JP2002331860A - ロングスライドレールのロケート構造 - Google Patents

ロングスライドレールのロケート構造

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JP2002331860A
JP2002331860A JP2001138790A JP2001138790A JP2002331860A JP 2002331860 A JP2002331860 A JP 2002331860A JP 2001138790 A JP2001138790 A JP 2001138790A JP 2001138790 A JP2001138790 A JP 2001138790A JP 2002331860 A JP2002331860 A JP 2002331860A
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JP
Japan
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slide rail
seat slide
seat
locating
vehicle body
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JP2001138790A
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English (en)
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Kenichi Aoyanagi
顕一 青柳
Makoto Nomura
真 野村
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Nissan Shatai Co Ltd
Original Assignee
Nissan Shatai Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2本のシートスライドレールの車体組み付け
時における、平行度と左右のピッチ出し作業を簡単に行
う。 【解決手段】 シートスライドレール2の一端に、車体
フロア1に設けられたロケート穴9に嵌合し、前記シー
トスライドレール2の位置決めをするロケートピンを設
け、前記シートスライドレール2の他端に、前記シート
レッグアセンブリ3が位置することを特徴とするロング
スライドレールのロケート構造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロングスライドレ
ールのロケート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロングスライドレールのロケート
構造は、前後にブラケットを設けた2本のシートスライ
ドレールに、前後にスライド自在なシートレッグアセン
ブリをシートスライドレール後側に位置するように組み
付けた構造となっていた。
【0003】このロングスライドレールのロケート構造
における取り付け手順は、シートレール上に設けられた
シートをスライドさせる操作力を小さく均一にするため
に、まず、2本のシートスライドレールの前後の取付ブ
ラケットの穴とフロアのナット穴をそれぞれ合わせる。
【0004】次に、2本のシートスライドレールの前側
ブラケットをフロアにねじで仮止めする。このとき、シ
ートレッグアセンブリがシートスライドレールの後側に
位置しているので、シートスライドレールの後側の左右
ピッチが、シートレッグアセンブリによって定まった状
態にある2本のシートスライドレールの後側ブラケット
をねじでフロアに固定する。
【0005】次に、後側に位置していたシートレッグア
センブリを前側にスライド移動する。このとき、前側に
位置するシートレッグアセンブリによって左右ピッチが
定まった状態にある2本のシートスライドレールの前側
ブラケットのねじを本締めしてフロアに固定する。以上
のような取り付け作業を行い、2本のシートスライドレ
ールのピッチと平行度を調整し、シートをスライドさせ
る操作力を小さく均一にしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術にあっては、仮止め調整作業があるため、シー
トレールセットの組み付けに時間がかかる。また、仮止
め調整作業を確実に行わないと、シートをスライドさせ
る操作力が大きく不均一になり、品質が低下するなどの
問題があった。本発明は、上述の従来の問題に着目して
なされたもので、2本のシートスライドレールの車体組
み付け時における、平行度と左右のピッチ出し作業を簡
単に行うことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、車体フロア(1)に平行に設けられた
2本のシートスライドレール(2)と、このシートスラ
イドレール(2)内を前後に移動可能なランナアセンブ
リ(11)と、このランナアセンブリ(11)を連結
し、前後に移動可能なシートレッグアセンブリ(3)が
設けられているロングスライドレールのロケート構造に
おいて、前記シートスライドレール(2)の一端には、
車体フロア(1)に設けられたロケート穴(9)に嵌合
し、前記シートスライドレール(2)の位置決めをする
ロケートピン(6)が設けられ、前記シートスライドレ
ール(2)の他端には、前記シートレッグアセンブリ
(3)が位置することを特徴とするロングスライドレー
ルのロケート構造とした。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、車体フロアに平行に設
ける2本のシートスライドレールのそれぞれにロケート
ピンを設け、シートスライドレールの位置決めを行う構
成としたことにより、従来行っていた仮止め作業をする
ことなく、シートスライドレールを車体フロアに取り付
けた後、2本のシートスライドレールが必要な平行度と
ピッチを確保することができるので、シートをスライド
させる操作力が小さく均一にすることができる。また、
仮止め作業が必要ないので、シートスライドレール取り
付けの際の作業時間を短縮することができる。また、従
来は仮止め作業の結果によっては、シートをスライドさ
せる操作力が大きく不均一になり、品質が低下したりし
ていたが、仮止め作業が必要ないことより、仮止め作業
に起因する品質のばらつきを低減することができるとい
う効果を得ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態を
示す全体斜視図であり、図2は、本発明の実施の形態を
示す側面図である。まず、構成を説明する。図1におい
て、1は、車体フロアであり、この車体フロア1にシー
トスライドレール2が取り付けられている。このシート
スライドレール2の前端には、前側ブラケット4が取り
付けられている。この前側ブラケット4には、貫通穴4
1が設けられており、取付ねじ7が貫通穴41を貫通
し、車体フロア1上に設けられている取付穴8にねじ止
めされている。5は、後側ブラケットであり、この後側
ブラケット5は、前側ブラケット4と同様に、取付ねじ
7によって車体フロア上に設けられている取付穴10に
ねじ止めされている。
【0010】シートスライドレール2には、図2に示す
ようにランナアセンブリ11が前後に移動可能に設けら
れている。この2本のシートスライドレール2それぞれ
に設けられたランナアセンブリ11を連結し前後に移動
可能にシートレッグアセンブリ3が設けられている。こ
のシートレッグアセンブリ3には、図外のシートクッシ
ョンが取り付けられている。
【0011】6は、ロケートピンであり、このロケート
ピン6は、図1におけるA−A断面を示す図3に示すよ
うに、シートスライドレール2の前端に設けられたロケ
ートピン取付穴21に、かしめ、または、溶接によって
取り付けられ、その先端は、こすれ防止のために樹脂製
のキャップ61が圧入され、キャップ61の周囲には、
シール材62が設けられている。キャップ61が圧入さ
れたロケートピン6は、車体フロア1上に設けられたロ
ケート穴9に挿入されている。
【0012】図4は、図2におけるB−B断面を示す断
面図である。図4において、111は、ランナアセンブ
リ11の側壁であり、シートスライドレール内にある側
壁111の下端には、側壁111と直交する方にシャフ
ト112が設けられ、このシャフト112の両端には、
シートスライドレール2内を前後に移動可能なローラ1
13が設けられている。
【0013】図5は、図2におけるC−C断面を示す断
面図である。図5において、115は、レインフォース
であり、側壁111に固設されている。このレインフォ
ース115には、樹脂製のスライダ114が取り付けら
れており、ランナアセンブリ11が前後に移動する際に
は、このスライダ114がシートスライドレール2内の
上面および左右の面に当接したまま摺動する。
【0014】次に取付手順を説明する。まず、シートレ
ッグアセンブリ3は、シートスライドレール2の後端に
位置させておく。
【0015】次に、シートスライドレール2の前端の位
置決めを行う。位置決めを行うには、2本のシートスラ
イドレールの前端のロケートピン6を、ロケート穴9に
嵌合させる。
【0016】次に、後側ブラケット5の貫通穴51と取
付穴10の位置を合わせる。この時、シートレッグアセ
ンブリ3は、シートスライドレール上の後端に位置して
おり、シートスライドレールの左右ピッチが定まった状
態にある。この状態で、後側ブラケット5をねじ7で取
付穴10に固定する。
【0017】次に、2本のシートスライドレールの前側
ブラケットをねじ7で取付穴8に固定する。以上で取付
を終了する。
【0018】以上説明したように、シートスライドレー
ル2の前端にロケートピン6を設け、このロケートピン
6を車体フロア1に設けたロケート穴9に挿入して、シ
ートスライドレール2の位置決めを行うので、従来必要
であった、シートスライドレール2の仮止め作業を必要
とすることなく、2本のシートスライドレール2が必要
とする平行度と、左右ピッチを確保することができ、シ
ートをスライドさせる操作力を小さく均一にすることが
できる。
【0019】また、取付作業の際、シートスライドレー
ル2の仮止め作業が無いので、取り付け時の作業時間
を、短縮することができる。
【0020】また、従来の仮止め作業の結果によって
は、シートをスライドさせる操作力が大きく不均一にな
り、品質が低下したりしていたが、本発明では仮止め作
業が必要ないので、仮止め作業に起因する品質のばらつ
きを低減することができるという効果を得ることができ
る。
【0021】また、ロケートピン6を左右のシートスラ
イドレール2の前後にそれぞれ1個、合計4個設けた場
合、車両フロアが前後2部品から構成され、その車両フ
ロアの2部品それぞれにロケート穴が有る場合は、車両
フロアをアセンブリする際の品質管理が大変である。ま
た、重量の大きなシートレッグアセンブリで連結された
シートスライドレールの4個のロケートピンをフロアの
ロケート穴に入れる作業が大変であるなどの問題が生じ
るが、本発明においては、このような問題が生じること
がないという効果を得ることができる。
【0022】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限られ
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計の変更などがあっても本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図3】図1におけるA−A断面を示す断面図である。
【図4】図2におけるB−B断面を示す断面図である。
【図5】図2におけるC−C断面を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車体フロア 2 シートスライドレール 3 シートレッグアセンブリ 4 前側ブラケット 5 後側ブラケット 6 ロケートピン 7 ねじ 8 取付穴 9 ロケート穴 10 取付穴 11 ランナアセンブリ 21 ロケートピン取付穴 41 貫通穴 51 貫通穴 61 キャップ 62 シール材 111 側壁 112 シャフト 113 ローラ 114 スライダ 115 レインフォース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フロア(1)に平行に設けられた2
    本のシートスライドレール(2)と、このシートスライ
    ドレール(2)内を前後に移動可能なランナアセンブリ
    (11)と、このランナアセンブリ(11)を連結し、
    前後に移動可能なシートレッグアセンブリ(3)が設け
    られているロングスライドレールのロケート構造におい
    て、 前記シートスライドレール(2)の一端には、車体フロ
    ア(1)に設けられたロケート穴(9)に嵌合し、前記
    シートスライドレール(2)の位置決めをするロケート
    ピン(6)が設けられ、 前記シートスライドレール(2)の他端には、前記シー
    トレッグアセンブリ(3)が位置することを特徴とする
    ロングスライドレールのロケート構造。
JP2001138790A 2001-05-09 2001-05-09 ロングスライドレールのロケート構造 Pending JP2002331860A (ja)

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