JP2003097434A - 密閉式電動圧縮機 - Google Patents

密閉式電動圧縮機

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JP2003097434A
JP2003097434A JP2001295663A JP2001295663A JP2003097434A JP 2003097434 A JP2003097434 A JP 2003097434A JP 2001295663 A JP2001295663 A JP 2001295663A JP 2001295663 A JP2001295663 A JP 2001295663A JP 2003097434 A JP2003097434 A JP 2003097434A
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electric
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Masaya Tadano
昌也 只野
Haruhisa Yamazaki
晴久 山崎
Kenzo Matsumoto
兼三 松本
Masaru Matsuura
大 松浦
Kazuya Sato
里  和哉
Takayasu Saito
隆泰 斎藤
Toshiyuki Ebara
俊行 江原
Satoru Imai
悟 今井
Atsushi Oda
淳志 小田
Takashi Sato
孝 佐藤
Hiroyuki Matsumori
裕之 松森
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電動要素に給電するためのターミナル部分に
発生する不都合を未然に回避することができる密閉式電
動圧縮機を提供する。 【解決手段】 密閉容器12内に電動要素14と、この
電動要素にて駆動される回転圧縮機構部18とを備え、
この回転圧縮機構部によりCO2冷媒を圧縮して密閉容
器内に吐出するものであって、密閉容器に取り付けられ
たターミナル20を備え、このターミナルは、電気的端
子が貫通して取り付けられる円形のガラス部20Aと、
このガラス部の周囲に形成され、密閉容器の取付孔12
D周縁部に溶接固定される鍔状の金属製取付部20Bと
を有しており、この取付部の厚さ寸法を2.4±0.5
mmの範囲とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密閉容器内に電動
要素と、この電動要素にて駆動される圧縮要素を設けて
成る密閉式電動圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種密閉式電動圧縮機、特に、
内部中間圧型多段圧縮式のロータリコンプレッサでは、
第1の回転圧縮要素の吸込ポートから冷媒ガスがシリン
ダの低圧室側に吸入され、ローラとベーンの動作により
圧縮されて中間圧となりシリンダの高圧室側より吐出ポ
ート、吐出消音室を経て密閉容器内に吐出される。そし
て、この密閉容器内の中間圧の冷媒ガスは第2の回転圧
縮要素の吸込ポートからシリンダの低圧室側に吸入さ
れ、ローラとベーンの動作により2段目の圧縮が行なわ
れて高温高圧の冷媒ガスとなり、高圧室側より吐出ポー
ト、吐出消音室を経て放熱器に流入し、放熱した後、膨
張弁で絞られて蒸発器で吸熱し、第1の回転圧縮要素に
吸入されるサイクルを繰り返す。
【0003】係るロータリコンプレッサに、高低圧差の
大きい冷媒、例えば炭酸ガスの一例としての二酸化炭素
(CO2)を冷媒として用いた場合、冷媒圧力は高圧と
なる第2の回転圧縮要素で12MPaGに達し、一方、
低段側となる第1の回転圧縮要素で8MPaGとなり、
これが密閉容器内の圧力となる。
【0004】また、このようなロータリコンプレッサで
は、電動要素に給電を行うためのターミナルが密閉容器
に取り付けられる。図20は係る従来のロータリコンプ
レッサのターミナル300部分の断面図を示す。ターミ
ナル300は、電気的端子301が設けられる円形のガ
ラス部302と、その周囲に形成された金属製の取付部
303とから構成されており、この取付部303が密閉
容器304に形成された取付孔306の周縁部に溶接に
より固定されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ターミナル3
00の取付部303の厚さ寸法については、薄すぎると
上述した密閉容器304内の冷媒ガスの高い圧力に対す
る強度(耐圧性能)が不足し、取付部303に亀裂が発
生するなどの故障の原因となる。一方、厚すぎると、今
度は密閉容器304に溶接する際に多量の熱量が必要と
なって来るため、この熱によってガラス部302に損傷
が発生し、ガスリークや破壊の危険性が出てくる問題が
あった。
【0006】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、電動要素に給電するための
ターミナル部分に発生する不都合を未然に回避すること
ができる密閉式電動圧縮機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
密閉式電動圧縮機は、密閉容器内に電動要素と、この電
動要素にて駆動される圧縮要素とを備え、この圧縮要素
によりCO2冷媒を圧縮して密閉容器内に吐出するもの
であって、密閉容器に取り付けられたターミナルを備
え、このターミナルは、電気的端子が貫通して取り付け
られる円形のガラス部と、このガラス部の周囲に形成さ
れ、密閉容器の取付孔周縁部に溶接固定される鍔状の金
属製取付部とを有しており、この取付部の厚さ寸法を
2.4±0.5mmの範囲としたことを特徴とする。
【0008】請求項2の発明の密閉式電動圧縮機は、密
閉容器内に電動要素と、この電動要素にて駆動される第
1及び第2の回転圧縮要素を備え、第1の回転圧縮要素
で圧縮されたCO2冷媒ガスを密閉容器内に吐出し、更
にこの吐出された中間圧の冷媒ガスを第2の回転圧縮要
素で圧縮するものであって、密閉容器に取り付けられた
ターミナルを備え、このターミナルは、電気的端子が貫
通して取り付けられる円形のガラス部と、このガラス部
の周囲に形成され、密閉容器の取付孔周縁部に溶接固定
される鍔状の金属製取付部とを有し、この取付部の厚さ
寸法を2.4±0.5mmの範囲としたことを特徴とす
る。
【0009】本発明によれば、密閉式電動圧縮機の密閉
容器に取り付けられたターミナルを備え、このターミナ
ルは、電気的端子が貫通して取り付けられる円形のガラ
ス部と、このガラス部の周囲に形成され、密閉容器の取
付孔周縁部に溶接固定される鍔状の金属製取付部とを有
しており、この取付部の厚さ寸法を2.4±0.5mm
の範囲としたので、密閉容器内の圧力が高くなるCO2
冷媒を使用した密閉式電動圧縮機において、ターミナル
の耐圧性能を十分に確保しながら、溶接固定に必要とな
る熱量の増大も抑制することが可能となる。
【0010】これにより、ターミナルの取付部に亀裂が
発生し、或いは、ガラス部に損傷が生じることによって
発生するガスリークやターミナル破壊を未然に回避する
ことができるようになるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は本発明の密閉式電動圧縮機の実
施例として、第1及び第2の回転圧縮要素32、34を
備えた内部中間圧型多段(2段)圧縮式のロータリコン
プレッサ10の縦断面図、図2はロータリコンプレッサ
10の正面図、図3ロータリコンプレッサ10の側面
図、図4はロータリコンプレッサ10のもう一つの縦断
面図、図5はロータリコンプレッサ10の更にもう一つ
の縦断面図、図6はロータリコンプレッサ10の電動要
素14部分の平断面図、図7はロータリコンプレッサ1
0の回転圧縮機構部18の拡大断面図をそれぞれ示して
いる。
【0012】各図において、10は二酸化炭素(C
2)を冷媒として使用する内部中間圧型多段圧縮式の
ロータリコンプレッサで、このロータリコンプレッサ1
0は鋼板からなる円筒状の密閉容器12と、この密閉容
器12の内部空間の上側に配置収納された電動要素14
及びこの電動要素14の下側に配置され、電動要素14
の回転軸16により駆動される第1の回転圧縮要素32
(1段目)及び第2の回転圧縮要素34(2段目)から
なる回転圧縮機構部18にて構成されている。実施例の
ロータリコンプレッサ10の高さ寸法は220mm(外
径120mm)、電動要素14の高さ寸法は約80mm
(外径110mm)、回転圧縮機構部18の高さ寸法は
約70mm(外径110mm)で、電動要素14と回転
圧縮機構部18との間隔は約5mmとなっている。ま
た、第2の回転圧縮要素34の排除容積は第1の回転圧
縮要素32の排除容積よりも小さく設定されている。
【0013】密閉容器12は実施例では厚さ4.5mm
の鋼板より構成され、底部をオイル溜とし、電動要素1
4と回転圧縮機構部18を収納する容器本体12Aと、
この容器本体12Aの上部開口を閉塞する略椀状のエン
ドキャップ(蓋体)12Bとで構成され、且つ、このエ
ンドキャップ12Bの上面中心には円形の取付孔12D
が形成されており、この取付孔12Dには電動要素14
に電力を供給するためのターミナル(配線を省略)20
が取り付けられている。
【0014】この場合、ターミナル20の周囲のエンド
キャップ12Bには、座押成形によって所定曲率の段差
部12Cが、エンドキャップ12Bの中心軸を中心に軸
対称の形状で環状に形成されている。また、ターミナル
20は図19に示す如く電気的端子139が貫通して取
り付けられた円形のガラス部20Aと、このガラス部2
0Aの周囲に形成され、斜め外下方に鍔状に張り出した
鉄製(S25C〜S45C)の取付部20Bとから構成
され、エンドキャップ12Bの中心軸を中心に軸対称の
形状を呈している。取付部20Bの厚さ寸法は2.4±
0.5mmの範囲(1.9mm以上2.9mm以下)と
されている。そして、ターミナル20は、そのガラス部
20Aを下側から取付孔12Dに挿入して上側に臨ま
せ、取付部20Bを取付孔12Dの周縁に当接させた状
態でエンドキャップ12Bの取付孔12D周縁に取付部
20Bを溶接することで、エンドキャップ12Bに固定
されている。
【0015】ここで、密閉容器12内の圧力を後述する
中間圧としてターミナル20の取付部20Bの厚さを薄
くしていった場合、試験では1.9mmよりも薄くなっ
た時点で密閉容器12内の冷媒ガスの高い圧力(中間
圧)に対する強度(耐圧性能)が不足し、取付部20B
自体に亀裂が発生した。一方、取付部20Bの厚さを
2.9mmよりも厚くした場合、今度は密閉容器304
に溶接する際に多量の熱量が必要となり、ガラス部20
Aへの悪影響が懸念される試験結果となった。
【0016】本発明ではこれを踏まえて、ターミナル2
0の取付部20Bの厚さ寸法を2.4±0.5mmとし
たことにより、ターミナル20の耐圧性能を十分に確保
しながら、溶接固定に必要となる熱量の増大も抑制する
ことができた。
【0017】電動要素14は、密閉容器12の上部空間
の内周面に沿って環状に取り付けられたステータ22
と、このステータ22の内側に若干の間隙を設けて挿入
配置されたロータ24とからなる。このロータ24は中
心を通り鉛直方向に延びる回転軸16に固定されてい
る。
【0018】ステータ22は、ドーナッツ状の電磁鋼板
を積層した積層体26と、この積層体26の歯部に直巻
き(集中巻き)方式により巻装されたステータコイル2
8を有している(図6)。また、ロータ24もステータ
22と同様に電磁鋼板の積層体30で形成され、この積
層体30内に永久磁石MGを挿入して構成されている。
【0019】前記第1の回転圧縮要素32と第2の回転
圧縮要素34との間には中間仕切板36が挟持されてい
る。即ち、第1の回転圧縮要素32と第2の回転圧縮要
素34は、中間仕切板36と、この中間仕切板36の上
下に配置されたシリンダ38、シリンダ40と、この上
下シリンダ38、40内を180度の位相差を有して回
転軸16に設けた上下偏心部42、44に嵌合されて偏
心回転する上下ローラ46、48と、この上下ローラ4
6、48に当接して上下シリンダ38、40内をそれぞ
れ低圧室側と高圧室側に区画する後述する上下ベーン5
0(下側のベーンは図示せず)と、上シリンダ38の上
側の開口面及び下シリンダ40の下側の開口面を閉塞し
て回転軸16の軸受けを兼用する支持部材としての上部
支持部材54及び下部支持部材56にて構成される。
【0020】上部支持部材54および下部支持部材56
には、吸込ポート161、162にて上下シリンダ3
8、40の内部とそれぞれ連通する吸込通路58、60
と、凹陥した吐出消音室62、64が形成されると共
に、これら両吐出消音室62、64の開口部はそれぞれ
カバーにより閉塞される。即ち、吐出消音室62はカバ
ーとしての上部カバー66、吐出消音室64はカバーと
しての下部カバー68にて閉塞される。
【0021】この場合、上部支持部材54の中央には軸
受け54Aが起立形成されており、この軸受け54A内
面には筒状のブッシュ122が装着されている。また、
下部支持部材56の中央には軸受け56Aが貫通形成さ
れており、この軸受け56A内面にも筒状のブッシュ1
23が装着されている。これらブッシュ122、123
は後述する如き摺動性の良い材料にて構成されており、
回転軸16はこれらブッシュ122、123を介して上
部支持部材54の軸受け54Aと下部支持部材56の軸
受け56Aに保持される。
【0022】この場合、下部カバー68はドーナッツ状
の円形鋼板から構成されており、周辺部の4カ所を主ボ
ルト129・・・によって下から下部支持部材56に固
定され、吐出ポート41にて第1の回転圧縮要素32の
下シリンダ40内部と連通する吐出消音室64の下面開
口部を閉塞する。この主ボルト129・・・の先端は上
部支持部材54に螺合する。下部カバー68の内周縁は
下部支持部材56の軸受け56A内面より内方に突出し
ており、これによって、ブッシュ123の下端面は下部
カバー68によって保持され、脱落が防止されている
(図9)。図10は下部支持部材56の下面を示してお
り、128は吐出消音室64内において吐出ポート41
を開閉する第1の回転圧縮要素32の吐出弁である。
【0023】ここで、下部支持部材56は鉄系の焼結材
料(鋳物でも可)により構成されており、下部カバー6
8を取り付ける側の面(下面)は、平面度0.1mm以
下に加工された後、スチーム処理が加えられている。こ
のスチーム処理によって下部カバー68を取り付ける側
の面は酸化鉄となるため、焼結材料内部の孔が塞がれて
シール性が向上する。これにより、下部カバー68と下
部支持部材56間にガスケットを介設する必要が無くな
る。
【0024】尚、吐出消音室64と密閉容器12内にお
ける上部カバー66の電動要素14側は、上下シリンダ
38、40や中間仕切板36を貫通する孔である連通路
63にて連通されている(図4)。この場合、連通路6
3の上端には中間吐出管121が立設されており、この
中間吐出管121は上方の電動要素14のステータ22
に巻装された相隣接するステータコイル28、28間の
隙間に指向している(図6)。
【0025】また、上部カバー66は吐出ポート39に
て第2の回転圧縮要素34の上シリンダ38内部と連通
する吐出消音室62の上面開口部を閉塞し、密閉容器1
2内を吐出消音室62と電動要素14側とに仕切る。こ
の上部カバー66は図11に示す如く厚さ2mm以上1
0mm以下(実施例では最も望ましい6mmとされてい
る)であって、前記上部支持部材45の軸受け45Aが
貫通する孔が形成された略ドーナッツ状の円形鋼板から
構成されており、上部支持部材54との間にビード付き
のガスケット124を挟み込んだ状態で、当該ガスケッ
ト124を介して周辺部が4本の主ボルト78・・・に
より、上から上部支持部材54に固定されている。この
主ボルト78・・・の先端は下部支持部材56に螺合す
る。
【0026】上部カバー66を係る厚さ寸法とすること
で、密閉容器12内よりも高圧となる吐出消音室62の
圧力に十分に耐えながら、小型化を達成し、電動要素1
4との絶縁距離を確保することもできるようになる。更
に、この上部カバー66の内周縁と軸受け54Aの外面
間にはOリング126が設けられている(図12)。係
るOリング126により軸受け54A側のシールを行う
ことで、上部カバー66の内周縁で十分にシールを行
い、ガスリークを防ぐことができるようになり、吐出消
音室62の容積拡大が図れると共に、Cリングにより上
部カバー66の内周縁側を軸受け54Aに固定する必要
も無くなる。ここで、図11において127は吐出消音
室62内において吐出ポート39を開閉する第2の回転
圧縮要素34の吐出弁である。
【0027】次に、上シリンダ38の下側の開口面及び
下シリンダ40の上側の開口面を閉塞する中間仕切板3
6内には、上シリンダ38内の吸込側に対応する位置
に、図13、図14に示す如く外周面から内周面に至
り、外周面と内周面とを連通して給油路を構成する貫通
孔131が穿設されており、この貫通路131の外周面
側の封止材132を圧入して外周面側の開口を封止して
いる。また、この貫通孔131の中途部には上側に延在
する連通孔133が穿設されている。
【0028】一方、上シリンダ38の吸込ポート161
(吸込側)には中間仕切板36の連通孔133に連通す
る連通孔134が穿設されている。また、回転軸16内
には図7に示す如く軸中心に鉛直方向のオイル孔80
と、このオイル孔80に連通する横方向の給油孔82、
84(上下偏心部42、44にも形成されている)が形
成されており、中間仕切板36の貫通孔131の内周面
側の開口は、これらの給油孔82、84を介してオイル
孔80に連通している。
【0029】後述する如く密閉容器12内は中間圧とな
るため、2段目で高圧となる上シリンダ38内にはオイ
ルの供給が困難となるが、中間仕切板36を係る構成と
したことにより、密閉容器12内底部のオイル溜めから
汲み上げられてオイル孔80を上昇し、給油孔82、8
4から出たオイルは、中間仕切板36の貫通孔131に
入り、連通孔133、134から上シリンダ38の吸込
側(吸込ポート161)に供給されるようになる。
【0030】図16中Lは上シリンダ38の吸入側の圧
力変動を示し、図中P1は中間仕切板36の内周面の圧
力を示す。この図にL1で示す如く上シリンダ38の吸
込側の圧力(吸入圧力)は、吸入過程においては吸入圧
損により中間仕切板36の内周面側の圧力よりも低下す
る。この期間に中間仕切板36の貫通孔131、連通孔
133から上シリンダ38の連通孔134を介して上シ
リンダ38内に給油が成されることになる。
【0031】上述の如く上下シリンダ38、40、中間
仕切板36、上下支持部材54、56及び上下カバー6
6、68はそれぞれ4本の主ボルト78・・・と主ボル
ト129・・・にて上下から締結されるが、更に、上下
シリンダ38、40、中間仕切板36、上下支持部材5
4、56は、これら主ボルト78、129の外側に位置
する補助ボルト136、136により締結される(図
4)。この補助ボルト136は上部支持部材54側から
挿入され、先端は下支持部材56に螺合している。
【0032】また、この補助ボルト136は前述したベ
ーン50の後述する案内溝70の近傍に位置している。
このように補助ボルト136、136を追加して回転圧
縮機構部18を一体化することで、内部が極めて高圧と
なることに対するシール性の確保が成されると共に、ベ
ーン50の案内溝70の近傍を締め付けるので、案内溝
70からの背圧ガスリークも防止できるようになる。
【0033】一方、上シリンダ38内には前述したベー
ン50を収納する案内溝70と、この案内溝70の外側
に位置してバネ部材としてのスプリング76を収納する
収納部70Aが形成されており、この収納部70Aは案
内溝70側と密閉容器12(容器本体12A)側に開口
している(図8)。前記スプリング76はベーン50の
外側端部に当接し、常時ベーン50をローラ46側に付
勢する。そして、このスプリング76の密閉容器12側
の収納部70A内には金属製のプラグ137が設けら
れ、スプリング76の抜け止めの役目を果たす。案内溝
70には図示しない背圧室が形成されており、この背圧
室には第2の回転圧縮要素34の吐出圧力(高圧)が加
えられるため、プラグ137のスプリング76側は高
圧、密閉容器12側は中間圧となる。
【0034】この場合、プラグ137の外寸は収納部7
0Aの内寸よりも小さく設定され、プラグ137は収納
部70A内に隙間嵌めにより挿入される。また、プラグ
137の周面には当該プラグ137と収納部70Aの内
面間をシールするためのOリング138が取り付けられ
ている。そして、上シリンダ38の外端、即ち、収納部
70Aの外端と密閉容器12の容器本体12A間の間隔
は、Oリング138からプラグ137の密閉容器12側
の端部までの距離よりも小さく設定されている。
【0035】係る寸法関係としたことにより、プラグ1
37を収納部70A内に圧入固定する場合の如く、上シ
リンダ38が変形して上部支持部材54との間のシール
性が低下し、性能悪化を来す不都合を未然に回避するこ
とができるようになる。また、係る隙間嵌めであって
も、上シリンダ38と密閉容器12間の間隔をOリング
138からプラグ137の密閉容器12側の端部までの
距離よりも小さく設定しているので、プラグ137が収
納部70Aから押し出される方向に移動しても、密閉容
器12に当接して移動が阻止された時点で依然Oリング
138は収納部70A内に位置してシールするので、プ
ラグ138の機能には何ら問題は生じない。
【0036】ところで、回転軸16と一体に180度の
位相差を持って形成される上下偏心部42、44の相互
間を連結する連結部90は、その断面形状を回転軸16
の円形断面より断面積を大きくして剛性を持たせるため
に非円形状の例えばラグビーボール状とされている(図
17)。即ち、回転軸16に設けた上下偏心部42、4
4を連結する連結部90の断面形状は上下偏心部42、
44の偏心方向に直交する方向でその肉厚を大きくして
いる(図中ハッチングの部分)。
【0037】これにより、回転軸16に一体に設けられ
た上下偏心部42、44を連結する連結部90の断面積
が大きくし、断面2次モーメントを増加させて強度(剛
性)を増し、耐久性と信頼性を向上させている。特に使
用圧力の高い冷媒を2段圧縮する場合、高低圧の圧力差
が大きいために回転軸16にかかる荷重も大きくなる
が、連結部90の断面積を大きくしてその強度(剛性)
を増し、回転軸16が弾性変形してしまうのを防止して
いる。
【0038】この場合、上側の偏心部42の中心をO1
とし、下側の偏心部44の中心をO2とすると、偏心部
42の偏心方向側の連結部90の面の円弧の中心はO
1、偏心部44の偏心方向側の連結部90の面の円弧の
中心はO2としている。これにより、回転軸16を切削
加工機にチャックして上下偏心部42、44と連結部9
0を切削加工する際、偏心部42を加工した後、半径の
みを変更して連結部90の一面を加工し、チャック位置
を変更して連結部90の他面を加工し、半径のみを変更
して偏心部44を加工すると云う作業が可能となる。こ
れにより、回転軸16をチャックし直す回数が減少して
生産性が著しく改善されるようになる。
【0039】そして、この場合冷媒としては地球環境に
やさしく、可燃性および毒性等を考慮して自然冷媒であ
る炭酸ガスの一例としての前記二酸化炭素(CO2)を
使用し、潤滑油としてのオイルは、例えば鉱物油(ミネ
ラルオイル)、アルキルベンゼン油、エーテル油、エス
テル油等既存のオイルが使用される。
【0040】密閉容器12の容器本体12Aの側面に
は、上部支持部材54と下部支持部材56の吸込通路5
8、60、吐出消音室62及び上部カバー66の上側
(電動要素14の下端に略対応する位置)に対応する位
置に、スリーブ141、142、143及び144がそ
れぞれ溶接固定されている。スリーブ141と142は
上下に隣接すると共に、スリーブ143はスリーブ14
1の略対角線上にある。また、スリーブ144はスリー
ブ141と略90度ずれた位置にある。
【0041】そして、スリーブ141内には上シリンダ
38に冷媒ガスを導入するための冷媒導入管92の一端
が挿入接続され、この冷媒導入管92の一端は上シリン
ダ38の吸込通路58に連通される。この冷媒導入管9
2は密閉容器12の上側を通過してスリーブ144に至
り、他端はスリーブ144内に挿入接続されて密閉容器
12内に連通する。
【0042】また、スリーブ142内には下シリンダ4
0に冷媒ガスを導入するための冷媒導入管94の一端が
挿入接続され、この冷媒導入管94の一端は下シリンダ
40の吸込通路60に連通される。この冷媒導入管94
の他端はアキュムレータ146の下端に接続されてい
る。また、スリーブ143内には冷媒吐出管96が挿入
接続され、この冷媒吐出管96の一端は吐出消音室62
に連通される。
【0043】上記アキュムレータ146は吸込冷媒の気
液分離を行うタンクであり、密閉容器12の容器本体1
2Aの上部側面に溶接固定された密閉容器側のブラケッ
ト147にアキュムレータ側のブラケット148を介し
て取り付けられている。このブラケット148はブラケ
ット147から上方に延在し、アキュムレータ146の
上下方向の略中央部を保持しており、その状態でアキュ
ムレータ146は密閉容器12の側方に沿うかたちで配
置される。冷媒導入管92はスリーブ141から出た
後、実施例では右方に屈曲した後、上昇しており、アキ
ュムレータ146の下端はこの冷媒導入管92に近接す
るかたちとなる。そこで、アキュムレータ146の下端
から降下する冷媒導入管94は、スリーブ141から見
て冷媒導入管92の屈曲方向とは反対の左側を迂回して
スリーブ142に至るように引き回されている(図
3)。
【0044】即ち、上部支持部材38と下部支持部材4
0の吸込通路58、60にそれぞれ連通する冷媒導入管
92、94は密閉容器12から見て水平方向で反対の方
向に屈曲されたかたちとされており、これにより、アキ
ュムレータ146の上下寸法を拡大して容積を増やして
も、各冷媒導入管92、94が相互に干渉しないように
配慮されている。
【0045】また、スリーブ141、143、144の
外面周囲には配管接続用のカプラが係合可能な鍔部15
1が形成されており、スリーブ142の内面には配管接
続用のネジ溝152が形成されている。これにより、ス
リーブ141、143、144にはロータリコンプレッ
サ10の製造工程における完成検査で気密試験を行う場
合に試験用配管のカプラを鍔部151に容易に接続でき
るようになると共に、スリーブ142にはネジ溝152
を使用して試験用配管を容易にネジ止めできるようにな
る。特に、上下で隣接するスリーブ141と142は、
一方のスリーブ141に鍔部151が、他方のスリーブ
142にネジ溝152が形成されていることで、狭い空
間で試験用配管を各スリーブ141、142に接続可能
となる。
【0046】そして、実施例のロータリコンプレッサ1
0は図18に示すような給湯装置153の冷媒回路に使
用される。即ち、ロータリコンプレッサ10の冷媒吐出
管96は水加熱用のガスクーラ154の入口に接続され
る。このガスクーラ154が給湯装置153の図示しな
い貯湯タンクに設けられる。ガスクーラ154を出た配
管は減圧装置としての膨張弁156を経て蒸発器157
の入口に至り、蒸発器157の出口は冷媒導入管94に
接続される。また、冷媒導入管92の中途部からは図
2、図3では図示していないが除霜回路を構成するデフ
ロスト管158が分岐し、流路制御装置としての電磁弁
159を介してガスクーラ154の入口に至る冷媒吐出
管96に接続されている。尚、図18ではアキュムレー
タ146は省略されている。
【0047】以上の構成で次に動作を説明する。尚、加
熱運転では電磁弁159は閉じているものとする。ター
ミナル20および図示されない配線を介して電動要素1
4のステータコイル28に通電されると、電動要素14
が起動してロータ24が回転する。この回転により回転
軸16と一体に設けた上下偏心部42、44に嵌合され
た上下ローラ46、48が上下シリンダ38、40内を
偏心回転する。
【0048】これにより、冷媒導入管94および下部支
持部材56に形成された吸込通路60を経由して吸込ポ
ート162から下シリンダ40の低圧室側に吸入された
低圧(一段目吸入圧LP:4MPaG)の冷媒ガスは、
ローラ48とベーンの動作により圧縮されて中間圧(M
P1:8MPaG)となり下シリンダ40の高圧室側よ
り吐出ポート41、下部支持部材56に形成された吐出
消音室64から連通路63を経て中間吐出管121から
密閉容器12内に吐出される。
【0049】このとき、中間吐出管121は上方の電動
要素14のステータ22に巻装された相隣接するステー
タコイル28、28間の隙間に指向しているので、未だ
比較的温度の低い冷媒ガスを電動要素14方向に積極的
に供給できるようになり、電動要素14の温度上昇が抑
制されるようになる。また、これによって、密閉容器1
2内は中間圧(MP1)となる。
【0050】そして、密閉容器12内の中間圧の冷媒ガ
スは、スリーブ144から出て(中間吐出圧は前記MP
1)冷媒導入管92及び上部支持部材54に形成された
吸込通路58を経由して吸込ポート161から上シリン
ダ38の低圧室側に吸入される(2段目吸入圧MP
2)。吸入された中間圧の冷媒ガスは、ローラ46とベ
ーン50の動作により2段目の圧縮が行なわれて高温高
圧の冷媒ガスとなり(2段目吐出圧HP:12MPa
G)、高圧室側から吐出ポート39を通り上部支持部材
54に形成された吐出消音室62、冷媒吐出管96を経
由してガスクーラ154内に流入する。このときの冷媒
温度は略+100℃まで上昇しており、係る高温高圧の
冷媒ガスは放熱して、貯湯タンク内の水を加熱し、約+
90℃の温水を生成する。
【0051】一方、ガスクーラ154において冷媒自体
は冷却され、ガスクーラ154を出る。そして、膨張弁
156で減圧された後、蒸発器157に流入して蒸発
し、アキュムレータ146(図18では示していない)
を経て冷媒導入管94から第1の回転圧縮要素32内に
吸い込まれるサイクルを繰り返す。
【0052】特に、低外気温の環境ではこのような加熱
運転で蒸発器157には着霜が成長する。その場合には
電磁弁159を開放し、膨張弁156は全開状態として
蒸発器157の除霜運転を実行する。これにより、密閉
容器12内の中間圧の冷媒(第2の回転圧縮要素34か
ら吐出された少量の高圧冷媒を含む)は、デフロスト管
158を通ってガスクーラ154に至る。この冷媒の温
度は+50〜+60℃程であり、ガスクーラ154では
放熱せず、当初は逆に冷媒が熱を吸収するかたちとな
る。そして、ガスクーラ154から出た冷媒は膨張弁1
56を通過し、蒸発器157に至るようになる。即ち、
蒸発器157には略中間圧の比較的温度の高い冷媒が減
圧されずに実質的に直接供給されるかたちとなり、これ
によって、蒸発器157は加熱され、除霜されることに
なる。
【0053】このように、第1の回転圧縮要素32から
吐出された中間圧の冷媒ガスを密閉容器12から取り出
して蒸発器157の除霜を行うようにしているので、第
2の回転圧縮要素34から吐出された高圧冷媒を蒸発器
157に減圧せずに供給する場合に発生する第2の回転
圧縮要素34の吐出(高圧)と吸込(中間圧)における
圧力の逆転現象を防止することができるようになる。
【0054】尚、密閉式電動圧縮機としては実施例の如
き内部中間圧型多段圧縮式のロータリコンプレッサに限
らず、単一シリンダのロータリコンプレッサなどにも本
発明は有効である。更に、実施例ではロータリコンプレ
ッサ10を給湯装置153の冷媒回路に用いたが、これ
に限らず、室内の暖房用などに用いても本発明は有効で
ある。
【0055】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明によれば、密閉
式電動圧縮機の密閉容器に取り付けられたターミナルを
備え、このターミナルは、電気的端子が貫通して取り付
けられる円形のガラス部と、このガラス部の周囲に形成
され、密閉容器の取付孔周縁部に溶接固定される鍔状の
金属製取付部とを有し、この取付部の厚さ寸法を2.4
±0.5mmの範囲としたので、密閉容器内の圧力が高
くなるCO2冷媒を使用した密閉式電動圧縮機におい
て、ターミナルの耐圧性能を十分に確保しながら、溶接
固定に必要となる熱量の増大も抑制することが可能とな
る。
【0056】これにより、ターミナルの取付部に亀裂が
発生し、或いは、ガラス部に損傷が生じることによって
発生するガスリークやターミナル破壊を未然に回避する
ことができるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の密閉式電動圧縮機の実施例のロータリ
コンプレッサの縦断面図である。
【図2】図1のロータリコンプレッサの正面図である。
【図3】図1のロータリコンプレッサの側面図である。
【図4】図1のロータリコンプレッサのもう一つの縦断
面図である。
【図5】図1のロータリコンプレッサの更にもう一つの
縦断面図である。
【図6】図1のロータリコンプレッサの電動要素部分の
平断面図である。
【図7】図1のロータリコンプレッサの回転圧縮機構部
の拡大断面図である。
【図8】図1のロータリコンプレッサの第2の回転圧縮
要素のベーン部分の拡大断面図である。
【図9】図1のロータリコンプレッサの下部支持部材及
び下部カバーの断面図である。
【図10】図1のロータリコンプレッサの下部支持部材
の下面図である。
【図11】図1のロータリコンプレッサの上部支持部材
及び上部カバーの上面図である。
【図12】図1のロータリコンプレッサの上部支持部材
及び上カバーの断面図である。
【図13】図1のロータリコンプレッサの中間仕切板の
上面図である。
【図14】図13A−A線断面図である。
【図15】図1のロータリコンプレッサの上シリンダの
上面図である。
【図16】図1のロータリコンプレッサの上シリンダの
吸入側の圧力変動を示す図である。
【図17】図1のロータリコンプレッサの回転軸の連結
部の形状を説明するための断面図である。
【図18】図1のロータリコンプレッサを適用した給湯
装置の冷媒回路図である。
【図19】図1のロータリコンプレッサのターミナル部
分の拡大断面図である。
【図20】取付部の薄いターミナルを取り付けたロータ
リコンプレッサの拡大断面図である。
【符号の説明】
10 ロータリコンプレッサ 12 密閉容器 12A エンドキャップ 12D 取付孔 14 電動要素 16 回転軸 18 回転圧縮機構部 20 ターミナル 20A ガラス部 20B 取付部 32 第1の回転圧縮要素 34 第2の回転圧縮要素 36 中間仕切板 38、40 シリンダ 39、41 吐出ポート 42 偏心部 44 偏心部 46 ローラ 48 ローラ 50 ベーン 54 上部支持部材 56 下部支持部材 62 吐出消音室 64 吐出消音室 66 上部カバー 68 下部カバー 70 案内溝 70A 収納部 76 スプリング(バネ部材) 78、129 主ボルト 90 連結部 92、94 冷媒導入管 96 冷媒吐出管 131 貫通孔(給油路) 132 封止材 133、134 連通孔 137 プラグ 138 Oリング 141、142、143、144 スリーブ 146 アキュムレータ 147、148 ブラケット 151 鍔部 153 給湯装置 154 ガスクーラ 156 膨張弁 157 蒸発器 158 デフロスト管 159 電磁弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 兼三 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松浦 大 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 里 和哉 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 斎藤 隆泰 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 江原 俊行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 今井 悟 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 小田 淳志 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 佐藤 孝 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 松森 裕之 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 3H003 AA05 AB04 AC03 AD02 CF02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉容器内に電動要素と、該電動要素に
    て駆動される圧縮要素とを備え、該圧縮要素によりCO
    2冷媒を圧縮して前記密閉容器内に吐出する密閉式電動
    圧縮機において、 前記密閉容器に取り付けられたターミナルを備え、 該ターミナルは、電気的端子が貫通して取り付けられる
    円形のガラス部と、該ガラス部の周囲に形成され、前記
    密閉容器の取付孔周縁部に溶接固定される鍔状の金属製
    取付部とを有し、 該取付部の厚さ寸法を2.4±0.5mmの範囲とした
    ことを特徴とする密閉式電動圧縮機。
  2. 【請求項2】 密閉容器内に電動要素と、該電動要素に
    て駆動される第1及び第2の回転圧縮要素を備え、前記
    第1の回転圧縮要素で圧縮されたCO2冷媒ガスを前記
    密閉容器内に吐出し、更にこの吐出された中間圧の冷媒
    ガスを前記第2の回転圧縮要素で圧縮する密閉式電動圧
    縮機において、 前記密閉容器に取り付けられたターミナルを備え、 該ターミナルは、電気的端子が貫通して取り付けられる
    円形のガラス部と、該ガラス部の周囲に形成され、前記
    密閉容器の取付孔周縁部に溶接固定される鍔状の金属製
    取付部とを有し、 該取付部の厚さ寸法を2.4±0.5mmの範囲とした
    ことを特徴とする密閉式電動圧縮機。
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