JP2003256145A - データ転送システムおよびデータ転送方法 - Google Patents

データ転送システムおよびデータ転送方法

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JP2003256145A
JP2003256145A JP2002050405A JP2002050405A JP2003256145A JP 2003256145 A JP2003256145 A JP 2003256145A JP 2002050405 A JP2002050405 A JP 2002050405A JP 2002050405 A JP2002050405 A JP 2002050405A JP 2003256145 A JP2003256145 A JP 2003256145A
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stream
host device
streams
magnetic disk
cache memory
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Ryuta Tamura
竜太 田邨
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、複数のストリームを時分割転送
する際に、キャッシュメモリの利用効率の向上化が図
れ、データの転送効率の向上化が図れるようになるデー
タ転送システムを提供することを目的とする。 【解決手段】 ホスト装置は、複数のストリームの時分
割転送を行う場合には、それに先立ってストリーム数を
磁気ディスク装置に通知する手段、および各ストリーム
に対する転送要求コマンドを磁気ディスク装置に送る際
またはその直前にそのストリームを表すストリーム識別
情報を磁気ディスク装置に通知する手段を備えており、
磁気ディスク装置は、ホスト装置からストリーム数が通
知された際には、通知されたストリーム数に基づいて、
キャッシュメモリの記憶領域をストリーム数に応じた数
に分割する手段を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、データ転送システム
およびデータ転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】現在市場に出回っている磁気ディスク装
置、特に固定式の磁気ディスク装置(いわゆるハードデ
ィスク装置)には、ホスト装置との間でのデータ転送を
円滑ならしめるためにキャッシュメモリが搭載されるこ
とが通例となっている。
【0003】このハードディスク装置(以下、HDDと
略す)は、ホスト装置から送られてくるコマンドにした
がって動作するようになっており、HDDはこのホスト
装置から送られてくるコマンドならびに内部のキャッシ
ュメモリの状態(有効なデータのある領域、転送済の領
域等)を基にキャッシュメモリの制御を行っている。
【0004】従来のHDDは、コンピュータの外部記憶
媒体として用いられてきたが、近年においては、OA機
器や民生用機器にも用途が拡大されている。特に、民生
用機器の分野においては、HDDを用いた録画装置など
の市場が今後拡大していき、HDDの用途の中で大きな
比率を占めるようになってくるものと考えられている。
【0005】録画装置などにHDDを適用する場合、H
DDは動画像の記録・再生の媒体として使用される。そ
のような場合、録画しながら再生するなどの複数のスト
リームの同時転送(時分割転送)が要求されることとな
る。また、OA機器にHDDを適用する場合において
も、印字しながら画像を蓄積するというように、複数の
ストリームを同時転送するといった状況が発生しうる。
【0006】しかしながら、現状のホスト装置のインタ
ーフェースには、複数ストリームを同時転送するといっ
たことは考慮されておらず、そのような場合には各スト
リーム間の競合により、キャッシュメモリの利用効率が
極端に低下することが懸念される。
【0007】以下、第1のリードのストリーム(Stream
♯1) と、第2のリードのストリーム(Stream♯2) と
が競合した場合の、従来のホスト装置と磁気ディスク装
置との動作について説明する。
【0008】まず、前提となるキャッシュメモリの基本
的な制御について説明する。
【0009】(A)リード・データのキャッシュ制御に
ついての説明
【0010】(i) 磁気ディスク装置は、ホスト装置か
らリード・コマンドを受け取った時点で、要求された全
てのデータがキャッシュメモリにある場合には、メディ
ア(磁気ディスク)にはアクセスせずにキャッシュメモ
リからホスト装置にデータを転送する。
【0011】(ii) 磁気ディスク装置は、ホスト装置か
らリード・コマンドを受け取った時点で、要求されたデ
ータの先頭を含む一部のデータがキャッシュメモリにあ
る場合には、キャッシュメモリからホスト装置にデータ
を転送するとともにキャッシュメモリに存在しないデー
タをメディアからキャッシュメモリに読み出す。
【0012】(iii)ホスト装置にデータを転送した後も
キャッシュメモリ内のデータは保持する。つまり、転送
完了した時点ではキャッシュメモリ内のデータ(転送済
データ)の無効化を行わない。これは、再度同一データ
の転送要求を受けた場合に、再びキャッシュメモリから
ホスト装置にデータを転送できるようにするためであ
る。
【0013】(iv) ホスト装置から、リード・コマンド
を受け取った時点で、要求されたデータの先頭を含む一
部若しくは全部のデータ以外はキャッシュメモリから破
棄される(無効化される)。
【0014】(B)ライト・データのキャッシュ制御に
ついての説明
【0015】(i) ホスト装置からのライト・コマンド
を受け取った時点で、ホスト装置からのデータ転送を開
始してキャッシュメモリにライト・データを格納し始
め、メディアへの書き込み準備(目的トラックへのシー
ク動作+回転待ち)ができた時点でメディアへのライト
・データの書き込みを開始する。
【0016】(ii) メディアへのライト・データ書き込
みが終了していなくとも、インターフェース上はホスト
からのライト・データ転送が完了した時点で、ライト・
コマンド処理を終了したものとし、引続きライト・コマ
ンドを受けた場合、速やかにキャッシュメモリの空き領
域に対するライト・データ転送を開始する。
【0017】図3は、第1のリードのストリーム(Stre
am♯1) と、第2のリードのストリーム(Stream♯2)
とが競合した場合の、従来のホスト装置と磁気ディスク
装置との動作を示している。
【0018】この場合の動作条件は、次の通りである。
【0019】(a)第1のリードのストリーム(Stream
♯1) と、第2のリードのストリーム(Stream♯2) と
が競合している。 (b)各ストリーム・データのリード動作が交互に一定
間隔をおいて発生する。 (c)各ストリームが読み出すデータはメディア(磁気
ディスク)上の離れたトラック(トラックAとトラック
B)に存在する。 (d)スタート時点でHDDヘッドはトラックB付近に
位置している。 (e)Stream♯1に対するリード・データはメディアの
トラックAから読み出され、Stream♯2に対するリード
・データはメディアのトラックBから読み出される。
【0020】以下、図3のタイムチャートに沿って、従
来のホスト装置と磁気ディスク装置(HDD)との動作
について説明する。なお、〔数字〕はシーケンス番号を
示している。
【0021】〔1〕 スタート時点で、キャッシュメモ
リ内のデータを全て無効データとする。
【0022】〔2〕 この後、ホスト装置からStream♯
1に対するリード要求コマンドが送られてくる。
【0023】〔3〕 HDD内部で目的トラックAへの
ヘッドの移動(シーク+回転待ち)が開始される。
【0024】〔4〕 メディアからキャッシュメモリへ
のデータ転送が開始される。この時点ではまだホスト装
置へのデータ転送は開始されない。
【0025】〔5〕 キャッシュメモリにある程度のデ
ータが蓄積された時点で、ホスト装置へのデータ転送が
開始される。なお、1回のデータ転送で取り扱う最低デ
ータサイズは予め決められている(1セクタ=512バ
イト)。
【0026】〔6〕 上記〔2〕で受信したリード要求
コマンドによって要求された所定量のデータの全てをホ
スト装置に転送した時点で、今回のコマンド処理が完了
する。
【0027】〔7〕 コマンド処理完了後も、キャッシ
ュメモリに未記憶領域が残っている場合には、内部のメ
ディアからキャッシュメモリへのデータ転送が継続して
行われる(キャッシュメモリへの先読み動作)。
【0028】〔8〕 上記〔7〕の動作が行われている
場合に、ホスト装置からStream♯2に対するリード要求
コマンドが送られてくる。
【0029】
〔9〕 Stream♯2に対するリード要求コ
マンドが送られてきた時点においては、キャッシュメモ
リ内に存在しているデータは全てミスヒットであるため
(Stream♯2に対するリード要求コマンドによって要求
されているリード・データではないため)、キャッシュ
メモリ内の全領域が無効化される。
【0030】〔10〕〜〔14〕 Stream♯2に対する
リード・データはトラックBから読み出されるため、目
的トラックBへのヘッドの移動が開始される。そして、
上記〔4〕〜〔7〕と同様な動作が行われる。
【0031】〔15〕 そして、Stream♯2に対するリ
ード要求コマンドに対してコマンド処理が完了し、内部
のメディアからキャッシュメモリへのデータ転送が継続
して行われている場合に、ホスト装置から再びStream♯
1に対するリード要求コマンドが送られてくる。
【0032】ホスト装置から再びStream♯1に対するリ
ード要求コマンドが送られてくると、上記〔2〕〜
〔7〕と同様な動作が行われる。
【0033】今回のStream♯1に対するリード要求が、
前回のStream♯1に対するリード要求に対して、メディ
ア上の連続した領域のデータに対するものであったとし
ても、上記〔7〕の動作によって一度は先読みされてい
たリード・データは、直前のStream♯2に対するリード
動作により全て消去されているため、再びメディアから
の読み出しを行わなければ、ホスト装置へのデータ転送
はできない。
【0034】以上のように、従来においては、キャッシ
ュメモリの利用効率が悪いため、データ転送効率が悪い
という問題がある。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、複数のス
トリームを時分割転送する際に、キャッシュメモリの利
用効率の向上化が図れ、データの転送効率の向上化が図
れるようになるデータ転送システムおよびデータ転送方
法を提供することを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、キャッシュメモリを備えた磁気ディスク装置とホス
ト装置との間でデータ転送を行うデータ転送システムに
おいて、ホスト装置は、複数のストリームの時分割転送
を行う場合には、それに先立ってストリーム数を磁気デ
ィスク装置に通知する手段、および各ストリームに対す
る転送要求コマンドを磁気ディスク装置に送る際または
その直前にそのストリームを表すストリーム識別情報を
磁気ディスク装置に通知する手段を備えており、磁気デ
ィスク装置は、ホスト装置からストリーム数が通知され
た際には、通知されたストリーム数に基づいて、キャッ
シュメモリの記憶領域をストリーム数に応じた数に分割
する手段、およびホスト装置からの転送要求コマンドを
受信した際には、その際またはその直前にホスト装置か
ら通知されたストリーム識別情報に基づいて、その転送
要求コマンドがいずれのストリームに対する転送要求コ
マンドであるかを認識し、キャッシュメモリの各分割領
域のうちから当該ストリームのデータ転送に使用する分
割領域を決定し、その分割領域を使用して上記転送要求
コマンドに応じたデータ転送を行う手段を備えているこ
とを特徴とする。
【0037】請求項2に記載の発明は、キャッシュメモ
リを備えた磁気ディスク装置とホスト装置との間でデー
タ転送を行うデータ転送方法において、ホスト装置は、
複数のストリームの時分割転送を行う場合には、それに
先立ってストリーム数を磁気ディスク装置に通知し、磁
気ディスク装置は、ホスト装置からストリーム数が通知
された際には、ホスト装置から通知されたストリーム数
に基づいて、キャッシュメモリの記憶領域をストリーム
数に応じた数に分割し、ホスト装置は、各ストリームに
対する転送要求コマンドを磁気ディスク装置に送る際ま
たはその直前にそのストリームを表すストリーム識別情
報を磁気ディスク装置に通知し、磁気ディスク装置は、
ホスト装置からの転送要求コマンドを受信した際には、
その際またはその直前にホスト装置から通知されたスト
リーム識別情報に基づいて、その転送要求コマンドがい
ずれのストリームに対する転送要求コマンドであるかを
認識し、キャッシュメモリの各分割領域のうちから当該
ストリームのデータ転送に使用する分割領域を決定し、
その分割領域を使用して上記転送要求コマンドに応じた
データ転送を行うことを特徴とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図1および図2を参照し
て、この発明の実施の形態について説明する。
【0039】図1は、ホスト装置と磁気ディスク装置と
を示している。
【0040】磁気ディスク装置(HDD)20は、磁気
ディスク21、ヘッドおよびアンプを含むヘッド・アン
プ22、サーボコントローラ23およびこれらを制御す
る磁気ディスクコントローラ24を備えている。磁気デ
ィスクコントローラ24は、ROM、RAMを含む記憶
装置25、キャッシュメモリ26等を備えている。ホス
ト装置10と磁気ディスクコントローラ24とは、デー
タ転送およびコマンドの通信に用いられるホストI/F
30を介して接続されている。
【0041】この実施の形態では、ホスト装置10は、
複数のストリームの時分割転送を行う場合には、それに
先立ってストリーム数を磁気ディスクコントローラ24
に通知するストリーム数通知手段11と、各ストリーム
に対する転送要求コマンドを磁気ディスクコントローラ
24に送る際またはその直前にそのストリームを表すス
トリーム識別情報を磁気ディスクコントローラ24に通
知する現行ストリーム通知手段12とを備えている。
【0042】ホスト装置10から磁気ディスクコントロ
ーラ24へのストリーム数、ストリーム識別情報(現行
ストリーム)の通知は、図1に示すように、専用の信号
線31、32を介して行ってもよいし、ホストI/F3
0のコマンド・セットに追加する形式で行ってもよい。
【0043】また、この実施の形態では、磁気ディスク
コントローラ24は、ホスト装置10からストリーム数
が通知された際には、通知されたストリーム数に基づい
て、キャッシュメモリ26の記憶領域をストリーム数に
応じた数に分割するキャッシュメモリ分割手段24a
と、ホスト装置10からの転送要求コマンドを受信した
際には、その際またはその直前にホスト装置10から通
知されたストリーム識別情報に基づいて、その転送要求
コマンドがいずれのストリームに対する転送要求コマン
ドであるかを認識し、キャッシュメモリ26の各分割領
域のうちから当該ストリームのデータ転送に使用する分
割領域を決定し、その分割領域を使用して上記転送要求
コマンドに応じたデータ転送を行う手段(図示略)とを
備えている。
【0044】キャッシュメモリ分割手段24aとして
は、専用の回路(ハードウエア)によってキャッシュメ
モリ26の記憶領域を分割するものを用いてもよいし、
ソフトウエアによる領域管理によってキャッシュメモリ
26の記憶領域を仮想的に分割するものを用いてもよ
い。
【0045】ホスト装置10は、複数のストリームの時
分割転送を行う場合には、それに先立ってストリーム数
を磁気ディスクコントローラ24に通知する。磁気ディ
スクコントローラ24は、ホスト装置10からストリー
ム数が通知された際には、ホスト装置10から通知され
たストリーム数に基づいて、キャッシュメモリ26の記
憶領域をストリーム数に応じた数に分割する。この際、
各分割領域のサイズが等しくなるようにキャッシュメモ
リ26の記憶領域を等分に分割してもよいし、ホスト装
置からの指示に基づいて非等分に分割してもよい。
【0046】ホスト装置10は、各ストリームに対する
転送要求コマンドを磁気ディスクコントローラ24に送
る際またはその直前にそのストリームを表すストリーム
識別情報(例えば、ストリーム番号)を磁気ディスクコ
ントローラ24に通知する。磁気ディスクコントローラ
24は、ホスト装置10からの転送要求コマンドを受信
した際には、その際またはその直前にホスト装置から通
知されたストリーム識別情報に基づいて、その転送要求
コマンドがいずれのストリームに対する転送要求コマン
ドであるかを認識し、キャッシュメモリ26の各分割領
域のうちから当該ストリームのデータ転送に使用する分
割領域を決定し、その分割領域を使用して上記転送要求
コマンドに応じたデータ転送を行う。
【0047】図2は、第1のリードのストリーム(Stre
am♯1) と、第2のリードのストリーム(Stream♯2)
とが競合した場合の、ホスト装置10と磁気ディスク装
置(HDD)20との動作を示している。なお、〔数
字〕はシーケンス番号を示している。
【0048】ここでは、ストリーム数が2であるため、
キャッシュメモリ26は2分割されているものとする。
分割された一方の領域を分割領域1と呼び、他方の領域
を分割領域2と呼ぶことにし、Stream♯1に対するリー
ド動作には分割領域1が使用され、Stream♯2に対する
リード動作には分割領域2が使用されるものとする。な
お、その他の動作条件は、従来例で示した条件(a)〜
(e)と同じである。
【0049】〔1〕 スタート時点で、キャッシュメモ
リ26の分割領域1および分割領域2内のデータを全て
無効データとする。
【0050】〔2〕 この後、ホスト装置10からStre
am♯1に対するリード要求コマンドが送られてくる。な
お、この際またはこの直前に、Stream♯1に対する転送
であることがホスト装置10から磁気ディスクコントロ
ーラ24に通知される。
【0051】〔3〕 HDD20内部で目的トラックA
へのヘッドの移動が開始される。
【0052】〔4〕 メディア(磁気ディスク)21か
ら分割領域1へのデータ転送が開始される。この時点で
はまだホスト装置10へのデータ転送は開始されない。
【0053】〔5〕 分割領域1にある程度のデータが
蓄積された時点で、ホスト装置10へのデータ転送が開
始される。
【0054】〔6〕 上記〔2〕で受信したリード要求
コマンドによって要求された所定量のデータの全てをホ
スト装置に転送した時点で、今回のコマンド処理が完了
する。
【0055】〔7〕 この例では、内部のメディア21
から分割領域1へのデータ転送は、今回のコマンド処理
が完了する前に分割領域1の記憶領域が満杯になったた
めに、今回のコマンド処理が完了する前に終了してい
る。ただし、このデータ転送により、先読みデータが、
分割領域1に蓄積されることは、従来と同様である。
【0056】〔8〕 上記〔6〕のコマンド処理が完了
した後に、ホスト装置10からStream♯2に対するリー
ド要求コマンドが送られてくる。なお、この際またはこ
の直前に、Stream♯2に対する転送であることがホスト
装置10から磁気ディスクコントローラ24に通知され
る。
【0057】
〔9〕 ホスト装置10からStream♯2に
対する転送であることが通知されているため、分割領域
1に格納されているデータは無効化されない。
【0058】〔10〕〜〔14〕 Stream♯2はトラッ
クBからの読み出しのため、目的トラックBへのヘッド
の移動が開始される。そして、上記〔4〕〜〔7〕と同
様な動作が行われる。ただし、メディア21から読み出
されたデータは、分割領域2に転送される。
【0059】〔15〕 そして、Stream♯2に対するリ
ード要求コマンドに対してコマンド処理が完了した後
に、ホスト装置10から再びStream♯1に対するリード
要求コマンドが送られてくる。この際、分割領域1に格
納されているデータのうち、前回のStream♯1に対する
リード要求コマンドに対してホスト装置10に転送され
たデータは無効化されるが、今回のStream♯1に対する
リード要求が、前回のStream♯1に対するリード要求に
対して、メディア上の連続した領域のデータに対するも
のである場合には、先読みデータは無効化されない。
【0060】〔16〕 今回のStream♯1に対するリー
ド要求が、前回のStream♯1に対するリード要求に対し
て、メディア21上の連続した領域のデータに対するも
のである場合には、既に先読みデータが分割領域1に格
納されているため、今回のStream♯1に対するリード要
求コマンドを受け取った時点で速やかに、ホスト装置1
0へのデータ転送が開始される。
【0061】〔18〕、〔19〕 今回のStream♯1に
対するリード要求コマンドを受け取った時点で無効化さ
れた領域(空き領域)に、先読みされているデータに連
続するデータを格納するために、シーク動作およびメデ
ィア21から分割領域1へのデータ転送が開始される。
【0062】以上のように、上記実施の形態によれば、
複数ストリームを時分割転送する際に、キャッシュメモ
リの利用効率の向上化が図れ、データの転送効率の向上
化が図れるようになる。
【0063】
【発明の効果】この発明によれば、複数のストリームを
時分割転送する際に、キャッシュメモリの利用効率の向
上化が図れ、データの転送効率の向上化が図れるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ転送システムの構成を示すブロック図で
ある。
【図2】第1のリードのストリーム(Stream♯1) と、
第2のリードのストリーム(Stream♯2) とが競合した
場合の、図1のデータ転送システムにおけるホスト装置
10と磁気ディスク装置(HDD)20との動作を示す
タイムチャートである。
【図3】第1のリードのストリーム(Stream♯1) と、
第2のリードのストリーム(Stream♯2) とが競合した
場合の、従来におけるホスト装置と磁気ディスク装置
(HDD)との動作を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
10 ホスト装置 11 ストリーム数通知手段 12 現行ストリーム通知手段 20 磁気ディスク装置(HDD) 21 磁気ディスク 24 磁気ディスクコントローラ 24a キャッシュメモリ分割手段 25 記憶装置(ROM/RAM) 26 キャッシュメモリ 30 ホストI/F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャッシュメモリを備えた磁気ディスク
    装置とホスト装置との間でデータ転送を行うデータ転送
    システムにおいて、 ホスト装置は、複数のストリームの時分割転送を行う場
    合には、それに先立ってストリーム数を磁気ディスク装
    置に通知する手段、および各ストリームに対する転送要
    求コマンドを磁気ディスク装置に送る際またはその直前
    にそのストリームを表すストリーム識別情報を磁気ディ
    スク装置に通知する手段を備えており、 磁気ディスク装置は、ホスト装置からストリーム数が通
    知された際には、通知されたストリーム数に基づいて、
    キャッシュメモリの記憶領域をストリーム数に応じた数
    に分割する手段、およびホスト装置からの転送要求コマ
    ンドを受信した際には、その際またはその直前にホスト
    装置から通知されたストリーム識別情報に基づいて、そ
    の転送要求コマンドがいずれのストリームに対する転送
    要求コマンドであるかを認識し、キャッシュメモリの各
    分割領域のうちから当該ストリームのデータ転送に使用
    する分割領域を決定し、その分割領域を使用して上記転
    送要求コマンドに応じたデータ転送を行う手段を備えて
    いることを特徴とするデータ転送システム。
  2. 【請求項2】 キャッシュメモリを備えた磁気ディスク
    装置とホスト装置との間でデータ転送を行うデータ転送
    方法において、 ホスト装置は、複数のストリームの時分割転送を行う場
    合には、それに先立ってストリーム数を磁気ディスク装
    置に通知し、 磁気ディスク装置は、ホスト装置からストリーム数が通
    知された際には、ホスト装置から通知されたストリーム
    数に基づいて、キャッシュメモリの記憶領域をストリー
    ム数に応じた数に分割し、 ホスト装置は、各ストリームに対する転送要求コマンド
    を磁気ディスク装置に送る際またはその直前にそのスト
    リームを表すストリーム識別情報を磁気ディスク装置に
    通知し、 磁気ディスク装置は、ホスト装置からの転送要求コマン
    ドを受信した際には、その際またはその直前にホスト装
    置から通知されたストリーム識別情報に基づいて、その
    転送要求コマンドがいずれのストリームに対する転送要
    求コマンドであるかを認識し、キャッシュメモリの各分
    割領域のうちから当該ストリームのデータ転送に使用す
    る分割領域を決定し、その分割領域を使用して上記転送
    要求コマンドに応じたデータ転送を行うことを特徴とす
    るデータ転送方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7111124B2 (en) * 2002-03-12 2006-09-19 Intel Corporation Set partitioning for cache memories

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7111124B2 (en) * 2002-03-12 2006-09-19 Intel Corporation Set partitioning for cache memories

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