JP2002295539A - ディスクブレーキ - Google Patents
ディスクブレーキInfo
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- JP2002295539A JP2002295539A JP2001093357A JP2001093357A JP2002295539A JP 2002295539 A JP2002295539 A JP 2002295539A JP 2001093357 A JP2001093357 A JP 2001093357A JP 2001093357 A JP2001093357 A JP 2001093357A JP 2002295539 A JP2002295539 A JP 2002295539A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ブレーキ装置の取付足の厚みを薄くせざるを
得ないときにも取付足とその取付足をボルトで固定する
支持部材との間に介在するシム板を取付足に仮止めして
出荷することができるディスクブレーキを提供する。 【解決手段】 ボルト孔１２を有するシム板１０の基部
１１の外周縁部に同一方向に折り曲げた爪１３と弾性腕
片１４を設け、弾性腕片１４を取付足２の側面に設けた
凹部７に係合させ、爪１３を取付足の端面に設けた段部
６に係止させてシム板１０を取付孔５の孔径方向に抱き
つかせて仮止めするようにした。
得ないときにも取付足とその取付足をボルトで固定する
支持部材との間に介在するシム板を取付足に仮止めして
出荷することができるディスクブレーキを提供する。 【解決手段】 ボルト孔１２を有するシム板１０の基部
１１の外周縁部に同一方向に折り曲げた爪１３と弾性腕
片１４を設け、弾性腕片１４を取付足２の側面に設けた
凹部７に係合させ、爪１３を取付足の端面に設けた段部
６に係止させてシム板１０を取付孔５の孔径方向に抱き
つかせて仮止めするようにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ブレーキ装置の
取付足と、その取付足をボルトで固定する支持部材との
間に、電蝕防止等を目的としてシム板を介在するディス
クブレーキに関する。
取付足と、その取付足をボルトで固定する支持部材との
間に、電蝕防止等を目的としてシム板を介在するディス
クブレーキに関する。
【０００２】
【従来の技術】ディスクブレーキにおいては、キャリパ
やトルクメンバに設けられるブレーキ装置の取付足と、
その取付足をボルトで固定する鉄系材料等で形成された
支持部材との間に、電蝕や取付け面の錆付き防止を目的
としてそれぞれの目的に応じた材質或いは処理を施した
シム板を介在することが行われている。
やトルクメンバに設けられるブレーキ装置の取付足と、
その取付足をボルトで固定する鉄系材料等で形成された
支持部材との間に、電蝕や取付け面の錆付き防止を目的
としてそれぞれの目的に応じた材質或いは処理を施した
シム板を介在することが行われている。
【０００３】そのシム板の従来例を図６及び図７に示
す。図６のシム板２０は、圧入方式であり、片面に打ち
出した円筒状ボス部２１を取付足２に設けた取付孔（ね
じ孔）５の入口側大径部に圧入して取付足に仮止めす
る。
す。図６のシム板２０は、圧入方式であり、片面に打ち
出した円筒状ボス部２１を取付足２に設けた取付孔（ね
じ孔）５の入口側大径部に圧入して取付足に仮止めす
る。
【０００４】また、図７のシム板３０は挾持方式であ
り、周縁部に設けた弾性腕片３１を取付足２の取付面２
ａとは反対側の面２ｂに圧接させて取付足に抱きつか
せ、ディスク軸方向挾持により仮止めを行う。
り、周縁部に設けた弾性腕片３１を取付足２の取付面２
ａとは反対側の面２ｂに圧接させて取付足に抱きつか
せ、ディスク軸方向挾持により仮止めを行う。
【０００５】このほかにも、図６のシム板のボス部２１
を、周方向に点在させる複数本の爪に置き代え、その爪
の内側に大径部と小径部を周方向に交互に形成したスナ
ップリングを挿入してそのスナップリングの大径部を取
付孔５の入口側大径部の内面に圧接させ、スナップリン
グの小径部に爪の先端の内向き屈曲部を係止させてシム
板をスナップリングで仮止めするもの（特開平９−５３
６６６号参照）なども考えられている。
を、周方向に点在させる複数本の爪に置き代え、その爪
の内側に大径部と小径部を周方向に交互に形成したスナ
ップリングを挿入してそのスナップリングの大径部を取
付孔５の入口側大径部の内面に圧接させ、スナップリン
グの小径部に爪の先端の内向き屈曲部を係止させてシム
板をスナップリングで仮止めするもの（特開平９−５３
６６６号参照）なども考えられている。
【０００６】なお、シム板の仮止めは、車両等に搭載す
るまでのディスクブレーキの保管、管理、運搬の手間の
削減や、ブレーキ装着時の作業性改善等を目的としてな
される。
るまでのディスクブレーキの保管、管理、運搬の手間の
削減や、ブレーキ装着時の作業性改善等を目的としてな
される。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のシム板
は、ディスクＤの端面から取付足２の取付面までの寸法
Ｌを充分にとれないときに取付孔５のねじの有効長さが
不足し、この面から使用規制を受けることがある。
は、ディスクＤの端面から取付足２の取付面までの寸法
Ｌを充分にとれないときに取付孔５のねじの有効長さが
不足し、この面から使用規制を受けることがある。
【０００８】また、圧入方式のシム板は組付け時に圧入
機を必要とし、スナップリングを使用するものは取付け
工数が増えて好ましくない。
機を必要とし、スナップリングを使用するものは取付け
工数が増えて好ましくない。
【０００９】この発明は、これ等の不具合を解消するこ
とを課題としている。
とを課題としている。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明においては、シム板に、板厚方向に折り曲
げた爪と弾性腕片を設け、前記弾性腕片を取付足の側面
に設けた凹部又は凸部に係合させ、爪と弾性腕片でシム
板を取付足に設けた取付孔の孔径方向に抱きつかせるよ
うにしたのである。
め、この発明においては、シム板に、板厚方向に折り曲
げた爪と弾性腕片を設け、前記弾性腕片を取付足の側面
に設けた凹部又は凸部に係合させ、爪と弾性腕片でシム
板を取付足に設けた取付孔の孔径方向に抱きつかせるよ
うにしたのである。
【００１１】このシム板は、凹部又は凸部に、シム板の
基部に近づくにつれてボルト取付孔の中心から離れる方
向にシム板の基部の平面に対して傾いた鋳肌面に斜面を
含め、その斜面に弾性腕片を係合させるとより好ましい
ものになる。
基部に近づくにつれてボルト取付孔の中心から離れる方
向にシム板の基部の平面に対して傾いた鋳肌面に斜面を
含め、その斜面に弾性腕片を係合させるとより好ましい
ものになる。
【００１２】なお、使用するシム板は、弾性腕片を、ボ
ルト孔を中心にして２分したシム板の片側半分の外周縁
部に設け、残り半分の外周縁部に前記爪を設けたもの
と、弾性腕片を、ボルト孔を中心にして２分したシム板
の片側半分の外周縁部に設け、前記爪をシム板のボルト
孔の孔縁部に設け、その爪を取付足のボルト取付孔の入
口に設けた爪掛け孔の孔面に係止させるようにしたもの
の２者が考えられ、２者のどちらを選択してもよい。
ルト孔を中心にして２分したシム板の片側半分の外周縁
部に設け、残り半分の外周縁部に前記爪を設けたもの
と、弾性腕片を、ボルト孔を中心にして２分したシム板
の片側半分の外周縁部に設け、前記爪をシム板のボルト
孔の孔縁部に設け、その爪を取付足のボルト取付孔の入
口に設けた爪掛け孔の孔面に係止させるようにしたもの
の２者が考えられ、２者のどちらを選択してもよい。
【００１３】
【作用】この発明では、シム板を爪と弾性腕片で取付孔
の半径方向に抱きつかせて取付足に仮止めするので、構
造上、弾性腕片のみによる仮止め保持ができない場合
に、弾性腕片を設けることができない位置に爪を設け、
弾性復元力での保持が単独でできないその爪を使用して
仮止め保持を行うことが可能になり、従って、図６のシ
ム板２０が必要とした圧入代、図７のシム板３０が必要
としたディスクとの干渉回避用の隙間が不要であり、そ
の分、取付孔の有効ねじ長さを長くすることができる。
従って、取付足の厚みを薄くせざるを得ないブレーキに
も使用でき、利用範囲が拡大する。
の半径方向に抱きつかせて取付足に仮止めするので、構
造上、弾性腕片のみによる仮止め保持ができない場合
に、弾性腕片を設けることができない位置に爪を設け、
弾性復元力での保持が単独でできないその爪を使用して
仮止め保持を行うことが可能になり、従って、図６のシ
ム板２０が必要とした圧入代、図７のシム板３０が必要
としたディスクとの干渉回避用の隙間が不要であり、そ
の分、取付孔の有効ねじ長さを長くすることができる。
従って、取付足の厚みを薄くせざるを得ないブレーキに
も使用でき、利用範囲が拡大する。
【００１４】取付足の側面に設ける凹部や凸部に鋳肌面
の斜面を含ませてその斜面に弾性腕片を係合させるもの
は、鋳肌面を機械加工する必要がない。さらに、シム板
の基部の平面に近づくにつれてボルト取付孔の中心から
離れる方向に傾いた鋳肌面の斜面の中央部分と係合する
ことで、鋳肌寸法がばらついても係合相手の斜面に、そ
の斜面以外の部分と干渉せずに確実に係合し、シム板の
取付面からの浮き上がりが防止できる。
の斜面を含ませてその斜面に弾性腕片を係合させるもの
は、鋳肌面を機械加工する必要がない。さらに、シム板
の基部の平面に近づくにつれてボルト取付孔の中心から
離れる方向に傾いた鋳肌面の斜面の中央部分と係合する
ことで、鋳肌寸法がばらついても係合相手の斜面に、そ
の斜面以外の部分と干渉せずに確実に係合し、シム板の
取付面からの浮き上がりが防止できる。
【００１５】また、弾性腕片をシム板の片側半分の外周
縁部に設け、爪を残り半分の外周縁部に設けたものは、
弾性腕片を凹凸部に係合させ、そこを支点にしてシム板
を起こすようにして爪を取付足に係止させることがで
き、シム板の装着がし易い。
縁部に設け、爪を残り半分の外周縁部に設けたものは、
弾性腕片を凹凸部に係合させ、そこを支点にしてシム板
を起こすようにして爪を取付足に係止させることがで
き、シム板の装着がし易い。
【００１６】爪を取付孔の入口の爪掛け孔に係止させる
ものも、上記と同様の手順でシム板を容易に装着するこ
とができる。また、この構造は、シム板の取付孔径方向
への動きを爪でより確実に防止することもできる。
ものも、上記と同様の手順でシム板を容易に装着するこ
とができる。また、この構造は、シム板の取付孔径方向
への動きを爪でより確実に防止することもできる。
【００１７】
【発明の実施の形態】図１に、この発明のディスクブレ
ーキの実施形態を示す。同図は、ピストン対向型ディス
クブレーキへの適用例であって、キャリパ１のインナー
側に取付足２が設けられている。
ーキの実施形態を示す。同図は、ピストン対向型ディス
クブレーキへの適用例であって、キャリパ１のインナー
側に取付足２が設けられている。
【００１８】３は車両に設置されるブレーキ支持部材、
４は取付足２を支持部材３に固定する取付ボルト、５は
取付足２に設けたボルトねじ込み用の取付孔である。ボ
ルト４は、取付足２にブッシュナット（図示せず）を取
付けてそのナットに螺合させることもあり、その場合、
取付孔５は取付足に間接的に設けた形になる。
４は取付足２を支持部材３に固定する取付ボルト、５は
取付足２に設けたボルトねじ込み用の取付孔である。ボ
ルト４は、取付足２にブッシュナット（図示せず）を取
付けてそのナットに螺合させることもあり、その場合、
取付孔５は取付足に間接的に設けた形になる。
【００１９】取付足２には、取付面２ａの外周に添った
爪掛け用の段部６（図２、図３参照）と、取付孔５の孔
径方向に落ち込む凹部７（図３参照）を設けてある。凹
部７は、図４に示すような凸部８に置き代えてもよい。
いずれにせよ、その凹部７や凸部８は、取付足２の側面
に設ける。
爪掛け用の段部６（図２、図３参照）と、取付孔５の孔
径方向に落ち込む凹部７（図３参照）を設けてある。凹
部７は、図４に示すような凸部８に置き代えてもよい。
いずれにせよ、その凹部７や凸部８は、取付足２の側面
に設ける。
【００２０】１０は、取付足２と支持部材３間に介在す
る電蝕防止用もしくは取付面の錆付き防止用のシム板で
ある。このシム板１０は、図２に示すように、基部１１
を、取付足の取付面２ａを覆い隠す形状にしてその基部
１１にボルト孔１２を設け、さらに、基部の外周縁に同
一方向に折り曲げた爪１３と弾性腕片１４を設けて成
る。
る電蝕防止用もしくは取付面の錆付き防止用のシム板で
ある。このシム板１０は、図２に示すように、基部１１
を、取付足の取付面２ａを覆い隠す形状にしてその基部
１１にボルト孔１２を設け、さらに、基部の外周縁に同
一方向に折り曲げた爪１３と弾性腕片１４を設けて成
る。
【００２１】例示のシム板１０は、凹部７や凸部８に弾
性腕片１４を係合させ、そこを支点にして図３、図４の
鎖線位置から基部１１を起こして爪１３を段部６に係止
させることができ、取付けが容易である。また、弾性腕
片１４を、ボルト孔１２の中心を通る線Ｐ（図２）を境
にした基部の下半分の外周縁部に左右対称に２個設けて
爪１３と弾性腕片１４で３点支持を行うようにしてお
り、取付け後に位置ずれし難い。
性腕片１４を係合させ、そこを支点にして図３、図４の
鎖線位置から基部１１を起こして爪１３を段部６に係止
させることができ、取付けが容易である。また、弾性腕
片１４を、ボルト孔１２の中心を通る線Ｐ（図２）を境
にした基部の下半分の外周縁部に左右対称に２個設けて
爪１３と弾性腕片１４で３点支持を行うようにしてお
り、取付け後に位置ずれし難い。
【００２２】図３の凹部７や図４の凸部８は、図示の方
向に傾く鋳肌面の斜面７ａ、８ａを含んでおり、その斜
面に弾性腕片１４が係合する。この状態で係合点に弾性
腕片１４の弾性復元力が作用し、その力でシム板の基部
１１が図３、図４の左方に引き寄せられて取付面２ａか
らの浮き上りが防止される。
向に傾く鋳肌面の斜面７ａ、８ａを含んでおり、その斜
面に弾性腕片１４が係合する。この状態で係合点に弾性
腕片１４の弾性復元力が作用し、その力でシム板の基部
１１が図３、図４の左方に引き寄せられて取付面２ａか
らの浮き上りが防止される。
【００２３】斜面７ａ、８ａを図示の方向に傾斜させる
と凹凸部７、８の寸法が多少ばらついても仮止め及び前
述の浮き上り防止の目的が達成され、従って、鋳肌面を
機械加工せずに済み、生産面、コスト面で有利になる。
と凹凸部７、８の寸法が多少ばらついても仮止め及び前
述の浮き上り防止の目的が達成され、従って、鋳肌面を
機械加工せずに済み、生産面、コスト面で有利になる。
【００２４】図５は、他の実施形態である。ここで用い
たシム板１０は、爪１３をボルト孔１２の孔縁部に定ピ
ッチで複数個（３個以上が好ましい）設け、この爪１３
を取付孔５の入口部に設けた爪掛け孔９の内面に係止さ
せる構造にしている。他の構成は図１〜図４のシム板と
同じであるので説明を省く。
たシム板１０は、爪１３をボルト孔１２の孔縁部に定ピ
ッチで複数個（３個以上が好ましい）設け、この爪１３
を取付孔５の入口部に設けた爪掛け孔９の内面に係止さ
せる構造にしている。他の構成は図１〜図４のシム板と
同じであるので説明を省く。
【００２５】この図５のシム板１０は、爪１３のみでず
れ止めを行え、ずれ防止の効果が高い。また、係止のみ
を目的とした爪１３は、圧入を行う図６の円筒ボス部２
１よりも長さが短くて済むため、図５の構造でも取付孔
５の有効ねじ長さを増加させ得る。
れ止めを行え、ずれ防止の効果が高い。また、係止のみ
を目的とした爪１３は、圧入を行う図６の円筒ボス部２
１よりも長さが短くて済むため、図５の構造でも取付孔
５の有効ねじ長さを増加させ得る。
【００２６】なお、この発明の適用対象には、取付足が
トルクメンバに設けられ、そのトルクメンバにキャリパ
がディスク軸方向スライド自在に取付けられる浮動型デ
ィスクブレーキも含まれる。
トルクメンバに設けられ、そのトルクメンバにキャリパ
がディスク軸方向スライド自在に取付けられる浮動型デ
ィスクブレーキも含まれる。
【００２７】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、シム
板を取付足に爪と弾性腕片により取付孔の孔径方向に抱
きつかせて仮止めするようにしたので、取付孔の有効ね
じ長さのロスが無くなり、取付足の厚みが制限される場
合にも使用可能となる。
板を取付足に爪と弾性腕片により取付孔の孔径方向に抱
きつかせて仮止めするようにしたので、取付孔の有効ね
じ長さのロスが無くなり、取付足の厚みが制限される場
合にも使用可能となる。
【００２８】また、取付足の側面に設ける凹部又は凸部
に特定方向に傾いた鋳肌面の斜面を含めてその斜面に弾
性腕片を係合させるものは、鋳肌面を機械加工する必要
がなく、生産面、コスト面で有利になる。加えて、シム
板を引き寄せる力が発生し、基部の浮き上りが防止され
るため、仮止めの信頼性も向上する。
に特定方向に傾いた鋳肌面の斜面を含めてその斜面に弾
性腕片を係合させるものは、鋳肌面を機械加工する必要
がなく、生産面、コスト面で有利になる。加えて、シム
板を引き寄せる力が発生し、基部の浮き上りが防止され
るため、仮止めの信頼性も向上する。
【００２９】さらに、弾性腕片をシム板の片側半分の外
周縁部に設け、爪を残り半分の外周縁部やボルト孔の孔
縁部に設けたものは、シム板の装着を容易に行える。ま
た、爪をボルト孔の孔縁部に複数設けたものは、シム板
のずれ防止も確実になされ、支持部材に対するブレーキ
装着を支障無く行える。
周縁部に設け、爪を残り半分の外周縁部やボルト孔の孔
縁部に設けたものは、シム板の装着を容易に行える。ま
た、爪をボルト孔の孔縁部に複数設けたものは、シム板
のずれ防止も確実になされ、支持部材に対するブレーキ
装着を支障無く行える。
【図１】この発明のディスクブレーキの一例を示す要部
破断側面図
破断側面図
【図２】図１のブレーキの取付足とシム板を分解して示
す斜視図
す斜視図
【図３】図２のシム板を取付足に仮止めした状態の断面
図
図
【図４】弾性腕片を凸部に係合させた例を示す断面図
【図５】（ａ）シム板の変形例を示す斜視図 （ｂ）同上のシム板を取付足に仮止めした状態の断面図
【図６】（ａ）従来のシム板を示す斜視図 （ｂ）同上のシム板の仮止め状態を示す断面図
【図７】（ａ）従来のシム板の他の例を示す斜視図 （ｂ）同上のシム板の仮止め状態を示す断面図
１ キャリパ ２ 取付足 ３ 支持部材 ４ 取付ボルト ５ 取付孔 ６ 爪掛け用段部 ７ 凹部 ７ａ 斜面 ８ 凸部 ８ａ 斜面 ９ 爪掛け孔 １０ シム板 １１ 基部 １２ ボルト孔 １３ 爪 １４ 弾性腕片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3J034 AA06 BA05 BB06 BC02 CA03 3J058 AA43 AA48 AA53 AA63 AA69 AA73 AA77 AA83 AA87 BA28 BA62 BA80 CA59 CA74 CD14 EA05 FA01
Claims (4)
- 【請求項１】 ブレーキ装置の取付足とその取付足をボ
ルトで固定する支持部材との間にボルト孔付きシム板を
介在するディスクブレーキにおいて、前記シム板に、板
厚方向に折り曲げた爪と弾性腕片を設け、前記弾性腕片
を取付足の側面に設けた凹部又は凸部に係合させ、爪と
弾性腕片でシム板を取付足に設けた取付孔の孔径方向に
抱きつかせたことを特徴とするディスクブレーキ。 - 【請求項２】 前記凹部又は凸部に、シム板の基部に近
づくにつれてボルト取付孔の中心から離れる方向にシム
板の基部の平面に対して傾いた鋳肌面の斜面を含め、そ
の斜面に弾性腕片を係合させるようにした請求項１記載
のディスクブレーキ。 - 【請求項３】 弾性腕片を、ボルト孔を中心にして２分
したシム板の片側半分の外周縁部に設け、残り半分の外
周縁部に前記爪を設けた請求項１又は２記載のディスク
ブレーキ。 - 【請求項４】 弾性腕片を、ボルト孔を中心にして２分
したシム板の片側半分の外周縁部に設け、前記爪をシム
板のボルト孔の孔縁部に設け、その爪を取付足のボルト
取付孔の入口に設けた爪掛け孔の孔面に係止させるよう
にした請求項１又は２記載のディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001093357A JP2002295539A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001093357A JP2002295539A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ディスクブレーキ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002295539A true JP2002295539A (ja) | 2002-10-09 |
Family
ID=18947699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001093357A Pending JP2002295539A (ja) | 2001-03-28 | 2001-03-28 | ディスクブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002295539A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7344332B2 (en) | 2002-11-21 | 2008-03-18 | Advics Co., Ltd. | Spacer suitable for use with disk brake including caliper |
| CN108150402A (zh) * | 2018-02-28 | 2018-06-12 | 芜湖奇点新能源科技有限公司 | 汽车水泵垫圈、汽车水泵及具有该汽车水泵的汽车 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0243182U (ja) * | 1988-09-16 | 1990-03-26 | ||
| JPH0346179U (ja) * | 1989-09-11 | 1991-04-26 | ||
| JPH09303440A (ja) * | 1996-05-20 | 1997-11-25 | Tokico Ltd | ディスクブレーキ |
| JP2002295540A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-09 | Aisin Seiki Co Ltd | ディスクブレーキ |
-
2001
- 2001-03-28 JP JP2001093357A patent/JP2002295539A/ja active Pending
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| CN108150402A (zh) * | 2018-02-28 | 2018-06-12 | 芜湖奇点新能源科技有限公司 | 汽车水泵垫圈、汽车水泵及具有该汽车水泵的汽车 |
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