JP2003257441A - 燃料電池式電気自動車 - Google Patents

燃料電池式電気自動車

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JP2003257441A
JP2003257441A JP2002055946A JP2002055946A JP2003257441A JP 2003257441 A JP2003257441 A JP 2003257441A JP 2002055946 A JP2002055946 A JP 2002055946A JP 2002055946 A JP2002055946 A JP 2002055946A JP 2003257441 A JP2003257441 A JP 2003257441A
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battery
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Hisashi Ueda
寿 植田
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries

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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 燃料電池31及び第1・第2のバッテリ
21,22を搭載し、これらの燃料電池31及び第1・
第2のバッテリ21,22でモータ23を駆動する電気
自動車において、第1・第2のバッテリ21,22のい
づれか若しくは双方を、モータ21の始動用の電源と、
燃料電池31で発生する水の凍結防止用の電源と、燃料
電池31で発生する水蒸気からの水素分離のための分離
用の電源との、三つの用途に用いた。 【効果】 燃料電池で発生する水を貯溜する装置を凍結
防止用の電源で温めるとともに、燃料電池で発生する水
蒸気からの水素分離のための装置を分離用の電源で温
め、燃料電池から電気を二次電池に供給可能な安定状態
になるまで二次電池を使用することで、寒冷地等の低温
環境下においても良好な走行が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池及び二次
電池を搭載し、これらの燃料電池及び二次電池で発電・
電動機を駆動する燃料電池式電気自動車に関する。 【0002】 【従来の技術】燃料電池式電気自動車として、例えば特
開2000−149970公報「電気自動車用発電シス
テム」が知られる。上記技術は、同公報の図1によれ
ば、燃料電池1へ供給する水を貯蔵する水タンク4と、
この水タンク4とは別に設けた補助タンク7と、この補
助タンク7を加熱及び保温するヒータ11と、燃料電池
1の水の凝結の防止を図るヒータ15と、これらのヒー
タ11,15に給電する補助電源10(好ましくは、二
次電池)と、を備えた電気自動車用発電システムであ
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】上記の電気自動車用発
電システムは、始動時に、補助タンク7に貯溜した水を
燃料電池1に供給することで、寒冷地等の低温環境下に
おいても、安定して電気自動車を始動できるようにする
とともに、燃料電池1の水の凝結の防止を図ったもので
ある。しかし、電気自動車を始動するときには、補助電
源10からヒータ15に通電を行ない、予め補助タンク
7に貯溜した水を温める必要がある。これでは、電気自
動車を始動するときに時間がかかり、電気自動車の利便
性が損なわれる。すなわち、燃料電池式の電気自動車を
迅速に始動させることのできる技術が望まれる。 【0004】そこで、本発明の目的は、寒冷地等の低温
環境下においても迅速に始動させることのできる燃料電
池式電気自動車を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の燃料電池式電気自動車は、燃料電池及び二
次電池を搭載し、これらの燃料電池及び二次電池で発電
・電動機を駆動する電気自動車において、二次電池を、
発電・電動機の始動用の電源と、燃料電池で発生する水
の凍結防止用の電源と、燃料電池で発生する水蒸気から
の水素分離のための分離用の電源との、三つの用途に用
いたことを特徴とする。 【0006】二次電池を、発電・電動機の始動用の電源
として用いることで、寒冷地等の低温環境下においても
迅速に始動させることができる。また、一定距離の走行
中に、燃料電池で発生する水を貯溜する装置を凍結防止
用の電源で温めるとともに、燃料電池で発生する水蒸気
からの水素分離のための装置を分離用の電源で温め、燃
料電池から電気を二次電池に供給可能な安定状態になる
まで二次電池を使用する。 【0007】すなわち、二次電池を、発電・電動機の始
動用の電源、水の凍結防止用の電源、燃料電池で発生す
る水蒸気からの水素分離のための分離用の電源の、三つ
の用途に用いることで、燃料電池式電気自動車の利便性
の向上を図ることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る燃料電池式電動自動車
の側面図であり、燃料電池式電動自動車10は、車両1
1のフロア12廻りに配置した二次電池としての第1の
バッテリ21及び第2のバッテリ22と、車両11を駆
動するとともに発電をする発電・電動機23(以下、単
に「モータ23」と略記する)と、エアコン又はカーナ
ビなどの電気機器24と、運転情報を表示するための表
示装置25と、空気中の酸素と発生させた水素を反応さ
せることで電気を発生させるために車両11のフロア1
2に配置した燃料電池31と、この燃料電池31に冷却
水を供給するために燃料電池31の上部に配置した水貯
蔵装置33と、燃料電池31に水素を供給するために水
から水素を発生させる水分解システム34と、水貯蔵装
置33を保温するための水貯蔵装置用ヒータ35と、燃
料電池31から発生する水の凍結防止をするための配管
凍結防止用ヒータ36と、からなる。 【0009】表示装置24は、水貯蔵装置用ヒータ35
及び配管凍結防止用ヒータ36をコントロールするコン
トローラ37を備える。また、図中、13は前輪、14
は後輪、15はボンネット、16,17は車両用シート
を示す。 【0010】燃料電池式電動自動車10は、第1のバッ
テリ21からモータ23に電力を供給するとともに第1
のバッテリ21にモータ23で発電した電力を蓄え、第
1のバッテリから電気機器24に電力を供給し、第1の
バッテリ21から水分解システム34に電力を供給し、
第1のバッテリ21から水貯蔵装置用ヒータ35及び配
管凍結防止用ヒータ36に電力を供給し、燃料電池31
で発生させた電力を第1・第2のバッテリ21,22に
供給し、第2のバッテリ22からモータ21に電力を供
給し、また、水貯蔵装置33から燃料電池31に水を供
給し、燃料電池31から発生する水を水分解システム3
4に供給し、この水分解システム34で発生させる水素
を燃料電池に供給するものである。 【0011】すなわち、燃料電池式電気自動車10は、
燃料電池31及び第1・第2のバッテリ21,22を搭
載し、これらの燃料電池31及び第1・第2のバッテリ
21,22でモータ23を駆動する電気自動車におい
て、第1・第2のバッテリ21,22のいづれか若しく
は双方を、モータ21の始動用の電源と、燃料電池31
で発生する水の凍結防止用の電源と、燃料電池31で発
生する水蒸気からの水素分離のための分離用の電源と
の、三つの用途に用いたものであると言える。 【0012】例えば、燃料電池式電気自動車を、寒冷地
等の低温環境下においても迅速に始動させることができ
るとすれば好ましい。そこで、第1のバッテリ21を、
モータ23の始動用の電源として用いることで、寒冷地
等の低温環境下においても迅速に始動させることができ
る。また、一定距離の走行中に、燃料電池31で発生す
る水を貯溜する装置を凍結防止用の電源で温めるととも
に、燃料電池31で発生する水蒸気からの水素分離のた
めの装置を分離用の電源で温め、燃料電池31から電気
を第1・第2のバッテリ21,22に供給可能な安定状
態になるまで第1・第2のバッテリ21,22を使用す
る。 【0013】すなわち、第1・第2のバッテリ21,2
2を、モータ23の始動用の電源と、燃料電池31で発
生する水の凍結防止用の電源と、燃料電池31で発生す
る水蒸気からの水素分離のための分離用の電源との、三
つの用途に用いることで、燃料電池式電気自動車10の
利便性の向上を図ることができる。以下、燃料電池式電
動自動車10の詳細を述べる。 【0014】図2は本発明に係る燃料電池式電動自動車
の発電システムを示すブロック図であり、水分解システ
ム34は、キャリアガスを貯溜するキャリアタンク45
と、このタンク55からキャリアガスを供給するととも
に加熱することで水蒸気を発生する水蒸気発生装置46
と、この水蒸気発生装置46から水蒸気を供給すること
で水素を発生させるためにゼオライト(シリカ・アルミ
ナ系複合化合物)を充填した反応容器47と、この反応
容器47を加熱するために反応容器47に配置したヒー
タ48,49と、から構成する燃料電池式電気自動車1
0(図1参照)は、第2のバッテリ22を燃料電池31
で発生する水蒸気からの水素分離のための分離用の電源
に用いたことを示す。 【0015】図中、52は水蒸気発生装置46と反応容
器47の間に設けた流量計、53は反応容器57の入口
に設けた入口弁、54は反応容器47の出口に設けた出
口弁、55は反応容器47と燃料電池31の間に設けた
リリース弁、56は圧力計、57は水蒸気発生装置46
と反応容器47との間に設けたマスフロー、58,59
は温度センサである。 【0016】図3(a)〜(d)は本発明に係る燃料電
池式電動自動車の水貯蔵装置用ヒータ電力供給状態を示
す説明図である。 (a)において、起動時の電力供給状態を示し、第1の
バッテリ21からモータ23に電力を供給する。第1の
バッテリ21を、モータ23の始動用の電源として使用
することを示す。 (b)において、通常走行時の電力供給状態を示し、燃
料電池31からモータ23に電力を供給する。 【0017】(c)において、停止時並びに減速時の電
力供給状態を示す。モータ23は、発電機として作用
し、発電した電力を第2のバッテリ22に蓄え、燃料電
池31で発電した電力は、第1・第2のバッテリ21,
22に蓄える。 (d)において、負荷走行時の電力供給状態を示す。負
荷走行時には第1・第2のバッテリ21、22の両方か
ら同時に電力を供給し、モータ23に高トルクを発生さ
せる。 【0018】図4は本発明に係る燃料電池式電動自動車
の凍結防止作用を示す制御ブロック図である。水貯蔵装
置33に水貯蔵装置用ヒータ35を備え、この水貯蔵装
置用ヒータ35をコントロールするための温度センサ5
8を備え、燃料電池31から水を排出するための配管に
配管凍結防止用ヒータ36を設け、この配管凍結防止用
ヒータ36をコントロールするために温度センサ59を
備えた。図中、38は水貯蔵装置用ヒータ35をオン/
オフするための第1スイッチ、39は配管凍結防止用ヒ
ータ36をオン/オフするための第2スイッチであり、
これらの第1・第2スイッチ38,39を表示装置25
(図1参照)に備えたコントローラ37で制御する。燃
料電池式電気自動車10は、第2のバッテリ22を燃料
電池31で発生する水の凍結防止用の電源として用いた
ことを示す。 【0019】図5は本発明に係る燃料電池式電気自動車
の水分解システムの別実施例である。なお、水分解シス
テム34(図2参照)に使用した部品と同一部品は同一
符号を用い詳細な説明は省略する。図中、22は第2の
バッテリ、31は燃料電池、33は水貯蔵装置、45は
キャリアタンク、46は水蒸気発生装置、47は反応容
器、48,49はヒータ、52は流量計、53は入力
弁、54は出口弁、55はリリース弁、56は圧力計、
57はマスフローを示し、水分解システム44は、燃料
電池31で発生する水を水蒸気発生装置46に供給する
ようにしたシステムである。 【0020】図6は本発明に係る第2実施の形態の燃料
電池式電気自動車の側面図である。なお、燃料電池式電
動自動車10(図1参照)に使用した部品と同一部品は
同一符号を用い詳細な説明は省略する。図中、21は第
1のバッテリ、22は第2のバッテリ、23はモータ、
25は表示装、37はコントローラ、38,39は第1
・第2スイッチであり、燃料電池式電動自動車60は、
メタノールタンク62から改質器64にメタノールを供
給し、水タンク63から水を改質器64に供給し、これ
らのメタノールおよび水から改質器61で水素を発生さ
せ、この水素を燃料電池61に供給するとともに空気中
の酸素を燃料電池61に取入れ、この燃料電池61で水
素と酸素とを化学反応させることで電気を発生させるよ
うにしたものである。 【0021】また、燃料電池式電動自動車60は、起動
時に、第1のバッテリ21からモータ23に電力を供給
し、通常走行時に燃料電池61からモータ23に電力を
供給し、この時に、燃料電池61に余剰電力がある場合
には第1・第2のバッテリに余剰電力を蓄え、減速時
に、モータ23は発電機として作用して回生エネルギと
しての電力を第2のバッテリ22に蓄える。負荷走行時
には、燃料電池61及び第1・第2のバッテリ21、2
2から同時に電力を供給し、モータ23に高トルクを発
生させる。 【0022】さらに、燃料電池式電動自動車60は、水
タンク63に水タンク用ヒータ65を備え、この水タン
ク用ヒータ65をコントロールするための温度センサ6
8を備え、燃料電池31から水を排出するための配管6
7に配管凍結防止用ヒータ66を設け、この配管凍結防
止用ヒータ66をコントロールするために温度センサ6
9を備えた。 【0023】図7は本発明に係る第2実施の形態の燃料
電池式電気自動車の制御ブロック図であり、燃料電池式
電動自動車60(図6参照)は、寒冷地で使用する場合
などに、表示装置25のコントローラ37で第1スイッ
チ38をONさせることで、第2のバッテリ22から水
タンク用ヒータ65に通電し、水タンク63を温めて凍
結防止を図るとともに改質器64に温水を供給すること
で、改質器64での化学反応(水及びメタノールから水
素を発生させる反応)を補助する役目をなす。また、コ
ントローラ37で第2スイッチをONさせることで、第
2のバッテリ22から配管凍結防止用ヒータ66に通電
し、配管67内の水を温めて凍結防止を図る。 【0024】また、水タンク63は温度センサ68を備
え、配管67は温度センサ69を備えるので、コントロ
ーラ37での自動温度制御が可能である。 【0025】図8本発明に係る第3実施の形態の燃料電
池式電気自動車の側面図である。なお、燃料電池式電動
自動車60(図6参照)に使用した部品と同一部品は同
一符号を用い詳細な説明は省略する。図中、21は第1
のバッテリ、22は第2のバッテリ、23はモータであ
り、燃料電池式電動自動車70は、水素貯蔵装置72か
ら直接、水素を燃料電池71に供給し、空気中の酸素を
燃料電池71に取入れ、この燃料電池71で水素と酸素
とを化学反応させることで電気を発生させるようにした
ものである。また、電力の授受の関係は図6に示した燃
料電池式電動自動車60と同一であり詳細な説明は省略
する。 【0026】図9は本発明に係る燃料電池式電気自動車
に類似する水素エンジン自動車の側面図であり、水素エ
ンジン自動車80は、車両81のフロア82廻りに配置
した二次電池としてのバッテリ91と、車両81を駆動
する水素エンジン92と、水素エンジン93に冷却水を
供給する水貯蔵装置83と、水から水素を発生させる水
分解システム84と、から構成する。なお、85はバッ
テリ91から電力の供給を受けるエアコン又はカーナビ
などの電気機器である。 【0027】図10本発明に係る燃料電池式電気自動車
に類似する水素エンジン自動車の水素供給の様子を示す
ブロック図である。水分解システム84は、水分解シス
テム34(図2参照)と同一のシステムであり、水素エ
ンジン92で発生する水を水貯蔵装置83に供給し、反
応容器47で発生する水素を水素エンジン92に供給す
るシステムである。図中、45はキャリアタンク、46
は水蒸気発生装置、47は反応容器、48,49はヒー
タ、52は流量計、53は入力弁、54は出口弁、55
はリリース弁、56は圧力計、57はマスフローを示
す。 【0028】図11は本発明に係る燃料電池式電気自動
車に類似する水素エンジン自動車の水素供給の様子を示
す別実施例のブロック図である。水分解システム94
は、水分解システム44(図5参照)と同一のシステム
であり、水素エンジン92で発生する水を水蒸気発生装
置46に供給し、反応容器47で発生する水素を水素エ
ンジン92に供給するシステムである。 【0029】尚、実施の形態では図1に示すように、二
次電池として第1のバッテリ21及び第2のバッテリ2
2を用いたが、これに限るものではなく、二次電池の数
は1個又は3個以上であってもよい。 【0030】 【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1では、二次電池を、発電・電動機の始動
用の電源と、燃料電池で発生する水の凍結防止用の電源
と、燃料電池で発生する水蒸気からの水素分離のための
分離用の電源との、三つの用途に用いたので、燃料電池
式電気自動車の利便性の向上を図ることができる。すな
わち、二次電池を、発電・電動機の始動用の電源として
用いることで、寒冷地等の低温環境下においても迅速に
始動させることができる。また、一定距離の走行中に、
燃料電池で発生する水を貯溜する装置を凍結防止用の電
源で温めるとともに、燃料電池で発生する水蒸気からの
水素分離のための装置を分離用の電源で温め、燃料電池
から電気を二次電池に供給可能な安定状態になるまで二
次電池を使用することで、寒冷地等の低温環境下におい
ても良好な走行が可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明に係る燃料電池式電動自動車の側
面図 【図2】発明に係る燃料電池式電動自動車の発電システ
ムを示すブロック図 【図3】本発明に係る燃料電池式電動自動車の水貯蔵装
置用ヒータ電力供給状態を示す説明図 【図4】本発明に係る燃料電池式電動自動車の凍結防止
作用を示す制御ブロック図 【図5】本発明に係る燃料電池式電気自動車の水分解シ
ステムの別実施例 【図6】本発明に係る第2実施の形態の燃料電池式電気
自動車の側面図 【図7】図7は本発明に係る第2実施の形態の燃料電池
式電気自動車の制御ブロック図 【図8】本発明に係る第3実施の形態の燃料電池式電気
自動車の側面図 【図9】本発明に係る燃料電池式電気自動車に類似する
水素エンジン自動車の側面図 【図10】本発明に係る燃料電池式電気自動車に類似す
る水素エンジン自動車の水素供給の様子を示すブロック
図 【図11】本発明に係る燃料電池式電気自動車に類似す
る水素エンジン自動車の水素供給の様子を示す別実施例
のブロック図 【符号の説明】 10,60,70…燃料電池式自動車、21,22…二
次電池(第1・第2のバッテリ)、23…発電・電動機
(モータ)、31,61,71…燃料電池。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D035 AA01 AA03 AA06 5H027 AA02 BA01 BA13 DD03 5H115 PA08 PC06 PG04 PG10 PI14 PI16 PI18 PI29 PU02 QA01 QA04 QA10 QE01 QH01 SE06 TI10 TO05 TR19 TW10 UI35 UI40

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 燃料電池及び二次電池を搭載し、これら
    の燃料電池及び二次電池で発電・電動機を駆動する電気
    自動車において、 前記二次電池は、前記発電・電動機の始動用の電源と、
    前記燃料電池で発生する水の凍結防止用の電源と、前記
    燃料電池で発生する水蒸気からの水素分離のための分離
    用の電源との、三つの用途に用いたことを特徴とする燃
    料電池式電気自動車。
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