JP2003128375A - 重量物の吊り具装置 - Google Patents

重量物の吊り具装置

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JP2003128375A
JP2003128375A JP2001331324A JP2001331324A JP2003128375A JP 2003128375 A JP2003128375 A JP 2003128375A JP 2001331324 A JP2001331324 A JP 2001331324A JP 2001331324 A JP2001331324 A JP 2001331324A JP 2003128375 A JP2003128375 A JP 2003128375A
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JP
Japan
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concrete foundation
foundation beam
hanging
crane
heavy goods
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Application number
JP2001331324A
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English (en)
Inventor
Kazunari Nakajima
一成 中嶋
Takafumi Miyazaki
尚文 宮崎
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】状況に応じてクレーン装置とフォークリフトと
を選択的に使用して重量物を移送することのできる重量
物の吊り具装置を提供する。 【解決手段】重量物Aを目的の場所に移送するために使
用する重量物の吊り具装置であって、吊り具本体1の上
部にクレーン装置のフック部が係止可能な係止具22、
23、24、25が連結されるとともに、当該吊り具本
体1の下部に重量物Aを固縛する固縛具32、33が連
結され、さらに吊り具本体1の適所にフォークリフトの
フォーク部が挿入可能な挿入部材4が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、重量物を目的の場
所に移送するために使用する重量物の吊り具装置に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば長尺状の重量物であるコン
クリート基礎梁を耐久試験などのために試験装置に設置
する場合には、当該コンクリート基礎梁を吊り具装置を
用いて天井クレーンで吊上げ、この天井クレーンを移動
させることによって、試験装置まで移送して設置を行っ
ている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、天井クレーンで吊り具装置を用いてコンク
リート基礎梁を移動させるものでは、天井クレーンの移
動範囲内でしかコンクリート基礎梁を移動させることが
できない。従って、試験装置を常に移動範囲内に設置す
る必要があり、設置位置に制約を受ける。 【0004】また、仮に試験装置が天井クレーンの移動
範囲外に設置されている場合には、天井クレーンによる
移送を諦めざるを得ず、例えばフォークリフトなどの他
の手段によりコンクリート基礎梁を移送する必要があっ
た。しかし、例えばフォークリフトによりコンクリート
基礎梁を持ち上げるとなると、フォーク部でコンクリー
ト基礎梁の底面を安定的に支持する必要があり、この状
態で重いコンクリート基礎梁を移送する作業には、非常
に高い危険を伴うという問題があった。 【0005】また、専用の吊り具装置を用いることでフ
ォークリフトにより安全に移送することもできるが、当
該専用の吊り具装置がクレーン装置で用いる吊り具装置
の他に別途必要になり、保管など使い勝手が悪くなると
いう問題があった。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の重
量物の吊り具装置は、重量物を目的の場所に移送するた
めに使用する重量物の吊り具装置であって、吊り具本体
の上部にクレーン装置のフック部が係止可能な係止具が
連結されるとともに、当該吊り具本体の下部に重量物を
固縛する固縛具が連結され、さらに吊り具本体の適所に
フォークリフトのフォーク部が挿入可能な挿入部材が設
けられたものである。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 【0008】図1及び図2は、本発明の重量物の吊り具
装置の構成を示している。なお、本実施の形態では、重
量物としてコンクリート基礎梁を例に採り、このコンク
リート基礎梁を移送するための吊り具装置を説明する。 【0009】図において、1は吊り具本体であって、吊
り具本体1は長尺状の例えばI型鋼から構成されてい
る。 【0010】吊り具本体1は、その上面(上部)の両端
部寄りに連結プレート2が所定の間隔を隔てて2個設け
られるとともに、底面(下部)の上記連結プレート2よ
りも両端外側には吊下げプレート3が2個設けられてい
る。 【0011】連結プレート2には連結孔21が形成され
ており、各連結孔21にナイロンスリングなどの索条体
22の一端が連結部材23を介して連結されている。そ
して、各連結プレート2に一端が連結された2本の索条
体22は、他端がそれぞれ連結部材24を介して環状の
係止部材25に連結されている。 【0012】これら係止部材25及び各連結部材23、
24は、例えばシャックルなどが用いられて着脱自在な
構造になっており、係止部材25には図2に示すように
クレーン装置のフック部5が係止可能になっている。つ
まり、索条体22、連結部材23、24及び係止部材2
5により係止具を構成している。 【0013】吊下げプレート3には連結孔31が形成さ
れており、各連結孔31にナイロンスリングなどの索条
体32の両端が連結部材33を介して連結されている。 【0014】索条体32は、コンクリート基礎梁Aの幅
方向に巻回して当該コンクリート基礎梁Aを固縛するた
めのもので、上記連結部材33とともに固縛具を構成し
ている。 【0015】連結部材33としては、例えばシャックル
などが用いられて着脱自在な構造になっている。 【0016】さらに、前記吊り具本体1には、その底面
中央側に一対の挿入部材4が溶接によって固設されてい
る。挿入部材4は、図3に示すようにフォークリフトの
フォーク部6が挿入可能になされている。具体的には、
挿入部材4として例えば角パイプを用いており、フォー
ク部6の挿入方向が吊り具本体1の長手方向と直交する
方向となるように上記角パイプを固設している。 【0017】また、挿入部材4の底面には、支持部材4
1が固設されている。支持部材41は、吊り具本体1を
床面などに載置する際に、地上に接地して吊り具本体1
を安定的に支持する。つまり、前記吊下げプレート3よ
りも下方に突出するように設けられており、例えば前述
と同様な角パイプを用いて構成している。 【0018】次に、このように構成された吊り具装置を
用いてコンクリート基礎梁を移送する場合について説明
する。 【0019】まず、天井クレーン等のクレーン装置によ
りコンクリート基礎梁Aを移送する場合には、図1及び
図2に示すように、2本の索条体22を連結部材23、
24によって各連結プレート2と係止部材25に連結す
るとともに、索条体32をコンクリート基礎梁Aに巻回
した状態でこの索条体32の両端を連結部材33によっ
て各吊下げプレート3に連結する。 【0020】この状態で、係止部材25にクレーン装置
のフック部5を係止し、当該クレーン装置により吊り具
装置を介してコンクリート基礎梁Aを持ち上げ、試験装
置などの目的の場所に移送して設置する。 【0021】次に、コンクリート基礎梁Aを移送する場
所がクレーン装置の移動範囲外であり、当該クレーン装
置によっては移送できない場合などには、図3に示すよ
うに、吊り具本体1の上部の係止具を構成する索条体2
2などを連結プレート2から取り外すとともに、索条体
32をコンクリート基礎梁Aに巻回した状態でこの索条
体32の両端を連結部材33によって各吊下げプレート
3に連結する。 【0022】この状態で、挿入部材4にフォークリフト
のフォーク部6を挿入し、当該フォークリフトにより吊
り具装置を介してコンクリート基礎梁Aを持ち上げ、試
験装置などの目的の場所に移送して設置する。 【0023】なお、索条体22などの係止具については
移送に支障がなければ、連結プレート2に連結しておい
ても良い。 【0024】このように本発明の重量物の吊り具装置で
は、重量物としてのコンクリート基礎梁Aをクレーン装
置とフォークリフトとの両方によって移送することがで
きるため、状況に応じてこれらを選択的に使用すること
で、例えばクレーン装置の移動範囲外であってもコンク
リート基礎梁Aを目的の場所に移送することができ、作
業性の向上を図ることができる。しかも、専用の吊り具
装置を用いることなくフォークリフトでもコンクリート
基礎梁Aを安全に移送することができる。 【0025】なお、本実施の形態では、重量物としてコ
ンクリート基礎梁Aを例に採って説明したが、本発明の
重量物の吊り具装置は他の重量物の移送にも利用するこ
とができる。 【0026】 【発明の効果】以上述べたように、本発明の重量物の吊
り具装置によれば、重量物を係止具を通じてクレーン装
置により移送することができるとともに、挿入部材を通
じてフォークリフトにより移送することができる。この
ため、状況に応じてクレーン装置とフォークリフトとを
選択的に使用することで、例えばクレーン装置の移動範
囲外であっても重量物を目的の場所に移送することがで
き、作業性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の重量物の吊り具装置の構成を示す正面
図である。 【図2】吊り具装置を用いてクレーン装置によりコンク
リート基礎梁を移送する際の状態を示す側面図である。 【図3】吊り具装置を用いてフォークリフトによりコン
クリート基礎梁を移送する際の状態を示す側面図であ
る。 【符号の説明】 1 吊り具本体 2 連結プレート 22 索条体 23、24 連結部材 25 係止部材 3 吊下げプレート 32 索条体 33 連結部材 4 挿入部材 5 フック部 6 フォーク部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 重量物を目的の場所に移送するために使
    用する重量物の吊り具装置であって、 吊り具本体の上部にクレーン装置のフック部が係止可能
    な係止具が連結されるとともに、当該吊り具本体の下部
    に重量物を固縛する固縛具が連結され、さらに吊り具本
    体の適所にフォークリフトのフォーク部が挿入可能な挿
    入部材が設けられたことを特徴とする重量物の吊り具装
    置。
JP2001331324A 2001-10-29 2001-10-29 重量物の吊り具装置 Pending JP2003128375A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020176454A (ja) * 2019-04-19 2020-10-29 日鉄エンジニアリング株式会社 外装パネル吊下具および外装パネル吊下方法
JP2021179111A (ja) * 2020-05-13 2021-11-18 阪神高速技術株式会社 Sfrc舗装撤去方法
KR102681224B1 (ko) * 2023-11-01 2024-07-04 만수테크(주) 원자력 발전소용 에이치피 고압터빈케이싱 턴오버 보조장치

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