JP2003020494A - 分散安定化磁気粘性流体 - Google Patents

分散安定化磁気粘性流体

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JP2003020494A JP2001209653A JP2001209653A JP2003020494A JP 2003020494 A JP2003020494 A JP 2003020494A JP 2001209653 A JP2001209653 A JP 2001209653A JP 2001209653 A JP2001209653 A JP 2001209653A JP 2003020494 A JP2003020494 A JP 2003020494A
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Hideo Fujitani
秀雄 藤谷
Namihiko Inoue
波彦 井上
Katsuhiko Hata
克彦 畑
Takuya Tonomura
卓也 外村
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Building Research Institute
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Bando Chemical Industries Ltd
Building Research Institute
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁気粘性流体自身の粘度をさほど増加させず
に、優れた分散安定性を有する分散安定化磁気粘性流体
を提供する。 【解決手段】 炭化水素系油及びスメクタイト有機誘導
体からなる媒体に磁性粒子が分散している磁気粘性流体
であって、25℃、歪み10%での複素弾性率G*が1
〜100000Paであり、かつ、tanδが0.00
1〜50であることを特徴とする磁気粘性流体。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、優れた分散安定性
及び磁気粘性特性の回復性を有し、長期間性能が持続す
る分散安定化磁気粘性流体に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気粘性流体、磁性流体、又は、磁気レ
オロジー材料と呼ばれる、磁場に感応してその流体特性
が変化する液状組成物は公知である。例えば、AIEE
Transactionsの『磁気流体の特性(19
55年2月発行)』に記載されたJ.D.クーリッジJ
r.及びR.W.ハルバーグ著の論文第55−170
(p.149−152)には、既に磁界に感応する磁性
体含有液状組成物の記述が見られる。
【0003】米国特許第2,661,596号明細書に
は分散剤としてオレイン酸鉄等を含有する磁気粘性流体
が開示されている。その他、米国特許第3,006,6
56号明細書、同第4,604,229号明細書や、特
開昭51−13995号公報、特開昭51−44579
号公報等にも磁気粘性流体に関する技術が開示されてい
る。
【0004】これらの磁気粘性流体は何れも、平均粒径
が数nm〜十数μmの磁性粒子を液状媒体中に分散させ
たものであり、外部から磁場が加えられると分散された
磁性粒子が磁場の方向に配向して鎖状のクラスタを形成
することにより、増粘又はゲル化し、著しくその流動特
性や降伏応力が変化するものである。
【0005】これら磁気粘性流体の利用分野としては、
軸受け、シール材、センタリング材、スピーカー、クラ
ッチ、ブレーキ、ダンパー、緩衝器、エンジンマウント
や昇降機能用部材、建築物制震装置等が提案されてき
た。しかしながら、これらの内、クラッチ、ブレーキ、
ダンパー、緩衝器、建築物制震装置といった、比較的大
きな流体特性、降伏応力の変化を必要とする用途では、
未だ実用化されるには至っていない。
【0006】磁気粘性流体が上記のような特性を発現す
るためには、流体中の磁性粒子が均一に分散しているこ
とが必要である。しかし、磁性粒子の密度は、媒体の密
度に比較して非常に大きいため、優れた分散安定性を付
与することは困難であった。
【0007】一般に磁気粘性流体の分散安定性を向上さ
せるには、粘度の大きな媒体を用いることが有用である
が、あまりにも粘度の大きな媒体を用いることは磁気粘
性流体自身の粘度をも上げることにつながり、取り扱い
が困難になるという問題があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記現状に
鑑み、磁気粘性流体自身の粘度をさほど増加させずに、
優れた分散安定性を有する分散安定化磁気粘性流体を提
供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意検討
を重ねた結果、特定の添加剤を含有する媒体を用いるこ
とにより、使用時における粘度をさほど増加させずに、
磁気粘性流体の分散安定性を大幅に向上させることがで
きることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】本発明は、炭化水素系油及びスメクタイト
有機誘導体からなる媒体に磁性粒子が分散している磁気
粘性流体であって、25℃、歪み10%での複素弾性率
G*が1〜100000Paであり、かつ、tanδが
0.001〜50である磁気粘性流体である。以下に本
発明を詳述する。
【0011】本発明の磁気粘性流体は、炭化水素系油に
添加剤としてスメクタイト有機誘導体を添加したものを
媒体として用いることにより、媒体及び/又は磁気粘性
流体の25℃、歪み10%での複素弾性率G*が1〜1
00000Paであり、tanδが0.001〜50で
あることに特徴を有する。複素弾性率G*が1Pa未満
であると、弾性率が小さすぎるために磁気粘性流体の安
定性が乏しく、100000Paを超えると、磁気粘性
流体の流動性が乏しくなることがあり、取り扱いが困難
になる。
【0012】本発明の磁気粘性流体は、tanδが0.
001〜50と小さいため、不使用時には磁気粘性流体
の粘度が大きく、使用時には粘度が小さくなるという機
能を有している
【0013】上記炭化水素系油としては、例えば、高級
アルキルベンゼン、高級アルキルナフタレン、ポリブテ
ン、ポリαオレフィン油等を挙げることができる。これ
らの炭化水素系油は、単独で用いられてもよいし、2種
以上が併用されてもよい。上記炭化水素系油は、スメク
タイト有機誘導体との濡れ性を充分に発現させるため、
10重量%以上の芳香族化合物を含んでいることがより
好ましい。
【0014】上記スメクタイト有機誘導体とは、スメク
タイトと第4級アンモニウム塩との反応生成物である。
上記スメクタイト有機誘導体の添加量は、炭化水素系油
100重量部に対して0.1〜20重量部であることが
好ましい。0.1重量部未満であると、磁気粘性流体の
tanδが50を超えるために充分な分散安定性が得ら
れず、20重量部を超えると、媒体の複素弾性率が10
0000Paより大きくなるために、磁気粘性流体の流
動性が阻害されることがある。
【0015】本発明においては、更に、高級アルコール
や水等の極性添加剤を、上記スメクタイト有機誘導体の
添加量に対して50重量%以下の割合で炭化水素系油に
加えてもよい。50重量%を超えると、得られた磁気粘
性流体のtanδが50を超え、分散安定性が低下する
ことがある。
【0016】本発明の磁気粘性流体においては、分散安
定性を高めることを目的として、媒体の特性を阻害しな
い範囲において分散剤を使用することができる。上記分
散剤としては、例えば、パーフルオロエーテルカルボン
酸塩、パーフルオロカルボン酸アミド、オレイン酸、ス
テアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸、リノール酸、
リノレン酸、エルカ酸、ミリスチン酸、オレイン酸ナト
リウム、オレイン酸カリウム、オレイン酸アンモニウ
ム、ステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウ
ム、ラウリン酸カリウム、エルカ酸ナトリウム、ミリス
チン酸ナトリウム、ミリスチン酸カリウム、ベヘン酸ナ
トリウム、ポリオキシエチレンソルビタンエステル、ジ
アルコキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアル
キルアリルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエス
テル、アルコール硫酸エステル、アルキルベンゼンスル
ホン酸、リン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアミ
ン、グリセリンエステル、アミノアルコールエステル、
又は、下記一般式(1)で表されるシランカップリング
剤等を挙げることができる。これらの分散剤は、単独で
用いられてもよいし、2種以上が併用されてもよい。
【0017】
【化1】
【0018】式中、Yは(CH又はCCH
CHを表し、kは1〜4の整数を表し、Rはアルキ
ル基(メチル、エチル、プロピル、ブチル基等)を表
し、Lはハロゲン原子、水酸基、アルコキシ基(メトキ
シ、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ基)、アシルオキ
シ基(ホルミル、アセトキシ、ピロビオニルオキシ、ブ
チリルオキシ基)を表し、aは1〜20の整数を表し、
bは1〜3の整数を表す。
【0019】本発明の磁気粘性流体は、磁性粒子が上記
媒体中に分散しているものである。上記磁性粒子として
は磁性を有するものであれば特に限定されず、鉄、窒化
鉄、炭化鉄、カルボニル鉄、二酸化クロム、低炭素鋼、
ニッケル、コバルト;アルミニウム含有鉄合金、ケイ素
含有鉄合金、コバルト含有鉄合金、ニッケル含有鉄合
金、バナジウム含有鉄合金、モリブデン含有鉄合金、ク
ロム含有鉄合金、タングステン含有鉄合金、マンガン含
有鉄合金、銅含有鉄合金等の鉄合金からなる粒子又はこ
れらの混合物からなる粒子を挙げることができる。
【0020】上記磁性粒子の粒径は0.01〜100μ
mであることが好ましい。0.01μm未満であると、
粒径が小さすぎるために得られた磁気粘性流体の磁場印
加時の大幅な粘度上昇は期待できず、100μmを超え
ると、媒体中での粒子の沈降が生じやすくなるために磁
気粘性流体の分散安定性が低下することがある。より好
ましくは0.5〜20μmである。
【0021】上記磁性粒子の配合量は、磁気粘性流体全
体に対して10〜90重量%であることが好ましい。1
0重量%未満であると、得られた磁気粘性流体の磁場印
加時の粘度上昇が小さく、90重量%を超えると、磁気
粘性流体の流動性が低下することがある。より好ましく
は、50〜85重量%である。
【0022】本発明の磁気粘性流体は、その磁気粘性特
性に重大な影響を与えない限りにおいて、酸化防止剤、
老化防止剤、又は、その他の安定剤、防腐剤、粘度調製
剤、難燃剤や界面活性剤等の添加剤を併用することがで
きる。
【0023】本発明の磁気粘性流体は、媒体中に磁性粒
子及び添加剤を混入後ホモジナイザー、ボールミル、サ
ンドミル、三本ロール等の分散機で混合することにより
得ることができる。
【0024】本発明の磁気粘性流体は、磁性粒子の分散
安定性に優れている。また、温度変化に対しても優れた
分散安定性を有するため、環境変化に対する特性の変動
が少ない。更に、長期間性能を持続させることができ
る。本発明の磁気粘性流体の用途としては特に限定され
ず、例えば、軸受け、シール材、センタリング材、スピ
ーカー、クラッチ、ブレーキ、ダンパー、緩衝器、エン
ジンマウントや昇降機能用部材、建築物制震装置等に好
適である。
【0025】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0026】(実施例1)表1に示した組成で、下記の
方法により磁気粘性流体を作製した。ポリブテン(日本
油脂社製:ポリビス0N、粘度30cP(40℃))に
スメクタイト有機誘導体(RHEOX社製:ベントン3
4)を混合し、ホモジナイザーにより3000rpm×
10分間攪拌して、媒体を作製した。次いで、分散剤と
してステアリン酸をトルエンに溶解させた所定量の溶液
に磁性粒子(BASF社製:カルボニル鉄粉CM)を浸
し、トルエンを揮発させた後、媒体と予備混合させた。
その予備混合物を内径90mm、容量900mLのポッ
トに200mLになるように投入し、更に1/2インチ
スチールボール2000gを入れ、ボールミル回転台で
100rpm×24時間回転させ、磁気粘性流体を作製
した。
【0027】(実施例2)媒体の作製において、ポリブ
テン、スメクタイト有機誘導体の後に極性添加剤として
メタノールを加えて混合した以外は実施例1と同様の方
法で磁気粘性流体を作製した。
【0028】(実施例3)ポリブテンの代わりにアロマ
系オイル(出光興産社製:出光スーパーゾルCA38、
粘度4cP(40℃))を用いたこと以外は実施例2と
同様の方法で磁気粘性流体を作製した。
【0029】(実施例4)媒体の作製後に、分散剤を用
いずに磁性粒子を混合した以外は実施例2と同様の方法
で磁気粘性流体を作製した。
【0030】(比較例1)分散剤であるステアリン酸を
予めポリブテン(日本油脂社製:ポリビス0N、粘度3
0cP(40℃))に70℃で溶解させた後に、磁性粒
子(BASF社製:カルボニル鉄粉CM)を混合させ
た。その混合物を内径90mm容量900mLのポット
に200mLになるように投入し、更に1/2インチス
チールボール2000gを入れ、ボールミル回転台で1
00rpm×24時間回転させ、磁気粘性流体を作製し
た。
【0031】(比較例2)ポリブテン(日本油脂社製:
ポリビス0N、粘度30cP(40℃))の代わりにポ
リブテン(日本油脂社製:ポリビス3N、粘度2100
cP(40℃))を用いた以外は比較例1と同様の方法
で磁気粘性流体を作製した。
【0032】
【表1】
【0033】実施例1〜4及び比較例1、2で得られた
磁性粘性流体について、以下の項目についての評価を行
った。結果を表2に示した。 (1)磁気粘性流体、媒体の粘弾特性 平行平板型粘弾性装置により25℃、歪み10%、周波
数0.1Hzの条件での磁気粘性流体、媒体の複素弾性
率G*とtanδを測定した。
【0034】(2)高速せん断時の粘度特性 平行平板型粘弾性装置により25℃、せん断速度100
−1の条件での磁気粘性流体の定常流粘度を測定し
た。
【0035】(3)初期磁気粘性特性 図1に示すシリンダー装置に作製直後の磁気粘性流体を
充填し、磁場0及び900ガウス・周波数1Hz・振幅
10mmで振幅−荷重を測定した。図2に測定例を示し
た。 1.磁場0時の荷重を読み取った。 2.磁場0時の振幅−荷重ループの面積に対する磁場9
00ガウス時の振幅−荷重ループ面積の比より、磁場0
時の損失エネルギーに対する900ガウス時の損失エネ
ルギーの増加率を算出した。なお、いずれの磁気粘性流
体においても損失エネルギーは3サイクル目には一定値
となり、3サイクル目の損失エネルギーを採用した。た
だし、比較例2については磁気粘性流体の流動性が乏し
く、磁場0時の荷重が測定限界以上であったため測定で
きなかった。
【0036】(4)磁気粘性特性の回復性 初期磁気粘性特性測定後、磁気粘性流体を充填したまま
シリンダー装置を25℃で3カ月間静置させた。3カ月
経過後、室温下24時間放置させた後、磁場0時の振幅
−荷重を測定し、上記(3)で測定した作製直後の損失
エネルギー値に至るまでのサイクル数を記録した。その
後、直ちに900ガウスを印加し、3サイクル目の損失
エネルギーを測定し、損失エネルギー増加率を算出し
た。
【0037】(5)25℃における分散安定性 メスシリンダーに作製直後の磁気粘性流体を25mL入
れ、25℃で3カ月静置させた。3カ月後の上澄み層の
容量を測定した。 (6)50℃における分散安定性 メスシリンダーに作製直後の磁気粘性流体を25mL入
れ、50℃で3カ月静置させた。3カ月後の上澄み層の
容量を測定した。
【0038】
【表2】
【0039】表2より、実施例1〜4で作製した磁気粘
性流体は、比較例1、2で作製した磁気粘性流体に比べ
て分散安定性が優れており、また、磁気粘性回復特性に
も優れていることがわかった。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、磁気粘性流体自身の粘
度をさほど増加させずに、優れた分散安定性を有する分
散安定化磁気粘性流体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例で用いた磁気粘性特性測定装置の模式図
である。
【図2】磁気粘性特性の測定例を示す図である。
【符号の説明】
1 分散安定化磁気粘性流体 2 シリンダー 3 ピストン 4 電磁石 5 油圧サーボ試験機 6 制御・計測用パソコン 7 変位―荷重ループ 8 磁場0時の変位―荷重ループ 9 磁場900ガウス時の変位―荷重ループ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C10M 125/12 C10M 125/12 125/26 125/26 125/30 125/30 133/04 133/04 // C10N 10:02 C10N 10:02 10:06 10:06 10:12 10:12 10:14 10:14 10:16 10:16 20:00 20:00 Z 20:06 20:06 Z 40:14 40:14 (72)発明者 井上 波彦 茨城県つくば市立原1番 独立行政法人建 築研究所内 (72)発明者 畑 克彦 神戸市兵庫区明和通3−2−15 バンドー 化学株式会社内 (72)発明者 外村 卓也 神戸市兵庫区明和通3−2−15 バンドー 化学株式会社内 Fターム(参考) 4H104 AA08C AA12C AA14C AA24C BA03A BA07A BE02C CA01A CA04A EA01Z EA08C EA15C FA01 FA03 FA06 FA07 FA08 PA17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭化水素系油及びスメクタイト有機誘導
    体からなる媒体に磁性粒子が分散している磁気粘性流体
    であって、25℃、歪み10%での複素弾性率G*が1
    〜100000Paであり、かつ、tanδが0.00
    1〜50であることを特徴とする磁気粘性流体。
  2. 【請求項2】 炭化水素系油は、10重量%以上の芳香
    族化合物を含んでいることを特徴とする請求項1記載の
    磁気粘性流体。
  3. 【請求項3】 媒体は、25℃、歪み10%での複素弾
    性率G*が1〜100000Paであり、かつ、tan
    δが0.001〜50であることを特徴とする請求項1
    又は2記載の磁気粘性流体。
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