JP2003172281A - 圧縮機 - Google Patents
圧縮機Info
- Publication number
- JP2003172281A JP2003172281A JP2001372519A JP2001372519A JP2003172281A JP 2003172281 A JP2003172281 A JP 2003172281A JP 2001372519 A JP2001372519 A JP 2001372519A JP 2001372519 A JP2001372519 A JP 2001372519A JP 2003172281 A JP2003172281 A JP 2003172281A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- refrigerant
- compression mechanism
- compressor
- stage
- coolant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/30—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members
- F04C18/34—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members
- F04C18/356—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member
- F04C18/3562—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member the inner and outer member being in contact along one line or continuous surfaces substantially parallel to the axis of rotation
- F04C18/3564—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids having the characteristics covered by two or more of groups F04C18/02, F04C18/08, F04C18/22, F04C18/24, F04C18/48, or having the characteristics covered by one of these groups together with some other type of movement between co-operating members having the movement defined in group F04C18/08 or F04C18/22 and relative reciprocation between the co-operating members with vanes reciprocating with respect to the outer member the inner and outer member being in contact along one line or continuous surfaces substantially parallel to the axis of rotation the surfaces of the inner and outer member, forming the working space, being surfaces of revolution
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/001—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids of similar working principle
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C23/00—Combinations of two or more pumps, each being of rotary-piston or oscillating-piston type, specially adapted for elastic fluids; Pumping installations specially adapted for elastic fluids; Multi-stage pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C23/008—Hermetic pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
- Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷媒の二酸化炭素をＨＦＣ、ＨＣＦＣなどよ
り高圧に圧縮する圧縮機の、圧縮機構部を収納した容器
の耐圧性問題を解決する。 【解決手段】 冷媒導入管３０を介して導入する二酸化
炭素からなる冷媒を、密閉容器１２内に設けた回転式圧
縮機構部２２の下側の第１の圧縮機構部２４により圧縮
し、その第１の圧縮機構部２４で圧縮した冷媒を冷媒導
入管３２を介して上側の第２の圧縮機構部２６に導入、
その上側の第２の圧縮機構部２６でさらに所定の高圧に
圧縮した冷媒を冷媒吐出管３４に直接吐出し、密閉容器
１２内には圧縮した冷媒が吐出されないようにした。
り高圧に圧縮する圧縮機の、圧縮機構部を収納した容器
の耐圧性問題を解決する。 【解決手段】 冷媒導入管３０を介して導入する二酸化
炭素からなる冷媒を、密閉容器１２内に設けた回転式圧
縮機構部２２の下側の第１の圧縮機構部２４により圧縮
し、その第１の圧縮機構部２４で圧縮した冷媒を冷媒導
入管３２を介して上側の第２の圧縮機構部２６に導入、
その上側の第２の圧縮機構部２６でさらに所定の高圧に
圧縮した冷媒を冷媒吐出管３４に直接吐出し、密閉容器
１２内には圧縮した冷媒が吐出されないようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、二酸化炭素からな
る冷媒を用いた空調装置、給湯機、カーエアコン、ショ
ーケース、冷凍・冷蔵庫、自動販売機などの冷凍装置に
おいて冷媒を圧縮する圧縮機に関する。
る冷媒を用いた空調装置、給湯機、カーエアコン、ショ
ーケース、冷凍・冷蔵庫、自動販売機などの冷凍装置に
おいて冷媒を圧縮する圧縮機に関する。
【０００２】
【従来の技術】冷凍装置に使用される冷媒圧縮機とし
て、例えば図４に示した内部中間圧型の回転式２段圧縮
機（以下、単に圧縮機と云う）１０Ｘが周知である。こ
の圧縮機１０Ｘにおいては、密閉容器１２内の上部にス
テータ１４、ロータ１６などからなる電動機構部１８を
備えると共に、その下部に電動機構部１８のロータ１６
と回転軸２０を介して連結された２段式の回転式圧縮機
構部２２を備えている。
て、例えば図４に示した内部中間圧型の回転式２段圧縮
機（以下、単に圧縮機と云う）１０Ｘが周知である。こ
の圧縮機１０Ｘにおいては、密閉容器１２内の上部にス
テータ１４、ロータ１６などからなる電動機構部１８を
備えると共に、その下部に電動機構部１８のロータ１６
と回転軸２０を介して連結された２段式の回転式圧縮機
構部２２を備えている。
【０００３】この圧縮機１０Ｘの２段式の回転式圧縮機
構部２２においては、下側に第１の圧縮機構部２４が配
設され、その上側に第２の圧縮機構部２６が配設され、
図示しないアキュムレータから冷媒導入管３０を介して
導入した気体の冷媒を下段側の第１の圧縮機構部２４で
圧縮し、その圧縮した冷媒を中間吐出管２８から密閉容
器１２内に吐出、それを密閉容器１２の胴部に開設した
中間吐出孔に設けたスリーブ２９から延設した冷媒導入
管３２を介して２段目の第２の圧縮機構部２６に導入
し、そこでさらに高圧に圧縮して冷媒吐出管３４から図
示しない空調装置の冷媒回路に高圧冷媒を供給するよう
に構成されている。
構部２２においては、下側に第１の圧縮機構部２４が配
設され、その上側に第２の圧縮機構部２６が配設され、
図示しないアキュムレータから冷媒導入管３０を介して
導入した気体の冷媒を下段側の第１の圧縮機構部２４で
圧縮し、その圧縮した冷媒を中間吐出管２８から密閉容
器１２内に吐出、それを密閉容器１２の胴部に開設した
中間吐出孔に設けたスリーブ２９から延設した冷媒導入
管３２を介して２段目の第２の圧縮機構部２６に導入
し、そこでさらに高圧に圧縮して冷媒吐出管３４から図
示しない空調装置の冷媒回路に高圧冷媒を供給するよう
に構成されている。
【０００４】すなわち、上記の圧縮機１０Ｘは下段側の
第１の圧縮機構部２４で圧縮した冷媒を中間吐出管２８
から密閉容器１２内に吐出するものであったので、密閉
容器１２内の圧力が高くなる。特に、二酸化炭素を冷媒
とする空調装置においては、圧縮機１０Ｘが圧縮した冷
媒を放熱器で放熱させて超臨界状態にするために、二酸
化炭素冷媒はハイドロフルオロカーボン（ＨＦＣ）、ハ
イドロクロロフルオロカーボン（ＨＣＦＣ）などの冷媒
より高圧に加圧される。そのため、二酸化炭素を冷媒と
する冷凍装置の圧縮機１０Ｘにおいては、ＨＦＣ、ＨＣ
ＦＣなどを冷媒とする冷凍装置の圧縮機より密閉容器１
２の耐圧性が問題となる。
第１の圧縮機構部２４で圧縮した冷媒を中間吐出管２８
から密閉容器１２内に吐出するものであったので、密閉
容器１２内の圧力が高くなる。特に、二酸化炭素を冷媒
とする空調装置においては、圧縮機１０Ｘが圧縮した冷
媒を放熱器で放熱させて超臨界状態にするために、二酸
化炭素冷媒はハイドロフルオロカーボン（ＨＦＣ）、ハ
イドロクロロフルオロカーボン（ＨＣＦＣ）などの冷媒
より高圧に加圧される。そのため、二酸化炭素を冷媒と
する冷凍装置の圧縮機１０Ｘにおいては、ＨＦＣ、ＨＣ
ＦＣなどを冷媒とする冷凍装置の圧縮機より密閉容器１
２の耐圧性が問題となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】したがって、冷媒に二
酸化炭素を使用する冷凍装置の圧縮機においては、圧縮
機構部を内蔵する圧縮機の容器の耐圧性を解決する必要
があり、それが解決すべき課題となっていた。
酸化炭素を使用する冷凍装置の圧縮機においては、圧縮
機構部を内蔵する圧縮機の容器の耐圧性を解決する必要
があり、それが解決すべき課題となっていた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術の
課題を解決するため、冷媒を圧縮して吐出する複数の圧
縮機構部と、この圧縮機構部を回転駆動する電動機構部
とを密閉容器内に備え、前記複数の圧縮機構部により多
段階の冷媒圧縮を行う圧縮機において、冷媒として二酸
化炭素を用い、前記複数の圧縮機構部の内、前段圧縮機
構部の吐出口と、後段圧縮機構部の吸込口とを冷媒配管
にて接続すると共に、最後段圧縮機構部は冷媒吐出管を
介して冷媒回路に冷媒を吐出するようにした第１の構成
の圧縮機と、
課題を解決するため、冷媒を圧縮して吐出する複数の圧
縮機構部と、この圧縮機構部を回転駆動する電動機構部
とを密閉容器内に備え、前記複数の圧縮機構部により多
段階の冷媒圧縮を行う圧縮機において、冷媒として二酸
化炭素を用い、前記複数の圧縮機構部の内、前段圧縮機
構部の吐出口と、後段圧縮機構部の吸込口とを冷媒配管
にて接続すると共に、最後段圧縮機構部は冷媒吐出管を
介して冷媒回路に冷媒を吐出するようにした第１の構成
の圧縮機と、
【０００７】前記第１の構成の圧縮機において、密閉容
器内と冷媒回路とを連通する冷媒導入管を備え、最前段
の圧縮機構部は前記密閉容器から冷媒を吸い込むように
した第２の構成の圧縮機と、を提供するものである。
器内と冷媒回路とを連通する冷媒導入管を備え、最前段
の圧縮機構部は前記密閉容器から冷媒を吸い込むように
した第２の構成の圧縮機と、を提供するものである。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を主に図
１、図２に基づいて詳細に説明する。なお、理解を容易
にするため、これらの図においても前記図面において説
明した部分と同様の機能を有する部分には、同一の符号
を付した。
１、図２に基づいて詳細に説明する。なお、理解を容易
にするため、これらの図においても前記図面において説
明した部分と同様の機能を有する部分には、同一の符号
を付した。
【０００９】図１に示した本発明の第１の構成の圧縮機
１０においては、冷媒導入管３０を介して導入する二酸
化炭素からなる冷媒を、密閉容器１２内に設けた回転式
圧縮機構部２２の下側に配置した第１の圧縮機構部（解
決手段で言う前段圧縮機構部）２４により圧縮し、その
第１の圧縮機構部２４で圧縮した冷媒を、一端が第１の
圧縮機構部２４の冷媒吐出口に連結され、他端が上側に
配置した第２の圧縮機構部２６（解決手段で言う後段圧
縮機構部）の冷媒吸込口に連結された冷媒導入管３２を
介して第２の圧縮機構部２６に導入し、その第２の圧縮
機構部２６でさらに所定の高圧に圧縮した冷媒を冷媒吐
出管３４に直接吐出するように構成されている。
１０においては、冷媒導入管３０を介して導入する二酸
化炭素からなる冷媒を、密閉容器１２内に設けた回転式
圧縮機構部２２の下側に配置した第１の圧縮機構部（解
決手段で言う前段圧縮機構部）２４により圧縮し、その
第１の圧縮機構部２４で圧縮した冷媒を、一端が第１の
圧縮機構部２４の冷媒吐出口に連結され、他端が上側に
配置した第２の圧縮機構部２６（解決手段で言う後段圧
縮機構部）の冷媒吸込口に連結された冷媒導入管３２を
介して第２の圧縮機構部２６に導入し、その第２の圧縮
機構部２６でさらに所定の高圧に圧縮した冷媒を冷媒吐
出管３４に直接吐出するように構成されている。
【００１０】すなわち、この第１の構成の圧縮機１０に
おいては、回転式圧縮機構部２２が圧縮した冷媒は、密
閉容器１２の内部に吐出されることなく、冷媒吐出管３
４に直接吐出されるので、密閉容器１２の内部が高圧に
なることがない。
おいては、回転式圧縮機構部２２が圧縮した冷媒は、密
閉容器１２の内部に吐出されることなく、冷媒吐出管３
４に直接吐出されるので、密閉容器１２の内部が高圧に
なることがない。
【００１１】そのため、回転式圧縮機構部２２の摺動部
分の潤滑などに使用する冷凍機油５０が底部に溜め置か
れる密閉容器１２は、二段式などの回転式圧縮機構部２
２を収納するために内容積が大きくなっても、また、電
動機構部１８に電力を供給する電力ターミナル３８を密
閉容器１２の上部に気密性を持たせて設置する際にも、
第１の圧縮機構部２４が圧縮した冷媒を密閉容器１２の
内部に吐出する従来の圧縮機１０Ｘほど耐圧性を考慮す
る必要はない。
分の潤滑などに使用する冷凍機油５０が底部に溜め置か
れる密閉容器１２は、二段式などの回転式圧縮機構部２
２を収納するために内容積が大きくなっても、また、電
動機構部１８に電力を供給する電力ターミナル３８を密
閉容器１２の上部に気密性を持たせて設置する際にも、
第１の圧縮機構部２４が圧縮した冷媒を密閉容器１２の
内部に吐出する従来の圧縮機１０Ｘほど耐圧性を考慮す
る必要はない。
【００１２】図２に示した本発明の第２の構成の圧縮機
１０においては、冷媒導入管３０は密閉容器１２の胴部
上段部に連結され、冷媒導入管３０を介して導入する冷
媒が密閉容器１２の内部上方に入るように構成されてい
る。
１０においては、冷媒導入管３０は密閉容器１２の胴部
上段部に連結され、冷媒導入管３０を介して導入する冷
媒が密閉容器１２の内部上方に入るように構成されてい
る。
【００１３】また、回転式圧縮機構部２２の第１の圧縮
機構部２４は、密閉容器１２の内部下側部分にある冷媒
を吸込んで圧縮することができるように、冷媒吸入口２
５が密閉容器１２の内部の下部側で開口している。
機構部２４は、密閉容器１２の内部下側部分にある冷媒
を吸込んで圧縮することができるように、冷媒吸入口２
５が密閉容器１２の内部の下部側で開口している。
【００１４】そのため、冷媒導入管３０を通って密閉容
器１２の内部上方に入った冷媒は、電動機構部１８と第
２の圧縮機構部２６の側を通って冷媒吸入口２５から第
１の圧縮機構部２４に吸込まれ、圧縮される。したがっ
て、電動機構部１８と第２の圧縮機構部２６とは、冷媒
導入管３０から密閉容器１２内に入り、冷媒吸入口２５
から第１の圧縮機構部２４に吸込まれる冷媒により冷却
される。
器１２の内部上方に入った冷媒は、電動機構部１８と第
２の圧縮機構部２６の側を通って冷媒吸入口２５から第
１の圧縮機構部２４に吸込まれ、圧縮される。したがっ
て、電動機構部１８と第２の圧縮機構部２６とは、冷媒
導入管３０から密閉容器１２内に入り、冷媒吸入口２５
から第１の圧縮機構部２４に吸込まれる冷媒により冷却
される。
【００１５】そして、この第２の構成の圧縮機１０にお
いても、回転式圧縮機構部２２が圧縮した冷媒は、密閉
容器１２の内部に吐出されることなく冷媒吐出管３４に
直接吐出されるので、密閉容器１２の内部が高圧になる
ことがない。したがって、密閉容器１２の耐圧性が問題
となることはない。
いても、回転式圧縮機構部２２が圧縮した冷媒は、密閉
容器１２の内部に吐出されることなく冷媒吐出管３４に
直接吐出されるので、密閉容器１２の内部が高圧になる
ことがない。したがって、密閉容器１２の耐圧性が問題
となることはない。
【００１６】前記図１に示した第１の構成の圧縮機１０
は（図２に示した圧縮機１０も同じ）、例えば図３に示
すような車載用冷房装置２００の冷媒回路で使用され
る。すなわち、圧縮機１０の冷媒吐出管３４は空冷式な
どのガスクーラ２０１の入口に接続される。そして、こ
のガスクーラ２０１を出た冷媒管は減圧装置としての膨
張弁２０２を経て蒸発器２０３の入口に接続され、蒸発
器２０３の出口に冷媒導入管３０が接続される。なお、
図３ではアキュムレータは省略されている。
は（図２に示した圧縮機１０も同じ）、例えば図３に示
すような車載用冷房装置２００の冷媒回路で使用され
る。すなわち、圧縮機１０の冷媒吐出管３４は空冷式な
どのガスクーラ２０１の入口に接続される。そして、こ
のガスクーラ２０１を出た冷媒管は減圧装置としての膨
張弁２０２を経て蒸発器２０３の入口に接続され、蒸発
器２０３の出口に冷媒導入管３０が接続される。なお、
図３ではアキュムレータは省略されている。
【００１７】次に、図３に示した冷房装置２００の動作
を説明する。圧縮機１０の電力ターミナル３８および図
示しない配線を介して電動機構部１８の図示しないステ
ータコイルに通電すると、電動機構部１８が起動してそ
の図示しないロータが回転する。この回転により回転軸
２０と一体に設けた偏心部に嵌合されている図示しない
ローラがシリンダ内で偏心回転する（図１参照）。
を説明する。圧縮機１０の電力ターミナル３８および図
示しない配線を介して電動機構部１８の図示しないステ
ータコイルに通電すると、電動機構部１８が起動してそ
の図示しないロータが回転する。この回転により回転軸
２０と一体に設けた偏心部に嵌合されている図示しない
ローラがシリンダ内で偏心回転する（図１参照）。
【００１８】このため、冷媒導入管３０により吸入され
た低圧の冷媒ガスは、下側の第１の圧縮機構部２４と、
その上側の第２の圧縮機構部２６とで繰り返し圧縮さ
れ、所定の高圧力となって冷媒吐出管３６から吐出しガ
スクーラ２０１内に流入する。このときの冷媒温度は約
１００℃まで上昇しており、係る高温高圧の冷媒ガスは
放熱して冷却され、ガスクーラ２０１を出る。
た低圧の冷媒ガスは、下側の第１の圧縮機構部２４と、
その上側の第２の圧縮機構部２６とで繰り返し圧縮さ
れ、所定の高圧力となって冷媒吐出管３６から吐出しガ
スクーラ２０１内に流入する。このときの冷媒温度は約
１００℃まで上昇しており、係る高温高圧の冷媒ガスは
放熱して冷却され、ガスクーラ２０１を出る。
【００１９】そして、膨張弁２０２で減圧された後、蒸
発器２０３に流入して蒸発する。この蒸発器２０３にお
ける蒸発時に冷媒が周囲から奪う気化熱により、車内の
空気が冷却されて冷房が行われる。蒸発器２０３で蒸発
した冷媒蒸気は図示しないアキュムレータを経由して冷
媒導入管３０から第１の圧縮機構部２４内に吸い込まれ
るサイクルを繰り返す。
発器２０３に流入して蒸発する。この蒸発器２０３にお
ける蒸発時に冷媒が周囲から奪う気化熱により、車内の
空気が冷却されて冷房が行われる。蒸発器２０３で蒸発
した冷媒蒸気は図示しないアキュムレータを経由して冷
媒導入管３０から第１の圧縮機構部２４内に吸い込まれ
るサイクルを繰り返す。
【００２０】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸
脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
ものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨から逸
脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【００２１】
【発明の効果】以上説明したように、冷媒を圧縮して吐
出する複数の圧縮機構部と、この圧縮機構部を回転駆動
する電動機構部とを密閉容器内に備え、前記複数の圧縮
機構部により多段階の冷媒圧縮を行う圧縮機において、
冷媒として二酸化炭素を用い、前記複数の圧縮機構部の
内、前段圧縮機構部の吐出口と、後段圧縮機構部の吸込
口とを冷媒配管にて接続すると共に、最後段圧縮機構部
は冷媒吐出管を介して冷媒回路に冷媒を吐出するように
した圧縮機では、冷媒の二酸化炭素を超臨界状態にする
ためにＨＦＣ、ＨＣＦＣなどより高圧に圧縮する必要が
あるが、密閉容器の耐圧性が問題となることがない。
出する複数の圧縮機構部と、この圧縮機構部を回転駆動
する電動機構部とを密閉容器内に備え、前記複数の圧縮
機構部により多段階の冷媒圧縮を行う圧縮機において、
冷媒として二酸化炭素を用い、前記複数の圧縮機構部の
内、前段圧縮機構部の吐出口と、後段圧縮機構部の吸込
口とを冷媒配管にて接続すると共に、最後段圧縮機構部
は冷媒吐出管を介して冷媒回路に冷媒を吐出するように
した圧縮機では、冷媒の二酸化炭素を超臨界状態にする
ためにＨＦＣ、ＨＣＦＣなどより高圧に圧縮する必要が
あるが、密閉容器の耐圧性が問題となることがない。
【００２２】さらに、密閉容器内と冷媒回路とを連通す
る冷媒導入管を備え、最前段の圧縮機構部は前記密閉容
器から冷媒を吸い込むようにした圧縮機では、密閉容器
に導入した冷媒が電動機構部の側を通って圧縮機構部に
吸い込まれるように冷媒導入管の取り付け位置などを工
夫することで、密閉容器に導入した冷媒により電動機構
部を冷却することができる。
る冷媒導入管を備え、最前段の圧縮機構部は前記密閉容
器から冷媒を吸い込むようにした圧縮機では、密閉容器
に導入した冷媒が電動機構部の側を通って圧縮機構部に
吸い込まれるように冷媒導入管の取り付け位置などを工
夫することで、密閉容器に導入した冷媒により電動機構
部を冷却することができる。
【図１】本発明の第１の構成の圧縮機を示す説明図であ
る。
る。
【図２】本発明の第２の構成の圧縮機を示す説明図であ
る。
る。
【図３】本発明の圧縮機を利用した車載用冷房装置の構
成を示す説明図である。
成を示す説明図である。
【図４】従来技術を示す説明図である。
１０、１０Ｘ 圧縮機
１４ ステータ
１６ ロータ
１８ 電動機構部
２０ 回転軸
２２ 回転式圧縮機構部
２４ 第１の圧縮機構部
２５ 冷媒吸入口
２６ 第２の圧縮機構部
２８ 中間吐出管
２９ スリーブ
３０、３２ 冷媒導入管
３４ 冷媒吐出管
３８ 電力ターミナル
２００ 冷房装置
２０１ ガスクーラ
２０２ 膨張弁
２０３ 蒸発器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 松本 兼三
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 松浦 大
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 里 和哉
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 松森 裕之
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 斎藤 隆泰
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 山崎 晴久
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 只野 昌也
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 今井 悟
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
(72)発明者 小田 淳志
大阪府守口市京阪本通２丁目５番５号 三
洋電機株式会社内
Ｆターム(参考） 3H003 AA05 AB04 AC03 BE09 CD07
3H029 AA04 AA09 AA13 AB03 AB08
BB32 BB42 BB43 CC06 CC24
CC25 CC53 CC54
3H076 AA16 AA38 BB05 CC07 CC46
CC91
Claims (2)
- 【請求項１】 冷媒を圧縮して吐出する複数の圧縮機構
部と、この圧縮機構部を回転駆動する電動機構部とを密
閉容器内に備え、前記複数の圧縮機構部により多段階の
冷媒圧縮を行う圧縮機において、冷媒として二酸化炭素
を用い、前記複数の圧縮機構部の内、前段圧縮機構部の
吐出口と、後段圧縮機構部の吸込口とを冷媒配管にて接
続すると共に、最後段圧縮機構部は冷媒吐出管を介して
冷媒回路に冷媒を吐出することを特徴とする圧縮機。 - 【請求項２】 密閉容器内と冷媒回路とを連通する冷媒
導入管を備え、最前段の圧縮機構部は前記密閉容器から
冷媒を吸い込むことを特徴とする請求項１記載の圧縮
機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001372519A JP2003172281A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001372519A JP2003172281A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003172281A true JP2003172281A (ja) | 2003-06-20 |
Family
ID=19181398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001372519A Pending JP2003172281A (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003172281A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005227831A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機 |
| JP2007092533A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Toshiba Kyaria Kk | 密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置 |
| JP2016532053A (ja) * | 2013-08-26 | 2016-10-13 | グリー エレクトリック アプライアンシズ，インコーポレイテッド オブ ヂューハイ | 多段遠心圧縮機および空気調和ユニット |
-
2001
- 2001-12-06 JP JP2001372519A patent/JP2003172281A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005227831A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 自動販売機 |
| JP4513348B2 (ja) * | 2004-02-10 | 2010-07-28 | パナソニック株式会社 | 自動販売機 |
| JP2007092533A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Toshiba Kyaria Kk | 密閉型圧縮機および冷凍サイクル装置 |
| JP2016532053A (ja) * | 2013-08-26 | 2016-10-13 | グリー エレクトリック アプライアンシズ，インコーポレイテッド オブ ヂューハイ | 多段遠心圧縮機および空気調和ユニット |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| TW200305687A (en) | Multistage rotary compressor and refrigeration circuit system | |
| WO2001022008A1 (fr) | Dispositif de refrigeration par compression a allure multiple | |
| US6581408B1 (en) | Multi-stage compression refrigerating device | |
| JP2005003239A (ja) | 冷媒サイクル装置 | |
| JP2005146987A (ja) | アキュームレータ内蔵及び熱交換器一体型横置きコンプレッサ | |
| JP4039921B2 (ja) | 遷臨界冷媒サイクル装置 | |
| JP2003172281A (ja) | 圧縮機 | |
| JP2000097177A (ja) | 回転式圧縮機及び冷凍回路 | |
| JP4278402B2 (ja) | 冷媒サイクル装置 | |
| JP2004108687A (ja) | 遷臨界冷媒サイクル装置 | |
| JP3986338B2 (ja) | インバータ制御コンプレッサを用いた冷媒回路 | |
| JP3895975B2 (ja) | 冷凍装置 | |
| JP2003184771A (ja) | 回転式圧縮機 | |
| JP2000110730A (ja) | 冷却装置 | |
| JP2001082368A (ja) | ２段圧縮式ロータリコンプレッサ | |
| JP2000105004A (ja) | 回転式圧縮機 | |
| JP2000104690A (ja) | 回転式圧縮機 | |
| JP2004251492A (ja) | 冷媒サイクル装置 | |
| JP2002242836A (ja) | 車載用電動圧縮機の冷却システム | |
| JP4036772B2 (ja) | 遷臨界冷媒サイクル装置 | |
| JP2001065460A (ja) | キャンモータ圧縮機 | |
| JP2003097477A (ja) | 密閉型回転圧縮機 | |
| JP2000130375A (ja) | 回転式圧縮機 | |
| JP2535131Y2 (ja) | 圧縮機 | |
| JP2001254688A (ja) | 揺動ピストン形圧縮機及びこれを用いた冷凍装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040121 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Effective date: 20051226 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070320 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070326 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070514 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070925 |