JP2003147842A - 回転便器 - Google Patents

回転便器

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JP2003147842A
JP2003147842A JP2001390642A JP2001390642A JP2003147842A JP 2003147842 A JP2003147842 A JP 2003147842A JP 2001390642 A JP2001390642 A JP 2001390642A JP 2001390642 A JP2001390642 A JP 2001390642A JP 2003147842 A JP2003147842 A JP 2003147842A
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JP
Japan
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brake
toilet
rotary
toilet bowl
feature
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JP2001390642A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Masuno
義明 増野
Yasushi Suzuki
靖 鈴木
Mitsugi Kawabata
貢 川端
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  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレの便座(便器)を回転させて着座作
業負荷を軽減する。 【構成】便器が床面に鉛直方向の軸を中心に回転する回
転便器において、回転を抑止するブレーキを備えている
ことを特徴とする回転便器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】ブレーキを備えた回転式の便器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭や建物に備えられている便器
は回転などの移動ができないものが大半であった。最
近、増野から便器が床に鉛直方向を軸として回転するア
イディアが提案されている。このアイディアは車椅子か
ら便器に乗り移ったり、便器から車椅子に乗り移った
り、といった体の不自由な人が用を足す際にその使用を
容易にすることを目的としたものである。寝室のベッド
脇に回転式便器を設置して重度の障害者でも一人でもし
くは介護者に付き添ってもらって便器で用を足せること
についても配慮がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の回転便器ではブ
レーキが取り付けられていないので回転させたくない時
でも便器が回転してしまう課題を抱えていた。ブレーキ
が付いていない回転便器を使用するには使用の練習をし
なければならない場合も多かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の回転便器は、便
器が床面に鉛直方向の軸を中心に回転することに加え
て、回転を抑止するブレーキを備えていることを第1の
特徴とし、第2に、第1の特徴に加えて前記ブレーキを
解除する操作をしている期間以外の期間は回転が抑止さ
れていることを特徴とし、第3に、第1の特徴に加え
て、前記ブレーキの操作部が前記回転便器と一体となっ
て具備されていることを特徴とし、第4に、第1の特徴
または第2の特徴に加えて、前記ブレーキの操作部がト
イレ室の壁面に取り付けられていることを特徴とし、第
5に、第1の特徴または第2の特徴に加えて、前記ブレ
ーキの操作を音声で行うことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の本発明の回転便器は、便
器が床面に鉛直方向の軸を中心に回転することに加え
て、回転を抑止するブレーキを備えている第1の特徴を
備える場合には、着座に都合のよい向きに便器を回転さ
せてその位置で安定しているようにブレーキで回転を抑
止して、着座して使用者が安定した姿勢になったら前記
ブレーキを解除して用足しに都合のよい姿勢にする。都
合のよい位置に回転したら再度ブレーキを効かせて用足
しを行って、その後、ブレーキを解除して回転させて立
ち上がりやすい方向に便座を回転させる。立ち上がる際
には便座が回転しないようにブレーキを効かせる。第2
に、第1の特徴に加えて前記ブレーキを解除する操作を
している期間以外の期間は回転が抑止されていることを
特徴とする場合には、ブレーキを効かせた状態を基本と
する。着座や立ち上がる際になにも操作しなくてもブレ
ーキが効いている。ブレーキを解除して便器を回転させ
たい時にはブレーキ解除のレバーやボタンなどを操作す
る。レバーを握っている期間やボタンを押している期間
だけブレーキが解除される。自分の意思でブレーキを解
除している期間は便器が回転することを意識しているの
で便器が回転しても慌てない。便器が回転して困った時
にはレバー(ボタン)から手を離せば自動的にブレーキ
がかかるので安全である。第3に、第1の特徴に加え
て、前記ブレーキの操作部が前記回転便器と一体となっ
て具備されていることを特徴とする場合には便器が回転
しても便座に腰掛けている人とブレーキの操作部との相
対関係は変わらない。便器の使用者にとって、ブレーキ
位置がいつも便座に対して一定の場所にあるので利用し
やすい。第4に、第1の特徴または第2の特徴に加え
て、前記ブレーキの操作部がトイレ室の壁面に取り付け
られていることを特徴とする場合には、便器の回転位置
にかかわらずトイレ室の一定の場所にブレーキ操作部が
あるのでトイレ使用者本人にとっても使用しやすいし、
介護者にとっても操作しやすい。第5に、第1の特徴ま
たは第2の特徴に加えて、前記ブレーキの操作を音声で
行うことを特徴とする場合には、レバーやボタンといっ
たものを実際に操作し難い場合でもブレーキを操作する
ことができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例1について説明する。ブレー
キ解除レバーを備えた回転便器の例である。図1はその
構成図である。回転便器1は土台2にはめ込まれて設置
してある。前記回転便器の底面と土台の上面との接触面
はグラファイト加工された平滑面である。この平滑面は
回転便器がスムーズに回転できるように滑らかであり、
かつ、こすれることによる面劣化も少ない。便器の洗浄
水等が漏れて平滑面を濡らしてもグラファイト面はさび
ることがない。
【0007】この回転便器はブレーキがなければ自在に
回転してしまう。座ろうとしても便器が回転してそれが
原因で転んでしまう懸念もある。そこで、本発明では常
にブレーキが効いている状態にしてある。ブレーキアー
ム3はグリップ4と支点5とブレーキ作用点6で構成さ
れている。ブレーキ作用点は前記土台の外側面7にブレ
ーキ作用点の粗い面を押し付けた状態を定常状態とす
る。前記粗い面を押し付けておくために前記作用点に錘
8が取り付けられている。前記回転便器には前記ブレー
キアームの支点を支える軸受け9が取り付けられてい
る。この軸受けは回転便器の右後ろと左後ろの2箇所取
り付けてある。ここで右後ろとは回転便器に着座して用
足しをする人を基準にして右手側で背中側のことであ
る。左後ろとは左手側で背中側である。右手でブレーキ
アームを操作する場合にはブレーキアームを右後ろの軸
受けに取り付ける。左手操作の場合には左後ろの軸受け
に取り付ける。このブレーキアームは図2に示すように
グリップを下に押し下げることで作用点の粗い面が外側
面から離れてブレーキが解除される。つまり、ブレーキ
アームのグリップを下に押し下げることで回転便器は回
転をさせることができる。ブレーキはどの回転位置でも
作用できるように前記外側面の形状を回転にそって一定
にしてある。
【0008】本発明の実施例2について図3と図4を用
いて説明する。回転便器1のブレーキの制御スイッチが
トイレ室100の取っ手10に備えてあることが特徴で
ある。回転便器は定常的には固定されている。固定する
ためにブレーキが効かせてある。このブレーキを解除す
るには取っ手9のボタンスイッチを押す。回転便器1を
回転させる際に掴まる取っ手10に図に描いたようにボ
タンスイッチ11が付いている。取っ手に掴まってボタ
ンスイッチを押し下げると回転便器は自由に回転する。
ボタンスイッチから手を離すとブレーキが効いて回転便
器はその位置で固定される。
【0009】本発明の実施例3について図を用いずに説
明する。回転便器のブレーキスイッチが音声で制御でき
る例である。便器に着座した人が「回転」と発声すると
その音声をマイクで集音して解析してブレーキを解除す
る。「ブレーキ」と発声するとブレーキを効かせる。
【0010】
【発明の効果】本発明の回転便器を用いると回転してほ
しくないときには便器の回転を止めておくことができ
る。定常状態をブレーキが効いた状態として回転したい
ときにだけブレーキを解除することによって誤って回転
して怪我をしたり慌てたりすることを防げる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例1の第1の状態を示す構成図であ
る。
【図2】本発明実施例1の第2の状態を示す構成図であ
る。
【図3】本発明実施例2の第1の状態を示す構成図であ
る。
【図4】本発明実施例2の第2の状態を示す構成図であ
る。
【符号】
1は回転便器、2は土台、3はブレーキアーム、4はグ
リップ、5は支点、6はブレーキ作用点、7は外側面、
8は錘、9は軸受け、10は取っ手、11はボタンスイ
ッチ、100はトイレ室である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 靖 静岡県御殿場市東田中2−19−6 (72)発明者 川端 貢 静岡県田方郡函南町柏谷995−48 株式会 社アプト・マシナリー内 Fターム(参考) 2D039 AA02 AB00 AD00

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】便器が床面に鉛直方向の軸を中心に回転す
    る回転便器において、回転を抑止するブレーキを備えて
    いることを特徴とする回転便器。
  2. 【請求項2】請求項1の回転便器において、前記ブレー
    キを解除する操作をしている期間以外の期間は回転が抑
    止されていることを特徴とする回転便器。
  3. 【請求項3】請求項1または2の回転便器において、前
    記ブレーキの操作部が前記回転便器と一体となって具備
    されていることを特徴とする回転便器。
  4. 【請求項4】請求項1または2の回転便器において、前
    記ブレーキの操作部がトイレ室の壁面に取り付けられて
    いることを特徴とする回転便器。
  5. 【請求項5】請求項1または2の回転便器において、前
    記ブレーキの操作を音声で行うことを特徴とする回転便
    器。
JP2001390642A 2001-11-16 2001-11-16 回転便器 Pending JP2003147842A (ja)

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Family

ID=19188413

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07216966A (ja) * 1994-02-02 1995-08-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄便座装置
JP2000213043A (ja) * 1999-01-22 2000-08-02 Toto Ltd トイレル―ム

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07216966A (ja) * 1994-02-02 1995-08-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 衛生洗浄便座装置
JP2000213043A (ja) * 1999-01-22 2000-08-02 Toto Ltd トイレル―ム

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