JP2003186445A - 表示装置 - Google Patents
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- JP2003186445A JP2003186445A JP2001380653A JP2001380653A JP2003186445A JP 2003186445 A JP2003186445 A JP 2003186445A JP 2001380653 A JP2001380653 A JP 2001380653A JP 2001380653 A JP2001380653 A JP 2001380653A JP 2003186445 A JP2003186445 A JP 2003186445A
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Abstract
こと。 【解決手段】 本発明の表示装置は、少なくとも1画面
分の画像データを記憶するVRAM8と、最新の一画素
分の画像データと一つ前の一画素分の画像データとを比
較する保持データ切替回路3,保持回路1および比較回
路2と、前記比較結果に基づいて連続する同一データの
数をカウントするカウンタ4と、前記一つ前のデータと
前記最新のデータが異なる場合に、VRAM8から画像
データを読み出し、一方、一致する場合に、当該画像デ
ータの読み出し処理を停止し、前記連続回数分にわたっ
て出力中の画像データを保持するVRAM読出制御回路
7,保持回路9および出力データ切替回路10と、を備
える構成とする。
Description
ュータの画像を、液晶等のような画素構造をもつ表示素
子を用いて表示する表示装置に関するものであり、特
に、消費電力の低減を実現することが可能な表示装置に
関するものである。
る。図7は、特開平10−240191号公報に記載さ
れた従来の表示装置の構成を示す図である。図7におい
て、101はビデオメモリであり、102,103はV
RAMであり、104はディジタル/アナログ(D/
A)変換器であり、105は読み出し(R)アドレスカ
ウンタであり、106は行アドレスデコーダであり、1
07はトランジスタであり、108は表示部であり、1
09は画素であり、110はANDゲートであり、11
1は列アドレスデコーダであり、112は画素アドレス
信号であり、113は更新データである。
各画素に蓄えられる表示データを格納するVRAM10
2と、表示部108内の画素が更新されたことを知らせ
る更新データを格納するVRAM103と、から構成さ
れる。また、VRAM102,VRAM103のアドレ
ス番地Mは、表示部108の総画素数をNとするとき、
M>Nとなる。また、番地あたりのビット数は、VRA
M102が6ビット(表示部で64階調の表示ができる
ことになる)であり、VRAM103のビット数が1で
ある。
ータの書き込みが、書き込みアドレス(Wアドレス)で
指定されたVRAM102の番地に行われ、同時に、当
該Wアドレス番地で指定されるVRAM103に「1」
が書き込まれる。
らのデータの読み出しは、Rアドレスカウンタ105の
指示により行われる。たとえば、読み出し番地に対応し
たVRAM103のビットが「1」の場合、VRAM1
02から読み出される表示データは更新されたものであ
ることを示しているので、ANDゲート110では、R
アドレスカウンタ105の内容を、列アドレスデコーダ
111と行アドレスデコーダ106へ出力する。なお、
図中RCLはRアドレスカウンタ105のクロック信号
を表す。
表示データ(ディジタル値)は、D/A変換器104で
アナログ値の表示データへ変換される。
れるRアドレスカウンタ105の上位アドレス情報は、
列アドレスデコーダ111へ通知され、一方の下位アド
レス情報は、行アドレスデコーダ106へ通知される。
そして、列アドレスデコーダ111では、上位アドレス
情報のデコード処理結果に基づいて信号Rmを出力し、
トランジスタ107のオン/オフを制御する。たとえ
ば、オンの場合、その時の表示データVIDが列側駆動
端子Xmへ出力される。一方、行アドレスデコーダ10
6では、下位アドレス情報のデコード処理結果を行側駆
動端子Ynへ出力する。その結果、各端子Xm,Ynで
指定される画素109に、更新された表示データが書き
込まれる。
チャートである。Rアドレスカウンタ105には、連続
信号のクロック信号RCLが入力され、特定周期(たと
えばカウンタ値が飽和した時)で信号RESを発生す
る。ここでは、信号RESの周期が表示データ更新周期
に対応する。
リセット処理(「0」の書き込み)が行われる。ここで
は、Wアドレスで指定されるVRAM102の特定番地
が更新される場合に、対応するVRAM103の特定番
地に「1」が書き込まれることになるが、一方で、Rア
ドレスで読み出された場合には、RESにより再びVR
AM103の特定番地が「0」となる。
されるRアドレスは、RCLによって順次変化する。こ
のRアドレスによって、VRAM102から表示データ
が読み出され、VRAM103から更新データが読み出
される。
新データが「1」のときには、ANDゲート110が、
Rアドレスデータを表示部108の画素アドレス信号1
12として出力する。すなわち、更新される表示画素
は、全体の一部ということになる。たとえば、ワードプ
ロセッサ等における画面の更新は、文字部分だけである
ため、上記のような制御を行った場合、消費電力を大幅
に削減できる。
定時間にわたって行われない場合は、この画素へのデー
タ書き込みが長時間にわたって途絶えることになる。そ
のため、たとえば、表示素子が液晶の場合、この画素へ
蓄積した電荷はしだいに放電し、その結果、表示画像は
徐々に劣化する。
能な表示装置の構成を示す図である。図9において、1
14はRESを60回にわたって計数する60計数カウ
ンタであり、115はパルスである。また、図10は、
図9に示す表示装置の動作を示すタイムチャートであ
る。
トすると(カウンタ値が59から0になった時)、1R
ES周期分の幅でパルス115を出力する。パルス11
5はANDゲート110に入力され、このパルス115
が「1」のとき、表示部108では、全画素分の表示デ
ータを更新する。
とした場合、パルス115の周期、すなわち、表示部1
08の全画素が更新される周期は、1秒となる。これ
は、表示素子が液晶の場合、各画素の容量に蓄えられた
電荷(表示データ)の放電経路,液晶あるいはトランジ
スタのゲート端子等のインピーダンスが極めて高いこと
を考慮すれば、十分な全画素更新周期と言える。すなわ
ち、この周期で全画素の更新を行えば、ユーザが表示劣
化を認識することはない。
7に記載の従来の表示装置においては、VRAM102
の読み出しアクセスを削減することによって消費電力を
大幅に削減できるが、一方で、たとえば、表示素子が液
晶の場合、更新されてない画素には書き込み処理が行わ
れず、時間の経過とともに液晶の容量に充電された電荷
が放電し、表示が劣化する、という問題があった。
示装置においては、全画素のデータを更新するための機
能を付加する必要があるため、回路の複雑化,大規模化
を招く、という問題があった。
って、メモリへのアクセス回数の削減を実現し、かつ余
分な回路を付加することなく表示劣化を防ぎつつ消費電
力の低減を実現可能な表示装置を得ることを目的とす
る。
目的を達成するために、本発明にかかる表示装置にあっ
ては、少なくとも1画面分の画像データを記憶するビデ
オメモリ(後述する実施の形態のVRAM8に相当)を
備え、さらに、最新の一画素分の画像データと一つ前の
一画素分の画像データとを比較する比較手段(保持デー
タ切替回路3、保持回路1、比較回路2に相当)と、前
記比較結果に基づいて連続する同一データの数(連続回
数情報)をカウントするカウント手段(カウンタ4に相
当)と、前記一つ前のデータと前記最新のデータが異な
る場合に、ビデオメモリから画像データを読み出し、一
方、一致する場合に、当該画像データの読み出し処理を
停止し、前記連続回数分にわたって出力中の画像データ
を保持する読出制御手段(VRAM読出制御回路7、保
持回路9、出力データ切替回路10に相当)と、を備え
ることを特徴とする。
少なくとも1画面分の画像データを記憶するビデオメモ
リ(VRAM8に相当)を備え、さらに、最新の一画素
分の画像データと一つ前の一画素分の画像データとを比
較する比較手段(保持データ切替回路3、保持回路1、
比較回路2に相当)と、前記比較結果に基づいて連続す
る同一データの数(連続回数情報)をカウントするカウ
ント手段(カウンタ4に相当)と、画像データの下位数
ビットを削減し、ビット削減後のデータと前記連続回数
情報とをマージするマージ手段(遅延回路21、マージ
回路22に相当)と、制御信号に基づいて前記マージ後
データと前記画像データの切り替え制御を行い、いずれ
か一方のデータをビデオメモリに書き込む書込制御手段
(書込データ切替回路23に相当)と、前記マージ後デ
ータ内の連続回数情報を読み出し、同一データが連続し
ていないと判断した場合に、ビデオメモリからマージ後
データを読み出し、一方、同一データが連続すると判断
した場合に、当該マージ後データの読み出し処理を停止
し、前記連続回数分にわたって出力中のマージ後データ
を保持する読出制御手段(VRAM読出制御回路7a、
保持回路9、出力データ切替回路10に相当)と、を備
えることを特徴とする。
少なくとも1画面分の画像データを記憶するビデオメモ
リ(VRAM8に相当)を備え、さらに、低消費電力モ
ードで動作する場合に、ビデオメモリから画像データを
読み出し、最新の一画素分の画像データと一つ前の一画
素分の画像データとを比較する比較手段(保持データ切
替回路3、保持回路1、比較回路2bに相当)と、前記
比較結果に基づいて連続する同一データの数(連続回数
情報)をカウントするカウント手段(カウンタ4に相
当)と、前記一つ前のデータと前記最新のデータが異な
る場合に、ビデオメモリから画像データを読み出し、一
方、一致する場合に、当該画像データの読み出し処理を
停止し、前記連続回数分にわたって出力中の画像データ
を保持する読出制御手段(VRAM読出制御回路7b、
保持回路9、出力データ切替回路10に相当)と、を備
えることを特徴とする。
記読出制御手段は、1画面表示期間にビデオメモリにア
クセスした回数をカウントし、アクセス率が所定値以上
になった場合に、前記連続回数情報生成に関するすべて
の処理を停止し、以降、ビデオメモリのすべてのデータ
を読み出すことを特徴とする。
の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
この実施の形態によりこの発明が限定されるものではな
い。
示装置の実施の形態1の構成を示す図である。図1にお
いて、1は1表示素子分の画像データを保持する保持回
路であり、2は入力される画像データ値と保持回路1の
出力値とを比較し、一致する場合に「1」を、不一致の
場合に「0」を、それぞれ出力する比較回路であり、3
は保持回路1のデータを次のサイクルも保持しつづける
か新しいデータに切り替えるかを選択するための保持デ
ータ切替回路であり、4は比較回路2出力が「1」であ
る間、カウントを継続するカウンタであり、5はカウン
タ4の出力を1画面分だけ記憶するタグメモリであり、
6は一致回数をタグメモリのどのアドレスに書き込むの
かを決める書込アドレス生成回路であり、7はビデオメ
モリ(以下、VRAMと呼ぶ)からの読み出しおよびタ
グメモリからの読み出しを制御するVRAM読出制御回
路であり、8はVRAMであり、9はVRAM8からの
読み出し画像データを一致期間だけ保持しておく保持回
路であり、10はVRAM8の読み出し出力か保持回路
9の出力かを選択する出力データ切替回路であり、11
は液晶パネルを駆動するための信号処理を行う液晶表示
信号処理回路であり、12は液晶パネルである。
する。まず、外部機器(図示せず)から入力される画像
データ,入力クロック信号(以下、W−CLKと呼ぶ)
は、保持回路1に供給される。保持回路1は、1段のシ
フトレジスタで構成され、1クロック周期の時間分だけ
画像データを遅延させる。比較回路2では、入力される
画像データと保持回路1の出力とを比較する。そして、
両方のデータ値が一致していれば「1」を出力する。一
方、不一致ならば「0」を出力する。すなわち、ここで
は、1画素前のデータとの比較を行い、一致する時は、
同一の画像データが連続していると判断する。この場
合、保持データ切替回路3では、保持回路1の出力をそ
のままの状態で再度供給し、保持回路1では、もう1ク
ロック周期分だけ同一のデータを保持する。
「1」である間、カウントを継続する。これにより、同
一のデータが何回にわたって送られてきたのかをカウン
トすることができる。
了後、カウンタ4の出力を記録するためのタグメモリ5
のアドレスを決定する。カウンタ4の出力は、書込アド
レス生成回路6が生成したアドレスに基づいてタグメモ
リ5に記憶される。図2(a)は、書き込み処理の様子
を示す図である。この例では、1番目のデータが2回、
3,4番目のデータが1回、5番目のデータが4回、9
番目のデータが5回にわたって連続している。
れ、VRAM8では、W−CLKに基づいて内部で書き
込みアドレスを発生し、当該画像データを記憶する。V
RAM8からの読み出し処理は、読み出しクロック(以
下、R−CLKと呼ぶ)に基づいて内部で読み出しアド
レスを生成して行われる。また、タグメモリ5からの読
み出し処理もR−CLKにより行われ、その出力は、V
RAM読出制御回路7に供給される。
の連続回数を読み出し、当該連続回数が「1」でない期
間については、VRAM8からの読み出しを停止する。
ここでは、読み出した連続回数をR−CLK毎に1だけ
減算し、連続回数が「1」になるまでタグメモリ5から
の読み出しを停止する。
出力に1クロック周期分の遅延を与えるが、VRAM読
出制御回路7で保持した連続回数が「1」以外の場合
は、遅延動作を停止し、データを保持する。
出制御回路7で保持した連続回数が「1」以外の場合は
次のR−CLKのタイミングで保持回路9の出力を、
「1」の場合には次のR−CLKのタイミングでVRA
M8の読み出しデータを、それぞれ出力する。図2
(b)は、読み出し処理の様子を示す図である。ここで
は、タグメモリ5の出力が「1」の場合、すなわち、1
画素前のデータと異なる時は、VRAM8のデータを読
み出し、タグメモリ5の出力が「1」以外の場合、すな
わち、1画素前のデータと同一の時は、VRAM8から
の読み出しを停止する。
出力データ切替回路10の出力を用いて液晶パネル12
を駆動するための信号処理を行う。
像データを書き込む際に、継続して入力される同一デー
タの数を記録し、連続して同じデータが続く期間につい
ては、メモリからの読み出し処理を停止する。これによ
り、低消費電力化を実現できる。
示装置の実施の形態2の構成を示す図である。図3にお
いて、7aはVRAMからの読み出し処理を制御するV
RAM読出制御回路であり、21は画像データの遅延回
路であり、22はカウント値を画像データのデータフィ
ールドの特定エリアに書き込むマージ回路であり、23
はマージ回路22出力(カウント値を書き込んだ画像デ
ータ)か画像データを選択出力する書込データ切替回路
である。なお、前述の実施の形態1と同様の構成につい
ては、同一の符号を付してその説明を省略する。
ついて説明する。ここでは、前述した実施の形態1と異
なる動作についてのみ説明する。
み処理として、画像データのすべてのビットを書き込む
通常モードと、画像データの下位数ビットを削減し、削
減分の空きメモリエリアに同一データの連続回数を書き
込む低消費電力モードと、を使い分ける。なお、モード
の切り替え処理は、外部から供給される消費電力モード
切替信号を用いて行われる。
対応する画像データと同期をとった状態でVRAM8に
書き込むために、当該画像データをカウントに要する時
間分だけ遅らせる。この遅延回路21では、カウンタ4
の最大カウント数分(最大カウント値)の遅延を保証す
る。これにより、カウンタ4の出力は、対応する画像デ
ータと同一のVRAMアドレスに書き込まれる。図4
は、実施の形態2の書き込み処理の様子を示す図であ
る。
ータのデータフィールドの特定エリアに書き込む。すな
わち、画像データの下位数ビットを削減し、削減分の特
定エリアに同一データの連続回数(カウンタ4出力)を
書き込む。書込データ切替回路23では、通常モードの
ときに画像データを出力し、低消費電力モードのときに
カウント値を書き込んだ画像データ(マージ回路22出
力)を出力する。
送られてくる消費電力モード切替信号を監視し、通常モ
ードであれば、VRAM8のすべてのデータを読み出す
ように制御し、出力データ切替回路10では、絶えずV
RAM8の出力を選択する。一方、低消費電力モードで
あれば、VRAM読出制御回路7aでは、VRAM8か
ら読み出したデータのうち、連続回数のフィールドを読
み出し、連続回数が「1」以外の場合、VRAM8から
の読み出し処理を停止するように制御する。なお、読み
出した連続回数は、R−CLK毎に1だけ減算される。
ロック周期分の遅延を付加するが、たとえば、VRAM
読出制御回路7aで保持した連続回数が「1」以外の時
は遅延動作を停止し、データを保持する。出力データ切
替回路10では、VRAM読出制御回路7aで保持した
連続回数が「1」以外の時は、保持回路9の出力を、
「1」の時はVRAM8の読み出しデータを、それぞれ
出力する。
電力化を実現するために表示ビット数(色数等)を減ら
し、使用しなくなったメモリエリアを同一画像データの
連続回数記録領域に使用する構成とした。これにより、
追加メモリを使用することなく、読み出し処理を停止す
ることができるため、さらに低消費電力化を促進でき
る。
示装置の実施の形態3の構成を示す図である。図5にお
いて、2bは入力される画像データ値と保持回路1の出
力値とを比較し、一致する場合に「1」を、不一致の場
合に「0」を、それぞれ出力する比較回路であり、6b
は書込アドレス生成回路であり、7bはVRAM8から
の読み出し処理を制御するVRAM読出制御回路であ
り、31は画像データの下位ビットを任意のビット数分
だけマスクするデータマスク回路である。
ついて説明する。ここでは、前述した実施の形態1およ
び2と異なる動作についてのみ説明する。
送られてくる消費電力モード切替信号を監視することに
よって、通常モードから低消費電力モードへの変更を検
知し、変更後の1画面表示期間についてはタグメモリ5
の書き換え期間であると判断し、低消費電力モードであ
ってもVRAM8のすべてのデータを読み出す。このと
き、出力データ切替回路10は、絶えずVRAM8の出
力を選択する。
受け取ったデータマスク回路31では、低消費電力モー
ドの場合、表示ビット数情報に基づいて決定される余剰
ビットをマスクし、データマスク回路31の出力データ
を比較回路2bおよび保持データ切替回路3に対して出
力する。
6bでは、通常モードから低消費電力モードへの変更を
検知し、変更後の1画面表示期間の画像データを用い
て、すなわち、有効表示ビット(マスクされていないビ
ット)を用いて、同一データの連続回数をカウントし、
そのカウント結果をタグメモリ5に書き込む制御を行
う。
モードから低消費電力モードへ変更後、2画面目の表示
から、前述した実施の形態2と同様に動作する。すなわ
ち、タグメモリ5に記憶した連続回数を読み出し、当該
連続回数が「1」以外の場合に、VRAM8からの読み
出し処理を停止するように制御する。なお、読み出した
連続回数は、R−CLK毎に1だけ減算される。また、
上記の処理は、実施の形態1の変形例として説明した
が、これに限らず、前述した実施の形態2の構成に適用
することとしてもよい。その場合、同一データの連続回
数は、実施の形態2と同様の手順でVRAM8の空き領
域に記憶される。
像データを一旦記憶した後、低消費電力モードに変更し
た場合(たとえば、6ビットで表現された各色データ
を、3ビットの表示に切り替える場合)、最初の1画面
表示期間については、現在記憶している画像データを読
み出して表示する。このとき、読み出した画像データを
表示ビット数情報に基づいてマスクし、マスク後の画像
データを用いて同一データの連続回数をカウントし、そ
のカウント結果を記憶する。そして、2画面目の表示期
間以降については、先に記憶しておいた連続回数を読み
出し、当該連続回数が「1」以外の場合に、記憶してい
る画像データの読み出し処理を停止する。これにより、
さらに低消費電力化を促進できる。
示装置の実施の形態4の構成を示す図である。図6にお
いて、7cはVRAM8の読み出し制御にタグメモリ5
の情報を利用するかどうかを判定する判定機能を追加し
たVRAM読出制御回路であり、41はVRAM8への
アクセスが1画面当たり何回になるかをカウントする読
出回数カウンタである。
ついて説明する。ここでは、前述した実施の形態1,2
および3と異なる動作についてのみ説明する。
が更新された次の1画面表示期間に、タグメモリ5内の
連続回数に基づいて、VRAM読出制御回路7cがVR
AM8にアクセスした回数をカウントする。VRAM読
出制御回路7cでは、外部から与えられる読出率情報に
基づいて、VRAM8へのアクセス率が一定以上になっ
た場合、カウンタ4,タグメモリ5,書込アドレス生成
回路6,VRAM読出制御回路7cおよび読出回数カウ
ンタ41等の各回路の処理が多くなり、消費電力が増加
するため、上記「タグメモリ5を使用したVRAMアク
セス方式」を停止し、上記各回路を用いない「VRAM
8のすべてのデータを読み出す方式」に移行する。この
場合、出力データ切替回路10は、絶えずVRAM8の
出力を選択する。
率を算出するために読出回数カウンタ41の結果を利用
する。また、VRAM読出制御回路7cでは、タグメモ
リ5を利用しないアクセス方式(VRAM8のすべての
データを読み出す方式)が選択された場合、タグメモリ
5の読み出し動作を完全に停止するように制御する。
の表示期間に、画像データが記憶されたメモリのアクセ
ス回数をカウントし、メモリへのアクセス率が一定値以
上になった場合に、前述した実施の形態1の方式から、
メモリ内のすべてのデータを読み出す方式に移行する構
成とした。これにより、アクセス数に応じた消費電力制
御が可能となるため、常に最適な方式で画像を表示する
ことができる。なお、本実施の形態では、読出回数カウ
ンタ41を実施の形態1(図1)の構成に適用したが、
これに限らず、読出回数カウンタ41は、実施の形態2
および3においても適用可能である。
ば、画像データを書き込む際に、継続して入力される同
一データの数を記録し、連続して同じデータが続く期間
については、ビデオメモリからの読み出し処理を停止す
る構成とした。これにより、従来の表示装置と比較して
大幅に消費電力を低減できる、という効果を奏する。
ために表示ビット数(色数等)を減らし、使用しなくな
ったメモリエリアを同一画像データの連続回数記録領域
に使用する構成とした。これにより、追加メモリを使用
することなく、読み出し処理を停止することができるた
め、さらに低消費電力化を促進できる、という効果を奏
する。
憶した後、低消費電力モードに変更された場合、最初の
1画面表示期間については、現在記憶している画像デー
タを読み出して表示する。このとき、読み出した画像デ
ータを用いて同一データの連続回数をカウントし、その
カウント結果を記憶する。そして、2画面目の表示期間
以降については、先に記憶しておいた連続回数を読み出
し、当該連続回数が、たとえば、「1」以外の場合に、
画像データの読み出し処理を停止する。これにより、さ
らに低消費電力化を促進できる、という効果を奏する。
に、画像データが記憶されたビデオメモリへのアクセス
回数をカウントし、ビデオメモリへのアクセス率が一定
値以上になった場合に、上記連続回数のカウントに関す
るすべての処理を停止し、ビデオメモリからすべてのデ
ータを読み出す方式に移行する。これにより、アクセス
数に応じた消費電力制御が可能となるため、常に最適な
方式で画像を表示することができる、という効果を奏す
る。
成を示す図である。
子を示す図である。
成を示す図である。
である。
成を示す図である。
成を示す図である。
である。
トである。
タ切替回路、4 カウンタ、5 タグメモリ、6,6b
書込アドレス生成回路、7,7a,7b,7c VR
AM読出制御回路、8 VRAM、10 出力データ切
替回路、11液晶表示信号処理回路、12 液晶パネ
ル、21 画像データの遅延回路、22マージ回路、2
3 書込データ切替回路、31 データマスク回路、4
1 読出回数カウンタ。
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも1画面分の画像データを記憶
するビデオメモリを備えた表示装置において、 最新の一画素分の画像データと一つ前の一画素分の画像
データとを比較する比較手段と、 前記比較結果に基づいて連続する同一データの数(連続
回数情報)をカウントするカウント手段と、 前記一つ前のデータと前記最新のデータが異なる場合
に、ビデオメモリから画像データを読み出し、一方、一
致する場合に、当該画像データの読み出し処理を停止
し、前記連続回数分にわたって出力中の画像データを保
持する読出制御手段と、 を備えることを特徴とする表示装置。 - 【請求項2】 少なくとも1画面分の画像データを記憶
するビデオメモリを備えた表示装置において、 最新の一画素分の画像データと一つ前の一画素分の画像
データとを比較する比較手段と、 前記比較結果に基づいて連続する同一データの数(連続
回数情報)をカウントするカウント手段と、 画像データの下位数ビットを削減し、ビット削減後のデ
ータと前記連続回数情報とをマージするマージ手段と、 制御信号に基づいて前記マージ後データと前記画像デー
タの切り替え制御を行い、いずれか一方のデータをビデ
オメモリに書き込む書込制御手段と、 前記マージ後データ内の連続回数情報を読み出し、同一
データが連続していないと判断した場合に、ビデオメモ
リからマージ後データを読み出し、一方、同一データが
連続すると判断した場合に、当該マージ後データの読み
出し処理を停止し、前記連続回数分にわたって出力中の
マージ後データを保持する読出制御手段と、 を備えることを特徴とする表示装置。 - 【請求項3】 少なくとも1画面分の画像データを記憶
するビデオメモリを備えた表示装置において、 低消費電力モードで動作する場合に、ビデオメモリから
画像データを読み出し、最新の一画素分の画像データと
一つ前の一画素分の画像データとを比較する比較手段
と、 前記比較結果に基づいて連続する同一データの数(連続
回数情報)をカウントするカウント手段と、 前記一つ前のデータと前記最新のデータが異なる場合
に、ビデオメモリから画像データを読み出し、一方、一
致する場合に、当該画像データの読み出し処理を停止
し、前記連続回数分にわたって出力中の画像データを保
持する読出制御手段と、 を備えることを特徴とする表示装置。 - 【請求項4】 前記読出制御手段は、 1画面表示期間にビデオメモリにアクセスした回数をカ
ウントし、アクセス率が所定値以上になった場合に、前
記連続回数情報生成に関するすべての処理を停止し、以
降、ビデオメモリのすべてのデータを読み出すことを特
徴とする請求項1、2または3に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001380653A JP3589649B2 (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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