JP2003157363A - 決済方法及び決済装置 - Google Patents

決済方法及び決済装置

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JP2003157363A
JP2003157363A JP2001354647A JP2001354647A JP2003157363A JP 2003157363 A JP2003157363 A JP 2003157363A JP 2001354647 A JP2001354647 A JP 2001354647A JP 2001354647 A JP2001354647 A JP 2001354647A JP 2003157363 A JP2003157363 A JP 2003157363A
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JP
Japan
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customer
account
financial institution
deposit balance
withdrawal
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JP2001354647A
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English (en)
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Kunio Arakawa
邦雄 荒川
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Yozan Inc
Original Assignee
Yozan Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 決済専門銀行において、引き落し金額が預金
残高を超えた場合でも、決済不能となることを防止する
システムを提供する。 【解決手段】 決済方法は、金融機関によって管理され
た口座サーバが顧客の口座からの引き落としの要求を受
信することと、顧客の預金残高と引き落し金額を比較
し、該引き落とし金額が顧客の預金残高を超えるか否か
を判定することと、上記引き落とし金額が上記顧客の預
金残高を超えるとき、上記金融機関は上記顧客に預金残
高不足を通知することと、貸金業者から上記顧客の口座
に上記引き落し金額を超える金額の入金がされたことを
上記口座サーバが確認すると上記顧客の口座からの引き
落しがなされることと、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータを利
用して預金口座からの引き落し等を管理する決済システ
ムに関し、特に、融資業務を行わない決済専門銀行にお
いて預金口座からの自動引き落しを管理する決済システ
ムに関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関に開設された普通預金及び当座
預金は、公共料金、住宅又は事業ローンの返済金、分割
払い金等の自動振込みのための決済口座として使用され
ている。所定の期日になると振り込むべき金額が顧客の
口座より自動的に引き落とされる。引き落とされるべき
金額が預金残高を超えている場合には、決済不能とな
り、その旨が決済者に通知される。
【0003】期日指定の振込み等が決済不能になると、
遅延損害金の発生、債務不履行等の様々な不都合が生ず
るばかりでなく、信用登録機関に通知され要注意の登録
(いわゆるブラック情報)がなされる可能性がある。金
融機関は、顧客が預金口座を開設する際に当座貸越契約
やカードローン契約等を結び、預金残高不足のときに自
動融資を行うことがある。従って、このような自動融資
サービスを行う金融機関を利用する場合には、預金残高
不足による決済不能が生ずることはない。
【0004】しかしながら、インターネット決済を主た
る業務とするいわゆる決済専門銀行は、融資業務の認可
を受けていないため、預金残高不足の際の自動融資サー
ビスを行うことができない。このような決済専門の金融
機関を利用して自動振込みを行うと、預金残高不足によ
り決済不能が生じ、上述のような様々な不都合が生ずる
可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような不都合を解決し、融資業務が制限されている決
済専門金融機関であっても、預金残高不足の際の引き落
とし不能を防止し、顧客の不都合を解消するための決済
システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、決済方
法は、金融機関によって管理された口座サーバが顧客の
口座からの引き落としの要求を受信することと、顧客の
預金残高と引き落し金額を比較し、該引き落とし金額が
顧客の預金残高を超えるか否かを判定することと、上記
引き落とし金額が上記顧客の預金残高を超えるとき、上
記金融機関は上記顧客に預金残高不足を通知すること
と、貸金業者に融資を依頼することと、上記貸金業者か
ら上記顧客の口座に上記引き落し金額を超える金額の入
金がされたことを上記口座サーバが確認すると上記顧客
の口座からの引き落しがなされることと、を含む決済方
法。
【0007】更に、上記貸金業者に対する融資の依頼
は、上記金融機関が上記顧客より本方法を利用すること
を希望する旨の信号を受信したときに行う。上記貸金業
者に対する融資の依頼は、上記顧客自身が行う。本発明
によると、決済方法は、金融機関によって管理された口
座サーバが顧客の口座からの引き落としの要求を受信す
ることと、顧客の預金残高と引き落し金額を比較し、該
引き落とし金額が顧客の預金残高を超えるか否かを判定
することと、上記引き落とし金額が上記顧客の預金残高
を超えるとき、上記金融機関は上記顧客に預金残高不足
を通知することと、上記金融機関は、上記顧客より本方
法を利用することを希望する旨の信号を受信したとき、
顧客に代わって且つ顧客の名義にてクレジット決済によ
り有価証券発行業者から金券、商品券又はクーポン券を
含む有価証券を購入することと、上記金融機関は上記有
価証券を買い取り、その代金を上記顧客の口座に入金す
ることと、上記顧客の口座に上記引き落し金額を超える
金額の入金がされたことを上記口座サーバが確認すると
上記顧客の口座からの引き落しがなされることと、を含
む。
【0008】本発明によると、決済方法は、金融機関に
よって管理された口座サーバが顧客の口座からの引き落
としの要求を受信することと、顧客の預金残高と引き落
し金額を比較し、該引き落とし金額が顧客の預金残高を
超えるか否かを判定することと、上記引き落とし金額が
上記顧客の預金残高を超えるとき、上記金融機関は上記
顧客に預金残高不足を通知することと、上記金融機関
は、上記顧客より本方法を利用することを希望する旨の
信号を受信したとき、顧客に代わって且つ顧客の名義に
てクレジット決済によりプリペイドカード発行業者から
プリペイドカード(前払い式価値標識)を購入し又はカ
ード型電子マネー発行業者からカード型電子マネーを購
入することと、上記金融機関は上記プリペイドカード
(前払い式価値標識)又はカード型電子マネーを買い取
り、その代金を上記顧客の口座に入金することと、上記
顧客の口座に上記引き落し金額を超える金額の入金がさ
れたことを上記口座サーバが確認すると上記顧客の口座
からの引き落しがなされることと、を含む。
【0009】本発明によると、決済方法は、金融機関に
よって管理された口座サーバが顧客の口座からの引き落
としの要求の受信することと、顧客の預金残高と引き落
し金額を比較し、該引き落とし金額が顧客の預金残高を
超えるか否かを判定することと、上記引き落とし金額が
上記顧客の預金残高を超えるとき、上記金融機関は上記
顧客に預金残高不足を通知することと、上記金融機関
は、上記顧客より本方法を利用することを希望する旨の
信号を受信したとき、仮想価値(バリュー)を発行する
ことと、上記金融機関はクレジット決済により上記仮想
価値を顧客に販売し、その対価を上記顧客の口座に入金
することと、上記顧客の口座に上記引き落し金額を超え
る金額の入金がされたことを上記口座サーバが確認する
と上記顧客の口座からの引き落しがなされることと、を
含む。
【0010】本発明によると、決済方法は、金融機関に
よって管理された口座サーバが顧客の口座からの引き落
としの要求を受信することと、顧客の預金残高と引き落
し金額を比較し、該引き落とし金額が顧客の預金残高を
超えるか否かを判定することと、上記引き落とし金額が
上記顧客の預金残高を超えるとき、上記金融機関は上記
顧客に預金残高不足を通知することと、上記金融機関
は、上記顧客より本方法を利用することを希望する旨の
信号を受信したとき、顧客に代わって且つ顧客の名義に
てクレジット決済にて仮想価値(バリュー)の発行元が
発行した仮想価値を購入することと、上記金融機関は上
記仮想価値を第三者に販売し、その対価を上記顧客の口
座に入金することと、上記顧客の口座に上記引き落し金
額を超える金額の入金がされたことを上記口座サーバが
確認すると上記顧客の口座からの引き落しがなされるこ
とと、を含む。
【0011】本発明によると、決済方法は、金融機関に
よって管理された口座サーバが顧客の口座からの引き落
としの要求を受信することと、顧客の預金残高と引き落
し金額を比較し、該引き落とし金額が顧客の預金残高を
超えるか否かを判定することと、上記引き落とし金額が
上記顧客の預金残高を超えるとき、上記金融機関は上記
顧客に預金残高不足を通知することと、上記金融機関
は、上記顧客より本方法を利用することを希望する旨の
信号を受信したとき、他の金融機関に送金を依頼するこ
とと、上記他の金融機関から上記顧客の口座に上記引き
落し金額を超える金額の入金がされたことを上記口座サ
ーバが確認すると上記顧客の口座からの引き落しがなさ
れることと、を含む。
【0012】本発明によると、決済装置は、金融機関に
開設された顧客の口座を管理する口座サーバと、通信手
段を介して上記口座サーバに接続され貸金業者によって
管理されたクレジットサーバと、を有し、上記口座サー
バが上記顧客の口座による引き落としが不能であると判
定したときに預金残高不足を顧客に通知し、上記顧客の
口座からの引き落としの代わりに上記貸金業者を介した
クレジット決済を行う。
【0013】更に、上記口座サーバは顧客の口座番号と
該口座番号に対応付けられた顧客の電話番号及びクレジ
ットカード番号を記憶する記憶部と、貸金業者のクレジ
ットサーバとオンラインで接続されたオンライン端末を
管理するクレジット決済部と、顧客の口座に対する引き
落とし依頼があったときに預金残高と引き落とし金額を
照合するための照合部と、顧客の携帯通信端末を介して
預金残高不足を通知し顧客から上記貸金業者に融資を依
頼するか否かの指示を得るための通信部と、上記通信部
によって顧客の同意を得たとき上記クレジット決済部を
制御して上記貸金業者に融資を依頼するための制御部
と、を備える。
【0014】更に、上記口座サーバは、顧客の口座番号
と上記顧客が他の金融機関に開設した同一人名義の口座
とを対応させて記憶する記憶部と、顧客の口座に対する
引き落とし依頼があったときに預金残高と引き落とし金
額を照合するための照合部と、上記照合部によって預金
残高不足と判定されたときに上記他の金融機関に対して
上記顧客の口座に上記引き落し金額に相当する金額を振
り込むことを依頼する依頼データを生成するための振込
み依頼データ生成部と、上記照合部によって預金残高不
足と判定されたときに顧客に預金残高不足を通知し、上
記振込み依頼データを上記他の金融機関の口座サーバに
送信する送信部と、を有する。
【0015】従って、顧客の預金残高の不足により口座
からの引き落しが不能となることが回避される。特に、
期日指定の振込み等が決済不能となって様々な不利益が
発生することが回避される。顧客はリアルタイムにて預
金残高不足を知ることができる。顧客が知らない間に、
顧客の負債が増加していることが防止される。
【0016】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明の決済シス
テムの例を説明する。本例の決済システムは、金融機関
10に設けられた口座サーバ12と貸金業者30に設け
られたクレジットサーバ32とを有し、両者は通信手段
によって接続されている。通信手段は、インターネット
等の通信ネットワーク回線、電話回線、専用回線等を含
むが、好ましくは、オンライン用の専用回線が使用され
る。金融機関10は、銀行、信用金庫、郵便局、協同組
合等の預金業務を行なうものであればよい。しかしなが
ら、本発明では、特に、融資業務を行なわない決済専門
銀行が好適である。貸金業者30は、貸金又は融資業務
の資格又は免許を有するものであればよく、例えば、ク
レジットカード発行会社、消費者金融、商工ローン等の
各種の金融会社を含む。金融機関10の口座サーバ12
は顧客20の口座14の入金、出金、自動振込み、自動
引き落し等を管理する。クレジットサーバ32も同様に
顧客20の貸金残高、入金、返済金の支払い条件等を管
理する。
【0017】口座サーバ12は更に顧客20の携帯電話
22の番号を記憶している。金融機関10は、携帯電話
22を介して顧客20との間で直接的に且つリアルタイ
ムにて、情報交換をする。例えば、顧客20の預金残高
が不足した場合、それを顧客に通知するから、顧客20
は預金残高の不足が発生していることをリアルタイムに
て知ることができる。更に、金融機関10は、顧客20
に対して貸金業者に融資を申し込むべきか否かを問い合
わせる。したがって、顧客が知らない間に、貸金業者に
対する借金が増加することが防止される。尚、以下に、
携帯電話22を例として説明するが、携帯電話の代わり
に固定電話が使用されてよい。
【0018】図2に示すように、口座サーバ12は、顧
客の口座番号及び電話番号とそれに対応付けられた貸金
業者のカード番号等を記憶する記憶部121と、顧客の
口座からの引き落としの要求があったときに、預金残高
と引き落とし金額とを照合する照合部122と、照合部
による照合の結果、預金残高不足と判定されたときに、
貸金業者に融資又はキャッシングを依頼するためのクレ
ジット決済部123と、顧客及び貸金業者と交信するた
めの送受信部124と、これらを制御する制御部125
とを有する。送受信部124は、例えばCAFIS(Cr
edit and Finance InformationSwitching System)
等の貸金業者との間でオンライン通信をするためのオン
ライン端末機の機能を有する。
【0019】図3を参照して本発明の決済方法の第1の
例を説明する。本例の決済方法は先ずステップS101
にて、口座サーバ12は顧客の口座14からの引き落と
しの要求を受信する。口座からの引き落としがなされる
場合の例として、上述のように、公共料金、住宅又は事
業ローンの返済金、自動車等の月賦金等の自動振込みが
ある。尚、ここに、引き落しには、現金自動支払機(A
TM)を利用した現金の引き出し等も含まれるものとす
る。
【0020】次にステップS102にて、顧客の預金残
高と引き落し金額の照合がなされる。これは上述のよう
に照合部122にてなされる。引き落し金額が顧客の預
金残高を超えない場合には、決済可能と判定され、ステ
ップS108に進み、顧客の口座からの引き落しがなさ
れる。
【0021】引き落とし金額が顧客の預金残高を超える
場合には、決済不能と判定され、ステップS103に進
む。金融機関10は顧客20の携帯電話22に預金残高
が不足し、決済不能である旨を通知する。更に、金融機
関10は、顧客20に対して貸金業者に融資を依頼する
べきか否かを問う。ステップS104にて顧客20は貸
金業者に融資を依頼するか否かを決定する。貸金業者に
融資を依頼しないと決定した場合にはステップS110
にて、金融機関10は取引を中止する。ステップS10
4にて顧客20が貸金業者に融資を依頼すると決定した
場合には、ステップS105に進む。ステップS105
では、金融機関10は、顧客に代わって且つ顧客の名義
にて貸金業者30に融資を依頼する。即ち、口座サーバ
12より貸金業者30のクレジットサーバ32へ、融資
依頼が送信される。ステップS106では、貸金業者は
融資又はキャッシングを行う。即ち、貸金業者30から
顧客の口座14に送金がなされる。
【0022】融資又はキャッシングの条件は、貸金業者
と顧客の間の契約によって予め決められている。例え
ば、クレジットカード発行会社の場合は、分割払い、リ
ボルビング、等がある。消費者金融、商工ローン等の場
合には、所定の利率による貸し出しとなる。顧客は、貸
金業者に対する負債を負う。尚、本実施例では貸金業者
30から顧客の口座14に送金がなされることとしてい
るが、貸金業者30が金融機関10に設けられた口座サ
ーバ12に対して図示しない口座を開設し、当該図示し
ない口座から顧客の口座14に対して振り込みの依頼を
行うことにより、決済時間を短縮することができる。
【0023】ステップS107にて、口座サーバ12の
クレジット決済部は顧客の口座に入金がなされたことを
確認すると、決済可能の信号を生成する。ステップS1
08にて、顧客の口座からの引き落しがなされる。ステ
ップS109にて、金融機関10は、顧客20に携帯電
話22を介して、顧客の口座に入金があり、無事に、口
座からの引き落しが完了した旨を報告する。
【0024】図4を参照して本発明の第1の例の変形例
を説明する。本例では、金融機関10から顧客20に携
帯電話22を介して預金残高の不足が通知されると、顧
客20自身が適当な貸金業者30に融資を申し込む。図
1及び図3を参照して説明した例では、金融機関10が
貸金業者30に融資を申し込んだが、本例では顧客20
自身が貸金業者30に融資を申し込む点が異なる。従が
って、本例では、顧客が適当な貸金業者を選択すること
ができる利点がある。
【0025】こうして、本例では、顧客20に予め預金
残高の不足を通知するから、顧客20は預金残高不足を
リアルタイムにて知ることができる。また、貸金業者に
対する融資の申し込みも、顧客20の確認の後に行われ
るから、顧客が知らない間に、貸金業者に対する負債が
増加することが防止される。
【0026】図5を参照して本発明の決済方法の第2の
例を説明する。本例では、貸金業者の直接的融資を利用
する代わりに有価証券、プリペイドカード、カード型電
子マネー等を介した融資を利用する。口座サーバ12
が、顧客の預金残高が引き落し金額を超えると判定した
場合、金融機関10は顧客20に携帯電話22を介して
預金残高の不足を通知し、顧客20に対して顧客に代わ
って有価証券等を購入することの許可を求める。金融機
関10は顧客20の同意又は許可を得ると、顧客に代わ
って且つ顧客の名義にて、クレジット決済により、有価
証券発行業者40に金券、商品券、クーポン券等の有価
証券の購入を申し込む。有価証券の代わりにプリペイド
カード(前払い式価値標識)、カード型電子マネー等の
金券に相当する物を購入してもよい。
【0027】金融機関は、この有価証券等を購入し、そ
の対価を顧客の口座に支払う。口座サーバは、顧客の口
座に入金があったことを確認すると、決済可能の信号を
生成し、顧客の口座から引き落しがなされる。金融機関
は、有価証券をいつでも自由に換金することができる。
顧客は、クレジット決済を行った有価証券発行業者、プ
リペイドカード発行業者、カード型電子マネー発行業者
又は他の貸金業者に対して負債を有する。
【0028】図6を参照して本発明の第3の例を説明す
る。本例では、金融機関が発行した仮想価値を介して貸
金業者の融資を利用する。口座サーバが、顧客の預金残
高が引き落し金額を超えると判定した場合、金融機関1
0は顧客20に携帯電話22を介して預金残高の不足を
通知し、金融機関は、顧顧客20に対して顧客に代わっ
て仮想価値(バリュー)を発行することの許可を求め
る。金融機関10は顧客20の同意又は許可を得ると、
仮想価値(バリュー)を発行し、それをクレジット決済
にて顧客に販売する。金融機関が上述のように融資業務
又は貸金業務を行なっていない場合には、クレジット決
済は第三者の貸金業者50が行う。仮想価値は、いわゆ
る電子マネーと称される仮想価値であり、所定の金額の
価値を表象する情報である。したがって、融資業務が制
限されている決済専門金融機関でも発行することができ
る。
【0029】金融機関は顧客名義の仮想価値を決済し、
その対価を顧客の口座に入金する。口座サーバ12は、
顧客の口座14に入金があったことを確認すると、決済
可能の信号を生成し、口座より引き落しがなされる。顧
客は、クレジット決済を代行した貸金業者に対して負債
を有する。
【0030】図7を参照して本発明の決済方法の第4の
例を説明する。図6の第3の例では金融機関が仮想価値
を発行し、それを決済したが、本例では、仮想価値の発
行元と引き受け先は、共に、第三者機関である。本例
は、金融機関が電子マネー又は仮想価値(バリュー)の
発行業務を行なっていない場合に特に有用である。口座
サーバ12が、顧客の預金残高が引き落し金額を超える
と判定した場合、金融機関10は顧客20に携帯電話2
2を介して預金残高の不足を通知し、顧客20に対して
仮想価値(バリュー)を発行の許可又は同意を求める。
【0031】金融機関は、顧客20の許可又は同意を得
ると、顧客に代わって且つ顧客の名義にて、クレジット
決済にて、仮想価値(バリュー)の発行元60が発行し
た仮想価値を購入し、それを引き受け先70である第三
者に販売する。第三者は仮想価値を決済しその対価を顧
客の口座に送金する。口座サーバは、顧客の口座に第三
者から送金があったことを確認すると、決済可能と判定
し、口座からの引き落しを実行する。顧客は、クレジッ
ト決済を行った仮想価値の発行元60又は他の貸金業者
に対して負債を有する。
【0032】図8を参照して本発明の第5の例を説明す
る。本例では、他の金融機関からの引き落しを利用す
る。本例は、顧客が複数の金融機関に口座を開設してお
り、そのうちの少なくとも1つの金融機関の口座に十分
な預金残高があることを前提とする。口座サーバ12
が、顧客の預金残高が引き落し金額を超えると判定した
場合、金融機関10は顧客20に携帯電話22を介して
預金残高の不足を通知し、顧客20に対して他の金融機
関80に送金の依頼をすることの許可又は同意を求め
る。
【0033】金融機関80は、顧客の許可又は同意を得
たとき、顧客が口座を開設している他の金融機関80に
送金の依頼をする。口座サーバ12は、顧客の口座14
に他の金融機関80から送金があったことを確認する
と、決済可能と判定し、口座からの引き落しを実行す
る。
【0034】図9を参照して、本発明の決済方法の第5
の例を実行するための口座サーバの例を説明する。本例
の口座サーバ12は、顧客の口座番号とそれに対応付け
られた他の金融機関の口座番号を記憶する記憶部131
と、顧客の口座に対する引き落としの要求があったとき
に、預金残高と引き落とし金額とを照合する照合部13
2と、照合部による照合の結果、預金残高不足と判定さ
れたときに、他の金融機関に送金を依頼する依頼データ
を生成する依頼データ生成部133と、依頼データを送
信する送受信部134と、これらを制御する制御部13
5とを有する。送受信部134は、他の金融機関との間
で、オンライン通信をするためのオンライン端末機の機
能を有する。送受信部134は顧客20の携帯電話22
と交信する。
【0035】以上、本例の決済システムの例を説明した
が、本発明は特許請求の範囲に記載された本発明の範囲
を超えることがない限り、上述の例に限定されることは
ないことは当業者には理解されよう。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、融資業務を行なわない
金融機関において、口座からの引き落し金額が預金残高
を超えている場合でも、決済不能となることが回避され
る効果がある。本発明によれば、インターネット銀行の
ように、融資業務が制限され、決済のみを行なう決済専
門金融機関において、口座からの引き落し金額が預金残
高を超えている場合でも、決済不能となることが回避さ
れる効果がある。
【0037】本発明によれば、顧客に対して、預金残高
の不足が通知されるから、顧客は預金残高不足が発生し
ていることをリアルタイムにて知ることができる効果が
ある。更に、貸金業者等の融資を受けるか否かの顧客の
意思が確認されてから融資の申し込みがなされるから、
顧客が知らない間に、貸金業者等に対する負債が増加す
ることが防止される効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る決済方法の第1の例を説明するた
めの説明図である。
【図2】本発明に係る決済システムの口座サーバの構成
の例を説明するための説明図である。
【図3】本発明に係る決済方法の第1の例の手順を説明
するための流れ図である。
【図4】本発明に係る決済方法の第1の例の変形例を説
明するための説明図である。
【図5】本発明に係る決済方法の第2の例を説明するた
めの説明図である。
【図6】本発明に係る決済方法の第3の例を説明するた
めの説明図である。
【図7】本発明に係る決済方法の第4の例を説明するた
めの説明図である。
【図8】本発明に係る決済方法の第5の例を説明するた
めの説明図である。
【図9】本発明に係る決済システムの口座サーバの構成
の他の例を説明するための説明図である。
【符号の説明】
10…金融機関、 12…口座サーバ、 14…顧客の
口座、 20…顧客、22…携帯電話、 30…貸金業
者、 32…クレジットサーバ、 40…有価証券等発
行業者、 50…貸金業者、 60…電子マネー発行
元、 70…電子マネー引き受け先、80…金融機関

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金融機関によって管理された口座サーバ
    が顧客の口座からの引き落としの要求を受信すること
    と、顧客の預金残高と引き落し金額を比較し、該引き落
    とし金額が顧客の預金残高を超えるか否かを判定するこ
    とと、上記引き落とし金額が上記顧客の預金残高を超え
    るとき、上記金融機関は上記顧客に預金残高不足を通知
    することと、貸金業者に融資を依頼することと、上記貸
    金業者から上記顧客の口座に上記引き落し金額を超える
    金額の入金がされたことを上記口座サーバが確認すると
    上記顧客の口座からの引き落しがなされることと、を含
    む決済方法。
  2. 【請求項2】 上記貸金業者に対する融資の依頼は、上
    記金融機関が上記顧客より本方法を利用することを希望
    する旨の信号を受信したときに行うことを特徴とする請
    求項1記載の決済方法。
  3. 【請求項3】 上記貸金業者に対する融資の依頼は、上
    記顧客自身が行うことを特徴とする請求項1記載の決済
    方法。
  4. 【請求項4】 金融機関によって管理された口座サーバ
    が顧客の口座からの引き落としの要求を受信すること
    と、顧客の預金残高と引き落し金額を比較し、該引き落
    とし金額が顧客の預金残高を超えるか否かを判定するこ
    とと、上記引き落とし金額が上記顧客の預金残高を超え
    るとき、上記金融機関は上記顧客に預金残高不足を通知
    することと、上記金融機関は、上記顧客より本方法を利
    用することを希望する旨の信号を受信したとき、顧客に
    代わって且つ顧客の名義にてクレジット決済により有価
    証券発行業者から金券、商品券又はクーポン券を含む有
    価証券を購入することと、上記金融機関は上記有価証券
    を買い取り、その代金を上記顧客の口座に入金すること
    と、上記顧客の口座に上記引き落し金額を超える金額の
    入金がされたことを上記口座サーバが確認すると上記顧
    客の口座からの引き落しがなされることと、を含む決済
    方法。
  5. 【請求項5】 金融機関によって管理された口座サーバ
    が顧客の口座からの引き落としの要求を受信すること
    と、顧客の預金残高と引き落し金額を比較し、該引き落
    とし金額が顧客の預金残高を超えるか否かを判定するこ
    とと、上記引き落とし金額が上記顧客の預金残高を超え
    るとき、上記金融機関は上記顧客に預金残高不足を通知
    することと、上記金融機関は、上記顧客より本方法を利
    用することを希望する旨の信号を受信したとき、顧客に
    代わって且つ顧客の名義にてクレジット決済によりプリ
    ペイドカード発行業者からプリペイドカード(前払い式
    価値標識)を購入し又はカード型電子マネー発行業者か
    らカード型電子マネーを購入することと、上記金融機関
    は上記プリペイドカード(前払い式価値標識)又はカー
    ド型電子マネーを買い取り、その代金を上記顧客の口座
    に入金することと、上記顧客の口座に上記引き落し金額
    を超える金額の入金がされたことを上記口座サーバが確
    認すると上記顧客の口座からの引き落しがなされること
    と、を含む決済方法。
  6. 【請求項6】 金融機関によって管理された口座サーバ
    が顧客の口座からの引き落としの要求の受信すること
    と、顧客の預金残高と引き落し金額を比較し、該引き落
    とし金額が顧客の預金残高を超えるか否かを判定するこ
    とと、上記引き落とし金額が上記顧客の預金残高を超え
    るとき、上記金融機関は上記顧客に預金残高不足を通知
    することと、上記金融機関は、上記顧客より本方法を利
    用することを希望する旨の信号を受信したとき、仮想価
    値(バリュー)を発行することと、上記金融機関はクレ
    ジット決済により上記仮想価値を顧客に販売し、その対
    価を上記顧客の口座に入金することと、上記顧客の口座
    に上記引き落し金額を超える金額の入金がされたことを
    上記口座サーバが確認すると上記顧客の口座からの引き
    落しがなされることと、を含む決済方法。
  7. 【請求項7】 金融機関によって管理された口座サーバ
    が顧客の口座からの引き落としの要求を受信すること
    と、顧客の預金残高と引き落し金額を比較し、該引き落
    とし金額が顧客の預金残高を超えるか否かを判定するこ
    とと、上記引き落とし金額が上記顧客の預金残高を超え
    るとき、上記金融機関は上記顧客に預金残高不足を通知
    することと、上記金融機関は、上記顧客より本方法を利
    用することを希望する旨の信号を受信したとき、顧客に
    代わって且つ顧客の名義にてクレジット決済にて仮想価
    値(バリュー)の発行元が発行した仮想価値を購入する
    ことと、上記金融機関は上記仮想価値を第三者に販売
    し、その対価を上記顧客の口座に入金することと、上記
    顧客の口座に上記引き落し金額を超える金額の入金がさ
    れたことを上記口座サーバが確認すると上記顧客の口座
    からの引き落しがなされることと、を含む決済方法。
  8. 【請求項8】 金融機関によって管理された口座サーバ
    が顧客の口座からの引き落としの要求を受信すること
    と、顧客の預金残高と引き落し金額を比較し、該引き落
    とし金額が顧客の預金残高を超えるか否かを判定するこ
    とと、上記引き落とし金額が上記顧客の預金残高を超え
    るとき、上記金融機関は上記顧客に預金残高不足を通知
    することと、上記金融機関は、上記顧客より本方法を利
    用することを希望する旨の信号を受信したとき、他の金
    融機関に送金を依頼することと、上記他の金融機関から
    上記顧客の口座に上記引き落し金額を超える金額の入金
    がされたことを上記口座サーバが確認すると上記顧客の
    口座からの引き落しがなされることと、を含む決済方
    法。
  9. 【請求項9】 金融機関に開設された顧客の口座を管理
    する口座サーバと、通信手段を介して上記口座サーバに
    接続され貸金業者によって管理されたクレジットサーバ
    と、を有し、上記口座サーバが上記顧客の口座による引
    き落としが不能であると判定したときに預金残高不足を
    顧客に通知し、上記顧客の口座からの引き落としの代わ
    りに上記貸金業者を介したクレジット決済を行うことを
    特徴とする決済装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の決済装置において、上
    記口座サーバは顧客の口座番号と該口座番号に対応付け
    られた顧客の電話番号及びクレジットカード番号を記憶
    する記憶部と、貸金業者のクレジットサーバとオンライ
    ンで接続されたオンライン端末を管理するクレジット決
    済部と、顧客の口座に対する引き落とし依頼があったと
    きに預金残高と引き落とし金額を照合するための照合部
    と、顧客の携帯通信端末を介して預金残高不足を通知し
    顧客から上記貸金業者に融資を依頼するか否かの指示を
    得るための通信部と、上記通信部によって顧客の同意を
    得たとき上記クレジット決済部を制御して上記貸金業者
    に融資を依頼するための制御部と、を備えることを特徴
    とする決済装置。
  11. 【請求項11】 請求項9記載の決済装置において、上
    記口座サーバは、顧客の口座番号と上記顧客が他の金融
    機関に開設した同一人名義の口座とを対応させて記憶す
    る記憶部と、顧客の口座に対する引き落とし依頼があっ
    たときに預金残高と引き落とし金額を照合するための照
    合部と、上記照合部によって預金残高不足と判定された
    ときに上記他の金融機関に対して上記顧客の口座に上記
    引き落し金額に相当する金額を振り込むことを依頼する
    依頼データを生成するための振込み依頼データ生成部
    と、上記照合部によって預金残高不足と判定されたとき
    に顧客に預金残高不足を通知し、上記振込み依頼データ
    を上記他の金融機関の口座サーバに送信する送信部と、
    を有することを特徴とする決済装置。
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