JP2003130336A - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
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Abstract
する事を第１の課題とし、脈動燃焼を防止して常に安定
した燃焼を得ることを第２の課題とした燃焼装置を提供
する。 【解決手段】第１の課題を解決する手段として、器具本
体５内に備えたサブタンク６に、汲み上げポンプ９で油
タンク７から油を汲み上げ、バーナ部３へ供給するもの
で、前記汲み上げポンプ９と油タンク７の配管途中に
は、外周面が配管内面に密着し複数の区画された空気層
を形成した蛇腹管状で弾力性のあるアキュームレータ１
６を備えたことで、効率良く油の振動を吸収して騒音を
防止するこのである。第２の課題を解決する手段として
は、ノズル１２と電磁ポンプ１０の配管途中に、外周面
が配管内面に密着し複数の区画された空気層を形成した
蛇腹管状で弾力性のあるアキュームレータを備えたの
で、効率良く油の振動を吸収して脈動燃焼を確実に防止
して安定した燃焼が得られるものである。
Description
置した油タンクから、汲み上げポンプで油を汲み上げて
バーナ部へ供給する燃焼装置で、配管途中で発生する振
動騒音を防止する構成及び、サブタンク内の油をバーナ
部のノズルに電磁ポンプで圧送する燃焼装置で、脈動燃
焼を防止する構成に関するものである。
ば特開平１１−８２９９５号公報に開示されている如
く、汲み上げポンプと油タンクの配管途中にアキューム
レータを備え、銅パイプ等の金属配管途中の振動騒音を
防止るものであった。一方例えば特開平８−４２８１８
号公報に開示されている如く、油圧送用の電磁ポンプと
ノズルとの配管途中にアキュームレータを備え、安定し
た燃焼を得るものであった。
来例では、アキュームレータが配管途中で分岐して取り
付けられているので、配管中の油の振動を効率良く吸収
することが出来ず、振動騒音を確実に防止することが出
来ないものであった。
平坦面であるので一方向の圧力変動のみしか吸収するこ
とが出来ないので、効率良く油の圧力変動を防止出来
ず、しかもアキュームレータの一箇所に穴が開いた場合
には、保護管との間に油が充満して振動吸収作用が行え
なくなると言う大きな問題点を有するものであった。
し上記欠点を解決する為、特にその構成を、請求項１で
は、器具本体内に備えたサブタンクに、汲み上げポンプ
で油タンクから油を汲み上げ、バーナ部へ供給するもの
に於いて、前記汲み上げポンプと油タンクの配管途中に
は、外周面が配管内面に密着し複数の区画された空気層
を形成した蛇腹管状で弾力性のあるアキュームレータを
備えたものであり、蛇腹管状のアキュームレータ内を流
通する油の振動は、蛇腹部分でどの方向からの振動でも
吸収することが出来、効率良く振動を吸収して確実に振
動騒音を防止することが出来るものである。
ーナ部のノズルに、サブタンク内の油を電磁ポンプで圧
送して供給するものに於いて、前記ノズルと電磁ポンプ
の配管途中には、外周面が配管内面に密着し複数の区画
された空気層を形成した蛇腹管状で弾力性のあるアキュ
ームレータを備えたものであり、これにより、電磁ポン
プの圧送で発生した油の圧力変動はアキュームレータ内
の蛇腹部分で効率良く吸収され全体的に緩和されるの
で、脈動燃焼は防止され安定した燃焼が常に得られるも
のである。
湯機に適用した請求項１に対する実施例１を、図１〜図
３で説明する。１は給湯路２途中に備えられた熱交換器
で、下方に位置するバーナ部３の燃焼で加熱され、給湯
路２先端に備えられた給湯栓４の開栓で適宜給湯を行う
ものである。
装した器具本体で、家屋の壁等に設置可能な構造となっ
ている。６は器具本体５内に備えられた容量約３００ｃ
ｃのサブタンクで、該器具本体５外に設置された大容量
の油タンク７から油の供給を受け、常に所定量の油を蓄
えておくものである。
パイプの配管を構成する送油配管で、途中には油を汲み
上げる汲み上げポンプ９を備えている。１０はサブタン
ク６内の油をバーナ部３の気化部１１に噴霧するように
ノズル１２へ適宜圧送する電磁ポンプで、燃焼量に応じ
て供給量が制御されるものである。
ンク６内の油面を一定に保持するように汲み上げポンプ
９を制御する油面検知手段で、油面に応じて上下動する
内方に磁石（図示せず）を有するフロ−ト１４と、該フ
ロ−ト１４の上下動を案内し内方には磁石の接近でオ
ン、オフするリ−ドスイッチ（図示せず）をそれぞれ３
位置に備えた主柱１５とから構成され、下方の「空」位
置では汲み上げポンプ９を駆動開始させ、「満」位置で
駆動を停止させ、これより上の「危」位置では全駆動を
停止させて異常油面検知を行うものである。
送油配管８途中で汲み上げポンプ９の吸い込み側近傍に
備えられたアキュームレータで、、蛇腹管状で弾力性が
ある耐油性のゴム材料で形成され、送油配管８途中に接
続される真鍮製の管部１７内に挿入されて、蛇腹部分１
８の外周面が管部１７の内面と密着し、該管部１７内面
との間に複数の区画された空気層１９を形成するもので
ある。２０は各部の駆動制御を行う電気制御部である。
ば、今油タンク７からサブタンク６へ油を汲み上げる為
に汲み上げポンプ９を駆動させれば、送油配管８を介し
て油はサブタンク６に供給されるが、この時汲み上げポ
ンプ９の発停運動で発生する振動が送油配管８を流通す
る油に伝わり、これが共振や共鳴を起こし騒音の原因に
なるものであった。
ュ−ムレ−タ１６が備えられているので、図３に示すよ
うに、アキュ−ムレ−タ１６自体の弾性力及び複数の空
気層１９による緩衝で油の振動は吸収され、又中側の蛇
腹部分１８によってどの方向からの振動でも確実に吸収
することが出来、効率良く油の振動を吸収して振動騒音
を防止することが出来るものである。
５で説明するが、実施例１とほぼ同く同一部分には同一
符号を付し、説明は省略する。又図２は同じアキュ−ム
レ−タ１６を示す断面図である。
１６の取り付け位置がノズル１２と電磁ポンプ１０の供
給配管２１途中で、該電磁ポンプ１０の吐出側近傍であ
る点が相違しているものである。
プ１０の発停運動の振動が供給される油に伝わったとし
ても、実施例１で説明したアキュ−ムレ−タ１６の作用
でこの振動が吸収され、又図５に示すように、アキュ−
ムレ−タ１６の一部に穴が開いた場合でも、一つの空気
層１９に油が充満するのみで、他の空気層１９はそのま
ま維持され、穴が開いた時でも振動の吸収作用は良好に
行われるものであり、油への振動の伝播で特に低燃焼状
態に多く発生していた脈動燃焼を防止し、安定した燃焼
が常に得られるものである。
成した事で、製造容易で安価に提供出来るものである。
尚、この実施例では給湯機に実施した例で説明したが、
これに限定される事なく、例えば冷媒を石油バ−ナで加
熱して暖房を行う石油エアコンと呼ばれるものにも利用
しても良い事は勿論である。又ここではアキュ−ムレ−
タ１６の取り付け位置を別々に説明したが、２つのアキ
ュ−ムレ−タ１６を備え一つの器具本体５に、実施例１
及び実施例２のように取り付ければ、それぞれの作用効
果を同時にえられるものである。
汲み上げポンプによる油の振動を蛇腹管状のアキュ−ム
レ−タで、効率良く吸収することが出来、油タンクと汲
み上げポンプ間の共振や共鳴による騒音を確実に防止す
るものである。
よる油の圧送で発生する該油の振動を蛇腹管状のアキュ
−ムレ−タで、効率良く吸収することが出来、特に低燃
焼量時に多く発生する脈動燃焼を確実に防止し、安定し
た燃焼を常に得られるようにしたものである。
Claims (2)
- 【請求項１】 器具本体内に備えたサブタンクに、汲み
上げポンプで油タンクから油を汲み上げ、バーナ部へ供
給するものに於いて、前記汲み上げポンプと油タンクの
配管途中には、外周面が配管内面に密着し複数の区画さ
れた空気層を形成した蛇腹管状で弾力性のあるアキュー
ムレータを備えた事を特徴とする燃焼装置。 - 【請求項２】 器具本体内に備えられたバーナ部のノズ
ルに、サブタンク内の油を電磁ポンプで圧送して供給す
るものに於いて、前記ノズルと電磁ポンプの配管途中に
は、外周面が配管内面に密着し複数の区画された空気層
を形成した蛇腹管状で弾力性のあるアキュームレータを
備えた事を特徴とする燃焼装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001325033A JP3839700B2 (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001325033A JP3839700B2 (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 燃焼装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003130336A true JP2003130336A (ja) | 2003-05-08 |
| JP3839700B2 JP3839700B2 (ja) | 2006-11-01 |
Family
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Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001325033A Expired - Fee Related JP3839700B2 (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 燃焼装置 |
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| JP (1) | JP3839700B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021076335A (ja) * | 2019-11-12 | 2021-05-20 | 株式会社コロナ | 燃焼装置 |
| CN117646909A (zh) * | 2024-01-26 | 2024-03-05 | 四川省江油市蜀玉实业有限公司 | 一种双膛窑送煤管疏通监控装置及方法 |
-
2001
- 2001-10-23 JP JP2001325033A patent/JP3839700B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2021076335A (ja) * | 2019-11-12 | 2021-05-20 | 株式会社コロナ | 燃焼装置 |
| JP7227119B2 (ja) | 2019-11-12 | 2023-02-21 | 株式会社コロナ | 燃焼装置 |
| CN117646909A (zh) * | 2024-01-26 | 2024-03-05 | 四川省江油市蜀玉实业有限公司 | 一种双膛窑送煤管疏通监控装置及方法 |
| CN117646909B (zh) * | 2024-01-26 | 2024-05-07 | 四川省江油市蜀玉实业有限公司 | 一种双膛窑送煤管疏通监控装置及方法 |
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|---|---|
| JP3839700B2 (ja) | 2006-11-01 |
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