JP2003196906A - ディスクの装着検出装置 - Google Patents

ディスクの装着検出装置

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JP2003196906A
JP2003196906A JP2001395590A JP2001395590A JP2003196906A JP 2003196906 A JP2003196906 A JP 2003196906A JP 2001395590 A JP2001395590 A JP 2001395590A JP 2001395590 A JP2001395590 A JP 2001395590A JP 2003196906 A JP2003196906 A JP 2003196906A
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disc
detection
disk
diameter
small
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JP2001395590A
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Inventor
Takashi Yamanaka
隆 山中
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Tanashin Denki Co Ltd
Original Assignee
Tanashin Denki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な構成で大小径ディスクが装置の内部に装
着されていることを検知する。 【解決手段】小径ディスク2aが装着されたとき、ラック
板14の係止片14bに検知板16のフック16aを係合させてラ
ック板14の初期位置への復帰を禁止する。このときロー
タリスイッチ20が特定の組合せ信号を発し、この信号を
論理回路32が判別して小径ディスク2aが装着されている
ことを検知する。大径ディスクが装着されたときは検出
レバーがロータリスイッチから別の組合せ信号を発し、
この信号を論理回路32が判別して大径ディスク2aが装着
されていることを検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ディスク搬送経路
中にディスクが有るか否かを検出することができるディ
スク検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク挿入口に挿入されたディスクを
自動的に再生位置に搬送してディスクの再生を行うディ
スク再生装置が知られている。このようなディスク再生
装置では、ディスクが搬送経路中にあるか否かを検出で
きるようにしている。このように搬送経路中のディスク
を検出することで、装置内にディスクが有るにも拘ら
ず、さらにディスクをディスク挿入口に差込むことによ
り、ディスクに損傷を与えることを防いでいる。
【0003】ディスク搬送経路中にあるディスクを検出
するため、特開2001-155415号公報に示された技術で
は、ディスク搬送経路中に発光/受光素子を配置してい
る。そして、通電時にこれらの素子によりディスクが搬
送経路中にあるか否かを検出している
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように発光/受光
素子をディスク搬送経路中に配置した場合、構成が複雑
化することが避けられない。本発明は、簡単な構成で大
・小径ディスクが装置の内部に有ることを検出できるデ
ィスク検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク検出装
置は、被係合部を有し一対の検出レバーに連動する連結
部材と、ディスクを搬送するディスク搬送手段と、両検
出レバーを大径ディスクから離れた位置に係止する係止
手段と、挿入されるディスクによって連結部材の被係合
部と係合する位置まで押上げられて被係合部に係合部を
係合して検出レバーの復帰を停止させる検知部材と、両
検出レバーが初期位置にあるか否かに応じて異なる組合
せ信号を出力する一対のスイッチと、両スイッチからの
出力を受取る論理回路とからなる。そして両スイッチの
状態に応じて論理回路が、搬送経路中にディスクがある
か否かを検出するようにした。
【0006】スイッチを、装置本体および片側の検出レ
バーのいずれか一方に取付けた配線板と、他方に取付け
た接触子とからなるロータリスイッチとすると、ディス
ク検出装置を一層簡素化できる。また、一対のスイッチ
は、両検出レバーが初期位置にあるか、多量回動位置に
あるか、少量回動位置にあるかに応じて異なる組合せ信
号を出力し、この出力を論理回路が判別するようにする
と、大小いずれのディスクが挿入されているか、いずれ
も挿入されていないかを検出して表示することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1から図
16に亘って説明する。図1に示すディスク再生装置1
には、前面にディスク2を挿入するディスク挿入口3(以
降、挿入口3と省略する。)が設けられている。装置本
体1a(以降、本体1aと省略する。)の内部には、この
挿入口3より挿入されたディスク2を挟持する送りローラ
4とガイド板5とが設けられ、送りローラ4の回転でディ
スク2を搬送するようにしている。この送りローラ4とガ
イド板5とが搬送手段6となっている。
【0008】このガイド板5には、ディスク径の大きさ
に応じて回動する一対の検出レバー7a,7bと、大径ディ
スクが再生位置に搬送されたとき検出レバー7a,7bを回
動位置に留める係止レバー8(係止手段)と、夫々の検
出レバー7a,7bの回動に連動して進退移動するロッド板
9a,9bと、このロッド板が前進移動するときロッド板9
a,9bの押圧片9cとの係合が外れて本体内部から弾性復
帰するストップレバー10a,10bが設けられる。また、本
体1内部には、ターンテーブル11とクランパ12とが配置
され、クランパ12は支持板13に支持されて、ターンテー
ブル11に対して接離自在となっている。
【0009】一対の検出レバー7a,7bは、挿入口3に挿
入されるディスク2に係合する当接片7cと、回動中心に
ギヤ部7eとを備え、一方の検出レバー7a(図6では左
側)には係止レバー8の第一ピン8aに係合できる円弧状
の長溝7dが形成されている。この一対の検出レバー7a,
7bのギヤ部7eには、ラック板14(連結部材)のラック1
4eが噛み合わされている。このラック14eは、検出レ
バー7a,7bを相反する方向に同期して回動させるように
ギヤ部7eに噛合わされている。そして、ラック板14に
は、ガイド板5との間にばね15が掛け渡され、このばね1
5は、ラック板14を介して各当接片7cが挿入口3を閉ざす
方向に検出レバー7a,7bを回動付勢している。そして、
ディスク2が挿入口3に挿入されて一方の検出レバー7aが
時計方向に回動すると、ラック板14は他方の検出レバー
7bを反時計方向に回動させる。
【0010】ガイド板5には挿入口3とクランパ12との間
の位置に、ディスク2が本体1aに挿入されたとき、ディ
スク2の上面で先端を押上げられる検知板16(検知部
材)が取付けられている。この検知板16は図2に示すよ
うに極めて薄い板ばねで形成され、基端をガイド板5に
ねじ17で固定されている。そして、検知板16の先端に形
成されたフック16a(係合部)をラック板14に形成され
た傾斜カム14aと係止片14b(被係合部)とに係合させる
ようにしている。また、検知板16の下面には、図3に示
すように合成樹脂製の摺接片16bが中間位置に取付けら
れ、この摺接片16bをディスク搬送通路内に突出させて
いる。
【0011】ラック板14の係止片14bは、フック16aとほ
ぼ同じ幅に形成され、フック幅の約半分の長さの突起14
cと受け面14dとを形成している。また、傾斜カム14aは
フック16aの幅分だけ係止片14bから離れた位置に設けら
れる。この係止片14bは、ラック板14が移動していない
ときにはフック16aの上方に位置している。そして、ラ
ック板14がばね15の力に抗して移動し、さらにフック16
aがガイド板5から押上げられた後、ラック板14がばね15
の力で復帰すると、受け面14dがフック16aの下側に入り
込む。このとき係止片14bの突起14cは、フック16aの側
面に当接してフック16aの幅の半分の長さだけガイド板1
4の復帰移動を禁止する。すなわちフック16aが係止片14
bに係合すると、ラック板14がフック16aの幅の半分だけ
復帰移動した位置に留められることから、検出レバー7
a,7bは、初期位置より僅かに回動した位置に留められ
る。
【0012】一方の検出レバー7aには,ロータリスイッ
チ20が取付けられる。このロータリスイッチ20は、図4
に示すように検出レバー7aの下面に取付けられる接触子
21と、ガイド板5に取付けられる配線基板22とで構成さ
れる。接触子21には三本の接片23が形成され、配線基板
22には各接片23に接する四つの導電部が形成されてい
る。これらの導電部は、図5に示すように接触子21の移
動全工程に亘って接片23に摺接する長尺導電部24と、接
触子21の移動途中から移動終端までに接片23に摺接する
短尺導電部25と、接触子21の移動開始前に接片23に摺接
する第一導電部26と移動終端時に接する第二導電部27と
からなる。
【0013】また配線基板22には、接片23が第一導電部
26から外れて短尺導電部25に接する前に、第一導電部26
及び短尺導電部25のいずれにも接しない空白部28が形成
されている。このロータリスイッチ20により第一及び第
二のスイッチが構成される。図5に示すように第一スイ
ッチ30は、長尺導電部24と第一導電部26及び第二導電部
27とで構成され、第二スイッチ31は長尺導電部24と短尺
導電部25とで構成される。
【0014】そして、ロータリスイッチ20は、検出レバ
ー7a,7bが回動していない初期位置にあるとき、第一ス
イッチは接片23が第一導電部26と長尺導電部24とを導電
してオン、第二スイッチは接片23が空白部28と長尺導電
部24との上にあってオフとなる。また、検出レバー7a,
7bが僅かに回動した第一移動位置にあるときは、第一ス
イッチは接片23が第一導電部26から外れてオフ、第二ス
イッチは接片23が空白部28と長尺導電部24との上にあっ
てオフとなる。さらに検出レバー7a,7bが第一位置から
回動した第二移動位置にあるときは、第一スイッチは接
片23が第一導電部26から外れてオフ、第二スイッチは接
片23が短尺導電部25と長尺導電部24とを導電してオンと
なる。そして、検出レバー7a,7bが最大回動位置にある
ときは、第一スイッチは接片23が第二導電部27と長尺導
電部24とを導電してオン、第二スイッチは接片23が短尺
導電部25と長尺導電部24とを導電してオンとなる。
【0015】すなわちロータリースイッチは、検出レバ
ーの回動に伴なう接触子21の移動により下記のオンオフ
信号を発する。 接触子の位置 第一スイッチ 第二スイッチ 初期位置 オン オフ 第一移動位置 オフ オフ 第二移動位置 オフ オン 最大移動位置 オン オン このように第一及び第二スイッチ30,31は接触子21の位
置に応じて四種類の信号を発し、各信号は論理回路32に
送られる。論理回路32は、二つのスイッチ30,31からの
信号を演算して接触子21の位置を示す信号を動作制御回
路33に伝える。本実施の形態の論理回路32は、接触子21
が第二移動位置に移動したとき、制御回路33を介してロ
ーディングモータを起動させる。
【0016】前記係止レバー8には、長溝7dに嵌合する
第一ピン8aと大径ディスクの外周に係合する第二ピン8b
とが形成されている。この係止レバー8は、挿入口3から
再生位置に大径ディスク8bが搬送されるとき、第二ピン
8bがディスク2bの外周に押されて回動し、第一ピン8aを
長溝7d内に嵌り込ませて検出レバー7aの当接片7cを大径
ディスク8bの外周に接しない最大回動位置に留める働き
をする。
【0017】また、図1で説明したロッド板の押圧片9c
は、ストップレバー10a,10bに係合しているときは図3
に示すように先端のストッパ部10cをディス搬送通路に
位置させている。そして、このストッパ部10cは、小径
ディスク2aがターンテーブル11上に搬送されてきたとき
小径ディスク2aの外周に当接して、小径ディスク2aの回
転中心をターンテーブル11の回転中心に一致させる。ま
た、ロッド板9a,9bが前進移動してストップレバー10
a,10bと押圧片9cとの係合が外れると、ストップレバー
10a,10bは弾性復帰してストッパ部10cをディスク搬送
通路から離脱する。
【0018】さらに一方のロッド板9bは、本体1のター
ンテーブル11より奥側に位置するトリガ18に係合してい
る。このトリガ18はディスク2がディスク搬送手段6で本
体1の内部に送り込まれたとき、ディスク2の外周に押さ
れて回動し、クランパ12をターンテーブル11に接近させ
る。トリガ18をロッド板9bに係合させることでトリガ18
とディスク2との当接する位置をディスクの外径に応じ
た位置に設定することができる。
【0019】本発明による小径ディスクの装着の動作を
図6から図17に亘って説明する。図6には、一対の検出レ
バー7a,7bが、小径ディスク2aの挿入前の位置にある状
態を実線で示し、小径ディスク2aの挿入により回動した
状態を仮想線で示している。ラック板14は、小径ディス
ク2aが挿入されると、検出レバー7a,7bの回動にとも
ないばね15の力に抗してフック16aの幅分だけ図中左方
へ移動している。
【0020】このときフック16aは、図8に示すように
係止片14bと傾斜カム10aとの間に位置し、検出板16の摺
接片16bが図7に示すように小径ディスク2aの上面に乗
り上げて、フック16aを受け面14dの上方に持ち上げてい
る。そして、さらに検出レバー7aが回動されると接触子
21は図9に示すように第二移動位置に移動し、論理回路
32は制御回路33を介してローディングモータを起動させ
る。
【0021】小径ディスク2aの挿入に伴い、一対の検出
レバー7a,7bの当接片c間の間隔は、小径ディスク2a
の外周によって押し広げられて行くが、ディスク2aの
最大外径部が両当接片7cの間を通過すると検出レバー7
a,7bとラック板14およびロッド板9a,9bは、ばね15の
復帰力で復帰移動する。一方、検知板16の摺接片16b
は、まだ小径ディスク2aの上面に乗り上げているため、
係止片14bの受け面14cは、フック16aの下面に入り込
み、突起14dがフック16aの側面に当接する。このためフ
ック16aはその幅の半分だけラック板14の復帰移動を禁
止し、検出レバー回動して接触子21がを僅かに回動した
位置に留める。このときロータリスイッチ20は、図10に
示すように接触子21が第二移動位置から第一移動位置に
戻っており、第一及び第二スイッチ30,31はオフ・オフ
信号を発している。
【0022】そして、小径ディスク2aは,図11に示すよ
うにその中心をターンテーブル11の中心に一致するとこ
ろまで搬送されると、トリガ18を介してクランパ12をタ
ーンテーブル11側に接近させる。また、小径ディスク2a
はその外周がストッパ部10cに当接してそれ以上の搬送
が禁止される。この後、図示しない機構により送りロー
ラ4が下降し、これに伴って小径ディスク2aがターンテ
ーブル11上に載置された後にクランパ12が小径ディスク
2aをターンテーブル11に挟持する。すると、図12に示す
ように、小径ディスク2aは、ガイド板5と摺接片16b及び
送りローラ4から離反してディスクの再生が可能とな
る。
【0023】以上のように小径ディスク2aを再生位置に
搬送する過程において、小径ディスク2a全体が本体1a
の内部に取り込まれ、外部から小径デスク2aの存在を
目視できない状態にあるときに電源が切られた場合、ロ
ータリースイッチ20は第一及び第二スイッチ30,31が共
にオフ信号を発する位置に留められている。そして、電
源が再投入されたとき論理回路32は、ロータリースイッ
チ20からの信号を受けて、第一及び第二スイッチ30,31
が共にオフ信号を発する第一移動位置に留められている
ことから、小径ディスク2aが本体1aに取り込まれてい
ることを認識できる。
【0024】次に、小径ディスク2aを取出す操作を行う
と、クランパ12が小径ディスク2aから離反した後、送り
ローラ4が上昇する。そしてこの送りローラ4で小径ディ
スク2aをターンテーブル11上から持ち上げてガイド板5
に当て、この状態で送りローラ4が回転することにより
小径ディスク2aは挿入口3に向けて送り出される。この
小径ディスク2aを送り出す過程で小径ディスク2aの最大
外径部が両当接片7cを通過するときロータリスイッチ20
の接触子21は第二移動位置に移動する。
【0025】そして、最大外径部が当接片7cを通過し
て当接片7cが挿入口3を閉鎖する方向に検出レバー7a,
7bが回動すると、ロータリスイッチ20の接触子21は第一
移動位置に移動して第一及び第二スイッチ30,31はオフ
オフの信号を発する。すると論理回路32はこの信号と取
出し操作時の信号との組合せでローディングモータを停
止するように制御回路33を働かせる。このとき、検出レ
バー7a,7bは僅かに開いた位置にあり、小径ディスク8a
はその殆どが本体外部に送り出されている。一方、大径
ディスクの場合は、後で説明するように約半分が本体外
部に送り出される。
【0026】図13は大径ディスク2bが挿入口3に挿入さ
れ、大径ディスク2aの搬送が開始されたときの状態を示
す。大径ディスク2aが挿入口3に挿入されてロータリス
イッチ20の接触子21が第二移動位置に達し、第一及び第
二スイッチ30,31がオフオンの信号を発すると、ローデ
ィングモータが起動して大径ディスクaは再生位置に向
けて搬送される。また、この大径ディスク2aを挿入口3
に挿入する過程で、検知板16の摺接片16bが大径ディス
ク2bの上面に係合し、フック16aはガイド板5から押上げ
られている。
【0027】そして、大径ディスク2bが搬送される過程
で検出レバー7a,7bは当接片7cが大径ディスク2bの外周
に押されて大きく回動する。するとラック板14もばね15
の力に抗して大きく左方に移動する。このラック板14の
移動でラック板14の傾斜カム14aが検知板16のフック16a
の下面に係合して図14に示すようにフック16aをガイド
板5から押上げた位置に留める。
【0028】そして、大径ディスク2bは最大外径部が両
当接片7cの間を通過した後、係止レバー8の第二ピン8b
に当接して係止レバー8を図示しない弱いばねの力に抗
して第一ピン8aを検出レバー7aの長溝7d内に押込ませる
ように回動させる。そして、大径ディスク2bは最大外径
部が両当接片7cの間を通過すると検出レバー7a,7bは当
接片7cが挿入口3を閉じる方向に回動する。しかし、第
一ピンaが長溝7d内に押し込められることで検出レバー7
aは大きく回動した位置に留められる。そして、大径デ
ィスク2dは最大外径部が第二ピン8bの位置を通過し、図
16に示すように大径ディスク2bの外周が第二ピン8bから
離反した再生位置に搬送される。この搬送過程でトリガ
18が作動してクランプ機構が働き大径ディスク2bはター
ンテーブル11上にクランパ12で挟持される。
【0029】一方、ロータリスイッチ20は、検出レバー
7aが大きく回動した位置に係止レバー8により係止され
ているので、接触子21は図17に示すように最大移動位置
に達し、第一スイッチ30及び第二スイッチ31は共にオン
の信号を発している。そして論理回路32は、第一、第二
スイッチ30、31が共にオンの信号を発していると大径デ
ィスク2bが本体内部に装着されていると検知する。す
なわち大径ディスク2bを再生位置に搬送するときのロ
ータリスイッチ20と論理回路32との関係は以下のように
なる。 接触子21の位置 第一スイッチ30 第二スイッチ31 論理回路32の判断 初期位置 オン オフ ディスク無し 第二移動位置 オフ オン ローディングモータ起動せよ 最大移動位置 オン オン 大径ディスクが装着された
【0030】再生中の大径ディスク2bの取出し操作を行
うと、クランパ12が大径ディスク2bから離反した後、送
りローラ4が大径ディスク2bをガイド板5に挟持するよう
ターンテーブル11上から持ち上げる。そして、送りロー
ラ4の回転により大径ディスク2bは挿入口3に向けて送り
出される。この大径ディスク2bを送り出す過程で大径デ
ィスク2bの最大外径部が当接片7cを通過した後、ロータ
リスイッチ20の接触子21は第二移動位置に移動する。
【0031】そして、ロータリスイッチ20の接触子21は
第二移動位置に移動して第一、第二スイッチ30,31がオ
フオンの信号を発する。すると論理回路32はローディン
グモータを停止するように制御回路33を働かせる。この
とき、検出レバー7a,7bは、大径ディスク2bの最大外径
部が当接片7cの間を通過して大きく開いた位置にあり、
大径ディスク2bは約半分が本体外部に送り出されてい
る。
【0032】以上のように本実施の形態の説明では、小
径ディスク2aが本体1aに装着されたとき、ラック板14
の係止片14bに検知板16のフック16aを係合させてラック
板14の初期位置への復帰を禁止する。そして、このラッ
ク板14の復帰の禁止を受けてロータリスイッチ20の二つ
のスイッチ30,31がオフオフの信号を発し、この信号を
論理回路32が判別して小径ディスク2aが装着されている
とを示す信号を発するようにしている。このためローデ
ィングモータの制御用のスイッチを使って大・小径ディ
スクの装着状態を知ることができる。特に、小径ディス
ク2aが挿入口とターンテーブルとの間の外部から見え
ない搬送路内にあるとき(図6中の破線で示す位置。)
に電源が切られても、再度電源が投入されると、二つの
スイッチ30,31がオフオフの信号を発するので小径ディ
スク2aが装置内に有ることを表示することができる。
【0033】また、本実施の形態では、このスイッチを
ディスク挿入時にはローディングモータを起動させるス
イッチとし、ディスク排出時にはローディングモータを
停止させるスイッチとしているのでスイッチの省略が図
れ、構成を簡素化できる。
【0034】
【発明の効果】本発明のディスク検出装置は、一対の検
出レバーを回動させる連結部材と、ディスク搬送手段
と、検出レバーの係止手段と、検知部材と、検出レバー
の回動位置に応じて異なる信号を発するスッチとを備え
ている。そして、連結部材に、検知部材の係合部と係合
する被係合部を形成し、小径ディスクが再生位置に搬送
される途中で検出レバーが復動するとき、係合部と被係
合部とを係合させて検出レバーの復動を禁止し、この時
のスイッチからの信号を論理回路で判別してディスクの
有無を検知するようにした。この結果、小径ディスク2
aが図6の破線で示すように外部から見えない搬送路内
のに隠れていても、電源が投入されると、二つのスイッ
チ30,31がオフオフの信号を発するのでディスクが装置
内に有ることを表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク再生装置の外観図。
【図2】ラック板と検知板との関係を示す斜視図。
【図3】小径ディスクが挿入口に差込まれたときの状態
を示す側面断面図。
【図4】ロータリスイッチのを示す斜視図。
【図5】スイッチ回路図。
【図6】小径ディスクが挿入口に差込まれた時の状態を
示す平面図。
【図7】小径ディスクが挿入口から再生位置に運ばれる
ときの状態を示す側面断面図。
【図8】小径ディスクが挿入口に差込まれた時のラック
板と検知板との関係を示す図。
【図9】小径ディスクの搬送を開始するときのスイッチ
回路図。
【図10】小径ディスクが装着されていること検出する
スイッチ回路図。
【図11】小径ディスクが再生位置に運ばれたときの状
態を示す平面図。
【図12】ディスクが再生されているときの状態を示す
側面断面図。
【図13】大径ディスクが挿入口に差込まれた時の状態
を示す平面図。
【図14】大径ディスクが挿入口に差込まれた時のラッ
ク板と検知板との関係を示す図。
【図15】大径ディスクが再生位置に運ばれたときの状
態を示す平面図。
【図16】大径ディスクが装着されていること検出する
スイッチ回路図。
【符号の説明】
1 装置本体 2 ディスク 3 ディスク挿入口 6 ディスク搬送手段 7a,7b 検出レバー 8 係止手段 14b 被係合部 14 連結部材 15 弾性部材 16a 係合部 16 検知部材 20 ロータリスイッチ 30,31 スッチ 32 論理回路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク挿入口(3)に挿入されたディス
    ク(2a,2b)に押されて往動し、弾性部材(15)の弾力
    により復動する一対の検出レバー(7a,7b)と、 被係合部(14b)を有し、前記一対の検出レバーを同期
    させて開閉回動させる連結部材(14)と、 ディスク挿入口と再生位置との間でディスクを搬送する
    ディスク搬送手段(6)と、 前記両検出レバーを再生位置にある大径ディスクから離
    れた位置に係止する係止手段(8)と、 ディスク挿入口と再生位置との間のディスク搬送路中に
    位置して、挿入されるディスクによって前記連結部材の
    被係合部と係合する位置まで押上げられ、小径ディスク
    (2a)が挿入されて前記検出レバーが開位置から閉方向へ
    復帰するとき、前記被係合部に係合部(16a)を係合さ
    せて検出レバーを復帰途中で停止させる検知部材(16)
    と、 前記両検出レバーが初期位置にあるか否かに応じて異な
    る組合せ信号を出力する一対のスイッチ(30,31)と、 前記両スイッチからの出力に応じてディスクが挿入され
    ているか否かを判別する論理回路(32)とを具備したこと
    を特徴とするディスク検出装置。
  2. 【請求項2】前記スイッチは、装置本体および片側の検
    出レバーのいずれか一方に取付けた配線板と他方に取付
    けた接触子とからなるロータリスイッチ(20)としたこと
    を特徴とする請求項1に記載のディスク検出装置。
  3. 【請求項3】前記一対のスイッチは、前記両検出レバー
    が初期位置にあるか、多量回動位置にあるか、少量回動
    位置にあるかに応じて異なる組合せ信号を出力し、 前記論理回路は、前記両スイッチからの出力に応じて大
    小いずれのディスクが挿入されているか、いずれも挿入
    されていないかを判別することを特徴とする請求項1に
    記載のディスク検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7162725B2 (en) 2005-04-25 2007-01-09 Tanashin Denki Co., Ltd. Disc centering device
JP2007102937A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Pioneer Electronic Corp ディスクドライブ
JP2010049760A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Sony Optiarc Inc ディスクドライブ装置及び電子機器

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