JP2002264325A - インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置及び駆動方法 - Google Patents

インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置及び駆動方法

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JP2002264325A
JP2002264325A JP2001067888A JP2001067888A JP2002264325A JP 2002264325 A JP2002264325 A JP 2002264325A JP 2001067888 A JP2001067888 A JP 2001067888A JP 2001067888 A JP2001067888 A JP 2001067888A JP 2002264325 A JP2002264325 A JP 2002264325A
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な構成により、各圧電素子の
電極間に印加される電圧を低下させるようにした、イン
クジェット式プリンタのヘッド駆動装置及びヘッド駆動
方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数のノズルに対応してそれぞれ設けら
れたインクに圧力を加える圧電素子11を、所定の印字
タイミングで選択的にヘッド駆動回路12からの駆動信
号COMにより駆動し、対応するノズルからインク滴を
吐出させて記録を行なう、インクジェット式プリンタの
ヘッド駆動装置10であって、各圧電素子のグランド側
の電極11bにバイアス電圧を印加するバイアス電源回
路20を備えるように、ヘッド駆動装置10を構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット式
プリンタのヘッドにてインク滴を吐出するためのノズル
に対応して設けられた圧電素子のグランド側をグランド
より高い電位に保持するようにしたインクジェット式プ
リンタのヘッド駆動の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータの出力装置とし
て、数色のインクを記録ヘッドから吐出するタイプのイ
ンクジェット式カラープリンタが普及してきており、コ
ンピュータ等が処理した画像を多色多階調で印刷するた
めに広く用いられている。
【0003】例えば、インク吐出のための駆動素子とし
て圧電素子を用いたインクジェット式プリンタでは、印
刷ヘッドの複数のノズルに対応してそれぞれ設けられた
複数個の圧電素子を選択的に駆動することにより、各圧
電素子の動圧に基づいてノズルからインク滴を吐出さ
せ、印刷用紙にインク滴を付着させることにより、印刷
用紙にドットを形成して、印刷を行なうようにしてい
る。
【0004】ここで、各圧電素子は、インク滴を吐出す
るためのノズルに対応して設けられており、プリンタ本
体内或いは印字ヘッド内に実装されたドライバICから
供給される駆動信号により駆動され、インク滴を吐出さ
せるようになっている。
【0005】ところで、このような圧電素子は、非駆動
時(すなわち印刷を行なわないとき)には、充電により
蓄積された電荷が、絶縁抵抗により放電して、その電圧
が低下してしまうことにより、インクの吐出に影響を与
えることがある。
【0006】このため、本出願人による特許第3097
155号において、圧電素子に対して、駆動タイミング
とは異なるタイミングで、充電電圧を印加して、充電電
圧を維持するようにしたヘッドの駆動装置及び駆動方法
が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなインクジェット式プリンタのヘッド駆動において
は、各圧電素子に印加される駆動信号は、例えば、非駆
動時に高い電圧に設定され、駆動時には電圧が低くなる
ように構成されている。この場合、圧電素子に印加され
る電圧が比較的高くなってしまうために前述した放電に
よる電圧降下も大きく、電力損失が大きい。
【0008】また、印刷品質の向上のために、印刷ドッ
トの高密度化を実現しようとすると、互いに隣接する圧
電素子の電極間のギャップが狭くなるが、駆動される圧
電素子と非駆動の圧電素子とが隣接している場合に、こ
れらの圧電素子の電極間電圧が高くなると、これらの圧
電素子の電極間で放電が発生することがある。
【0009】さらに、高密度化により個々の圧電素子が
小さくなって、その耐圧が低くなるため、より高密度化
が進んだ場合には、駆動信号の最大電圧が圧電素子の耐
圧を越えることになり、圧電素子が正常に動作しなくな
るおそれがある。このため、圧電素子の電極間に、絶縁
材料を充填する等の絶縁処理が必要になってしまう。
【0010】これに対して、各圧電素子のグランド側を
駆動信号の中間電位に保持するようにするヘッド駆動方
式もある。このようなヘッド駆動方式によれば、上述し
た高密度化の際の圧電素子電極間の放電を防止すること
ができるが、駆動信号の変動に対応して、電圧を変動さ
せると共に、充電及び放電の切換えが必要であることか
ら、双方向の可変電源が必要となる。
【0011】そこで、本発明の課題は、簡単な構成によ
り、各圧電素子の電極間に印加される電圧を低下させる
ようにした、インクジェット式プリンタのヘッド駆動装
置及びヘッド駆動方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、各圧電素子のグランド側の電極にバイ
アス電源回路からのバイアス電圧を印加して、各圧電素
子のグランド側をグランドより高い電位に保持するよう
にした。
【0013】即ち、請求項1記載のインクジェット式プ
リンタのヘッド駆動装置では、複数のノズルに対応して
それぞれ設けられた圧電素子を、所定の印字タイミング
で選択的にヘッド駆動回路からの駆動信号により駆動
し、対応するノズルからインク滴を吐出させて記録を行
なう、インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置であ
って、各圧電素子のグランド側の電極に所定のバイアス
電圧を印加するバイアス電源回路を備えていることを特
徴とする。
【0014】また、請求項5記載のインクジェット式プ
リンタのヘッド駆動方法では、複数のノズルに対応して
それぞれ設けられた圧電素子を、所定の印字タイミング
で選択的にヘッド駆動回路からの駆動信号により駆動
し、対応するノズルからインク滴を吐出させて記録を行
なう、インクジェット式プリンタのヘッド駆動方法であ
って、バイアス電源回路により、各圧電素子のグランド
側の電極に所定のバイアス電圧を印加することを特徴と
する。
【0015】この構成によれば、バイアス電源回路から
圧電素子のグランド側の電極に直接にバイアス電圧を印
加することにより、圧電素子のグランド側がバイアス電
圧に保持されることになる。従って、圧電素子の双方の
電極間に印加される電圧が比較的低くなることから、消
費電力が低減されると共に、圧電素子の自然放電による
電圧降下が小さく、電力損失が低減される。
【0016】また、圧電素子に印加される電圧が比較的
低くなることによって、駆動される圧電素子と非駆動の
圧電素子との間の電圧差による放電の発生も低減される
と共に、高密度化によって圧電素子が小型化して耐圧が
低くなったとしても、対応することができるので、圧電
素子の電極間の絶縁処理を行なうことなく、ヘッドのよ
り一層の高密度化が可能になる。
【0017】請求項2記載のヘッド駆動装置において
は、上記バイアス電源回路から出力されるバイアス電圧
が、調整可能であることを特徴とする。
【0018】請求項6記載のヘッド駆動方法において
は、上記バイアス電源回路から出力されるバイアス電圧
が、調整可能であることを特徴とする。
【0019】この構成によれば、バイアス電源を調整す
ることによって、個々のインクジェットプリンタ毎のバ
ラツキによる圧電素子に印加される駆動信号の中間電位
に対応して、バイアス電圧を調整することができるの
で、個々の圧電素子の双方の電極間に印加される電圧が
より低く設定され得る。
【0020】請求項3記載のヘッド駆動装置において
は、上記バイアス電源回路が、ロジック電源回路である
ことを特徴とする。
【0021】請求項7記載のヘッド駆動方法において
は、上記バイアス電源回路が、ロジック電源回路である
ことを特徴とする。
【0022】この構成によれば、バイアス電源回路がロ
ジック電源回路として構成されることにより、簡単な構
成により容易に且つ低コストでバイアス電源回路を構成
することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】図面を参照して、本発明の実施形
態について説明する。尚、以下に述べる実施形態は、本
発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々
の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明
において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、こ
れらの態様に限られるものではない。
【0024】図1は、本発明のヘッド駆動装置を用いた
インクジェットプリンタの全体構成を表す機能ブロック
図である。図1において、本実施形態のインクジェット
プリンタは、プリンタ本体2、キャリッジ機構12、紙
送り機構11、および印字ヘッド10から構成されてい
る。紙送り機構11は、紙送りモータ(図示せず)およ
び紙送りローラ(図示せず)などからなり、印刷用紙な
どの記録媒体(図示せず)を順次送り出して副走査を行
うものである。キャリッジ機構12は、印字ヘッド10
を搭載するキャリッジ(図示せず)と、このキャリッジ
をタイミングベルト(図示せず)を介して走行させるキ
ャリッジモータ(図示せず)などからなり、印字ヘッド
10を主走査させるものである。
【0025】プリンタ本体2は、ホストコンピュータ
(図示せず)などからの多値階層情報を含む印字データ
などを受信するインターフェース3と、多値階層情報を
含む印字データなどの各種データの記憶を行うRAM4
と、各種データ処理を行うためのルーチンなどを記憶し
たROM5と、CPUなどからなる制御部6と、発振回
路7と、ドットパターンデータに展開された印字データ
SIを印字ヘッド10に送信するなどの機能を担うイン
ターフェース9とを備えている。
【0026】ここで、印字ヘッド10は、プリンタ本体
2に対して図示しないフレキシブルフラットケーブルを
介して回路接続されている。図1に示すように、本実施
形態のインクジェットプリンタでは、プリンタ本体2内
に、駆動波形生成回路80と、この駆動波形生成回路8
0に接続された電流増幅回路113と、この電流増幅回
路113に接続されたバイアス電源回路120とを有し
ている。これら駆動波形生成回路80、電流増幅回路1
13、バイアス電源回路120の機能等については、後
述する。
【0027】ホストコンピュータなどから送られた多値
階層情報を含む印字データはインターフェース3を介し
てプリンタ内部の受信バッファ4Aに保持される。受信
バッファ4Aに保持された記録データは、コマンド解析
が行われ、各文字の印字位置、修飾の種類、大きさ、フ
ォントのアドレスなどが付加される処理が制御部6によ
って実行される。次に、制御部6は、解析したデータを
印刷用イメージデータとして出力バッファ4Cに展開
し、記憶させる。尚、RAM4には、各種作業データ等
を一時的に記憶するワークメモリ(作業領域)4Bも設
けられている。
【0028】印字ヘッド10の1スキャン分に相当する
印刷用イメージデータが得られると、この印刷用イメー
ジデータは、インターフェース9を介して印字ヘッド1
0にシリアル転送される。印字ヘッド10は、副走査方
向にたとえば96個などの多数のノズル開口を有し、所
定のタイミングで各ノズル開口からインク滴を吐出させ
るものである。この印字ヘッド10には、シフトレジス
タ13、ラッチ回路14、レベルシフタ15および複数
のアナログスイッチ114aを含むヘッド駆動回路18
が構成されている。プリンタ本体2の側で印刷用イメー
ジデータに展開された印字データは、発振回路7からの
クロック信号(CLK)に同期して、インターフェース
9からシフトレジスタ13にシリアル転送される。この
シリアル転送された印字データ(SI/印字データ)
は、一旦、ラッチ回路14によってラッチされる。ラッ
チされた印字データSIは、電圧増幅器であるレベルシ
フタ15によって、各アナログスイッチ114aを駆動
できる電圧、たとえば数十ボルト程度の所定の電圧にま
で昇圧される。所定の電圧まで昇圧された印字データS
Iはアナログスイッチ114aに与えられる。
【0029】図1に示すように、プリンタ本体2側に形
成した駆動波形生成回路(ヘッドドライバIC)80に
おいて生成した駆動波形信号を、電流増幅回路113に
より電流増幅し、キャリッジ上に搭載した印字ヘッド1
0に出力している。この印字ヘッド10の側には、圧力
発生室内のインクを加圧することによりノズル開口から
インク滴を吐出させる複数の圧電素子111、および印
字データSIに基づいて複数の圧電素子111のいずれ
を駆動するかをアナログスイッチ114a等を介して選
択するヘッド駆動回路18が構成され、このヘッド駆動
回路18によって、アナログスイッチ114aがONさ
れている圧電素子111に駆動信号COMが印加され
る。その結果、当該圧電素子111は、対応する圧力発
生室内のインクを加圧してノズル開口からインク滴とし
て吐出させる。
【0030】駆動波形生成回路80は、図2に示すよう
に、プリンタ本体2内の制御部6等から与えられる駆動
波形データを記憶するメモリ81と、メモリ81から読
み出された駆動波形データを一時的に保持する第1ラッ
チ82と、第1ラッチ82の出力と後述する第2ラッチ
84の出力とを加算する加算器83と、第2ラッチ84
と、第2ラッチ84の出力をアナログデータに変換する
D/A変換器86と、変換されたアナログ信号を駆動信
号の電圧まで増幅する電圧増幅回路88とから構成され
ている。ここで、メモリ81は、駆動信号の波形を決め
る所定のパラメータを記憶しておくものである。後述す
るように、駆動信号COMの波形は、予め、上記した制
御部6等から受け取った所定のパラメータにより決定さ
れる。更に、電圧増幅回路88により電圧増幅された駆
動波形信号は、前述した電流増幅回路113によりアナ
ログスイッチ114aを駆動できる程度まで電流増幅さ
れて出力される。
【0031】図1に示すように、電流増幅回路113の
出力側は、ヘッド駆動回路18の複数のアナログスイッ
チ114aに接続され、各アナログスイッチ114a
は、対応する圧電素子111に接続されている。そし
て、印字ヘッドの吐出面には、例えば、CMY、3色の
各色に対応して3列(この例では、K[ブラック]はC
MY3色の合成により形成される[コンポジットブラッ
ク]ものとする)に位置決めして設けられた複数(例え
ば、1列で96ノズル)のノズルが形成されており、そ
れら複数のノズルにそれぞれ対応して設けられた圧電素
子111を振動させることで、圧力発生室内のインクを
加圧することにより複数のノズルからそれぞれインク滴
を吐出させる。
【0032】図3は、本発明によるヘッド駆動装置の一
実施形態の構成を示している。図3において、ヘッド駆
動装置100は、インクジェットプリンタの印字ヘッド
10内の複数のノズルに対応してそれぞれ設けられた圧
電素子111と、各圧電素子111に対応して設けられ
た複数のアナログスイッチ114aと、各圧電素子11
1の一方の電極111aに対して駆動信号を供給するた
めの、本実施形態ではプリンタ本体2内に設けられた、
上述した駆動波形生成回路80、電流増幅回路113及
び圧電素子111の他方のグランド側の電極111bに
対して所定電圧を印加するバイアス電源回路120とか
ら構成されている。
【0033】圧電素子111は、例えばピエゾ素子であ
って、双方の電極111a,111b間に印加される電
圧により変位するように構成されている。そして、圧電
素子111は、常時中間電位Vc付近に充電されてお
り、駆動波形生成回路80から電流増幅回路113を介
して出力される駆動信号COMに基づいて放電する際に
対応するノズル内のインクに圧力を加えることにより、
このノズルからインク滴を吐出する。
【0034】駆動波形生成回路80は、ドライバICと
して構成されている。電流増幅回路113は、二つのト
ランジスタ115,116から構成されている。このう
ち、第一のトランジスタ115は、コレクタが定電圧電
源(例えば、42V)に接続され、ベースが駆動波形生
成回路80の出力に接続されると共に、エミッタが各ア
ナログスイッチ114aの入力側に接続されている。こ
れにより、駆動波形生成回路80からの信号に基づいて
導通して、定電圧を各アナログスイッチ114aを介し
て圧電素子111に供給する。
【0035】また、第二のトランジスタ116は、エミ
ッタが各アナログスイッチ114aの入力側に接続さ
れ、ベースが駆動波形生成回路80の出力に接続される
と共に、コレクタがグランドにアース接続されている。
これにより、駆動波形生成回路80からの信号に基づい
て導通して、圧電素子111を各アナログスイッチ11
4aを介して放電させる。
【0036】各アナログスイッチ114aは、制御信号
(印字データSI)が入力されることにより、対応する
圧電素子111の駆動タイミングでオンされ、駆動信号
COMを圧電素子111に出力するようになっている。
即ち、複数のアナログスイッチ114aは、各圧電素子
111をそれぞれオンオフするための所謂トランスミッ
ションゲート114として構成されている。
【0037】バイアス電源回路120は、所定電圧、即
ち、圧電素子111の駆動信号COMによる中間電位V
c以下の所定のバイアス電圧Vbを、圧電素子111の
他方のグランド側の共通電極111bに印加するように
構成されている。ここで、バイアス電源回路120は、
バイアス電圧Vbを所望の電圧に調整することができる
ように、具体的には、例えば出力電圧5Vのロジック電
源回路から構成されている。
【0038】本発明実施形態によるヘッド駆動装置10
0は、以上のように構成されており、本発明によるヘッ
ド駆動方法に基づいて、以下のように動作する。先ず、
印刷の際に駆動される圧電素子111について説明する
と、インクジェットプリンタの印刷開始(スタートアッ
プ)時に、駆動波形生成回路80から生成される駆動信
号COMは、図4(C)に示すように、例えば100μ
sの時間だけチャージ信号NCHGがLレベルに反転す
ることによって、図4(A)に示すように、中間電位V
cまで上昇する。
【0039】これにより、駆動信号COMにより電流増
幅回路113の第一のトランジスタ115から各アナロ
グスイッチ114aを介して各圧電素子111の一方の
電極111aに電流が流れて充電することにより、圧電
素子111の一方の電極111aは、図4(B)にて実
線で示すように、中間電位Vcまで上昇することにな
る。
【0040】このとき、各圧電素子111の他方のグラ
ンド側の共通電極111bは、バイアス電源回路120
からバイアス電圧Vbが印加されることにより、図4
(B)にて点線で示すように、所定電圧Vbに保持され
ている。
【0041】尚、上記中間電圧Vcは、例えば駆動信号
COMの最大電圧Vhに対して、例えば0.5倍等の比
率αに設定される。(Vc=α・Vh)印刷中は、駆動
信号COMの変動に基づいて、充電は電流増幅回路11
3の第一のトランジスタ115を介して圧電素子111
の一方の電極111aに行なわれ、また放電は電流増幅
回路113の第二のトランジスタ116を介して圧電素
子111の一方の電極111aに行なわれる。これによ
り、圧電素子111が駆動信号COMに基づいて作動し
て、インク滴を吐出する。
【0042】ここで、図4(B)にて符号Xで示すよう
に、圧電素子111が途中で自己放電により電圧降下を
生じて、その一方の電極111aの電位が中間電位Vc
より低くなることを防止するために、チャージ信号NC
HGは、図4(C)にて符号Yで示すように、駆動信号
COMの一定周期で、即ち駆動信号COMの変動のない
タイミングで、Lレベルのパルスを発生する。
【0043】これにより、駆動信号COMに基づいて、
電流増幅回路113の第一のトランジスタ115を介し
て圧電素子111の一方の電極111aが充電され、非
駆動の圧電素子111であっても、中間電位Vcに保持
されるようになっている。
【0044】これに対して、各圧電素子111の他方の
グランド側の共通電極111bは、バイアス電源回路1
20からバイアス電圧Vbが印加されることにより、こ
の電圧Vbに保持されることになる。従って、各圧電素
子111は、その双方の電極111a,111b間の電
位差が(Vc−Vb)となる。
【0045】尚、バイアス電源回路120のバイアス電
圧Vbを駆動信号の中間電位Vcと同じになるように調
整すれば、各圧電素子111の双方の電極111a,1
11b間の電位差は0となる。
【0046】さらに、印刷終了(ストップエンド)時に
は、駆動波形生成回路80からの駆動信号COMは、図
4(A)に示すように、圧電素子111の一方の電極1
11aから電流増幅回路113の第二のトランジスタ1
16を介して放電されることにより、電位0まで低下す
る。これに対して、非駆動の圧電素子111について
は、駆動波形生成回路80からの駆動信号COMによっ
て、圧電素子111の一方の電極111aは、常に中間
電位Vcに充電され、保持されている。
【0047】このようにして、圧電素子111のグラン
ド側の電極111bの電位は、バイアス電源回路120
からのバイアス電圧Vbにより、一定の電圧Vbに保持
されるので、圧電素子111の双方の電極111a,1
11b間の電位差が低く保持されると共に、駆動される
圧電素子と非駆動の圧電素子が隣接する場合、これらの
圧電素子111の一方の電極111a間の電圧差も低く
保持されることになる。
【0048】従って、圧電素子111における消費電力
が低減されると共に、圧電素子111の自己放電による
電圧降下が小さく、電力損失が低減されることになる。
【0049】また、駆動される圧電素子111と非駆動
の圧電素子111との間の電位差が低くなるので、この
ような圧電素子111が隣接する場合であっても、圧電
素子111間の放電の発生が低減されると共に、高密度
化によって個々の圧電素子111の耐圧が低くなったと
しても、圧電素子111間の絶縁処理を行なう必要がな
いので、ヘッドの高密度化を容易に実現することが可能
になる。
【0050】上述した実施形態においては、圧電素子1
11として例えばピエゾ素子が使用されているが、これ
に限らず、他の圧電素子、例えば電歪素子,磁歪素子等
を使用してもよい。
【0051】また、上述した実施形態においては、バイ
アス電源回路120は、例えばロジック電源回路により
構成されているが、これに限らず、所定電圧を出力でき
るように構成されていれば、他の構成の電源回路を使用
することも可能である。
【0052】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、バ
イアス電源回路から圧電素子のグランド側の電極に直接
にバイアス電圧を印加することにより、圧電素子のグラ
ンド側が所定電圧に保持されることになる。従って、圧
電素子の双方の電極間に印加される電圧が比較的低くな
ることから、高密度化によって圧電素子が小型化して耐
圧が低くなったとしても、対応することができるので、
圧電素子の電極間の絶縁処理を行なうことなく、ヘッド
のより一層の高密度化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッド駆動装置を用いたインクジェッ
トプリンタの全体構成を表す機能ブロック図である。
【図2】図1に示したインクジェットプリンタにおける
駆動波形生成回路の内部構成を表す機能ブロック図であ
る。
【図3】本発明によるヘッド駆動装置の一実施形態の構
成を示すブロック図である。
【図4】図3のヘッド駆動装置における(A)駆動信
号,(B)圧電素子の双方の電極電圧及び(C)チャー
ジ信号の変動を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
100 ヘッド駆動装置 111 圧電素子 111a 一方の電極 111b グランド側の電極 80 駆動波形生成回路 113 電流増幅回路 114 トランスミッションゲート 114a アナログスイッチ 115 第一のトランジスタ 116 第二のトランジスタ 120 バイアス電源回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノズルに対応してそれぞれ設けら
    れた圧電素子を、所定の印字タイミングで選択的にヘッ
    ド駆動回路からの駆動信号により駆動し、対応するノズ
    ルからインク滴を吐出させて記録を行なう、インクジェ
    ット式プリンタのヘッド駆動装置であって、 各圧電素子のグランド側の電極に所定のバイアス電圧を
    印加するバイアス電源回路を備えていることを特徴とす
    る、インクジェット式プリンタのヘッド駆動装置。
  2. 【請求項2】 上記バイアス電源回路から出力されるバ
    イアス電圧が、調整可能であることを特徴とする、請求
    項1に記載のインクジェット式プリンタのヘッド駆動装
    置。
  3. 【請求項3】 上記バイアス電源回路が、ロジック電源
    回路であることを特徴とする、請求項1または2の何れ
    かに記載のインクジェット式プリンタのヘッド駆動装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1から3の何れかに記載のヘッド
    駆動装置を有していることを特徴とするインクジェット
    式プリンタ。
  5. 【請求項5】 複数のノズルに対応してそれぞれ設けら
    れた圧電素子を、所定の印字タイミングで選択的にヘッ
    ド駆動回路からの駆動信号により駆動し、対応するノズ
    ルからインク滴を吐出させて記録を行なう、インクジェ
    ット式プリンタのヘッド駆動方法であって、 バイアス
    電源回路により、各圧電素子のグランド側の電極に所定
    のバイアス電圧を印加することを特徴とする、インクジ
    ェット式プリンタのヘッド駆動方法。
  6. 【請求項6】 上記バイアス電源回路から出力されるバ
    イアス電圧が、調整可能であることを特徴とする、請求
    項5に記載のインクジェット式プリンタのヘッド駆動方
    法。
  7. 【請求項7】 上記バイアス電源回路が、ロジック電源
    回路であることを特徴とする、請求項5または6の何れ
    かに記載のインクジェット式プリンタのヘッド駆動方
    法。
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