JP2002520451A - 支持体としてのカオリンを含むオレフィン重合用不均一触媒系 - Google Patents

支持体としてのカオリンを含むオレフィン重合用不均一触媒系

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JP2002520451A JP2000560161A JP2000560161A JP2002520451A JP 2002520451 A JP2002520451 A JP 2002520451A JP 2000560161 A JP2000560161 A JP 2000560161A JP 2000560161 A JP2000560161 A JP 2000560161A JP 2002520451 A JP2002520451 A JP 2002520451A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、オレフィン重合のための不均一触媒系に関する。前記触媒系は、周期律表第3または第4主族金属を含む1種または2種以上の有機金属化合物、周期律表第3〜第8副族金属を含む1種または2種以上の遷移金属、および支持体としてのカオリンからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明はオレフィン重合用不均一触媒系、その製造およびその使用に関するも
のである。
【0002】 この50年間にポリオレフィン技術は化学工学の大きな分野に発展してきた。
その発展はチーグラー・ナッタ触媒に始まり、それによればポリエチレン(PE
)、ポリプロピレン(PP)およびその共重合体を最初の時期に工学的に製造す
ることができた。チーグラー・ナッタ触媒系は周期律表第1から第4主族金属の
有機金属化合物および第3から8遷移族遷移金属の化合物からなる。使用された
最初のチーグラー・ナッタ触媒はTiCl4とトリアルキルアルミニウムからな
る。チーグラー・ナッタ法は不均一触媒系の使用によりさらに発展した(Him
ont触媒)。不均一触媒系は触媒が支持体、例えば、Al23またはMgCl 2 に適用されることを特徴としている。
【0003】 触媒として、TiCl4、VCl4またはVOCl3、共触媒としてアルミニウ
ムアルキル、および支持体として二酸化ケイ素、酸化アルミニウムまたはケイ酸
アルミニウムからなる不均一触媒系は、例えばヨーロッパ特許第260,130
号A明細書および米国特許第5,002,916号A明細書に記載されている。
【0004】 約10年前に、共触媒としてのメチルアルミノキサン(MAO)と組み合わせ
たTi、ZrおよびHfのメタロセン化合物を含む新規な高活性触媒がPEおよ
びPPの製造に最初に使用された(R. Muhlhaupt, Nachr. Chem. Tech. Lab. 41
(1993)1341)。しかしながら、これらの触媒系は均質溶液中で使用したときに
反応器汚損(すなわち、生成ポリマーが反応器壁に付着する)を招く。このよう
な理由から、これらの均一メタロセン触媒の不均一触媒への転化が近年発展した
【0005】 このような不均一触媒系の製造に関する多数の特許および科学刊行物が存在す
る。使用される支持材料は好ましくはシリカゲル、ケイ酸塩、酸化アルミニウム
またはケイ酸アルミニウムである(WO93/04628号;米国特許第4,9
12,075号、同4,925,821号;WO96/04318号;およびL.
Minkova, Europ. Pol. J. 7 (1988) 661)。 不均一触媒系は触媒と共触媒だけでなく、触媒および共触媒のための支持体で
ある充填剤を含む。したがってWO96/34900号に共触媒としての有機金
属化合物および触媒としての遷移金属化合物のほかに種々の型の充填剤を含む触
媒系が記載されている。F. Hindryckx, J. Appl. Polym. Sci. 64(1997)423には
(BuO)4Ti、BuMgOct、EtAlCl2およびEt3Alのほかに
無機充填剤(カオリン、バライト)からなる触媒系が記載されている。さらに、
D. Damyanov, Europ. Pol J. 7 (1988) 657には四塩化チタン、ジエチルアルミ
ニウムクロライド、ジフェニルマグネシウムおよびカオリン、チョークまたはド
ロマイトからなる触媒系が記載されている。
【0006】 触媒としてのTi、ZrおよびHfメタロセンまたはTiおよびVハライドお
よび共触媒としてのアルミニウムアルキル、そして場合により充填剤を含む、従
来既知の不均一触媒系はオレフィンの重合に工学的に使用するのによく適してい
る。これらの触媒は気相反応、流動床法を可能にし、反応器汚損を防止する。し
かしながら、前記充填剤を含む触媒系を含めて、これらの不均一触媒系の活性は
、均一触媒系の活性と比較して不満足なものである。
【0007】 さらに、特定の応用に対する所望の高分子量ポリマーは既知の触媒系を使用し
たときに一般に得ることができない。
【0008】 本発明の目的は、高い活性を持ち、反応器汚損が少ないか起こらず、そして同
時に高分子量(約106まで)を有するポリマーの製造を可能にする不均一触媒
系を提供することにある。
【0009】 この目的は、 (a)周期律表第3または第4主族金属を含む1種または2種以上の有機金属化
合物 (b)周期律表第3から第8遷移族金属を含む1種または2種以上の遷移金属化
合物、および (c)有機金属化合物(a)および遷移金属化合物(b)のための支持体として
のカオリン からなる不均一触媒系を提供することにより達成される。
【0010】 ハライドを含まない有機金属化合物(a)が好ましい。アルキル基、アルケニ
ル基、アリール基、アルカリール基、アラルキル基、アルコキシ基、アリールオ
キシ基、アルカリールオキシ基およびアラルコキシ基、(ここで炭化水素基は直
鎖状、枝分かれ状または環式であってもよく、場合により置換されていてもよく
、そして好ましくは1個から20個の炭素原子を有している)から選択された有
機基、そして所望により置換基として追加的に水素を含む有機金属化合物(a)
が特に好ましい。
【0011】 有機金属化合物(a)中に存在する好ましい金属はホウ素、アルミニウム、ケ
イ素およびスズである。
【0012】 有機金属化合物(a)としてアリールホウ素化合物およびアルキルアリールホ
ウ素化合物(ここでアリール基およびアルキル基は置換されていてもよい)、ト
リアルキルアルミニウム化合物(ここで置換、または非置換アルキル基は同一か
、または異なっている)および/またはテトラアルキルスズ化合物を使用するの
が有利である。
【0013】 これらの化合物のうちでトリアルキルアルミニウム化合物、そして特にトリメ
チルアルミニウム、トリエチルアルミニウム、トリプロピルアルミニウムおよび
トリイソブチルアルミニウムが特に好ましい。
【0014】 周期律表第3から第8遷移族金属を含む遷移金属化合物(b)としては、古典
的なチーグラー・ナッタ触媒および架橋または非架橋メタロセン触媒を使用する
ことができる。
【0015】 チタン、ジルコニウム、ハフニウムまたはバナジンの遷移金属化合物(b)が
好ましい。
【0016】 古典的なチーグラー・ナッタ触媒としては、第3から第8遷移族の遷移金属の
ハライド、オキサイドハライド、アルキルオキシ化合物、またはアリールオキシ
化合物を使用するのが好ましい。チタンテトラハライド、テトラ(アルコキシ)
チタンおよびアルコキシチタンハライド、バナジウムハライド、バナジウムオキ
サイドハライドおよびアルコキシバナジウム化合物(ここで存在するすべてのア
ルキル基は1個から20個の炭素原子を有する)が特に好ましい。
【0017】 メタロセン触媒は、金属とπ結合した1個または2個以上の同一か、または異
なる配位子を含む錯体である。金属とπ結合する配位子の例はシクロペンタジエ
ニル、インデニル、テトラヒドロインデニル、ベンゾインデニル、フルオレニル
、オクタヒドロフルオレニルおよび置換されたシクロペンタジエニル、インデニ
ル、テトラヒドロインデニル、ベンゾインデニル、フルオレニルおよびオクタヒ
ドロフルオレニル配位子である。金属とπ結合した配位子上に存在する置換基は
、直鎖状、枝分かれ状および/または環式アルキル基、アリール基、アルカリー
ル基、アラルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、アルキルボリル基、ア
ルキルシリル基、アルキルゲルマニル基、アルキルスタニル基、アルキルプラン
ビル基、アルキルアミノ基および/またはアルキルホスフィノ基(これらのもの
は所望によりハロゲン化されていてもよい)である。
【0018】 金属にπ結合した配位子とは別に、遷移金属化合物(b)は金属にσ−結合す
る配位子、たとえばハロゲン、直鎖状、枝分かれ状および/または環式アルキル
基、アリール基、アルカリール基、アラルキル基、アルコキシ基またはアリール
オキシ基、およびアミノ基、ホスフィノ基、ボリル基、シリル基および/または
カルベン基(これらは上記の基によって置換されていてもよい)を含むことがで
きる。
【0019】 π結合した配位子は互いに、またはσ結合する配位子と架橋することができる
。架橋基はたとえば炭素原子1から10のアルキレン基、シリル基、ゲルマニル
基、アミノ基またはホスフィノ基であり、これらの基はたとえばアルキル基、ア
リール基、アラルキル基、アルカリール基および/またはシリル基によって置換
されていてもよい。
【0020】 適する遷移金属化合物(b)の例は、四塩化チタン、テトラ(メトキシ)チタ
ン、三塩化バナジウム、四塩化バナジウム、バナジウムオキサイドトリクロライ
ド、シクロペンタジエニルチタントリクロライド、ペンタメチルシクロペンタジ
エニルチタントリクロライド、シクロペンタジエニルジルコニウムトリクロライ
ド、ペンタメチルシクロペンタジエニルジルコニウムトリクロライド、ジシクロ
ペンタジエニルチタンジクロライド、ジシクロペンタジエニル(ジフェニル)チ
タン、ビス(メチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ビス(1,2
−ジメチルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ビス(1,2−ジエチ
ルシクロペンタジエニル)チタンジクロライド、ジシクロペンタジエニル(カル
ベン)チタン、ジシクロペンタジエニルジルコニウムジクロライド、ジシクロペ
ンタジエニル(ジフェニル)ジルコニウム、ビス(メチルシクロペンタジエニル
)ジルコニウムジクロライド、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニル)ジメ
チルジルコニウム、ビス(エチルシクロペンタジエニル)ジメチルジルコニウム
、ビス(1,3−ジエチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド、
ビス(β−フェニルプロピルシクロペンタジエニル)ジメチルジルコニウム、ビ
ス(インデニル)ジフェニルチタン、ビス(インデニル)チタンジクロライド、
エテニルビス(インデニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルシリルジシク
ロペンタジエニルチタンジクロライド、ジメチルシリルビス(テトラヒドロイン
デニル)ジルコニウムジクロライド、ジメチルシリルビス(2−メチル−4−第
3ブチルシクロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド、メチレンジシクロ
ペンタジエニル(ジフェニル)チタン、ジメチルシリルジシクロペンタジエニル
ジルコニウムジクロライド、ジフェニルメチレン(フルオレニル)(シクロペン
タジエニル)ジルコニウムジクロライド、イソプロピレン(フルオレニル)(シ
クロペンタジエニル)ジルコニウムジクロライド、メチルホスフィンジシクロペ
ンタジエニルジルコニウムジクロライド、メチレンジシクロペンタジエニル(ジ
メチル)ジルコニウム、ジシクロペンタジエニル(ジフェニルメチルホスフィン
)カルベンジルコニウム、ジシクロペンタジエニルハフニウムジクロライド、ジ
シクロペンタジエニルバナジウムジクロライドである。
【0021】 特に好ましい化合物はジシクロペンタジエニルジルコニウムジクロライド、ジ
シクロペンタジエニルチタンジクロライド、四塩化バナジウムおよび四塩化チタ
ンである。
【0022】 遷移金属化合物(b)の混合物、古典的チーグラー・ナッタ触媒相互の混合物
、メタロセン触媒相互の混合物、および古典的チーグラー・ナッタ触媒とメタロ
セン触媒との混合物も使用することができる。
【0023】 使用するカオリンは好ましくは10〜1,000m2/gの表面積を持つ。
【0024】 成分(a)および(b)は不均一触媒系において好ましくは3,000〜5:
1のモル比、特に好ましくは500〜25:1のモル比で存在する。
【0025】 さらに、カオリン(c)1gあたり好ましくは0.25〜6mmolの有機金属化
合物(a)、特に好ましくはカオリン(c)1gあたり0.5〜4mmolの有機金
属化合物(a)が存在し、そして、カオリン(c)1gあたり好ましくは0.0
005〜0.06mmolの遷移金属化合物(b)、特に好ましくはカオリン(c)
1gあたり0.002〜0.06mmolの遷移金属化合物(b)が存在する。
【0026】 本発明の不均一触媒系は以下の方法の一つに従って製造することができる:
【0027】 A法: 最初の操作段階でカオリンを不活性溶媒中に懸濁する。次に有機金属化合物(
a)を好ましくは溶液または懸濁物として添加する。個々の出発化合物に依存す
る反応時間の後、次の段階で遷移金属化合物(b)を有利には溶媒中の溶液、ま
たは懸濁物として添加する。同様に用いる化合物に依存して変化する反応時間の
後、生成物を精製することができる。
【0028】 B法: カオリンを不活性溶媒中に懸濁する。次に有機金属化合物(a)と遷移金属化
合物(b)の混合物を好ましくは溶液または懸濁物として添加する。用いる化合
物に依存して変化する反応時間の後、生成物を精製することができる。
【0029】 すべての操作段階は保護ガス雰囲気中で行うのが好ましい。保護ガスとしては
、通常使用されるガス、たとえばアルゴンまたは窒素を使用することができる。 カオリンを懸濁させるために使用する溶媒はペンタン、イソペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、ノナン、シクロペンタン、シクロヘキサン、ベンゼン
、トルエン、エチルベンゼンおよびジエチルベンゼンのような不活性溶媒である
。 有機金属化合物(a)を溶解または懸濁させることのできる溶媒は、好ましく
はペンタン、イソペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、シクロペ
ンタン、シクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼンおよびジエチル
ベンゼンである。
【0030】 遷移金属化合物(b)を溶解、または懸濁させることのできる溶媒はペンタン
、イソペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、ノナン、シクロペンタン、シ
クロヘキサン、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼンおよびジエチルベンゼンで
ある。
【0031】 最初の反応段階の後、好ましくは精製工程を行う。精製は前記不活性溶媒の一
つで洗浄することにより特に好ましく行われる。
【0032】 A法の最初の反応段階におけるカオリンと有機金属化合物(a)との反応にお
いて、表面定着した有機金属オキサンが生成する。
【0033】 A法におけるカオリンと有機金属化合物(a)の反応時間および表面定着有機
金属オキサンと遷移金属化合物(b)との反応時間は出発化合物に依存して非常
に変化するものである。B法を実施するときに、カオリンと有機金属化合物(a
)および遷移金属化合物(b)の混合物との反応時間も同様に非常に変化する。
反応の終了は化学的に(たとえば、水との反応)または反応溶液中の未反応出発
化合物の量を分光器による測定によって決定することができる。
【0034】 両法のすべての反応段階の反応温度は、−20℃から+50℃であり得る;反
応は好ましくは室温で行われる。
【0035】 上記反応の後に得られる不均一触媒系は常法を用いて、好ましくは前記溶媒の
一つで洗浄することにより精製することができる。
【0036】 触媒系を次いで乾燥するのならば、低沸点溶媒、たとえばペンタンを洗浄に使
用するのがよい。
【0037】 溶媒はついで減圧下で除去することができる。乾燥した触媒は適当な条件下で
保存することができる(酸素なし、および水なし雰囲気)。
【0038】 上記し、かつ上記方法によって得た不均一触媒系はオレフィンの重合に使用す
ることができる。使用することのできるオレフィンの例はエチレン、プロピレン
、1−ブテン、1−ペンテン、1−ヘキセン、1−オクテン、1−ヘキサデセン
、1−オクタデセン、3−メチル−1−ブテン、4−メチル−1−ペンテン、4
−メチル−1−ヘキセン、1,3−ブタジエン、1,4−ヘキサジエン、1,5
−ヘキサジエン、1,6−オクタジエン、1,4−ドデカジエンのようなジオレ
フィン;スチレン、o−メチルスチレン、m−メチルスチレン、p−メチルスチ
レン、p−第三ブチルスチレン、m−クロロスチレン、p−クロロスチレン、p
−フルオロスチレン、インデン、ビニルアントラセン、ビニルピレン、4−ビニ
ルビフェニル、ジメタノオクタヒドロナフタレン、アセナフタレン、ビニルフル
オレン、ビニルクリセンのような芳香族オレフィン;環式オレフィンおよびジオ
レフィン、たとえばシクロペンテン、3−ビニルシクロヘキセン、ジシクロペン
タジエン、ノルボルネン、5−ビニル−2−ノルボルネン、第三エチリデン−2
−ノルボルネン、7−オクテニル−9−ボラビシクロ[3,3,1]ノナン、4
−ビニルベンゾシクロブタンおよびテトラシクロドデセンである。使用できるオ
レフィン化合物のその他の例はアクリル酸、メタクリル酸、メチルメタクリレー
ト、エチルアクリレート、アクリロニトリル、2−エチルヘキシルアクリレート
、メタクリロニトリル、マレイミド、N−フェニルマレイミド、ビニルシラン、
フェニルシラン、トリメチルアリルシラン、ビニルクロライド、ビニリデンクロ
ライドおよびイソブチレンである。本発明の触媒系は、エチレン、プロピレンお
よび1−オレフィンの重合またはエチレン、プロピレン、1−オレフィン、シク
ロオレフィン、および/またはジエンの共重合に使用するのが好ましい。
【0039】 本発明の不均一触媒系の製造を以下の実施例によって詳しく記載する。上記触
媒系を使用するオレフィンの重合も同様に記載する。
【0040】 例1 a)不均一触媒系の製造:カオリン(Al2Si25(OH)4)5gを保護ガ
ス雰囲気(アルゴン)下でシュレンク管に入れ、乾燥トルエン15ml中に懸濁
させる。次に、トリメチルアルミニウム(n−ヘプタン中の2.0M溶液)12
mmol(6ml)を徐々に滴下する。この反応混合物を、ジシクロペンタジエニル
ジルコニウムジクロライド(トルエン中の0.05M溶液)7.02mg=0.
024mmol(0.48ml)を添加する前に、室温で72時間ゆっくり攪拌し、
こうして得られた混合液をさらに4時間攪拌する。次に、上澄み溶液をデカンテ
ーションし、残さを各回10mlのトルエンで2回洗浄する。
【0041】 b)重合:予め脱気し、ガスを充填した1l反応器の中で重合を行う。1a)
で製造した不均一触媒系およびヘプタン200mlを、30℃に保った反応器に
入れる。反応器を次にエチレン10barで加圧する。45分後に圧力を解除す
ることにより反応を停止する。この反応において、汚損は生じなかった。 収量:PE94.85g;Mη=0.38×106g/mol;TM=137.7
°C 活性度A=5,269kg PE/molZr・h。
【0042】 例2 a)不均一触媒系の製造:カオリン(Al2Si25(OH)4)5gを保護ガ
ス雰囲気(アルゴン)下でシュレンク管に入れ、乾燥トルエン15ml中に懸濁
させる。次に、トリイソブチルアルミニウム(n−ヘキサン中の25%溶液)1
2mmol(13.6ml)を徐々に滴下する。この反応混合物を、ジシクロペンタ
ジエニルジルコニウムジクロライド(トルエン中の0.05M溶液)7.02m
g=0.024mmol(0.48ml)を添加する前に、室温で72時間ゆっくり
攪拌し、こうして得た混合液をさらに4時間攪拌する。次に、上澄み溶液をデカ
ンテーションし、残さを各回10mlのトルエンで2回洗浄する。 b)重合:予め脱気し、ガスを充填した1l反応器の中で重合を行う。2a)
で製造した不均一触媒系およびヘプタン200mlを、30℃に保った反応器に
入れる。反応器を次にエチレン10barで加圧する。60分後に圧力を解除す
ることにより反応を停止する。この反応において、汚損は生じなかった。 収量:19.25gPE;Mη=0.42×106g/mol;TM=137.3°
C 活性度A=802kg PE/molZr・h。
【0043】 例3 a)不均一触媒系の製造:カオリン(Al2Si25(OH)4)5gを保護ガ
ス雰囲気(アルゴン)下でシュレンク管に入れ、乾燥トルエン15ml中に懸濁
させる。次に、トリメチルアルミニウム(n−ヘプタン中の2.0M溶液)12
mmol(6ml)を徐々に滴下する。この反応混合物を、ジシクロペンタジエニル
チタンジクロライド(トルエン中の0.05M溶液)5.98mg=0.024
mmol(0.48ml)を添加する前に、室温で72時間ゆっくり攪拌し、こうし
て得た混合液をさらに4時間攪拌する。次に、上澄み溶液をデカンテーションし
、残さを各回10mlのトルエンで2回洗浄する。 b)重合:予め脱気し、ガスを充填した1l反応器の中で重合を行う。3a)で
製造した不均一触媒系およびヘプタン200mlを、30℃に保った反応器に入
れる。反応器を次にエチレン10barで加圧する。60分後に圧力を解除する
ことにより反応を停止する。この反応において、汚損は生じなかった。 収量:35.12gPE;Mη=1.9×106g/mol;TM=137.0°
C 活性度A=1,463kg PE/molTi・h。
【0044】 例4 a)不均一触媒系の製造:カオリン(Al2Si25(OH)4)5gを保護ガ
ス雰囲気(アルゴン)下でシュレンク管に入れ、乾燥トルエン15ml中に懸濁
させる。次に、トリメチルアルミニウム(n−ヘプタン中の2.0M溶液)6mm
ol(3ml)を徐々に滴下する。この反応混合物を、四塩化チタン45.5mg
=0.24mmol(0.026ml)を添加する前に、室温で72時間ゆっくり攪
拌し、こうして得た混合液をさらに4時間攪拌する。次に、上澄み溶液をデカン
テーションし、残さを各回10mlのトルエンで2回洗浄する。 b)重合:予め脱気し、ガスを充填した1l反応器の中で重合を行う。4a)
で製造した不均一触媒系およびヘプタン200mlを、30℃に保った反応器に
入れる。反応器を次にエチレン10barで加圧する。45分後に圧力を解除す
ることにより反応を停止する。この反応において、わずかな汚損が生じた。 収量:106.0gPE;Mη=1.15×106g/mol;TM=137.1
°C 活性度A=589kg PE/molTi・h。
【0045】 例5 a)不均一触媒系の製造:カオリン(Al2Si25(OH)4)5gを保護ガ
ス雰囲気(アルゴン)下でシュレンク管に入れ、乾燥トルエン15ml中に懸濁
させる。次に、トリメチルアルミニウム(n−ヘプタン中の2.0M溶液)6mm
ol(3ml)を徐々に滴下する。この反応混合物を、四塩化バナジウム(n−ヘ
キサン中の溶液:120mg/ml)46.26mg=0.24mmol(0.39
ml)を添加する前に、室温で72時間ゆっくり攪拌し、こうして得た混合液を
さらに4時間攪拌する。次に、上澄み溶液をデカンテーションし、残さを各回1
0mlのトルエンで2回洗浄する。 b)重合:予め脱気し、ガスを充填した1l反応器の中で重合を行う。5a)
で製造した不均一触媒系およびヘプタン200mlを、30℃に保った反応器に
入れる。反応器を次にエチレン10barで加圧する。3分後に圧力を解除する
ことにより反応を停止する。この反応において、わずかな汚損が生じた。 収量:52.46gPE;Mη=2.9×106g/mol;TM=137.2°C
。活性度A=4,372kg PE/molV・h。
【0046】 要約すると、本発明のカオリン−支持された触媒系は、反応器の汚損が少ない
か、または生じることなく高い活性度を達成することができ、同時に非常に高分
子量のポリマーを得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 Frankfurter Str. 250, D−64293 Darmstadt,Fed eral Republic of Ge rmany (72)発明者 ヴァイス, カリン ドイツ連邦共和国 デー−95463 ビンド ゥラッハ、ヒンテルレーヘン 22 (72)発明者 ボッツェンハルト, ザンドラ ドイツ連邦共和国 デー−89160 ドルン シュタット−ボーリンゲン、ヴァイダッヒ ェルシュトラーセ 13 (72)発明者 ホフマン, モニカ ドイツ連邦共和国 デー−95445 バイロ イト、フォン−プラテン 17 (72)発明者 ポーチュ, アイケ ドイツ連邦共和国 デー−64337 ミュー ルタール、アム ブッヒェンヴァルト 4 (72)発明者 ブッホルツ, ヘルヴィッヒ ドイツ連邦共和国 デー−60599 フラン クフルト、アウフ デム ミュールベルク 75 Fターム(参考) 4J028 AA01A AA02A AB00A AB01A AB02A AC01A AC05A AC06A AC07A AC10A AC28A AC33A AC34A AC35A AC39A BA00A BA01B BA02B BB00A BB00B BB01B BB02B BC12B BC15B BC31B CA30A CA30B EB01 EB02 EB04 EB05 EB06 EB07 EB08 EB09 EB10 EB13 EB16 EB17 EB18 EB21 EB22 EB25 EB26 EC01 EC02 GA04 GA19 GB01 4J128 AA01 AA02 AB00 AB01 AB02 AC01 AC05 AC06 AC07 AC10 AC28 AC33 AC34 AC35 AC39 AD00 BA00A BA01B BA02B BB00A BB00B BB01B BB02B BC12B BC15B BC31B CA30A CA30B EB01 EB02 EB04 EB05 EB06 EB07 EB08 EB09 EB10 EB13 EB16 EB17 EB18 EB21 EB22 EB25 EB26 EC01 EC02 GA04 GA19 GB01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) 周期律表第3または第4主族金属を含む1種または
    2種以上の有機金属化合物、(b)周期律表第3から第8遷移族の金属を含む1
    種または2種以上の遷移金属化合物、および(c)有機金属化合物(a)および
    遷移金属化合物(b)の支持体としてのカオリンからなる、オレフィン重合用不
    均一触媒系。
  2. 【請求項2】 有機金属化合物(a)は、アルキル基、アルケニル基、アリ
    ール基、アルカリール基、アラルキル基、アルコキシ基、アリールオキシ基、ア
    ルカリールオキシ基、およびアラルコキシ基、そして所望により追加的に置換基
    としての水素の中から選択される有機基を含むことを特徴とする、請求項1に記
    載の不均一触媒系。
  3. 【請求項3】 有機金属化合物(a)は、アリールホウ素およびアルキルア
    リールホウ素化合物、トリアルキルアルミニウム化合物および/またはスズアル
    キル化合物の中から選択される1種または2種以上の化合物であることを特徴と
    する、請求項2に記載の不均一触媒系。
  4. 【請求項4】 有機金属化合物(a)は、トリメチルアルミニウム、トリエ
    チルアルミニウム、トリプロピルアルミニウム、および/またはトリイソブチル
    アルミニウムの中から選択されるトリアルキルアルミニウム化合物であることを
    特徴とする、請求項3に記載の不均一触媒系。
  5. 【請求項5】 遷移金属化合物(b)は、架橋、または非架橋メタロセンで
    あることを特徴とする、請求項1から4のいずれかに記載の不均一触媒系。
  6. 【請求項6】 遷移金属化合物(b)は、ハライド、オキサイドハライド、
    アルキルオキシ化合物および/またはアリールオキシ化合物であることを特徴と
    する、請求項1から4のいずれかに記載の不均一触媒系。
  7. 【請求項7】 遷移金属化合物(b)は、チタン、ジルコニウム、ハフニウ
    ムまたはバナジンの化合物であることを特徴とする、請求項5または6に記載の
    不均一触媒系。
  8. 【請求項8】 遷移金属化合物(b)は、四塩化チタン、四塩化バナジウム
    、ジシクロペンタジエニルジルコニウムジクロライドおよび/またはジシクロペ
    ンタジエニルチタンジクロライドであることを特徴とする、請求項7に記載の不
    均一触媒系。
  9. 【請求項9】 カオリンは、10から1,000m2/gの表面積を有する
    ことを特徴とする、請求項1から8のいずれかに記載の不均一触媒系。
  10. 【請求項10】 成分(a)および(b)は、3,000〜5:1のモル比
    で存在することを特徴とする、請求項1から9のいずれかに記載の不均一触媒系
  11. 【請求項11】 カオリン1gあたり0.25〜6mmolの有機金属化合物(
    a)が存在することを特徴とする、請求項1から10のいずれかに記載の不均一
    触媒系。
  12. 【請求項12】 カオリン1gあたり0.0005〜0.06mmolの遷移金
    属化合物(b)が存在することを特徴とする、請求項1から11のいずれかに記
    載の不均一触媒系。
  13. 【請求項13】 (i)カオリンを不活性溶媒中に懸濁させる工程と、(i
    i)カオリンを、(1)1種または2種以上の有機金属化合物(a)と反応させ
    さらに続けて1種または2種以上の遷移金属化合物(b)と反応させるか、また
    は(2)1種または2種以上の有機金属化合物(a)と1種または2種以上の遷
    移金属化合物(b)との混合物と反応させる工程を含む、請求項1から12のい
    ずれかに記載の不均一触媒系の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項1から13のいずれかに記載の触媒系のオレフィン
    重合への使用。
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