JP2003104443A - 複合容器 - Google Patents

複合容器

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JP2003104443A
JP2003104443A JP2001301964A JP2001301964A JP2003104443A JP 2003104443 A JP2003104443 A JP 2003104443A JP 2001301964 A JP2001301964 A JP 2001301964A JP 2001301964 A JP2001301964 A JP 2001301964A JP 2003104443 A JP2003104443 A JP 2003104443A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器の肩部に、突出部を形成した薄肉の内側
容器を外装容器に廻動不能として取着するようにした複
合容器を提供すること。 【解決手段】 胴部の上端に肩部から延びる一定長さの
一対の突出部を形成した内側容器を、胴周壁の上端部
に、前記突出部を受容する凹部を形成した外装容器と肩
カバーとを備えた複合容器であって、外装容器の胴周壁
内周に、凹部に接して突起を形成したことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合容器、特に内
容液を充填した薄肉の内側容器を交換可能として、外装
容器に取材した複合容器に関する。
【0002】
【従来の技術】外装容器に薄肉の内側容器を装着し、内
側容器を交換可能とした複合容器は従来より周知であ
り、内側容器と外装容器が断面円形である場合に、内側
容器の肩部周縁から外方に突出する突出部を設け、対応
する外装容器の周位置に突出部が嵌挿される凹部を設
け、キャップを締める場合に、内側容器と外装容器がと
もに回らないようにした複合容器も提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、肩部周
縁に外方に突出する突出部を設けた場合に、内側容器が
薄肉の場合、肩部周縁突出部が肩部中心部に比べて薄肉
となり、係合突出部が変形しやすくなる。そのため、キ
ャップを開閉するときに、突出部が変形して内側容器が
回り、キャップが開閉できなくなるという問題が生じ
た。
【0004】本発明は、上記の問題を解決することを課
題とし、容器の肩部に、突出部を形成した薄肉の内側容
器を外装容器に廻動不能として取着するようにした複合
容器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、複合容器として、胴部の上端に肩部から
延びる一定長さの一対の突出部を形成した内側容器を、
胴周壁の上端部に、前記突出部を受容する凹部を形成し
た外装容器と肩カバーとを備えた複合容器であって、外
装容器の胴周壁内周に、凹部に接して突起を形成したこ
とを特徴とする構成を採用し、突起の具体的な実施形態
として、突起が、凸リブであることを特徴とする構成を
採用する。
【0006】内側容器の実施態様として、内側容器が、
外装容器に着脱自在とされていることを特徴とする構
成、または、内側容器が、突出部の両側を膨出部とし、
外装容器に設けた突起と係合するようにしたことを特徴
とする構成を採用する。
【0007】内側容器の肉厚として、内側容器の胴部の
肉厚が、0.5mm以下の薄肉であることを特徴とする
構成を採用する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明第1実施形態の複合
容器について、図面を参照して説明する。図1におい
て、Aは内側容器、Bは外装容器、Cは肩カバーであ
る。
【0009】図1,2に示すように、内側容器Aは、口
部1と肩部2、胴部3と底部4とからなっており、P
P、PEを素材として、延伸ブロー成形され、胴部3の
肉厚は、0.5mm以下となっており、好ましくは0.
3mm〜0.05mmの薄肉としている。口部1外周に
は、ねじ5が螺設されており、肩部2と胴部3とは断面
円形となっている。
【0010】胴部3の上端部には、肩部2周縁から外方
に突出する一定高さの突出部6a,bが形成されてお
り、突出部6の根元部両側の一定範囲の胴部周壁は拡径
され、膨出部7となっている。8は、口部1に螺設され
たキャップである。
【0011】図3に示すように、外装容器Bは、円筒状
の胴周壁10と底壁11とからなり、胴周壁10上端は
縮径段部12となっており、外周には、膨出環13が設
けられている。縮径段部12の内周には、前記内側容器
Aの突出部6a,bを受容する凹部14a,bが設けら
れ、凹部14a,bの両側には、凹部側縁から延び、縮
径段部12内周から内方に突出する突起15が設けられ
ている。
【0012】図1に示すように、肩カバーCは、上壁2
0と側周壁21とからなり、上壁20の中央には、内側
容器Aのキャップ8が挿通可能な開口22が穿孔されて
おり、側周壁21内周には、外装容器B縮径段部12の
外周に設けた膨出環13と係合する膨出環23が設けら
れている。
【0013】次に、本複合容器の組立方法と作用効果に
ついて説明する。複合容器は、内容液を充填した内側容
器Aと、該内側容器Aを収納する外装容器Bとからな
り、内側容器Aは、薄肉に成形され、交換可能な容器と
して用い、樹脂材料の節減を図るとともに、簡単に丸め
込んで廃棄できるようにしたものである。
【0014】まず、内側容器の外装容器への組み込みに
ついて説明すると、外側容器Bに内側容器Aの胴部3を
上から挿入し、最終的に突出部6a,bがそれぞれ凹部
14a,bに係合するよう押し込んでいくと、図4にし
めすように、突起15が突出部6a,bの両側の膨出部
7に係合して膨出部7を変形させ、突起15と胴部3の
膨出部7との間に圧接力が働くことになる。次いで、肩
カバーCを外装容器Bの縮径段部12に被嵌すると、肩
カバーCの膨出環23が外装容器Bの膨出環13に係合
し、図1に示すような内側容器Aを組み込んだ複合容器
が完成する。
【0015】内容液を注出するために、キャップ8を開
閉すると、胴部2の突出部6が凹部14の側面に衝接す
るとともに、突起15が突出部6の根元部の膨出部7に
係合し、突起15と膨出部7との間に圧接力が働くの
で、それが抵抗力となり、突出部6と凹部14側面との
衝突と相まって、胴部3の廻動を阻止し、キャップ8の
みを自由に開閉できるようになっている。
【0016】内側容器Aの内容液を使い切ったときに
は、肩カバーCを取り外し、新しい内側容器と取り換え
ることができる。
【0017】次に、第2実施形態について説明する。本
実施形態は、外装容器の突起の構成を変更したもので、
内側容器A、肩カバーCは同一の符号を用いて図示し、
説明を省略する。以下、相違点のみについて説明する。
【0018】図5に示すように、外装容器Baは、円筒
形の胴周壁30と底壁31とからなり、胴周壁30上端
外周は縮径段部32となっており、その外周には、膨出
環33が設けられ、その内周には、内側容器Aの突出部
6a,bを受容する凹部34a,bが設けられており、
凹部34a,bの内周縁に沿って胴周壁30の内周から
内方に突出する凸リブ35が連設されている。
【0019】次に、本複合容器の作用効果について説明
する。内側容器Aの外装容器Baへの嵌挿組み込みは、
第1実施形態と同様に行うが、最終の段階で、図6に示
すように、突出部6が凹部34に係合されると同時に、
凸リブ35が膨出部7に係合して突出部6の根元部の膨
出部7を変形させ、喰い込み部を形成する。次いで、肩
カバーCを装着すると、複合容器として使用することが
できる。
【0020】内容液を注出するため、キャップ8を開閉
すると、突出部6が廻動して凹部34に接合するととも
に、凸リブ35が突出部6の根元部の膨出部7に喰い込
んでいるので、内側容器Aの廻動が阻止され、キャップ
8を容易に開閉することができる。
【0021】内側容器の取り換えにあたっては、前記第
1実施形態と同様にして交換することができる。
【0022】前記各実施形態では、外装容器の成形にあ
たって、突起、凸リブを外装容器の本体と一体に成形す
るようにしたが、突起、凸リブの高さが大きいときに
は、突起、凸リブの部分を本体とは別途に成形し、成形
後に嵌め込み、接着などによって容器本体に取着するよ
うにしてもよい。
【0023】また、前記各実施形態では、内側容器とし
てブロー成形品を用いているが、延伸ブロー成形は、コ
ールドバリソン法、インジェクションブロー成形法によ
ってもよい。そのほかに例えばブローチューブ容器を用
いてもよく、成形可能な薄肉の容器であれば成形方法は
ブロー成形に限定されない。
【0024】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
から、次の効果を奏する。内側容器の胴部上部に突出部
を形成し、外装容器の胴周壁上端部に、突出部を受容す
る凹部と突出部の根元部の膨出部に喰い込む突起を設け
たから、キャップの開閉時に胴部が廻動しても突出部と
凹部との接合とともに、突起と膨出部との間に抵抗力が
働くので、キャップの空回りを防ぐことができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明複合容器の断面正面図である。
【図2】内側容器の説明図で、(a)は上面図、(b)
は一部断面正面図、(c)は側面図である。
【図3】外装容器の説明図で、(a)は上面図、(b)
は正面図である。
【図4】内側容器を外装容器に嵌挿したときの説明図
で、(a)は上面図、(b)は要部の拡大図である。
【図5】第2実施形態複合容器の外装容器の上面図であ
る。
【図6】内側容器を外装容器に嵌挿したときの説明図
で、(a)は上面図、(b)は要部の拡大図である。
【符号の説明】
A 内側容器 B、Ba 外装容器 C 肩カバー 2 肩部 3 胴部 6a,b 突出部 7 膨出部 8 キャップ 10、30 胴周壁 11、31 底壁 12、32 縮径段部 13、33 膨出環 14a,b、34a,b 凹部 15 突起 35 凸リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E033 AA02 BA15 BA16 CA20 DA03 DB03 DC04 DD01 DD12 FA03 GA02 3E061 AA30 AB09 DA01 DB11 3E067 AA03 BA03B BA03C BB14B BB14C BC03B BC03C BC07B BC07C EA18 EA32 FA04 FC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴部の上端に肩部から延びる一定長さの
    一対の突出部を形成した内側容器を、胴周壁の上端部
    に、前記突出部を受容する凹部を形成した外装容器と肩
    カバーとを備えた複合容器であって、 外装容器の胴周壁内周に、凹部に接して突起を形成した
    ことを特徴とする複合容器。
  2. 【請求項2】 突起が、凸リブであることを特徴とする
    請求項1記載の複合容器。
  3. 【請求項3】 内側容器が、外装容器に着脱自在とさ
    れ、交換可能となっていることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の複合容器。
  4. 【請求項4】 内側容器が、突出部の両側を膨出部と
    し、外装容器に設けた突起と係合するようにしたことを
    特徴とする請求項1または2記載の複合容器。
  5. 【請求項5】 内側容器の胴部の肉厚が、0.5mm以
    下の薄肉であることを特徴とする請求項1〜4記載の複
    合容器。
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