たサーモバルブ7によりその温度を30〜40°Cの一
定温度を保つよう調整され電磁開閉弁8を経てラジエー
タ10へと流れる。一方、噴射燃料が突き当たるインテ
ークマニホールド2の底部の温度は冷却水の温度に依存
しているためアイシングは発生しない。電磁開閉弁8は
アイドル信号13およびイグニッション信号14をEC
U12に取り込みECU12からの駆動信号で駆動回路
11により作動され、アイドル運転時およびエンジン停
止時は閉じることによりインジェクタ5噴孔近辺の温度
が前記温度(30〜40°C)より低下する。また、負
荷運転時には電磁開閉弁8は開く。
【0008】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されているの
で以下の効果を奏する。すなわち、インテークマニホー
ルドの底部が適温に暖められることによりインテークマ
ニホールド内のアイシング発生を防止することができる
ので吸気抵抗の増大を招くことがなく、また、A/F制
御性を損なうことがない。同時に、アイドル運転時およ
びエンジン停止時には電磁開閉弁を閉じるので、高温再
始動時のインジェクタのベーパロックによるエンジン再
始動不良をも解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る燃料噴射装置の縦断
面図である。
【図2】本発明の燃料噴射装置に係るガスケットの正面
図である。
【図3】従来の燃料噴射装置の縦断面図である。
【符号の説明】
1 液化ガス燃料噴射装置 2 インテークマニホールド 2b 冷却水出口 3 ガスケット(断熱部材) 3a 本体 3c 吸気ポート 3d 冷却水通路 4 エンジン 5 インジェクタ 7 サーモバルブ(感温弁) 8 電磁開閉弁(開閉弁) 9a 連通路 9b 連通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中田 和哉 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 内田 光宣 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インジェクタが装着されたインテークマ
    ニホールドを、断熱部材を介してエンジンのシリンダヘ
    ッドに固定するよう構成された液化ガス燃料噴射装置に
    おいて、前記断熱部材の前記インテークマニホールド取
    付面側に、吸気ポートを取り囲むように冷却水通路を設
    けるとともに前記冷却水通路の下流出口に感温弁、およ
    び連通路を開閉するための開閉弁を設け、前記エンジン
    の運転条件により前記開閉弁を作動するようにしたこと
    を特徴とする液化ガス燃料噴射装置。
  2. 【請求項2】 アイドル運転時およびエンジン停止時に
    は前記開閉弁を閉じ、負荷運転時には開くようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の液化ガス燃料噴射装置。
JP2002130184A 2002-03-27 2002-03-27 液化ガス燃料噴射装置 Withdrawn JP2003286913A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008173943A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Excel Kk プラスチック中空成形体の壁に形成した透孔の封止構造
JP2010138828A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Nikki Co Ltd Lpgインジェクタ及びlpg噴射装置
CN102959226A (zh) * 2011-04-20 2013-03-06 丰田自动车株式会社 内燃机的燃料供给装置
KR101393536B1 (ko) * 2012-08-09 2014-05-09 한국기계연구원 폐열을 이용한 구동수단용 인젝터 아이싱 방지장치
KR102603996B1 (ko) * 2022-12-14 2023-11-23 (주)테너지 인젝터의 결빙을 방지하기 위한 인젝터 하우징

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Effective date: 20050607