JP2002534217A - 新規透析法 - Google Patents
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Abstract
Description
する。 緒言 血液透析は腎機能不全、または腎不全患者の血液から老廃物および毒素を取り
除く方法である。血液は、人工動静脈ろうまたは短期もしくは永久体内カテーテ
ルのいずれかにより循環から取り除き、循環に戻し、そして“人工腎臓”、また
は透析器を通過する。
む。この液には必須電解質塩、および塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグ
ネシウム、塩化カルシウムおよび酢酸を含む緩衝液が含まれていてもよい。濃度
は電解質不均衡を正常に戻すために(時には患者ごとにそれぞれ)注意深く選択
する。
でいてもよく、滅菌発熱性物質除去蒸留水を使用して、濃縮保存溶液(透析濃縮
物)を注意深く制御して希釈することにより調製するか、またはそのまま使用で
きる形状で提供してもよい。
しかし、該方法は規則的な間隔で反復しなければならない(例えば、4〜6時間
の1期間を週に2〜3回)。
然な血液凝固過程が、不充分なろ過および/または透析期間の早すぎる終了など
の重大な問題を起こす。
の非経口的ボーラス量の前投与がある。抗凝固薬は、未分画(UH;分子量約5
,000〜30、000)または低分子量(LMWH;分子量約4,000)の
形状で使用するヘパリンであってもよい。ヘパリンの静脈内ボーラス投与は一般
に透析開始前に行う。
に満足できる解決法ではなく、実際、別の面倒な問題がしばしば見られる。例え
ば、出血および透析膜上や血液経路中に凝固を起こす過剰投与または過少投与を
避けるために、個々の患者に使用することができるヘパリンの効果的な量は、力
価検定により予め決定しなければならない。従って、誤った用量がひどい出血や
透析期間の早すぎる終了を起こすことがある。さらに、該化合物が透析フィルタ
ーから漏れ、その抗凝固作用が透析過程中に低下して、透析ろうまたはカテーテ
ルの血栓性閉塞を招くことがある。さらに、慢性腎不全患者の3%ほどがヘパリ
ン誘発血小板減少症になることが知られ、何人かの患者はヘパリン誘発大理石骨
病になることがある。また、低分子量ヘパリンは高価である(普通のヘパリンよ
り10倍まで高価である)。
より安全、より確かでより有効な抗凝固作用を提供することができる。 先行技術 国際特許出願WO94/29336は、一般的および具体的に、トロンビン阻
害薬として、従って抗凝固薬として有効な化合物を開示する。具体的に述べられ
たトロンビン阻害薬にはHOOC−CH2−(R)Cgl−Aze−Pab−H
があり、それはまたメラガトラン(melagatran)としても既知である
(WO94/29336およびそのなかの略語リストを参照されたい)。血液透
析は、開示された化合物が有効であると記載されている多くの適用項目中の一つ
として挙げられている。
む透析濃縮物を開示する。低分子量トロンビン阻害薬の使用については記載され
ていない。 発明の開示 驚くべきことに、血液透析のような透析の前、および/または透析中に低分子
量トロンビン阻害薬を添加することにより上記の問題を解決できることを発見し
た。 本発明の初めの態様に従って、透析、特に血液透析による治療が必要な患者のか
かる治療に用いる薬物製造における低分子量トロンビン阻害薬の使用法を提供し
、上記の方法ではトロンビン阻害薬を透析液中に提供する。
患者の治療的、および/または予防的処置(すなわち透析中に(少なくとも部分
的に体外であってもよい)治療的および/または予防的抗凝固作用を提供する)
を含み、腎合併症および/または、慢性および/または急性腎不全を含む、腎不
全を引き起こすことのできる疾患の患者の治療的および/または予防的処置を含
む。該用語はまた、臓器障害、重い代謝障害および/または死を引き起こすこと
のできる化合物による中毒患者の治療的および/または予防的処置を含む。
とき、それらは透析膜を自由に通過し、従って高度に予測可能、再現可能、およ
び安定な膜の患者側の抗凝固薬の濃度を、全透析期間中、患者に提供することが
できる。
ち、透析液中に阻害薬を溶解、または分散させることにより透析器でそのまま使
用できる、)透析液の部品として提供することができる。しかし、本発明者らは
低分子量トロンビン阻害薬を透析濃縮物の部品として提供することを提案し、そ
の濃縮物は透析液の部品として使用する前に適切な方法で希釈することになって
いる。
と共に使用できる。“標準”透析濃縮物という用語は当業者に既知の、一般に(
例えば商業的に)利用できるどのような濃縮物も含むが、また透析濃縮物として
利用できる、すなわち、そのような使用法を可能にするために必要な性質を授け
る組成物を含む、どのような医薬組成物も含むであろう。当業者は、透析濃縮物
として製剤を使用可能にするために必要な性質には、例えば、滅菌発熱性物質除
去蒸留水による希釈時に、適切な透析液が形成可能な性質が挙げられるというこ
とを認めるであろう。そのようにして得られた溶液は、270〜300,好まし
くは280〜295mOsm/Lの容量オスモル濃度であってもよく、主な内因
性に蓄積されたイオンは透析液に一括輸送し、内因性に取り除かれたイオンは反
対の方向に一括輸送するような、溶液と血液間のイオンのモルグラジエントを提
供できるであろう。得られた透析液は従って、135〜142mmol/LのN
a+イオン、0〜2mmol/LのK+イオン、1.25〜2mmol/LのCa + イオン、0.5〜1mmol/LのMg+イオン、107〜115mmol/L
のCl-イオンを含んでいてもよく、またEDTAおよび乳酸だけでなく、2〜
35mmol/Lの酢酸イオン、0〜38mmol/LのHCO- 3イオン、0〜
6mmol/Lのグルコースを含んでいてもよい。当業者は、適切な濃縮物はま
た酸および/またはアルカリ緩衝液であってもよく、他の成分を含んでいてもよ
いことを認識するであろう。それらの成分は、得られた溶液に先に記載したよう
な性質を授けるための使用が可能であり、および/または液の蓄積などの、腎不
全と関連することがある問題を回避することができる。
に従い、トロンビン阻害薬、またはそのような阻害薬を含む製剤と透析濃縮物の
他の成分を混合することにより調製することができる。得られた濃縮物は既知の
技術に従って、標準透析器で使用することができる。 低分子量トロンビン阻害薬を含む透析濃縮物はトロンビン阻害薬を含む形状で透
析に使用するために提供してもよく、または(a)低分子量トロンビン阻害薬を
含む製剤、および(b)透析濃縮物を含む、透析に使用する部品キットとして提
供してもよい。
透析濃縮物とたやすく混合できる製剤のそのような部品キット中で使用するため
に提供してもよく、または阻害薬が溶解または均一に分散した濃縮物を得るため
に濃縮物と混合することができる、薬剤的に受容できるキャリア中に予め溶解、
または分散させてもよい。 部品キットにおいて使用するための適切な透析濃縮物は、好ましくは先に記載し
たものを含むが、また他の部品キットの成分中で使用されるものと同じ、または
異なるトロンビン阻害薬の量を含んでいてもよい。
供する。 “低分子量トロンビン阻害薬”という用語を当業者は理解するであろう。該用
語にはまた、in vivoおよび/またはin vitro試験において実験
的に検出可能な程度にトロンビンを阻害し、2,000未満、好ましくは1,0
00未満の分子量を持つ物質(例えば、化合物)のどのような組成物、または本
発明においてはそのような組成物/化合物のプロドラッグも含まれるということ
を理解することができる。
たはペプチド類似体を基礎にした低分子量トロンビン阻害薬が挙げられる。 “ペプチド‐、アミノ酸‐、および/またはペプチド類似体を基礎にした低分
子量トロンビン阻害薬”という用語は、1〜4のペプチド結合を持ち、および/
または1000未満の分子量を持つトロンビン阻害薬、および、本発明において
はトロンビン阻害薬のプロドラッグを含むということを当業者はよく理解するで
あろう。そして該用語は、以下の文書に開示された化合物だけでなく、Bloo
d Coagul.Fibrin.(1994)5,411中のClaesso
nによる総説に記載の化合物(活性トロンビン阻害薬および活性トロンビン阻害
薬のプロドラッグ、適宜)も含み、それらの文書は米国特許第4346,078
号;国際特許出願WO93/11152,WO95/23609,WO93/0
5069,WO97/46577,WO98/01422,WO95/3530
9,WO96/25426,WO94/29336,WO93/18060,W
O95/01168,WO97/23499,WO97/02284,WO97
/46577,WO96/32110,WO98/06740,WO97/49
404,WO98/57932、WO99/29664、WO96/31504
,WO97/11693,WO97/24135およびWO97/47299;
およびヨーロッパ特許出願648 780,468 231、559 046、
641 779,185 390,526 877,542 525,195
212,362 002,364 344,530 167,293 881,
686 642,669 317,601 459,623 596,796
271および809 651であり、それらすべての文書中の開示は参照として
本明細書に包含する。
atrans)”として集合的に既知の化合物がある。名を挙げることのできる
個々のガトランには、HOOC−CH2−(R)Cha−Pic−Nag−H(
イノガトランとして既知;国際特許出願WO93/11152およびそのなかの
略語リストを参照されたい)およびHOOC−CH2−(R)Cgl−Aze−
Pab−H(メラガトランとして既知;国際特許出願WO94/29366およ
びそのなかの略語リストを参照されたい)、そして本明細書においてはメラガト
ランのプロドラッグ(例えばWO97/23499を参照されたい)がある。と
りわけ好ましいトロンビン阻害薬にはメラガトランがあげられる。
濃縮物の場合、適切な量の水(例えば、滅菌発熱性物質除去蒸留水)で希釈後に
)透析液に提供することができ、全透析期間にわたり制御された透析膜通過速度
で患者に薬物が送達できるであろう。このことは透析液の入口の管への一定の注
入を含んでいてもよい。
は、使用するトロンビン阻害薬(および/またはその阻害薬のプロドラッグ)、
治療する疾患の重症度および治療する患者の特質に依存するであろうが、非発明
的に決定することができる。使用することのできる低分子量トロンビン阻害薬お
よびプロドラッグの適切な濃度は、一旦平衡に達すると、治療が必要な期間にわ
たり、トロンビン阻害薬の平均血漿中濃度が、0.001〜100μmol/L
、好ましくは0.005〜20μmol/Lおよびとりわけ0.009〜15μ
mol/Lの範囲になる濃度を含む。イノガトランおよびそのプロドラッグの適
切な濃度は平均血漿中濃度が0.1〜10μmol/L、および好ましくは0.
5〜2μmol/Lの範囲になるような濃度である;メラガトランおよびそのプ
ロドラッグの適切な濃度は平均血漿中濃度が0.01〜5μmol/L、そして
好ましくは0.1〜1μmol/Lの範囲になるような濃度である。
透析濃縮物中の薬物の濃度からたやすく測定することができる。定常状態平衡(
その時点で血液および透析液中の濃度が等しく、両方向において透析膜を横切る
時間が等しい速さで経過する)に到達する時間は、使用する透析膜の性質、透析
器のフローレベル、および使用するトロンビン阻害薬の物理的および化学的性質
を含む因子に依存するであろう。
までを含む)初期にボーラス量のトロンビン阻害薬を投与することが好ましく、
それにより透析期間中の早い時期に起こってもよい透析フィルターまたは血液経
路の血栓性閉塞を緩和する。しかし、そのような治療は本発明に従った使用法の
実行に必須ではない。
ト患者の治療方法を提供し、そのような治療には低分子量トロンビン阻害薬を含
む透析液を使用した透析を行うことを含む。
べ、より安全、より確実、より再現可能、より経済的およびより有効な方法で透
析、例えば血液透析が必要な患者における凝血を軽減することができるという好
都合な点を持ち、従ってこれらの技術に関連した問題を解決することができる。
本発明はまた、透析中だけでなく、透析と透析の間にこれらの好都合な点を提供
することができる。 実施例 本発明は以下の実施例により説明するが、決してそれらに限定されるものでな
い。実施例1 開放シングルパス系でのメラガトランのろ過−透析シミュレーション LunDia Pro600(Gambro,Lund,Sweden)透析フ
ィルターをGambroAK−100(Gambro)透析装置に連結し、Bi
osolA201.5グルコース(Pharmalink,Solna,Swe
den)濃縮物(希釈1:35)から調製した透析液を15分間注入した。実験
装置を図1に示した。透析液は膜の片側(ここではドナー側として示す)を50
0mL/分の流量で通過した。同時に、0.15mol/L塩化ナトリウムを含
む液を膜の患者側(ここではレシピエント側として示す)から250mL/分で
注入し、再循環させずに廃棄した。膜の両側の流れは逆方向であった。 次にポンプを停止し、1:35に希釈後に最終濃度約0.2μMになるようにメ
ラガトラン3mg/L(7μM)を含む濃縮物の新しい袋と交換した。ポンプを
同じスピードで再スタートさせたが、透析液はフィルターユニットを通って平行
する回路から別の経路に流した。フィルター潅流は時間ゼロにおいて再開し、サ
ンプルは5分間にわたり、予め決めた時点で、位置A(レシピエント側出口)、
位置B(ドナー側出口)および位置C(ドナー側入口)の管から集めた。 液体クロマトグラフィー/質量分析法(Bioanalytical meth
od BA−216)を使用してサンプル(約5mL)における、メラガトラン
の存在を分析した。定量限界(10nM)未満の値はゼロにセットした。 約5分後に実験的定常状態に到達し、その時ドナー側の入口Cでのメラガトラン
の濃度は約180nMに達した(図2を参照されたい)。同時に、ドナー側の出
口Bにおけるメラガトランの濃度は約50nMで横ばいになった。このことはド
ナー側でのメラガトランの濃度は約130nMだけ低下したことを示唆した。 レシピエント側では、メラガトランの濃度は5分後に約130nMでプラトーに
増加し、この濃度はドナー側での低下に匹敵した。これらの発見は膜両側の逆平
行の流れと一致した;この実験中に膜のレシピエント側に絶えず流入する新鮮な
水は、初めにドナー側の出口末端の低濃度メラガトランに曝され、次に入口に向
かって増大する濃度に曝された。結果として、膜を横切る拡散グラジエントは約
50nMで、両側における端から端までの膜の長さにそったグラジエントは13
0nMであった;該グラジエントは逆平行の流れのために、ドナー側では180
から50nMに低下し、レシピエント側では130から0nMに増大した。実施例2 閉鎖系再循環におけるメラガトランのろ過‐透析シミュレーション 15Lの食塩水およびマグネチックスターラを含むタンクにより液を再循環させ
るためにレシピエント側を閉鎖する以外は、実施例1に記載の方法と同様に実験
を行った。実験は120分間継続し、予め決めた時点でサンプルを集めた。サン
プル採取位置BおよびCは先の実験と同様であった。しかし、この場合、サンプ
ル採取位置Aはタンク下流のレシピエント側のフィルター入口であった。 実施例1のように、ドナー側の透析液入口Cにおけるメラガトラン濃度は5分以
内に約180nMでプラトーに達し、実験中一定であった(図4を参照されたい
)。 レシピエント側の濃度が低いとき、ドナー側の入口Cおよび出口Bの間のグラジ
エントは約130nMであった。メラガトランがタンクに蓄積するにつれて、こ
のグラジエントは指数的に減少した。約2時間後、系は平衡になり、このグラジ
エントは消失した;ドナー側の入口および出口は約180nMの等しいメラガト
ラン濃度を示した。同時に、タンク内のメラガトラン濃度は増大し、ドナー側に
比較していくらか遅延して180nMで横ばいになった。このことは、メラガト
ランが透析膜を通過することを示唆した。実施例3 ブタでの試験 本研究の目的は、腎臓機能を持たない麻酔したブタによる短期実験期間中、透
析中に透析液により投与したメラガトランが凝固を防ぎ、フィルター機能を維持
できるか否かを試験することであった。
とを妨げるであろう、非常に初期の血液経路およびフィルターの血栓性閉塞を避
けるために、これらの実験での体外血液循環の開始直前にメラガトランのボーラ
ス量を静脈内投与した。 材料と方法 それぞれ59および57kgの2匹のSwedish Land Raceブ
タを使用した。麻酔は、Ketamimol(登録商標)(10mg/kg、i
.m.Veterinaria AG,Switzerland)およびDor
micum(登録商標)(1〜2mg/kg、i.m.Roche,Basel
,Switzerland)を使用して導入し、続いて、約20分後にDipr
ivan(登録商標)(80〜160mg/kg,i.v.Zeneca Li
mited,Macclesfield,Cheshire,United K
ingdom)を投与して、挿管し、Servo Ventilator900
C(Siemens Elema,Solna,Sweden)を使用して、2
〜3%Forene(登録商標)(Abbott Scandinavia A
B,Kista,Sweden)を含む空気で15回/分換気した。
,Radiometer,Copenhagen,Denmark)し、一回換
気量の変化により正常範囲(pH7.38〜7.48;pCO210〜12kP
a;pO24.5〜5.8kPa)に調節した。リンゲル液(Pharmaci
a&UpjohnAB、Stockholm,Sweden)を20mL/kg
/時間以上で耳静脈に注入し、液の消失を代償した。温度は外部暖房により39
℃に維持した。心電図(ECG)はV3およびV5位に対応した針電極を使用し
てモニターした。
紮を行った。その後創傷をとじ、動物を仰向けに置いた。透析装置に連結するた
めに、2本のカテーテル(Kimal,K41/3B/LL,Uxbridge
,Englnd)を右大腿動脈および静脈に挿入した。動脈カテーテルは透析フ
ィルターに血液を提供する(遠心性血液経路)ために使用し(遠心性血液経路)
、静脈カテーテルは透析フィルターから血液を受け入れるために使用した(求心
性血液経路)。一本のポリエチレンカテーテル(IntramedicPE‐2
00,Clay Adams,Parsippany,NJ,USA)を動脈(
ブタAでは右伏在動脈およびブタBでは上腕動脈)に挿入し、血圧(MAP)記
録(トランスデューサー Peter von Berg Medizinte
chnik GmbH,Kirchseeon/Eglharing,Germ
any)および血液サンプル、pHおよび血液ガス測定を行った。
eden)血液透析装置を使用して、1:35に希釈したBiosol A20
1.5グルコース(Pharmalink,Solna,Sweden)透析濃
縮物を15分間、LunDia Pro 600 透析フィルター(Gambr
o,Lund,Sweden)の両側に注入した(図5を参照されたい)。透析
濃縮物にはメラガトラン(35μM;従って希釈後は1μMになる)を補足した
。流速は、別々のポンプを使用して、膜の透析液側では500mL/分に、そし
て血液側では250mL/分に調節した。透析膜の両側で圧を測定した(トラン
スデューサー Peter von Berg Medizintechnik
)。 遠心性および求心性血液経路の連結の前に、フィルタークリアランスをモニター
するために耳静脈にイオヘキソール(Omnipaque(登録商標),Nyc
omed AB,Lidingo,Sweden)20mL(300mg/mL
)を投与した。透析開始2分前に、ボーラスとして右伏在動脈からメラガトラン
0.15μmol/kgを投与した。 血液経路を連結し、メラガトランボーラス量を投与2分後に、透析を開始し、3
時間行った。次に、方法を中断して血液経路を分離し、血液の代わりに食塩水を
注入することによりフィルターおよび血液経路を洗浄し、血塊の存在を肉眼的に
チェックした。 血流力学的変数を7D Grassポリグラフ(Grass Instrume
nts,Quincy,MA,USA)でモニターし、オーダーメイドシステム
Pharm‐Lab5.0(AstraZenecaR&D,Molndal,
Sweden)でサンプル採取した。 活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)、エカリン(ecarin)凝
固時間(ECT)および血漿中のメラガトラン量測定のために、特定の時点で1
2アリコートの血液を、0.13Mクエン酸ナトリウムを1容量含むプラスチッ
クチューブに採取した。直ちに遠心(10,000g、5分間)した後、血漿を
回収し、分析前に−20℃で保存した。血漿中のイオヘキソール量測定のために
、血液をヘパリン処理した試験管に採取し、遠心(10,000g、5分間)し
て、分析前に−20℃で保存した。 血漿中のイオヘキソール量は液体クロマトグラフィーおよび質量分析法(BA−
285,AstraZenecaR&D,Molndal,Sweden)を使
用して定量した。 クエン酸血漿30μLのECTは、勧告に従って、TAS装置(血栓溶解評価系
(Thrombolytic Assessement System),Ca
rdiovascular Diagnostics Inc.,Raleig
h,NC)および適切な固体試薬試験カードを使用して測定した。 APTTはKC10 A micro coagulometer(Amelu
ng,Lemago,Germany)を使用して測定した。クエン酸血漿25
μLはPTT‐Automate試薬(Diagnostica Stago,
Asnieres,France)25μLと3分間インキュベートした。凝固
は0.025MCaCl2(Diagnostica Stago,Asnie
res,France)を使用して開始し、凝固開始までにかかった時間を測定
した。 血漿および透析液中のイオヘキソール量は、Reanalyzer PRX90
(Provalid AB Lund,Sweden)を使用して、the L
aboratory of the Division of Nephrol
ogy(Sahlgren's University Hospital、G
othenberg,Sweden)で測定した。 結果 2匹のブタにおいて、3時間の透析治療を首尾よく行った。一方のブタでは、
遠心性血液経路の圧は約275mmHgで安定し、他方のブタでは約250から
375mmHgへの小さな上昇が見られた。透析後、フィルターおよび管を食塩
水で15分間にわたり洗浄して血液を除き、処置中肉眼的に見られる血栓が形成
されなかったことを示した。
るために、透析期間中30分毎に繰り返し測定した(図6を参照されたい)。イ
オヘキソールのクリアランスは2つの実験で約150mL/分であった。透析液
中のイオヘキソールの量は、透析期間を通して30分毎の血漿中濃度に比例した
(それぞれr2=0.925,p<0.001およびr2=0.952,p<0.
003)。このことはろ過機能が3時間の透析中完全に維持されていることを示
した。 メラガトラン0.15M/kgのi.v.ボーラス投与2分後の透析開始時に、
ブタ血漿(遠心性血液)中メラガトラン濃度は両方のブタで約0.9〜1μMで
あった(図7を参照されたい)。この濃度は速やかに減衰し、透析の初めの30
分間をこえると、約0.25μMで横ばいになった。この後、血漿中濃度はだい
たい一定であった。メラガトランi.v.ボーラス投与後すぐの透析開始時に採
取した本当に初めのサンプルを除いては、透析出口の濃度は血液側より約0.2
μM高かった。希釈前の透析濃縮物中のメラガトラン濃度はそれぞれ33.7お
よび34.9μMであった。従って、透析出口での濃度は透析入口で予測された
1μMより明らかに低かった。このことは、これらの実験条件下では、急性の無
尿症ブタにおける平衡状態が1時間以内に生じることを示唆する。
AS装置(図8を参照されたい)を使用したベッドサイドエカリン凝固時間(E
CT)はメラガトラン誘発トロンビン阻害の薬力学的測定尺度となり、血漿中の
薬物濃度を密接に反映した。
メラガトラン濃度の対数に比例した。2匹のブタ間のAPTT値のより大きい相
対的差において、このことを示した(図9を参照されたい)。 結論 メラガトランは血液透析中の体外クロット形成を防ぐために有効である。透析
液中に適切な濃度のメラガトランを提供することにより、全透析期間中、メラガ
トランが安定な抗血栓作用を示すレベルを得ることができる。このことは、本発
明の新規方法の有効性を示す。明らかに、透析液によるメラガトランのような低
分子量トロンビン阻害薬の投与は、全透析期間中有効な血漿中濃度を提供し、体
外クロット形成を防ぎ、期間中最適なフィルター機能を維持する。実施例4 患者での試験 透析液中の3種の異なる濃度のメラガトランによるオープンクロスオーバー試
験を行う。腎不全のために長期血液透析治療を受けている6人の患者に、無作為
な順番で治療を行う。比較のために、各患者に1期間、通常量のLMWHを皮下
投与する。透析液中のメラガトラン濃度は、定常状態での患者の血漿中濃度が約
0.2,0.3および0.4μMになるように選択する。実施例3のブタでの試
験から得られた結果を有効な濃度についての最終的な決定に使用する。
性に関する予備的データ、および透析フィルターの凝固の予防におけるかかるデ
ータを提供する。また、メラガトランの有効濃度に関する予備的データおよび確
立されたLMWH療法との比較も提供する。
であり、図中A,BおよびCは試料採取点である。
レシピエント側の出口A(白丸、破線)における低分子量トロンビン阻害薬、メ
ラガトラン濃度の時間に対するプロットを示す。線は指数関数に一致する。
、A,BおよびCは採取点である。
およびレシピエント側の入口(inlet)A(白丸、破線)における低分子量
トロンビン阻害薬、メラガトラン濃度の時間に対するプロットを示す。線は指数
関数に一致する。
はこれを基にした。
イオヘキソールのクリアランスの、時間に対するプロットを示す(ブタでの試験
)。
ン濃度のプロットを示す(ブタでの試験)。
−ECT時間のプロットを示す(ブタでの試験)。
T時間のプロットを示す(ブタでの試験)。
Claims (13)
- 【請求項1】 透析治療が必要な患者のかかる治療に用いる薬物製造のための低
分子量トロンビン阻害薬の使用であって、トロンビン阻害薬を透析液に提供する
上記使用。 - 【請求項2】 透析液の製造における低分子量トロンビン阻害薬の使用。
- 【請求項3】 透析濃縮物の製造における低分子量トロンビン阻害薬の使用。
- 【請求項4】 透析が血液透析である、請求項1から3のいずれかに記載の使用
。 - 【請求項5】 低分子量トロンビン阻害薬を含む透析液。
- 【請求項6】 低分子量トロンビン阻害薬を含む透析濃縮物。
- 【請求項7】 (a)低分子量トロンビン阻害薬を含む製剤、および(b)透析
濃縮物を含む、透析に使用するための部品キット。 - 【請求項8】 透析が血液透析である、請求項5に記載の溶液、請求項6に記載
の濃縮物、または請求項7に記載の部品キット。 - 【請求項9】 トロンビン阻害薬がペプチドを基にした低分子量トロンビン阻害
薬、アミノ酸を基にした低分子量トロンビン阻害薬、および/またはペプチド類
似体を基にした低分子量トロンビン阻害薬、またはこれらのいずれかのプロドラ
ッグである、請求項1から8のいずれかに(適宜)記載の、使用、溶液、濃縮物
、または部品キット。 - 【請求項10】 トロンビン阻害薬がイノガトランもしくはメラガトラン、また
はそのプロドラッグである、請求項9に記載の使用、溶液、濃縮物、または部品
キット。 - 【請求項11】 請求項5,6または8から10のいずれかに(適宜)定義した
、溶液、または濃縮物の製造方法であって、低分子量トロンビン阻害薬(または
そのプロドラッグ)および透析液、または透析濃縮物(適宜)を含む製剤を混合
することを含む上記方法。 - 【請求項12】 透析治療が必要な患者のかかる治療の方法であって、低分子量
トロンビン阻害薬を含む透析液の使用法を含む上記方法。 - 【請求項13】 透析が血液透析である請求項12に記載の方法。
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