JP2002269307A - 勤怠管理システム - Google Patents

勤怠管理システム

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JP2002269307A
JP2002269307A JP2001067108A JP2001067108A JP2002269307A JP 2002269307 A JP2002269307 A JP 2002269307A JP 2001067108 A JP2001067108 A JP 2001067108A JP 2001067108 A JP2001067108 A JP 2001067108A JP 2002269307 A JP2002269307 A JP 2002269307A
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mobile phone
attendance
management system
attendance management
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JP2001067108A
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English (en)
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Keiichi Egashira
慶一 江頭
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の勤怠管理システムでは、一人の社員が
意図的に複数の勤怠カードをパンチしたり、社員が行き
先表示板に書き忘れたりするなど、社員の記憶違いによ
って、自己申告時に信頼性の低下が起きるという問題点
があった。 【解決手段】 社員固有データを記憶する社員認証カー
ド2を社員認証型携帯電話3に差し込むと、それを読み
取った社員認証型携帯電話3から制御器5にネットワー
クを介して社員の出社、退社、離席、出張などの社員の
勤怠状況が通知され、制御器5で社員の勤怠状況を一括
管理するように構成し、社員が他の社員に電話をかける
ときなどに社員認証型携帯電話3に他の社員の勤怠の状
況を表示するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、社員の勤怠状況
を集中管理すると共に、構内電話における他人への取次
ぎ作業を無くして社員の効率的な業務遂行を支援する勤
怠管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の勤怠管理システムは、出社時と退
社時のパンチカードの使用や、社員の勤怠状況(出社/
退社、会議、出張、休暇等)を各所属先にて行き先掲示
版等へ明示したり、自己申告することで、勤怠管理を手
作業で行っていた。不在時の内線電話の転送に関する発
明が、特開平8−51482号公報に開示され、また、
行き先表示板とパソコンとをLANで接続したシステム
に関する発明が、特開平9−212755号公報に記載
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術においては、一人の社員が意図的に複数の勤怠
カードをパンチしたり、社員が行き先表示板に書き忘れ
たり、または書かなかったり、もしくは書き間違えた
り、個人の記憶違い等によって、自己申告時に信頼性の
低下が起きるという問題点があった。また、客先から構
内電話を通じて呼び出しが行われた場合、呼び出し相手
が不在のときは、呼び出しのあった電話周辺にいる他の
社員が電話の応対をしなければならず、伝言をメモした
り、呼び出し相手の行き先を確認して転送する等、電話
を受けた社員の作業が中断し、効率的な業務遂行が大幅
に阻害されるという問題点があった。
【0004】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、社員に社員証と社員認証型携帯
電話との1組を持たせ、社員認証型携帯電話からの発信
電波を管理することで、社員の勤怠状況を自動管理する
ことができる勤怠管理システムを得ることを第一の目的
としている。また、特定区域への立入り時に社員固有デ
ータを自動認証できる勤怠管理システムを得ることを第
二の目的とする。また、社員認証型携帯電話により、勤
怠状況の自動管理を行うことにより、電話呼び出しに対
し、他の社員の作業が中断されること無く効率的な業務
遂行が実現できる勤怠管理システムを得ることを第三の
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる勤怠管
理システムにおいては、社員固有データを記憶する記憶
手段と、通信機能を有すると共に記憶手段の社員固有デ
ータを読み取るよう構成された携帯電話と、この携帯電
話とネットワークによって接続され、携帯電話から社員
固有データを送信される制御手段を備え、制御手段は、
携帯電話から送信される社員固有データに基づき社員の
勤怠状況を管理するものである。
【0006】また、社員固有データには指紋が含まれる
ものである。また、制御手段の管理する勤怠状況には、
社員の離席の状況が含まれるものである。さらに、制御
手段の管理する勤怠状況には、社員の出張の状況が含ま
れるものである。
【0007】また、携帯電話を用いて社員から他の社員
に電話が掛けられるとき、制御手段は、他の社員の勤怠
の状況を携帯電話に通知するものである。また、携帯電
話は、他の社員の所属する職場の電話帳を制御手段から
取得して表示するものである。さらにまた、制御手段
は、社員へかけられる社外の通話先からの電話を受け
て、社員の勤怠の状況を社外の通話先に通知するもので
ある。
【0008】また、制御手段は、特定室への社員の立入
りを管理するよう構成されているものである。また、特
定室には、携帯電話と交信可能な認証端末が配置され、
制御手段は、認証端末を介して携帯電話から送信される
社員固有データを元にして、社員の特定室への立入りの
可否を判定するよう構成されているものである。
【0009】加えて、記憶手段は、社員認証カードであ
るものである。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1は、
社員認証カードと社員認証型携帯電話を用いた社員の勤
怠管理に関するものである。図1は、この発明の実施の
形態1による勤怠管理システムを示すシステム構成図で
ある。図1において、1は天井に配置された空中線で、
1a、1bは各室に配置された個別の空中線である。2
は社員に配布された社員認証カード(記憶手段)、3は
社員に配布された社員認証型携帯電話(携帯電話)であ
る。4は社員認証データの入力及び作成を行うパソコン
である。5は空中線1とパソコン4をネットワークによ
って接続したサーバコンピュータである制御器(制御手
段)で、勤怠管理システムの制御を行う。このように構
成された勤怠管理システムの制御器5は、例えば、社員
認証型携帯電話3への社員認証カード2の差込み状態に
より、社員の在席または欠席(休暇、出張等)を把握す
る。社員認証型携帯電話3は、社員認証カード2が挿入
されると、その情報(出社時刻、所属、識別番号等)の
発信を行い、制御器5は発信された情報により社員の在
席または欠席(休暇、出張等)を把握・管理する。
【0011】なお、各社員は会議等への出席のために職
場からしばらく離席するような場合には、社員認証型携
帯電話3から離席及び行き先、所要時間等の情報を入力
するようにしておくことで、制御器5は、各社員の在
席、欠席さらに離席等の情報を一括管理することができ
る。
【0012】図2は、この発明の実施の形態1による勤
怠管理システムの動作を示すフローチャートであり、
「出社時の登録」処理を示すフローチャートである。次
に、図2を用いて実施の形態1による勤怠管理システム
の出社時の登録処理について説明する。まず、ステップ
S1で、社員が出社して席に着くと、自分のパソコンに
ログインした後、社員認証型携帯電話3に自分の社員認
証カード2を挿入し、制御器5からの認証結果を待つ。
ステップS2で、社員認証型携帯電話3は、挿入された
社員認証カード2から個人データ(所属、氏名、内線番
号等)と保全データ(指紋データ)を読み取り、制御器
5へ送る。制御器5では、ステップS3で、社員認証型
携帯電話3から送られた個人データと保全データを用い
て、予め制御器5に登録された社員データとを照合し、
ステップS4で、照合が取れた場合は、ステップS5
で、当該社員の在場を制御器5に記憶し、社員認証型携
帯電話3に「認証成功」を伝達する。伝達を受けた社員
認証型携帯電話3では、この伝達を受けてその旨の表示
を行なう〈ステップS6)。ステップS4で、認証に失
敗した場合(不正に作成された社員認証カードが使われ
た場合)は、社員認証型携帯電話3に「認証失敗」を伝
達し、これを受けた社員認証型携帯電話3では、ステッ
プS7で、その旨の表示を行なう。
【0013】ステップS1で、社員認証型携帯電話3に
挿入された社員認証カードは、そのままの状態にしてお
く(ステップS8)。退社時には、ステップS9で、社
員認証カードを社員認証型携帯電話3から抜く。ステッ
プS10で、社員認証型携帯電話3は、記憶していた社
員認証カードのデータを制御器5へ送る。ステップS1
1で、制御器5は、当該社員の退社を記憶する。次い
で、ステップS12で、社員認証型携帯電話3は、退社
を表示する。
【0014】実施の形態1によれば、社員固有のデータ
と社員認証型携帯電話とを社内ネットワークで接続する
ことにより、社員の勤怠を正確に自動的に記録管理でき
る。また、指紋等の社員固有データを使って相手を認証
できるように構成したので、社内セキュリティを自動的
に確保できる。
【0015】実施の形態2.実施の形態2は、社内外か
らの電話呼び出しに対応する勤怠管理システムに関する
ものである。図3は、この発明の実施の形態2による勤
怠管理システムを示すシステム構成図である。図3にお
いて、2、3、5は図1におけるものと同一のものであ
る。6は各社員が持つパソコンである。実施の形態2
は、図3に示すように、実施の形態1で示されるシステ
ム構成に、各社員がもつ複数のパソコン6が接続された
ものである。社員は、通常出社すると、先ず、パソコン
6の電源を投入し、画面に表示される「社員認証カード
を挿入してください」のメッセージを確認後、社員認証
カード2をデスクトップ型パソコンやノート型パソコン
に挿入し、自動的に制御器5に出社を知らせる。
【0016】先ず、社内からの電話呼び出しについての
対応について説明する。図4は、この発明の実施の形態
2による勤怠管理システムの動作を示すフローチャート
であり、「電話を掛けるとき」を示すフローチャートで
ある。次ぎに、図4を用いて、社内から電話を掛けると
きの動作について説明する。電話を掛ける相手社員の勤
怠状況(デスク、会議中、出張、休暇等)を確認して電
話をする。例えば、「勤怠状態=デスク」の時は、すぐ
電話を掛けるが、「会議中」の時は、暫くして掛け直
す。または、電子メールに変える等の選択判断ができ
る。ステップS21で、社員は、社員認証型携帯電話の
電話帳から相手社員を検索する。ステップS22で、電
話帳にあるかどうかを判断し、有る時はステップS27
にとぶ。無い時は、ステップS23で、社員認証型携帯
電話は、勤怠場所(本社/支社等)検索の電話帳検索コ
マンドを制御器へ送る。制御器では、ステップS24
で、指定された勤怠場所の電話帳データを社員認証型携
帯電話へ送信する。次いで、ステップS25で、社員認
証型携帯電話は、勤怠場所名と所属する社員の部、課、
社員名を表示する。
【0017】次いで、ステップS26で、社員は、表示
されたデータをスクロールしながら相手を捜す。次いで
ステップS27で、社員は、表示データ中に相手を見つ
けたらその相手に電話する。社員認証型携帯電話は、ス
テップS28で、電話相手の所属・氏名を制御器へ送
る。ステップS29で、制御器は、電話相手を捜索す
る。次いで、ステップS30で、制御器は、電話相手の
勤怠状況を入手して社員認証型携帯電話に送り返す。社
員認証型携帯電話は、ステップS31で、電話相手の勤
怠状況(デスク、会議中等)を受信後、表示する。社員
は、ステップS32で、その表示を見て、今電話をして
も大丈夫かどうかを判断し、デスク等でOKのときは、
ステップS33で、電話をかける。ステップS34で、
電話が終ると、ステップS35で、自分の携帯電話に登
録するかどうかを判断し、YESのときはステップS3
6で、自分の携帯電話に電話相手の登録を指示する。社
員認証型携帯電話は、ステップS37で、社員認証カー
ドに社員名と電話番号を登録し、ステップS38で、登
録終了を表示する。この後、及びステップS35でNO
のとき、並びにステップS32でNOのときは、ステッ
プS39で、電話を切る。このように、制御器5は、各
社員の勤怠管理だけでなく、その勤怠管理情報を利用し
て、無用な電話呼び出しを防止する役割をも果たす。
【0018】次に、会社の外部から社員への電話呼び出
しに対応する場合について説明する。会社の外部から社
員認証型携帯電話3を携帯する社員へ電話を掛ける場
合、まず制御器5が事前に当該社員の現在状況を確認
し、その結果を電子メールまたは音声通知などを利用し
て電話を掛けた相手に通知する。例えば「出社」、「会
議中」等の電子メールを送る。電話を掛けた相手は、こ
のような通知以外、例えば「それ以外」の通知があれ
ば、社員認証型携帯電話3に直接電話を掛ける等の判断
を行うことができる。
【0019】図5は、この発明の実施の形態2による勤
怠管理システムを具体化したシステムを示す説明図であ
り、社外からの電話呼び出しに対応するものである。図
5において、1〜3、5は図1におけるものと同一のも
のである。図5に示されるように制御器5は、社内に対
しては、各社員の在席、欠席及び不明を把握しており、
社外に対しては交換機等を介して通信可能に構成されて
いる。社外の相手からの通信では、社外の相手からの
電話呼び出しを受けて、在席・離席等のメール通知等
を行う。社外の相手は、在席の場合、再呼び出しし、
離席の場合は、再呼び出しを見合せる。制御器5は再
呼び出しを確認し、社員の呼び出しを行う。この手順に
よって無用な電話呼び出しを防止する。すなわち、図5
に示すように、制御器5は、社内に対しては勤怠管理局
としての役割を果たし、社外に対しては社員への無用な
電話呼び出しを防止する呼び出し管理局としての役割を
果たす。
【0020】実施の形態2によれば、休暇や出張を含む
勤怠状況をリアルタイムで設定及び判断できるように構
成したので、勤怠状況を考慮して電話できるシステムを
提供できる。
【0021】実施の形態3.実施の形態3は、特定区域
への立入りを行う社員の認証に関するものである。図6
は、この発明の実施の形態3による勤怠管理システムを
示すシステム構成図である。図6において、2、3、5
は図1におけるものと同一のものである。7は特定室の
扉に取り付けられたセンサ、8は特定室の扉付近に設け
られた送信機から送信される質問電波、9は質問電波8
に対する社員認証型携帯電話3からの応答電波である。
実施の形態3は、図6に示すように実施の形態1で示さ
れるシステム構成に、保全装置が接続されたものであ
る。社員認証カード2を挿入した社員認証型携帯電話3
を携行した社員が、社内の特定区域(以下、特定室と呼
ぶ)へ立ち入る場合は、特定室の扉付近に取り付けられ
た認証端末を経由して、センサ7と送信機によるやりと
りを通じて、「本人であること」を自動認識し、扉の開
錠と特定室への立入記録を自動的に制御器5へ知らせる
ことが可能になる。
【0022】図7は、この発明の実施の形態3による勤
怠管理システムの動作を示すフローチャートであり、
「特定室への立入」処理を示すフローチャートである。
次に、図7を用いて実施の形態3による勤怠管理システ
ムの特定室への立入り処理について説明する。まず、ス
テップS41で、離席時、社員認証カードを入れたまま
の社員認証型携帯電話を携行する。ステップS42で、
社員認証型携帯電話は、社員認証カードからデータを読
み取り、「社員の離席」を制御器へ送る。これを受けて
制御器は、ステップS43で、当該社員の離席を記録す
る。ステップS44で、社員認証カード2を挿入した社
員認証型携帯電話3を携行した社員が、特定室に近づく
と、ステップS45で、特定室の扉に取り付けられたセ
ンサ7が、社員の接近を検知し、ステップS46で、セ
ンサ7からの指令で、特定室の扉付近に取り付けられた
送信機から質問電波8が送信される。ステップS47
で、質問電波8を受信した社員認証型携帯電話3は、挿
入されている社員認証カード2の情報(保全程度が高い
ときは社員証に記録された指紋も使う)を伝える応答電
波9を送信し、システムの承認を待つ。
【0023】ステップS48で、社員認証カードの情報
を受信した特定室は、特定室の扉に付けた受信機で受信
し、この受信した情報を制御器へ送る。ステップS49
で、制御器は受信した情報の社員が特定室への立入りが
認可された社員かどうかを照合する。ステップS50
で、認可された登録社員でなければ、ステップS51
で、特定室の扉に認証失敗を表示する。認可された社員
であれば、ステップS52で、特定室の扉に認証成功と
扉開放を表示する。ステップS53で、社員は、特定室
の扉開放を表示で確認したら扉を開けて中に入る。制御
器5では、これら一連のデータのやりとりを自動記録
し、特定区域への立入名簿を自動作成することができ
る。
【0024】実施の形態3によれば、特定室への立入の
認証を行うと共に、一連のデータのやりとを自動的に記
録することができる。
【0025】実施の形態4.実施の形態4は、社員の出
張に関するものである。図8は、この発明の実施の形態
4による勤怠管理システムの動作を示すフローチャート
であり、出張表示のフローチャートである。出張前日
に、ステップS61の社員認証型携帯電話から「出張の
スケジュール」を入力する。ステップS62で、社員認
証型携帯電話はこれを制御器へ送る。ステップS63
で、制御器は、送られてきたデータから該当の社員の出
張スケジュールを設定する。ステップS64で、社員認
証型携帯電話は出張を表示する。
【0026】出張当日は、別の社員が、ステップS65
で、電話を掛ける相手の状況を確認するため、ステップ
S66で、社員認証型携帯電話から指定社員の状況を制
御器に質問する。ステップS67で、制御器は、指定社
員の今日の状況を検索し返信する。これを受けて、社員
認証型携帯電話は、ステップS68で、制御器から送ら
れてきた指定社員の最新状況を表示する。次いで、ステ
ップS69で、「出張先の社員に電話を掛けますか」を
表示する。これを見て電話を掛けようとした社員は、ス
テップS70で、出張先の社員へ電話を掛けるかどうか
を判断する。電話しても良い場合は、ステップS71
で、社員認証型携帯電話は出張先の社員へ電話を掛け
る。ステップS70で、電話をかける状況で無い場合
は、ステップS72で電話をしない。このように、出張
当日に、別の社員に、制御器からの応答で相手社員の勤
怠状況=出張が表示されることにより、無駄な電話呼び
出しを防ぐことができる。
【0027】図9は、この発明の実施の形態4による勤
怠管理システムの出張先での社員の行動を示すフローチ
ャートである。次いで、図9を基に実施の形態4による
勤怠管理システムの出張先での社員の行動について説明
する。出張先に着いたとき、まず、認証型携帯電話に自
分の認証カードを挿入し、制御器へ「出張先に着いた」
ことを知らせる。そうすることで、出張元の制御器にも
「自分が出張先にいる」ことを自動的に連絡できる。ス
テップS81で、出張先(本社/支社)の社員認証型携
帯電話に、自分の社員認証カードを挿入する。次いで,
ステップS82で、社員認証型携帯電話は社員認証カー
ドからデータを読み取り、制御器へ送る。制御器では、
ステップS83で、送られてきたデータと登録データと
を照合する。その結果、ステップS84で、登録社員か
どうかを判断し、登録されていないときは、社員認証型
携帯電話に通知して、社員認証型携帯電話により、ステ
ップS85で、認証失敗を表示する。ステップS84
で、登録されているときは、ステップS86で、当該社
員の出張先を記憶し、社員認証型携帯電話へ伝達する。
社員認証型携帯電話では、ステップS87で認証成功を
表示する。
【0028】実施の形態4によれば、社内出張時も出張
先の社員を特定して電話を掛けることができる。
【0029】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。社員固
有データを記憶する記憶手段と、通信機能を有すると共
に記憶手段の社員固有データを読み取るよう構成された
携帯電話と、この携帯電話とネットワークによって接続
され、携帯電話から社員固有データを送信される制御手
段を備え、制御手段は、携帯電話から送信される社員固
有データに基づき社員の勤怠状況を管理するので、携帯
電話を用いたシステムによって、社員の勤怠状況の管理
を行うことができる。
【0030】また、社員固有データには指紋が含まれる
ので、厳密に社員の認証を行うことができる。
【0031】また、制御手段の管理する勤怠状況には、
社員の離席の状況が含まれるので、離席を含めた勤怠状
況を管理することができる。さらに、制御手段の管理す
る勤怠状況には、社員の出張の状況が含まれるので、出
張を含めた勤怠状況を管理することができる。
【0032】また、携帯電話を用いて社員から他の社員
に電話が掛けられるとき、制御手段は、他の社員の勤怠
の状況を携帯電話に通知するので、携帯電話では、他の
社員の勤怠の状況を表示することができ、電話の可否を
判断することができる。また、携帯電話は、他の社員の
所属する職場の電話帳を制御手段から取得して表示する
ので、社員は、その中から他の社員の電話番号を調べる
ことができる。さらにまた、制御手段は、社員へかけら
れる社外の通話先からの電話を受けて、社員の勤怠の状
況を社外の通話先に通知するので、社外の通話先は、社
員の勤怠の状況を知ることができ、電話の可否を判断す
ることができる。
【0033】また、制御手段は、特定室への社員の立入
りを管理するよう構成されているので、特定室への社員
の立入りの管理もシステムに組入れることができる。ま
た、特定室には、携帯電話と交信可能な認証端末が配置
され、制御手段は、認証端末を介して携帯電話から送信
される社員固有データを元にして、社員の特定室への立
入りの可否を判定するよう構成されているので、認証端
末を通じて社員の認証が行われ、特定室への立入りを判
定することができる。
【0034】加えて、記憶手段は、社員認証カードであ
るので、使いやすいシステムにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による勤怠管理シス
テムを示すシステム構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による勤怠管理シス
テムの動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施の形態2による勤怠管理シス
テムを示すシステム構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態2による勤怠管理シス
テムの動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施の形態2による勤怠管理シス
テムを具体化したシステムを示す説明図である。
【図6】 この発明の実施の形態3による勤怠管理シス
テムを示すシステム構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による勤怠管理シス
テムの動作を示すフローチャートである。
【図8】 この発明の実施の形態4による勤怠管理シス
テムの動作を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施の形態4による勤怠管理シス
テムの出張先での社員の行動を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 空中線、2 社員認証カード、3 社員認証型携帯
電話、4,6 パソコン、5 制御器、7 センサ、8
質問電波、9 応答電波。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 社員固有データを記憶する記憶手段、通
    信機能を有すると共に上記記憶手段の社員固有データを
    読み取るよう構成された携帯電話、この携帯電話とネッ
    トワークによって接続され、上記携帯電話から社員固有
    データが送信される制御手段を備え、上記制御手段は、
    上記携帯電話から送信される社員固有データに基づき上
    記社員の勤怠状況を管理することを特徴とする勤怠管理
    システム。
  2. 【請求項2】 上記社員固有データには指紋が含まれる
    ことを特徴とする請求項1記載の勤怠管理システム。
  3. 【請求項3】 上記制御手段の管理する勤怠状況には、
    社員の離席の状況が含まれることを特徴とする請求項1
    または請求項2記載の勤怠管理システム。
  4. 【請求項4】 上記制御手段の管理する勤怠状況には、
    社員の出張の状況が含まれることを特徴とする請求項1
    〜請求項3のいずれか一項記載の勤怠管理システム。
  5. 【請求項5】 上記携帯電話を用いて社員から他の社員
    に電話が掛けられるとき、上記制御手段は、上記他の社
    員の勤怠の状況を上記携帯電話に通知することを特徴と
    する請求項1〜請求項4のいずれか一項記載の勤怠管理
    システム。
  6. 【請求項6】 上記携帯電話は、上記他の社員の所属す
    る職場の電話帳を制御手段から取得して表示することを
    特徴とする請求項5記載の勤怠管理システム。
  7. 【請求項7】 上記制御手段は、社員へかけられる社外
    の通話先からの電話を受けて、上記社員の勤怠の状況を
    上記社外の通話先に通知することを特徴とする請求項1
    〜請求項6のいずれか一項記載の勤怠管理システム。
  8. 【請求項8】 上記制御手段は、特定室への社員の立入
    りを管理するよう構成されていることを特徴とする請求
    項1〜請求項7のいずれか一項記載の勤怠管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 上記特定室には、上記携帯電話と交信可
    能な認証端末が配置され、上記制御手段は、上記認証端
    末を介して上記携帯電話から送信される社員固有データ
    を元にして、上記社員の上記特定室への立入りの可否を
    判定するよう構成されていることを特徴とする請求項8
    記載の勤怠管理システム。
  10. 【請求項10】 上記記憶手段は、社員認証カードであ
    ることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか一項
    記載の勤怠管理システム。
JP2001067108A 2001-03-09 2001-03-09 勤怠管理システム Pending JP2002269307A (ja)

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