JP2003122090A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003122090A
JP2003122090A JP2001315395A JP2001315395A JP2003122090A JP 2003122090 A JP2003122090 A JP 2003122090A JP 2001315395 A JP2001315395 A JP 2001315395A JP 2001315395 A JP2001315395 A JP 2001315395A JP 2003122090 A JP2003122090 A JP 2003122090A
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JP2001315395A
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English (en)
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Shuichi Kadota
修一 門田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナー浪費を低減し、トナーの混色を防止
し、良好な画像を提供することができる画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 固定現像装置4aに備えられ感光ドラム
1に近接若しくは接触して対向配設されトナーを担持す
る固定現像剤担持体と、回転自在な回転現像装置4bの
周方向に複数保持され回転現像装置4bの回転により感
光ドラム1に選択的に近接対向し現像剤を担持する複数
の回転現像剤担持体とから感光ドラム1に現像剤が付与
されるようになっている画像形成装置において、上記固
定現像剤担持体と感光ドラム1との間の間隙を可変とす
る可変手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置等の画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等
の画像形成装置は、例えば、露光処理により形成された
潜像を担持する潜像担持体たる電子写真感光体である感
光ドラムと、該感光ドラムに現像剤たるトナーを付与す
ることにより上記潜像をトナー像として可視化する現像
手段と、上記感光ドラム上の該トナー像を記録材に転写
する転写手段とを備えている。
【0003】従来、かかる画像形成装置にあっては、例
えば、現像手段が、上記感光ドラムに近接若しくは接触
して対向配設され例えばブラック(Bk)のトナーを担
持する固定現像剤担持体を有するBk現像器と、回転自
在な支持部材の周方向に複数保持され該支持部材の回転
により上記感光ドラムに選択的に近接対向しマゼンタ
(M)、シアン(C)、イエロー(Y)の各色のトナー
をそれぞれ担持する複数の回転現像剤担持体を有する
M,C,Y現像器と、上記感光ドラムと上記固定現像剤
担持体及び上記回転現像剤担持体との間に現像バイアス
電圧を印加可能なバイアス印加手段とを備え、上記感光
ドラムに上記固定現像剤担持体又は上記回転現像剤担持
体から現像剤が付与されるようになっている画像形成装
置が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように、感光ドラムの周方向における露光位置とM,
C,Y現像器との間にBk現像器が配置されていると、
M,C,Yトナーでの現像の際に感光ドラム上の像露光
された潜像部分がBkトナー現像位置を通過するとき
に、M,C,Yトナーよりも先にBkトナーが像露光部
に転移して混色する虞れがある。
【0005】これは、Bk現像器が電子写真感光体1に
対して非接触に配設されていても、Bkトナーが若干量
ではあるが感光ドラムに転移してしまうことがあるから
である。例えば、Yトナー現像器での現像の際に、Bk
トナーの混色はYトナーの明度が高いが故に画像上で目
立ってしまい、特にハイライト部(濃度の薄い部分)に
おいては若干量といえどもBkトナーの混色は非常に目
立つものであり、画像品位を損ねてしまう。
【0006】そこで、本発明は、トナー浪費を低減し、
トナーの混色を防止し、良好な画像を提供することがで
きる画像形成装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体に現
像剤を付与することにより上記潜像を現像剤像として可
視化する現像手段と、上記潜像担持体上の該現像剤像を
記録材に転写する転写手段とを備える画像形成装置であ
って、現像手段は、潜像担持体に近接若しくは接触して
対向配設され現像剤を担持する固定現像剤担持体と、回
転自在な支持部材の周方向に複数保持され該支持部材の
回転により上記潜像担持体に選択的に近接対向し現像剤
を担持する複数の回転現像剤担持体と、上記潜像担持体
と上記固定現像剤担持体及び上記回転現像剤担持体との
間に現像バイアス電圧を印加可能なバイアス印加手段と
を有し、上記潜像担持体に上記固定現像剤担持体又は上
記回転現像剤担持体から現像剤が付与されるようになっ
ている画像形成装置において、固定現像剤担持体と潜像
担持体との間の間隙を可変とする可変手段を備えている
という第一の発明によって達成される。
【0008】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、潜像担持体の表面を露光処理することに
より該潜像担持体上に潜像を形成する露光手段を備え、
固定現像剤担持体は、潜像担持体の周方向における回転
現像剤担持体と露光手段との間に位置しているという第
二の発明によっても達成される。
【0009】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、固定現像剤担持体は、
内部に磁石を有し潜像担持体と近接して非接触に配設さ
れ、上記固定現像剤担持体上の現像剤の層厚は、上記固
定現像剤担持体と上記潜像担持体との間隙よりも小さ
く、バイアス印加手段は、直流電圧に交流電圧を重畳し
た現像バイアス電圧を上記固定現像剤担持体と上記潜像
担持体との間に印加するようになっているという第三の
発明によっても達成される。
【0010】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、現像手段は、
固定現像剤担持体上の現像剤の層厚を規制する現像剤規
制部材を有し、該現像剤規制部材が、磁性体であるとい
う第四の発明によっても達成される。
【0011】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、固定現像剤
担持体上の現像剤は、磁性体を含む一成分現像剤である
という第五の発明によっても達成される。
【0012】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第五の発明のいずれかにおいて、潜像担持体
は、表層にアモルファスシリコンを含有する電子写真感
光体であるという第六の発明によっても達成される。
【0013】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第六の発明のいずれかにおいて、現像手段に
よる現像行程が、潜像形成に対し反転現像であるという
第七の発明によっても達成される。
【0014】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第七の発明のいずれかにおいて、固定現像剤担
持体は、該固定現像剤担持体による非現像時に回転を停
止するようになっているという第八の発明によっても達
成される。
【0015】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第八の発明のいずれかにおいて、固定現像剤
担持体と潜像担持体との間隙が、該固定現像剤担持体に
よる現像時と非現像時で異なるという第九の発明によっ
ても達成される。
【0016】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第九の発明のいずれかにおいて、固定現像剤担
持体と潜像担持体との間隙の変更は、現像手段による現
像工程終了後になされるようになっているという第十の
発明によっても達成される。
【0017】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第十の発明のいずれかにおいて、固定現像剤
担持体は、該固定現像剤担持体による現像後に後回転
し、上記固定現像剤担持体と潜像担持体との間隙の変更
は、上記後回転時になされるようになっているという第
十一の発明によっても達成される。
【0018】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第十一の発明のいずれかにおいて、固定現像剤
担持体は、該固定現像剤担持体による現像前に前回転
し、上記固定現像剤担持体と潜像担持体との間隙の変更
は、上記前回転時になされるようになっているという第
十二の発明によっても達成される。
【0019】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第十二の発明のいずれかにおいて、固定現像
剤担持体と潜像担持体との間隙の変更は、複数の記録材
への連続画像形成時における連続する二つの記録材の間
になされるようになっているという第十三の発明によっ
ても達成される。
【0020】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第十三の発明のいずれかにおいて、固定現像剤
担持体による非現像時における該固定現像剤担持体と潜
像担持体との間隙は、上記固定現像剤担持体による現像
時よりも4倍乃至20倍であるという第十四の発明によ
っても達成される。
【0021】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第十四の発明のいずれかにおいて、バイアス
印加手段は、固定現像剤担持体による非現像時に該固定
現像剤担持体に直流電圧の現像バイアス電圧を印加する
ようになっているという第十五の発明によっても達成さ
れる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0023】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態について説明する。
【0024】図1は、本実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【0025】この画像形成装置は、複数色のトナー像を
重ね合わせてカラー画像を形成する画像形成装置であっ
て、色ズレのないカラー画像を得ることを目的として、
図1に示すような中間転写体を用い電子写真プロセスを
利用した複写機或いはレーザビームプリンタである。以
下、図1に示す画像形成装置の構成及び動作について簡
単に説明する。
【0026】この画像形成装置の装置本体内部(以下
「機内」という)には、潜像持体としての回転ドラム型
の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という)1が配
置されている。ここではアモルファスシリコン感光体を
使用しており、その模式図を図2に示す。
【0027】感光ドラム1は、図2に示すように、Al
等の導電性支持体101、該導電性支持体104、導電
性支持体101からの電荷の注入を阻止する為の電荷注
入阻止層であって少なくとも非晶質シリコン系の材料で
構成され光導電性を示す光導電層102、該光導電層1
02を保護する為の表面保護層103、導電性支持体1
01からの反射を防止する為の長波長光吸収層105等
を有して構成されている。
【0028】感光ドラム1は、矢印R1方向に、所定の
周速度(プロセススピード)で回転駆動され、その表面
にて後述の各画像形成プロセスが繰り返し行われる。
【0029】感光ドラム1は、矢印R1方向の回転過程
において、コロナ放電器等の一次帯電器2により、所定
の極性、所定の表面電位に帯電処理され、次いで露光部
3(カラー原稿画像の色分解に基づく結像露光光学系
や、画像情報の時系列電気デジタル画素信号に対応して
変調されたレーザビームを出力するレーザスキャナによ
る走査露光光学系)による画像露光Lを受け取ることに
より目的のカラー画像の色成分像(例えば、M(マゼン
タ)成分像)に対応した静電潜像が形成される。
【0030】中間転写体として、中間転写ベルトを使用
する。中間転写ベルト5は、1本の導電性ローラ6及び
4本のターンローラ7a,7b,7c,7dの合計5本
のローラ間に懸回張設されている。本実施形態では、中
間転写ベルト5、導電性ローラ6、ターンローラ7a,
7b,7c,7d等によって転写手段を構成している。
【0031】導電性ローラ6は、中間転写ベルト5を感
光ドラム1に対して所定の押圧力をもって圧接させた状
態で保持している。中間転写ベルト5は矢印R5方向に
感光ドラム1と同じ周速度をもって回転駆動されてお
り、導電性ローラ6にバイアス電源によって、感光ドラ
ム1上の形成担持トナー画像(以下「トナー像」とい
う。)のトナー帯電極性(本実施形態ではマイナス)と
は逆極性(プラス)の転写バイアスが印加されている。
【0032】中間転写ベルト5は、ポリエスタル、ポリ
エチレン等の誘電体フィルムや中抵抗ゴム等の背面(内
面側)を導電体で裏打ちした複合層タイプの誘電体フィ
ルム等である。上述の感光ドラム1表面に形成担持され
た第1色目のマゼンタのトナー像は、導電性ローラ6に
対する転写バイアスの印加で形成された電界によって、
転写部を通過する過程で、中間転写ベルト5の外面に、
順次に中間転写されていく。
【0033】現像手段たる現像装置は、感光ドラム1の
回転方向(矢印R1方向)についての上流側に固定的に
配置されたブラック(Bk)用の現像器(以下「Bk現
像器」という)401からなる固定現像装置4aと、下
流側に回転自在に配置された他の3色の現像器を有する
回転現像装置4bとを有して構成されている。回転現像
装置4bは、矢印R4方向に回転する支持部材たる回転
体と、この回転体に保持されて搭載された3個の現像
器、即ち、それぞれマゼンタ(M)、シアン(C)、イ
エロー(Y)の各色のトナーを収納した現像器402,
403,404(以下それぞれ「M現像器402、C現
像器403、Y現像器404」という)とを有して構成
されている。又、M現像器402、Y現像器403、C
現像器404は、それぞれ、回転自在な支持部材(図示
せず)の回転に伴う回転現像装置4bにより感光ドラム
1に選択的に近接対向し各色のトナーを担持する回転現
像剤担持体(図示せず)を有している。
【0034】又、Bk現像器401は、上流側の露光部
3と下流側の回転現像装置4bとの間に、これらを区分
するように固定的に配置されている。
【0035】回転現像装置4bは、矢印R4方向に回転
することによって、現像に供される現像器(図1におい
てはM現像器402)を感光ドラム1の表面に対向する
現像位置に配置する。回転現像装置4bの回転方向R4
は、感光ドラム1の回転方向R1と同方向であり、中間
転写ベルト5の回転方向(矢印R5方向)とは逆であ
る。
【0036】尚、回転現像装置4bの回転方向を矢印R
4方向に設定し、更に4色の現像順序を例えば従来例と
同様に、M−C−Y−Bkの順で行うとすると、回転現
像装置4bのM現像器402、C現像器403、Y現像
器404の配置は、図1に示すように回転現像装置4b
の回転方向(矢印R4方向)に沿ってM現像器402、
Y現像器403、C現像器404の順となる。
【0037】以下、図1に示す本実施形態の画像形成装
置における画像形成の動作を(1)〜(5)のプロセス
に分割して、それぞれ説明する。尚、図1は、回転現像
装置4bにおける3個の現像器のうち、M現像器402
が現在位置にスタンバイしている状態を示している。
【0038】(1)先ず、感光ドラム1に第1色である
M像のための潜像が形成され、図1に示す状態で現像が
行われる。現像器402によりMトナーで顕在化された
感光ドラム1上のMトナー像は、矢印Rl方向(反時計
回り)に回転しながら、中間転写ベルト5の外周面に順
次中間転写されていく。そして、中間転写ベルト5に対
して第1色のMトナー像の転写を終えた感光ドラム1表
面は、クリーニング装置8により清掃される。
【0039】(2)引き続き、第2色であるC像のため
の潜像が形成されるが、C現像を行うために、回転現像
装置4bが矢印R4方向(感光ドラム1と同じ反時計回
り)に回転する。
【0040】(3)以下同様に、C現像→中間転写ベル
ト5へのCトナー現像→中間転写ベルト5へのC画像の
中間転写→感光ドラム1表面のクリーニング装置8によ
る清掃。
【0041】(4)そして、(2)〜(3)と同様にY
現象→中間転写ベルト5へのY画像の中間転写→感光ド
ラム1表面のクリーニング装置8による清掃。
【0042】(5)次に、第4のBk成分像に対応した
画像露光L→Bk現像器401のBkトナーによる現像
→中間転写ベルト5へのBkトナー像の中間転写→感光
ドラム1表面のクリーニング装置8による清掃。
【0043】以上の(1)〜(5)のプロセスが順次実
行されることにより、中間転写ベルト5の外面に上述の
4つのトナー像(マゼンタ、シアン、イエロー、ブラッ
クの各色トナー像)が重畳転写されて、目的のカラー画
像に対応した合成カラートナ一画像(鏡像)が形成され
る。
【0044】次いで、給紙カセット9から給紙ローラ1
0によって記録材(紙葉体)Pが1枚宛分離搬送され
て、レジストローラ対11、転写ガイド12を経て、転
写装置13(コロナ帯電器)及びターンローラ13aで
形成される転写部へと所定のタイミングで給送される。
【0045】ここで、導電性ローラ6には、0V或いは
転写行程とは逆のトナーの帯電極性と同じバイアス(本
例ではマイナス)がバイアス電源から印加される。更
に、所定のタイミングで給送されてきた記録材P上に
は、トナー像を転写する際にバイアス電源により、トナ
一帯電極性(本例ではマイナス)と逆極性(プラス)の
転写バイアスが転写装置13に印加されている。
【0046】上述の一連の画像形成プロセスを繰り返す
ことにより、中間転写ベルト5上には順次に転写合成カ
ラー画像が中間転写され、これら中間転写されたカラー
トナー画像は、転写部に次々と送られてくる後続の記録
材Pに最終転写されていく。
【0047】尚、転写プロセスが終了すると、中間転写
ベルト5には、0V或いはトナー帯電極性と同極(本例
ではマイナス)の転写バイアス(マイナス)が印加され
る。
【0048】転写部を通って中間転写ベルト5上のトナ
ー像が転写された記録材Pは、搬送ガイド14を経て定
着器15へ導入され、所定値に加熱温調された定着ロー
ラ15aと加圧ローラ15bとにより加熱及び加圧され
ることによりトナー像の定着処理を受け、最終的なカラ
ー画像形成物として出力される。
【0049】一方、トナー像転写後の中間転写ベルト5
は、ベルトクリーニング装置16によって清掃される。
ベルトクリーニング装置16は、中間転写ベルト5に対
するクリーニング装置であり、常時はこの中間転写ベル
ト5に対して、非作用状態に保持されているが、記録材
Pに対するトナー像の転写を終えると、中間転写ベルト
5の外面に対してベルトクリーニング装置16が作用動
作することにより、中間転写ベルト5の外面が清掃され
る。
【0050】尚、中間転写ベルト5の外周長によって
は、一度に2枚以上の記録材Pを担持し、その1回転に
よって2枚の画像を一括して形成することも可能であ
る。
【0051】次に、固定現像装置4a中のBk現像器4
01の構成について図3に基づき説明する。
【0052】固定現像装置4aにあっては、現像容器4
0が、装置の長手方向(図1の紙面に直角方向)に延在
する開口部を有し、その開口部に固定現像剤担持体たる
現像スリーブ41が設置される。
【0053】現像スリーブ41は、例えばアルミニウ
ム、SUS等の材料からなる。又、現像スリーブ41
は、開口部の図で見て左略半周面を現像容器40内に突
入し、右略半周面を現像容器40外へ露出し、感光ドラ
ム1と対向するようにして、回転自在に配設されてい
る。現像スリーブ41と感光ドラム1との間には徹小間
隙:S−Dgapが設けられ、現像スリーブ41は、感
光ドラム1の回転方向Rlに対し、矢印R4a方向に回
転駆動される。
【0054】又、この微小間隙:S−Dgapは、可変
手段(図示せず)によって固定現像装置4aに対しBk
現像器401が矢印R4cの向きに押圧されつつ可変と
なっている。
【0055】現像スリーブ41内には、磁界発生手段と
してマグネット42が設けられており、本実施形態で
は、マグネット42は永久磁石からなっている。このマ
グネット42は、現像スリーブ41の回転に拘らず、固
定的な磁界を発生できるように、現像スリーブ41内に
非回転に配置されている。
【0056】現像容器40内の現像スリーブ41の近傍
には、現像剤規制部材として現像容器40の開口部に固
定端を支持され対向する自由端を現像スリーブ41に近
接させた板状の磁性ブレード43が設けられ、この磁性
ブレード43に、マグネット42の磁極の1極が略対向
するように位置されている。
【0057】撹拌部材44により現像スリーブ41上に
担持された磁性トナー45は、その後現像スリーブ41
の回転に伴い、磁性ブレード43の現像スリーブ41と
の対向部に搬送される。そして、磁性ブレード43と現
像スリーブ41との間隙に形成された磁気的な規制:S
−Bgapにより層厚を規制されて、現像スリーブ41
上に薄層に形成された後、規制部:S−Bgapを抜け
出して感光ドラム1と微小間隙:S−Dgapをもって
対向した現像領域へと搬送される。現像領域において現
像スリーブ41と感光ドラム1との間に、バイアス印加
手段(図示せず)が、現像バイアス電圧として直流に交
流を重畳した交番電圧を印加することにより、現像スリ
ーブ41上のトナー45が感光ドラム1上の静電潜像に
対向して転移、付着して、静電潜像をトナー像として可
視化、現像する。
【0058】続いて、本実施形態でのBk現像器401
による現像について説明する。
【0059】先ず、感光ドラム1の表面が、一次帯電器
2によりドラム表面電位vd=+400Vに一様に帯電
される。次いで、感光ドラム1の表面が、波長680μ
mの半導体レーザにより600dpiでPWMによる露
光Lを受け、感光ドラム1上に静電潜像が形成される。
この時のレーザパワーは静電潜像がV1=+50Vにな
るように設定されている。
【0060】続いて、S−Bgap:250μm、S−
Dgap:250μmとしたBk現像器401により現
像を行いトナー像として可視化する。上述の従来例では
正現像によるカラー画像形成について説明したが、本実
施形態では反転現像を採用する場合について説明する。
【0061】本実施形態で用いる現像剤はネガ磁性一成
分トナーであり、現像バイアス電圧Vdcは+200V
の直流電圧に2700Hz、1500Vpp、50%D
utyの交流電圧を重畳し、ジャンピング現像を実現し
ている。これは、反転現像におけるBk現像コントラス
トVcont(=Vd−Vdc)=200V、カブリ取
りバイアスVback(=Vdc−Vl)=+150V
に設定しているためである(図4)。
【0062】これに対し、回転現像装置4b中のM,
C,Y現像器(402,403,404)におけるカラ
ー画像形成は、3色共にVd=+400V、Vl=+5
0Vに設定している。又、Vcont=+150V、V
back=+200Vを必要とするため、Vdc=25
0V(2000Hz、2000Vpp、50%重畳)と
している(図5)。
【0063】即ち、M,C、YにおいてもBkと同様の
現像処理をとなる。このため、カラーのための潜像にお
いても固定現像器であるBk現像器401で現像してし
まうことになる。
【0064】そこで、本実施形態では、非作像時にBk
現像器401を作像時に対して感光ドラム1から離間さ
せるようになっている。
【0065】Bk現像器401は上述した通りS−D=
250μmに設定しているが、これはベタ画像における
反射濃度1.50を達成するためである。そこで、矢印
R4cによる押圧の向きを変更することで、S−Dga
pが大きくなるよう変更する。これにより、感光ドラム
1と現像スリーブ41との間の電界強度が低下し、静電
気力によるBkトナーの感光ドラム上への転移を防止す
ることができる。
【0066】尚、上述したように、Bk現像器401は
S−D:250μmに設定しているが、これはベタ画像
における反射濃度1.50を達成するためである。そこ
で、矢印R4cによる押圧の方向を変更することで、S
−Dgapを変動(ここでは150μm〜1000μ
m)させ、その時の反射濃度を測定したものを図6に示
す。
【0067】図6に示すように、ベタ画像反射濃度はS
−Dgapを大きくした場合、特に500μm以降から
急激に低下していることがわかる。これは、S−Dga
pが大きくなることにより感光ドラム1と現像スリーブ
41との間の電界強度が低下し、静電気力によるBkト
ナーの感光ドラム上への転移が減少しているためと考え
られる。
【0068】又、S−Dgapを大きくした直後にS−
Dgap=250μmに戻しBk単色における画像評価
を行った(表1)。
【0069】
【表1】
【0070】この結果として、S−Dgapを15mm
以上に設定すると、画像不良(特に画像濃度ムラ、ボタ
落ち)が発生している。これは現像時に再び現像スリー
ブ41が感光ドラム1に近接する際の、S−Dgap振
れやBk現像器401下部からのBkトナー漏れが原因
として考えられる。
【0071】よって、フルカラー画像において良好な画
像を得るためのBk現像器401による非現像時でのS
−Dgapは6〜10mm、即ち現像時S−Dgapに
対し、24〜40倍が適切と考えられる。
【0072】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0073】本実施形態では、上述の第一の実施形態に
加え、図7に示すように、Bk現像器401をS−Dg
apが大きくなるよう移動させると共にM,C,Y現像
中にその現像バイアス電圧をVdc=+600Vに変更
させるようになっている。
【0074】これにより、カラーにおける静電潜像に対
し、如何なる場合においてもVback=+200V以
上を維持させることで、Bkトナーの像露光部への転移
防止を可能にしている。又、Bk現像器はジャンピング
現像方式を採用しているため、感光ドラムと非接触で支
持されており、現像バイアス電圧を変更した場合に感光
ドラムに与える影響(例えば、二成分現像における感光
ドラムヘの磁性粒子付着の転移等)は殆ど無い。
【0075】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0076】上述の第一の実施形態では、S−Dgap
と画質との関係について説明した。本実施例では、更に
高画質を目的として、Bk現像器401の非作像時現像
バイアス電圧を直流電圧のみにするようになっている。
【0077】Bk現像器401の現像バイアス電圧構成
については上述の第一の実施形態で図4を用いて説明し
た。しかしながら、実際には、図8に示すようにジャン
ピング現像を実現するために交流電圧(2700Hz、
1500Vpp、50%重畳)を重畳している。これに
より、Bk現像コントラストは常にVcont=200
Vではなく、最大コントラストはVcmax(=Vco
nt+1/2Vpp)=950Vとなる。
【0078】そこで、Bk現像器401による非現像時
に現像スリーブ41と感光ドラム1との間に直流電圧の
みの現像バイアス電圧とすることで、電界強度を更に低
下させ、感光ドラム1上へのBkトナーを低減させるこ
とができる。
【0079】実際に、その条件下で第一の実施形態と同
様に矢印R4cによる押圧の向きを変更することで、S
−Dgapを変動(ここでは150μm〜1.5mm)
させ、その時の反射濃度を測定したものを図9に示す。
【0080】図9によると、S−Dgapを1mm以上
をすることでBk現像器401による非現像時の感光ド
ラム1へのBkトナーの転移は殆ど無くなっている。
【0081】又、第一の実施形態に比べS−Dgapが
十分狭いので、現像スリーブ41と感光ドラム1とが再
近接した場合の画像も良好である(表2)。
【0082】
【表2】
【0083】(第四の実施形態)次に、本発明の第四の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0084】上述の第一の実施形態及び第二の実施形態
において、実際にM,C,Y,Bkによるフルカラー画
像形成において100万枚の耐久試験を行った。
【0085】しかしながら、実際の結果として耐久試験
後25万枚以降からBkトナーによる若干のカブリ画像
が確認されるようになった。この原因を以下のように考
察する。
【0086】本来Bk現像剤はネガ磁性一成分トナーで
あるが、極徹小量のトナー極性が反転し、ポジトナーと
なるものが存在する。これが、M,C,Y現像中にVd
c=200V→600Vにアップしたことでその極微小
量のポジトナーが感光ドラム上に現像され、記録材上に
カブリ画像として顕在化されたものと考えられる。
【0087】そこで、本実施形態では、上述の第一の実
施形態又は第二の実施形態において、回転現像装置4b
による現像中にBk現像器401の現像スリーブの駆動
を停止するようになっている。
【0088】又、本実施形態では、上述の第一の実施形
態及び第二の実施形態にて説明した事柄を踏まえて、カ
ラー画像形成時のBk現像器について表3の条件となる
ように設定し、実際にM,C,Y,Bkによるフルカラ
ー画像形成において100万枚の耐久試験を行つた。
【0089】
【表3】
【0090】これにより、Bk反転ポジトナーによる現
像はBkスリーブ上にある最小限の範囲で抑制される。
又、非画像領域においてBk反転ポジトナーは十分吐き
出されているため、画像領域でのカブリを防止し、高画
質化を実現している。
【0091】本実施形態における耐久試験において、1
00万枚完結時でもカブリの無い良好な画像を得ること
ができた。更に、駆動停止によるBk現像器401の昇
温対策と寿命向上にも効果を得ている。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、可変手段が、固定現像剤担持体と潜
像担持体との間の間隙を可変とするので、トナー浪費を
低減し、トナーの混色を防止し、良好な画像を提供する
ことが可能となる。
【0093】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間の間
隙を可変とするので、トナー浪費を低減し、トナーの混
色を防止し、良好な画像を提供することが可能となる。
【0094】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間
の間隙を可変とすると共に、上記固定現像剤担持体上の
現像剤の層厚は、上記固定現像剤担持体と上記潜像担持
体との間隙よりも小さく、バイアス印加手段は、直流電
圧に交流電圧を重畳した現像バイアス電圧を上記固定現
像剤担持体と上記潜像担持体との間に印加するようにな
っているので、より効果的に、トナー浪費を低減し、ト
ナーの混色を防止し、良好な画像を提供することが可能
となる。
【0095】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間の間
隙を可変とするので、トナー浪費を低減し、トナーの混
色を防止し、良好な画像を提供することが可能となる。
【0096】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間
の間隙を可変とするので、トナー浪費を低減し、トナー
の混色を防止し、良好な画像を提供することが可能とな
る。
【0097】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間の間
隙を可変とするので、トナー浪費を低減し、トナーの混
色を防止し、良好な画像を提供することが可能となる。
【0098】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間
の間隙を可変とするので、トナー浪費を低減し、トナー
の混色を防止し、良好な画像を提供することが可能とな
る。
【0099】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間の間
隙を可変とすると共に、固定現像剤担持体は、該固定現
像剤担持体による非現像時に回転を停止するようになっ
ているので、より効果的に、トナー浪費を低減し、トナ
ーの混色を防止し、良好な画像を提供することが可能と
なる。
【0100】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間
の間隙を可変とすると共に、固定現像剤担持体と潜像担
持体との間隙が、該固定現像剤担持体による現像時と非
現像時で異なるので、より効果的に、トナー浪費を低減
し、トナーの混色を防止し、良好な画像を提供すること
が可能となる。
【0101】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間の間
隙を可変とするので、トナー浪費を低減し、トナーの混
色を防止し、良好な画像を提供することが可能となる。
【0102】更に、本出願にかかる第十一の発明によれ
ば、可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間
の間隙を可変とするので、トナー浪費を低減し、トナー
の混色を防止し、良好な画像を提供することが可能とな
る。
【0103】又、本出願にかかる第十二の発明によれ
ば、可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間
の間隙を可変とするので、トナー浪費を低減し、トナー
の混色を防止し、良好な画像を提供することが可能とな
る。
【0104】更に、本出願にかかる第十三の発明によれ
ば、可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間
の間隙を可変とするので、トナー浪費を低減し、トナー
の混色を防止し、良好な画像を提供することが可能とな
る。
【0105】又、本出願にかかる第十四の発明によれ
ば、可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間
の間隙を可変とすると共に、固定現像剤担持体による非
現像時における該固定現像剤担持体と潜像担持体との間
隙は、上記固定現像剤担持体による現像時よりも4倍乃
至20倍であるので、より効果的に、トナー浪費を低減
し、トナーの混色を防止し、良好な画像を提供すること
が可能となる。
【0106】更に、本出願にかかる第十五の発明によれ
ば、可変手段が、固定現像剤担持体と潜像担持体との間
の間隙を可変とするっともに、バイアス印加手段は、固
定現像剤担持体による非現像時に該固定現像剤担持体に
直流電圧の現像バイアス電圧を印加するようになってい
るので、より効果的に、トナー浪費を低減し、トナーの
混色を防止し、良好な画像を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態に係る画像形成装置の
概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられアモルファスシ
リコンを含有する電子写真感光体である潜像担持体の層
構成を示す図である。
【図3】本発明の第一の実施形態における固定現像剤担
持体を説明するための図である。
【図4】本発明の第一の実施形態におけるバイアス印加
手段による潜像担持体と固定現像担持体との間の現像バ
イアス電圧を説明するための図である。
【図5】本発明の第一の実施形態におけるバイアス印加
手段による潜像担持体と回転現像担持体との間の現像バ
イアス電圧を説明するための図である。
【図6】本発明の第一の実施形態における潜像担持体と
固定現像剤担持体との間隙と画像濃度との関係を示すグ
ラフである。
【図7】本発明の第二の実施形態におけるバイアス印加
手段による潜像担持体と固定現像担持体との間の現像バ
イアス電圧を説明するための図である。
【図8】本発明の第三の実施形態におけるバイアス印加
手段による潜像担持体と固定現像担持体との間の現像バ
イアス電圧を説明するための図である。
【図9】本発明の第三の実施形態における潜像担持体と
固定現像剤担持体との間隙と画像濃度との関係を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
1 電子写真感光体(潜像担持体) 41 現像スリーブ(固定現像剤担持体) 43 磁性ブレード(現像剤規制部材) 45 トナー(現像剤) P 記録材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/08 503 G03G 15/08 503C 504 504A 507 507L Fターム(参考) 2H030 AA04 AD01 AD16 BB02 BB23 BB24 BB33 BB34 BB42 BB63 BB71 2H071 DA02 DA08 EA04 EA18 2H073 AA01 BA02 BA04 BA13 BA22 BA43 CA02 CA14 CA22 2H077 AD02 AD06 AD13 AD24 AD35 AD36 BA07 BA10 DA24 DB08 DB25 EA13 EA16 GA13 GA17

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担
    持体に現像剤を付与することにより上記潜像を現像剤像
    として可視化する現像手段と、上記潜像担持体上の該現
    像剤像を記録材に転写する転写手段とを備える画像形成
    装置であって、現像手段は、潜像担持体に近接若しくは
    接触して対向配設され現像剤を担持する固定現像剤担持
    体と、回転自在な支持部材の周方向に複数保持され該支
    持部材の回転により上記潜像担持体に選択的に近接対向
    し現像剤を担持する複数の回転現像剤担持体と、上記潜
    像担持体と上記固定現像剤担持体及び上記回転現像剤担
    持体との間に現像バイアス電圧を印加可能なバイアス印
    加手段とを有し、上記潜像担持体に上記固定現像剤担持
    体又は上記回転現像剤担持体から現像剤が付与されるよ
    うになっている画像形成装置において、固定現像剤担持
    体と潜像担持体との間の間隙を可変とする可変手段を備
    えていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 潜像担持体の表面を露光処理することに
    より該潜像担持体上に潜像を形成する露光手段を備え、
    固定現像剤担持体は、潜像担持体の周方向における回転
    現像剤担持体と露光手段との間に位置していることとす
    る請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 固定現像剤担持体は、内部に磁石を有し
    潜像担持体と近接して非接触に配設され、上記固定現像
    剤担持体上の現像剤の層厚は、上記固定現像剤担持体と
    上記潜像担持体との間隙よりも小さく、バイアス印加手
    段は、直流電圧に交流電圧を重畳した現像バイアス電圧
    を上記固定現像剤担持体と上記潜像担持体との間に印加
    するようになっていることとする請求項1又は請求項2
    に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 現像手段は、固定現像剤担持体上の現像
    剤の層厚を規制する現像剤規制部材を有し、該現像剤規
    制部材が、磁性体であることとする請求項1乃至請求項
    3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 固定現像剤担持体上の現像剤は、磁性体
    を含む一成分現像剤であることとする請求項1乃至請求
    項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 潜像担持体は、表層にアモルファスシリ
    コンを含有する電子写真感光体であることとする請求項
    1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 現像手段による現像行程が、潜像形成に
    対し反転現像であることとする請求項1乃至請求項6の
    いずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 固定現像剤担持体は、該固定現像剤担持
    体による非現像時に回転を停止するようになっているこ
    ととする請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の
    画像形成装置。
  9. 【請求項9】 固定現像剤担持体と潜像担持体との間隙
    が、該固定現像剤担持体による現像時と非現像時で異な
    ることとする請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記
    載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 固定現像剤担持体と潜像担持体との間
    隙の変更は、現像手段による現像工程終了後になされる
    ようになっていることとする請求項1乃至請求項9のい
    ずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 固定現像剤担持体は、該固定現像剤担
    持体による現像後に後回転し、上記固定現像剤担持体と
    潜像担持体との間隙の変更は、上記後回転時になされる
    ようになっていることとする請求項1乃至請求項10の
    いずれか一項に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 固定現像剤担持体は、該固定現像剤担
    持体による現像前に前回転し、上記固定現像剤担持体と
    潜像担持体との間隙の変更は、上記前回転時になされる
    ようになっていることとする請求項1乃至請求項11の
    いずれか一項に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 固定現像剤担持体と潜像担持体との間
    隙の変更は、複数の記録材への連続画像形成時における
    連続する二つの記録材の間になされるようになっている
    こととする請求項1乃至請求項12のいずれか一項に記
    載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 固定現像剤担持体による非現像時にお
    ける該固定現像剤担持体と潜像担持体との間隙は、上記
    固定現像剤担持体による現像時よりも4倍乃至20倍で
    あることとする請求項1乃至請求項13のいずれか一項
    に記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 バイアス印加手段は、固定現像剤担持
    体による非現像時に該固定現像剤担持体に直流電圧の現
    像バイアス電圧を印加するようになっていることとする
    請求項1乃至請求項14のいずれか一項に記載の画像形
    成装置。
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