JP2002335292A - Fsk復調方法及びシステム - Google Patents

Fsk復調方法及びシステム

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JP2002335292A
JP2002335292A JP2001137261A JP2001137261A JP2002335292A JP 2002335292 A JP2002335292 A JP 2002335292A JP 2001137261 A JP2001137261 A JP 2001137261A JP 2001137261 A JP2001137261 A JP 2001137261A JP 2002335292 A JP2002335292 A JP 2002335292A
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Japan
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level shift
shift amount
signal
fsk
amplitude
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JP2001137261A
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Makoto Yoshida
吉田  誠
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Renesas Micro Systems Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/10Frequency-modulated carrier systems, i.e. using frequency-shift keying
    • H04L27/14Demodulator circuits; Receiver circuits

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力信号の振幅レベルに応じて、除去すべき
ノイズ振幅を変更することが可能なFSK復調技術を提
供すること。 【解決手段】 0を挟む2つの値、正側レベルシフト量
及び負側レベルシフト量を定め、入力された振幅レベル
を、正側レベルシフト量及び負側レベルシフト量と比較
して、比較結果に基づいて復調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はFSK(frequency s
hift keying)に関し、特に、FSK復調時のノイズ除去
技術に関する。FSK復調の一例に電話サービスのひと
つである発信者情報表示サービスがある。このサービス
では、発信者情報のデータ通信を行う際にFSKを用い
ている。
【0002】
【従来の技術】電話サービスの一つに発信者情報表示サ
ービス(Caller IDサービス)がある。このサ
ービスでは、BELL 202規格及びCCITT
V.23規格に従って発信者情報のデータ通信を行って
いる。これらの規格では、電話回線上に存在するノイズ
についてFSK信号とノイズの比が20[dB]と規定
している。また、受信すべきFSK信号振幅について−
32[dBm]〜−12[dBm]と規定している。こ
のため、発信者情報のデータ通信では、FSK信号振幅
に応じて除去すべきノイズ振幅が変化することになる。
【0003】FSKの復調方法としてゼロクロス法があ
る。ゼロクロス法では、FSK信号が振幅ゼロの線をク
ロスする間隔、つまり半周期の時間を測定し、2つの搬
送周波数の識別を行う。このような半周期を測定する方
法では、FSK信号の振幅レベルは復調には関係しな
い。このためFSK信号と同じ周波数帯域のノイズをF
SK信号として復調を行ってしまう。
【0004】ノイズを信号として復調しないために、従
来の技術では、除去すべきノイズ振幅レベルを設定して
おき、その振幅レベルよりも小さい振幅はノイズと見な
して除去していた。しかし、この場合であっても、発信
者情報表示サービスのように入力信号振幅に応じてノイ
ズ振幅も変化する場合には、ノイズを完全に除去するこ
とができないか、除去すべきではないFSK信号まで誤
って除去してしまう。
【0005】発信者情報が送信される時には、FSK信
号とともにノイズも存在するが、従来の技術ではFSK
信号とノイズが区別できないため、ノイズを誤って復調
してしまった。また、従来の技術ではFSKを終了した
ことを検知できない。従来の技術では復調結果を元にそ
れが発信者情報であるかノイズであるかを判断してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、FS
K信号からノイズを除去する際、予め設定した振幅より
も小さいものをノイズとして除去している。こうした従
来技術は、FSK信号が伝送されていない期間に存在
し、FSK信号振幅に応じて振幅が変化するノイズの除
去に適用できないことがある。何故なら、信号振幅が最
大の時におけるノイズの振幅よりも、信号の最小振幅の
方が小さい場合があり、この場合にノイズだけではなく
信号まで除去してしまうからである。
【0007】また、ディジタルFSKでは、“1”、
“0”のディジタル値のそれぞれを、異なる2つの周波
数の一方に対応させるが、2つの信号の振幅に差がある
場合がある。このような場合に、FSK信号振幅に応じ
て振幅が小さい信号のFSK信号がノイズとして誤って
除去されてしまう恐れがあった。
【0008】このような状況に鑑みて、本発明が解決し
ようとする課題は、入力信号の振幅レベルに応じて、除
去すべきノイズ振幅を変更することが可能な技術を提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述のような課題を解決
するため、本発明は次のようなFSK復調方法及びシス
テムを提供する。
【0010】即ち、本発明は、FSK(frequency shift
keying)復調方法において、0を挟む2つの値、正側レ
ベルシフト量及び負側レベルシフト量を定める段階と、
入力された振幅レベルを、正側レベルシフト量及び負側
レベルシフト量と比較する段階と、比較結果に基づいて
復調する復調段階とを含むことを特徴とするFSK復調
方法を提供する。
【0011】このFSK復調方法において、復調段階
は、入力された振幅レベルが正側レベルシフト量を越え
てから次に負側レベルシフト量に達するまでの時間、ま
たは、入力された振幅レベルが負側レベルシフト量を越
えてから次に正側レベルシフト量に達するまでの時間の
長さに基づいて、復調することとしてよい。
【0012】このFSK復調方法において、更に、復調
結果を予め定められたパターンと比較する段階と、比較
結果が一致するとき、正側及び負側レベルシフト量を変
更するレベルシフト量変更段階とを含むこととしてもよ
い。
【0013】また、本発明は、FSK復調システムにお
いて、予め定めた0を挟む2つの値、正側レベルシフト
量及び負側レベルシフト量と、入力された振幅レベルと
を、比較する手段と、比較結果に基づいて復調する復調
手段とを備えることを特徴とするFSK復調システムを
提供する。
【0014】このFSK復調システムにおいて、復調手
段は、入力された振幅レベルが正側レベルシフト量を越
えてから次に負側レベルシフト量に達するまでの時間、
または、入力された振幅レベルが負側レベルシフト量を
越えてから次に正側レベルシフト量に達するまでの時間
の長さを測定する手段を備え、時間に基づいて復調する
こととしてもよい。
【0015】このFSK復調システムにおいて、更に、
復調結果を予め定められたパターンと比較する手段と、
比較結果が一致するとき、正側及び負側レベルシフト量
を変更するレベルシフト量変更手段とを備えることとし
てもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】図1を参照して本発明の第1の実
施の形態であるディジタルFSK復調システム100に
ついて説明する。
【0017】ディジタルFSK復調システム100にお
いて、アナログ入力信号1が、振幅を増幅または減衰さ
せる機能、及びロウパスフィルタの機能を有するアンプ
2に入力される。アンプ2の出力はA/D変換器3(A
/D)によりディジタル値に変換され、FSK信号周波
数帯域を通過帯域とするディジタルバンドパスフィルタ
4(ディジタルBPF)により信号に含まれるディジタ
ルBPF4の阻止域の周波数成分を減衰する。
【0018】ディジタルBPF4を通過したFSK信
号、及びディジタルBPF4の通過帯域の周波数成分の
ノイズは、振幅測定・雑音除去ブロック5に入力され
る。振幅測定・雑音除去ブロック5にはノイズとして除
去すべき振幅レベルが予め設定されている。振幅測定・
雑音除去ブロック5は、入力された信号振幅を測定し、
その測定結果に応じて設定されている除去すべき振幅レ
ベルを変更する。これにより、FSK信号が入力された
後、FSK信号が伝送されなくなったことを検知するこ
とが可能となる。
【0019】ディジタルFSK復調ブロック6は振幅測
定・雑音除去ブロック5の出力を復調する。ディジタル
FSK復調ブロック6は、FSK信号と同時に、FSK
信号と同じ周波数帯域で、且つ、規格で決められた範囲
内のノイズが存在する場合であっても復調を行う回路で
あり、復調データ7を出力する。
【0020】このように、本発明では、あらかじめ除去
可能なノイズ振幅レベルを設定し、入力信号振幅を測定
した後、その振幅レベルに応じて除去可能なノイズ振幅
レベルの設定を自動的に変更する。これにより、FSK
信号振幅の変化に応じて振幅が変化するノイズであって
も除去することができる。
【0021】次に、ディジタルFSK復調システム10
0による復調方法を説明する。FSK(frequency shift
keying)では、“1”、“0”の2値のディジタル値を
それぞれ異なる周波数に対応させて、所定の転送速度に
て位相連続で送信してデータ通信を行う。図2に示すよ
うに、データ“1”に対応するMark信号の周波数を
fmark8とし、データ“0”に対応するSpace
信号の周波数をfspace9とする。また、転送速度
をfbaud10とする。
【0022】図3にあるように、ディジタルFSK復調
システム100では、正側レベルシフト量11及び負側
レベルシフト量12を定める。これは、正側レベルシフ
ト量11と負側レベルシフト量12の範囲内の振幅レベ
ルの信号を、ノイズとして除去するためである。振幅測
定・雑音除去ブロック5は、正側レベルシフト量11及
び負側レベルシフト量12と、入力された振幅レベルと
を比較してフラグを出力する。正側レベルシフト量11
より大きい振幅の時、“1”となるフラグをupper
13とする。負側レベルシフト量12より小さい振幅の
時、“1”となるフラグをlower14とする。尚、
図3に示す信号波形は、アナログ波形を示しているが、
実際にディジタルBPF4から出力される信号は、ある
周波数でサンプリングされた離散値である。
【0023】振幅測定・雑音除去ブロック5からフラグ
upper13及びlower14を入力されたディジ
タルFSK復調ブロック6は、サンプリング点カウント
値15を生成し、サンプリング点カウント値15を元に
復調結果を出力する。サンプリング点カウント値15
は、upper13の立ち上がりエッジ又はlower
14の立ち上がりエッジでカウンタ値をクリアし、ディ
ジタルBPF4のサンプリング周波数をカウントクロッ
クとする。upper13又はlower14の立ち上
がりエッジの時に、サンプリング点カウント値15が所
定の判定用閾値16以上であるならば、Mark信号で
あると判定する。逆に、サンプリング点カウント値15
が判定用閾値16以下であるならば、Space信号で
あると判定する。サンプリング点カウント値15と判定
用閾値16の比較結果がfskdata17として出力
される。つまり、ディジタルFSK復調システム100
は、upper13の立ち上がりエッジと、lower
14の立ち上がりエッジの間隔を測定することで、入力
信号の半周期を測定し、復調を行う。
【0024】ここで、CCITT V.23、BELL
202に規定されているFSKにディジタルFSK復
調システム100を適用した場合を例として、判定用閾
値16の算出方法について説明する。CCITT V.
23では、fmark8=1200[Hz]、fspa
ce9=2200[Hz]、fbaud10=1200
[Hz]である。ここで、ディジタルBPF4のサンプ
リング周波数を56000[Hz]とすると、1つのデ
ータが転送される期間の間に、Mark信号の半周期中
に含まれるサンプリング点の数は56000/1200
/2=約23点である。また、同じ期間にSpace信
号の半周期中に含まれるサンプリング点の数は5600
0/2200/2=約13点である。よって、2者の中
間値であるサンプリング数18点をMark信号とSp
ace信号を判定用閾値16に設定する。ディジタルF
SK復調システム100は判定用閾値16を格納するた
めのレジスタを備える。尚、fskdata17は転送
速度が考慮されていない復調結果である。このため、正
確に復調するためには、更に、1データの転送時間を測
定する転送速度用カウンタ及び転送速度用閾値を有する
と共に、転送時間カウント時に発生する誤差の補正回路
を備える必要がある。
【0025】次に、図4を参照してレベルシフト量の変
更の概略について説明する。
【0026】振幅測定・雑音除去ブロック5は、除去す
るノイズ振幅の初期値を予め設定するためのレジスタを
備える。このレジスタには、除去すべきノイズ振幅レベ
ルの正側の初期値として、正側レベルシフト量初期値1
8が予め設定されている。また、除去すべきノイズ振幅
レベルの負側の初期値として、負側レベルシフト量初期
値19が予め設定されている。期間T1及びT3はノイ
ズのみの期間であり、期間T2はFSK信号が存在する
期間である。
【0027】最初、期間T1において、ノイズの振幅は
レベルシフト量18及び19を越えている。このとき、
振幅測定・雑音除去ブロック5はノイズの除去を行わ
ず、ディジタルFSK復調ブロック6はノイズに対して
FSK復調動作を実行する。更に、ディジタルFSK復
調ブロック6は復調結果を所定のパターンと比較する。
両者が一致する場合、ディジタルFSK復調ブロック6
は振幅測定・雑音除去ブロック5に対してレベルシフト
量の変更を指示する。図4では期間T2内でレベルシフ
ト量が変更されている。期間T3では振幅測定・雑音除
去ブロック5はレベルシフト量20を基準としてノイズ
除去の可否を決定している。
【0028】このようにレベルシフト量を変更すること
により、変更後の正負のレベルシフト量20に挟まれた
範囲のノイズを除去することができる。
【0029】次に、発信者情報サービスの一規格である
Bellcore規格(SR−TSV−002476)
を例として、発信者情報が伝送されるタイミングについ
て図5を参照して説明する。発信側が受話器を上げる前
の状態をON−HOOK状態21、受話器を上げた後の
状態をOFF−HOOK状態22とする。発信側が受話
器を上げ、OFF−HOOK状態22になったことを交
換機に知らせる信号が発呼信号23である。発呼信号2
3を受信した交換機から発信側へ発信音24が伝送され
る。発信側が着信側のダイヤル25を交換機に伝送す
る。交換機から着信側へ1回目の呼び出し信号27が送
られ、発信者情報表示サービスに加入している着信側へ
発信側の発信者情報28が伝送される。着信側に呼び出
し信号が伝送されている間に、発信側へは、呼び出し音
26が伝送される。着信側が受話器を上げたことによ
り、発信側と着信側は通話中となる。
【0030】更に、通話中の第3者の割り込み電話が受
けられるサービスに加入している場合には、第3者が着
信側のダイヤルを交換機に伝送した後、交換機から着信
側へ第3者の割り込み電話があったことを着信側電話機
に知らせるCAS32が伝送される。CAS32は2つ
の周波数成分を持つ信号が同時に伝送される信号で、周
波数が高い方の信号をCAS−H、周波数が低い方の信
号をCAS−Lとする。CAS−Hの周波数は2750
[Hz]、CAS−Lの周波数は2130[Hz]であ
る。CAS32を受信した着信側の電話機は交換機にA
CK33を伝送する。ACK33を受信した交換機は、
着信側へ第3者の発信者情報を伝送する。着信側は第3
者との通話を受けると判断した場合、通話切り替えの信
号を交換機へ伝送し、着信側と第3者の通話が実現され
る。
【0031】図6を参照して伝送される発信者情報28
の構成について説明する。発信者情報28は、1回目の
呼び出し信号27の後、2回目の呼び出し信号29の前
までに伝送される。発信者情報28はチャネル獲得信号
35、Mark信号の連続36、発信者情報データ37
で構成されている。チャネル獲得信号35とは、データ
の“1”、“0”が交互に伝送される信号である。Ma
rk信号の連続36はデータの“1”が連続で伝送され
る信号である。また、2者間での通話中に第3者からの
割り込み電話時に、第3者の発信者情報28を表示する
サービスでは、まず、第3者からの割り込みを示すCA
S32が伝送され、受信したことを示すACK33が交
換機に返されると、発信者情報28はMark信号の連
続36、発信者情報データ37の構成で伝送される。
【0032】図7を参照して、正負のレベルシフト量を
変更する条件について説明する。ここでは1回目の呼び
出し信号27後のFSK復調を例に説明する。呼び出し
信号を検知する回路からの信号でディジタルFSK復調
ブロック6が動作を開始するが、復調動作を開始後にノ
イズだけが伝送される期間が存在する。この期間のノイ
ズの振幅が、正負レベルシフト量の初期値を越える場
合、正負レベルシフト量を変更する。
【0033】ノイズだけが伝送される期間と区別しなけ
ればならないものに、チャネル獲得欠損38とMark
信号欠損39がある。ノイズだけの期間の後、FSK信
号はチャネル獲得信号35、Mark信号の連続36、
発信者情報データ37(不図示)の順番で伝送される。
チャネル獲得欠損38は、チャネル獲得信号35が伝送
途中で途切れてしまうことにより生じる。同様に、Ma
rk信号欠損39は、Mark信号の連続36が伝送途
中で途切れてしまうことにより生じる。例えば、チャネ
ル獲得欠損38とみなす時間をあらかじめ設定してお
き、チャネル獲得欠損38を検知した時点で、その期間
がどのくらいの時間であるかを計測すればノイズとの区
別が可能となる。そこで、始めのノイズだけの期間はノ
イズ除去不能であった為、チャネル獲得欠損38が起こ
る前に、入力振幅レベルを測定し、その振幅に応じたレ
ベルシフト量の値に変更を行うことができれば、チャネ
ル獲得欠損38を検知することが可能である。
【0034】第3者からの割り込みの時は、チャネル獲
得信号35が伝送されない為、Mark信号の連続36
が伝送されている期間でも、入力振幅レベルを測定し、
その振幅に応じたレベルシフト量に変更を行うことがで
きるようにする。
【0035】図8を参照してレベルシフト量を変更する
タイミングについて説明する。ディジタルFSK復調ブ
ロック6の復調結果が、チャネル獲得信号35またはM
ark信号の連続のいずれかに一致するとき、振幅測定
・雑音除去ブロック5は入力振幅に応じてレベルシフト
量を変更する。
【0036】FSK復調回路でチャネル獲得信号35が
復調されると、10ビットのシフトレジスタは“101
0101010”のパターンになる。データ数カウント
用カウンタ45はシフトレジスタにデータが10個伝送
された時に0にクリアし再度カウントを開始するカウン
タである。このデータ数カウント用カウンタ45の値が
9になった時にシフトレジスタ値が“10101010
10”であるタイミングで、入力振幅に応じたレベルシ
フト量の変更を行う。
【0037】同様に、Mark信号の連続の場合では、
データ数カウント用カウンタ45の値がデータの1個目
を0とカウントし、データの10個目で9になった時に
シフトレジスタ値が“1111111111”であるタ
イミングで、入力振幅に応じたレベルシフト量の変更を
行う。
【0038】発信者情報が伝送される期間ではレベルシ
フト量の変更は行わない。これは、レベルシフト量を変
更したことによりFSK復調を誤るのを防ぐ為であり、
レベルシフト量の変更はMark信号の連続36の期間
までとする。
【0039】再び図8を参照して、レベルシフト量の算
出方法について説明する。尚、データ1個が伝送される
期間をbit43とする。データ10個が伝送される期
間をframe44とする。bit43期間での振幅の
最大値をbitmax46とする。
【0040】Bellcoreの規格(SR−TSV−
002476)によれば、FSK信号とノイズのS/N
比は20[dB]と規定されている。つまりFSK信号
の振幅がノイズの振幅の10倍である。また、FSK信
号振幅は−36[dBm]〜−12[dBm]と規定さ
れている。従って、FSK信号振幅が最大となる−12
[dBm]のとき、ノイズ振幅は−32[dBm]まで
許されることになる。仮に、レベルシフト量の初期値を
−32[dBm]と設定し、これより小さい振幅のもの
を除去するようにしてしまうと、FSK信号の振幅が−
36[dBm]の場合に、FSK信号を除去してしまう
ことになる。これを避けるためには、レベルシフト量の
初期値は、FSK信号を除去しないレベルに設定してお
く必要がある。また、同規格は、Mark信号振幅とS
pace信号振幅の比(ツイスト)は、Mark信号が
Space信号より大きい場合を正ツイストとし、最大
で10[dB]と規定する。よって、Mark信号振幅
を1とした場合に、Space信号振幅は約0.3、ノ
イズ振幅は0.1となる。
【0041】従って、例えば、レベルシフト量は1/4
に設定することができる。bitmax46を測定後、
レベルシフト量の変更タイミングになった時に、正、負
のレベルシフト量をbitmax46の4分の1に設定
をすれば、0.25より小さい振幅は除去されることに
なる。このとき、ノイズを除去可能であると同時に、最
大のツイストの場合でもFSK信号を除去することはな
い。
【0042】第1の実施の形態に即した一実施例につい
て図9を参照して説明する。一実施例であるマイクロコ
ンピュータ48は、ディジタルFSK復調システム10
0を、FSK復調・CAS検知システム50として内蔵
している。
【0043】マイクロコンピュータ48の外部端子49
から、2系統のアナログ入力信号を入力可能とする為に
切り替えスイッチ(SW)53を持つ。どちらの入力端
子からの信号を使用するかは、動作モード設定レジスタ
62で設定することができる。ゲイン調整を外付け回路
にて調整可能なアンプを持つ。2系統のアナログ入力に
それぞれゲインを設定することが可能で、アナログ入力
信号の切り替えSW53と同時に、ゲインの切り替えス
イッチ(SW)54を切り替える。
【0044】A/D変換3は、アンプ2出力のアナログ
値を1ビットのディジタル値に変換する2次デルタ・シ
グマ変調器55、2次デルタ・シグマ変調器55の出力
のサンプリング周波数を減少させ、精度を上げる為の第
1デシメーションフィルタ56、第2デシメーションフ
ィルタ57、及び、第3デシメーションフィルタ58を
備える。FSK復調には第2デシメーションフィルタ5
7の出力を使用し、CAS検知には第3デシメーション
フィルタ58の出力を使用する。
【0045】ディジタルBPF4は、FSK復調用とし
て動作する為のFSK用タップ係数と、CAS検知用と
して動作する為のCAS−H用タップ係数、CAS−L
用タップ係数の3つのタップ係数59がある。これらの
タップ係数59をFSK復調動作時、CAS検知動作時
で切り替えることで、1つのディジタルBPF4で3つ
の特性の働きをすることが可能である。
【0046】ディジタルBPF4の出力は前述の振幅測
定・雑音除去ブロック5に入力され、その出力がFSK
復調・CAS検知ブロック60に入力される。このブロ
ックはFSK復調を行う回路とCAS検知を行う回路を
共用化している。それぞれの機能として動作させる為
に、動作モード設定レジスタを持ち、CPUにて制御す
ることが可能である。また、ステータスレジスタを持
ち、FSK転送開始要求状態、FSK復調エラー状態、
FSK転送エラー状態を示す。CPUに対して割り込み
信号を発生させ、このステータスレジスタを読むこと
で、FSK復調の状態を知ることができる。FSKDA
TA転送ブロック61には復調したFSKデータを4バ
イト分保持する為のバッファがある。
【0047】本発明の第2の実施の形態について説明す
る。第1の実施の形態と比較すると、レベルシフト量を
どのような値に変更するかを決定する際に基準となる入
力信号の振幅の測定方法に違いがある。
【0048】第1の実施の形態では、frame44内
でのbitmax46をレベルシフト量の変更の基準値
としていた。この場合、予想外の振幅のパルス状のノイ
ズがframe44よりも短い周期で存在すると、その
振幅を基準にレベルシフト量を変更してしまい、結果と
して除去すべきではないFSK信号を除去してしまうこ
とがある。
【0049】これに対して、第2の実施の形態では、図
10に示すように、データ1個が伝送される期間をbi
t43とし、データ10個が伝送される期間をfram
e44とする。bit43期間での振幅の最大値をbi
tmax46とする。frame44期間でのbitm
ax46の最小値をframemin48とする。この
framemin48をレベルシフト量をどのような値
に変更するかを決定する基準とする。このようにすれ
ば、frame44よりも短い周期のノイズであっても
除去することができる。
【0050】本発明の第3の実施の形態について説明す
る。第1の実施の形態と比較すると、レベルシフト量を
変更するタイミングが異なる。第1の実施の形態では、
10ビットのシフトレジスタが“101010101
0”、“1111111111”のパターンの時に、レ
ベルシフト量を変更した。これに対して、第3の実施の
形態では、図11に示すように、nビットレジスタで
“1010・・・nビット目”、“1111・・・nビ
ット目”(nは自然数)のパターンのときにレベルシフ
ト量を変更する。例えば、nを10よりも小さい値とす
れば、レベルシフト量の変更をより短い時間間隔で行う
ことができる。
【0051】本発明の第4の実施の形態について説明す
る。第1の実施の形態では、レベルシフト量をbitm
ax46の4分の1に変更した。これに対して第4の実
施の形態では、レベルシフト量の変更をbitmax4
6の4分の1に限定せず、除去すべきノイズを除去し、
除去すべきではないFSK信号は除去しないレベルシフ
ト量に変更を行う。これにより、FSK信号振幅に応じ
て振幅が変化するノイズを除去することが可能となる。
【0052】本発明の第5の実施の形態について図12
を参照して説明する。本実施の形態は第1の実施の形態
のノイズ除去をアナログ回路にて実現する形態である。
アナログ入力信号1が、振幅を増幅または減衰させる機
能、及びロウパスフィルタの機能を有するアンプ64に
入力される。アンプ64の出力は、FSK信号周波数帯
域を通過帯域とするアナログバンドパスフィルタ65
(アナログBPF)により信号に含まれるアナログBP
F65の阻止域の周波数成分を減衰する。アナログBP
F65を通過したFSK信号、及びアナログBPF65
の通過帯域の周波数成分のノイズは、小振幅信号除去回
路66に入力される。同時に、入力信号振幅の最大値を
測定するブロック67(入力信号最大振幅測定回路)に
入力される。小振幅除去回路66は、ある設定された振
幅(レベルシフト量)以上の振幅を“1”、レベルシフ
ト量より小さい振幅を“0”に対応する電圧に変換する
機能を持つ。入力信号最大振幅測定回路67で測定され
た振幅最大値を基準として、レベルシフト量を変更可能
な回路とする。
【0053】本発明の第6の実施の形態について図14
を参照して説明する。本実施の形態はFSK信号以外の
信号の復号に本発明を応用した場合である。本発明は、
信号と同じ周波数帯域なためBPF等で除去できないノ
イズであって、ノイズの振幅が信号の振幅に応じて変化
するようなノイズの除去に対して適用することができ
る。
【0054】例えば、DTMFの様な、ある2つの周波
数から構成される信号が、伝送されているか、伝送され
ていないかを検知する必要がある場合、図14に示すよ
うに、それぞれの周波数帯域を通過域とするディジタル
BPF67、68を通過した後の信号に、その信号振幅
に応じて振幅が変化するノイズを含む場合に、振幅測定
・雑音除去ブロック71、72を通すことでノイズを除
去することが可能である。信号検知回路73、74にて
それぞれの信号が伝送されていることを検知し、2つの
周波数の信号が同時に伝送されたことを示す信号検知フ
ラグ75を出力する。
【0055】振幅測定・雑音除去ブロックは、レベルシ
フト量の初期値を任意に設定するレジスタを持ち、bi
tmax46を基準としたレベルシフト量の変更量を切
り替え可能である。第6の実施の形態で示した回路をC
AS検知回路に使用した場合、第1から第5の各実施の
形態で示したFSK復調回路と、このCAS検知回路の
動作の制御を切り替えることが可能な回路とすること
で、本発明の振幅測定・雑音除去ブロックを1つにする
ことが可能である。その場合に、レベルシフト量の初期
値、レベルシフト量の変更量を、FSK復調動作時、C
AS検知動作時のそれぞれに適した値に設定すること
で、2つの信号に対する処理を行える。以上の理由で、
回路規模を小さくできるという効果がある。また、アン
プ2、A/D3、ディジタルBPF4もFSK復調回路
とCAS信号検知回路で回路を共用することが可能であ
る為、更に回路規模を小さくできる。
【0056】以上、本発明を実施の形態に基づいて説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業
者の通常の知識の範囲内でその変更や改良が可能である
ことは勿論である。
【0057】
【発明の効果】このようなFSK復調システムによれ
ば、ツイストが最大の時でも、除去してはいけないFS
K信号は除去せずに、FSK信号振幅に応じて変化する
ノイズを除去することが可能である。FSK信号が存在
しない期間、例えば、チャネル獲得欠損38の期間のノ
イズが除去できないシステムでは、FSK復調を行い、
チャネル獲得35検知後にチャネル獲得35でない信号
が伝送された場合に、復調結果をもとにチャネル獲得欠
損38を判断しなければならない。ノイズの周波数がチ
ャネル獲得35と同一周波数であれば、復調結果をもと
にチャネル獲得欠損38であることを判断することは不
可能である。本発明のノイズ除去方法では、FSK信号
が伝送されていない期間では、復調結果をもとに判断す
る必要はなく、FSK信号検知フラグ40にて、FSK
信号の有無を判断することが可能である。同様に、Ma
rk信号欠損39の場合や、FSK信号の伝送終了をF
SK信号検知フラグ40で知ることが可能である。よっ
てプログラムの負荷が少なく、また、ノイズ周波数がF
SK信号周波数と等しい場合に起こる誤動作を防ぐこと
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるディジタルF
SK復調システム100の構成を説明するブロック図で
ある。
【図2】FSK信号の波長とディジタル値との対応関係
を説明するための図である。
【図3】本発明による復調について説明するための図で
ある。
【図4】レベルシフト量と除去可能なノイズの振幅の関
係を説明するための図である。
【図5】発呼から通話までの間における発信側・交換機
・着信側及び第3者の間での信号の送受について説明す
る図である。
【図6】発信者情報データ37の受信タイミングについ
て説明する図である。
【図7】レベルシフト量を変更するタイミングについて
説明するための図である。
【図8】レベルシフト量を変更するタイミングについて
説明するための図である。
【図9】FSK復調システム100に係る実施例の構成
について説明する図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態について説明する
図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態について説明する
図である。
【図12】本発明の第5の実施の形態について説明する
図である。
【図13】本発明の一実施の形態について説明する図で
ある。
【図14】本発明の第6の実施の形態について説明する
図である。
【符号の説明】
1 アナログ入力信号 2 アンプ 3 A/D 4 ディジタルBPF 5 振幅測定・雑音除去ブロック 6 ディジタルFSK復調ブロック 7 復調データ 11 正側レベルシフト量 12 負側レベルシフト量 13 upper 14 lower 15 サンプリング点カウント値 16 Mark・Space判定用閾値 40 FSK検知フラグ 47 レベルシフト量変更時のシフトレジスタのパター

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 FSK(frequency shift keying)復調方
    法において、 0を挟む2つの値、正側レベルシフト量及び負側レベル
    シフト量を定める段階と、 入力された振幅レベルを、前記正側レベルシフト量及び
    負側レベルシフト量と比較する段階と、 比較結果に基づいて復調する復調段階とを含むことを特
    徴とするFSK復調方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のFSK復調方法におい
    て、前記復調段階は、入力された振幅レベルが正側レベ
    ルシフト量を越えてから次に負側レベルシフト量に達す
    るまでの時間、または、入力された振幅レベルが負側レ
    ベルシフト量を越えてから次に正側レベルシフト量に達
    するまでの時間の長さに基づいて、復調することを特徴
    とするFSK復調方法。
  3. 【請求項3】 請求項1及び2のいずれかに記載のFS
    K復調方法において、更に、 復調結果を予め定められたパターンと比較する段階と、 比較結果が一致するとき、前記正側及び負側レベルシフ
    ト量を変更するレベルシフト量変更段階とを含むことを
    特徴とするFSK復調方法。
  4. 【請求項4】 FSK復調システムにおいて、 予め定めた0を挟む2つの値、正側レベルシフト量及び
    負側レベルシフト量と、入力された振幅レベルとを、比
    較する手段と、 比較結果に基づいて復調する復調手段とを備えることを
    特徴とするFSK復調システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のFSK復調システムに
    おいて、前記復調手段は、入力された振幅レベルが正側
    レベルシフト量を越えてから次に負側レベルシフト量に
    達するまでの時間、または、入力された振幅レベルが負
    側レベルシフト量を越えてから次に正側レベルシフト量
    に達するまでの時間の長さを測定する手段を備え、前記
    時間に基づいて復調することを特徴とするFSK復調シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 請求項4及び5のいずれかに記載のFS
    K復調システムにおいて、更に、 復調結果を予め定められたパターンと比較する手段と、 比較結果が一致するとき、前記正側及び負側レベルシフ
    ト量を変更するレベルシフト量変更手段とを備えること
    を特徴とするFSK復調システム。
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